JPH1168825A - 電子メール機能付通信端末装置 - Google Patents

電子メール機能付通信端末装置

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JPH1168825A
JPH1168825A JP9221729A JP22172997A JPH1168825A JP H1168825 A JPH1168825 A JP H1168825A JP 9221729 A JP9221729 A JP 9221729A JP 22172997 A JP22172997 A JP 22172997A JP H1168825 A JPH1168825 A JP H1168825A
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Kazuhiro Okada
岡田  和広
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1メールでの送信が可能なデータ量に配慮す
る必要なく送信者がファクシミリ画データをメール送信
できる電子メール機能付通信端末装置の提供。 【解決手段】 主制御部1は、画像メモリ8に格納され
ている、送信すべきMMR 符号化形式の画データをMH符号
化形式のデータへ変換し、変換後の画データ量が1通の
メール分のデータ量を超えるか否かを判断して、1通の
メール分のデータ量を超える場合は、超えない量のMH符
号化形式のデータを、TIFF符号化形式及びMIME符号化形
式のデータへ変換して1通のメールとして送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールに接続
する機能を備えたファクシミリ装置のような通信端末装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ローカルなコンピュータ通信網を
通信回線で接続してさらにネットワーク化したインター
ネット等を介して電子メールを配信するコンピュータ通
信網が普及しつつある。コンピュータ通信網は誤り訂正
機能にすぐれ、最寄りのプロバイダ(コンピュータ通信
網への接続業者)までの通信費用を負担するだけで、日
本国内だけでなく海外のコンピュータと通信することが
できる。
【0003】従来のG3ファクシミリ装置の通信手順及び
通信方式は、コンピュータ通信網のそれと異なるので、
直接コンピュータ通信網へ接続することができない。し
かし、送信原稿等のイメージデータであっても、電子メ
ール形式に変換することによりコンピュータ通信網へ送
信することができる。
【0004】またファクシミリ装置の中には、回線エラ
ー等で画像が乱れた場合でも、自動的にその部分を再送
する誤り再送機能を備えたものがある。このような機能
を備えたファクシミリ装置間では、受信側からの誤り再
送要求に対して、送信側はファクシミリ画データを再送
する。そのために、1頁の原稿を読み取った画像データ
の符号化データを、例えば64K バイトを1ブロックとす
るブロックに分割してファクシミリ通信するファクシミ
リ装置の場合、1ブロック分の送信が完了するまで64K
バイトの送信データを格納しておく誤り再送用のバッフ
ァを備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インターネ
ットへのアクセス方法としては、プロバイダと契約する
以外に、パソコン通信の商用BBS が提供している接続サ
ービスを利用する方法がある。このような商用BBS の中
には、1メールとして扱うことができるデータ量、テキ
ストの行数等に制限を設けているものがある。これは、
大量のデータを一度にインターネットに流すことで回線
混雑を引き起こすことを避けるためである。
【0006】データ量が大きいファクシミリの画データ
の場合、1頁のデータ量が1メールの制限を超えること
がある。制限を超えるデータ量のメールは商用BBS によ
ってメール転送が拒否されるのでファクシミリの画デー
タを電子メールで送信できなくなる。従って、送信者
は、元の原稿の行数、文字数等から1通のメールで送信
できるか否かを判断していたが、その判断は必ずしも的
確ではなかった。
【0007】また、電子メール機能付ファクシミリ装置
でメールを送信する場合、G3形式のイメージデータを、
コンピュータで使用される一般的な画像フォーマットに
変換し、画像フォーマットのバイナリデータを、一旦テ
キストデータに変換し、メールヘッダ情報を付加して電
