JPH07203071A - マルチメディア通信装置 - Google Patents

マルチメディア通信装置

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JPH07203071A
JPH07203071A JP5351691A JP35169193A JPH07203071A JP H07203071 A JPH07203071 A JP H07203071A JP 5351691 A JP5351691 A JP 5351691A JP 35169193 A JP35169193 A JP 35169193A JP H07203071 A JPH07203071 A JP H07203071A
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JP5351691A
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Masatoshi Otani
正寿 大谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動画像情報を同時に取り扱うための蓄積容量
の増大を抑制しつつ、テレビ電話における留守番応答メ
ッセージを通常の電話の留守番応答メッセージと同等に
機能させることができるようにしたマルチメディア通信
装置を提供する。 【構成】 システム制御部15により予め応答メッセー
ジ用の映像情報が静止画として1フレーム分作成され、
通信開始後は、システム制御部15により、同一フレー
ムを相手装置に連続して送信するように制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声情報・画像情報・
データ等のマルチメディア情報を多重化して相互通信す
ることが可能な、テレビ電話装置・テレビ会議システム
等のAV(Audio Visual)通信装置を代表
とするマルチメディア通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ISDN(サービス総合デジタル
網)回線による通信サービスの実用化が開始され、この
様なデジタル回線を用いたテレビ電話装置・テレビ会議
システム等のAVサービスが注目されている。AVサー
ビス用のサービス規定、プロトコル規定、マルチメディ
ア多重化フレーム構造及び動画像情報の符号化方式等
が、CCITT(国際電信電話諮問委員会)勧告「H.
320」、「H.242」、「H.221」、「H.2
30」、「H.261」等として規定されている。
「H.221」では、64kbps〜1920kbps
チャネル上でのAVサービスにおけるフレーム構造が規
定されている。
【0003】図4は64kbpsx1チャネル上での
「H.221」のフレーム構造を示すものであり、横軸
の1〜8の数字はビット番号、縦軸の1〜80の数字は
オクテット番号であり、80オクテットで1フレームを
構成する。同図におけるFAS(フレーム同期信号)に
より、フレーム同期・マルチフレーム同期の制御、通信
品質の監視機能及び警報情報通知等の制御を行なう。
【0004】図5は、上記FASの1マルチフレーム=
8サブマルチフレーム(1サブマルチフレーム=2フレ
ーム)間でのビットアサインを示す図である。また、B
AS(ビットレート割当信号)により端末の能力、実際
のフレーム内の各メディアごとのビットレート割当の指
定及びその他各種の制御と通知を行なう。図5に示す様
に、BASは偶数フレームにて伝送され、奇数フレーム
では対応する誤り訂正ビットが伝送される。
【0005】「H.242」ではAV端末間でのインチ
ャネルでのBASを用いた能力情報交換シーケンス・モ
ード切換シーケンス等の通信手順が規定されている。
「H.320」ではAVサービス全般のシステムアスペ
クトが規定されている。「H.230」ではAVサービ
スに必要な機能に対する付加情報として、伝送フレーム
同期或は緊急の応答を必要とする各種の制御と通知につ
いて規定している。「H.261」ではpx64kbp
s(p=1〜30)の速度における動画像情報の符号化
/復号化方式が規定されている。
【0006】上記勧告に従って、画像、音声、データ
(画像、音声以外の全てのユーザ情報)等のマルチメデ
ィア通信を行なう際の基本的なシーケンスを図6に示
す。まず通信を開始したいマルチメディア通信装置(以
下発信側装置と云う)よりの起動により、アウトチャネ
ル呼制御が起動され相手側装置に着信が通知される。I
SDN回線の場合はDチャネル(ch)による呼設定シ
ーケンスが起動される。
【0007】着信側装置では、まず、ステップ601に
て着信がテレビ電話の呼か否かを判断する。ISDN回
線ではDch呼制御上のsetupメッセージ中のBC
(伝達能力)情報要素及びHLC(高位レイヤ整合性)
情報要素・LLC(低位レイヤ整合性)情報要素等によ
り電話呼かテレビ電話呼かあるいは全く別の呼かを判断
する。
【0008】テレビ電話呼と考えられる場合は、ステッ
プ602に進みDch呼設定を行なう。次いで、ステッ
プ603に進んで、設定されたコネクション上(ISD
