JPH066483A - マルチメディア端末装置 - Google Patents

マルチメディア端末装置

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JPH066483A
JPH066483A JP4187598A JP18759892A JPH066483A JP H066483 A JPH066483 A JP H066483A JP 4187598 A JP4187598 A JP 4187598A JP 18759892 A JP18759892 A JP 18759892A JP H066483 A JPH066483 A JP H066483A
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image
terminal device
unit
display
control unit
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JP4187598A
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English (en)
Inventor
Makoto Senda
誠 千田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作中のアプリケーションを中断することな
く、着信の応答が可能なマルチメディア端末装置を提供
する。 【構成】 制御部14が表示部8に画像を表示させて動
作中に相手端末装置から着信があった場合、制御部14
からの画像または相手端末装置から受信した画像のいず
れか一方をフル画面に他方をサブ画面に縮小して表示部
8に表示し、端末受信能力を音声のみにして受信可能に
して受信した後、相手端末装置からの画像を受信するか
否かを選択し、一時的に表示動作中の制御部14からの
画像を相手端末装置から受信した画像に切り換えて表示
後、通信終了時該表示動作中の制御部14からの画面に
再度切り換えて表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル回線を介し
て、画像及び音声の送受信を行なう電話器等のマルチメ
ディア端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアナログ回線による電話器の場
合、音声のみしか伝送できないと共に、データも低速で
しか伝送できなかった。
【0003】しかし、近年、通信技術や半導体技術或は
光技術等の進歩に伴い、ISDN(サービス総合デジタ
ル網)等のデジタル回線が整備され、大容量のデータを
高速で伝送することが可能になった。
【0004】特に、デジタル伝送の特徴としては、伝送
による品質低下がないと共に、同レベルの品質が保たれ
ること、及び伝送データのメディアの特性に応じた伝送
路を必要とせず、そのメディアの統合が図れること等が
あり、マルチメディア端末装置間の伝送が可能になっ
た。よって、近年、従来の音声のみしか伝送できない電
話器から、音声と画像とを同時に伝送できるマルチメデ
ィア端末装置としての電話器が出現している。
【0005】こうした状況の中、互いに異なるマルチメ
ディア端末装置間においても相互通信が可能になるよう
に、CCITT(国際電信電話諮問委員会)による国際
標準化が進められており、デジタル回線を用いたテレビ
電話システムや、テレビ会議システムなどのAV(Audi
o Visual)サービス用のサービス規定、プロトコル規
定、或はマルチメディア多重化フレーム構成規定等がC
CITT勧告(または草案)「H.320」、「H.2
42」、「H.221」等として発表されている。
【0006】前記「H.221」では、64Kbpsか
ら1920KbpsまでのAVサービスにおけるフレー
ム構成及び端末装置の能力の交換や、通信モードのFA
S(Fram Alignment Signal),BAS(Bit Allocatio
n Signal)の符号割当が定義されている。
【0007】また前記「H.242」では前記BASを
用いたAV端末装置間での能力交換及び通信モード切り
換え等のプロトコルが定義されている。
【0008】更に、前記「H.320」ではAVサービ
ス全般のシステムアスペクトが定義されている。
【0009】前記勧告(または草案)においては、エン
ドツーエンドの物理コネクションの設定及びインチャネ
ルでの前記FASによる同期確立後、インチャネルで前
記BASを用いた端末装置の能力の交換シーケンス等の
手順により端末装置間で画像、音声、データ等のマルチ
メディア通信を行なうための方法が規定されている。
【0010】但し、各端末装置において自己の端末装置
の能力を状況に応じて変化させたり、或は交換された能
力の範囲内でどの通信モードを用いるかは規定範囲外で
ある。
【0011】マルチメディア通信における各メディアの
情報転送速度は、音声情報については音声符号化方式を
指定することで決定され、データ情報については、その
使用の有無、使用する場合の転送速度を指定することに
より決定され、設定した通信路全体の情報転送速度か
ら、音声情報の転送速度とデータ情報の転送速度を引い
た残りが画像情報の転送速度になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のマルチメディア端末装置によれば、各端末装置間で
画像データを通信する場合は、通常、相手端末装置と接
