JP3449324B2 - 自動ファクシミリ伝送による帳票配信システム - Google Patents

自動ファクシミリ伝送による帳票配信システム

Info

Publication number
JP3449324B2
JP3449324B2 JP33270399A JP33270399A JP3449324B2 JP 3449324 B2 JP3449324 B2 JP 3449324B2 JP 33270399 A JP33270399 A JP 33270399A JP 33270399 A JP33270399 A JP 33270399A JP 3449324 B2 JP3449324 B2 JP 3449324B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
server
destination
image data
facsimile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP33270399A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001156970A (ja
Inventor
哲郎 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP33270399A priority Critical patent/JP3449324B2/ja
Publication of JP2001156970A publication Critical patent/JP2001156970A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3449324B2 publication Critical patent/JP3449324B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔地に存在する
ファクシミリ装置に帳票を自動伝送する自動ファクシミ
リ伝送による帳票配信システムに関し、特にホストコン
ピュータ、およびクライアント側から指示することによ
り、基幹業務を遂行する上で必要な情報を集約したドキ
ュメントである帳票を、遠隔地にあるファクシミリ装置
へ自動伝送する自動ファクシミリ伝送による帳票配信シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、帳票送付作業において、帳票は、
紙媒体に印刷物として形成され、印刷物として相手先に
送付されていた。しかし、この様に印刷物を相手先に送
付する帳票送付作業は、次のことが指摘されている。
【0003】第1に、帳票を印刷物として形成した後に
相手先に送付する帳票送付作業は、この作業を行う作業
員にとって、必要以上の負荷となっているということが
指摘されている。
【0004】現在、受注処理等が自動化されたとはい
え、すべての顧客がオンライン端末を設置しているとい
うことはまれである。そのために、上記の通り、帳票を
顧客向けに送付する帳票送付作業は、送付側において帳
票を一度紙媒体に印刷物として形成し、この紙媒体とし
ての帳票をファクシミリ装置等により顧客に送付する必
要があった。
【0005】従って、上記作業員は、帳票を紙媒体に印
刷し、紙媒体としての帳票をファクシミリ送信するとい
う作業を行わなければならず、上記オンライン端末を用
いて帳票を送付することに比べ、作業が繁雑であるとい
うことが指摘されていた。
【0006】また、帳票は、顧客ごとに送付されなけれ
ばならない。従って、帳票を送付しなければならない顧
客が多い場合、上記作業員は、その顧客ごとに、帳票を
紙媒体に印刷し、紙媒体としての帳票を各顧客に送付し
なければならなかった。そのため、上記作業員が行わな
ければならない帳票送付作業は、上記作業員にとって負
荷が増加したものとなっていた。
【0007】さらには、帳票は、同一顧客に対して、複
数回送付しなければならないことがある。この場合、上
記作業は、同一顧客に対して、複数回行わなければなら
ず、作業が重複してしまう。従って、上記帳票送付作業
を行う作業員は、必要以上の負荷がかかるということが
指摘されている。また、帳票をファクシミリ送信等によ
り顧客に送信しなければならないため、伝送費用がかか
るということも指摘されている。
【0008】このように、帳票送付作業は、煩雑なもの
となり、これに伴い、この帳票送付作業を行う作業員に
対して、必要以上の負荷となってしまっているというこ
とが指摘されている。
【0009】第2に、ドキュメントの維持管理が容易で
ないということが指摘されている。上記帳票送付作業に
おいては、帳票を参照することが必要な場所ごとに、帳
票を紙媒体として印刷したものを整理、配布、および管
理する必要があった。
【0010】そのため、ドキュメントを効率よく維持管
理することが難しいということが指摘されていた。その
ため、顧客からの問い合わせ等があった場合に、迅速に
対応することが困難であった。
【0011】第3に、帳票送付作業は、通信距離が長く
なってしまうということが指摘されている。上記帳票送
付作業においては、紙媒体に印刷された帳票を、顧客に
送信する必要がある。ここで、遠方の顧客に帳票を送信
する場合には、通信距離が長くなってしまう。そのた
め、紙媒体に印刷された帳票の枚数が多かった場合、こ
のファクシミリ送信に要する費用は、非常に高いものと
なってしまう。
【0012】帳票のイメージ情報を遠隔に自動配信する
ファクシミリ自動配信システムに関する第1の従来技術
として、特開平2−211769号公報に開示されたも
のがある。
【0013】この第1の従来技術によれば、あらかじめ
登録されている帳票フォームに、ユーザによりホストコ
ンピュータから入力された帳票内容データを重ね合わせ
た帳票を作成し、任意の時間に相手方にファクシミリ送
信することにより行う。これにより、帳票を紙媒体に印
刷する必要がなくなる。また、既存のファクシミリ装置
しか有していない取引先は、このファクシミリ装置を利
用することができるため、別途オンライン端末を導入す
る必要がなくなる。
【0014】上表処理装置にて作り出される帳票データ
を相手先ファクシミリ装置へ自動的に送信する帳票デー
タファクシミリ送信システムに関する第2の従来技術と
して、特開平5−225085号公報に開示されたもの
がある。
【0015】この第2の従来技術によれば、情報処理装
置とファクシミリ装置で構成される帳票データファクシ
ミリ送信システムにおいて、情報処理装置に蓄えられて
いるプリント登録ファイルからデータを読み出し、プロ
グラムを利用して、情報処理装置とつながるファクシミ
リ装置から、所望の送信先ファクシミリ装置にデータを
自動的に送信することにより行う。これにより、帳票に
必要な事項に抜けがなく、帳票を送信する相手先のファ
クシミリ装置に正確に送信することが可能になる。
【0016】LAN(Local Area Network)上に構築され
たクライアントサーバシステムにおいて、クライアント
ユーザにファクシミリ通信機能を提供するファクシミリ
サーバシステムに関する第3の従来技術として、特開平
6−233040号公報に開示されたものがある。
【0017】この第3の従来技術によれば、クライアン
トは、文書データを、FAXサーバに渡す。そして、こ
のFAXサーバは、この文章データを適当なリモートF
AXに転送し、ファクシミリ送信することにより行う。
【0018】上記リモートFAXは、通信中、送信予定
あり、送信予定なしの順に低くなる動作レベルにより分
類される。そして、この動作レベルのもっとも低いリモ
ートFAXに上記文章データを転送し、ファクシミリ送
信を行う。
【0019】また、定期的に上記リモートFAXに、送
信先加入者番号と短縮番号の対応もしくは送信先の加入
者番号と走査制御手段の所定の入力用キーとの対応関係
を記憶するパラメーターテーブルを送信する。
【0020】これにより、最もリアルタイム処理が必要
なFAX通信処理を、リモートFAXへ負荷分散させる
ことが可能になる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来技術は、帳票を紙媒体に印刷物として形成し、
この紙媒体としての帳票をファクシミリ送信する必要が
なくなり、上記作業者の作業負担は軽減されるが、ドキ
ュメントの維持・管理が難しいという点に関しては、何
ら対応策を示してはいない。
【0022】また、上記第1の従来技術は、顧客によっ
て通信距離が長くなってしまい、結果として、ファクシ
ミリ送信に要する費用が高いものになってしまうという
点に関し、何ら対応策を示してはいない。
【0023】上記第2の従来技術は、スタンドアロン構
成の情報処理装置において、帳票を紙媒体に印刷物とし
て形成し、この紙媒体としての帳票をファクシミリ送信
する必要がなくなるため、上記作業者の作業負担は軽減
され、ドキュメントの維持・管理が容易になる。
