JPH11288402A - インターネット端末システム - Google Patents

インターネット端末システム

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JPH11288402A
JPH11288402A JP10088939A JP8893998A JPH11288402A JP H11288402 A JPH11288402 A JP H11288402A JP 10088939 A JP10088939 A JP 10088939A JP 8893998 A JP8893998 A JP 8893998A JP H11288402 A JPH11288402 A JP H11288402A
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unit
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JP10088939A
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English (en)
Inventor
Takayuki Matsunaga
高幸 松永
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの端末装置を複数の利用者が共用する場
合であっても、複数の各利用者毎に適合したサービス利
用環境を提供することができるインターネット端末シス
テムを提供することを課題とする。 【解決手段】 親機装置3と、複数の子機装置5,6,
7,…のうちのいずれか1つの発信元子機装置との間
で、利用者識別情報、利用者識別情報の照合結果、及び
設定情報を含む各種データを適時に交換しながら、発信
元子機装置が各種情報サービスの正当な利用権を保有し
ているか否かの認証を行い、この認証の結果、発信元子
機装置が正当な利用権を保有していれば、発信元子機装
置からの設定情報の受信入力を許可することで、発信元
子機装置から送信された設定情報を記憶し、記憶された
設定情報を、各種情報サービスのうち該当する情報サー
ビスの利用時に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、インター
ネットを介して提供されるホームページ検索閲覧サービ
ス、又は電子メール配信サービスを含む各種情報サービ
スを利用する際に用いられるインターネット端末システ
ムに係り、特に、1つの端末装置を複数の利用者が共用
する場合であっても、複数の各利用者毎に適合したサー
ビス利用環境を提供することができるインターネット端
末システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平9−18952
号公報に示されているように、移動体通信用端末機器
(以下、単に「移動端末」と言う。)の使用開始前に、
自己を特定するための電話番号等の固有情報を、移動端
末に初期登録設定するICカードを用いた初期登録設定
方式が知られている。
【0003】この初期登録設定方式は、メモリを有する
ICカードと、ICカードが装着されるスロット及びI
Cカードに固有情報を手入力する際に用いられるICカ
ード手入力モードを含む移動端末とを備えて構成され、
移動端末のキーパッドによりICカード手入力モードに
設定した後に、キーパッドにより固有情報を入力し、I
Cカード手入力モードの終了後に、入力した固有情報
を、ICカード及び移動端末のメモリに保存させるもの
である。
【0004】上記初期登録設定方式によれば、移動端末
の使用開始前に、移動端末のキーパッドを用いて直接手
入力された固有情報を、ICカード及び移動端末のメモ
リに保存させることにより、簡易かつ迅速な移動端末の
初期登録設定を実現することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の初期登録設定方式にあっては、1つの移動端末
に対して特定の固有情報を一対一で入力する方式となっ
ていたために、例えば、1つの移動端末を複数の利用者
が共用したいと言う要望が生じた場合には、この要望を
満足することはできないという解決すべき課題があっ
た。
【0006】そこで、1つの端末装置を複数の利用者が
共用する場合であっても、複数の各利用者毎に適合した
サービス利用環境を提供する提供し得る新規な技術の開
発が関係者の間で待望されていた。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、1つの端末装置を複数の利用者が共用
