JP2970018B2 - 通信端末装置 - Google Patents
通信端末装置Info
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- JP2970018B2 JP2970018B2 JP3064468A JP6446891A JP2970018B2 JP 2970018 B2 JP2970018 B2 JP 2970018B2 JP 3064468 A JP3064468 A JP 3064468A JP 6446891 A JP6446891 A JP 6446891A JP 2970018 B2 JP2970018 B2 JP 2970018B2
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M3/00—Automatic or semi-automatic exchanges
- H04M3/42—Systems providing special services or facilities to subscribers
- H04M3/50—Centralised arrangements for answering calls; Centralised arrangements for recording messages for absent or busy subscribers ; Centralised arrangements for recording messages
- H04M3/53—Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems
- H04M3/533—Voice mail systems
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- Facsimile Transmission Control (AREA)
- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は構内交換機に接続される
ファクシミリ装置等の画像伝送を行う通信端末装置に関
する。
ファクシミリ装置等の画像伝送を行う通信端末装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信網の普及と装置の低価格化が
進み、ファクシミリ装置等の各種通信装置の普及には目
ざましいものがある。
進み、ファクシミリ装置等の各種通信装置の普及には目
ざましいものがある。
【0003】以下、図面を用いて従来の通信端末装置と
してのファクシミリ装置について説明する。図5は従来
例のファクシミリ装置の簡単なブロック図である。1は
電話網と通信端末を接続する網制御装置、2は文章画像
データ(イメージデータ)の送受信を行うデータ送受信
部、4は受信した文書画像データを出力する出力部、3
は装置全体の制御を行う通信制御部である。図9は図5
の構成による従来例のファクシミリ装置が電話等と構内
交換機を通して接続された場合の構成図で、6は構内交
換機、7は図5の構成をもつファクシミリ装置、8と9
は構内交換機に接続された電話機である。この場合、本
実施例のファクシミリ装置1は外線とは交換機のダイレ
クトインで接続されている。図5において、受信された
文書画像データはプリンター等の出力部4から出力され
た状態で保持されていた。そのため、受信があったこと
を知る手段は、誰かがファクシミリ装置まで行って確認
するしかなかった。このように、従来のシステムでは文
書を受信してもファクシミリから離れた所にいる受信者
は受信の確認を直ちに行うことが困難であった。
してのファクシミリ装置について説明する。図5は従来
例のファクシミリ装置の簡単なブロック図である。1は
電話網と通信端末を接続する網制御装置、2は文章画像
データ(イメージデータ)の送受信を行うデータ送受信
部、4は受信した文書画像データを出力する出力部、3
は装置全体の制御を行う通信制御部である。図9は図5
の構成による従来例のファクシミリ装置が電話等と構内
交換機を通して接続された場合の構成図で、6は構内交
換機、7は図5の構成をもつファクシミリ装置、8と9
は構内交換機に接続された電話機である。この場合、本
実施例のファクシミリ装置1は外線とは交換機のダイレ
クトインで接続されている。図5において、受信された
文書画像データはプリンター等の出力部4から出力され
た状態で保持されていた。そのため、受信があったこと
を知る手段は、誰かがファクシミリ装置まで行って確認
するしかなかった。このように、従来のシステムでは文
書を受信してもファクシミリから離れた所にいる受信者
は受信の確認を直ちに行うことが困難であった。