【0024】しかし、帳票データは、通常、ネットワー
クシステム上において管理されるものである。従って、
上記第2の従来技術は、ネットワーク上の帳票データを
維持・管理するという点に関し、対応策を示していると
は言えない。また、同様に、上記第2の従来技術は、ネ
ットワーク上で管理される帳票データの帳票送付作業が
上記作業員に負荷をかけるという点に関し、何ら対応策
を示していない。
【0025】さらには、上記第2の従来技術は、遠方の
顧客とファクシミリ装置の間の通信距離が長くなってし
まい、結果として、ファクシミリ送信に要する費用が高
いものになってしまうという点に関し、何ら対応策を示
してはいない。
【0026】上記第3の従来技術によれば、文章データ
を、最も動作レベルの低いリモートFAXからファクシ
ミリ送信するため、遠方の顧客とファクシミリ装置の間
の通信距離が長くなってしまうということに関し、何ら
対応策を示していない。また、動作レベルの低いリモー
トFAXの選択によっては、より顧客とファクシミリ装
置の間の通信距離が長くなってしまうということがあ
る。
【0027】また、上記第3の従来技術は、定期的にリ
モートFAXに対してパラメータテーブルを送信し、設
定しなければならない。しかし、パラメータテーブルの
情報変更、変更内容をシステムに反映する反映速度、パ
ラメータテーブル送信時の生涯の可能性等により、シス
テムの維持管理が容易でない。また、ドキュメントの維
持・管理が難しいという点に関し、対応策を示している
とは言い難い。
【0028】さらには、上記第3の従来技術は、クライ
アントからの指示がなければ、上記帳票送付作業を行う
ことはできない。従って、帳票送付作業に要する作業員
の負荷は、完全に軽減されるとは言い難い。
【0029】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、第1にオンライン端末等を有しない顧客に対し
て、オンライン端末を用いて帳票をプリンタ装置に出力
するのと同様に、自動的に顧客側のファクシミリ装置に
帳票を出力させる自動ファクシミリ伝送による帳票配信
システムを提供することを目的とする。
【0030】また、帳票データ、および送付データをネ
ットワーク上のデータベースにおいて集中管理し、ドキ
ュメントの維持・管理を容易にする自動ファクシミリ伝
送による帳票配信システムを提供することを目的とす
る。
【0031】さらには、ファクシミリサーバと顧客の通
信距離を短くする自動ファクシミリ伝送による帳票配信
システムを提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、複数のパーソナルコンピ
ュータ、複数のアプリケーションサーバ、複数のデータ
ベースサーバ、複数のプリンタサーバ、および複数のフ
ァクシミリサーバにより構成される自動ファクシミリ伝
送による帳票配信システムにおいて、パーソナルコンピ
ュータは、データベースサーバへ、顧客ごとに、帳票デ
ータ、および帳票送付先データを登録するデータ登録手
段と、ユーザが顧客を示すコードを入力することによ
り、アプリケーションサーバに、帳票を顧客へ送信する
ように指示する帳票作成指示手段とを有し、データベー
スサーバは、帳票データ、および帳票送付先データを、
顧客ごとに保存するデータ保存手段を有し、アプリケー
ションサーバは、データ保存手段により保存された帳票
データをもとに、ファクシミリ送信するための帳票イメ
ージデータを作成する帳票イメージデータ作成手段と、
データ保存手段により保存された帳票送付先データをも
とに、ファクシミリサーバに、帳票イメージデータを送
付する送付先を示す送付先データを作成する送付先デー
タ作成手段と、帳票送付先データから、顧客と通信距離
がもっとも近い距離にあるファクシミリサーバを選択す
るファクシミリサーバ選択手段と、ファクシミリサーバ
選択手段により選択されたファクシミリサーバへ、帳票
イメージデータ、および送付先データを送信するデータ
送信手段と、帳票イメージデータを所定のプリンタサー
バに送信する帳票イメージデータ送信手段と、帳票デー
タをもとに、テキストデータの帳票テキストデータを作
成する帳票テキストデータ作成手段と、帳票テキストデ
ータ作成手段により作成された帳票テキストデータを、
電子メールにより顧客へ送信する電子メール送信手段
と、帳票を、ファクシミリサーバにより送信するか、電
子メール送信手段により送信するか、プリンタサーバに
より紙媒体に印刷するか選択する送信選択手段とを有
し、帳票送付先データは、顧客ごとに、帳票を、ファク
シミリサーバを用いてファクシミリ送信するか、電子メ
ール送信手段により送信するか、プリンタサーバを用い
て紙媒体に印刷するかに関する情報を含むものであり、
送信選択手段は、帳票送付先データに基づき、帳票イメ
ージデータを、ファクシミリサーバへ送信するか、プリ
ンタサーバへ送信するか、帳票テキストデータを電子メ
ール送信手段により顧客へ送信するか選択するものであ
り、プリンタサーバは、帳票イメージデータが送信され
た場合に、帳票イメージデータを、紙媒体に印刷するも
のであり、ファクシミリサーバは、データ送信手段によ
り送信された帳票イメージデータ、および送付先データ
を受信した後、送付先データにより指定された送付先
へ、帳票イメージデータを送信するものであり、帳票イ
メージデータ作成手段は、ユーザから、帳票作成指示手
段により、帳票を顧客へ送信するように指示された場合
に、顧客に対応する、データ保存手段により保存された
帳票データをもとに、ファクシミリ送信するための帳票
イメージデータを作成するものであり、送付先データ作
成手段は、ユーザから、帳票作成指示手段により、帳票
を顧客へ送信するように指示された場合に、顧客に対応
する、データ保存手段により保存された帳票送付先デー
タをもとに、ファクシミリサーバに、帳票イメージデー
タを送付する送付先を示す送付先データを作成するもの
であることを特徴としている。
【0033】請求項2記載の発明は、請求項記載のシ
ステムにおいて、アプリケーションサーバは、帳票送付
先データに基づき、プリンタサーバより紙媒体に印刷さ
れた帳票を送付する送付先を示す送付先データを作成す
る送付先データ作成手段をさらに有し、プリンタサーバ
は、帳票イメージデータを受信した場合、送付先データ
作成手段により作成された送付先データに基づき、帳票
送付先、および紙媒体に印刷された帳票を送付する旨を
記した送付指示書を紙媒体に印刷するものであることを
特徴としている。
【0034】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のシステムにおいて、プリンタサーバは、帳票イ
メージデータを受信した場合、送付先データ作成手段に
より作成された送付先データに基づき、帳票送付先を所
定の紙媒体に印刷するものであることを特徴としてい
る。
【0035】請求項4記載の発明は、請求項1から3
いずれか1のシステムにおいて、アプリケーションサー
バは、帳票イメージデータを、プリンターサーバにおい
て紙媒体に印刷するものである場合、所定のパーソナル
コンピュータに対し、送付先データ作成手段により作成
された送付先データに基づき、帳票送付先、および紙媒
体に印刷された帳票を送付する旨を送信するものである
ことを特徴としている。
【0036】請求項5記載の発明は、複数のパーソナル
コンピュータ、複数のアプリケーションサーバ、複数の
データベースサーバ、複数のプリンタサーバ、および複
数のファクシミリサーバにより構成される自動ファクシ
ミリ伝送による帳票配信システムにおいて、パーソナル
コンピュータは、データベースサーバへ、顧客ごとに、
帳票データ、および帳票送付先データを登録するデータ
登録手段と、データベースサーバは、帳票データ、およ
び帳票送付先データを、顧客ごとに保存するデータ保存
手段を有し、アプリケーションサーバは、データ保存手
段により保存された帳票データをもとに、ファクシミリ
送信するための帳票イメージデータを作成する帳票イメ
ージデータ作成手段と、データ保存手段により保存され
た帳票送付先データをもとに、ファクシミリサーバに、
帳票イメージデータを送付する送付先を示す送付先デー
タを作成する送付先データ作成手段と、帳票送付先デー
タから、顧客と通信距離がもっとも近い距離にあるファ
クシミリサーバを選択するファクシミリサーバ選択手段
と、ファクシミリサーバ選択手段により選択されたファ
クシミリサーバへ、帳票イメージデータ、および送付先
データを送信するデータ送信手段と、帳票イメージデー
タを所定のプリンタサーバに送信する帳票イメージデー
タ送信手段と、帳票データをもとに、テキストデータの
帳票テキストデータを作成する帳票テキストデータ作成
手段と、帳票テキストデータ作成手段により作成された
帳票テキストデータを、電子メールにより顧客へ送信す
る電子メール送信手段と、帳票を、ファクシミリサーバ
により送信するか、電子メール送信手段により送信する
か、プリンタサーバにより紙媒体に印刷するか選択する
送信選択手段とを有し、帳票送付先データは、顧客ごと
に、帳票を、ファクシミリサーバを用いてファクシミリ
送信するか、電子メール送信手段により送信するか、プ
リンタサーバを用いて紙媒体に印刷するかに関する情報
を含むものであり、送信選択手段は、帳票送付先データ
に基づき、帳票イメージデータを、ファクシミリサーバ
へ送信するか、プリンタサーバへ送信するか、帳票テキ
ストデータを電子メール送信手段により顧客へ送信する
か選択するものであり、プリンタサーバは、帳票イメー
ジデータが送信された場合に、帳票イメージデータを、
紙媒体に印刷するものであり、ファクシミリサーバは、
データ送信手段により送信された帳票イメージデータ、
および送付先データを受信した後、送付先データにより
指定された送付先へ、帳票イメージデータを送信するも
のであり、帳票イメージデータ作成手段は、所定の条件
を満たした場合に、顧客に対応する、データ保存手段に
より保存された帳票データをもとに、ファクシミリ送信
するための帳票イメージデータを作成するものであり、
送付先データ作成手段は、所定の条件を満たした場合
に、顧客に対応する、データ保存手段により保存された
帳票送付先データをもとに、ファクシミリサーバに、帳
票イメージデータを送付する送付先を示す送付先データ
を作成するものであることを特徴としている。
【0037】請求項6記載の発明は、請求項記載のシ
ステムにおいて、アプリケーションサーバは、帳票送付
先データに基づき、プリンタサーバより紙媒体に印刷さ
れた帳票を送付する送付先を示す送付先データを作成す
る送付先データ作成手段をさらに有し、プリンタサーバ
は、帳票イメージデータを受信した場合、送付先データ
作成手段により作成された送付先データに基づき、帳票
送付先、および紙媒体に印刷された帳票を送付する旨を
記した送付指示書を紙媒体に印刷するものであることを
特徴としている。
【0038】請求項7記載の発明は、請求項5または6
記載のシステムにおいて、プリンタサーバは、帳票イ
メージデータを受信した場合、送付先データ作成手段に
より作成された送付先データに基づき、帳票送付先を所
定の紙媒体に印刷するものであることを特徴としてい
る。
【0039】請求項8記載の発明は、請求項5から7
いずれか1に記載のシステムにおいて、アプリケーショ
ンサーバは、帳票イメージデータを、プリンターサーバ
において紙媒体に印刷するものである場合、所定のパー
ソナルコンピュータに対し、送付先データ作成手段によ
り作成された送付先データに基づき、帳票送付先、およ
び紙媒体に印刷された帳票を送付する旨を送信するもの
であることを特徴としている。
【0040】請求項9記載の発明は、請求項5から9
いずれか1に記載のシステムにおいて、所定の条件は、
所定の時間であることを特徴としている。
【0041】請求項10記載の発明は、請求項5から9
のいずれか1に記載のシステムにおいて、所定の条件
は、顧客ごとに定められたものであることを特徴として
いる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0043】図1は、本発明の実施の形態における自動
ファクシミリ伝送による帳票配信システムのシステム構
成を示す構成図である。図1に示すように、この帳票配
信システムは、パーソナルコンピュータ1、アプリケー
ション(AP)サーバ2、データベース(DB)サーバ
3、ファクシミリ(FAX)サーバ4、ファクシミリ
(FAX)モデム5、および通信回線(LAN)6、
7、8、9により構成されている。
【0044】パーソナルコンピュータ1は、ユーザによ
り、帳票出力指示が入力される。APサーバ2は、パー
ソナルコンピュータ1からの帳票出力指示を受信する
と、帳票作成アプリケーションが稼働する。DBサーバ
3は、各種出力情報を格納するデータベースシステムが
稼働する。
【0045】FAXサーバ4は、FAXモデム5に、ド
キュメントイメージデータ、および送信指示データを引
き渡す。FAXモデム5は、FAXサーバ4からの指示
に基づき、公衆回線10を介して、送信先のファクシミ
リ装置とファクシミリ伝送を行う。
【0046】AP2サーバ2とパーソナルコンピュータ
(クライアント)1は、通信回線(LAN)6によりつ
ながれている。APサーバ2とDBサーバ3は、通信回
線(LAN)6、および7によりつながれている。ま
た、APサーバ2とFAXサーバ4は、通信回線(LA
N)4によりつながれている。このように、パーソナル
コンピュータ(クライアント)1、APサーバ2、DB
サーバ3、およびFAXサーバ4は、通信回線(LA
N)によりネットワーク上につながれている。
【0047】データベースシステムが稼働するDBサー
バ3内に存在するファイルシステムは、各種実績デー
タ、および各種管理データを格納する。この各種管理デ
ータの中には、FAXサーバ4においてファクシミリ送
信する際に必要な電話番号、ファクシミリ番号等送信先
データが格納されている。
【0048】APサーバ2は、実績データ受信手段2
1、ドキュメントイメージデータ作成22、送信指示デ
ータ作成23、FAX送信データ引渡し24、および実
績データ更新手段25により構成されている。
【0049】実績データ受信手段21は、各種実績デー
タ、および管理データを格納するDBサーバ3から、通
信回線(LAN)7を介し、必要なデータを受信する。
これは、パーソナルコンピュータ(クライアント)1に
より帳票作成指示がかけられ、帳票作成ツールが稼働し
た場合に、通信回線(LAN)7を介して行われる。
【0050】ドキュメントイメージデータ作成22は、
実績データ受信手段21により抽出された上記情報をも
とに、帳票イメージデータを作成する。これにより、ド
キュメントイメージデータ作成22は、ユーザがパーソ
ナルコンピュータ(クライアント)1によりかけた帳票
作成指示に対応する。
【0051】送信指示データ作成23は、DBサーバ3
から得た管理データをもとに、送信指示データを作成す
る。送信指示データは、FAX番号、ドキュメントイメ
ージデータ格納先、その他送信先情報で構成されてい
る。
【0052】FAX送信データ引渡し24は、作成済み
のドキュメントイメージデータ、および送信指示データ
を、FAXサーバ4へ送信する。このFAXサーバは、
上記管理データにより選択される。
【0053】実績データ交信手段25は、ドキュメント
イメージデータ、および送信指示データを、FAX送信
データ引渡し24がFAXサーバ4へ、正常に送信した
ことを確認する。この確認の後、実績データ更新手段2
5は、DBサーバ3のFAX送信済フラグを立てる。こ
れにより、以後、一切のFAX指示が無効になる。
【0054】FAXサーバ4は、APサーバ2内のFA
X送信データ引渡24から引き渡されたドキュメントイ
メージデータ、および送信指示データを、FAXモデム
5を用いることにより、公衆回線10を介し、目的の送
信先に伝送する。
【0055】図1に示す自動FAX伝送による帳票配信
システムが、帳票を遠隔地にあるファクシミリ装置に自
動で伝送する動作を、図2を参照しながら説明する。
【0056】ここで、出力目的の帳票は、納期案内と
し、遠隔地に複数存在する顧客に出力するものとする。
また、図示しないが、パーソナルコンピュータ(クライ
アント)1は、ネットワーク上に複数存在するものとす
る。出力指示地と出力地は、異なるものとする。
【0057】また、図示しないが、帳票作成を行うAP
サーバ2、およびFAXサーバ4は、複数存在するもの
とする。これらは、図示しない通信回線(LAN)によ
りつながれている。
【0058】ユーザは、パーソナルコンピュータ(クラ
イアント)1から、納期案内を作成する帳票作成ツール
に起動指示をかける(ステップS21)。この起動指示
は、キー入力を含む。このキー入力は、発注番号等、D
Bサーバ3から情報を一意に抽出することが可能なパラ
メータである。パーソナルコンピュータ(クライアン
ト)1は、上記起動指示を、通信回線(LAN6)を介
して、APサーバ2に入力する。
【0059】APサーバ2は、APサーバ2は、帳票作
成ツールの起動指示に先立ち、作成目的である納期案内
イメージデータの格納先を作成し、指定する(ステップ
S22)。この格納先の格納先名は、DBサーバ3にお
いて採番されている連番を用いる。これにより、この格
納先名は、重複なく作成される。
【0060】上記格納先の指定が終了した後、APサー
バ2は、上記帳票作成ツールを起動する。帳票作成ツー
ルは、パーソナルコンピュータ(クライアント)1から
入力されたキー入力に基づき、APサーバ2内の実績デ
ータ受信手段21を用いて、DBサーバ3内のファイル
システム31から所定の情報を取得する(ステップS2
3)。
【0061】上記所定の情報は、当注文情報、およびF
AX送信先情報である。当注文情報は、キー情報に対応
した納期に関する情報、送信フォームに関する情報等で