する場合であっても、複数の各利用者毎に適合したサー
ビス利用環境を提供することができるインターネット端
末システムを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、インターネットを介して提供さ
れる各種情報サービスを利用する際に用いられ、親機装
置と、当該親機装置との間で各々がデータ通信を行う複
数の子機装置とを含んで構成されるインターネット端末
システムであって、前記親機装置は、複数の各利用者毎
に固有となる如く設定された複数の利用者識別情報をそ
れぞれ記憶する親機識別情報記憶手段と、前記複数の子
機装置のうち、いずれか1つの発信元子機装置から受信
した利用者識別情報と、前記親機識別情報記憶手段に記
憶された複数の利用者識別情報とを照合し、当該照合の
結果、両利用者識別情報が一致したとき、前記発信元子
機装置は前記各種情報サービスの正当な利用権を保有し
ているとみなして、当該発信元子機装置から送信され
る、前記各種情報サービスの利用時に設定されるべき設
定情報の受信入力を許可する認証手段と、当該認証手段
で受信入力が許可された前記発信元子機装置から送信さ
れる前記設定情報を記憶する親機設定情報記憶手段と、
当該親機設定情報記憶手段に記憶された設定情報を、前
記各種情報サービスのうち該当する情報サービスの利用
時に設定する設定情報設定手段と、前記発信元子機装置
から送信される、前記利用者識別情報、又は前記設定情
報を受信する一方、前記認証手段で得られた照合結果、
又は前記親機設定情報記憶手段に記憶された設定情報
を、前記発信元子機装置宛に返信する親機通信手段と、
を備えて構成される一方、前記複数の子機装置の各々
は、各自に割当て設定された利用者識別情報を記憶する
子機識別情報記憶手段と、前記親機装置側から返信され
た設定情報を記憶する子機設定情報記憶手段と、前記設
定情報の変更を操作入力する際に用いられる設定情報入
力手段と、前記子機識別情報記憶手段に記憶された利用
者識別情報、前記子機設定情報記憶手段に記憶された設
定情報、又は前記設定情報入力手段を用いて変更された
設定情報を送信する一方、前記親機装置側から返信され
る、前記認証手段で得られた照合結果、又は前記親機設
定情報記憶手段に記憶された設定情報を受信する子機通
信手段と、を備えて構成されることを要旨とする。
【0009】請求項1の発明によれば、親機装置と、複
数の子機装置のうちのいずれか1つの発信元子機装置と
の間で、利用者識別情報、利用者識別情報の照合結果、
及び設定情報を含む各種データを適時に交換しながら、
発信元子機装置が各種情報サービスの正当な利用権を保
有しているか否かの認証を行い、この認証の結果、発信
元子機装置が正当な利用権を保有していれば、発信元子
機装置からの設定情報の受信入力を許可することで、発
信元子機装置から送信された設定情報を記憶し、記憶さ
れた設定情報を、各種情報サービスのうち該当する情報
サービスの利用時に設定するようにしたので、1つの親
機装置を複数の利用者が共用する場合であっても、複数
の各利用者毎に適合したサービス利用環境を提供可能な
インターネット端末システムを得ることができる。
【0010】しかも、請求項1の発明によれば、認証手
段における利用者識別情報の照合結果を参照して、発信
元子機装置が各種情報サービスの正当な利用権を保有し
ているか否かの認証を行い、この認証の結果、発信元子
機装置が正当な利用権を保有していれば、発信元子機装
置からの設定情報の受信入力を許可するようにしたの
で、正当な利用権を保有していない発信元子機装置を用
いた各種情報サービスの利用を排除することができる。
【0011】そして、請求項1の発明によれば、親機設
定情報記憶手段に記憶された設定情報は、発信元子機装
置の子機設定情報記憶手段宛に返信されるので、親機装
置と発信元子機装置との設定情報に係る記憶内容を同期
化することができる。
【0012】また、請求項2の発明は、前記親機装置
と、前記複数の子機装置との各間で行われるデータ通信
は、赤外線を情報媒体とする赤外線データ通信であるこ
とを要旨とする。
【0013】請求項2の発明によれば、親機装置と、複
数の子機装置との各間で行われるデータ通信は、赤外線
を情報媒体とする赤外線データ通信が採用される。
【0014】さらに、請求項3の発明は、前記利用者識
別情報は、文字、数字、若しくは記号又はこれらの結合
を含む符号の形態で表現されることを要旨とする。
【0015】請求項3の発明によれば、利用者識別情報
は、文字、数字、若しくは記号又はこれらの結合を含む
符号の形態で表現される。
【0016】さらにまた、請求項4の発明は、前記各種
情報サービスは、ホームページ検索閲覧サービス、又は
電子メール配信サービスを含むことを要旨とする。
【0017】請求項4の発明によれば、各種情報サービ
スは、ホームページ検索閲覧サービス、又は電子メール
配信サービスを含むものとされる。
【0018】しかも、請求項5の発明は、前記子機装置
としては、携帯情報端末装置が用いられることを要旨と
する。
【0019】請求項5の発明によれば、子機装置として
は、携帯情報端末装置を採用することができる。
【0020】しかして、請求項6の発明は、インターネ
ットを介して提供される各種情報サービスを利用する際
に用いられ、親機装置と、当該親機装置との間でデータ
通信を行う子機装置とを含んで構成されるインターネッ
ト端末システムであって、前記親機装置は、複数の各利
用者毎に固有となる如く設定された複数の利用者識別情
報をそれぞれ記憶する親機識別情報記憶手段と、前記子
機装置から受信した利用者識別情報と、前記親機識別情
報記憶手段に記憶された複数の利用者識別情報とを照合
し、当該照合の結果、両利用者識別情報が一致したと
き、前記子機装置から受信した利用者識別情報は前記各
種情報サービスの正当な利用権を保有しているとみなし
て、当該子機装置から送信される、前記各種情報サービ
スの利用時に設定されるべき設定情報の受信入力を許可
する認証手段と、当該認証手段で受信入力が許可された
前記子機装置から送信される設定情報に対し、各自が相
互に識別可能となる登録識別情報を付与するとともに、
当該登録識別情報が付与された設定情報を記憶する設定
情報記憶手段と、当該設定情報記憶手段に記憶された設
定情報のうち、前記子機装置から送信される登録識別情
報に対応する設定情報を、前記各種情報サービスのうち
該当する情報サービスの利用時に設定する設定情報設定
手段と、前記子機装置から送信される、前記利用者識別
情報、前記設定情報、又は前記登録識別情報を受信する
一方、前記認証手段で得られた照合結果、又は前記設定
情報記憶手段で設定情報に対して付与された登録識別情
報を、前記子機装置宛に返信する親機通信手段と、を備
えて構成される一方、前記子機装置は、各自に割当て設
定された利用者識別情報を操作入力する際に用いられる
識別情報操作入力手段と、前記設定情報を操作入力する
か、又は前記登録識別情報を操作入力する際に用いられ
る設定情報操作入力手段と、前記識別情報操作入力手段
を用いて操作入力された利用者識別情報、前記設定情報
操作入力手段を用いて操作入力された設定情報、又は前
記設定情報操作入力手段を用いて操作入力された登録識
別情報を送信する一方、前記親機装置側から返信され
る、前記認証手段で得られた照合結果、又は前記設定情
報記憶手段で設定情報に対して付与された登録識別情報
を受信する子機通信手段と、を備えて構成されることを
要旨とする。
【0021】請求項6の発明によれば、親機装置と子機
装置との間で、利用者識別情報、利用者識別情報の照合
結果、設定情報、及び登録識別情報を含む各種データを
適時に交換しながら、子機装置から受信した利用者識別
情報が各種情報サービスの正当な利用権を保有している
か否かの認証を行い、この認証の結果、子機装置から受
信した利用者識別情報が正当な利用権を保有していれ
ば、子機装置からの設定情報の受信入力を許可すること
で、子機装置から送信された設定情報に対し、各自が相
互に識別可能となる登録識別情報を付与するとともに、
登録識別情報が付与された設定情報を記憶し、記憶され
た設定情報のうち、子機装置から送信された登録識別情
報に対応する設定情報を、各種情報サービスのうち該当
する情報サービスの利用時に設定するようにしたので、
1つの親機端末装置を複数の利用者が共用する場合であ
っても、複数の各利用者毎に適合したサービス利用環境
を提供可能なインターネット端末システムを得ることが
できる。
【0022】さらに、請求項6の発明によれば、認証手
段における利用者識別情報の照合結果を参照して、子機
装置から受信した利用者識別情報が各種情報サービスの
正当な利用権を保有しているか否かの認証を行い、この
認証の結果、子機装置から受信した利用者識別情報が正
当な利用権を保有していれば、子機装置からの設定情報
の受信入力を許可するようにしたので、正当な利用権を
保有していない利用者識別情報を用いた各種情報サービ
スの利用を排除することができる。
【0023】また、請求項7の発明は、前記親機装置
と、前記複数の子機装置との各間で行われるデータ通信
は、赤外線を情報媒体とする赤外線データ通信であるこ
とを要旨とする。
【0024】請求項7の発明によれば、親機装置と、複
数の子機装置との各間で行われるデータ通信は、赤外線
を情報媒体とする赤外線データ通信が採用される。