【0004】この問題点を解決するために、次のような
システムが提案されている。このシステムの簡単なブロ
ック図を図6に示す。以下、図5と同一機能の部分には
同一符号を付し、説明を省略する。5は回線上に音声メ
ッセージを送出する音声メッセージ送出部である。図6
において、文書データを受信し、出力部であるプリンタ
ーから出力する動作は図5の従来システムの動作と同じ
であるが、以下の点が前記従来のシステムと異なる。す
なわち、回線接続後、通信制御部ではファクシミリ手順
のフェーズBにおいて非標準コマンドを使用して送信元
の相手装置から送信先の内線番号を受信する。図7はそ
の状態を示した流れ図である。この図は、発呼側が送信
端末に、被呼側が受信端末になる場合を示す。被呼側は
フェーズBに入ると被呼局識別信号(CED信号)を送
信し、引続き非標準機能識別信号(NSF信号)とディ
ジタル識別信号(DIS信号)を送出する。前記NSF
信号のフレーム中で送信元の装置に対して送信先の内線
番号を送信することを要求する。送信側はこれらの信号
を受信した後、非標準機能設定信号(NSS)信号とデ
ィジタル命令信号(DCS信号)を送出する。前記NS
S信号のフレームの中で送信先の内線番号の情報を送信
する。上記の手順において、送信側が送信先の内線番号
を知らない場合は、内線番号は送出されず、従来のファ
クシミリ装置と同じ動作をする。
システムが提案されている。このシステムの簡単なブロ
ック図を図6に示す。以下、図5と同一機能の部分には
同一符号を付し、説明を省略する。5は回線上に音声メ
ッセージを送出する音声メッセージ送出部である。図6
において、文書データを受信し、出力部であるプリンタ
ーから出力する動作は図5の従来システムの動作と同じ
であるが、以下の点が前記従来のシステムと異なる。す
なわち、回線接続後、通信制御部ではファクシミリ手順
のフェーズBにおいて非標準コマンドを使用して送信元
の相手装置から送信先の内線番号を受信する。図7はそ
の状態を示した流れ図である。この図は、発呼側が送信
端末に、被呼側が受信端末になる場合を示す。被呼側は
フェーズBに入ると被呼局識別信号(CED信号)を送
信し、引続き非標準機能識別信号(NSF信号)とディ
ジタル識別信号(DIS信号)を送出する。前記NSF
信号のフレーム中で送信元の装置に対して送信先の内線
番号を送信することを要求する。送信側はこれらの信号
を受信した後、非標準機能設定信号(NSS)信号とデ
ィジタル命令信号(DCS信号)を送出する。前記NS
S信号のフレームの中で送信先の内線番号の情報を送信
する。上記の手順において、送信側が送信先の内線番号
を知らない場合は、内線番号は送出されず、従来のファ
クシミリ装置と同じ動作をする。
【0005】受信端末は、ファクシミリ呼終了後、前記
内線番号を使用して送信先の内線電話と接続後、前記音
声メッセージ送出部より前記内線電話へファクシミリ文
書の受信があったことを通知する音声メッセージを送出
する。
内線番号を使用して送信先の内線電話と接続後、前記音
声メッセージ送出部より前記内線電話へファクシミリ文
書の受信があったことを通知する音声メッセージを送出
する。
【0006】図8は非標準コマンドであるNSF信号と
NSS信号のフレーム構成を示した図である。NSF信
号、NSS信号ともHDLC(high level
data link control)フォーマットに
おける情報フィールドのみを示す。図中NSFは、00
000100bの1バイトコード、CCITTメンバー
ズコードは00000000bの1バイトコード、内線
番号送信要求コードは主管庁に申請後得られる1バイト
コード、NSSはX1000100bの1バイトコード
(コード中のXはCCITT勧告 T.30でその内容
が定義されている)、内線番号は内線番号の桁数がN桁
であればNバイトの文字コードで構成される。
NSS信号のフレーム構成を示した図である。NSF信
号、NSS信号ともHDLC(high level
data link control)フォーマットに
おける情報フィールドのみを示す。図中NSFは、00
000100bの1バイトコード、CCITTメンバー
ズコードは00000000bの1バイトコード、内線
番号送信要求コードは主管庁に申請後得られる1バイト
コード、NSSはX1000100bの1バイトコード
(コード中のXはCCITT勧告 T.30でその内容
が定義されている)、内線番号は内線番号の桁数がN桁
であればNバイトの文字コードで構成される。
【0007】図9は図6の構成による従来例のファクシ
ミリ装置が電話等と構内交換機を通して接続された場合
の構成図である。6は構内交換機、7は前記図6の構成
をもつファクシミリ装置、8と9は構内交換機に接続さ
れた電話機である。この場合、ファクシミリ装置7は外
線とは直通、かつ内線電話も使えなければならないの
で、交換機のダイレクトインの機能を使用しなければな
らない。図9において、ファクシミリ文書を受信したフ
ァクシミリ装置7は、ファクシミリ呼終了後、発呼側か
ら送ってきた送信先の内線番号を使用して送信先(内線
電話機8または9)へ発呼動作を行い、回線接続後、フ
ァクシミリ文書を受信したことを音声メッセージ送出部
5から音声メッセージ等を使用して通知する。以上のよ
うにして、文書の受信と受信の確認の同時性が得られる
が、受信の通知を受けた本人はファクシミリ装置のとこ
ろまでファクシミリ文書を取りに行かなければならなか
った。
ミリ装置が電話等と構内交換機を通して接続された場合
の構成図である。6は構内交換機、7は前記図6の構成
をもつファクシミリ装置、8と9は構内交換機に接続さ
れた電話機である。この場合、ファクシミリ装置7は外
線とは直通、かつ内線電話も使えなければならないの
で、交換機のダイレクトインの機能を使用しなければな
らない。図9において、ファクシミリ文書を受信したフ
ァクシミリ装置7は、ファクシミリ呼終了後、発呼側か
ら送ってきた送信先の内線番号を使用して送信先(内線
電話機8または9)へ発呼動作を行い、回線接続後、フ
ァクシミリ文書を受信したことを音声メッセージ送出部
5から音声メッセージ等を使用して通知する。以上のよ
うにして、文書の受信と受信の確認の同時性が得られる
が、受信の通知を受けた本人はファクシミリ装置のとこ
ろまでファクシミリ文書を取りに行かなければならなか
った。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
送信側の装置からファクシミリ文書を受信した場合、前
記送信側の装置から送信先の内線電話番号に関する情報
を受け取り、ファクシミリ呼終了後、送信先に対して発
呼を行いファクシミリ文書を受信したことを音声メッセ
ージ等により通知するだけであった。この場合、ファク
シミリ文書を受け取る本人は、ファクシミリ文書をファ
クシミリ装置まで取りに行かなければならないという問
題点を有していた。
送信側の装置からファクシミリ文書を受信した場合、前
記送信側の装置から送信先の内線電話番号に関する情報
を受け取り、ファクシミリ呼終了後、送信先に対して発
呼を行いファクシミリ文書を受信したことを音声メッセ
ージ等により通知するだけであった。この場合、ファク
シミリ文書を受け取る本人は、ファクシミリ文書をファ
クシミリ装置まで取りに行かなければならないという問
題点を有していた。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決し、ファ
クシミリ文書受信人は受信したファクシミリ装置まで文
書を取りに行かなくてもよい手段を提供することを目的
とする。
クシミリ文書受信人は受信したファクシミリ装置まで文
書を取りに行かなくてもよい手段を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の通信端末装置は
上記目的を達成するために、電話網と接続するための網
制御装置と、文書画像データの送受信を行うデータ送受
信部と、受信した文書画像データを記憶するデータ蓄積
部と、内線番号情報記憶部と、装置全体の制御を行い、
かつ前記データ送受信部を介してファクシミリ手順内に
送信元の装置から送信先の内線番号情報を受信し、ファ
クシミリ呼終了後、前記内線番号情報記憶部を参照し、
前記内線番号に接続されている送信先の端末装置が文書
画像データの受信機能を備えている場合、前記内線番号
を使用して前記データ蓄積部に記憶されている受信デー
タを前記送信先の端末装置に転送する通信制御部とを備
えた構成となっている。
上記目的を達成するために、電話網と接続するための網
制御装置と、文書画像データの送受信を行うデータ送受
信部と、受信した文書画像データを記憶するデータ蓄積
部と、内線番号情報記憶部と、装置全体の制御を行い、
かつ前記データ送受信部を介してファクシミリ手順内に
送信元の装置から送信先の内線番号情報を受信し、ファ
クシミリ呼終了後、前記内線番号情報記憶部を参照し、
前記内線番号に接続されている送信先の端末装置が文書
画像データの受信機能を備えている場合、前記内線番号
を使用して前記データ蓄積部に記憶されている受信デー
タを前記送信先の端末装置に転送する通信制御部とを備
えた構成となっている。
【0011】また、必要により、プリンタへ出力する出
力部と、音声メッセージ部とを有し、通信制御部は送信
先の端末装置が文書画像データの受信機能を備えていな
い電話機の場合、前記データ蓄積部に記憶されている受
信データを前記出力部へ出力し、前記内線番号を使用し
て前記送信先の電話機に前記音声メッセージ部から音声
メッセージを送出する通信制御部とを備えた構成となっ
ている。
力部と、音声メッセージ部とを有し、通信制御部は送信
先の端末装置が文書画像データの受信機能を備えていな
い電話機の場合、前記データ蓄積部に記憶されている受
信データを前記出力部へ出力し、前記内線番号を使用し
て前記送信先の電話機に前記音声メッセージ部から音声
メッセージを送出する通信制御部とを備えた構成となっ
ている。
【0012】
【作用】本発明は上記の構成により、送信元の装置から
受信した送信先の内線番号に接続されている装置が文書
画像データを受信可能な(ファクシミリ機能を持った)
端末装置であれば、その方へ文書画像データを転送する
ことができ、したがって、ファクシミリ文書を受け取る
本人はファクシミリ文書を受信したファクシミリ装置ま
で取りに行く必要がなくなる。また送信元の装置から受
信した送信先の内線番号に接続されている装置が電話機
であれば文書をプリンタへ出力した後、電話機へ音声メ
ッセージを送出し、ファクシミリ文書を受け取る本人
は、着信を同時に確認することもできる。
受信した送信先の内線番号に接続されている装置が文書
画像データを受信可能な(ファクシミリ機能を持った)
端末装置であれば、その方へ文書画像データを転送する
ことができ、したがって、ファクシミリ文書を受け取る
本人はファクシミリ文書を受信したファクシミリ装置ま
で取りに行く必要がなくなる。また送信元の装置から受
信した送信先の内線番号に接続されている装置が電話機
であれば文書をプリンタへ出力した後、電話機へ音声メ
ッセージを送出し、ファクシミリ文書を受け取る本人
は、着信を同時に確認することもできる。
【0013】
【実施例】以下、図を用いて本発明の一実施例の通信端
末装置について説明する。図1に本発明の一実施例の通
信端末装置であるファクシミリ装置A18のブロック図
を示す。ファクシミリ装置A18において、10は電話
網と端末を接続するための網制御装置、11は文書画像
データの送受信を行うデータ送受信部、13は受信した
文書画像データを出力する出力部、14は回線上に音声
メッセージを送出する音声メッセージ送出部、15は文
書画像データを記憶するデータ蓄積部、16は内線番号
とその装置の属性が記憶されている内線番号情報記憶
部、12はこの装置全体の制御を行う通信制御部であ
る。
末装置について説明する。図1に本発明の一実施例の通
信端末装置であるファクシミリ装置A18のブロック図
を示す。ファクシミリ装置A18において、10は電話
網と端末を接続するための網制御装置、11は文書画像
データの送受信を行うデータ送受信部、13は受信した
文書画像データを出力する出力部、14は回線上に音声
メッセージを送出する音声メッセージ送出部、15は文
書画像データを記憶するデータ蓄積部、16は内線番号
とその装置の属性が記憶されている内線番号情報記憶
部、12はこの装置全体の制御を行う通信制御部であ
る。
【0014】また、図4は本発明の一実施例のファクシ
ミリ装置が電話および通信端末装置等と構内交換機を通
して接続された場合の構成図である。図中、17は構内
交換機、18は本実施例におけるファクシミリ装置A、
19は内線電話機、20はファクシミリ機能を持った通
信端末装置、21は従来のファクシミリ装置Bである。
ミリ装置が電話および通信端末装置等と構内交換機を通
して接続された場合の構成図である。図中、17は構内
交換機、18は本実施例におけるファクシミリ装置A、
19は内線電話機、20はファクシミリ機能を持った通
信端末装置、21は従来のファクシミリ装置Bである。
【0015】この場合、ファクシミリ装置A18は外線
とは直通で、かつ内線電話も使えなければならないの
で、構内交換機にダイレクトインで接続されている。
とは直通で、かつ内線電話も使えなければならないの
で、構内交換機にダイレクトインで接続されている。
【0016】以上の構成要素よりなり、つぎにその相互
の関連と動作を説明すると、回線接続後、ファクシミリ
装置A18の通信制御部12ではファクシミリ手順のフ
ェーズBにおいて非標準コマンドを使用して相手装置か
ら送信先(転送先)の内線番号を受信する。従来例と共
通の図7の流れ図を用いて説明すると、図は発呼側が送
信端末に、被呼側が受信端末になる場合を示す。被呼側
はフェーズBに入ると被呼局識別信号(CED信号)を
送信し、引続き非標準機能識別信号(NSF信号)とデ
ィジタル識別信号(DIS信号)を送出する。前記NS
F信号のフレーム中で送信元の装置に対して送信先の内
線番号を送信することを要求する。送信側はこれらの信
号を受信した後、非標準機能設定信号(NSS)信号と