続されたとき表示部の画面は、マルチメディア端末装置
用の操作画面の表示から受信した画像に切り換わり、そ
の後は通信終了か、または、操作者が意図的に画面を切
り換えない限り、受信画像を表示し続けてしまうので、
操作者が他のアプリケーションを起動している時に着信
があった場合にも、やはり受信した画像に切り換わって
しまい、通信中は前記動作を中断しなければならないと
いう問題点があった。
【0013】また、送信する場合においても、やはり前
記動作を一旦中断しなければならないという問題点があ
った。
【0014】更に、内容によっては音声のみで済ませる
ことでも、相手端末装置が画像を送信してきた場合に
は、やはり、その画像を受信して画面を切り換えざるを
得ないという問題点があった。
【0015】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その第1の目的とするところは、動作中のアプリケ
ーションを中断することなく着信の応答が可能なマルチ
メディア端末装置を提供することにある。
【0016】また、本発明の第2の目的とするところ
は、動作中のアプリケーションを中断することなく通信
することが可能なマルチメディア端末装置を提供するこ
とにある。
【0017】また、本発明の第3の目的とするところ
は、アプリケーション動作中に着呼があった場合、相手
端末装置によって通信方法を自動的に判断して応答する
ことが可能なマルチメディア端末装置を提供することに
ある。
【0018】また、本発明の第4の目的とするところ
は、動作中のアプリケーションを中断することなく通信
することが可能で、相手端末装置によって通信方法を自
動的に判断して応答することが可能なマルチメディア端
末装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述した第1の目的を達
成するため本発明の第1発明は、音声入出力部と画像入
出力部とデータ入出力部とを備えたマルチメディア端末
装置において、制御部が表示部に画像を表示させて動作
中に相手端末装置から着信があった場合に前記制御部か
らの画像または相手端末装置から受信した画像のいずれ
か一方をフル画面に他方をサブ画面に縮小して表示部に
表示させる画面切換手段と、端末受信能力を音声のみ受
信可能にして受信した後前記相手端末装置からの画像を
受信するか否かを選択する第1選択手段と、一時的に表
示動作中の前記制御部からの画像を前記相手端末装置か
ら受信した画像に切り換えて表示させた後通信終了時に
該表示動作中の前記制御部からの画像に再度切り換えて
表示部に表示する表示切換手段と、前記各手段のうちの
いずれの手段を実行するかを選択する第2選択手段とを
具備したことを特徴とするものである。
【0020】また上述した第2の目的を達成するため本
発明の第2発明は、音声入出力部と画像入出力部とデー
タ入出力部とを備えたマルチメディア端末装置におい
て、制御部が表示部に画像を表示させて動作中に相手端
末装置へ発信する場合に前記制御部からの画像または相
手端末装置から受信した画像のいずれか一方をフル画面
に他方をサブ画面に縮小して表示部に表示させる画面切
換手段と、端末受信能力を音声のみ受信可能にして音声
を受信した後前記相手端末装置からの画像を受信するか
否かを選択する第1選択手段と、一時的に表示動作中の
前記制御部からの画像を前記相手端末装置から受信した
画像に切り換えて表示させた後通信終了時に該表示動作
中の前記制御部からの画像に再度切り換え表示する表示
切換手段と、前記各手段のうちのいずれの手段を実行す
るかを選択する第2選択手段とを具備したことを特徴と
するものである。
【0021】また上述した第3の目的を達成するため本
発明の第3発明は、音声入出力部と画像入出力部とデー
タ入出力部とを備えたマルチメディア端末装置におい
て、制御部が表示部に画像を表示させて動作中に相手端
末装置から着信があった場合に前記制御部からの画像ま
たは相手端末装置から受信した画像のいずれか一方をフ
ル画面に他方をサブ画面に縮小して表示部に表示させる
画面切換手段と、端末受信能力を音声のみ受信可能にし
て受信した後前記相手端末装置からの画像を受信するか
否かを選択する第1選択手段と、一時的に表示動作中の
前記制御部からの画像を前記相手端末装置から受信した
画像に切り換えて表示させた後通信終了時に該表示動作
中の前記制御部からの画像に再度切り換えて表示する表
示切換手段と、前記各手段のうちのいずれの手段を実行
するかを選択する第2選択手段と、前記各手段に対して
着信する相手端末装置ごとにいずれの手段で応答するか
を選択して登録する登録手段と、前記相手端末装置から
の着信時に前記登録手段により選択された手段での応答
を実行する実行手段とを具備したことを特徴とするもの
である。
【0022】更に、上述した第4の目的を達成するため
本発明の第4発明は、音声入出力部と画像入出力部とデ
ータ入出力部とを備えたマルチメディア端末装置におい
て、制御部が表示部に画像を表示させて動作中に相手端
末装置へ発信する場合に前記制御部からの画像または相
手端末装置から受信した画像のいずれか一方をフル画面
に他方をサブ画面に縮小して表示部に表示させる画面切
換手段と、端末受信能力を音声のみ受信可能にして受信
した後前記相手端末装置からの画像を受信するか否かを
選択する第1選択手段と、一時的に表示動作中の前記制
御部からの画像を前記相手端末装置から受信した画像に
切り換えて表示させた後通信終了時に該表示動作中の前
