JPH07162590A - 配布メッセージ通知機能を有する分散複写システム - Google Patents

配布メッセージ通知機能を有する分散複写システム

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JPH07162590A
JPH07162590A JP5303030A JP30303093A JPH07162590A JP H07162590 A JPH07162590 A JP H07162590A JP 5303030 A JP5303030 A JP 5303030A JP 30303093 A JP30303093 A JP 30303093A JP H07162590 A JPH07162590 A JP H07162590A
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JP
Japan
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distribution
message
job
unit
section
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Pending
Application number
JP5303030A
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English (en)
Inventor
Yuzuru Sato
譲 佐藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】配布依頼者が1もしくは複数の配布先にネット
ワークを介してプリントを配布する場合、配布対象者に
プリントが配布されたことを通知する。 【構成】メッセージ制御部2がメッセージ送信方法記憶
部3から配布対象者に配布メッセージを送信するための
送信方法を読みだし、これをメッセージ送出部4に渡
す。そして、メッセージ送出部4が渡された送信方法に
従い配布対象者に配布メッセージを送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワーク上に原稿
を入力する機能、複写の内容を指示する機能、複写を実
行する機能が分散配置され処理を実行する分散複写シス
テムに関し、特に、配布ジョブの処理実行を行った場
合、配布ジョブの配布先に対応するネットワークに接続
された端末装置に対して該配布ジョブの処理実行が終了
した旨の通知を行う配布メッセージ通知機能を有する分
散複写システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークを介しプリント出力
処理を行うプリントサーバシステムでは、プリントジョ
ブの出力処理が終了するとプリント依頼者に処理が終了
したことを通知していた。
【0003】また、特開平4−241617号広報に
は、プリントアウトされた原稿がスタッカーに一定時間
以上除去されずに残されていた場合に、その原稿の印刷
依頼を行ったワークステーションに対して印刷終了通知
を発行し原稿の除去を促すというものが記述されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、プリ
ントサーバシステムでは、プリントジョブの出力処理が
終了するとプリント依頼者に処理が終了したことを通知
していた。
【0005】しかし、配布を目的とする印刷依頼者がネ
ットワークを介し1または複数の配布先であるユーザー
にプリントジョブを配布する場合、印刷依頼者には処理
終了が通知されるものの、配布先であるユーザーには通
知されない。以下、配布を目的とする印刷依頼者を配布
依頼者といい、配布先であるユーザーを配布対象者とい
う。
【0006】そのため、配布依頼者は配布対象者に配布
ジョブを配布したことを別手段により連絡していた。こ
こで、配布対象者が遠方の場合や配布対象者の数が多い
場合、連絡に要する負担が大きなものになっていた。
【0007】また、ネットワーク上に原稿を入力する機
能と、複写処理の内容を指示する機能と、複写処理を実
行する機能とが分散配置されている分散複写システムに
おいても、ジョブを他のプリンタ等に転送するリダイレ
クト機能を用いたジョブ配布が行える。そのため配布対
象者にジョブが配布されたこと通知する配布メッセージ
通知機能の実現が重要となってきている。
【0008】そこで、本発明はこのような実情に鑑みて
なされたもので、配布依頼者がネットワークを介し1ま
たは複数の配布対象者にジョブの配布を行った場合、、
配布対象者にジョブの配布があったことを自動通知する
配布メッセージ通知機能を有する分散複写システムを提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、複写すべき原
稿に関する情報を入力する原稿入力手段と、前記入力さ
れた情報に対する複写処理の内容を指示する複写内容指
示手段と、該指示された内容に従って前記入力された情
報に対する複写処理を実行する複写処理実行手段とを備
え、前記各手段はネットワーク上に分散配置されて独立
して機能しており、前記ネットワークを介して複写処理
に関する情報の授受を行いつつ、それぞれの処理を実行
する分散複写システムにおいて、前記複写処理実行手段
は、前記複写内容指示手段から1または複数の配布先に
対する配布ジョブを受け付けて該配布ジョブの処理実行
