JPH06276221A - 極秘メール機能を持つ電子メールシステム - Google Patents
極秘メール機能を持つ電子メールシステムInfo
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- JPH06276221A JPH06276221A JP5057124A JP5712493A JPH06276221A JP H06276221 A JPH06276221 A JP H06276221A JP 5057124 A JP5057124 A JP 5057124A JP 5712493 A JP5712493 A JP 5712493A JP H06276221 A JPH06276221 A JP H06276221A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】極秘内容のメールに対する安全且つ確実なメー
ル運用を可能とする。 【構成】ワークステーション2-1内の極秘メール投函部
23により投函されたメール本文が暗号化された極秘メ
ールは、メールサーバ1で受付けられる。サーバ1内の
極秘メール配送部13では、同メールを復号化した後、
同メールの宛名により登録リスト4を参照し、その宛名
のユーザ名が登録されているなら配送可を判別して、そ
のユーザ名に対応して登録されているパスワードを付加
し、このパスワードとメール本文が暗号化された極秘メ
ールを宛先に配送する。この極秘メールは宛先のワーク
ステーション2-nで受理される。その後、受理済みの極
秘メールの表示がユーザから要求されると、極秘メール
表示部27では、同メールを復号化した後、ユーザにパ
スワード入力を要求し、その入力パスワードが同メール
中のパスワードに一致しているなら、同メールのメール
本文を表示する。
ル運用を可能とする。 【構成】ワークステーション2-1内の極秘メール投函部
23により投函されたメール本文が暗号化された極秘メ
ールは、メールサーバ1で受付けられる。サーバ1内の
極秘メール配送部13では、同メールを復号化した後、
同メールの宛名により登録リスト4を参照し、その宛名
のユーザ名が登録されているなら配送可を判別して、そ
のユーザ名に対応して登録されているパスワードを付加
し、このパスワードとメール本文が暗号化された極秘メ
ールを宛先に配送する。この極秘メールは宛先のワーク
ステーション2-nで受理される。その後、受理済みの極
秘メールの表示がユーザから要求されると、極秘メール
表示部27では、同メールを復号化した後、ユーザにパ
スワード入力を要求し、その入力パスワードが同メール
中のパスワードに一致しているなら、同メールのメール
本文を表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワークステーショ
ン、パーソナルコンピュータなどの処理機器間で電子メ
ールが授受される電子メールシステムに係り、特に極秘
にすべきメール内容の送受信に好適な電子メールシステ
ムに関する。
ン、パーソナルコンピュータなどの処理機器間で電子メ
ールが授受される電子メールシステムに係り、特に極秘
にすべきメール内容の送受信に好適な電子メールシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電子メールシステムでは、ネット
ワーク等により結ばれたワークステーション、パーソナ
ルコンピュータなどの処理機器のうちのいずれかに、電
子メールの受付および配送を司る電子メール受付・配送
機能、即ちメールサーバとしての機能を持たせ、他の処
理機器に電子メールの投函および受理を司る電子メール
投函・受理機能を持たせることにより実現されている。
ワーク等により結ばれたワークステーション、パーソナ
ルコンピュータなどの処理機器のうちのいずれかに、電
子メールの受付および配送を司る電子メール受付・配送
機能、即ちメールサーバとしての機能を持たせ、他の処
理機器に電子メールの投函および受理を司る電子メール
投函・受理機能を持たせることにより実現されている。
【0003】この種の電子メールシステムでは、電子メ
ール投函・受理機能を持つ処理機器により投函されてメ
ールサーバ(の役割を持つ処理機器)で受付けられた電
子メールは、同メールの宛名に従い、その宛先に無条件
で配送されるようになっていた。また、この配送された
電子メールが、宛先の処理機器で受理された場合、ユー
ザは特別の入力操作をすることなく、或いは単にログイ
ンするだけで、受理された電子メールのメール本文を読
む(見る)ことができるようになっていた。したがっ
て、特に極秘にしたいメールでない限りにおいては、ユ
ーザにとって使いやすいものであった。
ール投函・受理機能を持つ処理機器により投函されてメ
ールサーバ(の役割を持つ処理機器)で受付けられた電
子メールは、同メールの宛名に従い、その宛先に無条件
で配送されるようになっていた。また、この配送された
電子メールが、宛先の処理機器で受理された場合、ユー
ザは特別の入力操作をすることなく、或いは単にログイ
ンするだけで、受理された電子メールのメール本文を読
む(見る)ことができるようになっていた。したがっ
て、特に極秘にしたいメールでない限りにおいては、ユ
ーザにとって使いやすいものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の電子メールシステムは、極秘の内容のメールに
対しては、そのセキュリティは万全ではなかった。即
ち、従来の電子メールシステムでは、受理された電子メ
ールの内容は、特別の入力操作をすることなく、或いは
単にログインするだけで、誰でも自由に読むことができ
るため、極秘内容が読まれる虞があった。
た従来の電子メールシステムは、極秘の内容のメールに
対しては、そのセキュリティは万全ではなかった。即
ち、従来の電子メールシステムでは、受理された電子メ
ールの内容は、特別の入力操作をすることなく、或いは
単にログインするだけで、誰でも自由に読むことができ
るため、極秘内容が読まれる虞があった。
【0005】この発明は上記事情を考慮してなされたも
のでその目的は、極秘内容のメールに対して安全且つ確
実なメール運用が図れる電子メールシステムを提供する
ことにある。
のでその目的は、極秘内容のメールに対して安全且つ確
実なメール運用が図れる電子メールシステムを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、電子メール
投函・受理機能を有する複数の第1の処理機器と、電子
メール受付・配送機能を有するメールサーバとしての第
2の処理機器とを備えた電子メールシステムにおいて、
第1の処理機器から極秘メールであることを示す極秘メ
ール識別子が付加された電子メールを投函する際には、
同メール中のメール本文を暗号化した後、同メールを極
秘メールとして投函する極秘メール投函手段と、極秘メ
ールが受信可能なユーザのユーザ名とそのユーザに固有
のパスワードが登録された登録リストと、上記投函され
た極秘メールが第2の処理機器にて受付けられた際に上
記登録リストを参照し、同メールの宛名に一致するユー
ザ名が登録されている場合だけ、そのユーザ名に固有の
パスワードを登録リストから取り出して同メールに付加
し、このパスワードと同メール中のメール本文が暗号化
されたメール(極秘メール)を、第2の処理機器(メー
ルサーバ)から宛先の第1の処理機器に配送する極秘メ
ール配送手段と、上記配送された極秘メールが宛先の第
1の処理機器で受理された後、その極秘メールの画面表
示が要求された場合に、外部からのパスワード入力を要
求し、この要求に応じて入力されたパスワードが同メー
ル中のパスワードに一致した場合だけ、同メール中の前
記メール本文の復号化された内容を表示する極秘メール
表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
投函・受理機能を有する複数の第1の処理機器と、電子
メール受付・配送機能を有するメールサーバとしての第
2の処理機器とを備えた電子メールシステムにおいて、
第1の処理機器から極秘メールであることを示す極秘メ
ール識別子が付加された電子メールを投函する際には、
同メール中のメール本文を暗号化した後、同メールを極
秘メールとして投函する極秘メール投函手段と、極秘メ
ールが受信可能なユーザのユーザ名とそのユーザに固有
のパスワードが登録された登録リストと、上記投函され
た極秘メールが第2の処理機器にて受付けられた際に上
記登録リストを参照し、同メールの宛名に一致するユー
ザ名が登録されている場合だけ、そのユーザ名に固有の
パスワードを登録リストから取り出して同メールに付加
し、このパスワードと同メール中のメール本文が暗号化
されたメール(極秘メール)を、第2の処理機器(メー
ルサーバ)から宛先の第1の処理機器に配送する極秘メ
ール配送手段と、上記配送された極秘メールが宛先の第
1の処理機器で受理された後、その極秘メールの画面表
示が要求された場合に、外部からのパスワード入力を要
求し、この要求に応じて入力されたパスワードが同メー
ル中のパスワードに一致した場合だけ、同メール中の前
記メール本文の復号化された内容を表示する極秘メール
表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】また、この発明は、上記極秘メール表示手
段により表示された極秘メールの内容の文字列を対象と
する各種操作並びに印刷と、同メールの任意のファイル
への保存とを禁止するようにしたことも特徴とする。
段により表示された極秘メールの内容の文字列を対象と
する各種操作並びに印刷と、同メールの任意のファイル
への保存とを禁止するようにしたことも特徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成において、極秘内容のメールを送信
したい場合、送信者は、メール作成時に、当該メールが
極秘メールであることを示す識別子(極秘メール識別
子)を付加する。このメール(極秘メール)を第1の処
理機器から投函(送信)する際には、極秘メール投函手
段により、同メール中のメール本文が暗号化される。こ
の暗号化されたメール本文を持つ極秘メールは、極秘メ
ール投函手段により投函されてメールサーバ(第2の処
理機器)に送られ、同メールサーバにより受付けられ
る。
したい場合、送信者は、メール作成時に、当該メールが
極秘メールであることを示す識別子(極秘メール識別
子)を付加する。このメール(極秘メール)を第1の処
理機器から投函(送信)する際には、極秘メール投函手
段により、同メール中のメール本文が暗号化される。こ
の暗号化されたメール本文を持つ極秘メールは、極秘メ
ール投函手段により投函されてメールサーバ(第2の処
理機器)に送られ、同メールサーバにより受付けられ
る。
【0009】メールサーバでは、受付けた電子メールが
極秘メール識別子を持つ場合、即ち極秘メールを受付け
た場合、極秘メール配送手段が起動される。すると極秘
メール配送手段は、メールサーバにて受付けられた極秘
メールのメール本文を一旦復号化した後、登録リストを
参照して、同メールの宛名に一致するユーザ名が登録さ
れているか否かをチェックする。
極秘メール識別子を持つ場合、即ち極秘メールを受付け
た場合、極秘メール配送手段が起動される。すると極秘
メール配送手段は、メールサーバにて受付けられた極秘
メールのメール本文を一旦復号化した後、登録リストを
参照して、同メールの宛名に一致するユーザ名が登録さ
れているか否かをチェックする。
【0010】もし、登録されていないならば、極秘メー
ル配送手段は、その宛名のユーザへの極秘メールの配送
は許可されていないものとして、そのユーザへの配送を
行わずに、発信元にエラーメッセージを返す。
ル配送手段は、その宛名のユーザへの極秘メールの配送
は許可されていないものとして、そのユーザへの配送を
行わずに、発信元にエラーメッセージを返す。
【0011】一方、極秘メールの宛名に一致するユーザ
名が登録されているならば、極秘メール配送手段は、そ
のユーザ名に対応して登録者リストに登録されているパ
スワードを取り出して極秘メールに付加し、このパスワ
ードと同メール中のメール本文を暗号化した後、メール
サーバから宛先の第1の処理機器に配送(送信)する。
名が登録されているならば、極秘メール配送手段は、そ
のユーザ名に対応して登録者リストに登録されているパ
スワードを取り出して極秘メールに付加し、このパスワ
ードと同メール中のメール本文を暗号化した後、メール
サーバから宛先の第1の処理機器に配送(送信)する。
【0012】このようにしてメールサーバ(の極秘メー
ル配送手段)により配送された極秘メールは、宛先の第
1の処理機器で受理され、同メールの宛名で示されるユ
ーザに固有のメールボックスに格納される。
ル配送手段)により配送された極秘メールは、宛先の第
1の処理機器で受理され、同メールの宛名で示されるユ
ーザに固有のメールボックスに格納される。
【0013】ここで、受理された極秘メールを表示する
ことがユーザ操作により要求された場合、極秘メール表
示手段は、同メール中のパスワードとメール本文を復号
化すると共に、表示画面を通してユーザ操作によるパス
ワード入力を要求する。そして極秘メール表示手段は、
この入力要求に従ってユーザ操作により入力されたパス
ワードと極秘メール中のパスワードとを比較し、両パス
ワードが一致しているか否か、即ち入力されたパスワー
ドが正しいか否かをチェックする。そして極秘メール表
示手段は、正しいパスワードが入力された場合だけ、極
秘メールのメール本文を表示する。このとき極秘メール
表示手段は、表示された極秘メールの内容の文字列のコ
ピー&ペースト、カット&ペースト並びに印刷の機能を
抑止する。また極秘メール表示手段は、表示された極秘
メールのメールシステム以外のファイル(例えばテキス
トファイル)への保存の機能も抑止する。
ことがユーザ操作により要求された場合、極秘メール表
示手段は、同メール中のパスワードとメール本文を復号
化すると共に、表示画面を通してユーザ操作によるパス
ワード入力を要求する。そして極秘メール表示手段は、
この入力要求に従ってユーザ操作により入力されたパス
ワードと極秘メール中のパスワードとを比較し、両パス
ワードが一致しているか否か、即ち入力されたパスワー
ドが正しいか否かをチェックする。そして極秘メール表
示手段は、正しいパスワードが入力された場合だけ、極
秘メールのメール本文を表示する。このとき極秘メール
表示手段は、表示された極秘メールの内容の文字列のコ
ピー&ペースト、カット&ペースト並びに印刷の機能を
抑止する。また極秘メール表示手段は、表示された極秘
メールのメールシステム以外のファイル(例えばテキス
トファイル)への保存の機能も抑止する。
【0014】以上のようにして、極秘メールは、その宛
先がメールサーバの登録リストに登録された正規のユー
ザである場合だけ、その宛先に配送されて受理され、し
かも受理された極秘メールの内容は、正しいパスワード
が入力された場合しか画面表示されず、この表示内容の
文字列に対する各種操作、印刷等も禁止されるため、極
秘メールの内容を安全に送信することが可能となる。
先がメールサーバの登録リストに登録された正規のユー
ザである場合だけ、その宛先に配送されて受理され、し
かも受理された極秘メールの内容は、正しいパスワード
が入力された場合しか画面表示されず、この表示内容の
文字列に対する各種操作、印刷等も禁止されるため、極
秘メールの内容を安全に送信することが可能となる。
【0015】
【実施例】図1はこの発明の一実施例に係る電子メール
システムのブロック構成図である。
システムのブロック構成図である。
【0016】図1のシステムは、電子メールの受付およ
び配送を司るメールサーバ1と、電子メール投函・受理
機能を持つ処理機器、例えばワークステーション(ホス
ト)2-1,2-2,…2-nと、これらメールサーバ1およ
びワークステーション2-1〜2-nを結ぶネットワーク3
とにより構成される。メールサーバ1は、メールサーバ
用のメールプログラムを、メールサーバ機能を持たせた
い例えばワークステーションにインストールすることに
より実現される。同様に、ワークステーション2-1〜2
-nが有する電子メール投函・受理機能は、対応するメー
ルプログラムを同ステーション2-1〜2-nにインストー
ルすることにより実現される。
び配送を司るメールサーバ1と、電子メール投函・受理
機能を持つ処理機器、例えばワークステーション(ホス
ト)2-1,2-2,…2-nと、これらメールサーバ1およ
びワークステーション2-1〜2-nを結ぶネットワーク3
とにより構成される。メールサーバ1は、メールサーバ
用のメールプログラムを、メールサーバ機能を持たせた
い例えばワークステーションにインストールすることに
より実現される。同様に、ワークステーション2-1〜2
-nが有する電子メール投函・受理機能は、対応するメー
ルプログラムを同ステーション2-1〜2-nにインストー
ルすることにより実現される。
【0017】メールサーバ1には、極秘の内容の電子メ
ール(極秘メール)を受信(受理)することが許されて
いるユーザのユーザ名とそのユーザに固有のパスワード
が登録された極秘メール受信許可登録リスト4が設けら
れている。このリスト4は、例えば磁気ディスク装置に
格納されており、メールサーバ用のメールプログラムを
通してしか参照できないようになっている。図2は、図
1のシステムで適用される極秘メールの形式を示す。
ール(極秘メール)を受信(受理)することが許されて
いるユーザのユーザ名とそのユーザに固有のパスワード
が登録された極秘メール受信許可登録リスト4が設けら
れている。このリスト4は、例えば磁気ディスク装置に
格納されており、メールサーバ用のメールプログラムを
通してしか参照できないようになっている。図2は、図
1のシステムで適用される極秘メールの形式を示す。
【0018】極秘メールは、ワークステーション2-i
(i=1〜n)から送信(投函)される段階では、図2
(a)に示すように、宛名(宛先アドレス)51、同メ
ールが極秘メールであることを示す識別子(極秘メール
識別子)52、およびメール本文53を有する。この極
秘メールには、メールサーバ1から送信(配送)される
段階では、図2(b)に示すように、パスワード(宛名
51に固有のパスワード)54が付加される。なお、発
信元(のアドレス)等は省略されている。図3は、図1
中のメールサーバ1およびワークステーション2-1〜2
-nの内部の機能構成を示すブロック図である。
(i=1〜n)から送信(投函)される段階では、図2
(a)に示すように、宛名(宛先アドレス)51、同メ
ールが極秘メールであることを示す識別子(極秘メール
識別子)52、およびメール本文53を有する。この極
秘メールには、メールサーバ1から送信(配送)される
段階では、図2(b)に示すように、パスワード(宛名
51に固有のパスワード)54が付加される。なお、発
信元(のアドレス)等は省略されている。図3は、図1
中のメールサーバ1およびワークステーション2-1〜2
-nの内部の機能構成を示すブロック図である。
【0019】ワークステーション2-1は、電子メールを
作成するためのメール作成部21、このメール作成部2
1で作成された電子メールが極秘メールであるか否かを
判別するための極秘メール判別部22、および極秘メー
ル投函部23を有する。この極秘メール投函部23は、
極秘メール判別部22により極秘メールと判別された場
合に、そのメール中のメール本文53(図2参照)を暗
号化する暗号化部231、および暗号化後の極秘メール
を投函する投函部232からなる。なお、通常メールの
投函部等は省略されている。以上のワークステーション
2-1の構成は、ワークステーション2-nなど他のワーク
ステーションも同様に有しているが、図3では省略され
ている。
作成するためのメール作成部21、このメール作成部2
1で作成された電子メールが極秘メールであるか否かを
判別するための極秘メール判別部22、および極秘メー
ル投函部23を有する。この極秘メール投函部23は、
極秘メール判別部22により極秘メールと判別された場
合に、そのメール中のメール本文53(図2参照)を暗
号化する暗号化部231、および暗号化後の極秘メール
を投函する投函部232からなる。なお、通常メールの
投函部等は省略されている。以上のワークステーション
2-1の構成は、ワークステーション2-nなど他のワーク
ステーションも同様に有しているが、図3では省略され
ている。
【0020】メールサーバ1は、ワークステーション2
-1〜2-nから投函された電子メールの受付を司る受付部
11、この受付部11にて受付けられた電子メールが極
秘メールであるか否かを判別する極秘メール判別部1
2、および極秘メール配送部13を有する。
-1〜2-nから投函された電子メールの受付を司る受付部
11、この受付部11にて受付けられた電子メールが極
秘メールであるか否かを判別する極秘メール判別部1
2、および極秘メール配送部13を有する。
【0021】極秘メール配送部13は、極秘メール判別
部12により極秘メールと判別された場合に、そのメー
ル中のメール本文53(図2参照)を復号化する復号化
部131、そのメール中の宛名51(図2参照)により
極秘メール受信許可登録リスト4を参照する登録リスト
参照部132、および配送可否判別部133を有する。
配送可否判別部133は、登録リスト参照部132の参
照結果をもとに、極秘メール中の宛名51で示されるユ
ーザが受信者として許可されているか否か、即ち同メー
ルの配送が可能であるか否かを判別する。
部12により極秘メールと判別された場合に、そのメー
ル中のメール本文53(図2参照)を復号化する復号化
部131、そのメール中の宛名51(図2参照)により
極秘メール受信許可登録リスト4を参照する登録リスト
参照部132、および配送可否判別部133を有する。
配送可否判別部133は、登録リスト参照部132の参
照結果をもとに、極秘メール中の宛名51で示されるユ
ーザが受信者として許可されているか否か、即ち同メー
ルの配送が可能であるか否かを判別する。
【0022】極秘メール配送部13はまた、配送可否判
別部133により配送可が判別された極秘メールに、登
録リスト参照部132による参照の結果得られた宛名5
1の示すユーザに固有のパスワード54(図2参照)を
付加するパスワード付加部134、パスワード54とメ
ール本文53を暗号化する暗号化部135、および暗号
化後の極秘メールを宛名51の示す宛先に配送する配送
部136を有する。なお、通常メールの配送部等は省略
されている。
別部133により配送可が判別された極秘メールに、登
録リスト参照部132による参照の結果得られた宛名5
1の示すユーザに固有のパスワード54(図2参照)を
付加するパスワード付加部134、パスワード54とメ
ール本文53を暗号化する暗号化部135、および暗号
化後の極秘メールを宛名51の示す宛先に配送する配送
部136を有する。なお、通常メールの配送部等は省略
されている。
【0023】ワークステーション2-nは、メールサーバ
1により配送された電子メールの受理を司る受理部2
4、受理された電子メールの表示に対する外部からの要
求を受付けるメール表示受付部25、受付けられた電子
メールが極秘メールであるか否かを判別する極秘メール
判別部26、および極秘メール表示部27を有する。
1により配送された電子メールの受理を司る受理部2
4、受理された電子メールの表示に対する外部からの要
求を受付けるメール表示受付部25、受付けられた電子
メールが極秘メールであるか否かを判別する極秘メール
判別部26、および極秘メール表示部27を有する。
【0024】極秘メール表示部27は、極秘メール判別
部26により極秘メールと判別された場合に、そのメー
ル中のパスワード54とメール本文53(図2参照)を
復号化する復号化部271、およびメール表示要求者に
対してパスワードの入力を要求するパスワード入力要求
部272を有する。極秘メール表示部27はまた、入力
されたパスワードと表示要求された極秘メール中のパス
ワード54とを照合するパスワード照合部273、およ
び表示部274を有する。表示部274は、パスワード
照合部273による照合の結果、正しいパスワードの入
力が確認された場合、要求された極秘メールのメール本
文53を表示する。また表示部274は、表示された極
秘メールのメール本文53の文字列のコピー&ペース
ト、カット&ペーストおよび印刷と、メールシステム以
外のファイルへの保存を禁止する。以上のワークステー
ション2-nの構成は、ワークステーション2-1など他の
ワークステーションも同様に有しているが、図3では省
略されている。
部26により極秘メールと判別された場合に、そのメー
ル中のパスワード54とメール本文53(図2参照)を
復号化する復号化部271、およびメール表示要求者に
対してパスワードの入力を要求するパスワード入力要求
部272を有する。極秘メール表示部27はまた、入力
されたパスワードと表示要求された極秘メール中のパス
ワード54とを照合するパスワード照合部273、およ
び表示部274を有する。表示部274は、パスワード
照合部273による照合の結果、正しいパスワードの入
力が確認された場合、要求された極秘メールのメール本
文53を表示する。また表示部274は、表示された極
秘メールのメール本文53の文字列のコピー&ペース
ト、カット&ペーストおよび印刷と、メールシステム以
外のファイルへの保存を禁止する。以上のワークステー
ション2-nの構成は、ワークステーション2-1など他の
ワークステーションも同様に有しているが、図3では省
略されている。
【0025】次に、この発明の一実施例の動作を、ワー
クステーション2-1のユーザ(送信者)からワークステ
ーション2-nのユーザ(受信者)へ極秘メールを送る場
合を例に、図4乃至図6のフローチャートと図7の動作
説明図を参照して説明する。
クステーション2-1のユーザ(送信者)からワークステ
ーション2-nのユーザ(受信者)へ極秘メールを送る場
合を例に、図4乃至図6のフローチャートと図7の動作
説明図を参照して説明する。
【0026】ワークステーション2-1のユーザが、ワー
クステーション2-nのユーザへ、極秘にしたい内容の電
子メールを送りたい場合、そのユーザ(送信者)は、ワ
ークステーション2-1内のメール作成部21を用いて、
図2(a)に示すような、宛名51およびメール本文5
3を含む電子メール(極秘メール)を作成する(図4ス
テップS1)。この際、送信者は、このメールに、同メ
ールが極秘メールであることを示す極秘メール識別子5
2を付加する。
クステーション2-nのユーザへ、極秘にしたい内容の電
子メールを送りたい場合、そのユーザ(送信者)は、ワ
ークステーション2-1内のメール作成部21を用いて、
図2(a)に示すような、宛名51およびメール本文5
3を含む電子メール(極秘メール)を作成する(図4ス
テップS1)。この際、送信者は、このメールに、同メ
ールが極秘メールであることを示す極秘メール識別子5
2を付加する。
【0027】ワークステーション2-1内の極秘メール判
別部22は、メール作成部21により作成された電子メ
ールが極秘メールであるか否かを、極秘メール識別子5
2の有無により判別する(図4ステップS2)。
別部22は、メール作成部21により作成された電子メ
ールが極秘メールであるか否かを、極秘メール識別子5
2の有無により判別する(図4ステップS2)。
【0028】もし、極秘メールでなければ、その電子メ
ールは通常のメールとして、図示せぬ通常メール投函部
によりメールサーバ1に対して投函される(図4ステッ
プS3)。
ールは通常のメールとして、図示せぬ通常メール投函部
によりメールサーバ1に対して投函される(図4ステッ
プS3)。
【0029】一方、この例のように極秘メールであれ
ば、極秘メール投函部23が起動され、同極秘メール投
函部23内の暗号化部231により、このメール中のメ
ール本文53が図7において符号Aで示すように暗号化
される(図4ステップS4)。なお、図7では、メール
中の暗号化されている部分に斜線を施してある。
ば、極秘メール投函部23が起動され、同極秘メール投
函部23内の暗号化部231により、このメール中のメ
ール本文53が図7において符号Aで示すように暗号化
される(図4ステップS4)。なお、図7では、メール
中の暗号化されている部分に斜線を施してある。
【0030】そして、暗号化部231により(メール本
文53が)暗号化された極秘メールは、投函部232に
より、図7において符号Bで示すようにメールサーバ1
に対して投函される(図4ステップS5)。ワークステ
ーション2-1内の投函部232により投函された電子メ
ール(極秘メール)は、ネットワーク3を介してメール
サーバ1に送信される。
文53が)暗号化された極秘メールは、投函部232に
より、図7において符号Bで示すようにメールサーバ1
に対して投函される(図4ステップS5)。ワークステ
ーション2-1内の投函部232により投函された電子メ
ール(極秘メール)は、ネットワーク3を介してメール
サーバ1に送信される。
【0031】メールサーバ1内の受付部11は、このネ
ットワーク3を介して送信されたワークステーション2
-1からの電子メールを、図7において符号Cで示すよう
に受付ける(図5ステップS11)。メールサーバ1内
の極秘メール判別部12は、受付部11によって受付け
られた電子メールが極秘メールであるか否かを、極秘メ
ール識別子52の有無により判別する(図5ステップS
12)。もし、極秘メールでなければ、その電子メール
は通常のメールとして、図示せぬ通常メール配送部によ
り宛先に配送される(図5ステップS13)。
ットワーク3を介して送信されたワークステーション2
-1からの電子メールを、図7において符号Cで示すよう
に受付ける(図5ステップS11)。メールサーバ1内
の極秘メール判別部12は、受付部11によって受付け
られた電子メールが極秘メールであるか否かを、極秘メ
ール識別子52の有無により判別する(図5ステップS
12)。もし、極秘メールでなければ、その電子メール
は通常のメールとして、図示せぬ通常メール配送部によ
り宛先に配送される(図5ステップS13)。
【0032】一方、この例のように極秘メールであれ
ば、極秘メール配送部13が起動され、同極秘メール配
送部13内の復号化部131により、このメール中のメ
ール本文53が図7において符号Dで示すように復号化
される(図5ステップS14)。
ば、極秘メール配送部13が起動され、同極秘メール配
送部13内の復号化部131により、このメール中のメ
ール本文53が図7において符号Dで示すように復号化
される(図5ステップS14)。
【0033】極秘メール配送部13内の登録リスト参照
部132は、復号化部131によって復号化された極秘
メール中の宛名51により極秘メール受信許可登録リス
ト4を参照して、その参照結果を配送可否判別部133
に通知する(図5ステップS15)。配送可否判別部1
33は、この登録リスト参照部132の参照結果によ
り、配送の対象となる極秘メール中の宛名51に一致す
るユーザ名が、極秘メール受信許可登録リスト4に登録
されているか否かをチェックする(図5ステップS1
6)。
部132は、復号化部131によって復号化された極秘
メール中の宛名51により極秘メール受信許可登録リス
ト4を参照して、その参照結果を配送可否判別部133
に通知する(図5ステップS15)。配送可否判別部1
33は、この登録リスト参照部132の参照結果によ
り、配送の対象となる極秘メール中の宛名51に一致す
るユーザ名が、極秘メール受信許可登録リスト4に登録
されているか否かをチェックする(図5ステップS1
6)。
【0034】配送可否判別部133は、極秘メール中の
宛名51に一致するユーザ名が登録されていないなら
ば、その宛名51のユーザは極秘メールを受信すること
が許されていないものとして、そのユーザへの極秘メー
ルの配送不可を判断する。この場合、(誤った宛先への
極秘メール送信である旨を示す)エラーメッセージとそ
のメールとが、ワークステーション2-nから送信者(発
信元)に返される(図5ステップS17)。
宛名51に一致するユーザ名が登録されていないなら
ば、その宛名51のユーザは極秘メールを受信すること
が許されていないものとして、そのユーザへの極秘メー
ルの配送不可を判断する。この場合、(誤った宛先への
極秘メール送信である旨を示す)エラーメッセージとそ
のメールとが、ワークステーション2-nから送信者(発
信元)に返される(図5ステップS17)。
【0035】一方、極秘メール中の宛名51に一致する
ユーザ名が登録されているならば、配送可否判別部13
3は、そのユーザへの極秘メールの配送可を判断して、
極秘メール配送部13内のパスワード付加部134を起
動する。これによりパスワード付加部134は、登録リ
スト参照部132の参照結果に従い、宛名51に一致す
るユーザ名に対応して極秘メール受信許可登録リスト4
に登録されている、そのユーザ名に固有のパスワード5
4を、図7において符号Eで示すように極秘メールに付
加する(図5ステップS18)。
ユーザ名が登録されているならば、配送可否判別部13
3は、そのユーザへの極秘メールの配送可を判断して、
極秘メール配送部13内のパスワード付加部134を起
動する。これによりパスワード付加部134は、登録リ
スト参照部132の参照結果に従い、宛名51に一致す
るユーザ名に対応して極秘メール受信許可登録リスト4
に登録されている、そのユーザ名に固有のパスワード5
4を、図7において符号Eで示すように極秘メールに付
加する(図5ステップS18)。
【0036】極秘メール配送部13内の暗号化部135
は、パスワード付加部134によりパスワード54が付
加された極秘メールを受取り、同メール中のパスワード
54およびメール本文53を、図7において符号Fで示
すように暗号化する(図5ステップS19)。この暗号
化された極秘メールは、配送部136により、図7にお
いて符号Gで示すように宛先のワークステーション2-n
に配送される(図5ステップS20)。
は、パスワード付加部134によりパスワード54が付
加された極秘メールを受取り、同メール中のパスワード
54およびメール本文53を、図7において符号Fで示
すように暗号化する(図5ステップS19)。この暗号
化された極秘メールは、配送部136により、図7にお
いて符号Gで示すように宛先のワークステーション2-n
に配送される(図5ステップS20)。
【0037】ワークステーション2-n内の受理部24
は、メールサーバ1により配送された極秘メール(電子
メール)を、図7において符号Hで示すように受理し、
同メール中の宛名51に固有のメールボックスに蓄積す
る(図6ステップS21)。
は、メールサーバ1により配送された極秘メール(電子
メール)を、図7において符号Hで示すように受理し、
同メール中の宛名51に固有のメールボックスに蓄積す
る(図6ステップS21)。
【0038】ここで、ワークステーション2-nのユーザ
が、そのログイン名を用いて所定のログイン操作を行う
と、メール表示受付部25が起動される。メール表示受
付部25は、このログイン名のユーザに固有のメールボ
ックスに蓄積されている受理済み電子メールをもとに、
そのメールのリストを画面表示する(図6ステップS2
2)。このリストには、メールの種別(極秘メールであ
るか否かなど)と、そのメールの送信者(発信元アドレ
ス)などが含まれている。
が、そのログイン名を用いて所定のログイン操作を行う
と、メール表示受付部25が起動される。メール表示受
付部25は、このログイン名のユーザに固有のメールボ
ックスに蓄積されている受理済み電子メールをもとに、
そのメールのリストを画面表示する(図6ステップS2
2)。このリストには、メールの種別(極秘メールであ
るか否かなど)と、そのメールの送信者(発信元アドレ
ス)などが含まれている。
【0039】ワークステーション2-nのユーザ(受信
者)は、受理済みメールのリストが表示されると、その
内容(メール本文53)を表示して欲しいメールを、リ
スト中からマウス等の操作で選択指定する。これによ
り、メール表示受付部25は、ユーザからの表示対象メ
ールの指定を受付け(図6ステップS23)、極秘メー
ル判別部26を起動する。すると極秘メール判別部26
は、メール表示受付部25にて受付けられた表示対象メ
ール(指定表示対象メール)が極秘メールであるか否か
を、極秘メール識別子52の有無により判別する(図6
ステップS24)。
者)は、受理済みメールのリストが表示されると、その
内容(メール本文53)を表示して欲しいメールを、リ
スト中からマウス等の操作で選択指定する。これによ
り、メール表示受付部25は、ユーザからの表示対象メ
ールの指定を受付け(図6ステップS23)、極秘メー
ル判別部26を起動する。すると極秘メール判別部26
は、メール表示受付部25にて受付けられた表示対象メ
ール(指定表示対象メール)が極秘メールであるか否か
を、極秘メール識別子52の有無により判別する(図6
ステップS24)。
【0040】もし、極秘メールでなければ、その電子メ
ールは通常のメールであるとして、図示せぬ通常メール
表示部により、その本文(メール本文)が無条件で表示
される(図6ステップS25)。
ールは通常のメールであるとして、図示せぬ通常メール
表示部により、その本文(メール本文)が無条件で表示
される(図6ステップS25)。
【0041】一方、この例のように極秘メールであれ
ば、極秘メール表示部27が起動され、同極秘メール表
示部27内の復号化部271により、このメール中のパ
スワード54およびメール本文53が図7において符号
Iで示すように復号化される(図6ステップS26)。
ば、極秘メール表示部27が起動され、同極秘メール表
示部27内の復号化部271により、このメール中のパ
スワード54およびメール本文53が図7において符号
Iで示すように復号化される(図6ステップS26)。
【0042】極秘メール表示部27内のパスワード入力
要求部272は、復号化部271による復号化が行われ
ると、上記ログインしたユーザに対してパスワードの入
力を要求する画面を表示する(図6ステップS27)。
要求部272は、復号化部271による復号化が行われ
ると、上記ログインしたユーザに対してパスワードの入
力を要求する画面を表示する(図6ステップS27)。
【0043】ユーザは、パスワード入力要求画面に従っ
て、自身のパスワードを入力する。すると、極秘メール
表示部27内のパスワード照合部273は、入力された
パスワードと指定表示対象メール(極秘メール)中のパ
スワード54とを、図7において符号Jで示すように照
合し、両パスワードが一致しているか否か、即ちユーザ
が入力したパスワードが正しいか否かをチェックする
(図6ステップS28)。
て、自身のパスワードを入力する。すると、極秘メール
表示部27内のパスワード照合部273は、入力された
パスワードと指定表示対象メール(極秘メール)中のパ
スワード54とを、図7において符号Jで示すように照
合し、両パスワードが一致しているか否か、即ちユーザ
が入力したパスワードが正しいか否かをチェックする
(図6ステップS28)。
【0044】もし、指定表示対象メールの正当な受信者
でないユーザが、正当な受信者のログイン名を用いてロ
グインしたために、正しいパスワードが入力できなかっ
た場合には、上記ステップS28の判定は「NO」とな
り、そのメールのメール本文53の表示は抑止される
(図6ステップS29)。
でないユーザが、正当な受信者のログイン名を用いてロ
グインしたために、正しいパスワードが入力できなかっ
た場合には、上記ステップS28の判定は「NO」とな
り、そのメールのメール本文53の表示は抑止される
(図6ステップS29)。
【0045】一方、指定表示対象メールの正当な受信者
であるユーザが正しいパスワードを入力した場合には、
上記ステップS28の判定は「YES」となり、表示部
274が起動される。すると表示部274は、指定表示
対象メール(極秘メール)のメール本文53の表示後の
内容の文字列に対する、コピー&ペースト、カット&ペ
ーストおよび印刷の機能をロックすると共に、同メール
のメールシステム以外のファイル(例えばテキストファ
イル)への保存(保存操作)の機能をロックする(図6
ステップS30)。そして表示部274は、指定表示対
象メール(極秘メール)のメール本文53を、図7にお
いて符号Kで示すように画面表示する(図6ステップS
31)。
であるユーザが正しいパスワードを入力した場合には、
上記ステップS28の判定は「YES」となり、表示部
274が起動される。すると表示部274は、指定表示
対象メール(極秘メール)のメール本文53の表示後の
内容の文字列に対する、コピー&ペースト、カット&ペ
ーストおよび印刷の機能をロックすると共に、同メール
のメールシステム以外のファイル(例えばテキストファ
イル)への保存(保存操作)の機能をロックする(図6
ステップS30)。そして表示部274は、指定表示対
象メール(極秘メール)のメール本文53を、図7にお
いて符号Kで示すように画面表示する(図6ステップS
31)。
【0046】なお、前記実施例では、受信側(配送先)
ワークステーション2-nのメール表示受付部25で受付
けられた表示対象メールが極秘メールである場合に、パ
スワード54とメール本文53を復号化した後、受信者
に対してパスワードの入力を要求し、入力パスワードと
復号化されたパスワード54とを照合するものとして説
明したが、これに限るものではない。例えば、パスワー
ド54とメール本文53を復号化する前にパスワードの
入力を要求し、入力パスワードを暗号化して、この暗号
化された入力パスワードと、表示対象メール(極秘メー
ル)中の復号化前のパスワード54(メールサーバ1に
て暗号化されたパスワード54)とを照合し、両パスワ
ードの一致を検出した場合に、メール本文53を復号化
して画面表示するようにしても構わない。この方式で
は、正しいパスワードが入力されなかった場合には、表
示対象メール(極秘メール)中のメール本文53は復号
化されないことから、同メールが第三者へ漏洩されるこ
とを一層確実に防止できる。
ワークステーション2-nのメール表示受付部25で受付
けられた表示対象メールが極秘メールである場合に、パ
スワード54とメール本文53を復号化した後、受信者
に対してパスワードの入力を要求し、入力パスワードと
復号化されたパスワード54とを照合するものとして説
明したが、これに限るものではない。例えば、パスワー
ド54とメール本文53を復号化する前にパスワードの
入力を要求し、入力パスワードを暗号化して、この暗号
化された入力パスワードと、表示対象メール(極秘メー
ル)中の復号化前のパスワード54(メールサーバ1に
て暗号化されたパスワード54)とを照合し、両パスワ
ードの一致を検出した場合に、メール本文53を復号化
して画面表示するようにしても構わない。この方式で
は、正しいパスワードが入力されなかった場合には、表
示対象メール(極秘メール)中のメール本文53は復号
化されないことから、同メールが第三者へ漏洩されるこ
とを一層確実に防止できる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
極秘メール識別子が付加された電子メール(極秘メー
ル)のメール本文を暗号化してメールサーバに投函し、
この極秘メールを受付けたメールサーバでは、その宛名
の示すユーザが、極秘メールの受信者として予め登録リ
ストに登録されている場合に限り、同登録リストに登録
されているそのユーザに固有のパスワードを付加して、
このパスワードとメール中のメール本文とが暗号化され
た極秘メールを宛先に配送し、この極秘メールの配送先
で同メールが受理された後、同メールの画面表示が要求
された際には、外部からのパスワード入力を要求し、入
力されたパスワードが同メール中のパスワードに一致し
た場合だけ、同メール中のメール本文の復号化された内
容を表示する構成としたので、極秘内容のメールに対し
て安全且つ確実なメール運用が図れ、セキュリティ機能
が向上する。
極秘メール識別子が付加された電子メール(極秘メー
ル)のメール本文を暗号化してメールサーバに投函し、
この極秘メールを受付けたメールサーバでは、その宛名
の示すユーザが、極秘メールの受信者として予め登録リ
ストに登録されている場合に限り、同登録リストに登録
されているそのユーザに固有のパスワードを付加して、
このパスワードとメール中のメール本文とが暗号化され
た極秘メールを宛先に配送し、この極秘メールの配送先
で同メールが受理された後、同メールの画面表示が要求