ある。FAX送信先情報は、FAX送信先のFAX番
号、および送信先名等である。
【0062】APサーバ2内の実績データ受信手段21
は、上記当注文情報、およびFAX送信先情報を、DB
サーバ3内のファイルシステム31から、通信回線(L
AN)7を取得した後、帳票作成ツールは、ドキュメン
トイメージデータ作成22を起動する。
【0063】このように、自動ファクシミリ伝送による
帳票配信システムは、ネットワーク上のDBサーバ3に
おいて、注文情報、およびFAX送信先情報を集中的に
維持・管理する。従って、ユーザがこの注文情報、およ
びFAX送信先情報を維持、管理することは、非常に容
易なものとなる。従って、上記注文情報を変更した際の
登録反映速度は向上する。また、ネットワーク上のサー
バにより、上記情報を分散して管理する場合に比べ、経
費が削減される。
【0064】ドキュメントイメージデータ作成22は、
納期案内のイメージデータを作成し、このイメージデー
タを上記格納先に格納する(ステップS24)。
【0065】次いで、帳票作成ツールは、送信指示デー
タの格納先を作成し、指定する(ステップS26)。こ
の格納先の作成は、上記納期案内イメージデータの格納
先名と同一の名前とし、拡張子のみを変化させる。これ
により、上記納期案内イメージデータと、この送信指示
データの対応関係は、明確なものとなる。
【0066】帳票作成ツールは、APサーバ2内の送信
指示データ作成23を用いて、上記送信先データから、
送信指示データを作成する(ステップS26)。この送
信指示データは、上記送信指示データの格納先に格納さ
れる。
【0067】帳票作成ツールは、納期案内イメージデー
タ、および送信指示データを作成した後、上記キー情報
をもとに、出力先にもっとも近いFAXサーバ4名を、
DBサーバ3から検索する。
【0068】帳票作成ツールは、APサーバ2内のFA
X送信データ引渡し24を用いて、検索されたFAXサ
ーバ4に対して起動指示をかける。また、帳票作成ツー
ルは、FAX送信データ引渡し24を用いて、上記FA
Xサーバ4に納期案内イメージデータ、および送信指示
データを引き渡す(ステップS27)。
【0069】このように、もっとも近いFAXサーバ4
に納期案内イメージデータ、および送信指示データを引
き渡すことにより、FAXモデム5と、FAX装置の間
の通信距離(公衆回線10)は、短くなる。
【0070】これにより、納期案内イメージデータを送
信する顧客ごとに、FAXサーバ4が選択され、FAX
サーバ4にかかる負荷は軽減されることになる。
【0071】また、FAXモデム5と、顧客のFAX装
置11の間の通信距離が短くなるため、納期案内イメー
ジデータを送信する際に要する伝送費用が安くなる。
【0072】上記納期案内イメージデータ、および送信
指示データを引き渡した後、帳票作成ツールは、実績デ
ータ更新手段25を用いて、DBサーバ3内のFAX出
力済フラグ等の情報を、出力済にセットする(ステップ
S28)。
【0073】このように、FAX出力済フラグの更新処
理を行うことにより、今後、一切のFAX出力指示が受
け付けられないようになる。従って、このシステムは、
顧客に対して、上記納期案内イメージデータを重複して
送信するということがない。
【0074】上記納期案内イメージデータ、および送信
指示データを受信したFAXサーバ4は、FAXモデム
5を用い、上記送信指示データにより指示された送信先
に、この納期案内イメージデータを伝送する。
【0075】顧客側のFAX装置11は、公衆回線10
を介して、上記納期案内イメージデータを受信すると、
この納期案内イメージデータを紙媒体に印刷する(ステ
ップS29)。
【0076】上記実施の形態によれば、オンライン端末
等を有しない顧客に対して、オンライン端末を用いて帳
票をプリンタ装置に出力するのと同様に、自動的に顧客
側のファクシミリ装置に帳票を出力させることが可能に
なる。
【0077】また、帳票データ、および送付データをネ
ットワーク上のデータベースにおいて集中管理し、ドキ
ュメントの維持・管理を容易にすることが可能になる。
【0078】さらには、ファクシミリサーバと顧客の通
信距離を短くし、かつ、ファクシミリサーバにかかる負
担を分散させることが可能になる。
【0079】なお、上記公衆回線10は、社内回線等を
用いるようにしてもよい。これによれば、上記システム
は、社内機能として、その能力を発揮することが可能に
なる。
【0080】なお、上記帳票イメージデータは、顧客に
より、ファクシミリ送信ではなく、電子メールにより送
信されるようにしてもよい。
【0081】この場合、DBサーバ3内のファイルシス
テム31に格納されている、上記FAX送信先情報は、
顧客ごとに、帳票を、ファクシミリにより送信するか、
電子メールにより送信するかに関する情報が設定されて
いる。
【0082】このFAX送信先情報に基づき、図示しな
い送信手段選択部は、送信指示データ作成23に、ファ
クシミリ送信するための送信指示データを作成させる
か、図示しない電子メール送信指示データ作成部に、電
子メールを送信するための送信指示データを作成させ
る。
【0083】また、上記FAX送信先情報が、この帳票
を電子メールにより送信するように指示するものであっ
た場合、ドキュメントイメージデータ作成22は、帳票
イメージデータを作成せず、図示しないテキストデータ
作成部が帳票テキストデータを作成する。
【0084】自動ファクシミリ伝送による帳票配信シス
テムは、電子メールにより送信する顧客に対して、上記
帳票テキストデータを、顧客に、図示しないモデムを介
して送信する。
【0085】これにより、電子メールにより帳票を受信
する顧客に対しては、ファクシミリ送信を用いず、電子
メールにより帳票を送信することが可能になる。
【0086】なお、上記帳票イメージデータは、顧客に
より、ファクシミリ送信ではなく、自動ファクシミリ伝
送による帳票配信システム内に接続された、図示しない
プリンタサーバにより紙媒体に出力されるようにしても
よい。
【0087】この場合、DBサーバ3内のファイルシス
テム31に格納されている、上記FAX送信先情報は、
顧客ごとに、帳票を、ファクシミリにより送信するか、
上記プリンタサーバにより紙媒体に出力するかに関する
情報が設定されている。
【0088】このFAX送信先情報に基づき、図示しな
い帳票送信手段選択部は、送信指示データ作成23に、
ファクシミリ送信するための送信指示データを作成させ
るか否か制御する。
【0089】そして、上記送信指示データが作成されな
かった帳票イメージデータは、APサーバが所定のプリ
ンタサーバを用い、紙媒体に印刷される。
【0090】これにより、ファクシミリ装置を有してい
ない顧客に対しても、このシステムは、帳票送信作業を
行うことが可能になる。
【0091】ここで、上記所定のプリンタサーバは、帳
票ごとに、あらかじめ定められるようにしてもよい。帳
票を送付するユーザ(作業員)に近いプリンタサーバを
選択するようにすれば、このユーザ(作業員)の帳票送
付作業は、効率が上がる。
【0092】また、上記プリンタサーバは、上記帳票を
出力する際、上記FAX送信先情報に基づき、この帳票
を送付する送付先を指示する内容を記した紙面を出力す
るようにしてもよい。これによれば、上記ユーザ(作業
員)が帳票送付作業においてうける負荷は、少ないもの
となる。従って、この帳票送付作業は、効率が向上す
る。
【0093】また、上記プリンタサーバは、上記帳票を
出力する際、上記FAX送信先情報に基づき、この帳票
を送付する送付先を印刷したラベルを出力するようにし
てもよい。これによれば、上記ユーザ(作業員)の帳票
送付作業は、効率が上がる。
【0094】なお、上記帳票イメージデータは、顧客に
より、ファクシミリ送信ではなく、自動ファクシミリ伝
送による帳票配信システム内に接続された、図示しない
プリンタサーバにより紙媒体に出力され、または、電子
メールにより帳票テキストデータとして送信するように
してもよい。
【0095】これによれば、顧客が有する帳票受信シス
テムにあわせた帳票送信作業を行うことが可能になる。
また、上記ユーザ(作業員)は、帳票をファクシミリ送
信する場合、および電子メールにより送信する場合に
は、送付作業を行う必要がなくなる。従って、帳票納付
作業の効率は、向上する。
【0096】また、上記プリンタサーバにより、帳票が
紙媒体に印刷される場合、上記APサーバ2は、所定の
パーソナルコンピュータ(クライアント)1に対して、
上記紙媒体に印刷された帳票を送付する送付先、および
帳票を送付しなければならない旨を送信するようにして
もよい。
【0097】これによれば、上記ユーザ(作業員)は、
パーソナルコンピュータ(クライアント)1を介して、
帳票を送付しなければならないことを知得することが可
能になる。従って、帳票送付作業のスピードは、向上す
る。
【0098】本発明の実施の形態における、ジョブスケ
ジューラを用いて、帳票をファクシミリ送信する動作
を、図1を参照しながら説明する。