NではBch,Hch等に相当する)にてFAS探索・
検出及びAビット=0の送出・検出によってフレーム同
期確立を行なう。該同期確立後、ステップ604にて能
力BAS送信・受信検出による能力情報交換シーケンス
によって相手装置の能力を判断する。次いで、ステップ
605にて第1コネクション上でのマルチメディア多重
化割当を決定して、BASコマンド送信・受信によるモ
ード切換シーケンスを行ないマルチメディア多重化通信
を開始する。
【0009】実際にはこのケースでは、追加コネクショ
ン確立を継続して行う場合等は音声情報通信のみを行な
うケースが多い。例えば音声56kbps・H261画
像OFFのモードにて通信を開始する。その後、ステッ
プ606に進み、追加コネクション能力が自装置側・相
手装置側共にあると判断された場合、ステップ607に
進み追加コネクションの確立を行なう。その後、ステッ
プ608にて追加コネクションのFAS探索・検出及び
Aビットを利用してフレーム同期・マルチフレーム同期
及び第1チャネルとの同期確立処理を行なった後、前記
ステップ606に戻り再び更に追加コネクションの必要
があるか否かを判断する。
【0010】追加コネクションの必要がなくなれば、ス
テップ609にて全チャネル利用に適した動作モードを
決定しBASコマンドの送信・受信によるモード切換シ
ーケンスを行ない、例えば「H.261」映像送信オン
(ON)・音声符号化も両端末間にて最適な符号化に変
更して、マルチメディア多重通信を行なった後、本処理
動作を終了する。但し、前記ステップ609にて行なう
BASコマンドによるモード切換シーケンスは、追加コ
ネクション毎の同期確立ステップ608の実行後、直ち
に毎回行なってもよい。
【0011】テレビ電話装置・テレビ会議システムにお
いて通常の電話の音声情報のみの応答メッセージ及び留
守録(留守番記録)モードの音声情報のみの応答メッセ
ージとは異なり、映像情報を含んだ音声情報の応答メッ
セージを送信しようとする場合、伝送路中の多重化した
形で音声情報・映像情報を送信するが、どの様多重化に
なるかは実際に接続された相手装置との間の能力情報交
換シーケンス後でないと判断できない。また、「H.2
61」の映像符号化がフレーム間予測符号化を用いてい
るため、単純に符号化された音声情報・映像情報を応答
メッセージとして記録しておくだけでは、いつも利用で
きるとは限らない。単純な方法としてVTR(ビデオテ
ープレコーダ)等のアナログ映像・音声蓄積メディアを
利用して応答メッセージを送信する方法や、HD(ハー
ドディスク)・MOD(光磁気ディスク)等のデジタル
記憶メディア上に単純にデジタル化された音声情報・映
像情報を応答メッセージとして利用する方法が可能であ
る。また、音声情報に関しては単純に符号化蓄積して、
応答メッセージとして送信する場合は、復号化後に再び
符号化して送信する方法はアナログ電話でも一部行われ
ている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例ではVTR等のアナログ蓄積メディアを利用するケ
ースでは後で再生する際は、複数の応答メッセージのダ
イナミックな選択がすぐには行えず、しかも装置自体が
大型化し且つ高価になってしまうという問題点があっ
た。
【0013】また、HD等のデジタル蓄積メディアを利
用する場合は、動画情報を蓄積するので非常に膨大な蓄
積容量を必要とするという問題点があった。更に単純な
動画像符号化情報の蓄積では、送信しても相手装置上の
復号表示がうまく機能しないという問題点があった。
【0014】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、動画情報を同時に取り扱うための蓄積容
量の増大を抑制しつつ、テレビ電話における留守番応答
メッセージを通常の電話の留守番応答メッセージと同等
に機能させることができるようにしたマルチメディア通
信装置を提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、回線を介して受信される音声情報及び映像情
報を含む多重化マルチメディア情報を所定のメディア情
報毎に分離する分離化手段と、応答用の映像情報を所定
フレーム分記憶する記憶手段と、前記多重化マルチメデ
ィア情報の着信後、前記応答用の映像情報を送信側装置
の通信能力に応じて所定の方法で送信する送信手段とを
有することを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明のマルチメディア通信装置では、分離化
手段で回線を介して受信される音声情報および映像情報
を含む多重化マルチメディア情報を所定のメディア情報
毎に分離し、記憶手段で応答用の映像情報を所定のフレ
ーム分記憶し、送信手段で、多重化マルチメディア情報
の着信後、応答用映像情報を送信側装置の通信能力に応
じて所定の方法で送信する。従って、送信側装置におけ
る最も良好な通信形態で送信をすることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図3に基づき
説明する。
【0018】〔第1実施例〕図1は、本発明の第1実施