記制御部からの画像に再度切り換えて表示する表示切換
手段と、前記各手段のうちのいずれの手段を実行するか
を選択する第2選択手段と、前記各手段に対して発信す
る相手端末装置ごとにいずれの手段で通信するかを選択
して登録する登録手段と、前記相手端末装置への発信時
に前記登録手段により選択された手段での通信を実行す
る実行手段とを具備したことを特徴とするものである。
【0023】
【作用】本発明の第1発明に係るマルチメディア端末装
置は、各手段のうちのいずれかの手段を実行するかを選
択して、制御部が表示部に画像を表示させて動作中に相
手端末から着信があった場合、前記制御部からの画像ま
たは相手端末装置から受信した画像のいずれか一方をフ
ル画面に他方をサブ画面に縮小表示させ、また端末受信
能力を音声のみ受信可能にして音声を受信した後、相手
端末装置からの画像を受信するか否かを選択し、また一
時的に表示動作中の前記制御部からの画像を前記相手端
末装置から受信した画像に切り換えて表示させた後、通
信終了時に該表示動作中の前記制御部からの画像に再度
切り換えて表示する。
【0024】また、本発明の第2発明に係るマルチメデ
ィア端末装置は、各手段のうちのいずれかの手段を実行
するかを選択して、制御部が表示部に画像を表示させて
動作中に相手端末へ発信する場合、前記制御部からの画
像または相手端末装置から受信した画像のいずれか一方
をフル画面に他方をサブ画面に縮小表示させ、また端末
受信能力を音声のみ受信可能にして音声を受信した後、
相手端末装置からの画像を受信するか否かを選択し、ま
た一時的に表示動作中の前記制御部からの画像を前記相
手端末装置から受信した画像に切り換えて表示させた
後、通信終了時に該表示動作中の前記制御部からの画像
に再度切り換えて表示する。
【0025】また、本発明の第3発明に係るマルチメデ
ィア端末装置は、相手端末装置からの着信時に、予め選
択して登録された手段での応答を実行するもので、制御
部が表示部に画像を表示させて動作中に相手端末から着
信があった場合、前記制御部からの画像または相手端末
装置から受信した画像のいずれか一方をフル画面に他方
をサブ画面に縮小表示させ、また端末受信能力を音声の
み受信可能にして音声を受信した後、相手端末装置から
の画像を受信するか否かを選択し、また一時的に表示動
作中の前記制御部からの画像を前記相手端末装置から受
信した画像に切り換えて表示させた後、通信終了時に該
表示動作中の前記制御部からの画像に再度切り換えて表
示する。
【0026】更に、本発明の第4発明に係るマルチメデ
ィア端末装置は、相手端末装置への発信時に、予め選択
して登録された手段での通信を実行するもので、制御部
が表示部に画像を表示させて動作中に相手端末へ発信す
る場合、前記制御部からの画像または相手端末装置から
受信した画像のいずれか一方をフル画面に他方をサブ画
面に縮小表示させ、また端末受信能力を音声のみ受信可
能にして音声を受信した後、相手端末装置からの画像を
受信するか否かを選択し、また、一時的に表示動作中の
前記制御部からの画像を前記相手端末装置から受信した
画像に切り換えて表示させた後、通信終了時に該表示動
作中の前記制御部からの画像に再度切り換えて表示す
る。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0028】[第1実施例]図1は本発明の第1実施例
に係るマルチメディア端末装置のブロック構成図であ
る。同図において、1は音声入/出力手段の1つである
ハンドセット、2は音声入力手段の1つであるマイク、
3は音声出力手段の1つであるスピーカ、4は音声イン
ターフェース(I/F)部で、後述するシステム制御部
14の指示により、音声入/出力手段としてのハンドセ
ット1、マイク2、スピーカ3を切り換える機能、音声
レベル調整のための利得調整機能、ハンドセット1がオ
ンフック状態かオフフック状態かを検出するオン/オフ
フック検出機能、音声入/出力手段としてマイク2とス
ピーカ3を使用した時にエコーを消去するためのエコー
キャンセル機能、及びダイヤルトーン、呼出トーン、ビ
ジートーン、着信トーン等のトーン生成機能をもってい
る。
【0029】5は音声符号化部5aと音声復号化部5b
とからなる音声符号化/復号化部で、後述するシステム
制御部14の指示により、64kbpsPCM(A−l
aw),64kbpsPCM(μ−law),7kHz
オーディオ(SB−ADPCM),32kbpsADP
CM,16kbps(例えば、APC−AB)8kbp
s等の音声符号化/復号化アルゴリズムに従って、送信
音声信号をA/D変換して符号化する機能及び受信音声
信号をD/A変換して復号化する機能をもっている。
【0030】6は画像入力手段の1つであり、自画像等
を入力するためのカメラ、7は画像入力手段の1つであ
り、絵や図面等を入力するための書画カメラ、8はカメ
ラ6または書画カメラ7からの入力画像、相手からの受
信画像及び後述するシステム制御部14からの画像等を
表示する表示部、9は画像入力部9aと画像出力部9b
とからなるビデオインターフェース部で、後述するシス
テム制御部14の指示により、画像入力手段としてのカ
メラ6、書画カメラ7を切り換える機能、上述した各画
像の表示切り換え並びに表示分割機能、及び各画像入出
力部の画像信号と電気的/物理的に整合をとるための信
号変換機能をもっている。
【0031】10は画像符号化部10aと画像復号化部
10bとからなる画像符号化/復号化部で、送信画像信
号をA/D変換して符号化する機能及び受信画像信号を
D/A変換して復号化する機能をもつもので、大容量の
画像の生データに、動き補償、駒落とし、フレーム間補
償並びに、DCT変換及びベクトル量子化変換等の種々
の手法によって帯域圧縮を行ない、小容量化してデジタ
ル回線で伝送可能にしている。
【0032】現在、ISDN(サービス総合デジタル
網)回線の基本インターフェースは64kbpsである
が、この伝送速度でも伝送可能な画像の符号化方式とし
てはCCITT勧告草案「H.261」がある。
【0033】11はデータ通信を行なうためのデータ端
末、12はデータインターフェース部(データ入出力
部)で、データ端末11及び後述するシステム制御部1
4からの送信データを後述する多重分離化部15へ通知
すると共に、受信データをデータ端末11または後述す
るシステム制御部14へ通知するものである。13は本
装置を制御するための制御情報を入力するために使用す
るキーボード、タッチパネルなどの操作部、14はシス
テム制御部で、CPU,ROM,RAM,補助記憶装
置、キャラクタジェネレータ、画像信号生成回路等を備
え、各部の状態を監視し本装置全体の制御、入力制御情
報、利用回線状態に応じた操作/表示画面の作成及びア
プリケーションプログラムの実行等を行なうものであ
る。
【0034】15は多重分離化部で、音声符号化/復号
化部5からの音声データ、画像符号化/復号化部10か
らの画像データ、データインターフェース部12からの
データ、システム制御部14からのBASを送信フレー
ム単位に多重化すると共に、受信フレームを構成単位の
各メディアに分離し各部に通知するものであり、CCI
TT勧告としては、「H.221」がある。
【0035】16はISDNユーザ網インターフェース
に従ってISDN回線27を制御する回線インターフェ
ース部である。17は画像合成部で、画像復号化部10
bからの受信画像信号とシステム制御部14からの画像
信号とを合成した画像を画像出力部9bへ伝送するもの
である。18は同期検知部で、画像復号化部10bから
の受信画像信号の同期を検知してシステム制御部14へ
通知するものである。この同期検知部18は、画像信号
の中の水平/垂直同期信号を監視し、この同期信号が発
生していれば同期とみなし、同期信号が発生していない
場合は、同期はずれとみなし、システム制御部14へそ
の旨を通知するものである。
【0036】画像復号化部10bでは、画像復号時、エ
ラーが発生した場合に、前記同期信号が乱れることで同
期検知部18が作動する。また画像復号化部10bが画
像復号時に多大な影響を与えるほどの復号不可能なエラ
ーが発生したときは同期はずれとみなし、画像復号化部
10bがこのエラーを同期検知部18に通知すること
で、上述と同様に同期はずれとみなし、システム制御部
14へその旨を通知する方法もある。
【0037】次に、端末能力のネゴシエーションや端末
能力の変更を行なう方法について述べる。まず、ISD
N回線で通信する場合、図2に示すように、アウトバン
ド信号即ちDチャネル(ch)を用いて発呼する。
【0038】図2に示すように、端末装置Aから端末装
置Bへの呼設定と、端末装置Bから端末装置Aへの応答
でBチャネル(ch)での通信が可能になる。
【0039】通信路としては、ほかにDch,H0,H
1などもあるがBchのみで説明し、以下は省略する。
【0040】次に、この通信可能となったBchlを用
いて勧告「H.242」に従い、図3に示すようにBc
hのインバンド信号手順(つまり、Bch内をデータ部
と制御部に割り付け、その制御部によって制御する)が
行なわれる。
【0041】この制御を、インチャネル制御というの
で、以後は、この名称を用いる。このインチャネル制御
を実行するに当たり、Bch内に制御ビットが必要にな
るので、そのフレーム構成が「H.221」で規定され
ている。
【0042】このフレーム構成を図4に示す。図4のマ
ルチフレーム構造は、Bch(64kbps)時のもの
である。
【0043】まず、マルチフレーム構造は、1オクテッ
ト/125μsecを基本として、図4(a)のよう
に、1フレーム=80オクテット、図4(b)のよう
に、1サブマルチフレーム=2フレーム、図4(c)の
ように、1マルチフレーム=8サブマルチフレームの構
造を有し、ビット方向には、8kbpsのサブチャネル
が#1から#8まで定義されている。
【0044】但し、#8サブチャネルだけは、転送レー
トが、6.4kbpsとなり、制御ビットとして、FA
SとBASの信号が挿入されている。
【0045】このFASとBASによりBchのインチ
ャネル制御が可能となる。
【0046】FASは、フレーム及びマルチフレーム同
期に使用されている。
【0047】BASは、サブチャネルなどの多重方法を
決定するのに必要な端末能力の情報の交換或は能力設定
に使用される。特に、BASは、データ通信中であって
もサブマルチフレーム(20msec)ごとに切り換え
は可能である。
【0048】次に、図3を用いて、インチャネル制御手
順を説明する。
【0049】まず、Bchが通信可能状態になると、端
末装置A,Bともに、FASを送信する。この時の端末
能力は、初期状態のモード0(オーディオとFAS,B
ASのみのモード)である。このFASは、相手端末装
置で探索され、「H.242」で規定されたフレーム同
期確立の条件が満たされると、図5に示すFAS内のビ
ット構成の中のAを“0”にして送信する。A=0を端
末装置が受信することで、相手端末装置のフレーム同期