を行った場合、該1または複数の配布先に対応する前記
ネットワークに接続された端末装置に対して該配布ジョ
ブの処理実行が終了した旨の通知を行う配布メッセージ
通知手段を具備したことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明は、ネットワーク上に原稿を入力する機
能、複写の内容を指示する機能、複写を実行する機能が
分散配置され処理を実行する分散複写システムにおい
て、複写処理実行手段が複写内容指示手段から1または
複数の配布先に対する配布ジョブを受け付けて該配布ジ
ョブの処理実行を行った場合、該1または複数の配布先
に対応する前記ネットワークに接続された端末装置に対
して該配布ジョブの処理実行が終了した旨の通知を行う
配布メッセージ通知手段を有している。
【0011】従って、配布依頼者は配布対象者にジョブ
を配布したという旨の連絡をする手間が省ける。また、
電話で音声データを送るなどメッセージ送信方法を多様
化したため端末を有していない配布対象者等、配布ジョ
ブの対象となる全ての配布対象者にメッセージを送るこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
【0013】図2は、本発明の第1の実施例である配布
メッセージ通知機能を有する分散複写システムの全体構
成を示す図である。
【0014】図2において、A〜Dはエンドシステムで
あり、それぞれローカルエリアネットワーク(LAN)
10上に分散配置されている。
【0015】エンドシステムAはコンピュータ11とプ
リンタ12で構成され、複写処理実行部21として機能
する。エンドシステムBはコンピュータ11と複写装置
13、またはコンピュータ11と複写装置14とで構成
され、原稿入力部22、複写内容指示部23、さらに複
写処理実行部21として機能する。エンドシステムCは
コンピュータ11で構成され、原稿入力部22、複写内
容指示部23として機能する。エンドシステムDはコン
ピュータ11およびスキャナ15で構成され、原稿入力
部22、複写内容指示部23として機能する。
【0016】なお、いずれの形態においても説明の便宜
上、コンピュータとプリンタもしくはスキャナを分離し
て図示しているが、プリンタもしくはスキャナがコンピ
ュータに内蔵されている場合であってもよい。
【0017】また、エンドシステムAとBとは複写処理
実行部21を備えている点で共通性があため破線31で
囲んで示す。また、エンドシステムCとDとは原稿入力
部22、複写内容指示部23を備えている点で共通性が
あるため破線32で囲んで示す。
【0018】次に、配布メッセージ通知機能を有する分
散複写システムの原稿入力部22、複写内容指示部2
3、そして複写処理実行部21それぞれについて説明す
る。
【0019】始めに、原稿入力部22について説明す
る。
【0020】図3は、原稿入力部22の構成を示すブロ
ック図である。
【0021】図3において、原稿入力部22は、配布先
指示部40、電子原稿管理部41、画像読取り部42、
画像処理部43、複写指示起動部44から構成される。
【0022】配布先指示部40は、図5に示すユーザー
インターフェースを有し、このユーザーインターフェー
スを介して配布依頼者から配布する原稿の入力、配布先
である複写処理実行部21の指定を受け付ける。
【0023】電子原稿管理部41は、原稿入力部22が
稼働するコンピュータ上のファイルシステム等により構
成され、コンピュータに接続されるハードディスク、C
D−ROM、フロッピーディスクといった記憶装置に蓄
積される電子原稿をデータとして取り扱う。
【0024】画像読取り部42は、紙などの物理的な原
稿をスキャナ等の画像読取り装置を駆動してイメージ情
報として読み取る。そして読み取ったイメージ情報を画
像処理部43に渡す。
【0025】画像処理部43は、渡されたイメージ情報
に対しノイズ除去やデータの圧縮等の処理を行い、複写
指示起動部44に渡す。
【0026】複写指示起動部44は、画像処理部43か
ら渡されたデータをユーザーが指定した複写処理実行部
21に対応する複写指示入力部45に渡す。
【0027】ここで、配布先指示部40が有するユーザ
ーインターフェースについて図5を参照しながら説明す
る。
【0028】図5において、このユーザーインターフェ
ースは配布依頼者のコンピュータ11の画面上に出力さ
れ、アイコンI1〜I5を表示する。このアイコンI1
〜I5は、複写装置13、複写装置14、プリンタ1
2、スキャナ15、そして電子原稿管理部41にそれぞ
れ対応している。
【0029】そして配布依頼者が紙の原稿を原稿入力部
22に入力して配布ジョブとして配布したい場合、紙の
原稿をスキャナ15に載せ、配布先である複写処理実行
部21を示すアイコンI1〜I3をクリックする。ま
た、電子原稿管理部41に管理されている電子原稿を配
布ジョブとして配布したい場合、ドロワアイコンI5を
配布先である複写処理実行部21を示すアイコンI1〜
I3にドラックアンドリリースする。なお、紙の原稿を
電子原稿として保存したい場合は、紙原稿をスキャナ1
5に載せ、スキャナアイコンI4をドロワアイコンI5
にドラックアンドリリースすることで電子原稿として保
存できる。ここでいう電子原稿とは、紙の原稿から読み
取ったイメージデータ、ワードプロセッサ等で作成され
た文書、図形等をいう。
【0030】このように、原稿入力部22は、配布依頼
者から配布ジョブの基になる原稿を受け付けると共に、
配布先である複写処理実行部21の指定を受け付ける。