例に係るマルチメディア通信装置の構成を示すブロック
図である。同図において、1は音声入/出力手段の一つ
であるハンドセット、2は音声入力手段の一つであるマ
イク、3は音声出力手段の一つであるスピーカ、4は音
声インタフェース(I/F)部で、後述するシステム制
御部15の指示により、音声入/出力手段としてのハン
ドセット1、マイク2、スピーカ3を切り換える機能、
ハンドセット1がオンフック状態またはオフフック状態
のいずれにあるかを検出するオン/オフフック検出機
能、音声入/出力手段としてマイク2とスピーカ3を使
用した時にエコーを消去するためのエコーキャンセル機
能、ダイヤルトーン、呼出音、ビジートーン、着信音等
のトーン生成機能を持っている。 5は、音声符号化/
復号化部で、後述するシステム制御部15の指示によ
り、64kbps PCM(A−law)、64kbp
s PCM(μ−law)、64kbps/56kbp
s/48kbps SB−ADPCM、32kbps
ADPCM、LD−CELP、16kbps、8kbp
s等の音声信号(情報)符号化/復号化アルゴリズムに
従って、送信音声信号(情報)をA/D変換して符号化
する機能及び受信音声信号をD/A変換して復号化する
機能をもっている。
【0019】6はVTR(ビデオテープレコーダ)等の
音声・映像入出力部、7は映像入力手段の一つであり、
自画像等を入力するためのカメラ、8は画像入力手段の
一つであり、絵や図面等を入力するための書画カメラ、
9はカメラ7または書画カメラ8からの入力画像、相手
からの受信画像及び操作画面等を表示する表示部、10
はビデオインタフェース(I/F)部で、後述するシス
テム制御部15の指示により、画像入力手段としてのカ
メラ7及び書画カメラ8を切り換える機能、入力画像と
受信画像と操作画面の表示切り換え及びそれらを表示部
9上で分割表示するための画像信号合成処理機能を持っ
ている。
【0020】11はビデオ(映像)符号化/復号化部
(画像コーデック部)で、CCITT勧告「H.26
1」に従って送信映像信号(情報)をA/D変換して符
号化する機能及び受信映像信号(情報)をD/A変換し
て復号化する機能を持っている。12はデータの送受信
を行なうデータ端末、13はデータインタフェース部
で、データ端末12及びシステム制御部15からの送信
データを多重化/分離化部16へ通知すると共に、受信
データをデータ端末12またはシステム制御部15へ通
知するものである。
【0021】14は本装置全体を制御するための制御情
報を入力するために使用するキーボード等の操作部、1
5はシステム制御部で、CPU、ROM、RAM及び補
助記憶装置等を備え、各部の状態を監視して本装置全体
の制御、入力制御情報・利用回線状態等により各メディ
アへの割当伝送速度を計算し且つ最終的なモードの判断
・制御、状態に応じた操作/表示画面の作成及びマンマ
シンインタフェース等のアプリケーションプログラムの
実行等を行なうものである。
【0022】16は多重化/分離化部で、CCITT勧
告「H.221」に従って音声符号化/復号化部5から
の音声信号、ビデオ符号化/復号化部10からの映像信
号、データインタフェース部13からのデータ、システ
ム制御部15からのデータ及びCCITT勧告「H.2
21」,「H.242」等の制御情報を送信フレーム単
位に多重化すると共に、受信フレームを構成単位の各メ
ディアに分離して、音声符号化/復号化部5、ビデオ符
号化/復号化部11、データインタフェース部13、シ
ステム制御部15等に通知するものである。17はIS
DNユーザ・網インタフェースに従って回線19を制御
する回線インタフェース部である。18は各種制御情報
を記憶する記憶部である。
【0023】図2は、本実施例に係るマルチメディア通
信装置の音声情報・映像情報のアナログ入出力部から多
重化/分離化部までの間の流れを示すブロック図であ
る。同図中、101は本装置へ入力するアナログ音声信
号と本装置から出力するアナログ音声信号とを制御する
アナログ音声インタフェース(I/F)部、102は入
力アナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する第1
A/D変換部、103は第1A/D変換部102により
デジタル化された音声信号を符号化する音声符号化部、
104は後述する音声復号化部105により復号化され
たデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する第1
D/A変換部、105は受信符号化音声信号を復号化す
る音声復号化部、106は本装置へ入力するアナログ映
像信号と本装置から出力するアナログ映像信号とを制御
するアナログ映像インタフェース(I/F)部、107
は入力アナログ映像信号をデジタル映像信号に変換する
第2A/D変換部、108は第2A/D変換部107に
よりデジタル化された映像信号を符号化するビデオ符号
化部、109は後述するビデオ復号化部110により復
号化されたデジタル映像信号をアナログ映像信号に変換
する第2D/A変換部、110は受信符号化映像信号を
復号化するビデオ復号化部である。