が確立したことが確認される。
【0050】もし、この時点で、お互いが通信可能であ
れば、データの通信が開始される。能力変更が必要な場
合は、同様に、BASを用いてコマンドとして端末能力
を送信し、相手端末装置がその能力を設定完了後、デー
タの通信を開始する。
【0051】データの通信は送受信で独立しており、フ
レーム同期の確立も端末能力の設定も別々に行なわれ
る。よって、片方向だけ同期はずれが発生したり、送受
信でデータの種別が異なる場合もある。
【0052】データの通信が完了して呼を切断するとき
には、まず切断する側の端末装置(図4では端末装置
A)がBASを用いてモード0にする。
【0053】これにより、Bchのインチャネル制御は
初期状態に戻る。
【0054】次に、図2に示すように、Dchのアウト
バンド手順で切断と解放が行なわれて、総ての通信が完
了する。
【0055】図5は、FAS内のビット構成を示してい
る。
【0056】図5(a)のAビットは、フレーム同期は
ずれの表示である。Eビットは、CRC誤りが発生した
か否かの表示である。C1,C2,C3,C4は、CRC4
のビットである。
【0057】図5(b)のN1からN5は、マルチフレ
ームの番号付け用である。
【0058】図5(b),(c)のR1からR4は、チ
ャネル番号である。
【0059】TEAは、端末装置アラームで、端末装置
内部の故障により入力信号を受け取ったり、これに反応
できない場合に“1”をセットする。
【0060】図6は、BAS内のビット構成を示してい
る。
【0061】図6(a)に示すように、上位3ビット
は、属性を表わし、残り5ビットで、その属性値を表わ
す。
【0062】図6(b)は、属性の内容を示している。
属性値は、例えば、転送レート値、コーデック種別、各
メディア特有のパラメータ値等が定義されている。
【0063】画像合成部17の内部構成を図7に示す。
【0064】まず、フル画面は第1スイッチ(SW)1
9により画像復号化部10bからの受信画像とシステム
制御部14からの画像のどちらかが選択されて第3スイ
ッチ(SW)25に転送される。
【0065】サブ画面は、第2スイッチ(SW)20に
より画像復号化部10bからの受信画像とシステム制御
部14からの画像のどちらかが選択され、画像縮小処理
部21に転送される。
【0066】第2スイッチ19により選択された画像は
画像縮小処理部21により、フル画面サイズをサブ画面
サイズに縮小処理されて第3スイッチ25に転送され
る。
【0067】制御部23は、第1スイッチ19と第2ス
イッチ20の切り換え制御を指示し、切換タイミング発
生部24に対してサブ画面のための切り換え位置を指定
する。
【0068】同期検知部22は、第1スイッチ19より
出力された画像から水平同期信号と垂直同期信号とを抽
出して切換タイミング発生部24に転送する。
【0069】切換タイミング発生部24は、同期検知部
22から転送された同期信号により上記指定された切り
換え位置のタイミング信号を発生して第3スイッチ25
を切り換える。
【0070】第3スイッチ25は、第1スイッチ19か
らのフル画面の画像と、第2スイッチ20からのサブ画
面の画像とを切り換えることで、フル画面にサブ画面を
嵌め込み合成することが可能となる。
【0071】また、画像の合成方法としては、フル画面
の画像データと、サブ画面の画像データを同一の画像メ
モリに書き込むことで合成する方法がある。
【0072】次に、本発明の動作を図8〜図12のフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0073】まず、図8において、ステップ801で発
着呼があるか否かを判別し、なければ有るまでこのステ
ップ801を繰り返して実行する。そして、発信時には
マルチメディア端末装置による通信か電話による通信か
を選択し、着信時にはステップ802へ進んでマルチメ
ディア端末による通信か電話による通信かを呼制御情報
から判別する。
【0074】電話による通信の場合には、ステップ80
3に進んで電話通信を行なう。ここでの電話通信時は、
画像合成部17においてシステム制御部14からの画像
のみを入力し、表示部8へシステム制御部14が作成し
た電話用の画像が表示される。
【0075】例としては、発呼時は、テンキー、電話帳
の番号一覧表、及びキー入力された電話番号等が表示さ
れ、着呼時は、もし相手がわかる場合には、相手の電話
番号等が表示され、通話中には、通話時間等が表示され
る。
【0076】ハンドセット1、マイク2、スピーカ3、
音声インターフェース部4及び音声符号化/復号化部5
からなる音声部は、起動状態になり呼が切断されるまで
維持される。
【0077】そして次のステップ804で通信が終了し
たか否かを判別し、終了しなければ終了するまでこのス
テップ804を実行する。通信が終了すれば、ステップ
805に進んで、回線を切断して本処理動作を終了す
る。
【0078】次にマルチメディア端末装置による通信の
場合には、ステップ806に進んでシステム制御部14
が動作中で表示部8にシステム制御部14からの画像を
表示させているか否かを判別する。
【0079】マルチメディア端末装置用の画面内容の例
としては、発呼時は、通信に使用する伝達能力の設定や
上述した電話の場合と同様にテンキー、端末装置の番号
帳及びキー入力された端末装置番号等が表示され、着信
時は、相手端末装置の能力、伝送中の能力、及び相手端
末装置番号がわかる場合には、その端末装置番号等が表
示される。
【0080】また、上記のマルチメディア端末装置の通
信用操作以外のアプリケーション(例えば、表計算、数
値演算、ワードプロセッサ、DTP等)を起動中にシス
テム制御部14からの画像を表示していることもある。
【0081】前記ステップ806での判別の結果、シス
テム制御部14が動作中で上記画像を表示している場合
には、ステップ807に進み着呼及び発呼時に相手端末
装置との通信方法を操作者が操作部13からのキー入力
等により選択する。
【0082】次に選択された通信方法に基づいて以下の
動作に入る。
【0083】まず、図9のステップ901で相手端末装
置からの受信画像を表示するか否かを判別する。
【0084】相手端末装置からの画像を表示しない場合
には、図10のステップ1001に進んで自端末装置の
受信能力を音声のみとして相手端末装置にBAS情報と
して通知した後、ステップ1002で音声のみの通信を
行ない、画像合成部17はそのままシステム制御部14
からの画像のみを入力し、このシステム制御部14から
の画像を表示部8に表示したままとする。この場合に
は、システム制御部14の動作は継続される。
【0085】また、図9のステップ901で相手端末装
置の画像を表示する場合には、ステップ902に進んで
自端末装置の受信能力を音声と画像とで相手端末装置に
通知して画像と音声の通信を行なうが、画像合成部17
は相手端末装置の画像を表示部8へ表示するために以下
の動作に入る。
【0086】まず、図9のステップ903で相手端末装
置から受信した画像とシステム制御部14からの画像を
同時に表示するか相手端末装置から受信した画像のみを
表示するかを判別する。
【0087】同時表示する場合には、図11のルーチン
を実行し、画像合成部17は相手端末装置から受信した
画像とシステム制御部14からの画像の2系統の画像を
入力する。
【0088】更に、画像合成部17は入力したこの2系
統の画像に対し、フル画面とサブ画面の割り付け或は画
面分割等を行なって合成する必要がある。
【0089】そこで、まず、図11のステップ1101
で画像を縮小表示するか否かを判別し、縮小表示しなけ
ればステップ1102に進んでフル画面に受信した画像
を表示した後、ステップ1103に進んでシステム制御
部14の画像をサブ画面のサイズに縮小してサブ画面と
してフル画面の受信した画像と合成して表示部8に表示
した後、前記図9のステップ906に移る。
【0090】また、前記図11のステップ1101で縮
小表示すれば、ステップ1104に進んで、フル画面に
システム制御部14からの画像を表示した後、ステップ
1105に進んで、受信した画像をサブ画面のサイズに
縮小してサブ画面としてフル画面のシステム制御部14
からの画像と合成されて表示部8に表示した後、前記図
9のステップ906に移る。
【0091】画面分割では必要に応じてサイズ変換して
合成する。
【0092】システム制御部14は上記の状態において
は、現在継続中の動作をそのまま続行可能となる。一
方、前記図9のステップ903で両画像を同時表示せず
に相手端末装置から受信した画像のみを表示する場合に
は、次のステップ904でシステム制御部14の現在継
続中の動作を一時中断し、システム制御部14からの画
像を表示せず、次のステップ905で画像合成部17は
相手端末装置から受信した画像のみを入力して画面に表
示する。
【0093】このようにして通信が開始された後、次の
ステップ906で動作状態の変更が有るか否かを判別
し、変更が有れば前記ステップ903に戻り、なければ
次のステップ907に進んで受信能力の変更が有るか否
かを判別する。変更が有れば、前記ステップ901に戻
り、なければ次のステップ908に進んで呼切断された
か否かを判別する。呼切断されなければ前記ステップ9
06に戻り、呼切断されれば、図12のルーチンを実行
する。即ち、図12のステップ1201で回線を切断
後、次のステップ1202でシステム制御部14の動作
が復帰したか否かを判別し、復帰しなければ本処理動作
を終了し、復帰すれば次のステップ1203に進んで、
表示画面をシステム制御部14からの画像に切り換える
と共に、システム制御部14において中断していた動作
があれば復帰させることで、通信中に一時中断していた
動作を再開した後本処理動作を終了する。
【0094】このように通信開始後にも、通信するメデ
ィア種別の変更をしたい場合には(例えば、音声のみの
通信から画像を追加したい場合)、変更された受信能力
を再度相手端末装置に送信して通信を行なうものであ
る。
【0095】また、画像の合成方法などの表示状態の変
更も、発生時点で随時変更可能である。
【0096】[第2実施例]次に本発明の第2実施例を
図13〜図16に基づき説明する。図13は本実施例に
係るマルチメディア端末装置のブロック構成図であり、
同図において上述した第1実施例の図1と同一部分には
同一符号を付してある。
【0097】本実施例において、上述した第1実施例と
異なる点は、操作者が、事前に、他のアプリケーション
が動作中の発/着信時の通信方法を操作部13から登録
することができるようにしたことであり、そのために、
その登録情報を蓄積するための蓄積部(登録手段)26
がシステム制御部14に設けられている。
【0098】この蓄積部26に蓄積される登録情報を図
14に示す。この図14の場合は、回線番号と、その回
線番号との通信時の通信方法が登録されている。
【0099】この図14を基に具体的に説明すると、例
えば、回線番号“001”に発/着信があった場合に
は、もし、他のアプリケーションが動作中であれば、音
声のみの通信に制限される。
【0100】しかし、通信中の変更は許可されるので、
その後に画像を追加変更することは可能である。
【0101】また、他のアプリケーションが動作中でな
ければ、上記制限はなく、画像と音声とを共に通信する
ことは可能である。
【0102】なお、図13において、その他の構成は上
述した第1実施例と同一であるから、図面に同一符号を
付して、その説明を省略する。
【0103】次に本実施例の動作を図15及び図16を
用いて説明する。
【0104】まず、図15中、ステップ1501〜15
06は上述した第1実施例における図8のステップ80
1〜806とそれぞれ同一であるからその説明を省略す
る。
【0105】図15のステップ1506でシステム制御
部14が動作中で、表示部8にシステム制御部14から
の画像を表示している場合には、次のステップ1507
に進んで、図14に示す登録情報の中から、対象となる
回線番号を検索する。そして、次のステップ1508
で、回線番号が有るか否かを判別する。上記回線番号が
なければ、ステップ1510に進んで、デフォルトの登
録情報を解読してデフォルトで登録されている通信手段
を選択(図14の場合、音声のみなので、音声のみで通
信を開始する。)した後、図16のステップ1601に
進む。
【0106】また、前記図15のステップ1508で回
線番号が有れば、次のステップ1509に進んで、その
回線番号の登録情報を解読して、その通信手段が選択さ
れた後、前記図16のステップ1601に移る。
【0107】なお、この図16において、ステップ16
01〜ステップ1608は、上述した第1実施例におけ
る図9のステップ901〜ステップ908とそれぞれ同
一であるから、その説明を省略する。
【0108】
【発明の効果】以上の如く、本発明の第1及び第2発明
のマルチメディア通信装置によれば、他のアプリケーシ
ョンを動作中他の端末装置からの受信あるいは、他の端
末装置への送信を行なう際に、音声のみの通信やメイン
画面とサブ画面による画像表示により、通信中に他のア
プリケーションの動作を継続することができるので、通
信中であっても、マルチメディア端末装置の他の機能を
動作させることができ、従って、動作に無駄がなくな
り、時間の短縮が図れるという効果がある。
【0109】また、通信中に他のアプリケーションの動
作を一時中断しても、通信終了と共に復帰させることが
できるので、マン・マシン・インターフェースの利便性
が向上するという効果がある。
【0110】また、本発明の第3及び第4発明のマルチ
メディア通信装置によれば、上述した第1及び第2発明
と同様に、動作に無駄がなくなり、時間の短縮が図れ
る。
【0111】更に、事前に登録しておき、その登録に従
い自動的に上記のような着信を行なうことができると共
に、相手に合わせて必要のないデータの通信を避けて通
信することができるので、通信の効率と経済性が向上す
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るマルチメディア端末
装置のブロック構成図である。
【図2】同装置におけるDチャネルでの通信制御手順を
示す図である。
【図3】同装置におけるBチャネルでの通信制御手順を
示す図である。
【図4】「H.221」で規定されたフレーム構成を示
す図である。
【図5】FAS内のビット構成を示す図である。
【図6】BAS内のビット構成を示す図である。
【図7】図1に示す装置における画像合成部の内部構成
図である。
【図8】同装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】同装置の動作を示すフローチャートである。
【図10】同装置の動作を示すフローチャートである。
【図11】同装置の動作を示すフローチャートである。
【図12】同装置の動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第2実施例に係るマルチメディア端
末装置のブロック構成図である。
【図14】同装置における通信方法の登録情報を示す図
である。
【図15】同装置の動作を示すフローチャートである。
【図16】同装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ハンドセット(音声入出力部) 2 マイク(音声入力部) 3 スピーカ(音声出力部) 4 音声I/F部(音声入出力部) 8 表示部(表示手段) 9 画像入出力部 9a 画像入力部 9b 画像出力部 11 データ端末(データ入出力部) 12 データI/F部(データ入出力部) 14 システム制御部(第1、第2選択手段、画面切換
手段、表示切換手段、実行手段) 26 蓄積部(登録手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声入出力部と画像入出力部とデータ入
    出力部とを備えたマルチメディア端末装置において、制
    御部が表示部に画像を表示させて動作中に相手端末装置
    から着信があった場合に前記制御部からの画像または相
    手端末装置から受信した画像のいずれか一方をフル画面
    に他方をサブ画面に縮小して表示部に表示させる画面切
    換手段と、端末受信能力を音声のみ受信可能にして受信
    した後前記相手端末装置からの画像を受信するか否かを
    選択する第1選択手段と、一時的に表示動作中の前記制
