JPH08102862A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH08102862A
JPH08102862A JP6236365A JP23636594A JPH08102862A JP H08102862 A JPH08102862 A JP H08102862A JP 6236365 A JP6236365 A JP 6236365A JP 23636594 A JP23636594 A JP 23636594A JP H08102862 A JPH08102862 A JP H08102862A
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JP
Japan
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signal
communication
encryption key
same
receiving side
Prior art date
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JP6236365A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Mori
俊浩 森
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 暗号鍵を相手機に知らせることなく、相手機
と同じ暗号鍵を持つか否かを確認し、同じ暗号鍵を持っ
ているときのみ通信を行うことによって、より安全な暗
号通信を行うファクシミリ装置を提供することを目的と
する。 【構成】 相手側に発呼した(#101)後、CNG信
号とCED信号をやり取りして回線接続を確認し(#1
02、#103)、次いで自社機かつ暗号通信機能有り
を確認し(#104〜#108)、暗号化したTCF信
号を受信側に送り(#109)、相手が同じ暗号鍵を持
っているか否かを確認し(#110)、持っていれば#
111以降を実行し、持たなければ#114’で受信側
からのDCN信号を受けて回線を断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置、特
に暗号通信機能を有するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電話回線を利用したファクシミリ
通信において、暗号通信を行う機能が注目されるように
なってきた。このような機能は、CCITT(国際通信
諮問委員会)で定める、いわゆる「G3ファクシミリ」
規格において採用されるようになったものであり、送信
側と受信側がともに同じメーカのもので統一され、かつ
ともに暗号通信機能を有している場合に限り有効な機能
である。これを「自社間非標準通信」と呼ぶ。
【0003】さて、このような自社間非標準通信を行う
機能を有するファクシミリ装置の構成は、一般に図3の
ようなブロック略図で表される。同図において、1はマ
イクロコンピュータ等から成る制御部であって、全体の
制御を司る。
【0004】なお、この制御部1は、図4に示すように
中央処理装置(以下「CPU」と略す)2、プログラム
読出専用記憶素子(以下「ROM」と略す)3、ランダ
ム・アクセス・メモリ(以下「RAM」と略す)4から
構成されている。また、RAM4は、図4に示すよう
に、記憶領域の一つの形態としてのワーク領域、暗号鍵
の記憶領域等として利用される。
【0005】図1に戻って、5は操作部であり、ユーザ
が操作するキー・アレイを有する。6は符号化/復号化
回路であり、通信画像データの圧縮/伸張等を行う回路
である。7は暗号化/平文化回路であり、当該ファクシ
ミリ通信装置が送信側として動作するときには暗号化を
行い、受信側として動作するときには平文化を行う。8
は変復調部モデム、9はNCU(網制御装置)、10は
電話回線である。
【0006】11は原稿を読み取るスキャナ11aを有
する読み取り部である。12は読み取った画像データに
シェーディング補正等の処理を施す画像処理部である。
13は送信機能部、14は受信機能部、15はプリント
部15a等を有する記録部である。上述した操作部5、
変復調部モデム8、NCU9、スキャナ11a、プリン
ト部15aとCPU2は、図4に示すように、データバ
ス17を介して接続されている。
【0007】さて、図5は、本発明のファクシミリ装置
における従来例の通信手順を表す説明図である。同図に
則り、以上のように構成された従来のファクシミリ装置
の通信動作を説明する。なお、図5の(a)は、正常な
暗号通信を表し、図5の(b)は受信側が他社機、ある
いは自社機でも暗号通信機能の無い場合を示す。また、
