JP3340491B2 - 画像管理方法 - Google Patents
画像管理方法Info
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- JP3340491B2 JP3340491B2 JP02044993A JP2044993A JP3340491B2 JP 3340491 B2 JP3340491 B2 JP 3340491B2 JP 02044993 A JP02044993 A JP 02044993A JP 2044993 A JP2044993 A JP 2044993A JP 3340491 B2 JP3340491 B2 JP 3340491B2
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Description
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に係
り、詳しくは、ファクシミリ装置における画像データ記
憶・編集技術に適用することができ、特に、面倒で煩わ
しい作業を行うことなく定型原稿の画像データを用いた
原稿送信の通信時間の短縮化及び通信料金の低減化を図
ることができるファクシミリ装置における画像管理方法
に関する。
り、詳しくは、ファクシミリ装置における画像データ記
憶・編集技術に適用することができ、特に、面倒で煩わ
しい作業を行うことなく定型原稿の画像データを用いた
原稿送信の通信時間の短縮化及び通信料金の低減化を図
ることができるファクシミリ装置における画像管理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置については、例
えば、特開平1−254067号公報で報告されたもの
があり、ここでは、送信用の書式を格納するメモリと、
所定事項を書式の所定位置に合成する合成手段とを設け
て構成することにより、装置全体を安価にでき、かつ定
型書式の画像品質の劣化を防止できるという利点を有す
る。
えば、特開平1−254067号公報で報告されたもの
があり、ここでは、送信用の書式を格納するメモリと、
所定事項を書式の所定位置に合成する合成手段とを設け
て構成することにより、装置全体を安価にでき、かつ定
型書式の画像品質の劣化を防止できるという利点を有す
る。
【0003】また、例えば特開平1−289361号公
報で報告されたファクシミリ装置では、ファクシミリ装
置に書込みデータ記憶手段と、定型画像記憶手段と、テ
ーブル手段と、発信手段とを設けて構成することによ
り、OMR(Optical Mark Reader)シートを用いること
なく、このOMRシートの画像をファクシミリ装置内部
で作成して発信できるという利点を有する。
報で報告されたファクシミリ装置では、ファクシミリ装
置に書込みデータ記憶手段と、定型画像記憶手段と、テ
ーブル手段と、発信手段とを設けて構成することによ
り、OMR(Optical Mark Reader)シートを用いること
なく、このOMRシートの画像をファクシミリ装置内部
で作成して発信できるという利点を有する。
【0004】さて、この種の従来のファクシミリ装置で
は、画データ記憶・編集は定型原稿の画像データを予め
メモリに記憶しておき、指定された送信原稿の画像とメ
モリに記憶されている定型原稿の画像とを合成して送信
する方法や受信した原稿の画像と予めメモリに記憶して
ある定型原稿の画像とを合成して記録する方法等が知ら
れている。
は、画データ記憶・編集は定型原稿の画像データを予め
メモリに記憶しておき、指定された送信原稿の画像とメ
モリに記憶されている定型原稿の画像とを合成して送信
する方法や受信した原稿の画像と予めメモリに記憶して
ある定型原稿の画像とを合成して記録する方法等が知ら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来のファクシミリ装置では、送信側から通常
原稿を送信し、受信側で受信原稿の画像と定型原稿の画
像とを合成して記録する場合、定型原稿の画像のフォー
マットが変更されると、送信者は受信者に変更された定
型原稿の画像のフォーマットを予め送信して受信側に記
憶して貰う面倒な作業を行わなければならないうえ、新
設されたFAXや定型原稿の画像データを記憶していな
いFAXに対しても同様の面倒な作業を行わなければな
らない等、取り扱いが面倒で煩わしさがあった。
たような従来のファクシミリ装置では、送信側から通常
原稿を送信し、受信側で受信原稿の画像と定型原稿の画
像とを合成して記録する場合、定型原稿の画像のフォー
マットが変更されると、送信者は受信者に変更された定
型原稿の画像のフォーマットを予め送信して受信側に記
憶して貰う面倒な作業を行わなければならないうえ、新
設されたFAXや定型原稿の画像データを記憶していな
いFAXに対しても同様の面倒な作業を行わなければな
らない等、取り扱いが面倒で煩わしさがあった。
【0006】また、定型原稿の画像データを有していな
いFAXに対しては、送信側で定型原稿の画像と送信原
稿の画像とを合成して送信する場合は、受信側で定型原
稿である画像と受信原稿の画像とを合成して記録する時
に比べ、通信料金及び送信時間が掛かるという欠点があ
った。そこで本発明は、面倒で煩わしい作業を行うこと
なく定型原稿である画像を用いた原稿送信の通信時間の
短縮化及び通信料金の低減化を図ることができるファク
シミリ装置における画像管理方法を提供することを目的
としている。
いFAXに対しては、送信側で定型原稿の画像と送信原