【0031】次に、複写内容指示部23について説明す
る。
【0032】図4は、複写内容指示部23の構成を示す
ブロック図である。
【0033】図4において、複写内容指示部23は、複
写指示入力部45、ジョブ生成部46、転送用原稿処理
部47、ジョブ送出部48から構成される。
【0034】複写指示入力部45は、図6に示すユーザ
ーインターフェースを有し、このユーザーインターフェ
ースを介して配布依頼者から複写に伴う指示を受け付け
ると共に、配布に伴う指示を受け付ける。そして原稿入
力部22から渡されたデータとユーザーインターフェー
スを介し受け付けた指示とをジョブ生成部46に渡す。
ジョブ生成部46は、渡されたデータからジョブを生
成する。そして生成したジョブを必要に応じ転送用原稿
処理部47に渡して転送データ量を減少させるための圧
縮処理等を実施させ、ジョブ送出部48に渡す。
【0035】ジョブ送出部48は、ジョブ生成部46か
ら渡されたジョブをLAN10を介し、ユーザーから指
示された複写処理実行部21に渡す。
【0036】ここで、複写指示入力部45が有するユー
ザーインターフェースについて説明する。
【0037】図6は、複写指示入力部45のユーザーイ
ンターフェースを図示したものである。なお図6
(a)、(b)を鎖線LCで分割し図示している。
【0038】図6(a)、(b)に示すユーザーインタ
ーフェースは、配布依頼者のコンピュータ11のディス
プレイ上に表示され、各種ボタンおよび表示部を備えて
いる。すなわち、B1〜B7は用紙サイズ、拡大/縮小
等の複写処理内容の選択ボタンであり、B8〜B12は
複写枚数、スタートボタン等の操作ボタンである。これ
らB1〜B12は従来の複写機に備えられているものと
同種のものであり、マウスを使いそれぞれのボタンをク
リックすることで選択/操作することができる。また、
D1は状態表示部であり従来の複写機と同様に複写可
否、複写枚数、エラー内容等を表示する。D2は電子原
稿表示部であり選択されている電子原稿名を表示する。
表示する電子原稿が多数ある場合、B13、B14をク
リックすることで表示がスクロールし、選択されている
全ての電子原稿名を表示することができる。D3は実行
部の名称表示部であり、ユーザーが指定した配布先であ
る複写処理実行部21の名称が表示される。
【0039】そして、B15は配布指定ボタンである。
この配布指定ボタンをクリックすると図6(c)に図示
した配布メッセージ送信先指定画面が表示される。そし
て、配布依頼者が配布対象者のユーザーIDをIN1〜
IN4に入力することで配布メッセージの送信先が指定
できる。そして、完了ボタンB16をクリックすること
で配布対象者の指定を完了することができる。
【0040】このように、複写指示入力部23は、複写
に伴う指示と配布に伴う指示とを配布依頼者から受け付
け、受け付けた指示と原稿入力部22から渡されたデー
タとでジョブを生成している。
【0041】次に、複写処理実行部21について説明す
る。
【0042】図7は複写処理実行部21の構成を示すブ
ロック図である。
【0043】図7において、複写処理実行部21は、ジ
ョブ受付部50、ジョブ制御部7、ジョブ処理部52、
配布メッセージ処理部6、ジョブ出力部54から構成さ
れる。 ジョブ受付部50は、各エンドシステム上のジ
ョブ送出部48から送出されたジョブを受け付け、正規
化を行いジョブ制御部7に渡す。ここでいう正規化と
は、各種のフォーマットで送られてきたジョブを複写処
理実行部21で定めるジョブのフォーマットに統一する
ことをいう。
【0044】ジョブ制御部7は、正規化されたジョブが
渡されると該ジョブの内容を解析する。そして該ジョブ
の内容に従いジョブ処理部を52を用いて文書フォーマ
ットの変換、画像処理等を行う。そしてジョブをジョブ
出力部54に渡してジョブを出力させる。さらにジョブ
制御部7は、配布メッセージ処理部6を起動して配布メ
ッセージを送信させる。
【0045】ジョブ処理部52は、複数設けられ(ジョ
ブ処理部(1)〜ジョブ処理部(n))、ジョブ制御部
7の制御により文書フォーマットの変換(ジョブ処理部
(1))、画像処理(ジョブ処理部(2))、ノティフ
ァイ(ジョブ処理部(n))等を実行する。
【0046】配布メッセージ処理部6は、ジョブ制御部
7の制御により起動して配布対象者に配布メッセージを
送信する。
【0047】ジョブ出力部54は複数設けられ(ジョブ
出力部(1)〜ジョブ出力部(n))、ジョブ制御部7
の制御により、ジョブを出力する(ジョブ出力部
(1))。またジョブ制御部7の制御により、他の複写
処理実行部21にジョブを転送するリダイレクタ(ジョ
ブ出力部(n))を実行する。
【0048】次に、複写処理実行部21の動作をフロー
チャートを参照して説明する。
【0049】図8は、複写処理実行部21の動作を示し
たフローチャートである。
【0050】図8において、複写処理実行部21は複写
内容指示部23からジョブが渡されると、渡されたジョ
ブのフォーマットに適合するジョブ受付部50が受け付
ける(ステップ100)。
【0051】そして、ジョブ受付部50において該ジョ
ブを正規化し(ステップ101)、正規化したジョブを
ジョブ制御部7に登録する(ステップ102)。
【0052】次に、ジョブ制御部7は登録されたジョブ
を順次取り出して該ジョブの内容を解析する。そして該
ジョブの内容に従い、ジョブ処理部52を使用してフォ
ーマット変更、画像処理等を実行する(ステップ103
〜ステップ106)。
【0053】さらに、ジョブ制御部7は該ジョブから出
力部名称と配布に伴う情報とを読み出す(ステップ10
7)。
【0054】そして、ジョブ制御部7は、読み出した出
力部名称が直接接続の出力装置で、この出力装置が出力
可能な状態であるか否か判断する(ステップ108)。
判断の結果、直接接続の出力装置で出力可能な状態であ
る場合、当該出力装置を起動して該ジョブを出力する
(ステップ109)。一方、直接接続の出力装置でない
場合、または、この出力装置が出力可能な状態でない場
合、リダイレクタを起動し(ステップ110)、他の複
写処理実行部21にジョブを転送する。
【0055】次に、ジョブ制御部7は、ジョブ処理部5
2のノティファイアを起動し(ステップ111)、処理
が終了したことを配布依頼者に伝える。
【0056】そして、ジョブ制御部は7は、ステップ1
07で読み出した配布に伴う情報を配布メッセージ処理
部6に渡し、配布メッセージ処理部6を起動し(ステッ
プ112)、配布対象者に配布メッセージを送信する。
そしてジョブ制御部7は複写処理実行部21の処理を終
了する。
【0057】ここで、図8のステップ112で配布対象
者にメッセージを送信する配布メッセージ処理部6につ
いて詳細に説明する。
【0058】まず、配布メッセージ処理部6の構成につ
いて説明する。
【0059】図1は、配布メッセージ処理部6の構成を
示したブロック図である。
【0060】図1において、配布メッセージ処理部6
は、判別部1、メッセージ制御部2、メッセージ送信方
法記憶部3、メッセージ送信部4、メッセージ送信方法
設定部5から構成される。
【0061】判別部1はジョブ制御部7から渡された配
布に伴う情報から配布メッセージの送信を行うか否かの
判断を行う。
【0062】メッセージ制御部2は、ジョブ制御部7か
ら渡された配布に伴う情報から配布対象者IDを抽出す
る。そして、抽出した配布対象者IDを用いてメッセー
ジ送信方法記憶部3から配布対象者IDに対応する配布
メッセージ送信方法と送信先アドレスとを取り出す。そ
してメッセージ送信部4に渡す。
【0063】メッセージ送信部4は、メッセージ制御部
2から渡された配布メッセージ送信方法に従い、送信先
アドレスに対応する配布対象者にメッセージを送信す
る。
【0064】メッセージ送信方法記憶部3は、配布対象
者と配布メッセージ送信方法との対応表を記憶してい
る。図9はメッセージ送信方法記憶部3が予め記憶して
いる対応表の一例を図示したものである。
【0065】図9において、この対応表は、ユーザーI
D、送信方法、送信先アドレスの各情報が複数記憶され
ている。ユーザーIDは、配布対象となるユーザーを識
別するものである。送信方法は、どのような方法を用い
てメッセージを送信するかを示している。さらに、送信
先アドレスは何処にメッセージを送信すべきかを示して
いる。
【0066】例えば、配布対象者IDが「ユーザーA」
であった場合、送信方法は「#MAIL」で、送信先ア
ドレスは「xx,yy,zz,ww」となる対応関係を
示している。すなわち、電子メール(#MAIL)を使
用して送信先アドレス「xx,yy,zz,ww」に配
布メッセージを送信すべきことを示している。また、配
布対象者IDが「ユーザーB」であった場合、電話回線
(#TEL)を使用して送信先アドレス「000−11
1−222」に配布メッセージを音声で送信すべきこと
を示している。このように、メッセージ送信方法記憶部
3は配布対象者ごとに配布メッセージの送信方法と送信
先アドレスとの対応関係が記憶されている。 図1に戻
り、メッセージ送信方法設定部5は、ユーザーインター
フェースを有し、このユーザーインターフェースを介し
てメッセージ送信方法記憶部3が記憶している送信方
法、アドレスを設定・変更できる。すなわち図9に示し
た配布メッセージ送信方法記憶部3の対応表がコンピュ
ータ11の画面上に出力され、ユーザーID、送信方
法、送信先アドレスの設定・変更が行える。
【0067】次に、配布メッセージ処理部6の動作をフ
ローチャートを参照して説明する。図10は、配布メッ
セージ処理部6の動作を示したフローチャートである。
【0068】図10において、ジョブ判別部1はジョブ
制御部7から渡された配布に伴う情報から配布メッセー
ジを送信するか否かを判断する(ステップ120)。判
断の結果、配布メッセージを送信する場合、ステップ1
21へ移行する。一方、配布メッセージを送信しない場
合、配布メッセージ処理部6の処理を終了する。
【0069】ステップ121において、メッセージ制御
部2はジョブ制御部7から渡された配布に伴う情報から
配布対象者IDを抽出する。そして、抽出した配布対象
者IDを用いてメッセージ送信方法記憶部3から配布対
象者IDに対応するメッセージ送信方法と送信先アドレ
スとを読み出す。
【0070】次に、メッセージ制御部2は読み出したメ
ッセージ送信方法と送信先アドレスとをメッセージ送信
部4に渡し、メッセージ送信部4を起動する(ステップ
122)。
【0071】起動したメッセージ送信部4は、渡された
メッセージ送信方法に従い、配布メッセージを送信先ア
ドレスに対応する配布対象者に送信する(ステップ12
3)。そしてメッセージ制御部2は配布メッセージ処理
部6の処理を終了する。なお、送信する配布メッセージ
は、テキストデータや音声データなどメッセージ送信方
法に基づいて使用する。
【0072】このように本発明では、配布対象者ごとに
送信方法と送信先アドレスとを設定し、この設定した送