子メール形式に編集する。従って、変換後のデータを一
時的に格納するバッファを必要とするので装置の大型化
及び価格の上昇を招いていた。
【0008】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、メール送信すべき画データを
MMR 符号化形式からMH符号化形式へ変換した後の画デー
タ量が1メールでの送信が可能なデータ量を超えない量
の画データを1通のメールとして送信する手段を設ける
ことにより、オペレータが1メールでの送信が可能なデ
ータ量に配慮する必要なく送信者がファクシミリ画デー
タをメール送信できるファクシミリ装置のような電子メ
ール機能付通信端末装置の提供を目的とする。
【0009】また、送信すべき画データをMMR 符号化形
式からMH符号化形式へ変換してそのデータ量を算出し、
算出結果から、送信すべき画データ量を算出することに
より、送信者が、複数メールに分割して送信するべきか
否かを、送信前に、的確に判断できるファクシミリ装置
のような電子メール機能付通信端末装置の提供を目的と
する。
【0010】さらに、上述のメール送信、データ量算出
においてMH符号化形式に変換したデータを、ファクシミ
リ通信での誤り再送用のバッファメモリに格納すること
により、小型で低価格であるファクシミリ装置のような
電子メール機能付通信端末装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1発明の電子メール機
能付通信端末装置は、メール送信すべき画データを第1
符号化形式から第2符号化形式へ変換する変換手段と、
変換後の画データ量が1通のメール分を超えない量の画
データを、送信用の符号化形式のデータへ変換して1通
のメールとして送信する送信手段とを備えたことを特徴
とする。
【0012】第1発明では、画像メモリに格納されてい
る、送信すべきMMR 符号化形式の画データをMH符号化形
式のデータへ変換し、変換後の画データ量が1通のメー
ル分のデータ量を超えない量のMH符号化形式のデータ
を、TIFF符号化形式及びMIME符号化形式のデータへ変換
して1通のメールとして送信する。従って、オペレータ
は、1メールでの送信が可能なデータ量に配慮して予め
原稿を分割する必要なくファクシミリ画データをメール
送信できる。
【0013】第2発明の通信端末装置は、第1発明に加
えて、ファクシミリ通信での誤り再送用のバッファメモ
リを備え、第1発明の変換手段は第2の符号化形式へ変
換した画データを該バッファメモリに格納する手段を備
え、第1発明の検出手段は、該バッファメモリの容量に
基づいて画データ量を検出する手段であることを特徴と
する。
【0014】第2発明では、MH符号化形式へ変換した画
データを、ファクシミリ通信での誤り再送用のバッファ
メモリに格納し、このバッファメモリの容量を利用して
画データ量が1メール分を超えるか超えないかを検出す
る。従って、メール通信時に使用されない誤り再送用の
バッファメモリを有効活用することができる。
【0015】第3発明の通信端末装置は、ファクシミリ
通信での誤り再送用のバッファメモリを備えた電子メー
ル機能付通信端末装置において、送信すべき画データを
第1符号化形式から第2符号化形式へ変換する手段と、
変換した画データを前記バッファメモリに格納してその
データ量を算出する手段と、算出結果から送信すべき画
データ量を算出する手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】第3発明では、画像メモリに格納されてい
る、送信すべきMMR 符号化形式の画データをMH符号化形
式のデータへ変換し、変換した画データを、ファクシミ
リ通信での誤り再送用のバッファメモリに格納し、この
バッファメモリの容量を利用してMH符号化形式の画デー
タ量を算出し、算出結果から、MIME形式のデータ量を算
出する。従って、送信者は、複数メールに分割して送信
するべきか否かを送信前に的確に判断できる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の電子メール機能付
通信端末装置としてのファクシミリ装置の構成を示すブ
ロック図である。なお、本発明の実施の形態では、コン
ピュータ通信網としてインターネットを使用するものと
する。主制御部1は、バスを通じて装置のハードウェア
各部を制御するだけではなく、ROM 6に記憶されたソフ
トウェアに基づいて、原稿の画像データをMH, MR, MMR
等の符号化方式によって符号化または復号化する符号化
・復号化、後述する画像(TIFF)変換、バイナリ・テキ
スト変換、メール編集、モデム切り換え,ATコマンドに
よるRS232Cの制御等を含む通信手順等のソフトウェアを
実行する。
【0018】本形態では、メール送信モードの他に、送
信前に複数メールに分割して送信するか否かを送信者が
判定するための、データ量算出用のダミーエンコードモ
ードが設けられている。主制御部1は、画像メモリ8に
格納されている、送信すべきMMR 符号化形式の画データ
をMH符号化形式のデータへ変換し、変換した画データ
を、ファクシミリ通信での誤り再送用のECM バッファ81
に格納し、ECM バッファ81の容量を利用してMH符号化形
式の画データ量を算出し、算出結果から、MIME形式のデ
ータ量を算出する。
【0019】また、主制御部1は、画像メモリ8に格納
されている、送信すべきMMR 符号化形式の画データをMH
符号化形式のデータへ変換し、変換後の画データ量が1
通のメール分のデータ量を超えるか否かを判断して、1
通のメール分のデータ量を超える場合は、超えない量の
MH符号化形式のデータを、TIFF符号化形式及びMIME符号
化形式のデータへ変換して1通のメールとして送信す
る。
【0020】メールをテキスト画像へ変換する際、主制
御部1は、メールを行毎に変換し、変換した行が、記録
紙の1頁分として定められている行数又はメールの最終
行に達したか否かを判断し、1頁分の行数又はメールの
最終行に達した場合、テキスト画像の符号化データに頁
終了コードRTC を付加して、メールの残りがある場合は
次行からのメールを別の頁として処理する。
【0021】画像変換では、送信時には、G3形式のイメ
ージデータを、コンピュータで使用される一般的な画像
フォーマットであるTIFF(Tagged Image File Format)に
変換し、受信時には、TIFFからG3形式のイメージデータ
に変換する。TIFFは Adobe Systems社によって公開され
ており、白黒2値だけでなく、白黒多値、フルカラー等
を扱う様々な Classが定義されている。そのなかの1つ
である CLASS Fは、原稿の画像データをMH, MR, MMR 等
の符号化方式によって符号化された原稿の画像データで
あるG3形式のイメージデータを定義している。従って、
G3形式のイメージデータの先頭に、CLASS F のTIFFヘッ
ダ情報を付加すること等によってTIFFに変換することが
できる。
【0022】バイナリ・テキスト変換では、送信時に
は、バイナリデータをテキストデータに変換し、受信時
には、テキストデータをバイナリデータに変換する。イ
ンターネットにはバイナリデータの電子メールを扱うこ
とができないコンピュータが存在している。相手先に確
実に電子メールが届くように、TIFFイメージデータ等の
バイナリデータを送信する場合には、一旦テキストデー
タに変換する。インターネットで扱うテキストデータは
IETF(Internet Engineering Task Force) が発行するド
キュメントであるRFC(Request For Comments)822におい
て、7ビットのコードとして規定されている。
【0023】そこで、MIME(Multipurpose Internet Mai
l Extensions) のbase64等を利用して、変換を行う。こ
れによると、6ビットのバイナリデータは64のキャラク
タ (大文字、小文字のアルファベット、数字、+、/)
の1つに置き換えられ、テキストデータに変換すること
ができる。MIMEはRFC1521 等で規定されている。
【0024】メール編集では、送信時に、テキストデー
タに変換されたTIFFイメージデータにメールヘッダ情報
を付加して電子メール形式に編集し、受信時に、電子メ
ール形式のデータからメールヘッダ情報を取り除き、テ
キストデータに変換されたTIFFイメージデータだけを取
り出す。インターネットの電子メールには電子メールの
管理情報として、所定のヘッダ情報を付加することが規
定されているので、送信時には、TIFFイメージデータの
先頭に、“From: (利用者のインターネットe-mailアド
レス)”,“To: (相手先のインターネットe-mailアド
レス) ", "Subject: (題名)”等の項目を追加する。
【0025】読取部2は、CCD 等で原稿を読み取り、白
黒2値の原稿の画像データを出力する。記録部3は電子