【0099】APサーバ2は、図示しないジョブスケジ
ューラにより、帳票を顧客に送信する送信動作を行う時
間が設定されている。この設定は、あらかじめ、ユーザ
により、パーソナルコンピュータ(クライアント)1か
ら行われる。
【0100】なお、上記送信動作を行う時間は、顧客ご
とに設定することができるようにしてもよい。顧客ごと
に、帳票を送信しなければならない頻度は異なるため、
このように設定することで、よりユーザ環境に合わせた
設定が可能になる。
【0101】図示しないジョブスケジューラは、帳票を
顧客に送信しなければならない時間になったことを検知
した場合、実績データ受信手段21に対して、DBサー
バ3から、帳票送信に必要な情報を取得するように命令
する。この命令は、顧客ごとに設定された、発注番号等
で構成されたキー情報である。
【0102】その際、アプリケーションサーバ2は、帳
票イメージデータの格納先を作成し、および指定する。
この帳票イメージデータの格納先は、DBサーバ3にお
いて採番される連番を用い、ファイル名の重複を避け
る。
【0103】上記命令を受けた実績データ受信手段21
は、DBサーバ3内のファイルシステム31から、上記
キー情報に対応した注文情報、およびFAX送信先情報
を取得する。
【0104】実績データ受信手段21により取得され
た、上記注文情報、およびFAX送信先情報は、ドキュ
メントイメージデータ作成22により、帳票イメージデ
ータが作成される。この作成された帳票イメージデータ
は、上記帳票イメージデータの格納先に格納される。
【0105】次いで、APサーバ2は、送信指示データ
の格納先を作成し、指示する。この際、帳票イメージデ
ータと送信指示データの関係を明確化するために、拡張
子のみが異なるファイル名を有する格納先が、作成され
る。
【0106】上記DBサーバ3から取得された送信先デ
ータに基づき、送信指示データ作成23は、送信指示デ
ータを作成する。そして、送信指示データ作成23は、
作成した送信指示データを、上記送信指示データの格納
先に格納する。
【0107】FAX送信データ引渡24は、上記DBサ
ーバ3より取得したデータに基づき、上記帳票イメージ
データを送信する顧客と通信距離が一番近いFAXサー
バを検索する。
【0108】このように、顧客と通信距離が一番近いF
AXサーバを使用して、上記帳票イメージデータを送信
することにより、帳票イメージデータの送信にかかる伝
送コストは、顧客との通信距離を考慮しない場合に比べ
て、低くなる。さらには、上記帳票イメージデータを送
信する顧客ごとにFAXサーバを選択することにより、
システム上に存在するFAXサーバにかかる負担は、分
散される。
【0109】FAX送信データ引渡24は、上記FAX
サーバ4へ、上記帳票イメージデータ、および送信指示
データを引き渡す。
【0110】その後、実績データ更新手段25は、通信
回線(LAN)8を介し、DBサーバ3内のファイルシ
ステム31のFAX出力済フラグ等の情報を、出力済に
する。これにより、上記帳票データを、顧客に対して、
重複して送信するということがなくなる。
【0111】上記帳票イメージデータ、および送信指示
データを受信したFAXサーバ4は、FAXモデム5を
介し、顧客のFAX装置11へ、この帳票イメージデー
タを送信する。顧客側のFAX装置11は、上記帳票イ
メージデータを、紙媒体に印刷し、紙媒体としての帳票
(FAX)12を顧客に提示する。
【0112】上記実施の形態によれば、所定の時間ごと
に、帳票が顧客に送信されるため、ユーザ(作業員)
は、帳票作成、および帳票送信処理を行う必要がなくな
り、帳票作成処理によりかかる負担が軽減される。従っ
て、上記ユーザ(作業員)は、帳票データを、パーソナ
ルコンピュータ(クライアント)1により、維持・管理
し、APサーバ2に対して所定の設定を行うだけで、帳
票処理を行うことが可能になる。
【0113】なお、上記公衆回線は、社内回線等を用い
るようにしてもよい。これにより、上記システムは、社
内機能として、能力を発揮する。
【0114】なお、上記ジョブスケジューラは、DBサ
ーバ3内のファイルシステム31を所定の時間ごとに検
索し、所定の条件を満たした顧客に対して、上記帳票イ
メージデータを送信するようにしてもよい。
【0115】具体的には、帳票が注文表である場合、ジ
ョブスケジューラは、注文先ごとに管理された注文数
が、所定の個数になっているか、所定の時間ごとに、D
Bサーバ3内のサーバシステム31を検索する。そし
て、ジョブスケジューラは、上記注文数が所定の個数を
超えている場合に、注文先に対して注文伝票を送信する
ように、実績データ受信手段21へ命令をかける。
【0116】これによれば、ファイルシステム31内の
注文情報が、所定の条件を満たさなければ、上記帳票イ
メージデータは、注文先に送信されない。従って、所定
の数まとめて注文されるため、上記システムにかかる負
担は、より少ないものとなる。
【0117】なお、上記帳票イメージデータは、顧客に
より、ファクシミリ送信ではなく、電子メールにより送
信されるようにしてもよい。
【0118】この場合、DBサーバ3内のファイルシス
テム31に格納されている、上記FAX送信先情報は、
顧客ごとに、帳票を、ファクシミリにより送信するか、
電子メールにより送信するかに関する情報が設定されて
いる。
【0119】このFAX送信先情報に基づき、図示しな
い送信手段選択部は、送信指示データ作成23に、ファ
クシミリ送信するための送信指示データを作成させる
か、図示しない電子メール送信指示データ作成部に、電
子メールを送信するための送信指示データを作成させ
る。
【0120】また、上記FAX送信先情報が、この帳票
を電子メールにより送信するように指示するものであっ
た場合、ドキュメントイメージデータ作成22は、帳票
イメージデータを作成せず、図示しないテキストデータ
作成部が帳票テキストデータを作成する。
【0121】自動ファクシミリ伝送による帳票配信シス
テムは、電子メールにより送信する顧客に対して、上記
帳票テキストデータを、顧客に、図示しないモデムを介
して送信する。
【0122】これにより、電子メールにより帳票を受信
する顧客に対しては、ファクシミリ送信を用いず、電子
メールにより帳票を送信することが可能になる。
【0123】なお、上記帳票イメージデータは、顧客に
より、ファクシミリ送信ではなく、自動ファクシミリ伝
送による帳票配信システム内に接続された、図示しない
プリンタサーバにより紙媒体に出力されるようにしても
よい。
【0124】この場合、DBサーバ3内のファイルシス
テム31に格納されている、上記FAX送信先情報は、
顧客ごとに、帳票を、ファクシミリにより送信するか、
上記プリンタサーバにより紙媒体に出力するかに関する
情報が設定されている。
【0125】このFAX送信先情報に基づき、図示しな
い帳票送信手段選択部は、送信指示データ作成23に、
ファクシミリ送信するための送信指示データを作成させ
るか否か制御する。
【0126】そして、上記送信指示データが作成されな
かった帳票イメージデータは、APサーバが所定のプリ
ンタサーバを用い、紙媒体に印刷される。
【0127】これにより、ファクシミリ装置を有してい
ない顧客に対しても、このシステムは、帳票送信作業を
行うことが可能になる。
【0128】ここで、上記所定のプリンタサーバは、帳
票ごとに、あらかじめ定められるようにしてもよい。帳
票を送付するユーザ(作業員)に近いプリンタサーバを
選択するようにすれば、このユーザ(作業員)の帳票送
付作業は、効率が上がる。
【0129】また、上記プリンタサーバは、上記帳票を
出力する際、上記FAX送信先情報に基づき、この帳票
を送付する送付先を指示する内容を記した紙面を出力す
るようにしてもよい。これによれば、上記ユーザ(作業
員)が帳票送付作業においてうける負荷は、少ないもの
となる。従って、この帳票送付作業は、効率が向上す
る。
【0130】また、上記プリンタサーバは、上記帳票を
出力する際、上記FAX送信先情報に基づき、この帳票
を送付する送付先を印刷したラベルを出力するようにし
てもよい。これによれば、上記ユーザ(作業員)の帳票
送付作業は、効率が上がる。
【0131】なお、上記帳票イメージデータは、顧客に
より、ファクシミリ送信ではなく、自動ファクシミリ伝
送による帳票配信システム内に接続された、図示しない
プリンタサーバにより紙媒体に出力され、または、電子
メールにより帳票テキストデータとして送信するように
してもよい。
【0132】これによれば、顧客が有する帳票受信シス
テムにあわせた帳票送信作業を行うことが可能になる。
また、上記ユーザ(作業員)は、帳票をファクシミリ送
信する場合、および電子メールにより送信する場合に
は、送付作業を行う必要がなくなる。従って、帳票納付
作業の効率は、向上する。
【0133】また、上記プリンタサーバにより、帳票が
紙媒体に印刷される場合、上記APサーバ2は、所定の