された際には、外部からのパスワード入力を要求し、入
力されたパスワードが同メール中のパスワードに一致し
た場合だけ、同メール中のメール本文の復号化された内
容を表示する構成としたので、極秘内容のメールに対し
て安全且つ確実なメール運用が図れ、セキュリティ機能
が向上する。
【0048】また、この発明によれば、表示された極秘
メールの内容の文字列を対象とする各種操作並びに印刷
と、同メールの任意のファイルへの保存とを禁止するこ
とにより、第3者への漏洩を一層確実に防止できる。
メールの内容の文字列を対象とする各種操作並びに印刷
と、同メールの任意のファイルへの保存とを禁止するこ
とにより、第3者への漏洩を一層確実に防止できる。
【図1】この発明の一実施例に係る電子メールシステム
のブロック構成図。
のブロック構成図。
【図2】図1のシステムで適用される極秘メールの形式
を示す図。
を示す図。
【図3】図1中のメールサーバ1およびワークステーシ
ョン2-1〜2-nの内部の機能構成を示すブロック図。
ョン2-1〜2-nの内部の機能構成を示すブロック図。
【図4】ワークステーション2-1による電子メール投函
時の処理手順を示すフローチャート。
時の処理手順を示すフローチャート。
【図5】メールサーバ1による電子メール受付時の処理
手順を示すフローチャート。
手順を示すフローチャート。
【図6】ワークステーション2-nによる電子メール受理
時の処理手順を示すフローチャート。
時の処理手順を示すフローチャート。
【図7】ワークステーション2-1からワークステーショ
ン2-nへ極秘メールを送る場合の動作を説明するための
図。
ン2-nへ極秘メールを送る場合の動作を説明するための
図。
1…メールサーバ(第2の処理機器)、2-1〜2-n…ワ
ークステーション(第1の処理機器)、3…ネットワー
ク、4…極秘メール受信許可登録リスト、11…受付
部、12,22,26…極秘メール判別部、13…極秘
メール配送部、21…メール作成部、23…極秘メール
投函部、24…受理部、25…メール表示受付部、27
…極秘メール表示部、131,271…復号化部、13
2…登録リスト参照部、133…配送可否判別部、13
4…パスワード付加部、135,231…暗号化部、2
72…パスワード入力要求部、273…パスワード照合
部。
ークステーション(第1の処理機器)、3…ネットワー
ク、4…極秘メール受信許可登録リスト、11…受付
部、12,22,26…極秘メール判別部、13…極秘
メール配送部、21…メール作成部、23…極秘メール
投函部、24…受理部、25…メール表示受付部、27
…極秘メール表示部、131,271…復号化部、13
2…登録リスト参照部、133…配送可否判別部、13
4…パスワード付加部、135,231…暗号化部、2
72…パスワード入力要求部、273…パスワード照合
部。
Claims (2)
- 【請求項1】 電子メールの投函および受理を司る電子
メール投函・受理機能を有する複数の第1の処理機器
と、前記第1の処理機器から投函された電子メールの受
付および配送を司る電子メール受付・配送機能を有する
第2の処理機器とを備えた電子メールシステムにおい
て、 前記第1の処理機器から極秘メールであることを示す極
秘メール識別子が付加された電子メールを投函する際に
は、同メール中のメール本文を暗号化した後、同メール
を極秘メールとして投函する極秘メール投函手段と、 前記極秘メールが受信可能なユーザのユーザ名とそのユ
ーザに固有のパスワードが登録された登録リストと、 前記極秘メール投函手段により投函された前記極秘メー
ルが前記第2の処理機器にて受付けられた際に前記登録
リストを参照し、同メールの宛名に一致するユーザ名が
登録されている場合だけ、そのユーザ名に固有の前記パ
スワードを前記登録リストから取り出して同メールに付
加し、このパスワードと同メール中の前記メール本文が
暗号化された極秘メールを、前記第2の処理機器から宛
先の前記第1の処理機器に配送する極秘メール配送手段
と、 前記極秘メール配送手段により配送されて前記第1の処
理機器で受理された前記極秘メールの画面表示が要求さ
れた場合に、外部からのパスワード入力を要求し、この
要求に応じて入力されたパスワードが同メール中の前記
パスワードに一致した場合だけ、同メール中の前記メー
ル本文の復号化された内容を表示する極秘メール表示手
段とを具備することを特徴とする電子メールシステム。 - 【請求項2】 前記極秘メール表示手段は、表示された
前記極秘メールの内容の文字列を対象とする各種操作並
びに印刷と、同メールの任意のファイルへの保存とを禁
止することを特徴とする請求項1記載の電子メールシス
テム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5057124A JPH06276221A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 極秘メール機能を持つ電子メールシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5057124A JPH06276221A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 極秘メール機能を持つ電子メールシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06276221A true JPH06276221A (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=13046817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5057124A Pending JPH06276221A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 極秘メール機能を持つ電子メールシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06276221A (ja) |
Cited By (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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