写真方式等のプリンタを備え、他のG3ファクシミリ装置
やインターネットから受信した原稿の画像データを記録
する。表示部4は、液晶ディスプレイ(LCD と略記す
る)のようなディスプレイを備え、装置の動作状態、原
稿の画像データ等の表示を行う。操作部5は、装置を操
作するのに必要なテンキー、ワンタッチキー、プログラ
ムワンタッチキー等の各種のファンクションキー等を備
えている。
【0026】ROM 6は、ファクシミリ装置の動作に必要
なソフトウェアを記憶する。RAM 7は、SRAMまたはフラ
ッシュメモリ等で構成され、ソフトウェアの実行時に発
生する一時的なデータを記憶する。画像メモリ8はDRAM
等で構成され、原稿の画像データを記憶する。画像メモ
リ8のECM バッファ81は、ファクシミリ通信時には誤り
再送用として使用され、ダミーエンコードモード、メー
ル送信モードにおいては変換データの格納用として使用
される64K バイトのメモリである。
【0027】モデム9は読取部2が読み取った原稿の画
像データをファクシミリ通信するためのモデムであって
データ通信機能は備えていない。データモデム10は、例
えば電子メールに変換された原稿の画像データをインタ
ーネットを介して通信するデータ通信のためのモデムで
あって、NCU 11のチップに設けられている例えば外付け
電話用端子と電話用ケーブルで接続され、またパーソナ
ルコンピュータ等との接続用の外部I/F 12のシリアルポ
ートとRS232Cによって接続されている。NCU 11はアナロ
グ回線の閉結、開放を行う。
【0028】次に、本発明の電子メール機能付通信端末
装置のダミーエンコードモードにおける動作を図2に基
づいて説明する。ダミーエンコードモードでは、例え
ば、MMR(画像メモリ8の蓄積時) →MH→TIFF→MIME Bas
e64 という変換処理を行ってインターネットへメールを
送出する場合、MHからMIME Base64 へのデータ量の変化
量はほぼ予測できるが、MMR からMHへの変化量は予測で
きない。そこで、64K バイトのECM バッファ81を使っ
て、送信時の符号化方式(MH)に1頁分エンコードするこ
とによって、そのときのデータ量を測定し、最終的なデ
ータ形式(MIME Base64) に変換した後のデータ量を予測
する。
【0029】まず、MMR →MH変換関数をコール(CALL)し
(ステップS1)、ECM バッファ81の先頭に送信用TTI を
セットして、データ量をカウントするデータ量用の変数
の値をTTI のデータ量分だけ更新し、ECM バッファ81の
ポインタを次のアドレスに更新する(ステップS2)。EC
M バッファ81のポインタのアドレスへ、画像メモリ8に
格納されているMMR符号化形式の画データをMH符号化形
式によって変換したデータを256 バイト転送する(ステ
ップS3)。
【0030】CODEC(符号化・復号化)LSIのデコードエラ
ーの発生の有無を判断し(ステップS4)、デコードエラ
ーが発生した場合は処理を終了する。またECM バッファ
81へ転送されたMHデータからRTC を検出したか否かを判
断し(ステップS5)、RTC を検出しない場合は、データ
量用の変数の値を256 バイトだけ更新し、またECM バッ
ファ81のポインタを次のアドレスに更新する(ステップ
S6)。
【0031】ECM バッファ81への転送データ量が、その
容量である64K バイトに達したか否かを判断し(ステッ
プS7)、64K バイトに達していない場合はステップS3に
戻り、64K バイトに達するまでステップS3〜S6を繰り返
す。その間、ECM バッファ81へ転送されたMHデータから
RTC を検出した場合は、データ量用の変数の値を、今回
転送されたMHデータ(RTC まで)のバイト数だけ更新し
(ステップS8)、この変数の値に所定の係数を乗じて、
TIFF・MIMEに変換したときのデータ量を計算し、送信メ
ールのデータ量用の変数にセットする(ステップS9)。
【0032】RTC を検出しないまま、ECM バッファ81へ
の転送データ量が64K バイトに達した場合(ステップS7
のYES )、ECM バッファ81の先頭へポインタを初期化し
て(ステップS10 )、ステップS3に戻り、続きのMHデー
タをECM バッファ81へ転送して、RTC を検出するまでデ
ータ量の算出を繰り返し、RTC を検出した場合は、デー
タ量用の変数の値を、その回に転送されたMHデータ(RT
C まで)のバイト数だけ更新し(ステップS8)、この変