信方法と送信先アドレスとに基づいて配布メッセージを
送信している。従って、配布依頼者は配布対象者に連絡
する手間が省け、配布対象者は自分宛てに配布があった
事が認識できる。また、電話を使用して音声メッセージ
を配布対象者に送信するなど送信方法を多様化した。そ
のため端末を有していない配布対象者にも配布メッセー
ジを送ることができる。
【0073】次に、本発明の第2の実施例である配布メ
ッセージ通知機能を有する分散複写システムについて説
明する。
【0074】第2の実施例は、第1の実施例で説明した
配布メッセージを送信する機能に加え、配布対象者ごと
に配布メッセージのメッセージ内容を設定できるもので
ある。なお、原稿入力部22、複写内容指示部23、お
よび複写処理実行部21の構成/動作は、第1の実施例
と同様なため説明を省略し、第1の実施例との相違点で
ある配布メッセージ処理部6aについて説明する。
【0075】始めに、第2の実施例の配布メッセージ処
理部6aの構成について説明する。図11は、第2の実
施例の配布メッセージ処理部6aの構成を示したブロッ
ク図である。
【0076】図11に示す第2の実施例の配布メッセー
ジ処理部6aの構成は、判別部1a、メッセージ制御部
2a、メッセージ送信方法記憶部3a、メッセージ送信
部4a、メッセージ送信方法設定部5aと、メッセージ
データ作成部md、メッセージテンプレート記憶部m
k、メッセージテンプレート設定部msとから構成され
る。 判別部1aはジョブ制御部7から渡された配布に
伴う情報から配布メッセージ送信を行うか否かの判断を
行う。
【0077】メッセージ制御部2aは、ジョブ制御部7
から渡された配布に伴う情報から配布対象者IDを抽出
する。そして、抽出した配布対象者IDを用いてメッセ
ージ送信方法記憶部3aから配布対象者IDに対応する
配布メッセージ送信方法と送信先アドレスとメッセージ
テンプレートの識別子とを読み出す。そして、読み出し
たメッセージテンプレートの識別子をメッセージデータ
作成部mdに渡して配布メッセージを作成させる。
【0078】メッセージ送信部4aは、配布メッセージ
送信方法に従い、送信先アドレスに対応する配布対象者
にメッセージデータ作成部mdが作成した配布メッセー
ジを送信する。
【0079】メッセージデータ作成部mdは、メッセー
ジ制御部2aから渡されたメッセージテンプレートの識
別子を用いてメッセージテンプレート記憶部mkから識
別子に対応するメッセージテンプレート(メッセージ作
成の基になるフォーマット)を読み出す。そして配布メ
ッセージを作成する。
【0080】メッセージ送信方法記憶部3aは、配布対
象者と配布メッセージ送信方法とメッセージテンプレー
トの識別子との対応表を記憶している。図12はメッセ
ージ送信方法記憶部3aが記憶している対応表の一例を
図示したものである。
【0081】図12において、例えば、配布対象者ID
が「ユーザーA」の場合、電子メール(#MAIL)を
使用して送信先アドレス「xx,yy,zz,ww」に
「#M−TMP−1」のメッセージテンプレートを用い
た配布メッセージを送信すべきことを示している。
【0082】図11に戻り、メッセージテンプレート記
憶部mkは、配布対象者に送信するメッセージの基とな
るものを複数記憶している。図13はメッセージテンプ
レート記憶部mkが記憶しているメッセージテンプレー
トの一例を図示したものである。
【0083】図13において、メッセージテンプレート
記憶部mkが記憶しているメッセージテンプレートは、
メッセージ送信方法記憶部3aの識別子に対応して複数
の種類を記憶している。例えば識別子が「#M−TMP
−1」の場合、「『配布対象者名』から、『ジョブ名』
が配布されました。『プリンタ名』まで受取りに来てく
ださい。」というメッセージテンプレートを記憶してい
る。なお、『配布対象者名』、『ジョブ名』、『プリン
タ名』は、メッセージデータ作成部mdが挿入する項目
である。
【0084】図11に戻り、メッセージ送信方法設定部
5aは、ユーザーインターフェースを有し、このユーザ
ーインターフェースを介してメッセージ送信方法記憶部
3aが記憶している配布対象者ID、送信方法、送信先
アドレス、メッセージテンプレートの識別子を設定・変
更できる。
【0085】メッセージテンプレート設定部msは、ユ
ーザーインターフェースを有し、このユーザーインター
フェースを介してメッセージテンプレート記憶部mkが
記憶している識別子、メッセージテンプレートを設定・
変更できる。
【0086】次に、第2の実施例の配布メッセージ処理
部6aの動作についてフローチャートを参照して説明す
る。
【0087】図14は、第2の実施例の配布メッセージ
処理部6aの動作を示したフローチャートである。
【0088】図14において、ジョブ判別部1aはジョ
ブ制御部7から渡された配布に伴う情報から配布メッセ
ージを送信するか否かを判断する(ステップ200)。
判断の結果、配布メッセージを送信する場合、ステップ
201へ移行する。一方、配布メッセージを送信しない
場合、配布メッセージ処理部6aの処理を終了する。ス
テップ201において、メッセージ制御部2aはジョブ
制御部7から渡された配布に伴う情報から配布対象者I
Dを抽出する。そして、抽出した配布対象者IDを用い
てメッセージ送信方法記憶部3aから配布対象者IDに
対応するメッセージ送信方法と送信先アドレスとメッセ
ージテンプレートの識別子とを読み出す。
【0089】次に、メッセージ制御部2aは、読み出し
たメッセージテンプレートの識別子をメッセージデータ
作成部mdに渡し、メッセージデータ作成部mdを起動
する(ステップ202)。
【0090】起動したメッセージデータ作成部mdは、
メッセージ制御部2aから渡された識別子を用いてメッ
セージテンプレート記憶部mkから識別子に対応したメ
ッセージテンプレートを読み出す。そして必要に応じメ
ッセージテンプレートに『配布依頼者名』『ジョブ名』
『プリンタ名』等を挿入して配布メッセージを作成す
る。そして作成した配布メッセージをメッセージ制御部
2aに渡す(ステップ203)。
【0091】次に、メッセージ制御部2aは読み出した
メッセージ送信方法と送信先アドレスとメッセージデー
タ作成部mdにおいて作成した配布メッセージとをメッ
セージ送信部4aに渡し、メッセージ送信部4aを起動
する(ステップ204)。
【0092】起動したメッセージ送信部4aは、メッセ
ージ制御部2aから渡されたメッセージ送信方法に従
い、送信先アドレスに対応する配布対象者にメッセージ
データ作成部mdが作成した配布メッセージを送信する
(ステップ205)。そしてメッセージ制御部2aは配
布メッセージ処理部6aの処理を終了する。
【0093】このように、第2の実施例は、第1の実施
例で説明した配布メッセージを送信する機能に加え、配
布対象者ごとに配布メッセージのメッセージ内容を設定
できる。従って、柔軟な配布メッセージを送信すること
ができる。
【0094】次に、本発明の第3の実施例である配布メ
ッセージ通知機能を有する分散複写システムについて説
明する。
【0095】第3の実施例は、第1の実施例で説明した
配布メッセージを送信する機能に加え、配布対象者ごと
にジョブの出力方法を指示できるものである。ジョブの
出力方法の指示とは、ジョブをプリンターに出力する
か、プリンターのスプーラに出力するかを指示すること
である。なお、原稿入力部22および複写内容指示部2
3の構成/動作は、第1の実施例と同様なため説明を省
略し、第1の実施例との相違点である複写処理実行部2
1bおよび配布メッセージ処理部6bについて説明す
る。
【0096】始めに、第3の実施例の複写処理実行部2
1bの構成について説明する。
【0097】図15は、第3の実施例の複写処理実行部
21bの構成を示したブロック図である。
【0098】図15に示す第3の実施例の複写処理実行
部21bの構成は、ジョブ受付部50、ジョブ制御部7
b、ジョブ処理部52、配布メッセージ処理部6b、ジ
ョブ出力部54bから構成される。なお、ジョブ受付部
50、ジョブ処理部52は、第1の実施例と同様なため
説明を省略する。
【0099】ジョブ制御部7bは、ジョブ受付部50か
ら正規化されたジョブが渡されると該ジョブの内容を解
析する。そして該ジョブの内容に従いジョブ処理部を5
2を用いて文書フォーマットの変換、画像処理等を行
う。さらに配布メッセージ処理部6bを起動しジョブの
出力方法を求め、求めたジョブの出力方法に従いジョブ
出力部54bを制御しジョブを出力させる。そしてジョ
ブ制御部7bは、配布メッセージ処理部6bを再度起動
し、配布対象者に配布メッセージを送信する。
【0100】配布メッセージ処理部6bは、ジョブ制御
部7bの制御により起動し、ジョブの出力方法を求めジ
ョブ制御部7bにジョブの出力方法を指示する。もしく
はジョブ制御部7bの制御により起動して配布対象者に
配布メッセージを送信する。ジョブ出力部54bは複数
設けられ(ジョブ出力部(1)〜ジョブ出力部
(n))、ジョブ制御部7bの制御により、ジョブをプ
リンタに出力もしくはジョブをプリンタのスプーラに出
力する(ジョブ出力部(1))。またジョブ制御部7b
の制御により、他の複写処理実行部21にジョブを転送
するリダイレクタ(ジョブ出力部(n))を実行する。
【0101】次に、第3の実施例の複写処理実行部21
bの動作についてフローチャートを参照して説明する。
【0102】図16は、第3の実施例の複写処理実行部
21bの動作を示したフローチャートである。
【0103】図16において、複写処理実行部21bは
複写内容指示部23からジョブが渡されると、渡された
ジョブのフォーマットに適合するジョブ受付部50が受
け付ける(ステップ300)。
【0104】そして、ジョブ受付部50において該ジョ
ブを正規化し(ステップ301)、正規化したジョブを
ジョブ制御部7bに登録する(ステップ302)次に、
ジョブ制御部7bは登録されたジョブを順次取り出して
該ジョブの内容を解析する。そして、該ジョブの内容に
従いジョブ処理部52を使用してフォーマット変更、画
像処理等を実行する(ステップ303〜ステップ30
6)。
【0105】そして、ジョブ制御部7bは該ジョブから
出力部名称と配布に伴う情報とを読み出す(ステップ3
07)。
【0106】次に、ジョブ制御部7bは配布に伴う情報
を配布メッセージ処理部6bに渡し配布メッセージ処理
部6bを起動しジョブの出力方法を求める(ステップ3
08)。
【0107】そして、配布メッセージ処理部6bからジ
ョブの出力方法を求めたジョブ制御部7bは、ステップ
307で読み出した出力部名称が直接接続の出力装置
で、この出力装置が出力可能な状態であるか否か判断す
る(ステップ309)。判断の結果、直接接続の出力装
置で、この出力装置が出力可能な状態である場合、求め
たジョブの出力方法に従いジョブ出力部54bを制御し
てジョブをプリント出力、もしくはジョブをスプーラに
出力させる(ステップ310)。一方、直接接続の出力