以下の説明において用いる信号名の略号はすべて、CC
ITTの勧告T.30で定められたものである。
【0008】まず、ステップ#501において、送信側
では、操作部5からのキー操作によって通常の電話操作
のようにダイヤルし、モデム8に発呼指令を送って所定
のパルスをNCU9から電話回線10に送って受信側に
向かって発呼して、回線を繋ぐ。この後、ステップ#5
02において、単一トーンのCNG(発呼トーン)信号
を送信し、これに応じてステップ#503において受信
側からは、単一トーンのCED(被呼局識別)信号が送
信される。これにより、ファクシミリ装置同士の通信が
成され、回線が接続されたことを確認する。
【0009】これに次いで、受信側からはステップ#5
04においてNSF(非標準機能)信号、CSI(被呼
端末識別)信号とDIS(ディジタル識別)信号などの
受信能力を示す低速の信号が返送されて来る。ここで、
NSF信号とは、非標準通信を行うための情報等を含む
オプションの信号であり、例えば親展通信が可能である
とか、中継指示通信が可能であるという内容を送信側に
知らせる。また、CSI信号とは、被呼端末の電話番号
を示すオプションの信号である。また、DIS信号と
は、被呼端末の持つ受信能力を送信側に知らせるための
信号であり、例えば受信可能な記録サイズや通信速度等
を知らせる。
【0010】送信側では、これらNSF信号、CSI信
号とDIS信号の各ビットを検査し、自社機かつ暗号受
信機能がある場合のみ、ステップ#505において低速
のTSI(送信端末識別)信号とNSS(非標準機能設
定)信号を送り、NSS信号の情報フィールドに暗号通
信のビットを立て、暗号通信を設定する。それ以外の場
合は、図5の(b)に示すようにステップ#511に跳
んでDCN(切断命令)信号を受信側に送信して回線を
切断して全ての処理を終わる。
【0011】この後、ステップ#506において、送信
側は、高速で1.5秒オール0のTCF(トレーニング
チェック)信号を受信側に送り、受信能力を検査する。
このTCF信号は、送信側から受信側に送られる信号で
あり、画像送信を行う前に、画像送信と同じ転送速度で
正常に画像データが送られるか否かを確かめる信号であ
る。転送速度14400〜2400bpsで1.5秒間
の”0”(14400bpsなら21600個の”
0”)を送出し、受信側ではそのTCF信号を検査し、
正確に受信できたか否か、即ち受信データがすべて”
0”であったか否かを検査する。もし、回線状態が悪
く、雑音が多ければ受信側で受信したとき、1.5秒間
の”0”の数値が化けて”1”に変わってしまうので、
受信不可能と判断できる。
【0012】受信側は受信可能であればCFR(受信準
備確認)信号を返信し、不可能であればFTT(トレー
ニング失敗)信号を返信する。FTT信号が送られてき
た場合には送信側はステップ#505に処理を戻して、
送信速度を落としたうえで再びTSI信号、NSS信号
及びTCF信号を送信する。これらの繰り返し処理は受
信側からステップ#507のようにCFR信号が返信さ
れるまで行われる。このような動作を「フォールバッ
ク」と呼ぶ。
【0013】ステップ#507のように、受信側からC
FR信号が返信されると、ステップ#508において送
信側は暗号化回路7において所定の暗号鍵(16桁の数
値)を用いて暗号化した画像を受信側に対して送信し、
全ての原稿を送信し終わると、ステップ#509におい
てEOP(手順終了)信号を受信側に送る。これに答え
て、受信側ではステップ#510において、MCF(メ
ッセージ確認)信号を返送する。この後、送信側では、
ステップ#511において、DCN信号を送り、回線を
断って通信を終了するというものである。
【0014】このように、従来のファクシミリ装置で
は、受信側が発するNSF信号の情報フィールドに暗号
通信機能があるか否かのビットを設けて送信側に知ら
せ、送信側では暗号通信を行うか否かをNSS信号の情
報フィールドにビットを設けて受信側に知らせ、暗号通
信を行うか否かを決定していた。なお、これらの通信手
順は、親展送信、中継指示送信等の自社機間のみの非標
準通信にも用いられている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来のファクシミリ装置では、暗号鍵が判らなけ
れば正確な平文化ができないのにもかかわらず、暗号受
信の機能さえあれば、暗号化した画像データの受信を行
ってしまうという問題点があった。
【0016】暗号鍵を知らない受信側にとって、暗号鍵
のかかった画像データを受信しても全く無駄な上に、送
信側からみれば、暗号化していても間違った相手に画像
データを送るのは危険である。このような問題を防ぐた
めには相手機が同じ暗号鍵を持つか否かを確認する必要
があるが、暗号鍵を上述のような通信手順の中で相手機