稿の画像とを合成して送信する場合は、受信側で定型原
稿である画像と受信原稿の画像とを合成して記録する時
に比べ、通信料金及び送信時間が掛かるという欠点があ
った。そこで本発明は、面倒で煩わしい作業を行うこと
なく定型原稿である画像を用いた原稿送信の通信時間の
短縮化及び通信料金の低減化を図ることができるファク
シミリ装置における画像管理方法を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
送信端末で予め作成され、識別情報を付加された定型原
稿の画像データを受信端末に送信して、前記画像データ
を各端末間で管理する画像管理方法において、前記画像
データと前記画像データを受信する少なくとも1以上の
受信端末の端末番号とを関連付けて送信端末の定型原稿
画像メモリに記憶する第1の記憶ステップと、前記画像
データを受信する受信端末が前記画像データを前記受信
端末の定型原稿画像メモリに記憶しているか否かの確認
を前記識別情報を送信することによって行う確認ステッ
プと、前記確認ステップによって、前記受信端末が前記
画像データを前記受信端末の定型原稿画像メモリに記憶
していないことが確認されたときに、前記受信端末に前
記画像データを送信し、前記画像データを前記受信端末
の定型原稿画像メモリに記憶させる第2の記憶ステップ
とを備えたことを特徴とするものである。
送信端末で予め作成され、識別情報を付加された定型原
稿の画像データを受信端末に送信して、前記画像データ
を各端末間で管理する画像管理方法において、前記画像
データと前記画像データを受信する少なくとも1以上の
受信端末の端末番号とを関連付けて送信端末の定型原稿
画像メモリに記憶する第1の記憶ステップと、前記画像
データを受信する受信端末が前記画像データを前記受信
端末の定型原稿画像メモリに記憶しているか否かの確認
を前記識別情報を送信することによって行う確認ステッ
プと、前記確認ステップによって、前記受信端末が前記
画像データを前記受信端末の定型原稿画像メモリに記憶
していないことが確認されたときに、前記受信端末に前
記画像データを送信し、前記画像データを前記受信端末
の定型原稿画像メモリに記憶させる第2の記憶ステップ
とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【作用】従来では、前述の如く、定型原稿の画像のフォ
ーマットが変更されると、送信者は受信者に変更された
定型原稿の画像のフォーマットを予め送信して受信機に
記憶して貰う面倒な作業を行わなければならないうえ、
通信料金及び送信時間が掛かるという欠点があった。そ
こで本発明では、送信端末において、オペレーション等
により指定された画像の識別情報に基づいて定型原稿の
画像データを定型原稿画像メモリに記憶し、定型原稿の
画像データを送信時する時、画像の識別情報に対応した
定型原稿の画像データを定型原稿画像メモリより読み出
して送信することができる。また、送信端末において、
オペレーション等により画像合成送信を指定する時、通
常原稿と指定された画像の識別情報の定型原稿の画像デ
ータと送信原稿の画像データとを合成して送信すること
ができる。なお、上記定型原稿の画像データの送信は、
通信開始時のネゴシエーション(機能確認)で受信端末
に該当する定型原稿の画像データが記憶されていない場
合のみ行われる。このため、頻繁に使用する原稿を定型
原稿の画像データとして定型原稿画像メモリに記憶する
ことができるので、画質の劣化を生じさせることなく毎
回原稿を読み込む手間をなくすことができる他、読み込
む原稿のデータ量を少なくすることができるので、メモ
リの消費量を少なくすることができる。しかも、定型原
稿の画像データは一度受信端末に登録すれば、以後定型
原稿の画像データを送信しないで済ませることができる
ため、面倒で煩わしい作業を行うことなく定型原稿の画
像を用いた原稿送信の通信時間の大幅な短縮化及び通信
料金の大幅な低減化を図ることができる。また、画像の
識別情報を送信する先の1または複数の受信端末を識別
する情報と前記画像の識別情報とを関連付けて送信端末
の定型原稿画像メモリに記憶するステップを備えるた
め、複数の端末で同一フォーマットの定型原稿を使用す
ることができる。
ーマットが変更されると、送信者は受信者に変更された
定型原稿の画像のフォーマットを予め送信して受信機に
記憶して貰う面倒な作業を行わなければならないうえ、
通信料金及び送信時間が掛かるという欠点があった。そ
こで本発明では、送信端末において、オペレーション等
により指定された画像の識別情報に基づいて定型原稿の
画像データを定型原稿画像メモリに記憶し、定型原稿の
画像データを送信時する時、画像の識別情報に対応した
定型原稿の画像データを定型原稿画像メモリより読み出
して送信することができる。また、送信端末において、
オペレーション等により画像合成送信を指定する時、通
常原稿と指定された画像の識別情報の定型原稿の画像デ
ータと送信原稿の画像データとを合成して送信すること
ができる。なお、上記定型原稿の画像データの送信は、
通信開始時のネゴシエーション(機能確認)で受信端末
に該当する定型原稿の画像データが記憶されていない場
合のみ行われる。このため、頻繁に使用する原稿を定型
原稿の画像データとして定型原稿画像メモリに記憶する
ことができるので、画質の劣化を生じさせることなく毎
回原稿を読み込む手間をなくすことができる他、読み込
む原稿のデータ量を少なくすることができるので、メモ
リの消費量を少なくすることができる。しかも、定型原