装置でない場合、または、この出力装置が出力可能な状
態でない場合、リダイレクタを起動し(ステップ31
1)、ジョブを他の複写処理実行部21に転送する。
【0108】次に、ジョブ制御部7bは、ジョブ処理部
52のノティファイアを起動し(ステップ312)、処
理が終了したことを配布依頼者に伝える。
【0109】さらに、ジョブ制御部は7bは、配布メッ
セージを送信のためにステップ307で読み出した配布
に伴う情報を配布メッセージ処理部6bに渡し、再度配
布メッセージ処理部53を起動し配布メッセージを送信
させる(ステップ313)。そしてジョブ制御部7b
は、複写処理実行部21bの処理を終了する。
【0110】次に図16のステップ308でジョブの出
力方法を指示し、ステップ313で配布対象者に配布メ
ッセージを送る配布メッセージ処理部6bについて詳細
に説明する。
【0111】始めに、第3の実施例の配布メッセージ処
理部6bの構成について説明する。図17は、第3の実
施例の配布メッセージ処理部6bの構成を示したブロッ
ク図である。
【0112】図17に示す第3の実施例の配布メッセー
ジ処理部6bの構成は、判別部1b、ジョブ出力/メッ
セージ制御部2b、メッセージ送信方法記憶部3b、メ
ッセージ送信部4b、メッセージ送信方法設定部5bか
ら構成される。
【0113】判別部1bはジョブ制御部7bから渡され
た配布に伴う情報から配布メッセージ送信を行うか否か
の判断を行う。
【0114】ジョブ出力/メッセージ制御部2bは、ジ
ョブの出力方法の指示と配布メッセージ送信とを制御す
る。ジョブの出力方法の指示を行う場合、ジョブ出力/
メッセージ制御部2bは、ジョブ制御部7bから渡され
た配布に伴う情報から配布対象者IDを抽出する。そし
て抽出した配布対象者IDを基にメッセージ送信方法記
憶部3bから配布対象者IDに対応するジョブの出力方
法を取り出す。そして取り出したジョブの出力方法をジ
ョブ制御部7bに渡してジョブの出力方法を指示する。
一方、配布メッセージを送信する場合、ジョブ出力/メ
ッセージ制御部2bは、ジョブ制御部7bから渡された
配布に伴う情報から配布対象者IDを抽出する。そして
抽出した配布対象者IDを基にメッセージ送信方法記憶
部3bから配布対象者IDに対応する配布メッセージ送
信方法と送信先アドレスとを取り出す。そして取り出し
た配布メッセージ送信方法と送信先アドレスとをメッセ
ージ送信部4bに渡して配布メッセージを送信する。
【0115】メッセージ送信部4bは、渡された配布メ
ッセージ送信方法に従い、送信先アドレスに対応する配
布対象者に配布メッセージを送信する。
【0116】メッセージ送信方法記憶部3bは、配布対
象者と配布メッセージ送信方法と配布先アドレスとジョ
ブの出力方法との対応表を記憶している。図18はメッ
セージ送信方法記憶部3bが予め記憶している対応表の
一例を図示したものである。図18において、この対応
表は、図9に図示した対応表にジョブの出力先が追加さ
れたものである。この追加されたジョブの出力方法は、
ジョブをプリント出力するかジョブをスプーラに出力す
るかを示している。例えば、配布対象者IDが「ユーザ
ーA」であった場合、ジョブの出力方法はプリント出力
(#PRINT)すべきことを示している。また、配布
対象者IDが「ユーザーC」であった場合、ジョブの出
力方法はスプーラに出力(#SPOOL)すべきことを
示している。
【0117】図17に戻り、メッセージ送信方法設定部
5bは、ユーザーインターフェースを有し、このユーザ
ーインターフェース介してメッセージ送信方法記憶部3
bが記憶している配布対象者ID、送信方法、送信先ア
ドレス、さらにジョブの出力方法を設定・変更できる。
【0118】次に、第3の実施例の配布メッセージ処理
部6bの動作についてフローチャートを参照して説明す
る。
【0119】図19は、第3の実施例の配布メッセージ
処理部6bの動作を示したフローチャートである。
【0120】図19において、ジョブ判別部1bはジョ
ブ制御部7bから渡された配布に伴う情報から配布メッ
セージを送信するか否かを判断する(ステップ32
0)。判断の結果、配布メッセージを送信する場合、ス
テップ321へ移行する。一方、配布メッセージを送信
しない場合、配布メッセージ処理部6bの処理を終了す
る。 ステップ321において、ジョブ出力/メッセー
ジ制御部2bは、ジョブが出力されたか否かの判断を行
う。すなわちジョブの出力方法を指示するのか配布メッ
セージを送信するのかを判断する。判断の結果、ジョブ
の出力方法を指示する場合、ステップ322へ移行す
る。一方、配布メッセージを送信する場合、ステップ3
23へ移行する。
【0121】ステップ322において、ジョブ出力/メ
ッセージ制御部6bはジョブ制御部7bから渡された配
布に伴う情報から配布対象者IDを抽出し、メッセージ
送信方法記憶部3bから配布対象者IDに対応するジョ
ブの出力方法を取り出す。そして取り出したジョブの出
力方法をジョブ制御部7bに渡してジョブの出力方法を
指示する。そして、配布メッセージ処理部53の処理を
終了する。
【0122】ステップ323において、ジョブ出力/メ
ッセージ制御部6bはジョブ制御部7bから渡された配
布に伴う情報から配布対象者IDを抽出し、メッセージ
送信方法記憶部3bから配布対象者IDに対応する配布
メッセージ送信方法と配布先アドレスとを取り出す。
【0123】そして、メッセージ制御部2bは取り出し
たメッセージ送信方法と配布先アドレスとをメッセージ
送信部4bに渡し、配布メッセージ送信のためにメッセ
ージ送信部4bを起動する(ステップ324)。
【0124】起動したメッセージ送信部4bは、メッセ
ージ制御部2bから渡されたメッセージ送信方法に従
い、配布先アドレスに対応する配布対象者に配布メッセ
ージを送信する(ステップ325)。そしてメッセージ
制御部2bは配布メッセージ処理部6bの処理を終了す
る。
【0125】このように、第3の実施例では、配布メッ
セージを送信する機能に加え、ジョブの出力方法を指示
する機能を備えている。従って、配布対象者ごとにプリ
ンタに出力させたり、スプーラに出力させることがで
き、より柔軟なプリント配布サービスを行うことができ
る。
【0126】また、本発明の配布メッセージ送信機能を
分散複写システムだけに限定せず、プリントサーバーシ
ステムに組み入れ使用することも可能である。
【0127】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は配布依頼
者が1もしくは複数の配布対象者にネットワークを介し
配布ジョブを配布した場合、配布ジョブが配布されたこ
とを配布対象者に通知している。従って、配布依頼者は
配布対象者に連絡する必要がなく、配布対象者は自分宛
てに配布ジョブが配布されたことを認識できる。また、
配布メッセージを電子メールの他に、電話で音声データ
を送るなどして送信方法を多様化した。そのため端末を
有していない配布対象者等、全ての配布対象に対し、配
布メッセージを送ることができる。さらに、ユーザーご
とにメッセージ文、音声データ等を指定することがで
き、柔軟な配布メッセージを送ることができる。また、
配布ジョブをプリンタに出力するのか、プリンタのスプ
ーラに出力するのかを指定できるため、より柔軟なプリ
ント配布機能を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の配布メッセージ処理部6の構成
を示すブロック図。
【図2】本発明の実施例の全体構成を示す図。
【図3】第1〜3の実施例の分散複写システムの原稿入
力部22の構成を示すブロック図。
【図4】第1〜3の実施例の分散複写システムの複写内
容指示部23の構成を示すブロック図。
【図5】第1〜3の実施例の配布先指示部40が有する
ユーザーインターフェース。
【図6】第1〜3の実施例の複写指示入力部45が有す
るユーザーインターフェース。
【図7】第1〜2の実施例の分散複写システムの複写処
理実行部21の構成を示すブロック図。
【図8】第1〜2の実施例の分散複写システムの複写処
理実行部21の動作を示すフローチャート。
【図9】第1の実施例のメッセージ送信方法記憶部3が
記憶している対応表の一例を示す図。
【図10】第1の実施例の配布メッセージ処理部6の動
作を示すフローチャート。
【図11】第2の実施例の配布メッセージ処理部6aの
構成を示すブロック図。
【図12】第2の実施例のメッセージ送信方法記憶部3
aに記憶している対応表の一例を示す図。
【図13】第2の実施例のメッセージテンプレート記憶
部mkが記憶しているのメッセージテンプレートの一例
を示す図。
【図14】第2の実施例の配布メッセージ処理部6aの
動作を示すフローチャート。
【図15】第3の実施例の複写処理実行部21bの構成
を示すブロック図。
【図16】第3の実施例の複写処理実行部21bの動作
を示すフローチャート。
【図17】第3の実施例の配布メッセージ処理部6bの
構成を示すブロック図。
【図18】第3の実施例のメッセージ送信方法記憶部3
bに記憶している対応表の一例を示す図。
【図19】第3の実施例の配布メッセージ処理部6bの
動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 判別部 2 メッセージ制御
部 3 メッセージ送信方法記憶部 4 メッセージ送信
部 5 メッセージ送信方法設定部 6 配布メッセージ
処理部 7 ジョブ制御部 10 LAN 21 複写処理実行部 22 原稿入力部 23 複写内容指示部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写すべき原稿に関する情報を入力する
    原稿入力手段と、前記入力された情報に対する複写処理
    の内容を指示する複写内容指示手段と、該指示された内
    容に従って前記入力された情報に対する複写処理を実行
    する複写処理実行手段とを備え、前記各手段はネットワ
    ーク上に分散配置されて独立して機能しており、前記ネ
    ットワークを介して複写処理に関する情報の授受を行い
    つつ、それぞれの処理を実行する分散複写システムにお
    いて、 前記複写処理実行手段は、 前記複写内容指示手段から1または複数の配布先に対す
    る配布ジョブを受け付けて該配布ジョブの処理実行を行
    った場合、該1または複数の配布先に対応する前記ネッ
    トワークに接続された端末装置に対して該配布ジョブの
    処理実行が終了した旨の通知を行う配布メッセージ通知
    手段を具備したことを特徴とする分散複写システム。
JP5303030A 1993-12-02 1993-12-02 配布メッセージ通知機能を有する分散複写システム Pending JPH07162590A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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