ディジタル命令信号(DCS信号)を送出する。前記N
SS信号のフレームの中で送信先の内線番号を送信す
る。図8の非標準コマンドであるNSF信号とNSS信
号のフレーム構成において、NSF信号、NSS信号と
もHDLC(high level data lin
k control)フォーマットにおける情報フィー
ルドのみを示す。図中NSFは、00000100bの
1バイトコード、CCITTメンバーズコードは000
00000bの1バイトコード、内線番号送信要求コー
ドは主管庁に申請後得られる1バイトコード、NSSは
X1000100bの1バイトコード(コード中のXは
CCITT勧告 T.30でその内容が定義されてい
る)、内線番号は内線番号の桁数がN桁であればNバイ
トの文字コードで構成される。上記の手順において、送
信側が送信先の内線番号を知らない場合は、内線番号に
関する情報は送出されず、従来のファクシミリとして動
作する。前記ファクシミリ呼中において従来例と異なる
ことは、相手装置から受信された文書画像データが、デ
ータ蓄積部15に一時的に記憶されているということで
ある。
の関連と動作を説明すると、回線接続後、ファクシミリ
装置A18の通信制御部12ではファクシミリ手順のフ
ェーズBにおいて非標準コマンドを使用して相手装置か
ら送信先(転送先)の内線番号を受信する。従来例と共
通の図7の流れ図を用いて説明すると、図は発呼側が送
信端末に、被呼側が受信端末になる場合を示す。被呼側
はフェーズBに入ると被呼局識別信号(CED信号)を
送信し、引続き非標準機能識別信号(NSF信号)とデ
ィジタル識別信号(DIS信号)を送出する。前記NS
F信号のフレーム中で送信元の装置に対して送信先の内
線番号を送信することを要求する。送信側はこれらの信
号を受信した後、非標準機能設定信号(NSS)信号と
ディジタル命令信号(DCS信号)を送出する。前記N
SS信号のフレームの中で送信先の内線番号を送信す
る。図8の非標準コマンドであるNSF信号とNSS信
号のフレーム構成において、NSF信号、NSS信号と
もHDLC(high level data lin
k control)フォーマットにおける情報フィー
ルドのみを示す。図中NSFは、00000100bの
1バイトコード、CCITTメンバーズコードは000
00000bの1バイトコード、内線番号送信要求コー
ドは主管庁に申請後得られる1バイトコード、NSSは
X1000100bの1バイトコード(コード中のXは
CCITT勧告 T.30でその内容が定義されてい
る)、内線番号は内線番号の桁数がN桁であればNバイ
トの文字コードで構成される。上記の手順において、送
信側が送信先の内線番号を知らない場合は、内線番号に
関する情報は送出されず、従来のファクシミリとして動
作する。前記ファクシミリ呼中において従来例と異なる
ことは、相手装置から受信された文書画像データが、デ
ータ蓄積部15に一時的に記憶されているということで
ある。
【0017】図2に、相手装置から送信先の内線番号の
情報を受信した場合のファクシミリ呼終了後の処理の流
れを示す。
情報を受信した場合のファクシミリ呼終了後の処理の流
れを示す。
【0018】最初に、内線番号情報記憶部16が参照さ
れる。つぎに、送信先(転送先)の内線番号に接続され
ている装置が電話機であるかファクシミリ機能を持った
通信端末装置であるかを判断する。図3に、前記内線番
号情報記憶部に記憶されている内容を示す。図に示すよ
うに、内線番号とその装置の属性が1対1に対応付けら
れたテーブルとして記憶されている。図中、属性1の通
信端末装置とはファクシミリ機能を持った通信端末装置
である。したがって、この内容を参照することにより内
線番号の属性が0の時は内線電話機に、属性が1のとき
はファクシミリ機能を持った通信端末装置に接続されて
いることがわかる。
れる。つぎに、送信先(転送先)の内線番号に接続され
ている装置が電話機であるかファクシミリ機能を持った
通信端末装置であるかを判断する。図3に、前記内線番
号情報記憶部に記憶されている内容を示す。図に示すよ
うに、内線番号とその装置の属性が1対1に対応付けら
れたテーブルとして記憶されている。図中、属性1の通
信端末装置とはファクシミリ機能を持った通信端末装置
である。したがって、この内容を参照することにより内
線番号の属性が0の時は内線電話機に、属性が1のとき
はファクシミリ機能を持った通信端末装置に接続されて
いることがわかる。
【0019】送信先の内線番号2003の装置がファク
シミリ機能を持った通信端末装置20である場合につい
て説明する。まず送信先内線番号2003に対して発呼
を行う。回線接続後、ファクシミリ手順に従って、デー
タ蓄積部15に記憶されている受信データを前記通信端
末装置にファクシミリ手順に従って転送する。そして、
ファクシミリ手順終了後回線を切る。発呼動作に対して
相手装置がT1時間経っても応答しない場合、回線を切
る。T1は相手装置からの応答待ち時間で、この時間は
あらかじめ設定されている。
シミリ機能を持った通信端末装置20である場合につい
て説明する。まず送信先内線番号2003に対して発呼
を行う。回線接続後、ファクシミリ手順に従って、デー
タ蓄積部15に記憶されている受信データを前記通信端
末装置にファクシミリ手順に従って転送する。そして、
ファクシミリ手順終了後回線を切る。発呼動作に対して
相手装置がT1時間経っても応答しない場合、回線を切
る。T1は相手装置からの応答待ち時間で、この時間は
あらかじめ設定されている。
【0020】つぎに、送信先内線番号2002の装置が
電話機の場合について説明する。まずデータ蓄積部15
に記憶されている受信データをプリンタから出力する。
つぎに内線番号2002に対して発呼を行う。つぎに回
線接続後、音声メッセージ送出部14より回線上に、フ
ァクシミリ文書を受信したことを通知する音声メッセー
ジを送出する。そして音声メッセージ送出後回線を切
る。発呼動作に対して相手装置がT1時間経っても応答
しない場合、回線を切る。
電話機の場合について説明する。まずデータ蓄積部15
に記憶されている受信データをプリンタから出力する。
つぎに内線番号2002に対して発呼を行う。つぎに回
線接続後、音声メッセージ送出部14より回線上に、フ
ァクシミリ文書を受信したことを通知する音声メッセー
ジを送出する。そして音声メッセージ送出後回線を切
る。発呼動作に対して相手装置がT1時間経っても応答
しない場合、回線を切る。
【0021】相手装置が1回目の発呼で応答しなかった
場合、再度発呼動作を行うようにすることも可能であ
る。
場合、再度発呼動作を行うようにすることも可能であ
る。
【0022】以上をまとめると、図4において、ファク
シミリ装置A18がファクシミリ文書を受信したとき、
このファクシミリ装置はファクシミリ手順内において送
信元のファクシミリ装置から送信先の内線番号の情報を
受信していれば、ファクシミリ呼終了後、内線番号情報
記憶部16を参照し、送信先がファクシミリ機能を持っ
た通信端末装置20または21であれば、ファクシミリ
手順に従って受信した文書画像データを、その通信端末
装置へ転送する。送信先が内線電話機19の場合にはフ
ァクシミリ装置A18はファクシミリ文書をプリンタへ
出力したうえ、そのことを電話機19へ音声メッセージ
により通知する。
シミリ装置A18がファクシミリ文書を受信したとき、
このファクシミリ装置はファクシミリ手順内において送
信元のファクシミリ装置から送信先の内線番号の情報を
受信していれば、ファクシミリ呼終了後、内線番号情報
記憶部16を参照し、送信先がファクシミリ機能を持っ
た通信端末装置20または21であれば、ファクシミリ
手順に従って受信した文書画像データを、その通信端末
装置へ転送する。送信先が内線電話機19の場合にはフ
ァクシミリ装置A18はファクシミリ文書をプリンタへ
出力したうえ、そのことを電話機19へ音声メッセージ
により通知する。
【0023】以上のように、送信側の装置から受信した
送信先の内線番号に接続されている端末装置がファクシ
ミリ機能を持った通信端末装置であれば、ファクシミリ
文書を受信する本人はファクシミリ文書を受信したファ
クシミリ装置A18まで取りに行かずに手元の端末装置
でファクシミリ文書を受信できる。
送信先の内線番号に接続されている端末装置がファクシ
ミリ機能を持った通信端末装置であれば、ファクシミリ
文書を受信する本人はファクシミリ文書を受信したファ
クシミリ装置A18まで取りに行かずに手元の端末装置
でファクシミリ文書を受信できる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ファクシミリ文書受信者に対して遠隔のファクシミリ装
置にファクシミリ文書の受信があった場合、送信元の装
置から受信した送信先の内線番号を使用して、受信終了
後、前記ファクシミリ装置からファクシミリ文書受信者
に対してファクシミリ文書受信の通知を行い、受信確認
ができ、その際、送信先の内線番号がファクシミリ機能
を持った通信端末である場合には直接ファクシミリ文書
を手元の通信端末装置で受信でき、ファクシミリ文書の
受信と受信の確認の即時性が得られる実用性大な受信端
末装置を提供できる。
ファクシミリ文書受信者に対して遠隔のファクシミリ装
置にファクシミリ文書の受信があった場合、送信元の装
置から受信した送信先の内線番号を使用して、受信終了
後、前記ファクシミリ装置からファクシミリ文書受信者
に対してファクシミリ文書受信の通知を行い、受信確認
ができ、その際、送信先の内線番号がファクシミリ機能
を持った通信端末である場合には直接ファクシミリ文書
を手元の通信端末装置で受信でき、ファクシミリ文書の
受信と受信の確認の即時性が得られる実用性大な受信端
末装置を提供できる。
【図1】本発明の一実施例の通信端末装置のブロック図
【図2】同じく送信先からのファクシミリ文書受信後の
処理の流れを示す流れ図
処理の流れを示す流れ図
【図3】同じく内線番号情報記憶部に記憶されている内
容を示した説明図
容を示した説明図
【図4】同じく通信端末装置が構内交換機に接続されて
いる場合の接続図
いる場合の接続図
【図5】従来例の通信端末装置のブロック図
【図6】他の従来例の通信端末装置のブロック図
【図7】同じくファクシミリ手順のフェーズBにおいて
内線番号を受信する際の流れ図
内線番号を受信する際の流れ図
【図8】同じくNSF信号とNSS信号のフレーム構成
を示した説明図
を示した説明図
【図9】同じくファクシミリ装置が構内交換機に接続さ
れている場合の接続図
れている場合の接続図
10 網制御装置 11 データ送受信部 12 通信制御部 13 出力部 14 音声メッセージ送出部 15 データ蓄積部 16 内線番号情報記憶部 17 構内交換機 18 ファクシミリ装置A(通信端末装置) 19 電話機 20 通信端末装置 21 ファクシミリ装置B
Claims (2)
- 【請求項1】電話網と接続するための網制御装置と、文
書画像データの送受信を行うデータ送受信部と、受信し
た文書画像データを記憶するデータ蓄積部と、内線番号
情報記憶部と、通信開始手順の中で送信元の装置より送
られ前記データ送受信部を介して入来する送信先の内線
番号情報を受信し、受信した文書画像データを前記デー
タ蓄積部に記憶させ、受信終了後、前記内線番号情報記
憶部を参照して前記内線番号情報が示す内線に接続され
ている送信先の端末装置が文書画像データの受信機能を
備えていることが判明した場合は前記内線番号情報を使
用して前記データ蓄積部に記憶されている受信データを
前記送信先の端末装置に転送する通信制御部とを備えた
通信端末装置。 - 【請求項2】プリンタへ出力する出力部と、音声メッセ
ージ部と、通信開始手順の中で送信元の装置より送られ
前記データ送受信部を介して入来する送信先の内線番号
情報を受信し、受信した文書画像データを前記データ蓄
積部に記憶させ、受信終了後、前記内線番号情報記憶部
を参照して前記内線番号情報が示す内線に接続されてい
る送信先の端末装置が文書画像データの受信機能を備え
ていない電話機であることが判明した場合は前記データ
蓄積部に記憶されている受信データを前記出力部へ出力
し、前記内線番号情報を使用して送信先の電話機に前記
音声メッセージ部から音声メッセージを送出する通信制
御部とを備えた通信端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3064468A JP2970018B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3064468A JP2970018B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 通信端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04299693A JPH04299693A (ja) | 1992-10-22 |
JP2970018B2 true JP2970018B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=13259091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3064468A Expired - Fee Related JP2970018B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 通信端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2970018B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP3064468A patent/JP2970018B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04299693A (ja) | 1992-10-22 |
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