パーソナルコンピュータ(クライアント)1に対して、
上記紙媒体に印刷された帳票を送付する送付先、および
帳票を送付しなければならない旨を送信するようにして
もよい。
【0134】これによれば、上記ユーザ(作業員)は、
パーソナルコンピュータ(クライアント)1を介して、
帳票を送付しなければならないことを知得することが可
能になる。従って、帳票送付作業のスピードは、向上す
る。
【0135】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、自動的に、帳票を、顧客先のフ
ァクシミリ装置を用いて、紙媒体に出力することが可能
になる。
【0136】請求項1記載の発明によれば、帳票を、紙
媒体に印刷し、これを顧客に送信する必要がなくなり、
帳票送付作業の効率が向上する。
【0137】また、請求項1記載の発明によれば、帳票
データをデータベースサーバにおいて集中して保管する
ため、帳票データの維持・管理が容易になる。
【0138】請求項記載の発明によれば、ファクシミ
リ送信により帳票を送信する顧客であっても、電子メー
ルにより帳票を受信する顧客であっても、紙媒体に印刷
された帳票を郵送しなければならない顧客であっても、
帳票を、送信することが可能になる。従って、顧客のシ
ステムにあわせた媒体により、帳票を送付することが、
可能になる。
【0139】さらには、請求項1記載の発明によれば、
顧客側のファクシミリ装置に一番近いファクシミリサー
バより、帳票イメージデータを送信することにより、通
信距離を短くすることが可能になる。そのため、ファク
シミリ伝送に要する伝送費用は、通信距離を考慮しない
場合に比べ、下がる。
【0140】請求項記載の発明によれば、電子メール
により帳票を受信する顧客に対しては、帳票を、電子メ
ールにより送信することが可能になる。
【0141】請求項記載の発明によれば、帳票を郵送
により送信しなければならない顧客に対しては、帳票
を、紙媒体に印刷した印刷物として提供することが、可
能になる。これにより、帳票を、紙媒体に印刷し、これ
を顧客に送信する必要がなくなり、帳票送付作業の効率
が向上する。
【0142】請求項記載の発明によれば、プリンタサ
ーバにより、帳票を紙媒体に印刷する場合、帳票送付
先、および紙媒体に印刷された帳票を送付する旨を記し
た送付指示書を紙媒体に印刷するものであることによ
り、帳票を送付するユーザは、帳票送付作業を容易に行
うことが可能になる。従って、帳票送付作業は、効率が
向上する。
【0143】請求項記載の発明によれば、プリンタサ
ーバにより、帳票を紙媒体に印刷する場合、帳票送付先
を、所定のラベル等に印刷するため、帳票を送付するユ
ーザは、より帳票送付作業により負荷から開放される。
従って、帳票送付作業は、効率が向上する。
【0144】請求項記載の発明によれば、プリンタサ
ーバにより、帳票を紙媒体に印刷する場合、帳票送付
先、および紙媒体に印刷された帳票を送付する旨を、パ
ーソナルコンピュータに送信するものであることによ
り、帳票を送付するユーザは、パーソナルコンピュータ
を介して、帳票を送付しなければならないことを知得す
ることが可能になり、帳票送付作業を容易に行うことが
可能になる。
【0145】請求項記載の発明によれば、自動的に、
帳票を、顧客先のファクシミリ装置を用いて、紙媒体に
出力することが可能になる。
【0146】請求項記載の発明によれば、帳票を、紙
媒体に印刷し、これを顧客に送信する必要がなくなり、
帳票送付作業の効率が向上する。また、帳票送付作業に
おいて、ユーザは、何ら指示を与える必要がなくなる。
そのため、帳票送付作業がユーザに与える負荷は、非常
に少ないものとなる。
【0147】また、請求項記載の発明によれば、帳票
データをデータベースサーバにおいて集中して保管する
ため、帳票データの維持・管理が容易になる。
【0148】請求項記載の発明によれば、ファクシミ
リ送信により帳票を送信する顧客であっても、電子メー
ルにより帳票を受信する顧客であっても、紙媒体に印刷
された帳票を郵送しなければならない顧客であっても、
帳票を、送信することが可能になる。従って、顧客のシ
ステムにあわせた媒体により、帳票を送付することが、
可能になる。
【0149】さらには、請求項記載の発明によれば、
顧客側のファクシミリ装置に一番近いファクシミリサー
バより、帳票イメージデータを送信することにより、通
信距離を短くすることが可能になる。そのため、ファク
シミリ伝送に要する伝送費用は、通信距離を考慮しない
場合に比べ、下がる。
【0150】請求項記載の発明によれば、電子メール
により帳票を受信する顧客に対しては、帳票を、電子メ
ールにより送信することが可能になる。
【0151】請求項記載の発明によれば、帳票を郵送
により送信しなければならない顧客に対しては、帳票
を、紙媒体に印刷した印刷物として提供することが、可
能になる。これにより、帳票を、紙媒体に印刷し、これ
を顧客に送信する必要がなくなり、帳票送付作業の効率
が向上する。
【0152】請求項記載の発明によれば、プリンタサ
ーバにより、帳票を紙媒体に印刷する場合、帳票送付
先、および紙媒体に印刷された帳票を送付する旨を記し
た送付指示書を紙媒体に印刷するものであることによ
り、帳票を送付するユーザは、帳票送付作業を容易に行
うことが可能になる。従って、帳票送付作業は、効率が
向上する。
【0153】請求項記載の発明によれば、プリンタサ
ーバにより、帳票を紙媒体に印刷する場合、帳票送付先
を、所定のラベル等に印刷するため、帳票を送付するユ
ーザは、より帳票送付作業により負荷から開放される。
従って、帳票送付作業は、効率が向上する。
【0154】請求項記載の発明によれば、プリンタサ
ーバにより、帳票を紙媒体に印刷する場合、帳票送付
先、および紙媒体に印刷された帳票を送付する旨を、パ
ーソナルコンピュータに送信するものであることによ
り、帳票を送付するユーザは、パーソナルコンピュータ
を介して、帳票を送付しなければならないことを知得す
ることが可能になり、帳票送付作業を容易に行うことが
可能になる。
【0155】請求項記載の発明によれば、所定の時間
ごとに、自動的に帳票送付作業を行うことが可能にな
る。
【0156】請求項10記載の発明によれば、顧客ごと
に、所定の条件を満たした場合に、自動的に帳票送付作
業を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における帳票配信システム
の構成を示す構成図である。
【図2】本発明の実施の形態における帳票配信システム
の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ(クライアント) 2 APサーバ 3 DBサーバ 4 FAXサーバ 5 FAXモデム 6〜9 通信回線 10 公衆回線 11 FAX装置 12 FAX 21 実績データ受信手段 22 ドキュメントイメージデータ作成 23 送信指示データ作成 24 FAX送信データ引渡し 25 実績データ更新手段 31 ファイルシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−233879(JP,A) 特開 平6−215012(JP,A) 特開 平8−213946(JP,A) 特開 平9−312661(JP,A) 特開 昭63−221759(JP,A) 特開 平2−211769(JP,A) 特開 平5−225085(JP,A) 特開 平4−302565(JP,A) 特開 平5−236245(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 G06F 13/00 351 H04N 1/32

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパーソナルコンピュータ、複数の
    アプリケーションサーバ、複数のデータベースサーバ、
    複数のプリンタサーバ、および複数のファクシミリサー
    バにより構成される自動ファクシミリ伝送による帳票配
    信システムにおいて、 前記パーソナルコンピュータは、 前記データベースサーバへ、顧客ごとに、帳票データ、
    および帳票送付先データを登録するデータ登録手段と、 ユーザが前記顧客を示すコードを入力することにより、
    アプリケーションサーバに、帳票を前記顧客へ送信する
    ように指示する帳票作成指示手段とを有し、 前記データベースサーバは、 前記帳票データ、および前記帳票送付先データを、前記
    顧客ごとに保存するデータ保存手段を有し、 前記アプリケーションサーバは、 前記データ保存手段により保存された前記帳票データを
    もとに、ファクシミリ送信するための帳票イメージデー
    タを作成する帳票イメージデータ作成手段と、 前記データ保存手段により保存された前記帳票送付先デ
    ータをもとに、ファクシミリサーバに、前記帳票イメー
    ジデータを送付する送付先を示す送付先データを作成す