稿の画像データは一度受信端末に登録すれば、以後定型
原稿の画像データを送信しないで済ませることができる
ため、面倒で煩わしい作業を行うことなく定型原稿の画
像を用いた原稿送信の通信時間の大幅な短縮化及び通信
料金の大幅な低減化を図ることができる。また、画像の
識別情報を送信する先の1または複数の受信端末を識別
する情報と前記画像の識別情報とを関連付けて送信端末
の定型原稿画像メモリに記憶するステップを備えるた
め、複数の端末で同一フォーマットの定型原稿を使用す
ることができる。
【0012】
【0013】
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。なお、以下の説明で、送信側、および発端末
とは、送信端末のことであり、受信側、および着端末と
は、受信端末のことである。 また、以下の説明で、定型
原稿とは、原稿の送受信において、頻繁に使われる定型
的な画像のことである。図1は本発明の一実施例に則し
たファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。図
1において、1はこのファクシミリ装置全体の制御処理
を実行するためのシステム制御部であり、2はファクシ
ミリ装置を操作するための種々の操作キー及びLCDか
らなる操作表示部であり、3は原稿を所定の解像度で読
み取るスキャナであり、4は画像メモリ6及び定型原稿
画像メモリ7の画データを記録するためのプロッタであ
り、5は制御処理プログラムや種々のデータ及び固有情
報等を記憶するためのメモリである。ここでの画像メモ
リ6及び定型原稿画像メモリ7は、画データを符号化圧
縮及び元の画データに復号化するための符号化復号化部
8で符号化圧縮された画データを蓄積する。そして、9
はISDN(Integrated Services Digital Network)I
/F(インターフェース)部10を介して網との通信制御
を行う通信制御部である。なお、これらの各ブロックは
システムバス11に接続されており、各ブロック間のデー
タの遣り取りは主としてこのシステムバス11を介して行
われる。
説明する。なお、以下の説明で、送信側、および発端末
とは、送信端末のことであり、受信側、および着端末と
は、受信端末のことである。 また、以下の説明で、定型
原稿とは、原稿の送受信において、頻繁に使われる定型
的な画像のことである。図1は本発明の一実施例に則し
たファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。図
1において、1はこのファクシミリ装置全体の制御処理
を実行するためのシステム制御部であり、2はファクシ
ミリ装置を操作するための種々の操作キー及びLCDか
らなる操作表示部であり、3は原稿を所定の解像度で読
み取るスキャナであり、4は画像メモリ6及び定型原稿
画像メモリ7の画データを記録するためのプロッタであ
り、5は制御処理プログラムや種々のデータ及び固有情
報等を記憶するためのメモリである。ここでの画像メモ
リ6及び定型原稿画像メモリ7は、画データを符号化圧
縮及び元の画データに復号化するための符号化復号化部
8で符号化圧縮された画データを蓄積する。そして、9
はISDN(Integrated Services Digital Network)I
/F(インターフェース)部10を介して網との通信制御
を行う通信制御部である。なお、これらの各ブロックは
システムバス11に接続されており、各ブロック間のデー
タの遣り取りは主としてこのシステムバス11を介して行
われる。
【0015】次に、図2は本実施例で使用する呼設定/
呼切断フローの通信手順を示す図である。図2に示す如
く、まず発端末は、始めに呼設定メッセージ"SETU
P"をISDNに送出して着端末との呼設定を要求し、
ISDNは、指定された着端末に呼設定メッセージ"S
ETUP"を送出して発呼し、ISDNは呼設定メッセ
ージ"SETUP"を受けると、呼設定状況を通知するた
めの呼設定受付メッセージ"CALL_PROC"を発端
末に送出する。次いで、着端末は、着信検出すると、呼
出メッセージ"CONN"をISDNに送出し、ISDN
は、応答メッセージ"CONN"を発端末に送出して着端
末が呼を受け付けたことを通知する。更に、ISDN
は、着端末に応答確認メッセージ"CONN ACK"を
送出して着端末の応答を確認し、この時点で、発端末と
着端末の間にデータ伝送のための情報チャネルが確立す
る。次いで、データ伝送が終了すると、発端末が切断メ
ッセージ"DISC"をISDNに送出して情報チャネル
の解放を要求し、ISDNが切断メッセージ"DISC"
を着端末に送出して情報チャネルの復旧を通知する。こ
れにより、着端末がチャネル切断完了を通知する解放メ
ッセージ"REL"をISDNに応答し、ISDNから発
端末に解放メッセージ"REL"が送出され、発端末は、
チャネル解放が完了すると、解放完了メッセージ"RE
L COMP"をISDNに送出して呼の解放を通知す
る。次いで、ISDNは解放完了メッセージ"REL
COMP"を着端末に送出して、情報チャネル及び呼の
解放が成立し、発着端末間に設定されていた情報チャネ
ルが完全に解放される。
呼切断フローの通信手順を示す図である。図2に示す如
く、まず発端末は、始めに呼設定メッセージ"SETU
P"をISDNに送出して着端末との呼設定を要求し、
ISDNは、指定された着端末に呼設定メッセージ"S
ETUP"を送出して発呼し、ISDNは呼設定メッセ
ージ"SETUP"を受けると、呼設定状況を通知するた
