JP2003037722A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2003037722A
JP2003037722A JP2001223253A JP2001223253A JP2003037722A JP 2003037722 A JP2003037722 A JP 2003037722A JP 2001223253 A JP2001223253 A JP 2001223253A JP 2001223253 A JP2001223253 A JP 2001223253A JP 2003037722 A JP2003037722 A JP 2003037722A
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JP2001223253A
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Atsushi Yokoyama
敦至 横山
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 A3サイズなどの所定の標準最大サイズを越
えるサイズの原稿画情報送信を、送信元のユーザの意図
を尊重した態様で行うことができるファクシミリ装置を
提供すること。 【解決手段】 大サイズ等倍送信モードが操作設定され
ている状態で、セットされた前記所定の標準最大サイズ
よりもサイズの大きな原稿を等倍で読み取ると共に発呼
して回線接続された受信側ファクシミリ装置との能力交
換により、当該受信側ファクシミリ装置が、前記所定の
標準最大サイズよりもサイズの大きな原稿画情報の受信
に、対応していることが分かった場合には、当該等倍で
読み取った原稿画情報を送信し、対応していないことが
分かった場合には、回線を切断して当該等倍で読み取っ
た原稿画情報の送信は行わないことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、特に、所定の標準最大サイズよりもサイズの大
きな原稿画情報の読み取り・送信が可能なファクシミリ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】所定の標準最大サイズ、具体的には、A
3サイズより大きいサイズの原稿画情報を送信または受
信できるファクシミリ装置は市場には少なく、また、各
社独自の方法を使用しているため、A3サイズを越える
サイズの原稿画情報を正常に通信できる可能性は低い。
【0003】そのため、従来の、A3サイズを越えるサ
イズの原稿画情報の送信に対応したファクシミリ装置に
おいては、A3サイズを越えるサイズの原稿画情報の読
み取り・送信が指示された場合には、等倍で原稿画情報
をいったん読み取るが、回線接続された受信側ファクシ
ミリ装置との能力交換により、受信側が、A3サイズを
越えるサイズの原稿画情報の受信に対応していないこと
が分かると、送信エラーを回避するために、自動的にA
3サイズに縮小して送信してしまっていた。
【0004】一方、A3サイズを越えるサイズの原稿画
情報を送信したいと所望するユーザは、送信原稿の内容
によっては、A3サイズを越えるサイズであっても受信
側に対して絶対に等倍で送信したい、または、しなけれ
ばならない場合もありえる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そのように、従来の、
A3サイズを越えるサイズの原稿画情報の送信に対応し
たファクシミリ装置においては、A3サイズを越えるサ
イズを受信側に対して特に等倍で送信したいというユー
ザの要望に対応できないという問題点があった。また、
いったん等倍で読み取ったA3サイズを越えるサイズの
原稿画情報を送信の際に縮小処理すると、読み取り時に
読み取りと同時に縮小処理する場合と比較して画質の劣
化が大きいという問題点もあった。
【0006】また、複数のファクシミリ通信ユニットを
備え、それらのファクシミリ通信ユニットのうちのA3
サイズを越えるサイズの原稿画情報の送信に対応してい
ないファクシミリ通信ユニットでの転送が設定されてい
る状態で、A3サイズを越えるサイズの原稿画情報の受
信に対応したファクシミリ通信ユニットにより、A3サ
イズを越えるサイズの原稿画情報が受信された場合に、
そのA3サイズを越えるサイズの原稿画情報を自動的に
A3サイズに縮小して転送したのでは、送信元のユーザ
の意図に反するばかりでなく、無駄な通信料金が発生し
てしまうという問題点があった。
【0007】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、A3サイズなどの所定の標準最大サイズを越える
サイズの原稿画情報送信を、送信元のユーザの意図を尊
重した態様で行うことができるファクシミリ装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のファク
シミリ装置は、所定の標準最大サイズよりもサイズの大
きな原稿画情報の読み取り・送信が可能なファクシミリ
装置であって、前記所定の標準最大サイズを越えるサイ
ズの原稿画情報を等倍で読み取り送信する大サイズ等倍
送信モードが操作設定されている状態で、セットされた
前記所定の標準最大サイズよりもサイズの大きな原稿を
等倍で読み取ると共に発呼して回線接続された受信側フ
ァクシミリ装置との能力交換により、当該受信側ファク
シミリ装置が、前記所定の標準最大サイズよりもサイズ
の大きな原稿画情報の受信に対応していることが分かっ
た場合には、当該等倍で読み取った原稿画情報を送信
し、当該受信側ファクシミリ装置が、前記所定の標準最
大サイズよりもサイズの大きな原稿画情報の受信に対応
していないことが分かった場合には、回線を切断して当
該等倍で読み取った原稿画情報の送信は行わない一方、
前記大サイズ等倍送信モードの操作設定がされていない
場合には、セットされた前記所定の標準最大サイズより
もサイズの大きな原稿を前記所定の標準最大サイズに縮
小して読み取ると共に発呼して回線接続された受信側フ
ァクシミリ装置に送信する大サイズ原稿読み取り・送信
制御手段を備えたことを特徴とする
【0009】請求項2に記載のファクシミリ装置は、所
定の標準最大サイズよりもサイズの大きな原稿画情報の
受信が可能な第1のファクシミリ通信ユニットと、前記
所定の標準最大サイズ以下のサイズの原稿画情報の送信
が可能な第2のファクシミリ通信ユニットとを備えたフ
ァクシミリ装置であって、前記第1のファクシミリ通信
ユニットにより受信した原稿画情報の、前記第2のファ
クシミリ通信ユニットを使用した所定の転送宛先への転
送が設定されている状態で前記第1のファクシミリ通信
ユニットにより受信した原稿画情報が前記所定の標準最
大サイズ以下のサイズである場合には、前記第2のファ
クシミリ通信ユニットを使用して前記所定の転送宛先へ
発呼して当該受信した原稿画情報を転送する一方、前記
第1のファクシミリ通信ユニットにより受信した原稿画
情報の、前記第2のファクシミリ通信ユニットを使用し
た所定の転送宛先への転送が設定されている状態で前記
第1のファクシミリ通信ユニットにより受信した原稿画
情報が前記所定の標準最大サイズよりもサイズが大きい
場合には、前記第2のファクシミリ通信ユニットを使用
した、前記所定の転送宛先へ発呼し、当該受信した原稿
画情報を前記所定の標準最大サイズに自動的に縮小して
転送する動作を行うことなく処理を中断する大サイズ原
稿転送制御手段を備えたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0011】先ず、図1は、本発明の実施の形態に係る
ファクシミリ装置1のブロック構成を示している。
【0012】同図において、ファクシミリ装置1は、シ
ステム制御部2、ROM3、RAM4、スキャナ5、プ
ロッタ6、画像メモリ7、符号化復号化部8、操作表示
部9、G3ユニット10、G3拡張ユニット11、G4
拡張ユニット12、及び、システムバス13により構成
されている。
【0013】システム制御部2は、ROM3書き込まれ
た制御プログラムに従って、RAM4を作業領域として
使用しながら、装置各部を制御するものである。
【0014】ROM3は、前述したように、システム制
御部2が上記装置各部を制御するための制御プログラム
が記憶されているリードオンリメモリである。また、R
OM3には、各文字コードにフォントデータを対応付け
たフォントテーブル3aが記憶されていて、システム制
御部2は、文字列を画情報に変換する場合には、フォン
トテーブル3aを参照する。
【0015】RAM4は、前述したようにシステム制御
部2の作業領域として使用されるランダムアクセスメモ
リである。
【0016】スキャナ5は、3.85本/mm、7.7
本/mm、15.4本/mm等の所定の読み取り線密度
で原稿画像を読み取って画像信号を得るためのものであ
り、所定の標準最大サイズとしてのA3サイズの他、そ
のA3サイズよりも小さなA4サイズや、そのA3サイ
ズよりも大きななA2サイズ等のユーザにより操作表示
部9を介して指定されたサイズでの原稿画情報の読み取
りを行う。
【0017】プロッタ6は、受信した画情報を、その線
密度やサイズに応じて記録出力したり、スキャナ5で読
み取った画情報を、その線密度やサイズに応じて記録出
力(コピー動作)するためのものである。
【0018】画像メモリ7は、スキャナ5で読み取った
送信画情報を一時的に蓄積したり、受信した画情報をプ
ロッタ6により記録出力されるまで一時的に蓄積するた
めのものである。
【0019】符号化復号化部8は、送信画情報データ
を、G3ファクシミリやG4ファクシミリに適合する、
MH符号化方式、MR符号化方式、MMR符号化方式等
の所定の符号化方式で符号化圧縮する一方、受信画像デ
ータをMH符号化方式、MR符号化方式、MMR符号化
方式等に対応する所定の復号化方式で復号伸長するもの
である。
【0020】操作表示部9は、相手先ファクシミリ番号
を指定するためのテンキー、送信スタートキー、ワンタ
ッチダイヤルキー、読み取り原稿サイズ設定キー等の各
種キーが配設される一方、液晶表示装置等の表示器を備
え、ユーザに知らせるべき装置の動作状態や、各種メッ
セージを表示するものである。
【0021】第1のファクシミリ通信ユニットとしての
G3ユニット10は、PSTNに接続され、A3サイズ
を越える画情報の送受信にも対応したファクシミリ通信
ユニットであり、モデム機能や網制御機能を含む。
【0022】第2のファクシミリ通信ユニットとしての
G3ユニット10は、PSTNに接続され、A3サイズ
までの画情報の送信には対応しているが、A3サイズを
越える画情報の送信には対応していないファクシミリ通
信ユニットであり、モデム機能や網制御機能を含む。
【0023】第2のファクシミリ通信ユニットとしての
G4拡張ユニット12は、ISDNに接続され、A3サ
イズまでの画情報の送信には対応しているが、A3サイ
ズを越える画情報の送信には対応していないファクシミ
リ通信ユニットであり、ISDNを介したG4ファクシ
ミリ通信を制御するものである。
【0024】システムバス12は、上記各部がデータを
やり取りするための信号ラインである。
【0025】次に、以上の構成のファクシミリ装置1に
おける送信処理手順について、図2、図3及び図4を参
照して説明する。
【0026】先ず、図2において、スキャナ5に原稿が
セットされるかを監視し(判断101のNoのルー
プ)、原稿がセットされると(判断101のYes)、
操作表示部9を介したユーザによる操作入力に応じて読
み取り・送信のモード、具体的には、読み取り線密度、
読み取り原稿サイズ等の読み取りのモードや、A3サイ
ズを越えるサイズの原稿画情報の送信は等倍での送信に
限定する、大サイズ等倍送信モード等の設定を行うと共
に(処理102)、操作表示部9を介してユーザによる
操作入力に応じた送信宛先の入力処理を行う動作を(処
理103)、送信開始を指示する[スタート]キーが押
下されるまで繰り返し行う(判断104のNoのルー
プ)。
【0027】[スタート]キーが押下されると(判断1
04のYes)、メモリ送信モード、すなわち、読み取
って得られた原稿画情報をいったん画像メモリ7に蓄積
してから送信するモードか否(直接送信モード)かを判
断し、直接送信モードの場合には(判断105のN
o)、図4の判断301に移行する。
【0028】メモリ送信モードの場合には(判断105
のYes)、設定された読み取り原稿サイズが、A2サ
イズ等のA3サイズを越えるサイズであるか否かを判断
する(判断106)。
【0029】判断106において、設定された読み取り
原稿サイズがA3以下の場合には(判断106のN
o)、受信側装置もA3サイズ以下の原稿画情報の受信
には標準で対応していると考えてよいため、特別な処理
は行わず、スキャナ5で等倍で読み取った原稿画情報を
画像メモリ7にいったん蓄積してから、指定された宛先
に発呼して、ファクシミリ送信する、通常メモリ送信処
理を行って(処理107)、処理を終了する。
【0030】判断106において、設定された読み取り
原稿サイズがA3を越える場合には(判断106のYe
s)、大サイズ等倍送信モードに設定されているか否か
を判断し(判断108)、大サイズ等倍送信モードが特
に設定されていない場合には(判断108のNo)、A
3を越えるサイズの原稿をスキャナ5により読み取って
得られる画情報をA3サイズに縮小して画像メモリ7に
蓄積する(処理109)。その場合の縮小処理は、読み
取りと同時に行われるため、画質の劣化を最小限にとど
めることができる。
【0031】判断108において、大サイズ等倍送信モ
ードが設定されている場合には(判断108のYe
s)、A3を越えるサイズの原稿をスキャナ5により等
倍で読み取って得られる画情報をそのまま画像メモリ7
に蓄積する(処理110)。
【0032】処理109または処理110の後は、図3
の処理201に移行する。
【0033】図3の処理201においては、G3ユニッ
ト10を使用して、入力設定された送信宛先にPSTN
を介して発呼し(処理201)、伝送前手順を行い(処
理202)、その伝送前手順における受信側との能力交
換により、受信側に大サイズ等倍受信能力、すなわち、
A3サイズを越えるサイズの原稿画情報を縮小すること
なく等倍のまま受信する能力があるかを確認する(判断
203)。
【0034】受信側に大サイズ等倍受信能力がない場合
には(判断203のNo)、更に、大サイズ等倍送信モ
ードに設定さているかを判断し(判断204)、大サイ
ズ等倍送信モードに設定さている場合には(判断204
のYes)、大サイズ等倍送信モードでの原稿画情報の
送信を所望したユーザの意図を優先して、勝手にA3サ
イズに縮小して送信するようなことなく、回線を切断し
て(処理208)、処理を終了する。
【0035】判断203において、受信側に大サイズ等
倍受信能力がある場合(判断203のYes)、また
は、判断203において受信側に大サイズ等倍受信能力
がなく(判断203のNo)、大サイズ等倍送信モード
に設定されていない場合は(判断204No)、処理1
09または処理110により蓄積された画情報をそのま
ま、すなわち、処理109により蓄積された場合には自
答的に縮小された蓄積画情報を、処理110により蓄積
された場合には等倍の蓄積画情報を読み出て、宛先の受
信側装置にファクシミリ送信する処理を(処理20
5)、完了するまで行い(判断206のNoのルー
プ)、完了すると(判断206のYes)、必要な伝送
後手順を行い(処理207)、回線を切断して(処理2
08)、処理を終了する。
【0036】このように、メモリ送信の場合において、
大サイズ等倍送信モードが明示的に設定された場合に
は、等倍で読み取り・蓄積して、受信側装置が大サイズ
等倍受信能力を備えている場合に限り送信し、受信側装
置が大サイズ等倍受信能力を備えていなければ、自答的
に縮小処理して送信するようなことをしないで、等倍で
送信したいと所望したユーザの意図を尊重して、送信を
行わないようにすることが可能となる。
【0037】次に、図2の判断105がNoの場合に行
われる直接送信モードでの送信処理手順について、図4
を参照して説明する。
【0038】同図において、設定された読み取り原稿サ
イズが、A2サイズ等のA3サイズを越えるサイズであ
るか否かを判断する(判断301)。
【0039】判断301において、設定された読み取り
原稿サイズがA3以下の場合には(判断301のN
o)、受信側装置もA3サイズ以下の原稿画情報の受信
には標準で対応していると考えてよいため、特別な処理
は行わず、指定された宛先に発呼して、スキャナ5で等
倍で原稿画情報を読み取りつつ同時的にファクシミリ送
信する、通常直接送信処理を行って(処理302)、処
理を終了する。
【0040】判断301において、設定された読み取り
原稿サイズがA3を越える場合には(判断301のYe
s)、G3ユニット10を使用して、入力設定された送
信宛先にPSTNを介して発呼し(処理303)、伝送
前手順を行い(処理304)、その伝送前手順における
受信側との能力交換により、受信側に大サイズ等倍受信
能力、すなわち、A3サイズを越えるサイズの原稿画情
報を縮小することなく等倍のまま受信する能力があるか
を確認する(判断305)。
【0041】受信側に大サイズ等倍受信能力がない場合
には(判断305のNo)、更に、大サイズ等倍送信モ
ードに設定さているかを判断し(判断306)、大サイ
ズ等倍送信モードに設定さている場合には(判断306
のYes)、大サイズ等倍送信モードでの原稿画情報の
送信を所望したユーザの意図を優先して、勝手にA3サ
イズに縮小して送信するようなことなく、回線を切断し
て(処理313)、処理を終了する。
【0042】判断305において、受信側に大サイズ等
倍受信能力があり(判断305のYes)、かつ、大サ
イズ等倍送信モードに設定されている場合には(判断3
09のYes)、A3を越えるサイズの原稿をスキャナ
5により等倍で読み取りつつファクシミリ送信する処理
を(処理310)、完了するまで行い(判断311のN
oのループ)、完了すると(判断311のYes)、必
要な伝送後手順を行い(処理312)、回線を切断して
(処理313)、処理を終了する。
【0043】判断305において、受信側に大サイズ等
倍受信能力があっても(判断305のYes)、大サイ
ズ等倍送信モードに設定されていない場合(判断309
のNo)、または、 判断305において、受信側に大
サイズ等倍受信能力がないが(判断305のNo))、
大サイズ等倍送信モードに設定されてもいない場合には
(判断309のNo)、A3に縮小して読み取りつつフ
ァクシミリ送信する処理を(処理307)、完了するま
で行い(判断308のNoのループ)、完了すると(判
断308のYes)、必要な伝送後手順を行い(処理3
12)、回線を切断して(処理313)、処理を終了す
る。
【0044】このように、直接送信の場合において、大
サイズ等倍送信モードが明示的に設定された場合には、
受信側装置が大サイズ等倍受信能力を備えている場合に
限り等倍で読み取りつつ送信し、受信側装置が大サイズ
等倍受信能力を備えていなければ、自答的に縮小処理し
つつ送信するようなことをしないで、等倍で送信したい
と所望したユーザの意図を尊重して、送信を行わないよ
うにすることが可能となる。
【0045】ファクシミリ装置1においては、G3ユニ
ット10を使用して、A3サイズを越える原稿画情報の
送受信を行えるが、G3拡張ユニット11やG4拡張ユ
ニットでの送信では、A3サイズまでの原稿画情報にし
か対応していない。
【0046】そのため、G3ユニット10で受信した原
稿画情報をいったん画像メモリ7に蓄積し、G3ユニッ
ト10、または、G3拡張ユニット11、G4拡張ユニ
ット12を使用して、予め設定された宛先(使用するユ
ニットの指定を含む)に転送するように設定されたメモ
リ転送においては、図5に示す処理手順を行う。
【0047】つまり、G3ユニット10へのPSTNを
介した着信を監視し(判断401のNoのループ)、着
信があると(判断401のYes)、画情報をファクシ
ミリ受信し画像メモリ7に蓄積する処理を行う(処理4
02)。
【0048】そして、受信原稿のサイズが、A3を越え
るサイズであったかを判断し(判断403)、A3以下
のサイズであった場合には(判断403のNo)、等倍
のままでもG3拡張ユニット11による設定宛先への転
送が可能なため、G3拡張ユニット11により設定宛先
に発呼して、受信・蓄積した画情報をファクシミリ送信
する、通常メモリ転送処理を行って(処理404)、処
理を終了する。
【0049】判断403において、A3を越えるサイズ
であった場合には(判断403のYes)、転送先とし
て予め指定されているユニットが、G3拡張ユニット1
1またはG4拡張ユニット11、あるいは、G3ユニッ
ト10であるかを判断する(判断405)。
【0050】G3拡張ユニット11またはG4拡張ユニ
ット11が転送先として指定されている場合には、A3
サイズを越えるサイズの受信画情報をA3サイズまで縮
小処理しないと、転送が不可能であるが、縮小処理して
転送してしまうと、送信元ユーザの大サイズ等倍送信の
意図に反してしまうことになるため、転送宛先への無駄
な発呼は行わず、処理を終了する。
【0051】G3ユニット10が転送先として指定され
ている場合には、A3サイズを越えるサイズの受信画情
報の等倍転送は可能であるため、G3ユニット10を使
用して転送宛先にPSTNを介して発呼し(処理40
6)、転送前手順を行い(処理407)、処理402で
受信・蓄積した受信画情報を画像メモリ7から読み出し
て等倍のまま送信する処理を(処理408)、完了する
まで行い(判断409のNoのループ)、完了すると
(判断409のYes)、伝送後手順を行い(処理41
0)、回線を切断して(処理411)、処理を終了す
る。
【0052】このように、本実施の形態によれば、送信
元ユーザの、A3サイズを越えるサイズの原稿画情報を
等倍で送信したいという意図を尊重して、勝手な縮小処
理を伴う送信を行わないようにすることで、A3サイズ
を越えるサイズを受信側に対して特に等倍で送信したい
というユーザの要望に対応することができるようにな
る。
【0053】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、前記所定
の標準最大サイズよりもサイズの大きな原稿の読み取り
・送信を行う場合に、ユーザによる操作により明示的に
等倍での読み取り・送信が指定されれば、等倍で読み取
り、受信側ファクシミリ装置が前記所定の標準最大サイ
ズよりもサイズの大きな原稿画情報の受信に対応してい
れば、その等倍で読み取った原稿画情報を送信し、受信
側ファクシミリ装置が前記所定の標準最大サイズよりも
サイズの大きな原稿画情報の受信に対応していなけれ
ば、等倍で送信したいというユーザの意図を尊重して、
自動的に縮小して送信することなく、回線を切断するよ
うにしたため、前記所定の標準最大サイズを越えるサイ
ズを受信側に対して特に等倍で送信したいというユーザ
の要望に対応することが可能となる効果が得られる。ま
た、前記所定の標準最大サイズよりもサイズの大きな原
稿の読み取り・送信を行う場合に、ユーザによる操作に
より明示的に等倍での読み取り・送信が指定されない場
合には、自動的に前記所定の標準最大サイズまで縮小し
て読み取り、受信側ファクシミリ装置に送信するように
したため、いったん等倍で読み取った原稿画情報を送信
の際に縮小処理することがないため、画質の劣化を防止
することが可能となる利点もある。
【0054】請求項2に係る発明によれば、前記所定の
標準最大サイズを越えるサイズの原稿画情報の送信元の
ユーザの、当該原稿画情報を等倍のまま最終的な宛先の
ユーザに見てもらいたいという意図に反して自答的に縮
小して転送してしまうことがないため、送信元のユーザ
の意図に即した対応ができ、また、無駄な通信料金が発
生をなくすことが可能となる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
ブロック構成について図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おける送信処理手順について示す図である。
【図3】図2と共に、実施の形態に係るファクシミリ装
置における送信処理手順について示す図である。
【図4】図2及び図3と共に、実施の形態に係るファク
シミリ装置における送信処理手順について示す図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おけるメモリ転送処理手順について示す図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 システム制御部 3 ROM 3a フォントテーブル 4 RAM 5 スキャナ 6 プロッタ 7 画像メモリ 8 符号化復号化部 9 操作表示部 10 G3ユニット 11 G3拡張ユニット 12 G4拡張ユニット 13 システムバス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の標準最大サイズよりもサイズの大
    きな原稿画情報の読み取り・送信が可能なファクシミリ
    装置であって、 前記所定の標準最大サイズを越えるサイズの原稿画情報
    を等倍で読み取り送信する大サイズ等倍送信モードが操
    作設定されている状態で、セットされた前記所定の標準
    最大サイズよりもサイズの大きな原稿を等倍で読み取る
    と共に発呼して回線接続された受信側ファクシミリ装置
    との能力交換により、当該受信側ファクシミリ装置が、
    前記所定の標準最大サイズよりもサイズの大きな原稿画
    情報の受信に対応していることが分かった場合には、当
    該等倍で読み取った原稿画情報を送信し、当該受信側フ
    ァクシミリ装置が、前記所定の標準最大サイズよりもサ
    イズの大きな原稿画情報の受信に対応していないことが
    分かった場合には、回線を切断して当該等倍で読み取っ
    た原稿画情報の送信は行わない一方、前記大サイズ等倍
    送信モードの操作設定がされていない場合には、セット
    された前記所定の標準最大サイズよりもサイズの大きな
    原稿を前記所定の標準最大サイズに縮小して読み取ると
    共に発呼して回線接続された受信側ファクシミリ装置に
    送信する大サイズ原稿読み取り・送信制御手段を備えた
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 所定の標準最大サイズよりもサイズの大
    きな原稿画情報の受信が可能な第1のファクシミリ通信
    ユニットと、前記所定の標準最大サイズ以下のサイズの
    原稿画情報の送信が可能な第2のファクシミリ通信ユニ
    ットとを備えたファクシミリ装置であって、 前記第1のファクシミリ通信ユニットにより受信した原
    稿画情報の、前記第2のファクシミリ通信ユニットを使
    用した所定の転送宛先への転送が設定されている状態で
    前記第1のファクシミリ通信ユニットにより受信した原
    稿画情報が前記所定の標準最大サイズ以下のサイズであ
    る場合には、前記第2のファクシミリ通信ユニットを使
    用して前記所定の転送宛先へ発呼して当該受信した原稿
    画情報を転送する一方、前記第1のファクシミリ通信ユ
    ニットにより受信した原稿画情報の、前記第2のファク
    シミリ通信ユニットを使用した所定の転送宛先への転送
    が設定されている状態で前記第1のファクシミリ通信ユ
    ニットにより受信した原稿画情報が前記所定の標準最大
    サイズよりもサイズが大きい場合には、前記第2のファ
    クシミリ通信ユニットを使用した、前記所定の転送宛先
    へ発呼し、当該受信した原稿画情報を前記所定の標準最
    大サイズに自動的に縮小して転送する動作を行うことな
    く処理を中断する大サイズ原稿転送制御手段を備えたこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
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