【0024】111は図1のシステム制御部15の指示
により音声符号化部103からの音声符号化信号及びビ
デオ符号化部108からの映像符号化信号を多重化して
図1の回線インタフェース部17へ送信する多重化部、
112は図1の回線インタフェース部17からの受信信
号を分離して、音声信号は音声復号化部105、映像信
号はビデオ復号化部110へ転送する分離化部、113
は光磁気ディスク/HD(ハードディスク)等よりなり
且つ映像・音声信号のデジタル記憶が可能なデジタル記
録部、114はVTR等のアナログI/Fにより音声・
映像信号を同期して入力可能で、逆にアナログI/Fに
て出力されてきた音声・映像信号を同期をとって記憶す
ることが可能なアナログ記憶部、115は各種デジタル
映像信号を合成・編集するデジタルビデオ処理部であ
る。116は第2A/D変換部107からの出力及びビ
デオ符号化部108への出力を制御するためにデジタル
ビデオ処理部115が制御する第1フレームメモリ、1
17はビデオ復号化部115が制御する第2フレームメ
モリである。
【0025】以下、上記構成のマルチメディア通信装置
の動作を図3のフローチャートに基づき詳述する。
【0026】まず、テレビ電話着信がなされた時ステッ
プS301にて、現在留録モードであるか否かを判断
し、留守録モードでなければ何もせずに本処理動作を終
了する。また、留守録モードであればステップS302
に進み自動的に着信を受け付け、第1コネクションの確
立・インチャネル上でのフレーム同期確立・BASによ
る能力情報交換シーケンス・BASによるモード切り換
えを行う。次にステップS303に進んで追加コネクシ
ョン設定の要求があるか否かを判断し、要求があればス
テップS304に進み追加コネクションの確立・フレー
ム同期確立・マルチフレーム同期確立・第1コネクショ
ンとの同期確立を行なった後、ステップS305に進
む。また、前記ステップS303において追加コネクシ
ョン設定の要求がなければ前記ステップS304をスキ
ップしてステップS305に進む。
【0027】このステップS305では、前記ステップ
S302における能力情報交換シーケンスにてJPEG
静止画伝送能力が共にあるか否かを判別し、能力がなけ
ればステップS306に進んで能力に応じた音声符号化
モード・「H.261」映像符号化モード(CIF/Q
CIF等)のモード選択を行い、相手に応じた応答メッ
セージを選択する。次にステップS307に進んで映像
コーデックは「H.261」コーデックを選択し、コー
デックのモード設定を行う。次いでステップS308に
進み音声応答メッセージを選択した符号化モードに応じ
て、図2の音声復号化部105→音声符号化部103の
パス設定または直接音声符号化部105へのパス設定を
行う。
【0028】次にステップS309に進んで選択された
図2のビデオ符号化部108へのデジタル映像信号入力
制御を行うデジタルビデオ処理部115へ同一フレーム
を連続して出力するように指示すると共に、ビデオ符号
化部108への入力ビデオの第1フレームメモリ116
へ、選択された応答映像フレームメッセージを転送して
セットする。パスはこの固定された第1フレームメモリ
116→ビデオ符号化部108との固定接続となる。次
にステップS310に進み音声応答メッセージ送信終了
を監視する。送信終了が検知されたなら、ステップS3
12に進んで通常の受信パスを設定し、受信メッセージ
の記録処理を行なった後、本処理動作を終了する。
【0029】一方、前記ステップS305においてJP
EG静止画伝送能力があると判断された場合は、ステッ
プS313に進み、能力に応じた音声符号化モード・L
SD/HSDによるJPEG静止画モード選択を行い、
BASコマンド送信して送信モードを通知する。この時
「H.261」はオフ(OFF)とする。同時に相手に
応じた応答メッセージを選択する。次にステップS31
4に進み映像コーデックとしてJPEGコーデックを選
択し、各種モード設定を行った後、前記ステップS30
8に戻り、「H.261」による送信時と同様のパス設
定を行う。
【0030】〔その他の実施例〕尚、上述した実施例で
は、同一フレーム連続送信時のJPEG静止画伝送時と
「H.261」伝送時とで同じフレームを利用する場合
について述べたが、これに限られるものではなく、別々
に用意しても構わない。また、受信側では静止映像を受
信するため、映像情報と音声情報の同期化はさほど重要
ではないので、応答メッセージとしての音声情報と映像
情報は全く独立していても問題はない。更に、1フレー
ムだけしか送信しないように限定する必要はなく、10
数秒単位或は数10秒単位にて送信フレームを変更して
もよい。
【0031】以上説明したように、本発明の請求項1の
マルチメディア通信装置によれば、留守番モード時の応
答メッセージを1映像フレーム分だけ蓄積しておくだけ
で、実際の接続時のマルチメディア多重化状態により映
像伝送に割当可能な伝送レートが変化しても同一フレー
ム「H.261」の符号化部へ連続して送信するだけで
よく、大幅に少ない蓄積容量にて応答メッセージの作成
が可能となり且つ複数の応答メッセージ単位に1フレー
ム分の映像情報を複数用意しても、ダイナミックなアク