    る送付先データ作成手段と、 前記帳票送付先データから、前記顧客と通信距離がもっ
    とも近い距離にある前記ファクシミリサーバを選択する
    ファクシミリサーバ選択手段と、 該ファクシミリサーバ選択手段により選択されたファク
    シミリサーバへ、前記帳票イメージデータ、および前記
    送付先データを送信するデータ送信手段と 前記帳票イメージデータを所定の前記プリンタサーバに
    送信する帳票イメージデータ送信手段と、 前記帳票データをもとに、テキストデータの帳票テキス
    トデータを作成する帳票テキストデータ作成手段と、 該帳票テキストデータ作成手段により作成された帳票テ
    キストデータを、電子メールにより前記顧客へ送信する
    電子メール送信手段と、 前記帳票を、前記ファクシミリサーバにより送信する
    か、前記電子メール送信手段により送信するか、前記プ
    リンタサーバにより紙媒体に印刷するか選択する送信選
    択手段とを有し、 前記帳票送付先データは、顧客ごとに、前記帳票を、前
    記ファクシミリサーバを用いてファクシミリ送信する
    か、前記電子メール送信手段により送信するか、前記プ
    リンタサーバを用いて紙媒体に印刷するかに関する情報
    を含むものであり、 前記送信選択手段は、前記帳票送付先データに基づき、
    前記帳票イメージデータを、前記ファクシミリサーバへ
    送信するか、前記プリンタサーバへ送信するか、前記帳
    票テキストデータを前記電子メール送信手段により前記
    顧客へ送信するか選択するものであり、 前記プリンタサーバは、前記帳票イメージデータが送信
    された場合に、前記帳票イメージデータを、紙媒体に印
    刷するものであり、 前記ファクシミリサーバは、前記データ送信手段により
    送信された帳票イメージデータ、および送付先データを
    受信した後、該送付先データにより指定された送付先
    へ、前記帳票イメージデータを送信するものであり、 前記帳票イメージデータ作成手段は、ユーザから、前記
    帳票作成指示手段により、前記帳票を前記顧客へ送信す
    るように指示された場合に、前記顧客に対応する、前記
    データ保存手段により保存された前記帳票データをもと
    に、ファクシミリ送信するための帳票イメージデータを
    作成するものであり、 前記送付先データ作成手段は、ユーザから、前記帳票作
    成指示手段により、前記帳票を前記顧客へ送信するよう
    に指示された場合に、前記顧客に対応する、前記データ
    保存手段により保存された前記帳票送付先データをもと
    に、ファクシミリサーバに、前記帳票イメージデータを
    送付する送付先を示す送付先データを作成するものであ
    ることを特徴とする自動ファクシミリ伝送による帳票配
    信システム。
  2. 【請求項2】 前記アプリケーションサーバは、前記帳
    票送付先データに基づき、前記プリンタサーバより紙媒
    体に印刷された帳票を送付する送付先を示す送付先デー
    タを作成する送付先データ作成手段をさらに有し、 前記プリンタサーバは、前記帳票イメージデータを受信
    した場合、前記送付先データ作成手段により作成された
    前記送付先データに基づき、帳票送付先、および前記紙
    媒体に印刷された帳票を送付する旨を記した送付指示書
    を紙媒体に印刷するものであることを特徴とする請求項
    に記載の自動ファクシミリ伝送による帳票配信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記プリンタサーバは、前記帳票イメー
    ジデータを受信した場合、前記送付先データ作成手段に
    より作成された前記送付先データに基づき、帳票送付先
    を所定の紙媒体に印刷するものであることを特徴とする
    請求項1または2に記載の自動ファクシミリ伝送による
    帳票配信システム。
  4. 【請求項4】 前記アプリケーションサーバは、前記帳
    票イメージデータを、前記プリンターサーバにおいて紙
    媒体に印刷するものである場合、所定の前記パーソナル
    コンピュータに対し、前記送付先データ作成手段により
    作成された前記送付先データに基づき、帳票送付先、お
    よび前記紙媒体に印刷された帳票を送付する旨を送信す
    るものであることを特徴とする請求項1から3のいずれ
    か1項に記載の自動ファクシミリ伝送による帳票配信シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 複数のパーソナルコンピュータ、複数の
    アプリケーションサーバ、複数のデータベースサーバ、
    複数のプリンタサーバ、および複数のファクシミリサー
    バにより構成される自動ファクシミリ伝送による帳票配
    信システムにおいて、 前記パーソナルコンピュータは、 前記データベースサーバへ、顧客ごとに、帳票データ、
    および帳票送付先データを登録するデータ登録手段と、 前記データベースサーバは、 前記帳票データ、および前記帳票送付先データを、前記
    顧客ごとに保存するデータ保存手段を有し、 前記アプリケーションサーバは、 前記データ保存手段により保存された前記帳票データを
    もとに、ファクシミリ送信するための帳票イメージデー
    タを作成する帳票イメージデータ作成手段と、 前記データ保存手段により保存された前記帳票送付先デ
    ータをもとに、ファクシミリサーバに、前記帳票イメー
    ジデータを送付する送付先を示す送付先データを作成す
    る送付先データ作成手段と、 前記帳票送付先データから、前記顧客と通信距離がもっ
    とも近い距離にある前記ファクシミリサーバを選択する
    ファクシミリサーバ選択手段と、 該ファクシミリサーバ選択手段により選択されたファク
    シミリサーバへ、前記帳票イメージデータ、および前記
    送付先データを送信するデータ送信手段と 前記帳票イメージデータを所定の前記プリンタサーバに
    送信する帳票イメージデータ送信手段と、 前記帳票データをもとに、テキストデータの帳票テキス
    トデータを作成する帳票テキストデータ作成手段と、 該帳票テキストデータ作成手段により作成された帳票テ
    キストデータを、電子メールにより前記顧客へ送信する
    電子メール送信手段と、 帳票を、前記ファクシミリサーバにより送信するか、前
    記電子メール送信手段により送信するか、前記プリンタ
    サーバにより紙媒体に印刷するか選択する第1の送信選
    択手段とを有し、 前記帳票送付先データは、顧客ごとに、前記帳票を、前
    記ファクシミリサーバを用いてファクシミリ送信する
    か、前記電子メール送信手段により送信するか、前記プ
    リンタサーバを用いて紙媒体に印刷するかに関する情報
    を含むものであり、 前記送信選択手段は、前記帳票送付先データに基づき、
    前記帳票イメージデータを、前記ファクシミリサーバへ
    送信するか、前記プリンタサーバへ送信するか、前記帳
    票テキストデータを前記電子メール送信手段により前記
    顧客へ送信するか選択するものであり、 前記プリンタサーバは、前記帳票イメージデータが送信
    された場合に、前記帳票イメージデータを、紙媒体に印
    刷するものであり、 前記ファクシミリサーバは、前記データ送信手段により
    送信された帳票イメージデータ、および送付先データを
    受信した後、該送付先データにより指定された送付先
    へ、前記帳票イメージデータを送信するものであり、 前記帳票イメージデータ作成手段は、所定の条件を満た
    した場合に、前記顧客に対応する、前記データ保存手段
    により保存された前記帳票データをもとに、ファクシミ
    リ送信するための帳票イメージデータを作成するもので
    あり、 前記送付先データ作成手段は、前記所定の条件を満たし
    た場合に、前記顧客に対応する、前記データ保存手段に
    より保存された前記帳票送付先データをもとに、ファク
    シミリサーバに、前記帳票イメージデータを送付する送
    付先を示す送付先データを作成するものであることを特
    徴とする自動ファクシミリ伝送による帳票配信システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記アプリケーションサーバは、前記帳
    票送付先データに基づき、前記プリンタサーバより紙媒
    体に印刷された帳票を送付する送付先を示す送付先デー
    タを作成する送付先データ作成手段をさらに有し、 前記プリンタサーバは、前記帳票イメージデータを受信
    した場合、前記送付先データ作成手段により作成された
    前記送付先データに基づき、帳票送付先、および前記紙
    媒体に印刷された帳票を送付する旨を記した送付指示書
    を紙媒体に印刷するものであることを特徴とする請求項
    記載の自動ファクシミリ伝送による帳票配信システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記プリンタサーバは、前記帳票イメー
    ジデータを受信した場合、前記送付先データ作成手段に
    より作成された前記送付先データに基づき、帳票送付先
    を所定の紙媒体に印刷するものであることを特徴とする
    請求項5または6に記載の自動ファクシミリ伝送による
    帳票配信システム。
  8. 【請求項8】 前記アプリケーションサーバは、前記帳
    票イメージデータを、前記プリンターサーバにおいて紙
    媒体に印刷するものである場合、所定の前記パーソナル
    コンピュータに対し、前記送付先データ作成手段により
    作成された前記送付先データに基づき、帳票送付先、お
    よび前記紙媒体に印刷された帳票を送付する旨を送信す
    るものであることを特徴とする請求項5から7のいずれ
    か1項に記載の自動ファクシミリ伝送による帳票配信シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記所定の条件は、所定の時間であるこ
    とを特徴とする請求項5から8のいずれか1項に記載の
    自動ファクシミリ伝送による帳票配信システム。
  10. 【請求項10】 前記所定の条件は、前記顧客ごとに定
    められていることを特徴とする請求項5から9のいずれ
    か1項に記載の自動ファクシミリ伝送による帳票配信シ
    ステム。
JP33270399A 1999-11-24 1999-11-24 自動ファクシミリ伝送による帳票配信システム Expired - Lifetime JP3449324B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33270399A JP3449324B2 (ja) 1999-11-24 1999-11-24 自動ファクシミリ伝送による帳票配信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33270399A JP3449324B2 (ja) 1999-11-24 1999-11-24 自動ファクシミリ伝送による帳票配信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001156970A JP2001156970A (ja) 2001-06-08
JP3449324B2 true JP3449324B2 (ja) 2003-09-22

Family

ID=18257936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33270399A Expired - Lifetime JP3449324B2 (ja) 1999-11-24 1999-11-24 自動ファクシミリ伝送による帳票配信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3449324B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1845440B1 (de) 2006-04-12 2018-08-29 Cortado AG Verfahren und Anordnung zum Drucken aus Web-Anwendungen heraus sowie ein entsprechendes Computerprogramm und ein entsprechendes computerlesbares Speichermedium

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001156970A (ja) 2001-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4812162B2 (ja) 自動走査処理
US6246487B1 (en) Multi-function unit, server and network system having multi-function unit
US7852505B2 (en) Network system and control method of the same
US6956663B1 (en) Network facsimile apparatus and transmission method
US7869077B2 (en) Apparatus and method for delivering material using a user box and computer program product
JP4289379B2 (ja) 電子メール処理装置、電子メール処理方法及び電子メール処理プログラム
JP4574004B2 (ja) 文書配信システム、文書配信装置、文書配信方法及び記憶媒体
JPH0698062A (ja) 自動フォーム生成を要求するためのフォームの使用法
US20030033319A1 (en) Entry of physical documents in a digital back-end system
JP2004139561A (ja) 多機能周辺機
US20040193717A1 (en) Service processing apparatus and service processing method
JPH08130554A (ja) 電子メール処理装置及び電子メールによるリモート印刷処理方法
US6848081B1 (en) Information processing system and method for displaying an operation button
US7809137B2 (en) Job allocation control apparatus and job allocation control method
US20020140987A1 (en) E-mail non-arrival information notification method and data communication apparatus
JP2001103232A (ja) データ処理装置及びその制御方法
EP1283485A1 (en) Entry of physical documents in a digital back-end system
US10126997B2 (en) Image processing system, image forming apparatus, method for sharing data, and non-transitory recording medium for storing computer readable program
JP3449324B2 (ja) 自動ファクシミリ伝送による帳票配信システム
US8264713B2 (en) Image forming apparatus, image forming method, and information processing apparatus
US20040083470A1 (en) Information updating apparatus, information updating method and recording medium for recording information updating program
US7478133B2 (en) Ordering system, information processing device, ordering method, and program
JP2002189638A (ja) ログ管理システム、ログ管理装置、ログ管理方法及び記憶媒体
KR20020096936A (ko) 프린트 주문 수주 서버
JP4306454B2 (ja) 接続管理装置及びサービス処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030610

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3449324

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070711

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090711

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130711

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term