JPH05103179A - フアクシミリ装置 - Google Patents

フアクシミリ装置

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JPH05103179A
JPH05103179A JP3263379A JP26337991A JPH05103179A JP H05103179 A JPH05103179 A JP H05103179A JP 3263379 A JP3263379 A JP 3263379A JP 26337991 A JP26337991 A JP 26337991A JP H05103179 A JPH05103179 A JP H05103179A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 受信側から送信側に転送先を依頼することに
より他の受信器に転送を可能とするファクシミリ装置を
提供する。 【構成】 受信側では受信用転送先電話番号記憶部21
が、キー入力された転送先の電話番号を記憶する。制御
部18は、転送依頼のため、受信用転送先電話番号記憶
部21に記憶した転送先の電話番号を着信時に送信側に
通知して該電話番号への転送を依頼する。送信側では送
信用転送先電話番号記憶部22が、制御部18によって
依頼された転送先の電話番号を記憶する。発呼手段とし
ての選択信号発生部23は、実際に転送する際に、送信
用転送先電話番号記憶部22に記憶された転送先の電話
番号をダイアル発信し、自動的に発呼する。制御部18
は選択信号発生部23による転送先へのダイアル発呼に
際し、画情報の送信先を転送依頼元から転送先に変更し
転送依頼元への画情報送信を行わず、転送先のみに送信
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばオペレータ不在
時に着信したファクシミリ通信を所定の転送先に転送す
るファクシミリ装置に関し、特に転送コストを低減でき
るファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばオペレータ不在時に着信し
たファクシミリ通信を所定の転送先、例えばオペレータ
の出先または代替受信を行うファクシミリ装置に転送す
るファクシミリ装置が多用されているが、このようなフ
ァクシミリ装置の転送方式としては、以下の〜のよ
うなものがある。
【0003】受信側のファクシミリ装置において、着
信した画情報を一旦メモリに蓄積し、その後、あらかじ
め設定されている宛先に発呼し、転送する。 受信側のファクシミリ装置において、2回線を収容
し、転送電話のようにリアルタイムで転送先に発呼し、
中継する。 例えば特開平2−151166号公報に記載されたフ
ァクシミリ装置のように、エラー発生等によりファクシ
ミリ受信を継続できなくなった場合に、代替受信用ファ
クシミリ装置の電話番号を送信側に通知することによ
り、送信側が前記転送先の代替受信用ファクシミリ装置
に発呼し、送信する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、それぞれ以下
のような問題があった。まず、の一旦メモリで受信し
て転送するものは、そのメモリのデバイス分だけコスト
が増大し、高価なものとなる。
【0005】の2回線を収容して転送するものは、2
回線分の回線を接続制御するためのハードウエアが必要
となり、通常の1回線用のものに比べてコストが増大
し、やはり高価なものとなる。の転送先通知により送
信側によって転送するものでは、エラー発生時に通信回
線そのものを切り替えるため、画情報を転送することは
できるが、当初の受信局(転送依頼元)では画情報を受
信することができない。
【0006】そこで、請求項1記載の発明は、受信側か
ら送信側に転送先を依頼することにより、受信側に画情
報蓄積部がなくても、また収容回線が1回線のみでも転
送を可能とするファクシミリ装置を提供することを目的
としている。また、請求項2記載の発明は、送信側が画
情報蓄積部を備えている場合に該蓄積画情報を順次転送
依頼元と転送先に送信することにより、転送依頼元に画
情報を送信できるファクシミリ装置を提供することを目
的としている。
【0007】また、請求項3記載の発明は、送信側が画
情報蓄積部を備えている場合に転送依頼元への画情報送
信に並行して該蓄積部に画情報を蓄積し、前記転送依頼
元への送信終了後に該蓄積画情報を転送先に送信するこ
とにより、転送依頼元に画情報を送信できるファクシミ
リ装置を提供することを目的としている。また、請求項
4記載の発明は、受信側の転送依頼元自身の画情報受信
の要否を送信側に通知することにより、必要な場合にの
み転送依頼元に画情報を送信できるファクシミリ装置を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的を達成するために、受信側として転送先の電話
番号を記憶する転送先記憶手段と、記憶した転送先の電
話番号を着信時に送信側に通知して該電話番号への転送
を依頼する転送依頼手段と、を備え、送信側として前記
転送依頼手段によって依頼された転送先の電話番号を記
憶する転送依頼記憶手段と、記憶された転送先の電話番
号にダイアル発呼する発呼手段と、を備えたファクシミ
リ装置であって、前記発呼手段による転送先への発呼に
際し画情報の送信先を転送依頼元から転送先に変更する
変更手段を備えたことを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の発明は、上記目的を
達成するために、送信側として画情報を蓄積する蓄積部
を備え、この蓄積部に蓄積された画情報を送信する場合
には前記変更手段による送信先の変更を禁止し、転送依
頼元と転送先の両方に該画情報を送信することを特徴と
する。また、請求項3記載の発明は、上記目的を達成す
るために、送信側として画情報を蓄積する蓄積部を備
え、この蓄積部に未蓄積の画情報を送信する場合には前
記変更手段による送信先の変更を禁止し、転送依頼元へ
の送信中に該画情報を蓄積部に蓄積し、転送依頼元への
送信終了後に該蓄積部に蓄積された画情報を転送先に送
信することを特徴とする。
【0010】また、請求項4記載の発明は、上記目的を
達成するために、受信側として転送依頼と共に転送依頼
元自身の画情報受信の要否を送信側に通知する要否通知
手段を備え、送信側として前記要否通知手段によって受
信を要求された場合に前記転送依頼元に送信することを
特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成を有する請求項1記載の発明において
は、受信側として転送先の電話番号を転送先記憶手段に
記憶しておき、記憶した転送先の電話番号を着信時に転
送依頼手段によって送信側に通知して該電話番号への転
送を依頼すると共に、送信側として前記転送依頼手段に
よって依頼された転送先の電話番号を転送依頼記憶手段
記憶して、記憶された転送先の電話番号に発呼手段によ
ってダイアル発呼する。ここで、前記発呼手段による転
送先への発呼に際し、変更手段が画情報の送信先を転送
依頼元から転送先に変更する。
【0012】また、上記構成を有する請求項2記載の発
明においては、送信側として蓄積部に蓄積された画情報
を送信する場合には、前記変更手段による送信先の変更
を禁止し、転送依頼元と転送先の両方に該画情報を送信
する。また、上記構成を有する請求項3記載の発明にお
いては、送信側として蓄積部に未蓄積の画情報を送信す
る場合には、前記変更手段による送信先の変更を禁止
し、転送依頼元への送信中に該画情報を蓄積部に蓄積
し、転送依頼元への送信終了後に該蓄積部に蓄積された
画情報を転送先に送信する。
【0013】また、上記構成を有する請求項4記載の発
明においては、受信側の要否通知手段によって転送依頼
と共に転送依頼元自身の画情報受信の要否を送信側に通
知し、前記要否通知手段によって受信を要求された場合
に、送信側は前記転送依頼元に画情報を送信する。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は請求項1〜4いずれかに記載された発明の一実施
例に係るファクシミリ装置を示す図であり、同図(a)
はそのブロック図、同図(b)はその制御部を示す構成
図である。
【0015】まず、構成を説明する。図1(a)におい
て、網制御部11は、例えば電話回線との接続を制御し
て回線ループを形成する。変復調部12は、送信データ
を変調する一方で、受信データを復調する。データ圧縮
再生部13は、送信する画情報を所定の方式で符号化し
てその情報量を圧縮すると共に、符号化されている受信
画情報を元の画情報に再生する。バッファ部14は、画
情報の入出力を中継する。原稿読取部15は、ファクシ
ミリ原稿を読取走査する。画像出力部16は、ファクシ
ミリ受信画像をハードコピーとして出力する。蓄積部と
しての蓄積記録部17は、送信または受信に係る複数ペ
ージ分の画情報を蓄積する。制御部18は、本ファクシ
ミリ装置のシステム全体を制御する。
【0016】キー入力部19は、送受信のオペレーショ
ン、転送指示入力、転送先の電話番号、転送依頼元自身
の画情報受信の要否等を入力する。転送指示記憶部20
は、キー入力された転送指示および画情報受信の要否を
記憶する。転送先記憶手段としての転送先電話番号記憶
部(受信用)21は、キー入力された転送先の電話番号
を記憶する。ここで、前記制御部18は、転送依頼手段
として、転送先電話番号記憶部21に記憶した転送先の
電話番号を着信時に送信側に通知して該電話番号への転
送を依頼する。
【0017】転送依頼記憶手段としての転送先電話番号
記憶部(送信用)22は、前記制御部18によって依頼
された転送先の電話番号を記憶する。発呼手段としての
選択信号発生部23は、実際に転送する際に、転送先電
話番号記憶部22に記憶された転送先の電話番号をダイ
アル発信し、自動的に発呼する。ここで、前記制御部1
8は変更手段として、選択信号発生部23による転送先
へのダイアル発呼に際し、画情報の送信先を転送依頼元
から転送先に変更する。すなわち、制御部18は、転送
依頼元への画情報送信を行わず、転送先のみに送信す
る。
【0018】図1(b)は同図(a)の制御部18をマ
イクロコンピュータを使用することにより実現した実施
例を示すもので、前記キー入力部19、転送指示記憶部
20、転送先電話番号記憶部21、転送先電話番号記憶
部22を含めて表わしたものである。図において、31
はマイクロコンピュータ(CPU)、32はシステムプ
ログラムが書き込まれているROM、33はシステム制
御用のRAM、34は電気的に消去、書き込みが可能な
EEPROMまたは電池でバックアップされたRAM、
35はシステムバスである。
【0019】上記構成において、転送指示記憶部20、
転送先電話番号記憶部21、転送先電話番号記憶部22
は、EEPROM34内に構成される。ただし、送信側
として前記制御部18は、前記蓄積記録部17に蓄積さ
れた画情報を送信する場合には、転送依頼元から転送先
への送信先の変更を禁止し、転送依頼元と転送先の両方
に該画情報を送信する。
【0020】また、送信側として制御部18は、前記蓄
積記録部17に未蓄積の画情報を送信する場合には、転
送依頼元から転送先への送信先の変更を禁止し、転送依
頼元への送信中に該画情報を蓄積記録部17に蓄積し、
転送依頼元への送信終了後に該蓄積記録部17に蓄積さ
れた画情報を転送先に送信する。なお、未蓄積の画情報
を送信する場合に転送依頼を受けたときは、自動的に蓄
積記録部17への蓄積を行って、転送依頼元と転送先の
両方に送信するよう構成しても構わない。
【0021】さらに、受信側の要否通知手段として制御
部18は、転送指示記憶部20に記憶してある転送依頼
元自身の画情報受信の要否を、転送依頼と共に送信側に
通知する。そして、送信側として制御部18は、受信を
要求された場合に前記転送依頼元に送信する。次に、受
信機側から送信機側へ転送の指示と転送先の電話番号を
伝達する制御手順について、その一例を説明する。現
在、一般的に使われているG3ファクシミリの伝送制御
手順は、CCITT(国際電信電話諮問委員会)で勧告
されたT30である。T30の中にはメーカーが独自の
機能を達成するために、メーカー毎に自由に使える非標
準方式があり、それに使われる非標準機能識別信号NS
Fがある。本実施例では、この非標準機能識別信号NS
Fの中に送信機側への転送の指示(依頼)のビットと、
転送先の電話番号を通知するビット(表示部)と、以降
の受信を継続するか中断するかを通知する受信要否のビ
ットを割り付け、送信側に伝える。送信側は、この信号
を受けて、自機の条件を考慮して、以降の送信手順を決
定する。例えば、送信側に蓄積記録部17がなく1回し
か送れない場合は、受信要求があっても転送依頼元への
送信は行わず、転送先のみへの送信に変更する。また、
送信側に蓄積記録部17があり、現在の受信機(転送依
頼元)および転送を指示された受信機(転送先)の両方
へ送信可能であれば、転送依頼元の受信の要否に従って
送信を実行する。
【0022】図2はCCITT(国際電信電話諮問委員
会)T30で規定されているG3ファクシミリのバイナ
リ手順を示す図である。前述の送信機側への転送指示の
ビット、転送先の電話番号の通知ビット、および以降の
受信の継続、非継続の通知ビットは、ファクシミリコン
トロールフィールドが非標準機能識別信号NSFである
とき、ファクシミリインフォメーションフィールドの中
に割り付けられることになる。なお、ファクシミリコン
トロールフィールドおよびファクシミリインフォメーシ
ョンフィールドに用いられる信号名とコードデータが図
3に示される。
【0023】図2に示すように、G3ファクシミリのバ
イナリ手順は、HDLC(High-level Data Link Contr
ol)ファーマットとなっており、以下のように規定され
ている。すなわち、 (1)プリアンブルは、フラグシーケンスが1sec±15%
と規定されている。 (2)フラグコードは、「01111110」と規定され、左のデ
ータから送出して、「0」インサーションは行わない。 (3)アドレスフィールドは、「11111111」と規定され
る。 (4)コントロールフィールドは、非最終フレームが「110
00000」、最終フレームが「11001000」と規定される。 (5)ファクシミリコントロールフィールドは、図3に示
す信号等が使用される。 (6)ファクシミリインフォメーションフィールドは、図
3に示す信号のみが使用される。 (7)CRCチェックフィールドは、16ビットのCRC
チェックパターン、すなわちX16+X12+X5+1を用
いる。
【0024】次に、作用を説明する。図4は送信機側が
転送の指示を受けて現在の送受信を中断する場合の通信
フローを示すもので、被呼側である受信側から発呼側で
ある送信側に、被呼端末識別信号CED(Called Stati
on Identification)、および非標準機能識別信号NS
F/デジタル識別信号DIS(Digital Identification
Signal)が返信された後、送信側から受信側に切断命
令信号DCN(Disconnect)が送信されて、通信が終了
する。
【0025】ここで、図4に示す送受信の中断手順は、
その中断の要求が送信側からのものであっても、受信側
からのものであっても、この手順になる。例えば、現在
の受信機(転送依頼元)に画情報を送信すると、転送先
に送信できなくなる場合、中断が送信側で判断され、受
信側が非標準機能識別信号NSFの中で継続受信可とな
っていても、切断命令信号DCNが送出される。そし
て、転送先のみに送信が行われる。
【0026】一方、受信側から中断が要求される場合
は、非標準機能識別信号NSFの中で継続受信不可とな
ってくるので、送信側は、転送依頼元と転送先の両方に
送信可能であっても、切断命令信号DCNにより送信を
中断させ、転送先のみに送信する。図5は送信機側が転
送の指示を受けて現在の送受信を完了させる場合の通信
フローを示すものである。まず、被呼端末識別信号CE
D、非標準機能識別信号NSF/デジタル識別信号DI
Sを返信する。ここで、非標準機能識別信号NSFによ
り転送指示および受信機側が継続受信を要求し、送信機
側が送信可能な場合、または継続受信の要求がなくても
転送指示を受けた送信機側の判断により送信が可能な場
合、図5の手順に従って転送依頼元に送信が行われ、送
信終了後に、転送先へも送信が行われる。すなわち、送
信側は非標準機能設定信号NSSまたはデジタル命令信
号DCSを送出し、トレーニングチェックTCF(Trai
ning Check)により送信レートを決定する。次いで、送
信側は、受信準備確認信号CFR(Confirmation to Re
ceive)の返信を待って、メッセージ(画情報)を送信
する。メッセージ送信終了後、本通信フローは単ページ
の通信フローであるので、メッセージ終了信号EOM
(End of Message)を送信し、メッセージ確認信号MC
Fの返信を待って、切断命令信号DCNにより通信を終
了する。
【0027】以下、図1において、各請求項毎の作用を
整理して説明する。請求項1 まず、受信機において、外出中などに、キー入力部19
より転送の指示と転送先の電話番号が入力され、それぞ
れ転送指示記憶部20と、転送先電話番号記憶部21に
記憶される。そして、着呼があると、その情報を図4の
非標準機能識別信号NSFに乗せて送信機側に伝える。
送信機側では、非標準機能識別信号NSFを受けて、そ
の非標準機能識別信号NSFの中から転送依頼であるこ
とと、転送先の電話番号を読み出し、転送先電話番号記
憶部部22に記憶し、図4の手順に従って送信を中断す
る。そして、転送先電話番号記憶部22から転送先の電
話番号を読み出し、その情報に従って選択信号発生部2
3より信号を送出して、自動的に発信し、画情報を転送
先に送信する。
【0028】このように、本実施例においては、受信側
から送信側に転送先を依頼することにより、受信側に画
情報蓄積部がなくても、また収容回線が1回線のみでも
所定の転送先に転送することができ、転送コストを低減
することができる。請求項2 蓄積記憶部17にあらかじめメモリされた画情報を送信
しようとしたとき、受信機側から転送を依頼された場合
には、現在の受信機側へ、そのまま送信した後、転送先
にも送信を行う。
【0029】このように、本実施例においては、送信側
が蓄積記録部17を備えている場合に、該蓄積画情報を
順次転送依頼元と転送先に送信することにより、転送依
頼元に画情報を送信でき、転送依頼により依頼元に画情
報を受信できないという不具合を解消できる。請求項3 送信機側が、蓄積記憶部17を備えているが、送ろうと
している原稿の画情報があらかじめメモリされていない
状態(メモリ送信でない状態)のとき、受信機側から転
送を依頼された場合には、現在の受信機側に送信し、同
時にメモリ蓄積を行って、その後、転送先にも送信を行
う。
【0030】このように、本実施例においては、送信側
が蓄積記録部17を備えている場合に、転送依頼元への
画情報送信に並行して該蓄積記録部17に画情報を蓄積
し、前記転送依頼元への送信終了後に該蓄積画情報を転
送先に送信することにより、転送依頼元に画情報を送信
でき、転送依頼により依頼元に画情報を受信できないと
いう不具合を解消できる。
【0031】請求項4 受信機において、キー入力部19により転送の指示と転
送先の電話番号を入力するとき、自機も受信するか否
か、すなわち受信の要否を入力し、その情報を記憶して
おく。そして、着信時に送信機側へ転送の指示をすると
きに、受信の要否も非標準機能識別信号NSFの中に付
加して送ることにより、送信機側へ伝える。なお、自機
の受信の要否の記憶場所は、転送指示記憶部20に、転
送指示の付加情報として記憶される。
【0032】このように、本実施例においては、転送依
頼元自身の画情報受信の要否を送信側に通知することに
より、必要な場合にのみ転送依頼元に画情報を送信で
き、転送依頼により依頼元に画情報を受信できないとい
う不具合を解消できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係るファクシミリ装置によれば、受信側として転送
先の電話番号を転送先記憶手段に記憶しておき、記憶し
た転送先の電話番号を着信時に転送依頼手段によって送
信側に通知して該電話番号への転送を依頼すると共に、
送信側として前記転送依頼手段によって依頼された転送
先の電話番号を転送依頼記憶手段記憶して、記憶された
転送先の電話番号に発呼に際し、変更手段が画情報の送
信先を転送依頼元から転送先に変更するので、受信側に
画情報蓄積部がなくても、また収容回線が1回線のみで
も所定の転送先に転送することができ、コストの増大無
しで転送が可能となる。
【0034】また、請求項2記載の発明に係るファクシ
ミリ装置によれば、送信側として蓄積部に蓄積された画
情報を送信する場合には、前記変更手段による送信先の
変更を禁止し、該蓄積画情報を順次転送依頼元と転送先
に送信することにより、転送依頼元に画情報を送信で
き、転送依頼により依頼元に画情報を受信できないとい
う不具合を解消できる。
【0035】また、請求項3記載の発明に係るファクシ
ミリ装置によれば、送信側として蓄積部に未蓄積の画情
報を送信する場合には、前記変更手段による送信先の変
更を禁止し、転送依頼元への送信中に該画情報を蓄積部
に蓄積し、転送依頼元への送信終了後に該蓄積部に蓄積
された画情報を転送先に送信するので、転送依頼元に画
情報を送信でき、転送依頼により依頼元に画情報を受信
できないという不具合を解消できる。
【0036】また、請求項4記載の発明に係るファクシ
ミリ装置によれば、受信側の要否通知手段によって転送
依頼と共に転送依頼元自身の画情報受信の要否を送信側
に通知し、前記要否通知手段によって受信を要求された
場合に、送信側は前記転送依頼元に画情報を送信するの
で、必要な場合にのみ転送依頼元に画情報を送信でき、
転送依頼により依頼元に画情報を受信できないという不
具合を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜4いずれかに記載された発明の一実
施例に係るファクシミリ装置を示す図であり、同図
(a)はそのブロック図、同図(b)はその制御部を示
す構成図である。
【図2】CCITT(国際電信電話諮問委員会)T30
で規定されているG3ファクシミリのバイナリ手順を示
す図である。
【図3】ファクシミリコントロールフィールドおよびフ
ァクシミリインフォメーションフィールドに用いられる
信号名とコードデータを示す図である。
【図4】送信機側が転送の指示を受けて現在の送受信を
中断する場合の通信フローである。
【図5】送信機側が転送の指示を受けて現在の送受信を
完了させる場合の通信フローである。
【符号の説明】
17 蓄積記録部(蓄積部) 18 制御部(転送依頼手段、変更手段、要否通知手
段) 19 キー入力部 20 転送指示記憶部 21 転送先電話番号記憶部(転送先記憶手段) 22 転送先電話番号記憶部(転送依頼記憶手段) 23 選択信号発生部(発呼手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信側として転送先の電話番号を記憶する
    転送先記憶手段と、 記憶した転送先の電話番号を着信時に送信側に通知して
    該電話番号への転送を依頼する転送依頼手段と、を備
    え、 送信側として前記転送依頼手段によって依頼された転送
    先の電話番号を記憶する転送依頼記憶手段と、 記憶された転送先の電話番号にダイアル発呼する発呼手
    段と、を備えたファクシミリ装置であって、 前記発呼手段による転送先への発呼に際し画情報の送信
    先を転送依頼元から転送先に変更する変更手段を備えた
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】送信側として画情報を蓄積する蓄積部を備
    え、 この蓄積部に蓄積された画情報を送信する場合には前記
    変更手段による送信先の変更を禁止し、転送依頼元と転
    送先の両方に該画情報を送信することを特徴とする請求
    項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】送信側として画情報を蓄積する蓄積部を備
    え、 この蓄積部に未蓄積の画情報を送信する場合には前記変
    更手段による送信先の変更を禁止し、転送依頼元への送
    信中に該画情報を蓄積部に蓄積し、転送依頼元への送信
    終了後に該蓄積部に蓄積された画情報を転送先に送信す
    ることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】受信側として転送依頼と共に転送依頼元自
    身の画情報受信の要否を送信側に通知する要否通知手段
    を備え、 送信側として前記要否通知手段によって受信を要求され
    た場合に前記転送依頼元に送信することを特徴とする請
    求項2または3記載のファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0918682A (ja) * 1995-06-28 1997-01-17 Chugoku Nippon Denki Software Kk ファクシミリ装置および転送方法

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