JPH0621968A - 電子メールシステム - Google Patents

電子メールシステム

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Publication number
JPH0621968A
JPH0621968A JP4177010A JP17701092A JPH0621968A JP H0621968 A JPH0621968 A JP H0621968A JP 4177010 A JP4177010 A JP 4177010A JP 17701092 A JP17701092 A JP 17701092A JP H0621968 A JPH0621968 A JP H0621968A
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JP
Japan
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electronic mail
address
user
mail system
sub
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Pending
Application number
JP4177010A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Tanaka
功一 田中
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0621968A publication Critical patent/JPH0621968A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率よく利用できる電子メールシステムを得
る。 【構成】 入力装置12から入力されるユーザ名9とパ
スワード10を得て、メールの発信されたサブ電子メー
ルシステムのドメイン名6とユーザ名9をもとにして、
制御装置4は、発信者アドレスを作成する。次に、アド
レス利用部16がアドレス認識部14に、ユーザ名9を
キーとしてアドレス対応リスト部15に発信者アドレス
17が登録されているかどうかを問い合わせ、登録され
ていると、アドレス認識部14は、発信者アドレス17
をアドレス利用部16へ返す。アドレス利用部16は、
作成された発信者アドレスを発信者アドレス17に書き
換える。これにより、送信装置2から電子メールの送信
が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子メールシステム
上で送受信される電子メールを、一括して管理可能な電
子メールシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の電子メールシステム示
す図である。説明中では、通信路を使用して電子メール
を送受信する電子メールシステムをサブ電子メールシス
テムと呼び、通信路を用いてサブ電子メールシステムを
複数接続するものを電子メールシステム呼ぶ。図12
は、複数のサブ電子メールシステムを接続する電子メー
ルシステムのうちの、個々の電子メールシステムの構成
図である。図において1は通信路で、他の電子メールシ
ステムと本システムを接続するために使用される。2は
電子メールを送信する送信装置、3は電子メールを受信
する受信装置である。4は本電子メールシステムを制御
する制御装置、5は受信装置3で受信された本電子メー
ルシステム宛の電子メールを蓄える蓄積装置である。6
は、本電子メールシステムを認識するために付けられた
ドメイン名であり、通常、個々の各サブ電子メールシス
テム毎にユニークな名前を付ける。7は電子メールを他
の電子メールシステムへ転送する場合に用いられる転送
先リスト、8はユーザ毎の電子メールの転送先を示す転
送先アドレスaである。9は、電子メールシステムを利
用する際にユーザを識別するために用いられるユーザ
名、10はパスワードであり、ユーザ認証リスト11内
に格納されている。また、12はユーザ名9とパスワー
ド10および電子メール自体を入力する入力装置、13
は受信された電子メールの内容を表示するために用いら
れる出力装置である。
【0003】図12では、電子メールの送信および受
信、転送が可能になっている。電子メールの発信の場
合、入力装置12により入力されたユーザ名9とパスワ
ード10が一組となり、制御装置4によってユーザ認証
リスト11のユーザ名9とパスワード10と比較され、
これと一致すれば本サブ電子メールシステムの利用が許
可される。許可された場合、ユーザは入力装置12から
電子メールの内容と宛先を入力する。制御装置4は入力
された宛先と内容に加え、本電子メールシステムのドメ
イン名6とユーザ名9から作成した発信者アドレスを電
子メールに付加する。この作業の後、送信装置2が通信
路1を用いて、電子メールを宛先である別のサブ電子メ
ールシステムに送信する。
【0004】電子メール受信の場合、通信路1及び受信
装置3を経て受けとられた電子メールは、制御装置4が
受け取った宛先とドメイン名6を比較し、本電子メール
システム宛のメールか否かを判断する。本メールシステ
ム宛のメールである場合は、ユーザ認証リスト11に登
録されているユーザ名9宛か否かが判断される。ユーザ
名9がユーザ認証リスト11に登録されていないか、あ
るいは本電子メールシステム宛でない電子メールは、制
御装置4と送信装置2によって適当な電子メールシステ
ムに配送される。この機能は複数のサブ電子メールシス
テムを利用している場合、電子メールの蓄積場所を一サ
ブ電子メールシステムに限定するために用いられる。ユ
ーザ名9がユーザ認証リスト11に登録されている場合
で、さらに転送先リスト7に転送先アドレスa8が記述
されている場合は、制御装置4および送信装置2によっ
て転送先アドレスa8に示される他のサブ電子メールシ
ステムへ転送が行われる。このとき、転送先リスト7に
なにも指定が無い場合は、本サブ電子メールシステムの
蓄積装置5に電子メールが蓄積される。
【0005】また、本サブ電子メールシステムのユーザ
は、蓄積装置5に蓄えられらた電子メールを出力装置1
3を通して見ることが可能である。ここでは、一人のユ
ーザに対する電子メールの送受信についてしか述べてい
ないが、一つの電子メールシステムで複数人のユーザが
電子メールを送受信していても同様である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子メールシス
テムは上記のように構成されているため、同様な形式を
持つ電子メールシステムを社内等の組織で利用している
場合、特定の個人を指し示す発信者の情報が、電子メー
ルを発信する個々のサブ電子メールシステム毎に異なっ
てしまう。それにより、受信者が電子メールを受け取っ
たときに、発信者の居所を一ヶ所に限定できず、混乱す
るといった問題があった。
【0007】さらに、特定の個人が複数の電子メールシ
ステムを利用している場合、発信者の情報がサブ電子メ
ールシステム毎に違うため、複数のサブ電子メールシス
テムに特定の個人に対する返信電子メールが届けられる
という無駄があった。この問題を解決するために、従来
は、電子メールの蓄積場所を一サブ電子メールシステム
に限定する方法として、利用しているサブ電子メールシ
ステム毎に、他のサブ電子メールシステムへ電子メール
を転送可能な転送先リスト7および転送先アドレスa8
の設定をおこなっていた。しかし、接続されている複数
のサブ電子メールシステムにおいて、個々のサブ電子メ
ールシステム間での転送先リストや転送先アドレスの設
定の矛盾が生じると、電子メール自体が届かなくなる。
あるいは、所属部署の変更等によって利用するサブ電子
メールシステムが変わった場合、ユーザの発信者情報が
変更されると、個々のサブ電子メールシステムの全てに
おいて、発信者のアドレスを変更する必要があり、作業
負荷が大きいという問題があった。
【0008】さらに、ユーザが利用している他のサブ電
子メールシステムからの電子メールの転送は、ユーザ自
身が自ら転送元のサブ電子メールシステムを操作するこ
とによってなさなければならないので、不便であるとい
う問題があった。
【0009】また、任意のユーザが複数のサブ電子メー
ルシステムを利用しようと思った場合には、それぞれの
サブ電子メールシステム毎に存在するユーザ認証リスト
11に、利用許可を有するためのユーザ名9、およびパ
スワード10の登録を必要とした。しかし、この登録作
業はシステム管理者が行うため、ユーザが利用できるよ
うになるまでは所定の手続きが必要であり、時間がかか
るという問題があった。
【0010】そして、複数のサブ電子メールシステムを
使用する場合に、サブ電子メールシステム毎に、ユーザ
のシステム利用許可のユーザ名が異なり、電子メールシ
ステム全体で統一が取れなくなるという問題があった。
【0011】この発明は、電子メールシステムの利用に
際して、効率よく利用できる電子メールシステムを得る
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明による電子メー
ルシステムは、電子メールの発信者のID情報、あるい
は、宛先のID情報と、それに対応する発信者アドレ
ス、あるいは宛先アドレスを有するアドレス対応リスト
部を設け、電子メールの発信者や宛先のID情報に対応
するアドレスが、アドレス対応リスト部に存在するかど
うかを調べるアドレス認識部を設ける。更に、電子メー
ルシステムを構成する個々のサブ電子メールシステムに
おいては、電子メールを送受信するときに、発信者や宛
先のID情報を入力し、アドレス認識部へ送出する入力
装置を設け、アドレス認識部の認識に従い、アドレス対
応リスト部にアドレスが存在すれば、入力装置から入力
される発信者のID情報、あるいは宛先のID情報をア
ドレス対応リスト部が有する発信者や宛先のアドレスに
書き換えるアドレス利用部を設けたものである。
【0013】また、この発明による電子メールシステム
は、特定の利用者を認識するユーザ名を保持する利用者
リスト部を設け、利用者がシステムの何処からでも電子
メールを送るときに、その利用者のユーザ名が利用者リ
スト部に存在するかどうかを調べる利用者認識部を設け
る。さらに、個々のサブ電子メールシステムにおいて
は、電子メールシステムを利用するときに、利用者識別
名を入力し、利用者認識部へ送出する入力装置を設け、
また、利用者認識部の認識により、利用者識別名が利用
者リスト部に存在すれば、電子メールシステムを利用可
能であると判断する利用許可認証部を設けたものであ
る。
【0014】
【作用】本発明に係る電子メールシステムは、アドレス
対応リスト部に発信者のID情報と、宛先のID情報の
それぞれに対応する発信者アドレス、宛先アドレスを保
持しており、アドレス認識部で、発信者のID情報や宛
先のID情報に対応する発信者アドレス、宛先アドレス
がアドレスリスト部に存在するかどうかを調べる。更
に、サブ電子メールシステムにおいては、入力装置によ
り電子メールと共に発信者のID情報や宛先のID情報
を入力し、アドレス認識部へ送出し、アドレス利用部
で、入力装置より入力された発信者、宛先のID情報に
対応するアドレス対応リスト部のアドレスが存在するか
どうかアドレス認識部で調べた結果、アドレス対応リス
ト部に、入力装置より入力された発信者、宛先のID情
報に対応するアドレス対応リスト部のアドレスが存在す
れば、発信者のID情報、宛先のID情報を発信者アド
レス、宛先アドレスに書き換えることにより、アドレス
対応リスト部内に記述された発信者アドレス、宛先アド
レスが電子メールシステムにおけるユニークなアドレス
になる。
【0015】また、本発明に係る電子メールシステム
は、利用者リスト部で利用者識別名に対応し、システム
でユニークとなるユーザ名を有し、利用者認識部で、利
用者識別名に対応するユーザ名が利用者リスト部に存在
するかどうかを調べる。更に、サブ電子メールシステム
においては、入力装置で、利用者識別名を入力し、利用
者認識部へ送出し、利用者認識部の認識により利用者認
識名に対応するユーザ名が利用者リスト部に存在した場
合には、利用許可認証部で、電子メールシステムの利用
の許可があるとすることで、利用者リスト部に記述され
たユーザ名が利用者の電子メールシステムにおけるユニ
ークな利用情報となる。
【0016】
【実施例】実施例1.請求項第1項記載の発明につい
て、図を用いて説明する。説明中では、複数の電子メー
ルシステムを通信路を用いて接続するシステムを電子メ
ールシステム、接続される個々のシステムをサブ電子メ
ールシステムとする。図1は、請求項第1項記載の発明
の実施例を示す図である。図において1は通信路、2は
電子メールを送信する送信装置、3は電子メールを受信
する受信装置である。4はサブ電子メールシステムを制
御する制御装置、5は受信装置3で受信された電子メー
ルを蓄える蓄積装置である。6はサブ電子メールシステ
ム毎にユニークなドメイン名であり、7は電子メールを
他のサブ電子メールシステムへ転送する場合に用いられ
る転送先リスト、8はユーザ毎の電子メールの転送先を
示す転送先アドレスaである。9は、サブ電子メールシ
ステムを利用する際にユーザを識別するために用いられ
るユーザ名、10はパスワードであり、ユーザ認証リス
ト11内に格納されている。また、12はユーザ名とパ
スワードおよび電子メール自体を入力する入力装置、1
3は受信された電子メールの内容を表示するために用い
られる出力装置である。15はアドレス対応リストであ
り、複数のユーザ名9と発信者アドレス17と転送先ア
ドレスb18から構成されている。16はアドレス利用
部であり、通信路1で接続されたアドレス認識部14に
ユーザ名9をキーとして発信者アドレス17を問い合わ
せる。また、14はアドレス認識部であり、通信路1に
よってアドレス利用部16と接続され、アドレス利用部
16からの発信者アドレス17の問い合わせに対して回
答する。なお、アドレス認識部14、アドレス対応リス
ト部15は、複数の電子メールシステムを接続している
電子メールシステムにおいて、サブ電子メールシステム
で共通に使用されるものであり、それぞれ1つづつ存在
するものである。
【0017】図2は、アドレス対応リスト部15を詳細
に示した図である。例えば、電子メールシステムの使用
時に、発信者としてユーザ名「abc」を入力すると、
それに対応する実際の電子メール送信に使用されるの
は、「abc@mailsys1」という発信者アドレ
スになる。
【0018】図3は、ユーザ認証リスト11を詳細に示
した図である。ユーザ認証リスト11は、複数のユーザ
名9とそれに対応するパスワード10の対から構成され
ている。
【0019】図4は、本実施例における電子メールシス
テムの電子メール送信手順を、制御装置4の動作につい
て示したフローチャートである。また、図5は、本実施
例におけるアドレス認識部14の動作手順について示し
たフローチャートである。
【0020】以下、まず、メール送信の場合について図
4を用いて説明する。ステップ41で、制御装置4がユ
ーザの電子メール送信要求を待ち、要求があれば、ステ
ップ42で、ユーザが入力装置12から入力されるユー
ザ名9とパスワード10を得る。次にステップ43で、
ステップ42で得たユーザ名9とパスワード10を、ユ
ーザ認証リスト11に記載されているものと比較する。
一致しない場合はステップ41に戻る。一致した場合、
ステップ44で入力装置12からメールの宛先とメール
の内容を得る。そしてステップ45で、メールの発信さ
れたサブ電子メールシステムのドメイン名6とユーザ名
9をもとにして、発信者アドレスを作成する。次にステ
ップ46では、アドレス利用部16がアドレス認識部1
4に対して、ユーザ名9をキーとしてアドレス対応リス
ト部15に発信者アドレス17の登録の有無を問い合わ
せる。もしも登録がされていなければステップ48へ進
む。アドレス対応リスト部15に発信者アドレス17が
登録されていると、ステップ47で、アドレス認識部1
4は、発信者アドレス17をアドレス利用部16へ返
す。そして、アドレス利用部16は、入力されたユーザ
名9とドメイン名6をもとにして、ステップ45で作成
された発信者アドレスを書き換える。ステップ48で
は、ステップ47により書き換えられた発信者アドレス
に基づき、送信装置2から電子メールの送信が行われ
る。この後は、ステップ41に戻る。
【0021】図5を用いてアドレス認識部14の動作に
ついて説明する。ステップ51で、通信路1から発信者
アドレス17変換の要求が到達するのを待つ。要求があ
ればステップ52で、アドレス利用部16から渡された
ユーザ名9に対応する発信者アドレス17が、アドレス
対応リスト部15に存在するかどうかを認識する。もし
ユーザ名9に対応する発信者アドレス17がアドレス対
応リスト部15に登録されていれば、ステップ53で、
発信者アドレス17をアドレス利用部16に通信路1を
通して通知する。発信者アドレス17がアドレス対応リ
スト部15に登録されていなければ、ステップ54で、
登録が無かったことをアドレス利用部16に通知する。
【0022】次に、メール受信の場合について述べる。
前述のように構成された電子メールシステムにおいて、
通信路1から電子メールを受信すると、電子メール内に
記述された宛先が、本サブ電子メールシステム宛の場
合、アドレス利用部16は、アドレス認識部14に問い
合わせを行い、アドレス対応リスト部15に宛先のユー
ザ名9に対応する転送先アドレスb18があるかどうか
調べる。もし、ユーザ名に対応する転送先アドレスb1
8があれば、受信した電子メールを転送先アドレスb1
8が示す他のサブ電子メールシステムに転送を行う。
【0023】図6に、本実施例の電子メールシステムの
電子メール受信手順を示したフローチャートを示す。ま
た、図7は、本実施例を実現するため拡張されたアドレ
ス認識部14の動作手順について示したフローチャート
である。
【0024】図6を用いて、電子メール受信の場合につ
いて説明する。ステップ61で、制御装置4は電子メー
ルが通信路1および受信装置3から受信されるまで待機
する。電子メールが受信された場合、ステップ62で、
受信された電子メールから宛先の情報を取り出す。ステ
ップ63で、ステップ62により取り出した宛先の情報
のドメイン名6を調べて、本サブ電子メールシステム宛
のメールか否かを判断する。もし本サブ電子メールシス
テム宛のメールの場合には、ステップ65で、受信した
電子メールの宛先の情報からユーザ名9を取り出し、そ
れとユーザ認証リスト11に登録されているユーザ名9
をステップ66で比較する。本サブ電子メールシステム
宛のメールではない場合には、ステップ64で、送信装
置2を通して、目的とする他のザブ電子メールシステム
へ電子メールを転送する。ステップ66で比較した結
果、登録されていないユーザ名9であれば、ステップ6
7で送信装置2を通してメールの発信者にその旨が通知
される。登録されているユーザ名9の場合は、ステップ
68で、アドレス利用部16がユーザ名9をアドレス認
識部14に渡し、アドレス対応リスト部15にユーザ名
9に対応する転送先アドレスb18があるかどうかを問
い合わせる。問い合わせの結果、転送先アドレスb18
がアドレス対応リスト部15に登録されていれば、ステ
ップ69で、アドレス認識部14により返された転送先
アドレスb18に基づき、アドレス利用部16で電子メ
ールの宛先を転送先アドレスb18の内容に書き換え
る。さらに、ステップ610で送信装置2から電子メー
ルを他のサブ電子メールシステムに転送し、ステップ6
1に戻る。アドレス対応リスト部15にユーザ名9に対
応する転送先アドレスb18がない場合は、ステップ6
11では、該当ユーザに対応した転送先アドレスb18
が転送先リスト7に登録されているか否かを確認する。
登録されていた場合は、ステップ612で転送先アドレ
スb18に従い送信装置2から電子メールを該当のサブ
電子メールシステムへ転送し、そうでなければステップ
613で受信した電子メールを本サブ電子メールシステ
ムの蓄積装置5に格納する。
【0025】図7を用いてアドレス認識部14の動作に
ついて説明する。ステップ71では、通信路1から発信
者アドレス17を変換する要求が到達するのを待つ。要
求があれば、ステップ72で、アドレス利用部16から
渡されたユーザ名9に対応する転送先アドレスb18の
存在を確認する。もしユーザ名9に対応する転送先アド
レスb18が登録されていなければ、ステップ74で登
録が無かったことをアドレス利用部16に通知する。転
送先アドレスb18が登録されていれば、ステップ73
で、転送先アドレスb18を通信路1を通してアドレス
利用部16に通知する。
【0026】実施例2.実施例1では、アドレス利用部
は個々のサブ電子メールシステム毎に設けられ、アドレ
ス認識部は電子メールシステムにおいて一つ存在する場
合を説明したが、一つの電子メールシステム内に、アド
レス利用部も一つのみ存在するようにして、複数のサブ
電子メールシステムからアドレス利用部に対するアクセ
スにより、発信者および宛先アドレスを書き換えるもの
としてもよい。
【0027】実施例3.実施例1では、アドレス利用部
は、アドレス対応リスト部に発信者および宛先アドレス
が登録されており、これを利用してアドレスの書き換え
をしたが、例えば、アドレス利用部は、単に登録されて
いる情報を利用するだけでなく、入力装置からのアドレ
ス書換えの指示により、アドレス対応リスト部を変更で
きる機能を有してもよい。
【0028】実施例4.実施例1では、アドレス対応リ
スト部の構成を図2に示すような構成としたが、アドレ
ス対応リスト部は必要な機能を有してさえいれば、特に
構成はこれに限らない。また、発信者アドレスと転送先
アドレスbは、対として管理されている例を示したが、
例えば、これらは別々に管理されるものでもよい。
【0029】実施例5.実施例1では、アドレス利用部
は単独の機能として説明したが、例えば、制御装置など
の他の機能に含まれるものであってもよい。
【0030】実施例6.請求項第2項記載の発明につい
て、図を用いて説明する。図8は、請求項第2項記載の
発明における構成を表す図である。図において1は通信
路、2は電子メールを送信する送信装置、3は電子メー
ルを受信する受信装置である。4は本サブ電子メールシ
ステムを制御する制御装置、5は受信装置3で受信され
た電子メールを蓄える蓄積装置である。6は各サブ電子
メールシステム毎にユニークなドメイン名であり、7は
電子メールを他のサブ電子メールシステムへ転送する場
合に用いられる転送先リスト、8はユーザ毎の電子メー
ルの転送先を示す転送先アドレスaである。9は、サブ
電子メールシステムを利用する際にユーザを識別するた
めに用いられるユーザ名、10はバスワードであり、ユ
ーザ認証リスト11内に格納されている。また、12は
ユーザ名とパスワードおよび電子メール自体を入力する
入力装置、13は受信された電子メールの内容を表示す
るために用いられる出力装置である。19は個々のサブ
電子メールシステムに存在する利用許可認証部であり、
本電子メールシステムをユーザが利用する際、その利用
可否を判断するための問い合わせを利用者認識部20に
行う機能を有し、入力装置12から入力された利用者情
報を書き換える。21は利用者リスト部であり、複数の
利用者識別名23とユーザ名9とパスワード10から構
成されている。20は利用者認識部であり、通信路1に
よって利用許可認証部19と接続され、認証装置19か
らの問い合わせに対して、利用者リスト部21に従って
判定結果を回答する機能を有する。なお、利用者認識部
20、利用者リスト部21は、複数のサブ電子メールシ
ステムを接続している電子メールシステムにおいてユニ
ークであり、利用者認識部20、利用者リスト部21
は、それぞれ1つづつ存在するものである。
【0031】前述のように構成された電子メールシステ
ムおいて、電子メールシステムの利用時に、制御装置4
が入力装置12から利用申請用ユーザ名と利用者識別名
23を受け取った場合、利用者認識部20が利用者リス
ト部21を調べ、システム利用の可否を利用許可認証部
19へ送る。利用が可能な場合は、制御装置4が利用許
可認証部19より受け取った利用者リスト部21のユー
ザ名9を、ユーザ認証リスト11にユーザ名9を登録
し、本電子メールシステムの利用を可能とする。
【0032】図9に、本実施例の利用者リスト部21の
詳細を示す。例えば、電子メールシステムの利用時に、
利用者が任意のサブ電子メールシステムから、利用申請
用ユーザ名と利用者識別名を入力した場合、利用者識別
名23が「1234567」であったときは、それに対
応するユーザ名9「abc」が全電子メールシステム利
用時の実際のユーザ名とされる。さらに、パスワード1
0「COMPO1」が情報として付加される。
【0033】図10に本実施例の電子メールシステムの
電子メールユーザの認証の手順を示したフローチャート
を示す。
【0034】図10を用いて、電子メールシステムの電
子メールユーザの認証の手順について説明する。ステッ
プ101では、制御装置4が利用申請用ユーザ名と利用
者識別名23を入力装置12から得るまで待機してい
る。利用申請用ユーザ名と利用者識別名23を受信する
と、ステップ102で、利用許可認証部19が通信路1
によって接続された利用者認識部20に、利用申請用ユ
ーザ名と利用者識別名23を渡し、この利用者識別名2