めの呼設定受付メッセージ"CALL_PROC"を発端
末に送出する。次いで、着端末は、着信検出すると、呼
出メッセージ"CONN"をISDNに送出し、ISDN
は、応答メッセージ"CONN"を発端末に送出して着端
末が呼を受け付けたことを通知する。更に、ISDN
は、着端末に応答確認メッセージ"CONN ACK"を
送出して着端末の応答を確認し、この時点で、発端末と
着端末の間にデータ伝送のための情報チャネルが確立す
る。次いで、データ伝送が終了すると、発端末が切断メ
ッセージ"DISC"をISDNに送出して情報チャネル
の解放を要求し、ISDNが切断メッセージ"DISC"
を着端末に送出して情報チャネルの復旧を通知する。こ
れにより、着端末がチャネル切断完了を通知する解放メ
ッセージ"REL"をISDNに応答し、ISDNから発
端末に解放メッセージ"REL"が送出され、発端末は、
チャネル解放が完了すると、解放完了メッセージ"RE
L COMP"をISDNに送出して呼の解放を通知す
る。次いで、ISDNは解放完了メッセージ"REL
COMP"を着端末に送出して、情報チャネル及び呼の
解放が成立し、発着端末間に設定されていた情報チャネ
ルが完全に解放される。
【0016】次に、本実施例を実現するために必要な
「呼設定メッセージ(SETUP)」及び「呼出しメッ
セージ(CONN)」の内容について図3を用いて説明
する。まず、各々のメッセージは、図3(a)に示す如
く、レイヤ3呼制御メッセージを規定するプロトコル仕
様(フォーマット、シーケンス等)を識別するためのプ
ロトコル識別子、そのメッセージはどの呼に関与するも
のであるかを識別する呼番号、各々のメッセージの内容
を識別するためのメッセージタイプ、各々のメッセージ
に必ず付加される必須情報要素、及び各々のメッセージ
に必要に応じて付加される付加情報要素からなる。
「呼設定メッセージ(SETUP)」及び「呼出しメッ
セージ(CONN)」の内容について図3を用いて説明
する。まず、各々のメッセージは、図3(a)に示す如
く、レイヤ3呼制御メッセージを規定するプロトコル仕
様(フォーマット、シーケンス等)を識別するためのプ
ロトコル識別子、そのメッセージはどの呼に関与するも
のであるかを識別する呼番号、各々のメッセージの内容
を識別するためのメッセージタイプ、各々のメッセージ
に必ず付加される必須情報要素、及び各々のメッセージ
に必要に応じて付加される付加情報要素からなる。
【0017】次いで、呼設定メッセージSETUPは、
図3(b)に示す如く、必須情報要素として「伝達能
力」を有し、付加情報要素として「呼番号」、「発サブ
番号」、「低位レイヤ整合性」、「ユーザ・ユーザ」等
の情報要素を有する他、呼出しメッセージCONNは、
付加情報要素として「ユーザ・ユーザ」情報要素を有す
る。
図3(b)に示す如く、必須情報要素として「伝達能
力」を有し、付加情報要素として「呼番号」、「発サブ
番号」、「低位レイヤ整合性」、「ユーザ・ユーザ」等
の情報要素を有する他、呼出しメッセージCONNは、
付加情報要素として「ユーザ・ユーザ」情報要素を有す
る。
【0018】本実施例では、付加情報要素の「ユーザ・
ユーザ」情報要素を用いて端末間の定型原稿である画像
(以下、定型原稿という。)の有無の確認(以下、ネゴ
シエーションという。)を行う。なお、このユーザ・ユ
ーザ情報は、網によって解釈されずに相手端末にトラン
スペアレントに伝送される情報である。次に、図4は定
型原稿を管理するために必要な定型原稿管理情報を示す
図である。各々の情報は、以下の目的のために用いられ
る。
ユーザ」情報要素を用いて端末間の定型原稿である画像
(以下、定型原稿という。)の有無の確認(以下、ネゴ
シエーションという。)を行う。なお、このユーザ・ユ
ーザ情報は、網によって解釈されずに相手端末にトラン
スペアレントに伝送される情報である。次に、図4は定
型原稿を管理するために必要な定型原稿管理情報を示す
図である。各々の情報は、以下の目的のために用いられ
る。
【0019】図4において、定型原稿番号は、定型原稿
の識別情報であって、オペレーションで指定された定型
原稿の識別のために用いられ、ページ数は、定型原稿番
号で指定される原稿の総ページ数の目的のために用いら
れ、ページ番号は、送信するページの番号の目的のため
に用いられる。この時、=1なら1ページ目に送信さ
れ、=3なら3ページ目に送信される。次いで、送信方
式は、通常原稿として送信するか、又は通常原稿と合成
して送信するかを指定する目的のために用いられ、定型
原稿画像メモリ位置は、該当原稿のデータが画像メモリ
のどの位置に格納されているかを示す目的のために用い
られ、定型原稿登録・更新端末番号は、定型原稿が更新
された時、同時に更新する受信端末の番号を登録する目
的のために用いられる。
の識別情報であって、オペレーションで指定された定型
原稿の識別のために用いられ、ページ数は、定型原稿番
号で指定される原稿の総ページ数の目的のために用いら
れ、ページ番号は、送信するページの番号の目的のため
に用いられる。この時、=1なら1ページ目に送信さ
れ、=3なら3ページ目に送信される。次いで、送信方
式は、通常原稿として送信するか、又は通常原稿と合成
して送信するかを指定する目的のために用いられ、定型
原稿画像メモリ位置は、該当原稿のデータが画像メモリ
のどの位置に格納されているかを示す目的のために用い
られ、定型原稿登録・更新端末番号は、定型原稿が更新
された時、同時に更新する受信端末の番号を登録する目
的のために用いられる。
【0020】次に、図5は定型原稿を入力してから定型
