JP2524757B2 - ファクシミリ伝送方式 - Google Patents

ファクシミリ伝送方式

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JP2524757B2 JP62145276A JP14527687A JP2524757B2 JP 2524757 B2 JP2524757 B2 JP 2524757B2 JP 62145276 A JP62145276 A JP 62145276A JP 14527687 A JP14527687 A JP 14527687A JP 2524757 B2 JP2524757 B2 JP 2524757B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、ファクシミリ伝送方式に関する。
[従来技術] 一般的に、ファクシミリ装置は、CCITT(国際電信電
話諮問委員会)の勧告に従った機能を備えている。例え
ば、グループ3装置は、勧告T.4により装置の標準が定
められており、勧告T.30により伝送制御手順の標準が定
められている。そして、これらの勧告に従う装置間での
データ伝送が保証されている。
ところが、データ伝送の機密保全の立場から考える
と、同一の規格を満たした装置により重要なデータが盗
まれる可能性があり、好ましくない状況を生じることが
ある。
例えば、伝送路として使用されている電話回線に盗聴
装置を接続して伝送信号を盗聴し、その伝送信号を送信
装置と同一規格のファクシミリ装置に与えると、伝送画
情報をその盗聴装置側のファクシミリ装置で再現するこ
とができる。
このようにして、従来では、ファクシミリ装置で機密
性の高い情報の伝送を行なうときに不都合を生じること
があった。
[目的] 本発明は、かかる従来技術の不都合を解消するために
なされたものであり、機密性の高い画情報を適切に伝送
できるファクシミリ伝送方式を提供することを目的とす
る。
[構成] 本発明は、画情報をCCITT勧告に準拠した標準符号化
テーブルに基づいて符号化圧縮するファクシミリ伝送方
式において、CCITT勧告に準拠した符号化テーブルの一
部を入れ替えた複数の非標準符号化テーブルと、上記複
数の非標準符号化テーブルのいずれか1つを用いて画情
報を符号化圧縮することをユーザが選択入力するための
非標準符号化選択手段と、送信時、相手端末より、上記
非標準符号化圧縮選択手段により選択された上記非標準
符号化テーブルを備えていることが通知されたときに
は、選択された上記非標準符号化テーブルを用いて符号
化圧縮した画情報を相手端末に送信する一方、相手端末
より、選択された上記非標準符号化テーブルを備えてい
ないことが通知されたときには画情報の送信を中止する
画情報伝送手段とを備えたものである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるファクシミリ装
置を示している。
同図において、システム制御部1はこのファクシミリ
装置全体を制御するものであり、スキャナ2は送信原稿
を所定の解像度で読み取るためのものであり、プロッタ
3は受信画像を所定の解像度で記録出力するためのもの
である。
操作表示部4はこのファクシミリ装置を操作するため
に必要な各種の操作キーおよび表示器からなるものであ
る。画像メモリ5は符号化圧縮された状態の画情報等を
蓄積するためのものである。
符号化復号化部6は送信画信号を符号化圧縮するとと
もに、受信画情報を元の画信号に復号化するものであ
り、符号化/復号化のための符号化テーブル7を備えて
いる。
通信制御部8は所定のファクシミリ伝送制御手順を実
行して相手局と画像伝送を実行するためのものであり、
モデム9はアナログ回線網である公衆電話回線網等を伝
送回線として用いることができるようにデジタルデータ
を変復調するものであり、網制御装置10はファクシミリ
装置を公衆電話回線網に接続するためのものである。な
お、この網制御装置10は自動発着信機能を備えている。
また、システム制御部1、スキャナ2、プロッタ3、
操作表示部4、画像メモリ5、符号化復号化部6および
通信制御部8は、システムバス11を介して相互にデータ
をやりとりしている。
符号化テーブル7には、第2図に示すように、標準的
な符号化/復号化のための標準符号化テーブルNTと、非
標準な符号化/復号化のためのn個の非標準符号化テー
ブルIT1〜ITnが記憶されている。標準符号化テーブルNT
はCCITT勧告T.4に定められている標準的な1次元符号化
方式を実現するためのものであり、非標準符号化テーブ
ルIT1〜ITnはそれ以外の非標準的な1次元符号化方式に