3が本電子メールシステムにおいて利用可能かを確認す
る。利用者認識部20は、利用可能かを確認し、もし利
用可能であれば、ステップ103で、入力された利用者
識別名に対応するユーザ名9とパスワード10の対を利
用許可認証部19へ送る。利用許可認証部19は、送ら
れたユーザ名9とパスワード10の対を制御装置4を通
してユーザ認証リスト11に追加し、本サブ電子メール
システムで電子メールに関する作業を可能とする。
【0035】図11は、本実施例の利用者認識部20の
動作手順について示したフローチャートである。
【0036】図11を用いて利用者認識部20の動作に
ついて説明する。ステップ111では、通信路1から利
用許可認証部19の送信した利用者識別名23が到達す
るのを待つ。要求があれば、ステップ112で、利用許
可認証部19から渡された利用者識別名23に対応する
ユーザ名9が、利用者リスト部21に存在するかどうか
を確認する。もし、利用者識別名23に対応するユーザ
名9が登録されていれば、ステップ113で、ユーザ名
9とパスワード10の対を通信路1を通して利用許可認
証部19に通知する。登録が無ければ、ステップ114
で、登録が無かったことを利用許可認証部19に通知す
る。
【0037】実施例7.実施例6では、利用許可認証部
が通信路を用いて利用者認識部と情報交換するように実
施したが、一つの電子メールシステム内で行うようにし
ても良い。利用許可認証部は個々のサブ電子メールシス
テム毎に設けられ、利用者認識部は電子メールシステム
において一つ存在する場合を説明したが、一つの電子メ
ールシステム内に、利用許可認証部も一つのみ存在する
ようにして、任意のサブ電子メールシステムからのアク
セスにより、利用者識別名に利用許可を与えるものであ
ってもよい。
【0038】実施例8.実施例6では、利用者リスト部
の構成を図9に示すような構成としたが、利用者リスト
部は必要な機能を有してさえいれば、特に構成はこれに
限らない。
【0039】実施例9.実施例6では、利用許可認証部
は単独の機能として説明したが、例えば、制御装置など
の他の機能に含まれるものであってもよい。
【0040】実施例10.実施例1〜5と実施例6〜9
は、別々の実施例として説明したが、これらは兼ね合わ
せた実施例としてもよい。
【0041】実施例11.実施例1〜10において、サ
ブ電子メールシステムでは、複数の端末装置を有するこ
とが可能である。
【0042】
【発明の効果】請求項第1項記載の発明は、以上説明し
たように構成されているので、アドレス対応リスト部に
従い、複数存在するサブ電子メールシステムから発信さ
れるメールの発信者アドレスを統一でき、また、メール
の宛先としては、複数存在するサブ電子メールシステム
のうちの一ヶ所に宛先アドレスを統一できる。これによ
り、電子メールの発信者、および宛先を一ヶ所に限定で
き、利用するサブ電子メールシステムを意識することな
く、電子メールシステムを効率よくシステムを利用でき
る。
【0043】また、受信装置がアドレス対応リスト部の
転送先アドレスbに従って電子メールを転送するため、
複数のサブ電子メールシステムを利用しているユーザ
が、電子メールを特定のサブ電子メールシステムの蓄積
装置に転送するための転送先リストを設定する必要が無
くなる。
【0044】また、請求項第2項記載の発明は、以上説
明したように構成されているので、利用許可認証部およ
び利用者認識部が利用者リスト部に従い、複数のサブ電
子メールシステムでの利用者の利用許可の認証を一括し
て行う。これにより、電子メールユーザが複数のサブ電
子メールシステムを使用する場合にも個々のサブ電子メ
ールシステムを意識することなく、電子メールシステム
を効率よくシステムを利用できる。
【0045】また、電子メールシステムを利用する場
合、サブ電子メールシステムの利用許可認証部が利用者
認識部と通信することによってユーザの利用許可の認証
を行うくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の電子メールシステムを表す
構成図である。
【図2】本発明の実施例1で用いたアドレス対応リスト
部の詳細を示す構成図である。
【図3】本発明の実施例1で用いたユーザ認証リスト詳