数の値に所定の係数を乗じて、TIFF・MIMEに変換したと
きのデータ量を計算し、送信メールのデータ量用の変数
にセットする(ステップS9)。
【0033】以上のようにしてデータ量を算出した結
果、1メール分として許可されているデータ量を超えな
い場合、送信者は1メールで送信できると知ることがで
き、また1メール分のデータ量を超えた場合は複数のメ
ールに分割して送信すべきであると知ることができる。
【0034】さらに、本発明の電子メール機能付通信端
末装置のメール送信モードにおける動作を図3及び図4
のフローチャートに基づいて説明する。まず、MMR →MH
変換関数をコール(CALL)し(ステップS21 )、このCALL
が、1分割分のデータをRS232Cへ送出後の再起動CALLで
あるか否か、また64K バイト分のデータをRS232Cへ送出
後の再起動CALLであるか否かを判断する(ステップS22
・S23 )。
【0035】再起動CALLではない最初は、ECM バッファ
81の先頭に送信用TTI をセットして、データ量をカウン
トするデータ量用の変数の値をTTI のデータ量分だけ更
新し、ECM バッファ81のポインタを次のアドレスに更新
する(ステップS24 )。ECM バッファ81のポインタのア
ドレスへ、MMR →MH変換データを256 バイト転送する
(ステップS25 )。
【0036】CODEC(符号化・復号化)LSIのデコードエラ
ーの発生の有無を判断し(ステップS26 )、デコードエ
ラーが発生した場合は送信の終了処理を実行する。また
ECM バッファ81へ転送されたMHデータからRTC を検出し
たか否かを判断し(ステップS27 )、RTC を検出しない
場合は、データ量用の変数の値を256 バイトだけ更新
し、またECM バッファ81のポインタを次のアドレスに更
新する(ステップS28 )。
【0037】ECM バッファ81への転送データ量が、その
容量である64K バイト以内であって、かつ総転送データ
量が1メールとして送信が許可されている分割制限デー
タ量以内であるか否かを判断し(ステップS28 )、ECM
バッファ81への転送データ量が64K バイト以内であっ
て、かつ総転送データ量が分割制限データ量以内である
場合はステップS25 に戻り、ステップS25 〜S28 を繰り
返す。その間、ECM バッファ81へ転送されたMHデータか
らRTC を検出した場合は、ECM バッファ81のMH符号化形
式のデータをTIFF変換、さらにMIME変換し、RS232Cより
ネットワークへ送出し(ステップS30 )、送信の終了処
理を実行する。
【0038】RTC を検出しないまま、ECM バッファ71へ
の転送データ量が64K バイト以内であって、かつ総転送
データ量が分割制限データ量以内であるという条件を満
たさなくなった場合(ステップS29 のNO)、総転送デー
タ量は分割制限データ量以内であるがECM バッファ81へ
の転送データ量が64K バイトに達したのか(ステップS3
1 のYES )、又はECM バッファ81への転送データ量は64
K バイト以内であるが総転送データ量が分割制限データ
量に達したのか(ステップS32 のYES )、又はECM バッ
ファ81への転送データ量が64K バイトに達し、かつ総転
送データ量が分割制限データ量に達したのか(ステップ
S32 のNO)を判断する。
【0039】ECM バッファ81への転送データ量が64K バ
イトに達した場合(ステップS31 のYES )はECM バッフ
ァ81の64K バイトのMH符号化形式のデータを、また総転
送データ量が分割制限データ量に達した場合(ステップ
S32 のYES )はECM バッファ81の1分割分のMH符号化形
式のデータをTIFF変換、さらにMIME変換し、1通分のメ
ールをRS232Cよりネットワークへ送出する(ステップS3
0 )。続いて、ECM バッファ81の先頭へポインタを初期
化して(ステップS34 )、ステップS21 に戻る。
【0040】ECM バッファ81への転送データ量が64K バ
イトに達し、かつ総転送データ量が分割制限データ量に
達した場合は(ステップS32 のNO)、ECM バッファ81の
64KバイトのMH符号化形式のデータをTIFF変換、さらにM
IME変換し、1通分のメールをRS232Cよりネットワーク
へ送出する(ステップS35 )。続いて、ECM バッファ81
の先頭へポインタを初期化して(ステップS34 )、ステ
ップS21 に戻る。
【0041】MMR →MH変化関数をCALLし(ステップS21
)、このCALLが、1分割分のデータ、又は64K バイト
分のデータをRS232Cへ送出後の再起動CALLであるか否か
を判断し(ステップS22 ・S23 )、1分割分のデータ送
出後の再起動CALLの場合は、1メールとして送信が許可
されている分割制限データ量用の変数の値を初期化し
(ステップS36 )、また64K バイト分のデータ送出後の
再起動CALLの場合は64K バイト転送データ量用の変数の
値を初期化して(ステップS37 )、ステップS25 へ移行
する。
【0042】前述した1通目のメール送信の場合と同様
に、ECM バッファ81への転送データ量が64K バイトに達
するまで、又は総転送データ量が分割割制限データ量に
達するまでステップS25 〜S29 を繰り返し、その間、RT
C を検出した場合は、ECM バッファ81のMH符号化形式の
データをTIFF変換、さらにMIME変換し、RS232Cよりネッ
トワークへ送出し(ステップS30 )、送信の終了処理を
実行する。
【0043】
【発明の効果】第1発明の電子メール機能付通信端末装
置は、メール送信すべき画データをMMR 符号化形式から
MH符号化形式へ変換した後の画データ量が1メールでの
送信が可能なデータ量を超えない量の画データを1通の
メールとして送信する手段を設けたので、オペレータが
1メールでの送信が可能なデータ量に配慮する必要がな
いという優れた効果を奏する。
【0044】第2発明の電子メール機能付通信端末装置
は、上述のメール送信においてMH符号化形式に変換した
データを、ファクシミリ通信での誤り再送用のバッファ
メモリに格納するので、小型で低価格であるという優れ
た効果を奏する。
【0045】第3発明の電子メール機能付通信端末装置
は、送信すべき画データをMMR 符号化形式からMH符号化
形式へ変換して誤り再送用のバッファメモリに格納し、
データ量を算出し、算出結果から、送信すべき画データ
量を算出するので、送信者が、複数メールに分割して送
信するべきか否かを、送信前に、的確に判断できるとと
ともに装置が小型で低価格であるという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子メール機能付通信端末装置のブロ
ック図である。
【図2】本発明の電子メール機能付通信端末装置のダミ
ーエンコードモードにおける動作のフローチャートであ
る。
【図3】本発明の電子メール機能付通信端末装置のメー
ル送信モードにおける動作のフローチャート(その1)
である。
【図4】本発明の電子メール機能付通信端末装置のメー
ル送信モードにおける手順のフローチャート(その2)
である。
【符号の説明】
1 主制御部 6 ROM 7 RAM 8 画像メモリ 81 ECM バッファ 10 データモデム 12 外部I/F
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/32 H04N 1/411 1/411

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メール送信すべき画データを第1符号化
    形式から第2符号化形式へ変換する変換手段と、変換後
    の画データ量が1通のメール分を超えない量の画データ
    を、送信用の符号化形式のデータへ変換して1通のメー
    ルとして送信する送信手段とを備えたことを特徴とする
    電子メール機能付通信端末装置。
  2. 【請求項2】 ファクシミリ通信での誤り再送用のバッ
    ファメモリを備え、前記変換手段は第2の符号化形式へ
    変換した画データを該バッファメモリに格納する手段を
    備え、前記検出手段は、該バッファメモリの容量に基づ
    いて画データ量を検出する手段である請求項1記載の電
    子メール機能付通信端末装置。
  3. 【請求項3】 ファクシミリ通信での誤り再送用のバッ
    ファメモリを備えた電子メール機能付通信端末装置にお
    いて、送信すべき画データを第1符号化形式から第2符
    号化形式へ変換する手段と、変換した画データを前記バ
    ッファメモリに格納してそのデータ量を算出する手段
    と、算出結果から送信すべき画データ量を算出する手段
    とを備えたことを特徴とする電子メール機能付通信端末
    装置。
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