セス・再生が簡単に行なえる。また、この時受信側のマ
ルチメディア通信装置での受信映像表示部においては、
送信側にて同一フレームを連続的に符号化しいるため、
基本的には、CIF/QCIFの解像度の範囲内で非常
に鮮明な受信映像表示が、通常の通信と同様に単に
「H.261」のコーデックで通常受信を行なうだけで
可能となる。従って、スーパーインポーズ文字にて、留
守録中である旨の表示等を行なったフレームを連続送信
することも有効になる。
【0032】また、例えば、JPEG静止画通信能力が
あれば、上述した請求項1のマルチメディア通信装置に
おける応答メッセージの映像フレームと同一のものを用
いて、JPEGでの解像度の範囲内で、より鮮明な受信
映像を受信することが可能となる。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のマルチ
メディア通信装置によれば、記憶手段に記憶した応答用
の映像情報を送信側装置の通信能力に応じて所定の方法
で送信するから、送信側装置における最も良好な通信形
態で送信をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るマルチメディア通信装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例に係るマルチメディア通信装置の音声
情報・映像情報のアナログ入出力部から多重化/分離化
部までの間の流れを示すブロック図である。
【図3】同実施例に係るマルチメディア通信装置の動作
を示すフローチャートである。
【図4】CCITT勧告「H.221」に示されるフレ
ーム構成図である。
【図5】CCITT勧告「H.221」に示されるFA
S・BASのマルチフレーム内でのビット割当図であ
る。
【図6】従来のCCITT「Hシリーズ勧告」準拠のテ
レビ電話装置・テレビ会議システムにおける基本的な接
続シーケンスを示すフローチャートである。
【符号の説明】
5 音声符号化/復号化部(音声符号化/復号化手段) 11 ビデオ符号化/復号化部(映像符号化/復号化手
段) 15 システム制御部(留守録制御手段、記録制御手
段、静止画作成手段、第1、第2送信制御手段、判別手
段) 16 多重化/分離化部(多重化/分離化手段) 18 記憶部(記録部) 106 アナログ記憶部(記録部) 111 多重化部(多重化手段) 112 分離化部(分離化手段) 113 デジタル記憶部(記録部)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/32 D 7/14

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線を介して受信される音声情報及び映
    像情報を含む多重化マルチメディア情報を所定のメディ
    ア情報毎に分離する分離化手段と、応答用の映像情報を
    所定フレーム分記憶する記憶手段と、前記多重化マルチ
    メディア情報の着信後、前記応答用の映像情報を送信側
    装置の通信能力に応じて所定の方法で送信する送信手段
    とを有することを特徴とするマルチメディア通信装置。
JP5351691A 1993-12-29 1993-12-29 マルチメディア通信装置 Pending JPH07203071A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5351691A JPH07203071A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 マルチメディア通信装置
DE69432246T DE69432246D1 (de) 1993-12-29 1994-12-28 Kommunikationsgerät für Multimediainformationen
EP94309843A EP0661880B1 (en) 1993-12-29 1994-12-28 Communications apparatus for multimedia information
US08/982,027 US6400693B2 (en) 1993-12-29 1997-12-01 Communications apparatus for multimedia information

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20000045128A (ko) * 1998-12-30 2000-07-15 김영환 단문,음성,영상 서비스가 가능한 코드분할다중접속 방식의통신 단말기
US6842507B2 (en) 2001-11-08 2005-01-11 Nec Corporation Simple structured portable phone with video answerphone message function and portable phone system including the same

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