より、機密性の高い画情報伝送を実現するためのもので
ある。
この非標準符号化テーブルIT1〜ITnには、標準符号化
テーブルNTにおいて、符号とラン長の関係を、符号長が
等しい部分でその一部を入れ替えて構成した符号が記憶
されており、その一例(部分)を次の表に示す。なお、
おのおのの非標準符号化テーブルIT1〜ITnでは、その入
れ替えている部分が相違する。
このように、非標準符号化テーブルIT1〜ITnで定めら
れている符号のラン長の出現確率と符号長の関係は、標
準符号化テーブルNTで定められている符号のラン長の出
現確率と符号長の関係と等しいため、非標準符号化テー
ブルIT1〜ITnを用いた非標準的な符号化の効率は、標準
符号化テーブルNTを用いた標準的な符号化の効率と等し
い。なお、非標準符号化テーブルIT1〜ITnを用いる場合
も、標準符号化テーブルNTを用いる場合と同一の符号化
規則を適用する。
符号化復号化部6はシステム制御部1の指令により標
準符号化テーブルNTと非標準符号化テーブルIT1〜ITnの
うち使用するものを選択する。また、そのシステム制御
部1からの指令は、オペレータが操作表示部4を操作す
ることにより、行なわれる。
このファクシミリ装置を用いて画情報を伝送する場合
について説明する。なお、以下の説明においては、送信
装置および受信装置ともに第1図に示したファクシミリ
装置を用いる。
送信画情報が機密性の高いものである場合、送信装置
のオペレータは、送信原稿をスキャナ2にセットして宛
先情報を入力した後に操作表示部4より暗号モードで画
像を伝送することおよびそのモード番号を入力する。こ
のモード番号の入力により、そのときに使用する非標準
符号化テーブルIT1〜ITnが選択される。
これにより、送信装置のシステム制御部1は、まず、
宛先情報を網制御装置10に転送して宛先を発呼させる。
これによって、送信装置と受信装置の間で伝送路が確
立すると、第3図に示すように、受信装置は、自端末が
ファクシミリ装置であることを表示するための被呼局識
別信号CED、自端末に備わっている非標準的な機能を通
知するための非標準装置信号NSF、自端末に備わってい
る標準的な機能を通知するためのデジタル識別信号DIS
を送信装置に順次送信する。また、非標準装置信号NSF
には、非標準符号化テーブルIT1〜ITnを備えていること
を示す情報が含まれる。
これにより、送信装置では、受信装置に非標準符号化
テーブルIT1〜ITnが備わっていることがわかるので、非
標準符号化テーブルIT1〜ITnのうちオペレータから指定
された非標準符号化テーブルを用いて符号化すること
を、非標準装置命令NSSを送信することで受信装置に通
知する。この非標準装置命令NSSには、その他の画情報
伝送のための機能の設定情報が含まれる。
そして、送信装置は、そのときに設定した画情報の伝
送速度で、モデム10をトレーニングするためのトレーニ
ングチェックTCFを送信する。このトレーニングチェッ
クTCFの受信結果が良好な場合には、受信装置から受信
準備確認信号CFRが応答される。
これにより、送信装置のシステム制御部1は、符号化
復号化部6に非標準符号化テーブルIT1〜ITnのうちオペ
レータが選択したものを使用するように指令するととも
に符号化復号化部6の動作モードを符号化モードに設定
する。そして、スキャナ2を作動させて送信原稿の画像
を読み取らせ、その画信号を符号化復号化部6で符号化
させたのちに、画情報PIXを通信制御部8に転送して伝
送路に送出させる。
一方、受信装置のシステム制御部1は、符号化復号化
部6に非標準符号化テーブルIT1〜ITnのうち送信装置か
ら指定されたものを使用するように指令するとともに符
号化復号化部6の動作モードを復号化モードに設定す
る。そして、受信した画情報を符号化復号化部6で元の
画信号に復号化させたのちに、その画信号を順次プロッ
タ3に転送して、プロッタ3に受信画像を記録出力させ
る。
画情報PIXの伝送を終了すると、送信装置は手順終了
信号EOPを送信し、受信装置はメッセージ確認信号MCFを
応答する。これにより、送信装置は回線切断命令信号DC
Nを送信したのち、回線を切断し画情報伝送を終了す
る。また、受信装置も回線を切断して画情報伝送を終了
する。
このようにして、送信装置で暗号モードが設定された
ときには、送信装置と受信装置で非標準符号化テーブル
IT1〜ITnのうちの1つが選択される。これにより、例え
ば、盗聴装置により伝送路の信号が盗聴されたとして
も、その盗聴側のファクシミリ装置では画情報を適切に
再構成できないので、画情報の機密性を保持することが
できる。
ところで、例えば、オペレータが宛先情報の入力を間
違えて、非標準の符号化方式の機能を持たない受信装置
に接続した場合には、送信装置は、受信装置が非標準の
符号化方式の機能を持たないことを知った時点で伝送を
中断することができる。
また、オペレータが暗号モードを指定しなかった場合
には、システム制御部1は、標準符号化テーブルNTを使
用するように符号化復号化部6に指令する。この場合、
非標準装置命令NSSには、非標準符号化テーブルIT1〜IT
nを用いて符号化することをあらわす情報を含ませな
い。
これによって、オペレータが暗号モードを指定しなか
った場合には、非標準符号化テーブルIT1〜ITnを備えて
いないファクシミリ装置に画情報を伝送することができ
る。
また、オペレータが暗号モードを設定したがモード番
号を入力しなかった場合には、デフォルトに設定されて
いる非標準符号化テーブル(例えば非標準符号化テーブ
ルIT1)を選択するようにすることができる。
ところで、非標準符号化テーブルは、上述した実施例
に示したもの以外のものを使用することができる。例え
ば、標準符号化テーブルにおいて、符号とラン長の関係
を、符号長が等しい部分でその全部を入れ替えて構成す
ることもできる。
また、上述した実施例のように、標準的な符号化方式
と同一の符号化規則を用いる符号を非標準の符号に用い
ると、符号化復号化部を共通に使用できるので好まし
い。
また、オペレータが暗号モードを指定しない場合で
も、受信装置が非標準符号化機能を備えていることを判
断できた場合には、デフォルトに設定されている非標準
符号化テーブルを使用するようにすることもできる。
また、暗号モードによる画情報伝送は、画像メモリの
蓄積機能を利用した同報伝送等にも使用することができ
る。
なお、上述した実施例では、非標準符号化テーブルと
標準符号化テーブルの両方を備えているが、非標準符号
化テーブルのみを備えた場合でも、伝送画情報の機密性
を保持することができる。
[効果] 以上説明したように、本発明によれば、画情報をCCIT
T勧告に準拠した標準符号化テーブルに基づいて符号化
圧縮するファクシミリ伝送方式において、CCITT勧告に
準拠した符号化テーブルの一部を入れ替えた複数の非標
準符号化テーブルと、上記複数の非標準符号化テーブル
のいずれか1つを用いて画情報を符号化圧縮することを
ユーザが選択入力するための非標準符号化選択手段と、
送信時、相手端末より、上記非標準符号化圧縮選択手段
により選択された上記非標準符号化テーブルを備えてい
ることが通知されたときには、選択された上記非標準符
号化テーブルを用いて符号化圧縮した画情報を相手端末
に送信する一方、相手端末より、選択された上記非標準
符号化テーブルを備えていないことが通知されたときに
は画情報の送信を中止する画情報伝送手段とを備えたの
で、機密性の高い画情報を適切に伝送できるという効果
を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置を
示すブロック図、第2図は符号化テーブルの一例を示す
概略図、第3図は伝送制御の一例を示すタイムチャート
である。 1……システム制御部、4……操作表示部、6……符号
化復号化部、7……符号化テーブル、NT……標準符号化
テーブル、IT1〜ITn……非標準符号化テーブル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画情報をCCITT勧告に準拠した標準符号化
    テーブルに基づいて符号化圧縮するファクシミリ伝送方
    式において、 CCITT勧告に準拠した符号化テーブルの一部を入れ替え
    た複数の非標準符号化テーブルと、 上記複数の非標準符号化テーブルのいずれか1つを用い
    て画情報を符号化圧縮することをユーザが選択入力する
    ための非標準符号化選択手段と、 送信時、相手端末より、上記非標準符号化圧縮選択手段
    により選択された上記非標準符号化テーブルを備えてい
    ることが通知されたときには、選択された上記非標準符
    号化テーブルを用いて符号化圧縮した画情報を相手端末
    に送信する一方、相手端末より、選択された上記非標準
    符号化テーブルを備えていないことが通知されたときに
    は画情報の送信を中止する画情報伝送手段とを備えたこ
    とを特徴とするファクシミリ伝送方式。
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JP4570006B2 (ja) * 2001-09-25 2010-10-27 株式会社リコー 符号化装置、符号化方法、復号化装置

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