原稿画像メモリへ格納し、その定型原稿管理情報の設定
を行うオペレーションフローであって、識別情報を付加
された定型原稿の画像データ、および上記画像データを
受信する少なくとも1以上の受信端末の端末番号を関連
付けて送信端末の定型原稿画像メモリ7に記憶する第1
の記憶ステップの例のオペレーションフローを示すフロ
ーチャートである。本実施例でのオペレーションフロー
は、図1で示す操作表示部2のLCDガイダンスにより
行うが、ここでのガイダンスは、本発明に直接関係しな
いので省略する。
原稿画像メモリへ格納し、その定型原稿管理情報の設定
を行うオペレーションフローであって、識別情報を付加
された定型原稿の画像データ、および上記画像データを
受信する少なくとも1以上の受信端末の端末番号を関連
付けて送信端末の定型原稿画像メモリ7に記憶する第1
の記憶ステップの例のオペレーションフローを示すフロ
ーチャートである。本実施例でのオペレーションフロー
は、図1で示す操作表示部2のLCDガイダンスにより
行うが、ここでのガイダンスは、本発明に直接関係しな
いので省略する。
【0021】まず、定型原稿番号を操作表示部2より入
力して設定し(処理S1 )、ページ数カウンタをイニ
シャルし(処理S2 )、ページ番号を操作表示部2よ
り入力して設定した後(処理S3 )、送信方式を操作
表示部2より入力して設定する(処理S4 )。次い
で、スキャナ3より定型原稿を読み取って定型原稿画像
メモリ7に記憶し、定型原稿画像メモリ7位置を設定し
(処理S5 )、次の定型原稿が有る場合はページ数カ
ウンタに+1を加えて処理S3 に戻り、一方、次の定
型原稿がない場合はページ数カウンタに+1を加えない
でページ数カウンタをページ数へ設定する(処理S8
)。そして、定型原稿登録・更新番号を操作表示部2
より入力して設定した後(処理S9 )、定型原稿記憶
オペレーションを終了する。
力して設定し(処理S1 )、ページ数カウンタをイニ
シャルし(処理S2 )、ページ番号を操作表示部2よ
り入力して設定した後(処理S3 )、送信方式を操作
表示部2より入力して設定する(処理S4 )。次い
で、スキャナ3より定型原稿を読み取って定型原稿画像
メモリ7に記憶し、定型原稿画像メモリ7位置を設定し
(処理S5 )、次の定型原稿が有る場合はページ数カ
ウンタに+1を加えて処理S3 に戻り、一方、次の定
型原稿がない場合はページ数カウンタに+1を加えない
でページ数カウンタをページ数へ設定する(処理S8
)。そして、定型原稿登録・更新番号を操作表示部2
より入力して設定した後(処理S9 )、定型原稿記憶
オペレーションを終了する。
【0022】次に、図6,7は定型原稿の登録・更新処
理時の原稿送受信フローを示すフローチャートであり、
図6は定型原稿送信側の送信手順を示すフローチャート
であり、図7は定型原稿受信側の受信手順を示すフロー
チャートである。ここでは、本発明に関係のあるネゴシ
エーション部分を特に詳しく説明し、その他は通常のデ
ータ伝送手順を用いるため、簡略化する。
理時の原稿送受信フローを示すフローチャートであり、
図6は定型原稿送信側の送信手順を示すフローチャート
であり、図7は定型原稿受信側の受信手順を示すフロー
チャートである。ここでは、本発明に関係のあるネゴシ
エーション部分を特に詳しく説明し、その他は通常のデ
ータ伝送手順を用いるため、簡略化する。
【0023】まず、定型原稿送信フローを図6のフロー
チャートを用いて説明する。まず、定型原稿管理テーブ
ルからオペレーションで指定された定型原稿番号の情報
を読み込み(処理S11)、SETUPに定型原稿情報
を設定して送信する(処理S12)。次いで、CALL
PROC,CONNを受信し(処理S13)、ページ
数カウンタを設定した後(処理S14)、定型原稿画像
メモリ7位置が示す画像データをデータ伝送制御手順に
より送信する(処理S15)。次いで、ページ数カウン
タ−1=0である場合は切断手順を実行し(処理S1
6、S17)、一方、ページ数カウンタ−1=0でない
場合は切断手順を実行しないで処理S15に戻る。そし
て、切断手順実行後、次の登録端末が有る場合は処理S
11に戻り、一方、次の登録端末がない場合は定型原稿
の送信を終了する(処理S18)。
チャートを用いて説明する。まず、定型原稿管理テーブ
ルからオペレーションで指定された定型原稿番号の情報
を読み込み(処理S11)、SETUPに定型原稿情報
を設定して送信する(処理S12)。次いで、CALL
PROC,CONNを受信し(処理S13)、ページ
数カウンタを設定した後(処理S14)、定型原稿画像
メモリ7位置が示す画像データをデータ伝送制御手順に
より送信する(処理S15)。次いで、ページ数カウン
タ−1=0である場合は切断手順を実行し(処理S1
6、S17)、一方、ページ数カウンタ−1=0でない
場合は切断手順を実行しないで処理S15に戻る。そし
て、切断手順実行後、次の登録端末が有る場合は処理S
11に戻り、一方、次の登録端末がない場合は定型原稿
の送信を終了する(処理S18)。
【0024】次に、定型原稿受信フローを図7のフロー
チャートを用いて説明する。まず、SETUPを受信し
て内容を解析し(処理S21)、定型原稿の受信がある
場合は、SETUPの内容を定型原稿管理テーブルに設
定し(処理S22、S23)、一方、定型原稿の受信が
ない場合は、通常原稿の受信処理を行って切断手順を実
行し、受信を終了する(処理S22、S28、S2
9)。次いで、SETUP内容設定後、CONNを送信
し、CONN ACKを受信し(処理S24)、ページ