細を示す構成図である。
【図4】本発明の実施例1における電子メール送信時の
制御装置の処理の手順のフローチャートを示す図であ
る。
【図5】本発明の実施例1における電子メール送信時の
アドレス認識部の処理の手順のフローチャートを示す図
である。
【図6】本発明の実施例1における電子メール受信時の
制御装置の処理の手順のフローチャートを示す図であ
る。
【図7】本発明の実施例1における電子メール受信時の
アドレス認識部の処理の手順のフローチャートを示す図
である。
【図8】本発明の実施例6の電子メールシステムを表す
構成図である。
【図9】本発明の実施例6のの利用者リスト部の詳細図
である。
【図10】本発明の実施例6における制御装置の処理の
手順のフローチャートを示す図である。
【図11】本発明の実施例6における利用者認識部の処
理の手順のフローチャートを示す図である。
【図12】従来の電子メールシステムを示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 通信路 2 送信装置 3 受信装置 4 制御装置 5 蓄積装置 6 ドメイン名 7 転送先リスト 8 転送先アドレスa 9 ユーザ名 10 パスワード 11 ユーザ認証リスト 12 入力装置 13 出力装置 14 アドレス認識部 15 アドレス対応リスト 16 アドレス利用部 17 発信者アドレス 18 転送先アドレスb 19 利用許可認証部 20 利用者認識部 21 利用者リスト部 23 利用者識別名

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信路を使用して電子メールを送受信す
    る電子メールシステムをサブ電子メールシステムとし、
    通信路を用いてサブ電子メールシステムを複数接続する
    ような電子メールシステムにおいて、以下の要素を有す
    る電子メールシステム (a)電子メールの少なくとも送信側と、受信側とのい
    ずれか一方のID情報と、そのID情報に対応するアド
    レス情報を保持するアドレス対応リスト部、 (b)ID情報に対応するアドレス情報が、アドレス対
    応リスト部に存在するかどうかを確認するアドレス認識
    部、 (c)以下の要素を有するサブ電子メールシステム、 (c1)ID情報を入力し、アドレス認識部へ送出する
    入力装置、 (c2)アドレス認識部の認識の結果に従い、入力装置
    から入力されるID情報に対応するアドレス情報を利用
    するアドレス利用部。
  2. 【請求項2】 通信路を使用して電子メールを送受信す
    る電子メールシステムをサブ電子メールシステムとし、
    通信路を用いてサブ電子メールシステムを複数接続する
    ような電子メールシステムにおいて、以下の要素を有す
    る電子メールシステム (a)利用者を識別する利用者識別名に対応する所定の
    情報を有する利用者リスト部、 (b)利用者識別名に対応する所定の情報が、利用者リ
    スト部に存在するかどうかを認識する利用者認識部、 (c)以下の要素を有するサブ電子メールシステム、 (c1)利用者識別名を入力し、利用者認識部へ送出す
    る入力装置、 (c2)利用者認識部の認識の結果に従い、入力装置か
    ら入力される利用者識別名を使用して電子メールシステ
    ムを利用可能かどうかを判断する利用許可認証部。
JP4177010A 1992-07-03 1992-07-03 電子メールシステム Pending JPH0621968A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100393627B1 (ko) * 2001-09-28 2003-08-02 삼성전자주식회사 통신 단말기에서의 이메일 전송 방법
US7245393B2 (en) 1996-04-04 2007-07-17 Panasonic Communications Co., Ltd. Facsimile machine and communication result notifying method

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