    御部からの画像を前記相手端末装置から受信した画像に
    切り換えて表示させた後通信終了時に該表示動作中の前
    記制御部からの画像に再度切り換えて表示部に表示する
    表示切換手段と、前記各手段のうちのいずれの手段を実
    行するかを選択する第2選択手段とを具備したことを特
    徴とするマルチメディア端末装置。
  2. 【請求項2】 音声入出力部と画像入出力部とデータ入
    出力部とを備えたマルチメディア端末装置において、制
    御部が表示部に画像を表示させて動作中に相手端末装置
    へ発信する場合に前記制御部からの画像または相手端末
    装置から受信した画像のいずれか一方をフル画面に他方
    をサブ画面に縮小して表示部に表示させる画面切換手段
    と、端末受信能力を音声のみ受信可能にして音声を受信
    した後前記相手端末装置からの画像を受信するか否かを
    選択する第1選択手段と、一時的に表示動作中の前記制
    御部からの画像を前記相手端末装置から受信した画像に
    切り換えて表示させた後通信終了時に該表示動作中の前
    記制御部からの画像に再度切り換え表示する表示切換手
    段と、前記各手段のうちのいずれの手段を実行するかを
    選択する第2選択手段とを具備したことを特徴とするマ
    ルチメディア端末装置。
  3. 【請求項3】 音声入出力部と画像入出力部とデータ入
    出力部とを備えたマルチメディア端末装置において、制
    御部が表示部に画像を表示させて動作中に相手端末装置
    から着信があった場合に前記制御部からの画像または相
    手端末装置から受信した画像のいずれか一方をフル画面
    に他方をサブ画面に縮小して表示部に表示させる画面切
    換手段と、端末受信能力を音声のみ受信可能にして受信
    した後前記相手端末装置からの画像を受信するか否かを
    選択する第1選択手段と、一時的に表示動作中の前記制
    御部からの画像を前記相手端末装置から受信した画像に
    切り換えて表示させた後通信終了時に該表示動作中の前
    記制御部からの画像に再度切り換えて表示する表示切換
    手段と、前記各手段のうちのいずれの手段を実行するか
    を選択する第2選択手段と、前記各手段に対して着信す
    る相手端末装置ごとにいずれの手段で応答するかを選択
    して登録する登録手段と、前記相手端末装置からの着信
    時に前記登録手段により選択された手段での応答を実行
    する実行手段とを具備したことを特徴とする請求項1記
    載のマルチメディア端末装置。
  4. 【請求項4】 音声入出力部と画像入出力部とデータ入
    出力部とを備えたマルチメディア端末装置において、制
    御部が表示部に画像を表示させて動作中に相手端末装置
    へ発信する場合に前記制御部からの画像または相手端末
    装置から受信した画像のいずれか一方をフル画面に他方
    をサブ画面に縮小して表示部に表示させる画面切換手段
    と、端末受信能力を音声のみ受信可能にして受信した後
    前記相手端末装置からの画像を受信するか否かを選択す
    る第1選択手段と、一時的に表示動作中の前記制御部か
    らの画像を前記相手端末装置から受信した画像に切り換
    えて表示させた後通信終了時に該表示動作中の前記制御
    部からの画像に再度切り換えて表示する表示切換手段
    と、前記各手段のうちのいずれの手段を実行するかを選
    択する第2選択手段と、前記各手段に対して発信する相
    手端末装置ごとにいずれの手段で通信するかを選択して
    登録する登録手段と、前記相手端末装置への発信時に前
    記登録手段により選択された手段での通信を実行する実
    行手段とを具備したことを特徴とするマルチメディア端
    末装置。
JP4187598A 1992-06-22 1992-06-22 マルチメディア端末装置 Pending JPH066483A (ja)

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JP4187598A JPH066483A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 マルチメディア端末装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009290902A (ja) * 2009-09-07 2009-12-10 Kyocera Corp 携帯型テレビ電話装置
US7903138B2 (en) 1997-09-05 2011-03-08 Nikon Corporation Information processing device, information processing method, and recording media

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US7903138B2 (en) 1997-09-05 2011-03-08 Nikon Corporation Information processing device, information processing method, and recording media
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