数カウンタを設定した後(処理S25)、画像データを
データ伝送制御手順により受信し、定型原稿画像メモリ
7に格納した後、定型原稿画像メモリ7位置を設定する
(処理S26)。そして、ページ数カウンタ−1=0で
ある場合は通常原稿の受信処理を行って切断手順を実行
した後(処理S27〜S29)、受信を終了し、一方、
ページ数カウンタ−1=0でない場合は通常原稿の受信
処理を行わないで処理S26に戻る。
チャートを用いて説明する。まず、SETUPを受信し
て内容を解析し(処理S21)、定型原稿の受信がある
場合は、SETUPの内容を定型原稿管理テーブルに設
定し(処理S22、S23)、一方、定型原稿の受信が
ない場合は、通常原稿の受信処理を行って切断手順を実
行し、受信を終了する(処理S22、S28、S2
9)。次いで、SETUP内容設定後、CONNを送信
し、CONN ACKを受信し(処理S24)、ページ
数カウンタを設定した後(処理S25)、画像データを
データ伝送制御手順により受信し、定型原稿画像メモリ
7に格納した後、定型原稿画像メモリ7位置を設定する
(処理S26)。そして、ページ数カウンタ−1=0で
ある場合は通常原稿の受信処理を行って切断手順を実行
した後(処理S27〜S29)、受信を終了し、一方、
ページ数カウンタ−1=0でない場合は通常原稿の受信
処理を行わないで処理S26に戻る。
【0025】図8乃至図11は、識別情報を付加された
画像データを受信する受信端末が識別情報を付加された
画像データを受信端末の定型原稿画像メモリ7に記憶し
ているか否かの確認のネゴシエーションを識別情報を送
信することによって行う確認ステップと、上記確認ステ
ップによって、受信端末が識別情報を付加された画像デ
ータを受信端末の定型原稿画像メモリ7に記憶していな
いことが確認されたと きに、受信端末に識別情報を付加
された画像データを送信し、識別情報を付加された画像
データを受信端末の定型原稿画像メモリ7に記憶させる
第2の記憶ステップとの例を概略的に説明する説明図で
ある。図8,9はユーザ・ユーザ情報の設定方法を示す
図であり、図8はSETUP送信時のユーザ・ユーザ情
報の設定方法を示す図、図9はCONN送出時のユーザ
・ユーザ情報の設定方法を示す図である。発信端末は、
呼設定メッセージSETUPのユーザ・ユーザ情報を設
定して送信し、着端末は、呼出しメッセージCONNの
ユーザ・ユーザ情報を設定して送信する。この動作によ
り発着端末間の定型原稿有無のネゴシエーションが行わ
れる。ここでの送信側(発呼側)での設定情報は、呼設
定メッセージSETUPのユーザ・ユーザ情報のoct
1に定型原稿情報通知コードを端末数分設定し、oct
2以降には、定型原稿管理情報に設定されている定型原
稿番号、定型原稿登録・更新の有無、ページ数とページ
数分のページ番号、送信方式及び同時に定型原稿を登録
・更新する端末の端末番号とを端末数分設定する。
画像データを受信する受信端末が識別情報を付加された
画像データを受信端末の定型原稿画像メモリ7に記憶し
ているか否かの確認のネゴシエーションを識別情報を送
信することによって行う確認ステップと、上記確認ステ
ップによって、受信端末が識別情報を付加された画像デ
ータを受信端末の定型原稿画像メモリ7に記憶していな
いことが確認されたと きに、受信端末に識別情報を付加
された画像データを送信し、識別情報を付加された画像
データを受信端末の定型原稿画像メモリ7に記憶させる
第2の記憶ステップとの例を概略的に説明する説明図で
ある。図8,9はユーザ・ユーザ情報の設定方法を示す
図であり、図8はSETUP送信時のユーザ・ユーザ情
報の設定方法を示す図、図9はCONN送出時のユーザ
・ユーザ情報の設定方法を示す図である。発信端末は、
呼設定メッセージSETUPのユーザ・ユーザ情報を設
定して送信し、着端末は、呼出しメッセージCONNの
ユーザ・ユーザ情報を設定して送信する。この動作によ
り発着端末間の定型原稿有無のネゴシエーションが行わ
れる。ここでの送信側(発呼側)での設定情報は、呼設
定メッセージSETUPのユーザ・ユーザ情報のoct
1に定型原稿情報通知コードを端末数分設定し、oct
2以降には、定型原稿管理情報に設定されている定型原
稿番号、定型原稿登録・更新の有無、ページ数とページ
数分のページ番号、送信方式及び同時に定型原稿を登録
・更新する端末の端末番号とを端末数分設定する。
【0026】受信側(着呼側)での設定情報は、呼出し
メッセージCONNのoct1に定型原稿情報通知コー
ドを、oct2以降には、自端末に登録してある定型原
稿番号の対応するビットをONして送信する。この動作
により、送信端末は受信端末がどの定型原稿を有してい
るのかを把握し、これから送信する定型原稿が既に受信
端末に登録されている場合には、定型原稿の送信を行わ
ずに通常原稿のみを送信する。そして、受信端末は、送
信側で指定された定型原稿情報の定型原稿登録・更新の
有無を調べ、登録が有る場合は無条件に指定された定型
原稿の記憶を行い、一方、登録がない場合は指定された
定型原稿番号を記憶して置き、これ以後に受信する通常
原稿に記憶してある定型原稿番号の情報が示す画像デー
タを合成して記録する。
メッセージCONNのoct1に定型原稿情報通知コー
ドを、oct2以降には、自端末に登録してある定型原
稿番号の対応するビットをONして送信する。この動作
により、送信端末は受信端末がどの定型原稿を有してい
るのかを把握し、これから送信する定型原稿が既に受信
端末に登録されている場合には、定型原稿の送信を行わ