に知らせることはできないという問題点がある。これ
は、暗号鍵の判らない相手に対しても知らせてしまった
のでは暗号通信の意味がないためである。
【0017】本発明は、上記問題点に鑑み成されたもの
であり、暗号鍵を相手機に知らせることなく、相手機と
同じ暗号鍵を持つか否かを確認し、同じ暗号鍵を持って
いるときのみ通信を行うことによって、より安全な暗号
通信を行うファクシミリ装置を提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のファクシミリ装置は、請求項1のように、
暗号通信を行う機能を有するファクシミリ装置におい
て、画像を暗号化して送信する前にTCF信号を暗号化
して送信する送信手段と、受信側が上記暗号化されたT
CF信号を正確に解読できるか否かを判別することによ
って、受信側が送信側と同じ暗号鍵を持つか否かを判別
する判別手段と、この判別手段の判別結果が、同じ暗号
鍵を持つときには上記画像を暗号化して送信し、持たな
いときには通信を終了する制御手段とを備えるものであ
る。
【0019】また、請求項2のように、暗号通信を行う
機能を有するファクシミリ装置において、暗号鍵の数値
から別の数値をつくる生成手段と、この数値を手順信号
に載せて受信側に送り、同じ数値を共有するか否かを判
別する事によって、同じ暗号鍵を持つか否かを判別する
判別手段と、この判別手段の判別結果が、同じ暗号鍵を
持つときには上記画像を暗号化して送信し、持たないと
きには通信を終了する制御手段とを備えるものである。
【0020】
【作用】請求項1に記載の構成によると、送信手段にお
いてTCF信号を暗号化して送信し、この暗号化したT
CF信号を解読できるか否かを判別手段で判別し、制御
手段において同じ暗号鍵を有する場合には画像を送信
し、持たないときには通信を終了することにより、暗号
鍵を相手機に知らせることなく、相手機と同じ暗号鍵を
持つか否かを確認し、同じ暗号鍵を持っているときのみ
通信を行うことによって、より安全な暗号通信を行うこ
ととなる。
【0021】また、請求項2に記載の構成によると、生
成手段で暗号鍵とは別の数値を作り、この数値を手順信
号に載せて受信側に送り、受信側が同じ数値を共有する
か否かを判別手段で判別し、制御手段が、この判別の結
果によって、同じ暗号鍵を持つときは画像を暗号化して
送信し、持たないときには通信を終了することにより、
暗号鍵を相手機に知らせることなく、相手機と同じ暗号
鍵を持つか否かを確認し、同じ暗号鍵を持っているとき
のみ通信を行うことによって、より安全な暗号通信を行
うこととなる。
【0022】
【実施例】以下、本発明のファクシミリ通信装置につき
図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の
実施例に係るファクシミリ通信装置の通信手順を示す説
明図である。なお、ハードウェアの構成は、図3と図4
に示した、一般的なファクシミリ装置のブロック略図と
同一であり、説明を省略する。
【0023】さて、図1に則り、本実施例の動作を説明
する。まず、ステップ#101〜#107は、従来例に
おけるステップ#501〜#507と同一であり、説明
を省略する。なお、受信側が他社機、あるいは自社機で
も暗号通信機能の無い場合には、図1の(b)のように
ステップ#114に跳んでDCN信号を送信して終わ
る。
【0024】ステップ#101〜107によって受信側
が自社機かつ暗号通信機能を有していることが判ると、
送信側は、ステップ#108において、再度NSS信号
を送信し、暗号化したTCF信号を送信することを知ら
せ、ステップ#109において、暗号化回路7で暗号化
したTCF信号を送出する。但し、データの先頭と終わ
りが判るように、EOL(終了行)信号の付加等を行
う。ここで、受信側からみて、送られてくる可能性のあ
るTCF信号は、次の3通りが考えられる。
【0025】、ステップ#107で受信側から送信側
へ送ったCFR信号を送信側が取り損ね、ステップ#1
06のようにTCF信号を再送する場合 、暗号鍵の一致するTCF信号が送られる場合 、暗号鍵の一致しないTCF信号が送られる場合 受信側が、受信したTCF信号がオール0ならばの場
合、受信したTCF信号を暗号鍵にて正確に平文化でき
た場合はの場合、逆に正確に平文化できなければの
場合であると判別できる。
【0026】の場合には、図1の(d)に示すように
CFR信号を送り、送信側にステップ#105〜#10
7を再び実行させる。の場合には、図1の(a)に示
すようにステップ#110に進んで、暗号受信可能とい
う意味でCFR信号を送出し、の場合には、図1の
(c)に示すようにステップ#115に跳んで暗号受信
不可能という意味でDCN信号を送出する。
【0027】送信側からみて、CFR信号が送られてき
た場合には、受信側が暗号の平文化ができると判断でき
るので、ステップ#111において画像データの暗号送
信を開始する。逆にDCN信号が送られてきた場合に
は、暗号鍵が不一致であると判断して図1の(c)のス
テップ#114に跳んで回線を切断する。
【0028】なお、図1の(a)において、ステップ#
112〜#114は、従来例におけるステップ#509
〜#511と同一であり、説明を省略する。
【0029】以上のように本実施例によれば、ステップ
#109において暗号化したTCF信号を受信側に送信
し、受信側において、この暗号化したTCF信号が解読
できればステップ#110においてCFR信号を送信
し、逆に解読できなければステップ#115においてD
CN信号を送信することにより、同じ暗号鍵を持ってい
る場合には続けて暗号化した画像を送信し、持たなけれ
ば回線を切断することとなる。これにより、暗号鍵を受
信側に知らせることなく、受信側が同じ暗号鍵を持つか
否かを確認し、同じ暗号鍵を持っているときのみ通信を
行うことによって、より安全な暗号通信を行うことがで
きることとなる。
【0030】従って、受信側では、暗号化された不必要
な画像データを受けることがなくなり、送信側では、間
違った相手に暗号通信を行うことがなくなるので、安全
性が増すという効果が得られる。また、間違った相手に
原稿を送ってしまい、本来送るべき相手に送っていない
ということが防げるという効果も得られる。
【0031】さて、図2は本発明の第2の実施例におけ
るファクシミリ装置の送信手順を表す図である。ハード
ウェアの構成は、従来例と同一であり、説明は省略す
る。図2の(a)は、正常な暗号通信における通信手順
を示す図である。同図において、ステップ#201〜#
205は、従来例におけるステップ#501〜#505
と同一であり、説明を省略する。なお、受信側が他社
機、あるいは自社機でも暗号通信機能の無い場合には、
図2の(b)のようにステップ#211に跳んでDCN
信号を送信して終わる。
【0032】さて、ステップ#206において、送信側
からTCF信号を送出する。このとき、TCF信号の先
頭が判るようにEOL信号を先頭付近に付加し、次いで
暗号鍵より生成した鍵数値を付加したうえで、続いて
1.5秒のオール0のデータを送る。なお、鍵数値を作
る方法としては、暗号鍵は前述のように16桁の数値デ
ータであるから、暗号鍵の各桁の和を計算してその末尾
の数字をこの数値とおけばよい。この場合、鍵数値は、
0〜9までのいずれかの値となる。
【0033】受信側では、この先頭付近を除いた部分の
TCF信号を検査する。正常に受信できず、画像品質に
問題がある場合には、FTT信号を返してフォールバッ
クを行う。正常に受信できて、画像品質に問題がなけれ
ば、次に先頭に入れた鍵数値を検査し、暗号鍵が一致し
ているか否かを判別する。この検査方法としては、暗号
鍵の各桁の数値を加算してその末尾の数字を受信側も計
算しておき、送信側の送った鍵数値と比較すれば良い。
【0034】このようにして暗号鍵が一致しているか否
かを判別し、一致している場合には、図1の(a)に示
すようにCFR信号を送信側に返して、ステップ#20
8以降の暗号通信に入る。逆に不一致の場合は、図2の
(c)に示すようにステップ#212においてDCN信
号を返し、回線を切断する。なお、図2の(a)におけ
るステップ#208〜#211は、従来例におけるステ
ップ#508〜#511と同一であり、説明を省略す
る。
【0035】なお、本実施例では、鍵から生成した数値
をTCF信号の先頭付近に加えたが、その他の手順信号
の情報フィールドに入れて送っても良い。また、鍵数値
の生成は、各桁の加算して下一桁の数値としたが、各桁
に重みをつけて加算しても良いし、あるいは乗算しても
よいし、種々計算方法は想定できる。
【0036】以上のように本実施例によれば、ステップ
#206において暗号鍵とは別の数値を作り、この数値
をTCF信号に載せて受信側に送り、ステップ#208
において、受信側が同じ数値を有するか否かを判断し、
同じ暗号鍵を持つ場合にはCFR信号を返してステップ
#208以降の暗号通信を行い、持たない場合にはDC
N信号を返して回線を切断することになる。これによ
り、暗号鍵を受信側に知らせることなく、受信側が同じ
暗号鍵を持つか否かを確認し、同じ暗号鍵を持っている
ときのみ通信を行うことによって、より安全な暗号通信
を行うことができることとなる。
【0037】従って、受信側では、暗号化された不必要
な画像データを受けることがなくなり、送信側では、間
違った相手に暗号通信を行うことがなくなるので、安全
性が増すという効果が得られる。また、間違った相手に
原稿を送ってしまい、本来送るべき相手に送っていない
ということが防げるという効果も得られる。
【0038】なお、以上の実施例において、ステップ#
109は請求項1における送信手段を、ステップ#11
0は請求項1における判別手段を、ステップ#111と
#115は請求項1における制御手段を構成する。ま
た、ステップ#206は請求項2における生成手段と判
別手段の一部を、ステップ#207は請求項2における
判別手段を、ステップ#208と#212は請求項2に
おける制御手段を構成する。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明の通信装置は、請求
項1の構成によれば、送信手段においてTCF信号を暗
号化して送信し、この暗号化したTCF信号を解読でき
るか否かを判別手段で判別し、制御手段において同じ暗
号鍵を有する場合には画像を送信し、持たないときには
通信を終了することにより、暗号鍵を相手機に知らせる
ことなく、相手機と同じ暗号鍵を持つか否かを確認し、
同じ暗号鍵を持っているときのみ通信を行うことによっ
て、より安全な暗号通信を行うことができるという効果
がある。
【0040】従って、受信側では、暗号化された不必要
な画像データを受けることがなくなり、送信側では、間
違った相手に暗号通信を行うことがなくなるので、安全
性が増すという効果が得られる。また、間違った相手に
原稿を送ってしまい、本来送るべき相手に送っていない
ということが防げるという効果も得られる。
【0041】また、請求項2の構成によれば、生成手段
で暗号鍵とは別の数値を作り、この数値を手順信号に載
せて受信側に送り、受信側が同じ数値を共有するか否か
を判別手段で判別し、制御手段が、この判別の結果によ
って、同じ暗号鍵を持つときは画像を暗号化して送信
し、持たないときには通信を終了することにより、暗号
鍵を相手機に知らせることなく、相手機と同じ暗号鍵を
持つか否かを確認し、同じ暗号鍵を持っているときのみ
通信を行うことによって、より安全な暗号通信を行うこ
とができるという効果がある。
【0042】従って、受信側では、暗号化された不必要
な画像データを受けることがなくなり、送信側では、間
違った相手に暗号通信を行うことがなくなるので、安全
性が増すという効果が得られる。また、間違った相手に
原稿を送ってしまい、本来送るべき相手に送っていない
ということが防げるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例における通信手順を示
す説明図である。
【図2】 本発明の第2の実施例における通信手順を示
す説明図である。
【図3】 ファクシミリ装置一般の構成を示すブロック
略図である。
【図4】 制御部の具体的構成とその他の周辺構成部分
を示すブロック図である。
【図5】 本発明の従来例における通信手順を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 制御部 5 操作部 6 符号化/復号化回路 7 暗号化/平文化回路 8 変復調部モデム 9 NCU 10 電話回線 11 読み取り部 12 画像処理部 13 送信機能部 14 受信機能部 15 記録部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/32 A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暗号通信を行う機能を有するファクシミ
    リ装置において、 画像を暗号化して送信する前にTCF信号を暗号化して
    送信する送信手段と、 受信側が上記暗号化されたTCF信号を正確に解読でき
    るか否かを判別することによって、受信側が送信側と同
    じ暗号鍵を持つか否かを判別する判別手段と、 この判別手段の判別結果が、同じ暗号鍵を持つときには
    上記画像を暗号化して送信し、持たないときには通信を
    終了する制御手段と、を備えるファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 暗号通信を行う機能を有するファクシミ
    リ装置において、 暗号鍵の数値から別の数値をつくる生成手段と、 この数値を手順信号に載せて受信側に送り、同じ数値を
    共有するか否かを判別する事によって、同じ暗号鍵を持
    つか否かを判別する判別手段と、 この判別手段の判別結果が、同じ暗号鍵を持つときには
    上記画像を暗号化して送信し、持たないときには通信を
    終了する制御手段と、を備えるファクシミリ装置。
JP6236365A 1994-09-30 1994-09-30 ファクシミリ装置 Pending JPH08102862A (ja)

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