JPH0761125B2 - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

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JPH0761125B2
JPH0761125B2 JP1248293A JP24829389A JPH0761125B2 JP H0761125 B2 JPH0761125 B2 JP H0761125B2 JP 1248293 A JP1248293 A JP 1248293A JP 24829389 A JP24829389 A JP 24829389A JP H0761125 B2 JPH0761125 B2 JP H0761125B2
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俊明 渡辺
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松下電送株式会社
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、親展性のあるファクシミリ通信の機能を有す
るファクシミリ等の画像通信装置に関する。
従来の技術 ファクシミリ通信の親展性を強化するために、送信側
でパスワードを指定して原稿を送信し、受信側で受信し
た原稿とパスワードを記憶しておき、そのパスワードと
同一のパスワードが入力された場合にのみ受信原稿の出
力を許可する方式、送信側より発呼し、ファクシミリ
手順上で受信側より受け取った識別情報が送信側に登録
された識別情報と一致した場合にのみ、送信側より原稿
を送信する方式、受信側より発呼し、ファクシミリ端
末番号とパスワードを指定して送信を要求し、送信側で
は、そのファクシミリ端末番号及びパスワードと、原稿
の宛先のファクシミリ端末番号及びパスワードが一致し
たときに、その原稿を送信する方式などがある。
これらは、いずれも“親展通信”と呼ばれることがある
が、本発明と最も密接に関係する上記の親展通信に限
定して以下説明する。
従来、この親展通信の機能を実現するための通信手順は
標準化されておらず、ファクシミリ装置のメーカ毎に独
自の手順を採用しているが、その一例について第3図に
より説明する。
被呼局である送信側ファクシミリ装置より、非標準機能
識別信号NSFとCCITT標準の受信機能を有することを示す
デジタル識別信号DISを送出する。発呼局である受信側
ファクシミリ装置からは、NSFに対する応答として親展
通信設定の旨と発信元端末番号及びパスワードを通知す
る非標準機能命令NSCと、デジタル送信命令DTCを送出す
る。
被呼局すなわち送信側ファクシミリ装置では、受信した
ID情報(発信元端末番号及びパスワード)がいずれも登
録済みであれば、このID情報によりメモリ内の送信原稿
の画像ファイルを検索し、同じID情報を持つファイルが
見つかったときに、非標準機能設定信号NSSを送出し、
トレーニングチェック信号TCFを送出してモデムの同期
調整を行う。
そして、受信側ファクシミリ装置すなわち発呼局より受
信準備確認信号CFRが送出されると、その原稿の画像フ
ァイルのデータをファクシミリメッセージPIXとして送
出し、最後に制御復帰信号RTCと手順終了信号EOPを送出
する。これに対し受信側ファクシミリ装置よりメッセー
ジ確認信号MCFを送出し通信を終了する。
発明が解決しようとする課題 しかし、かかる構成によれば、親展受信に使用可能なフ
ァクシミリ装置が限定されてしまうという問題があっ
た。
すなわち、上述のように、親展通信手順そのものがメー
カによって異なり、異なったメーカのファクシミリ装置
では発信元端末番号やパスワードのやりとりに互換性が
ないため、あるファクシミリ装置からの親展受信を行う
には、そのファクシミリ装置と親展通信機能に関して互
換性のある同一メーカのファクシミリ装置より発呼しな
ければならない。さらに、互換性があったとしても、そ
の発信元端末番号が送信側ファクシミリ装置に登録され
たものでないと、すなわち予めネットワークとして登録
済みでないと、親展受信に利用できない。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、任意
のファクシミリ装置から発呼し、パスワードさえ正しく
指定すれば親展受信が行えるようにした画像通信装置を
提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 着呼があった場合に、回線の信号をモニターしてダイア
ルトーン信号によるパスワードの検出を行うパスワード
検出手段と、蓄積された画像ファイルにより、前記パス
ワード検出手段より検出されたパスワードと一致する宛
先のパスワードを持つ画像ファイルを検索するための画
像ファイル検索手段と、回線の接続から一定期間前記パ
スワード検出手段によるパスワード検出およびCNG信号
の検出を行い、前記パスワード検出手段によりパスワー
ドを検出したときに、またCNG信号を検出しファクシミ
リ制御信号による所定の通信手順を行いこの通信手順中
においてパスワードを検出したときに前記画像ファイル
検索手段を動作させ、検出したパスワードと一致する宛
先のパスワードを持つ画像ファイルが前記画像ファイル
検索手段により検索されたときに、その画像ファイルの
データを送信するための制御手段とを有するという構成
を備えたものである。
作 用 本発明は上述の構成によって、ファクシミリ装置に蓄積
している画像ファイル中に、発呼局よりファイル通信手
順の前にダイアルトーン信号により送られたパスワード
と一致した宛先のパスワードを持つ画像ファイルがあれ
ば、そのデータを発呼局へ送信することができる。
すなわち、本発明のファクシミリ装置に対し、それに予
め登録されていないファクシミリ装置からでも発呼し
て、原稿受信を行うことができる。また、当然に送信手
順は通常の送信手順とすることができるので、発呼局に
親展通信手順の互換性等は要求されない。さらに、パス
ワード照合により通信の親展性も確保される。
このように、本発明によれば、パスワードさえ正しく指
定するならば、任意のファクシミリ装置より発呼して親
展受信を行うことができる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例によるファクシミリ装置の
ブロック図である。第1図において、1はファクシミリ
装置全体を制御する主制御部、2は不図示のパネル部の
操作及び表示を制御する操作表示制御部、3は不図示の
読取り部及び記録部を制御する読取記録制御部である。
4はプログラムメモリ、ワークメモリ、ファイルメモリ
を含むメモリである。5は原稿の画像データを符号化
し、また受信した符号化データを元の画像データに復号
するデータ圧縮復元部、6は通信手順の制御を行う通信
制御部、7は送信原稿の符号化データを回線に伝送でき
る信号に変調する変調回路と、伝送されてきた信号を復
調する復調回路とからなるモデムである。9はハンドセ
ット及びフックスイッチからなる電話回路、8は電話回
路9とモデム7の電話回線との接続切り換え等を行う回
線制御部である。10はメモリ4に格納されている画像フ
ァイルのヘッダ情報を格納しているファイルテーブルメ
モリ、11は予め登録されたファクシミリ端末番号とパス
ワードを格納しているIDコードメモリである。
12は通信相手からのDTMF(デュアルトーン多周波)信号
すなわちダイアルトーン信号によるパスワードの検出を
行うパスワード検出部であり、回線の信号を常時モニタ
ーし、DTMF信号をとらえたときに、信号に割り当てられ
た数字または記号を検出順に保持し、所定の桁数分の信
号を検出したならばパスワード検出を主制御部1に通知
する。13はメモリ4に格納されている画像ファイルより
送信すべき画像ファイルを検索するファイル検索部であ
る。
なお、本発明に固有のDTMF信号によるパスワードのみの
照合による親展通信を行うか否かを判断し、行うと判断
したときに送信のための制御を行う手段は、主制御部1
の機能に組み込まれている。
次に、このファクシミリ装置の被呼局としての動作につ
いて、第2図のフローチャートを参照しながら説明す
る。
待機状態において回線制御部8で着呼が検出されると、
ステップ300からステップ301に移り、回線制御部8によ
り回線が接続される。次にステップ302に至り、主制御
部1によりタイマが起動される。このタイマの設定時間
は、ファクシミリと電話の自動切り換え機能を持ったフ
ァクシミリ装置において、ファクシミリ送信を促す音声
案内を通信相手に送出する時間に相当し、おおむね20秒
ほどである。
次にステップ303に移ってパスワード検出部12からのパ
スワード検出通知の有無が主制御部1でチェックされ、
パスワード検出通知が出ていなければステップ304に移
って回線からの呼び出し音信号CNGの有無が調べられ、C
NGが受信されなければステップ305に移り、タイマのタ
イムアウトがチェックされ、タイムアウトになっていな
ければ再びステップ303に戻る。
このようにしてステップ303、304、305が繰り返され、
ある時点のステップ304でCNGが検出されると、ステップ
304に移り、第3図を用いて説明した手順により通常の
受信であるか、または通常の親展送信要求であるかを判
定する。この手順の制御は通信制御部6により行われ
る。
通常の受信であれば、通常の受信処理のステップ308に
移り、通信制御部6により通常の受信のための手順制御
が行われ、また主制御部1の制御により、受信された符
号化データがデータ圧縮復元部5で画像データに復元さ
れ、読取記録制御部3を通じて記録部へ送られ記録され
る。パスワードもCNGも検出されないうちにタイマがタ
イムアウトしたときにもステップ308に移り、同様の受
信処理が行われる。
もし通常の親展送信(第3図を用いて説明したような親
展送信)の要求である場合には、ステップ307、310に移
り、手順上で通信相手より得られた発信元端末番号及び
パスワードがメモリ4内のバッファに順次格納される。
次にステップ312に移り、主制御部1により、バッファ
に格納された発信元端末番号及びパスワードと同じファ
クシミリ端末番号及びパスワードがIDコードメモリ11上
でサーチされる。発信元端末番号またはパスワードの少
なくとも一方でも一致するものが見つからないときに
は、ステップ313またはステップ315よりステップ320に
移り、回線制御部8により回線切断が行われる。
発信元端末番号及びパスワードの両方とも一致するもの
がIDコードメモリ11に見つかったときは、ステップ316
に移り、ファイル検索部13によって、ファイルメモリ10
上において、発信元端末番号及びパスワードの両方につ
いて一致するID情報(宛先のファクシミリ端末番号とパ
スワード)をヘッダ情報に持つ画像ファイルの検索が行
われる。もしID情報が一致する画像ファイルが見つから
ないときは、ステップ318からステップ320へ移り、回線
切断が行われることになる。他方、ID情報が一致する画
像ファイルが見つかったときには、ステップ318からス
テップ317へ移り、その画像ファイルの送信処理が実行
される。すなわち、主制御部1の制御によって、その画
像ファイルのデータ(画像データ)がメモリ4より読み
出されてデータ復元圧縮部5で符号化され、さらにモデ
ム7によって変調されてから回線制御部8より回線へ送
出される。必要な手順制御は通信制御部6により行われ
る。
さて、タイマのタイムアウトの前でかつCNGが検出され
る前に、パスワード検出部12からDTMF信号によるパスワ
ードの検出通知が出た場合、本発明に特有の動作の流れ
になる。すなわち、ステップ303からステップ309に移
り、その検出されたパスワードは主制御部1によりメモ
リ4内のバッファに格納される。次に、主制御部1によ
り、このパスワードと一致するパスワードがIDコードメ
モリ11上でサーチされる。もし一致するパスワードがID
コードメモリ11に登録されていないときには、ステップ
314からステップ320に移り、回線切断が行われる。
パスワード検出部12によって検出されたパスワードと一
致するパスワードがIDコードメモリ11に登録済みのとき
は、ステップ317に移り、ファイル検索部13によりパス
ワードが一致するID情報をヘッダ情報に持つ画像ファイ
ルがファイルテーブルメモリ10上で検索される。注意す
べきことは、通常の親展通信の場合にはパスワードと発
信元端末番号の両方が検索条件となるのに対し、ここで
はパスワードのみが検索条件となることである。つま
り、発信元が予め登録されているか否かは関係がない。
パスワードが一致するID情報を持つ画像ファイルが見つ
からないときは、ステップ318からステップ320に移り回
線切断が行われ、待機状態に戻る。
他方、パスワードが一致するID情報を持つ画像ファイ
ル、すなわち宛先のパスワードが発呼局からのパスワー
ドと一致する画像ファイルが見つかったときには、ステ
ップ318からステップ319に移り、その画像ファイルのデ
ータの送信処理が実行される。すなわち、本ファクシミ
リ装置にパスワードが登録されてさえいれば、任意のフ
ァクシミリ装置より発呼し、回線がモデムに切り換えら
れるまでの十数秒間内に、プッシュダイアル操作によっ
てパスワードを入力することにより、目的の原稿の親展
受信を行うことができる。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明のファクシミリ
装置は、パスワードさえ登録されているならば任意のフ
ァクシミリ装置より発呼し、ダイアルトーン信号により
正しいパスワードを送ることによって原稿受信が可能で
あり、また、その親展性もパスワード照合により確保さ
れるため、従来のように親展通信の発呼局が予めネット
ワークとして登録済みで、かつ手順の互換性のあるファ
クシミリ装置に限定されることがなくなり、親展通信の
利用が容易になり、また利用範囲が広がるという効果を
有するものである。付言すれば、本発明のファクシミリ
装置は、任意のファクシミリよりのダイヤルトーンによ
り親展通信に移行できる一方で、親展受信機能を有して
いるファクシミリであってもCNG信号の検出により直ち
に親展通信モードに移行できるのであるから、親展受信
機能を有しているファクシミリであれば、通信毎にパス
ワードの送出操作をすることなくその機能を活用できる
という効果をも有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるファクシミリ装置のブ
ロック図、第2図は同ファクシミリ装置の被呼局として
の動作を示すフローチャート、第3図は従来の親展通信
の手順を説明するための信号シーケンス図である。 1……主制御部、4……メモリ、5……データ圧縮復元
部、6……通信制御部、7……モデム、8……回線制御
部、10……ファイルテーブルメモリ、11……IDコードメ
モリ、12……パスワード検出部、13……ファイル検索
部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】着呼があった場合に、回線の信号をモニタ
    ーしてダイアルトーン信号によるパスワードの検出を行
    うパスワード検出手段と、蓄積された画像ファイルよ
    り、前記パスワード検出手段より検出されたパスワード
    と一致する宛先のパスワードを持つ画像ファイルを検索
    するための画像ファイル検索手段と、回線の接続から一
    定期間前記パスワード検出手段によるパスワード検出お
    よびCNG信号の検出を行い、前記パスワード検出手段に
    よりパスワードを検出したときに、またCNG信号を検出
    しファクシミリ制御信号による所定の通信手順を行いこ
    の通信手順中においてパスワードを検出したときに前記
    画像ファイル検索手段を動作させ、検出したパスワード
    と一致する宛先のパスワードを持つ画像ファイルが前記
    画像ファイル検索手段により検索されたときに、その画
    像ファイルのデータを送信するための制御手段とを具備
    したことを特徴とする画像通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6468067A (en) * 1987-09-08 1989-03-14 Fujitsu Ltd Facsimile equipment
GB2211698B (en) * 1987-10-23 1992-02-26 American Telephone & Telegraph Method and apparatus for transmitting documents

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