ずに通常原稿のみを送信する。そして、受信端末は、送
信側で指定された定型原稿情報の定型原稿登録・更新の
有無を調べ、登録が有る場合は無条件に指定された定型
原稿の記憶を行い、一方、登録がない場合は指定された
定型原稿番号を記憶して置き、これ以後に受信する通常
原稿に記憶してある定型原稿番号の情報が示す画像デー
タを合成して記録する。
【0027】次に図10,11は定型原稿登録・更新有り/
なし時の通信フローを示す図であり、図10は、ネゴシエ
ーションの結果、定型原稿登録が必要である場合の通信
フローを示す図、図11は、ネゴシエーションの結果、定
型原稿登録が必要でない場合 の通信フローを示す図であ
る。図10に示す如く、一旦、定型原稿を受信端末に送信
して、該原稿を記憶させ、次いで通常原稿を送信した
後、受信端末が通常原稿と定型原稿を合成して記録す
る。一方、図11に示す如く、受信端末では、自端末に既
に登録済みの定型原稿情報の定型原稿を通常原稿に合成
して記録する。
なし時の通信フローを示す図であり、図10は、ネゴシエ
ーションの結果、定型原稿登録が必要である場合の通信
フローを示す図、図11は、ネゴシエーションの結果、定
型原稿登録が必要でない場合 の通信フローを示す図であ
る。図10に示す如く、一旦、定型原稿を受信端末に送信
して、該原稿を記憶させ、次いで通常原稿を送信した
後、受信端末が通常原稿と定型原稿を合成して記録す
る。一方、図11に示す如く、受信端末では、自端末に既
に登録済みの定型原稿情報の定型原稿を通常原稿に合成
して記録する。
【0028】このように本実施例では、送信側におい
て、オペレーションにより指定された定型原稿番号に従
って定型原稿の画像データを定型原稿画像メモリ7に記
憶し、定型原稿を送信する時、定型原稿番号に対応した
定型原稿の画像データを定型原稿画像メモリ7より読み
出して送信するように構成する他、送信側において、オ
ペレーションにより画像合成送信を指定する時、通常原
稿と指定された定型原稿番号の定型原稿の画像データと
送信原稿の画像データとを合成して送信するように構成
している。このため、頻繁に使用する原稿を定型原稿と
して定型原稿画像メモリ7に記憶することができるの
で、画質の劣化を生じさせることなく毎回原稿を読み込
む手間をなくすことができる他、読み込む原稿のデータ
量を少なくすることができるので、メモリの消費量を少
なくすることができる。しかも、定型原稿は一度受信端
末に登録すれば、以後定型原稿を送信しないで済ませる
ことができるため、面倒で煩わしい作業を行うことなく
定型原稿を用いた原稿送信の通信時間の大幅な短縮化及
び通信料金の大幅な低減化を図ることができる。
て、オペレーションにより指定された定型原稿番号に従
って定型原稿の画像データを定型原稿画像メモリ7に記
憶し、定型原稿を送信する時、定型原稿番号に対応した
定型原稿の画像データを定型原稿画像メモリ7より読み
出して送信するように構成する他、送信側において、オ
ペレーションにより画像合成送信を指定する時、通常原
稿と指定された定型原稿番号の定型原稿の画像データと
送信原稿の画像データとを合成して送信するように構成
している。このため、頻繁に使用する原稿を定型原稿と
して定型原稿画像メモリ7に記憶することができるの
で、画質の劣化を生じさせることなく毎回原稿を読み込
む手間をなくすことができる他、読み込む原稿のデータ
量を少なくすることができるので、メモリの消費量を少
なくすることができる。しかも、定型原稿は一度受信端
末に登録すれば、以後定型原稿を送信しないで済ませる
ことができるため、面倒で煩わしい作業を行うことなく
定型原稿を用いた原稿送信の通信時間の大幅な短縮化及
び通信料金の大幅な低減化を図ることができる。
【0029】また、本実施例では、受信側において、送
信側から送られた定型原稿の画像データを指定された定
型原稿番号に基づいて定型原稿画像メモリ7に記憶する
ように構成する他、受信側において、送信側から送られ
た定型原稿の画像データを一旦定型原稿画像メモリ7に
記憶し、これ以降に受信する受信原稿に画像合成を指定
する時、受信した通常原稿の画像データと指定された定
型原稿番号の定型原稿の画像データとを合成して記録す
るように構成している。このため、受信端末から自端末
が現在記憶している定型原稿を知らせることで、無駄な
原稿の受信を避けることができるので、メモリの消費量
を少なくすることができ、通信時間の大幅な短縮化及び
通信料金の大幅な低減化を図ることができる。
信側から送られた定型原稿の画像データを指定された定
型原稿番号に基づいて定型原稿画像メモリ7に記憶する
ように構成する他、受信側において、送信側から送られ
た定型原稿の画像データを一旦定型原稿画像メモリ7に
記憶し、これ以降に受信する受信原稿に画像合成を指定
する時、受信した通常原稿の画像データと指定された定
型原稿番号の定型原稿の画像データとを合成して記録す
るように構成している。このため、受信端末から自端末
が現在記憶している定型原稿を知らせることで、無駄な
原稿の受信を避けることができるので、メモリの消費量
を少なくすることができ、通信時間の大幅な短縮化及び
通信料金の大幅な低減化を図ることができる。
【0030】また、本実施例では、画像の識別情報を送
信する先の1または複数の受信端末を識別する情報と前
記画像の識別情報とを関連付けて送信端末の定型原稿画
像メモリに記憶するステップを備えるため、複数の端末
で同一フォーマットの定型原稿を使用することができ
る。
信する先の1または複数の受信端末を識別する情報と前
記画像の識別情報とを関連付けて送信端末の定型原稿画
像メモリに記憶するステップを備えるため、複数の端末
で同一フォーマットの定型原稿を使用することができ
る。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、面倒で煩わしい作業を
行うことなく定型原稿を用いた原稿送信の通信時間の短
縮化及び通信料金の低減化を図ることができるという効
果がある。
行うことなく定型原稿を用いた原稿送信の通信時間の短
縮化及び通信料金の低減化を図ることができるという効
果がある。
【図1】本発明の一実施例に則したファクシミリ装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に則した呼設定/呼切断フロ
ーの通信手順を示す図である。
ーの通信手順を示す図である。
【図3】本発明の一実施例に則した呼設定メッセージS
ETUPの内容を示す図である。
ETUPの内容を示す図である。
【図4】本発明の一実施例に則した定型原稿を管理する
ために必要な定型原稿管理情報を示す図である。
ために必要な定型原稿管理情報を示す図である。
【図5】本発明の一実施例に則した定型原稿記憶オペレ
ーションフローを示すフローチャートである。
ーションフローを示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例に則した定型原稿送信フロー
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施例に則した定型原稿受信フロー
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図8】本発明の一実施例に則したSETUP送出時の
ユーザ・ユーザ情報の設定方法を示す図である。
ユーザ・ユーザ情報の設定方法を示す図である。
【図9】本発明の一実施例に則したCONN送出時のユ
ーザ・ユーザ情報の設定方法を示す図である。
ーザ・ユーザ情報の設定方法を示す図である。
【図10】本発明の一実施例に則した定型原稿登録有り
時の通信フローを示す図である。
時の通信フローを示す図である。
【図11】本発明の一実施例に則した定型原稿登録なし
時の通信フローを示す図である。
時の通信フローを示す図である。
1 システム制御部 2 操作表示部 3 スキャナ 4 プロッタ 5 メモリ 6 画像メモリ 7 定型原稿画像メモリ 8 符号化復号化部 9 通信制御部 10 I/F部 11 システムバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/387
Claims (1)
- 【請求項1】送信端末で予め作成され、識別情報を付加
された定型原稿の画像データを受信端末に送信して、前
記画像データを各端末間で管理する画像管理方法におい
て、前記画像データと前記画像データを受信する少なく
とも1以上の受信端末の端末番号とを関連付けて送信端
末の定型原稿画像メモリに記憶する第1の記憶ステップ
と、前記画像データを受信する受信端末が前記画像デー
タを前記受信端末の定型原稿画像メモリに記憶している
か否かの確認を前記識別情報を送信することによって行
う確認ステップと、前記確認ステップによって、前記受
信端末が前記画像データを前記受信端末の定型原稿画像
メモリに記憶していないことが確認されたときに、前記
受信端末に前記画像データを送信し、前記画像データを
前記受信端末の定型原稿画像メモリに記憶させる第2の
記憶ステップとを備えたことを特徴とする画像管理方
法。 【0001】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02044993A JP3340491B2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 画像管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02044993A JP3340491B2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 画像管理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06237361A JPH06237361A (ja) | 1994-08-23 |
JP3340491B2 true JP3340491B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=12027380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02044993A Expired - Fee Related JP3340491B2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 画像管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3340491B2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-09 JP JP02044993A patent/JP3340491B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH06237361A (ja) | 1994-08-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |