JP2857156B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JP2857156B2
JP2857156B2 JP63232595A JP23259588A JP2857156B2 JP 2857156 B2 JP2857156 B2 JP 2857156B2 JP 63232595 A JP63232595 A JP 63232595A JP 23259588 A JP23259588 A JP 23259588A JP 2857156 B2 JP2857156 B2 JP 2857156B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
image information
network
group
facsimile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63232595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0281540A (ja
Inventor
満視 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP63232595A priority Critical patent/JP2857156B2/ja
Publication of JPH0281540A publication Critical patent/JPH0281540A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2857156B2 publication Critical patent/JP2857156B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、中継機能を備えたファクシミリ装置に関す
る。
[従来の技術] 近年、ISDN(サービス統合デジタル通信網)が整備さ
れつつあり、このISDNを使用してデータをやりとりする
データ端末装置も徐々に実用されるようになってきてい
る。
このISDNは、将来的には、従前のPSTN(公衆電話回線
網)を代替するものであるが、その代替が完全に終了す
るまでは、かなりの年月を要すると考えられており、そ
の間ISDNとPSTNの双方が使用されることになる。また、
この場合、ISDNとPSTNの相互乗り入れが考えられてお
り、ISDNに接続されているデータ端末装置と、PSTNに接
続されている同種のデータ端末装置がデータをやりとり
することが可能である。
さて、ISDNを用いてファクシミリ装置による画情報伝
送を行う場合、既存のグループ3ファクシミリ装置をタ
ーミナルアダプタを介してISDNに接続することが考えら
れる。
しかしながら、グループ3ファクシミリ装置のデータ
伝送速度はたかだか9.6Kbpsであり、ISDNの情報チャネ
ル(Bチャネル)におけるデータ伝送速度64Kbpsにはは
るかにおよばず、ISDNを有効に活用することができな
い。
そこで、ISDNの機能を有効に活用できるファクシミリ
装置として、CCITT(国際電信電話諮問委員会)によ
り、グループ4ファクシミリ装置が勧告されている。
したがって、ISDNにおいては、このグループ4ファク
シミリ装置を使用することが主流になると考えられる。
その一方では、PSTNが依然として使用されているの
で、PSTNに接続されているグループ3ファクシミリ装置
とISDNに接続されているグループ4ファクシミリ装置と
の相互間で、画情報伝送を行う必要性がでてくる。
上述したように、ISDNとPSTNの相互乗り入れが考えら
れているため、ISDNに接続されているグループ4ファク
シミリ装置と、PSTNに接続されているグループ3ファク
シミリ装置との間にデータ伝送のための通信パスを形成
することはできる。
しかしながら、グループ4ファクシミリ装置とグルー
プ3ファクシミリ装置とでは、使用する伝送手順、伝送
可能な画情報の符号化方式、および、解像度などが相違
するために、グループ3ファクシミリ装置とグループ4
ファクシミリ装置とは、通信パスが形成されたとして
も、相互間で画情報伝送を行うことができない。
そこで、ISDNに接続されるグループ4ファクシミリ装
置とPSTNに接続されるグループ3ファクシミリ装置との
相互間で画情報伝送を行おうとすると、グループ4ファ
クシミリ装置にグループ3ファクシミリ装置機能を装備
する必要がある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このように、グループ3ファクシミリ
装置機能まで装備したのでは、グループ4ファクシミリ
装置のコストが高くなり、その普及を妨げることとな
る。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、
アナログ回線網に接続されたファクシミリ装置、また
は、デジタル回線網に接続されたファクシミリ装置のい
ずれとも適切に画情報伝送できるファクシミリ装置を提
供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、中継機能を備えたファクシミリ装置におい
て、デジタル回線網を介してデータ伝送を行うためのデ
ジタル回線制御手段と、アナログ回線網を介してデータ
伝送を行うためのアナログ回線制御手段と、画情報を蓄
積する画情報蓄積手段と、G4ファクシミリ装置に適合し
た画情報とG3ファクシミリ装置に適合した画情報とを相
互に変換する画情報変換手段と、宛先情報毎に、接続さ
れている回線網の種別がデジタル回線網であるか、アナ
ログ回線網であるかを記憶した番号テーブルと、上記番
号テーブルを参照し、指定された中継宛先情報に基づ
き、画情報を送信する中継宛先がデジタル回線網または
アナログ回線網のいずれに接続されているかを判断する
回線網判断手段と、中継送信依頼着信時、中継宛先情報
を保存するとともに中継画情報を上記画情報蓄積手段に
蓄積する一方、中継送信時、上記回線網判断手段により
保存された中継宛先情報に対応した発呼時に使用する回
線網を判断するとともに、その中継宛先の接続回線網と
中継送信依頼着信時の回線網とが異なる場合には、上記
画情報変換手段により、その中継宛先に対応した画情報
に変換し、上記判断した回線網に対応した上記デジタル
回線制御手段またはアナログ回線制御手段のいずれか一
方を用いて上記中継宛先へ発呼し、変換した画情報を中
継送信する制御手段を備えたものである。
[作用] したがって、指定された宛先に対応してデジタル回線
網またはアナログ回線網を選択するとともに、そのとき
に指定された宛先のファクシミリ装置に適合するように
画情報を変換するようにしているので、デジタル回線網
に接続されたファクシミリ装置、または、アナログ回線
網に接続されたファクシミリ装置に対して、適切な画情
報伝送を行うことができる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるファクシミリ中
継装置(以下、単に中継装置という)を示している。
同図において、システム制御部1は、この中継装置全
体の制御処理を実行するものであり、システムメモリ2
は、このシステム制御部1が実行する制御処理プログラ
ムやその制御処理プログラムに必要な種々のデータなど
を記憶するものである。パラメータメモリ3は、例え
ば、それぞれの宛先情報と、その宛先情報に対応した端
末装置が接続されている回線網がISDNであるか、あるい
は、PSTNであるかを登録した番号テーブルなどの種々の
情報を記憶するためのものである。
画像処理部4は、画像の解像度を変換する解像度変換
処理、および、画像の縮率(倍率)を変換する画像処理
を行うためのものである。
画像蓄積装置5は、多数の画情報を蓄積するためのも
のであり、符号化復号化部6,7は、画信号を符号化圧縮
するとともに、圧縮されている画情報を元の画信号に復
号化するためのものであり、符号化方式として、グルー
プ3ファクシミリ装置の符号化方式(MH,MR)、およ
び、グループ4ファクシミリ装置の符号化方式(MMR)
を備えている。
グループ3ファクシミリ伝送制御部8は、グループ3
ファクシミリ装置の伝送制御手順処理を実行するための
ものであり、モデム9は、デジタルデータをアナログ回
線を用いて伝送できるように、デジタルデータの変復調
処理を行うためのものであり、網制御装置10は、この中
継装置をアナログ回線網であるPSTNに接続するためのも
のである。また、網制御装置10は、自動発着信機能を備
えている。
グループ4ファクシミリ伝送制御部11は、グループ4
ファクシミリ装置の伝送制御手順処理を実行するための
ものであり、ISDN回線制御部12は、ISDNの基本インタフ
ェース機能の回線制御処理を実現するためのものであ
り、ISDNインタフェース回路13は、このグループ4ファ
クシミリ装置をISDNに接続するためのものである。
ここで、ISDN回線制御部10はISDNのレイヤ3の回線制
御機能を実現し、ISDNインタフェース回路11はISDNのレ
イヤ1,2の回線制御機能を実現している。
システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメ
モリ3、画像処理部4、画像蓄積装置5、符号化復号化
部6,7、グループ3ファクシミリ伝送制御部8、およ
び、グループ4ファクシミリ伝送制御部11は、システム
バス14に接続されており、これらの要素間の情報のやり
とりは、このシステムバス14を介して行われている。
また、グループ4ファクシミリ伝送制御部11、ISDN回
線制御部12、および、ISDNインタフェース回路13は、ロ
ーカルバス15を用いてDチャネル(信号チャネル)上の
信号をやりとりするとともに、ローカルバス16を用いて
Bチャネル(情報チャネル)上の情報をやりとりしてい
る。また、このローカルバス15,16は、システムバス14
にも接続されており、ISDN回線制御部12およびISDNイン
タフェース回路13は、ローカルバス15,16およびシステ
ムバス14を介して、システム制御部1と必要な種々の情
報のやりとりを行う。
以上の構成で、例えば、第2図に示すように、PSTNに
接続されているグループ3ファクシミリ装置FX3から、I
SDNに接続されているグループ4ファクシミリ装置FX4に
画情報を伝送する場合を考える。
このとき、第3図に示すように、グループ3ファクシ
ミリ装置FX3は、中継装置CMを発呼し、中継装置CMは、
被呼局識別信号CEDを送出したのちに、自端末に装備さ
れている標準的な伝送機能を表示するためのデジタル識
別信号DIS、および、中継機能を含めた非標準な伝送機
能を表示するための非標準機能識別信号NSFをグループ
3ファクシミリ装置FX3に応答する。
グループ3ファクシミリ装置FX3は、グループ4ファ
クシミリ装置FX4を中継宛先に指定した中継依頼を含
め、原稿サイズ、解像度(綿密度)、符号化方式および
モデム速度など、その画情報伝送に使用する伝送機能を
非標準機能設定信号NSSにより中継装置CMに通知したの
ちに、そのときに設定したモデム速度でトレーニングチ
ェック信号TCFを送出する。
中継装置CMは、トレーンニングチェック信号TCFの受
信結果が良好な場合には、受信準備確認信号CFRを応答
する。
それにより、グループ3ファクシミリ装置FX3は、そ
のときに設定した符号化方式で符号化した画情報PIXを
送信するとともに、画情報送信を終了することをあらわ
す手順終了信号EOPを送出する。
中継装置CMは、受信した画情報PIXを画像蓄積装置5
に蓄積するとともに、符号化復号化部6,7により画情報P
IXを復号化して画情報PIXの受信状態を検査し、画情報P
IXの受信状態が良好な場合には、メッセージ確認信号MC
Fを応答する。
これにより、グループ3ファクシミリ装置FX3は、切
断命令信号DCNを送出して、回線を復旧する。また、中
継装置CMは、切断命令信号DCNを受信すると、回線を復
旧し、グループ3ファクシミリ伝送手順を終了する。
このようにして、中継装置CMは、グループ3ファクシ
ミリ装置FX3からの中継依頼を受け付けて、中継画情報
を画像蓄積装置5に蓄積する。
次に、中継装置CMは、そのときにグループ3ファクシ
ミリ装置FX3から通知された中継宛先の宛先情報に基づ
き、パラメータメモリ3に記憶している番号テーブルを
参照して、その宛先情報をもつ端末装置が、ISDNに接続
されている端末装置であるか、あるいは、PSTNに接続さ
れている端末装置であるかを判定する。
この場合、ISDNに接続されているグループ4ファクシ
ミリ装置FX4が中継宛先に指定されているので、ISDN回
線制御部12およびISDNインタフェース回路13により、中
継宛先を宛先として設定した呼設定メッセージSETUPをI
SDNに送出して着端末との呼設定を要求し、ISDNは、着
端末として指定されたグループ4ファクシミリ装置FX4
に呼設定メッセージSETUPを送出して発呼する。また、I
SDNは、呼設定状況を通知するための呼設定受付メッセ
ージCALL_PROCを中継装置CMに送出する。
グループ4ファクシミリ装置FX4は、着信検出するとI
SDNに呼出メッセージALERTを送出し、ISDNは呼出メッセ
ージALERTを中継装置CMに送出してグループ4ファクシ
ミリ装置FX4の呼出を開始したことを通知する。
グループ4ファクシミリ装置FX4は、着信応答すると
応答メッセージCONNをISDNに送出し、ISDNは応答メッセ
ージCONNを中継装置CMに送出してグループ4ファクシミ
リ装置FX4が呼を受け付けたことを通知する。
また、ISDNは、グループ4ファクシミリ装置FX4に応
答確認メッセージCONN_ACKを送出してグループ4ファク
シミリ装置FX4の応答を確認し、その時点で、中継装置C
Mとグループ4ファクシミリ装置FX4の間にデータ伝送の
ための情報チャネルが確立する。
これにより、中継装置CMとグループ4ファクシミリ装
置FX4との間でグループ4ファクシミリ伝送制御手順が
開始され、画情報伝送段階になると、中継装置CMは、画
像蓄積装置5に蓄積した画情報を、符号化復号化部6に
よっていったん元の画信号に復号化し、その画信号を、
画像処理部4によりグループ4ファクシミリ装置FX4よ
り通知された解像度の画信号に変換し、その変換後の画
信号を符号化復号化部7でグループ4ファクシミリ装置
FX4が受信可能な画情報に符号化圧縮する。そして、そ
の符号化圧縮後の画情報をグループ4ファクシミリ装置
FX4に送信する。
そして、データ伝送を終了すると、中継装置CMが切断
メッセージDISCをISDNに送出して情報チャネルの解放を
要求し、ISDNが切断メッセージDISCをグループ4ファク
シミリ装置FX4に送出して情報チャネルの復旧を通知す
る。
これにより、グループ4ファクシミリ装置FX4がチャ
ネル切断完了を通知する解放メッセージRELをISDNに応
答すると、ISDNから中継装置CMに解放メッセージRELが
送出される。中継装置CMは、チャネル解放が完了すると
解放完了メッセージREL_COMPをISDNに送出してその旨を
通知し、それにより、ISDNは解放完了メッセージREL_CO
MPをグループ4ファクシミリ装置FX4に送出して、情報
チャネルの解放が成立し、中継装置CMとグループ4ファ
クシミリ装置FX4との間に設定されていた情報チャネル
が完全に解放される。
このようにして、中継装置CMからグループ4ファクシ
ミリ装置FX4との間に情報チャネルが設定され、画像蓄
積装置5に蓄積されていた中継画情報が、グループ4フ
ァクシミリ装置FX4で受信可能な画情報に変換された状
態で、グループ4ファクシミリ装置FX4に受信される。
これにより、PSTNに接続されているグループ3ファク
シミリ装置FX3から、ISDNに接続されているグループ4
ファクシミリ装置への画情報伝送が、中継装置CMの中継
機能により実現する。
また、逆に、ISDNに接続されているグループ4ファク
シミリ装置FX4から、PSTNに接続されているグループ3
ファクシミリ装置FX3に対する画情報は、次のようにし
て行われる。
すなわち、第4図に示すように、グループ4ファクシ
ミリ装置FX4は、中継装置CMを宛先として設定した呼設
定メッセージSETUPをISDNに送出して着端末との呼設定
を要求し、ISDNは、着端末として指定された中継装置CM
に呼設定メッセージSETUPを送出して発呼する。また、I
SDNは、呼設定状況を通知するための呼設定受付メッセ
ージCALL_PROCをグループ4ファクシミリ装置FX4に送出
する。
中継装置CMは、着信検出するとISDNに呼出メッセージ
ALERTを送出し、ISDNは呼出メッセージALERTをグループ
4ファクシミリ装置FX4に送出して中継装置CMの呼出を
開始したことを通知する。
中継装置CMは、着信応答すると応答メッセージCONNを
ISDNに送出し、ISDNは応答メッセージCONNをグループ4
ファクシミリ装置FX4に送出して中継装置CMが呼を受け
付けたことを通知する。
また、ISDNは、中継装置CMに応答確認メッセージCONN
_ACKを送出して中継装置CMの応答を確認し、その時点
で、中継装置CMとグループ4ファクシミリ装置FX4の間
にデータ伝送のための情報チャネルが確立する。
これにより、中継装置CMとグループ4ファクシミリ装
置FX4との間でグループ4ファクシミリ伝送制御手順が
開始され、グループ4ファクシミリ装置FX4は、そのセ
ッションを開始するときに、グループ3ファクシミリ装
置FX3を中継宛先に指定した中継依頼を中継装置CMに通
知する。
そして、グループ4ファクシミリ装置FX4は、中継装
置CMに画情報を送信し、中継装置CMは、受信した画情報
を画像蓄積装置5に蓄積する。
そして、データ伝送を終了すると、グループ4ファク
シミリ装置FX4が切断メッセージDISCをISDNに送出して
情報チャネルの解放を要求し、ISDNが切断メッセージDI
SCを中継装置CMに送出して情報チャネルの復旧を通知す
る。
これにより、中継装置CMがチャネル切断完了を通知す
る解放メッセージRELをISDNに応答すると、ISDNからグ
ループ4ファクシミリ装置FX4に解放メッセージRELが送
出される。グループ4ファクシミリ装置FX4は、チャネ
ル解放が完了すると解放完了メッセージREL_COMPをISDN
に送出してその旨を通知し、それにより、ISDNは解放完
了メッセージREL_COMPを中継装置CMに送出して、情報チ
ャネルの解放が成立し、中継装置CMとグループ4ファク
シミリ装置FX4との間に設定されていた情報チャネルが
完全に解放される。
このようにして、中継装置CMは、グループ4ファクシ
ミリ装置FX4からの中継依頼を受け付けて、中継画情報
を画像蓄積装置5に蓄積する。
次に、中継装置CMは、そのときにグループ4ファクシ
ミリ装置FX4から通知された中継宛先の宛先情報に基づ
き、パラメータメモリ3に記憶している番号テーブルを
参照して、その宛先情報をもつ端末装置が、ISDNに接続
されている端末装置であるか、あるいは、PSTNに接続さ
れている端末装置であるかを判定する。
この場合、PSTNに接続されているグループ3ファクシ
ミリ装置FX3が中継宛先に指定されているので、中継装
置CMは、網制御装置10によりPSTNにグループ3ファクシ
ミリ装置FX3の宛先情報の選択信号を送出してグループ
3ファクシミリ装置FX3を発呼する。
これにより、グループ3ファクシミリ装置FX3が着呼
検出すると、被呼局識別信号CEDを送出したのちに、自
端末に装備されている標準的な伝送機能を表示するため
のデジタル識別信号DIS、および、非標準な伝送機能を
表示するための非標準機能識別信号NSFを中継装置CMに
応答する。
それにより、中継装置CMは、原稿サイズ、解像度(線
密度)、符号化方式およびモデム速度など、その画情報
伝送に使用する伝送機能をデジタル命令信号DCSにより
グループ3ファクシミリ装置FX3に通知したのちに、そ
のときに設定したモデム速度でトレーニングチェック信
号TCFを送出する。
グループ3ファクシミリ装置FX3は、トレーンニング
チェック信号TCFの受信結果が良好な場合には、受信準
備確認信号CFRを応答する。
それにより、中継装置CMは、画像蓄積装置5に蓄積し
ている画情報を、符号化復号化部6によりいったん元の
画信号に復号化し、その画信号を、画像処理部4により
そのときに設定した解像度の画信号に変換し、その変換
後の画信号を、符号化復号化部7によりそのときに設定
した符号化方式で符号化圧縮し、その符号化圧縮後の画
情報PIXを、そのときに設定した伝送速度でグループ3
ファクシミリ装置FX3に送信する。そして、画情報PIXの
送信を終了すると、画情報送信を終了することをあらわ
す手順終了信号EOPを送出する。
グループ3ファクシミリ装置FX3は、画情報PIXの受信
状態が良好な場合には、メッセージ確認信号MCFを応答
する。
これにより、中継装置CMは、切断命令信号DCNを送出
して、回線を復旧する。また、グループ3ファクシミリ
装置FX3は、切断命令信号DCNを受信すると、回線を復旧
し、グループ3ファクシミリ伝送手順を終了する。
このようにして、中継装置CMは、画像蓄積装置5に蓄
積している画情報を、グループ3ファクシミリ装置FX3
が受信可能な画情報に変換した状態で、グループ3ファ
クシミリ装置FX3に送信する。
これにより、ISDNに接続されているグループ4ファク
シミリ装置から、PSTNに接続されているグループ3ファ
クシミリ装置FX3への画情報伝送が、中継装置CMの中継
機能により実現する。
以上のようにして、中継装置CMの機能により、グルー
プ3ファクシミリ装置FX3と、グループ4ファクシミリ
装置FX4の相互間における画情報伝送が可能となる。
第5図は、PSTNにより発呼されたときの中継装置CMの
処理例を示している。
PSTNより発呼され、網制御装置10が呼び出し検出する
と、網制御装置10によりPSTNの回線を接続し(処理10
1)、被呼局識別信号CED、デジタル識別信号DIS、およ
び、非標準機能識別信号NSFを応答する(処理102)。
それにより、相手装置から中継依頼を含む非標準機能
設定信号NSSが送出されてきたかどうかを調べ(判断10
3)、判断103の結果がYESになるときには、中継宛先を
認識できたかどうかを調べる(判断104)。
判断104の結果がYESになるとき、その中継宛先番号を
記憶し(処理105)、その記憶した中継宛先番号に基づ
き、パラメータメモリ3に記憶されている番号テーブル
の内容を参照して、その中継宛先がISDNに接続されてい
るグループ4ファクシミリ装置であるかどうかを調べる
(判断106)。
判断106の結果がYESになるときには、非標準機能設定
信号NSSで設定された符号化方式などの伝送モードを記
憶し(処理107)、相手装置から送信されてきた画情報
を受信し(処理108)、受信した画情報を画像蓄積装置
5に蓄積し(処理109)、通信終了するまで、処理108,1
09を繰返し実行する(判断110のNOループ)。
判断110の結果がYESになると、回線を復旧し(処理11
1)、画像蓄積装置5に蓄積している画情報を、グルー
プ4ファクシミリ装置が受信可能な画情報に変換する
(処理112)。
そして、そのときに指定された中継宛先をISDNにより
発呼し(処理113)、所定のISDN呼設定手順(処理114)
を実行して相手装置と情報チャネルを設定し、所定のグ
ループ4ファクシミリ伝送手順を実行する(処理11
5)。
そして、画像蓄積装置5に蓄積している画情報を相手
装置に送信し(処理116)、その送信を終了すると、所
定のISDN終了手順を実行する(処理117)。
これにより、PSTNに接続されているグループ3ファク
シミリ装置からISDNに接続されているグループ4ファク
シミリ装置への画情報伝送が行われる。
また、そのときに指定されている中継宛先がPSTNに接
続されているグループ3ファクシミリ装置のものであ
り、判断106の結果がNOになるときには、そのときに非
標準機能設定信号NSSで設定された伝送モードを記憶し
て(処理118)、相手装置から送信されてきた画情報を
受信し(処理119)、受信した画情報を画像蓄積装置5
に蓄積し(処理120)、通信終了するまで、処理119,120
を繰返し実行する(判断121のNOループ)。
判断121の結果がYESになると、いったん回線を復旧し
(処理122)、そのときに指定された中継宛先を、網制
御装置10により発呼する(処理123)。
そして、相手装置が着信応答すると、所定のグループ
3ファクシミリ伝送前手順を実行し(処理124)、相手
装置の伝送モードを確認する。
そして、画情報蓄積装置5に蓄積している画情報を相
手装置が受信可能な画情報に変換し(処理125)、その
変換後の画情報を送信する(処理126)。
処理126を終了すると、中継宛先への画情報送信が終
了したので、回線を復旧する(処理127)。
このようにして、PSTNに接続されているグループ3フ
ァクシミリ装置への中継動作が行われる。
また、着信応答したときに、相手装置が中継依頼を通
知せず、判断103の結果がNOになるとき、および、中継
依頼を通知してきたにもかかわらず、中継宛先を認識で
きずに判断104の結果がNOになったときには、手順中断
信号PISを応答し(処理128)、回線を復旧して(処理12
9)、その画情報伝送を拒否する。
このようにして、中継装置CMは、PSTNに接続されてい
るグループ3ファクシミリ装置からの画情報を、ISDNに
接続されているグループ4ファクシミリ装置、あるい
は、PSTNに接続されているグループ3ファクシミリ装置
に中継する。
第6図は、ISDNより発呼されたときの処理例を示して
いる。
ISDNより発呼されると、所定のISDN呼設定手順を実行
し(処理201)、相手装置と情報チャネルが確立すると
所定のグループ4ファクシミリ伝送手順処理を行う(処
理202)。
このとき、相手装置が、セッション開始時に中継宛先
を指定した中継依頼を通知してきたかどうかを調べ(判
断203)、判断203の結果がYESになるときには、そのと
きに通知された中継宛先の番号に基づき、パラメータメ
モリ3に記憶している番号テーブルを参照して、その中
継宛先がPSTNに接続されているグループ3ファクシミリ
装置であるかどうかを調べる(判断204)。
判断204の結果がYESになるときには、その中継宛先を
記憶し(処理205)、グループ4ファクシミリ伝送手順
に従って画情報を受信し(処理206)、その受信した画
情報を画像蓄積装置5に蓄積する(処理207)。
そして、画情報受信を終了すると、所定のISDN終了手
順を行って(処理208)、中継依頼の相手装置との画情
報伝送を終了する。
次に、そのときに指定された中継宛先を、網制御装置
10により発呼し(処理209)、相手装置が着信応答する
と、所定のグループ3ファクシミリ伝送前手順を実行し
(処理210)、相手装置の伝送モードを確認する。
そして、画情報蓄積装置5に蓄積している画情報を相
手装置が受信可能な画情報に変換し(処理211)、その
変換後の画情報を送信する(処理212)。
処理126を終了すると、中継宛先への画情報送信が終
了したので、回線を復旧する(処理213)。
これにより、ISDNに接続されているグループ4ファク
シミリ装置から、PSTNに接続されているグループ3ファ
クシミリ装置への画情報伝送が実現する。
また、そのときに指定された中継宛先がISDNに接続さ
れているグループ4ファクシミリ装置のもので、判断20
4の結果がNOになるときには、その中継宛先を記憶し
(処理214)、グループ4ファクシミリ伝送手順に従っ
て画情報を受信し(処理215)、その受信した画情報を
画像蓄積装置5に蓄積する(処理216)。
画情報受信を終了すると、所定のISDN終了手順を行っ
て(処理217)、中継依頼の相手装置との画情報伝送を
終了する。
次に、そのときに指定された中継宛先をISDNにより発
呼し(処理218)、所定のISDN呼設定手順(処理219)を
実行して相手装置と情報チャネルを設定し、所定のグル
ープ4ファクシミリ伝送手順を実行する(処理220)。
そして、画像蓄積装置5に蓄積している画情報を相手
装置に送信し(処理221)、その送信を終了すると、所
定のISDN終了手順を実行する(処理222)。
このようにして、ISDNに接続されているグループ4フ
ァクシミリ装置への中継動作が行われる。
また、最初に着信したときに、相手装置が中継依頼を
通知してこないで、判断203の結果がNOになるときに
は、その時点で、通信拒否する手順信号を応答し(処理
223)、所定のISDN終了手順を実行して(処理224)、こ
の処理を終了する。
このようにして、中継装置CMは、ISDNに接続されてい
るグループ4ファクシミリ装置からの画情報を、PSTNに
接続されているグループ3ファクシミリ装置、あるい
は、ISDNに接続されているグループ4ファクシミリ装置
に中継する。
なお、画像蓄積装置5に蓄積した中継画情報を中継先
の伝送モードに対応した内容に変換するタイミングは、
中継宛先との伝送モードの交渉後に行うこともできる。
また、上述した説明において、中継宛先が話中の場合
には、一定時間を経過した時点で、再発呼する。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、中継機能を備
えたファクシミリ装置において、デジタル回線網を介し
てデータ伝送を行うためのデジタル回線制御手段と、ア
ナログ回線網を介してデータ伝送を行うためのアナログ
回線制御手段と、画情報を蓄積する画情報蓄積手段と、
G4ファクシミリ装置に適合した画情報とG3ファクシミリ
装置に適合した画情報とを相互に変換する画情報変換手
段と、宛先情報毎に、接続されている回線網の種別がデ
ジタル回線網であるか、アナログ回線網であるかを記憶
した番号テーブルと、上記番号テーブルを参照し、指定
された中継宛先情報に基づき、画情報を送信する中継宛
先がデジタル回線網またはアナログ回線網のいずれに接
続されているかを判断する回線網判断手段と、中継送信
依頼着信時、中継宛先情報を保存するとともに中継画情
報を上記画情報蓄積手段に蓄積する一方、中継送信時、
上記回線網判断手段により保存された中継宛先情報に対
応した発呼時に使用する回線網を判断するとともに、そ
の中継宛先の接続回線網と中継送信依頼着信時の回線網
とが異なる場合には、上記画情報変換手段により、その
中継宛先に対応した画情報に変換し、上記判断した回線
網に対応した上記デジタル回線制御手段またはアナログ
回線制御手段のいずれか一方を用いて上記中継宛先へ発
呼し、変換した画情報を中継送信する制御手段を備えた
ので、デジタル回線網に接続されたファクシミリ装置、
または、アナログ回線網に接続されたファクシミリ装置
に対して、適切な画情報伝送を行うことができるという
効果を得る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例にかかるファクシミリ中継装
置を示すブロック図、第2図は中継装置の中継動作を説
明するための概略図、第3図はPSTNに接続されているグ
ループ3ファクシミリ装置からISDNに接続されているグ
ループ4ファクシミリ装置への中継動作を説明するため
のタイムチャート、第4図はISDNに接続されているグル
ープ4ファクシミリ装置からPSTNに接続されているグル
ープ3ファクシミリ装置への中継動作を説明するための
タイムチャート、第5図はPSTNが着信検出したときの処
理例を示すフローチャート、第6図はISDNが着信検出し
たときの処理例を示すフローチャートである。 1……システム制御部、2……システムメモリ、3……
パラメータメモリ、4……画像処理部、5……画像蓄積
装置、6,7……符号化復号化部、8……グループ3ファ
クシミリ伝送制御部、9……モデム、10……網制御装
置、11……グループ4ファクシミリ伝送制御部、12……
ISDN回線制御部、13……ISDNインタフェース回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中継機能を備えたファクシミリ装置におい
    て、 デジタル回線網を介してデータ伝送を行うためのデジタ
    ル回線制御手段と、 アナログ回線網を介してデータ伝送を行うためのアナロ
    グ回線制御手段と、 画情報を蓄積する画情報蓄積手段と、 G4ファクシミリ装置に適合した画情報とG3ファクシミリ
    装置に適合した画情報とを相互に変換する画情報変換手
    段と、 宛先情報毎に、接続されている回線網の種別がデジタル
    回線網であるか、アナログ回線網であるかを記憶した番
    号テーブルと、 上記番号テーブルを参照し、指定された中継宛先情報に
    基づき、画情報を送信する中継宛先がデジタル回線網ま
    たはアナログ回線網のいずれに接続されているかを判断
    する回線網判断手段と、 中継送信依頼着信時、中継宛先情報を保存するとともに
    中継画情報を上記画情報蓄積手段に蓄積する一方、中継
    送信時、上記回線網判断手段により保存された中継宛先
    情報に対応した発呼時に使用する回線網を判断するとと
    もに、その中継宛先の接続回線網と中継送信依頼着信時
    の回線網とが異なる場合には、上記画情報変換手段によ
    り、その中継宛先に対応した画情報に変換し、上記判断
    した回線網に対応した上記デジタル回線制御手段または
    アナログ回線制御手段のいずれか一方を用いて上記中継
    宛先へ発呼し、変換した画情報を中継送信する制御手段
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
JP63232595A 1988-09-19 1988-09-19 ファクシミリ装置 Expired - Fee Related JP2857156B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63232595A JP2857156B2 (ja) 1988-09-19 1988-09-19 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63232595A JP2857156B2 (ja) 1988-09-19 1988-09-19 ファクシミリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0281540A JPH0281540A (ja) 1990-03-22
JP2857156B2 true JP2857156B2 (ja) 1999-02-10

Family

ID=16941823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63232595A Expired - Fee Related JP2857156B2 (ja) 1988-09-19 1988-09-19 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2857156B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0683353B2 (ja) * 1986-05-22 1994-10-19 株式会社リコー フアクシミリ装置
JPS6361558A (ja) * 1986-09-01 1988-03-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 複合画像情報通信処理方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0281540A (ja) 1990-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6010876A (ja) フアクシミリ通信制御方式
JP2000354127A (ja) リアルタイム型インターネットファクシミリ通信システムの制御方法
JP2857156B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH10178494A (ja) 通信端末装置、通信システム及び通信制御方法
JPH0964865A (ja) 端末装置の制御方法
JP2524757B2 (ja) ファクシミリ伝送方式
JP2524744B2 (ja) フアクシミリ伝送方式
JP3828403B2 (ja) リアルタイムゲートウェイファクシミリ装置
JP2904353B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3563977B2 (ja) リアルタイムインターネットゲートウェイファクシミリ装置の制御方法
JP2940977B2 (ja) データ通信方法
JP4963940B2 (ja) 構内交換機
JP3608029B2 (ja) インターネットファクシミリ通信システムの制御方法およびリアルタイムインターネットゲートウェイ装置
JP3025522B2 (ja) ファクシミリ装置の伝送制御方式
JP2001211305A (ja) ネットワークファクシミリ通信システム
JP4184734B2 (ja) 通信システムおよびネットワークゲートウェイ装置およびネットワークファクシミリ装置およびファクシミリ装置および通信方法およびネットワークゲートウェイ装置の制御方法およびネットワークファクシミリ装置の制御方法およびファクシミリ装置の制御方法
JP3562090B2 (ja) ファクシミリ通信方法及びファクシミリ装置
JPH03121660A (ja) Isdnファクシミリ装置の伝送方式
JP3213028B2 (ja) データ端末装置の制御方法
JPS63302643A (ja) ファクシミリ中継装置
JPH05103179A (ja) フアクシミリ装置
JPH03133255A (ja) データ伝送方法
JPH0530320A (ja) Isdnフアクシミリ装置
JPH06133079A (ja) Isdn通信装置用ターミナルアダプタ
JPH02202171A (ja) ファクシミリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees