JPH06141164A - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

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JPH06141164A
JPH06141164A JP4288542A JP28854292A JPH06141164A JP H06141164 A JPH06141164 A JP H06141164A JP 4288542 A JP4288542 A JP 4288542A JP 28854292 A JP28854292 A JP 28854292A JP H06141164 A JPH06141164 A JP H06141164A
Authority
JP
Japan
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public
transmitted
station
communication
Prior art date
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Pending
Application number
JP4288542A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Sasaki
友明 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Publication date
Application filed by Matsushita Graphic Communication Systems Inc filed Critical Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority to JP4288542A priority Critical patent/JPH06141164A/ja
Publication of JPH06141164A publication Critical patent/JPH06141164A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 識別情報の送出機能を有するCCITT
T.30準拠の画像通信装置において、発呼局のプライ
バシーを守る。 【構成】 通信時に送出する識別情報の種類または通信
時に識別情報を送出するか否かの別を通信相手ごとに指
定させる。 【効果】 自局のIDまたは電話番号などが不特定の通
信相手に無差別に送出されるを防げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信相手へ識別情報を
送出することができるCCITT T.30勧告に準拠
した画像通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置は、通信時に、発呼
局の電話番号(数字ID)をTSI,CIG信号として
送出したり、また非標準手順では発呼局を示すキャラク
タIDをNSS信号の一部として送出するなど、なんら
かの識別情報を送出することが行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる構成に
よれば、自局のIDまたは電話番号などのプライバシー
が守れなくなる、という問題があった。
【0004】上述の問題は以下の理由で生じる。すなわ
ち、従来のこの種の装置では、発呼時に自局のIDまた
は電話番号などが通信相手機に通信結果として残り、こ
れらの情報が悪用され、たとえば不要なダイレクトメー
ルが一方的に送り付けられる等の不都合が生じる。
【0005】本発明は、上述した課題に鑑みてなされた
もので、発呼局のプライバシーを守るのに有効な画像通
信装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、通信時に送出する識別情報の種類または通
信時に識別情報を送出するか否かの別を通信相手ごとに
指定させる、という構成を備えたものである。
【0007】
【作用】本発明は、上述の構成によって、自局のIDま
たは電話番号などが不特定の通信相手に無差別に送出さ
れることが防止されるようになるため、発呼局のプライ
バシーを守ることが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照しながら説
明する。
【0009】図1は本発明の一実施例による画像通信装
置の概略構成を示すブロック図、図2〜6は通信手順を
示すシーケンス図、図7〜12は通信手順を示すフロー
チャート、図13,14は識別情報の伝送などに用いら
れるHLDC(ハイレベルデータリンク制御手順)フレ
ーム構成を示す図である。
【0010】図1において、1は回線Lとのインターフ
ェイスをはかる回線制御部、2は発呼局の識別情報を送
出したくないときに使用する特定局指定キー(”Pub
lic−key”)を含んだ操作パネル部、3は画信号
を変復調するモデム(MODEM)、4はCCITT準
拠のファクシミリ通信制御に加えて識別情報の有無の確
認照会等を行なう主制御部(CPU)、5はID等を記
憶する記憶部、5aは普通に使用されている正規のID
の記憶部、5bはファクシミリの電話番号等を正規に現
わす数字IDの記憶部、5cは発呼局のIDを知らせた
くないときの代わりの識別情報であるキャラクタID
(以下、Public−IDと称する)の記憶部、5d
は発呼局の電話番号を知らせたくないときの代わりの識
別情報である数字ID(以下、Public−Tel.
No)の記憶部、6は画情報の記憶に用いられる記憶
部、7は画信号を符号・復号化する符・復号化部(CO
DEC)、8は原稿を読み取る読取部、9は受信画像を
記録紙に印刷出力(プリント)する記録部、10は送信
文書、11は受信文書である。
【0011】また、図13,14において、21はフレ
ームの開始・終了を示してフレーム同期を確立させるフ
ィールド(F)、22はアドレス情報を伝送するアドレ
スフィールド(A)、23はフレームの機能を識別する
制御フィールド(C)、24は制御信号の機能を識別す
るファクシミリ制御フィールド(FCF)、25は端末
の持つ機能情報・識別情報等を伝送するファクシミリ情
報フィールド(FIF)、26はA(アドレスフィール
ド)からFIF(ファクシミリ情報フィールド)までの
伝送誤りを検出するフレームチェックシーケンス(FC
S)である。
【0012】以上のように構成された画像通信装置につ
いて、以下その動作を図に基づいて説明する。
【0013】ここで、図2〜4はそれぞれ識別情報を送
出する場合のシーケンスを示し、図5,6はそれぞれ識
別情報を送出しない場合のシーケンスを示す。また、図
7〜12は全体として一つのフローチャートを構成す
る。
【0014】まず、発呼送信を行なう場合の発呼局の動
作について説明する(図1〜4、図7〜14)。
【0015】発呼局は、操作パネル部2で識別情報を送
出しない要求(以下、Public要求)をするか否か
の指定操作が行なわれてから、発呼を開始する。
【0016】交換機(図示せず)によって被呼局との回
線が確立されると、被呼局より回線Lを通して、CED
(被呼局識別信号)、キャラクタIDおよびファクシミ
リメーカーごとに付与されたメーカーコードを含むNS
F(非標準機能)の各信号が送られてくる。
【0017】このとき、発呼局にてPublic要求の
指定操作が行なわれていなかったならば、発呼局は、記
憶部5aに記憶されたキャラクタIDおよびメーカーコ
ード等でFIFが構成されるNSS(非標準機能設
定)、記憶部5bに記憶された電話番号等の数字IDで
FIFが構成されるTSI(送信端末識別)、およびD
CS(デジタル命令信号)の各信号を、モデム3および
回線制御部1を介してNSS,TSI,DCSの順に送
出する。すなわち、ここでは記憶部5a,5bに記憶さ
れた正規の識別情報が送出される。
【0018】一方、発呼局にてPublic要求の指定
操作が行なわれていたならば、発呼局のCPU4は、記
憶部5cおよび記憶部5dにPublic−IDおよび
Public−Tel.Noが登録されているか否かの
確認照会を行なう(図10参照)。ここで、Publi
c−IDおよびPublic−Tel.Noが登録され
ていれば、Public−IDおよびメーカーコード等
でFIFが構成されるNSS、電話番号等の数字IDで
FIFが構成されるTSI、およびDCSの各信号を、
モデム3および回線制御部1を介してNSS,TSI,
DCSの順に送出する。すなわち、ここでは記憶部5
c,5dに記憶された代用の識別情報が送出される(図
11参照)。
【0019】DCSを送出した発呼局は、続いてTCF
(トレーニングチェック)を送出する。この後、発呼局
は、被呼局からのCFR(受信準備確認)の受信を待っ
て、符号化画情報を送出する。画情報の送出が終了する
と、EOP(手順終了)を送出して被呼局へ手順の終了
を知らせる。そして、被呼局からのMCF(メッセージ
確認)によってメッセージが正しく受信されたことを確
認すると、DCN(回線切断命令)を送出して通信を終
了する。
【0020】次に、発呼受信を行なう場合の発呼局の動
作について説明する(図1〜4、図7〜14)。
【0021】発呼局は、発呼送信の場合と同様、操作パ
ネル部2でPublic要求をするか否かの指定操作が
行なわれてから発呼を開始する。
【0022】交換機によって被呼局との回線が確立され
ると、被呼局より回線Lを通して、CED、キャラクタ
IDおよびメーカーコードを含むNSF、電話番号等の
数字IDで構成されるCSI、およびDCSの各信号が
順次送られてくる。
【0023】このとき、発呼局にてPublic要求の
指定操作が行なわれていなったならば、発呼局は、記憶
部5aに記憶したキャラクタIDおよびメーカーコード
等でFIFが構成されるNSC(非標準命令)、記憶部
5bに記憶された電話銀号等の数字IDでFIFが構成
されるCIG(発呼局識別)、DTCの各信号をモデム
3および回線制御部1を介して順次送出する。すなわ
ち、ここでは記憶部5a,5bに記憶された正規識別情
報が送出される。
【0024】一方、発呼局にてPublic要求の指定
操作が行なわれていたならば、発呼局のCPU4は、記
憶部5cおよび記憶部5dにPublic−IDおよび
Public−Tel.Noが登録されているか否かの
確認照会を行なう(図10参照)。ここで、Publi
c−IDおよびPublic−Tel.Noが登録され
ていれば、Public−IDおよびメーカーコード等
でFIFが構成されたNSC、記憶部5dに記憶された
Public−Tel.NoでFIFが構成されたCI
G、およびDTCの各信号を順次送出する(図11参
照)。すなわち、ここでは記憶部5c,5dに記憶され
た代用識別情報が送出される。
【0025】発呼局がDTCを送出すると、被呼局から
はNSS,TSI,DCSが送信され、続いてTCFが
送信される。このTCFを発呼局が正しく受信すると、
発呼局からCFRが送信される。これにより被呼局は符
号化画情報を送出する。
【0026】被呼局は、画情報の送出を終了した後に、
手順の修理用を通知するEOPを送出する。ここで被呼
局が、発呼局からのMDFによってメッセージが正しく
受信されたことを確認すると、被呼局からDCNが送出
されて通信終了となる。
【0027】次に、発呼送信および発呼受信時にPub
ic要求があって、Public−ID,Piblic
−Tel.Noすなわち代用識別情報が登録されていな
い場合の動作を示す(図1,5,6,7〜14))。
【0028】Public要求があって、Public
−IDを含む非標準機能の信号(NSS,NSC)を送
出するときは、図11のDからの処理が行なわれる。こ
の処理では、CPU4は記憶部5cにPublic−I
Dが登録されているか否かの確認照会を行ない、Pub
lic−IDが登録されていない場合は、NSS,NS
CのFIFに設けられたキャラクタID領域にブランク
(空白)が設定される(図11参照)。
【0029】また、識別情報を示す信号(TSI,CI
G)を送出するときに、記憶部5dにPublic−T
el.No.が登録されているか否かの確認照会を行な
い、登録されていない場合は、図12のFからの処理が
行なわれる(図10参照)。この処理では、TSI,C
IGは送出されず、DCSまたはDTCが送出される。
【0030】あとは、Public−ID,Publi
c−Tel.No.が登録されている場合と同様の通信
手順が行なわれる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、発呼に際して任意に行なわれる指定に基づいて、指
定された特定の通信相手に対して、あらかじめ登録され
た代用識別情報を送出させ、上記代用識別情報が登録さ
れていない場合は識別情報をまったく送出させないこと
によって、自局のIDまたは電話番号などが不特定の通
信相手に無差別に送出されることが防止されるようにな
るため、発呼局のプライバシーを守ることができる、と
いう効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による画像通信装置の概略構
成を示すブロック図
【図2】画像通信装置の通信手順を示すシーケンス図
【図3】画像通信装置の通信手順を示すシーケンス図
【図4】画像通信装置の通信手順を示すシーケンス図
【図5】画像通信装置の通信手順を示すシーケンス図
【図6】画像通信装置の通信手順を示すシーケンス図
【図7】本発明の画像通信装置による通信手順を示すフ
ローチャート
【図8】本発明の画像通信装置による通信手順を示すフ
ローチャート
【図9】本発明の画像通信装置による通信手順を示すフ
ローチャート
【図10】本発明の画像通信装置による通信手順を示す
フローチャート
【図11】本発明の画像通信装置による通信手順を示す
フローチャート
【図12】本発明の画像通信装置による通信手順を示す
フローチャート
【図13】TSI,CIG信号の伝送に用いられるHL
DCフレーム構成を示す図
【図14】NSS,NSC信号の伝送に用いられるHL
DCフレーム構成を示す図
【符号の説明】
L 回線 1 回線制御部 2 操作パネル部 3 モデム 4 主制御部 5 ID等を記憶する記憶部 5a,5b 正規識別情報の記憶部 5c,5d 代用識別情報の記憶部 6 画情報の記憶に用いられる記憶部 7 符・復号化部 8 読取部 9 記録部 10 送信文書 11 受信文書
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/00 B 7046−5C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信相手へ識別情報を送出することがで
    きるCCITT T.30勧告に準拠した画像通信装置
    であって、任意に指定された特定の通信相手に対する通
    信時に、あらかじめ登録された代用識別情報がある場合
    はこれを送出させ、上記代用識別情報が登録されていな
    い場合は識別情報をまったく送出させない制御手段を備
    えた画像通信装置。
JP4288542A 1992-10-27 1992-10-27 画像通信装置 Pending JPH06141164A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4288542A JPH06141164A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 画像通信装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4288542A JPH06141164A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 画像通信装置

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JPH06141164A true JPH06141164A (ja) 1994-05-20

Family

ID=17731591

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JP4288542A Pending JPH06141164A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 画像通信装置

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JP (1) JPH06141164A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007005889A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Nec Corp ファクシミリ通信方法、ネットワークシステム、および終端装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007005889A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Nec Corp ファクシミリ通信方法、ネットワークシステム、および終端装置
JP4492456B2 (ja) * 2005-06-21 2010-06-30 日本電気株式会社 ファクシミリ通信方法、ネットワークシステム、および終端装置

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