【0025】さらに、請求項8の発明は、前記利用者識
別情報は、文字、数字、若しくは記号又はこれらの結合
を含む符号の形態で表現されることを要旨とする。
【0026】請求項8の発明によれば、利用者識別情報
は、文字、数字、若しくは記号又はこれらの結合を含む
符号の形態で表現される。
【0027】さらにまた、請求項9の発明は、前記各種
情報サービスは、ホームページ検索閲覧サービス、又は
電子メール配信サービスを含むことを要旨とする。
【0028】請求項9の発明によれば、各種情報サービ
スは、ホームページ検索閲覧サービス、又は電子メール
配信サービスを含むものとされる。
【0029】しかも、請求項10の発明は、前記子機装
置としては、携帯情報端末装置が用いられることを要旨
とする。
【0030】請求項10の発明によれば、子機装置とし
ては、携帯情報端末装置を採用することができる。
【0031】しかして、請求項11の発明は、前記登録
識別情報は、前記利用者識別情報と共通となることを妨
げないことを要旨とする。
【0032】請求項11の発明によれば、登録識別情報
は、利用者識別情報と共通となることを妨げないものと
される。
【0033】また、請求項12の発明は、インターネッ
トを介して提供される各種情報サービスを利用する際に
用いられ、親機装置と、当該親機装置との間でデータ通
信を行う子機装置とを含んで構成されるインターネット
端末システムであって、前記親機装置は、前記子機装置
から送信される、前記各種情報サービスの利用時に設定
されるべき設定情報を、当該設定情報に対して各自が相
互に識別可能となる登録識別情報を付与して記憶する設
定情報記憶手段と、当該設定情報記憶手段に記憶された
設定情報のうち、前記子機装置から送信される登録識別
情報に対応する設定情報を、前記各種情報サービスのう
ち該当する情報サービスの利用時に設定する設定情報設
定手段と、前記子機装置から送信される、前記設定情報
又は前記登録識別情報を受信する一方、前記設定情報記
憶手段で設定情報に対して付与された登録識別情報を、
前記子機装置宛に返信する親機通信手段と、を備えて構
成される一方、前記子機装置は、前記設定情報を操作入
力するか、又は前記登録識別情報を操作入力する際に用
いられる設定情報操作入力手段と、当該前記設定情報操
作入力手段を用いて操作入力された設定情報又は登録識
別情報を送信する一方、前記親機装置側から返信され
る、前記設定情報記憶手段で設定情報に対して付与され
た登録識別情報を受信する子機通信手段と、を備えて構
成されることを要旨とする。
【0034】請求項12の発明によれば、親機装置と子
機装置との間で、設定情報、及び登録識別情報を含む各
種データを適時に交換しながら、子機装置から送信され
た設定情報に対し、各自が相互に識別可能となる登録識
別情報を付与するとともに、登録識別情報が付与された
設定情報を記憶し、記憶された設定情報のうち、子機装
置から送信された登録識別情報に対応する設定情報を、
各種情報サービスのうち該当する情報サービスの利用時
に設定するようにしたので、請求項6に記載の発明と同
様に、1つの親機装置を複数の利用者が共用する場合で
あっても、複数の各利用者毎に適合したサービス利用環
境を提供可能なインターネット端末システムを得ること
ができる。
【0035】しかも、請求項13の発明は、前記親機装
置と、前記複数の子機装置との各間で行われるデータ通
信は、赤外線を情報媒体とする赤外線データ通信である
ことを要旨とする。
【0036】請求項13の発明によれば、親機装置と、
複数の子機装置との各間で行われるデータ通信は、赤外
線を情報媒体とする赤外線データ通信が採用される。
【0037】しかして、請求項14の発明は、前記各種
情報サービスは、ホームページ検索閲覧サービス、又は
電子メール配信サービスを含むことを要旨とする。
【0038】請求項14の発明によれば、各種情報サー
ビスは、ホームページ検索閲覧サービス、又は電子メー
ル配信サービスを含むものとされる。
【0039】そして、請求項15の発明は、前記子機装
置としては、携帯情報端末装置が用いられることを要旨
とする。
【0040】請求項15の発明によれば、子機装置とし
ては、携帯情報端末装置を採用することができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るインターネ
ット端末システムの複数の実施形態について、図に基づ
いて詳細に説明する。
【0042】図1は、本発明の第1実施形態に係るイン
ターネット端末システムの概略ブロック構成図、図2乃
至図3は、本発明の第1実施形態に係るインターネット
端末システムの動作フローチャート図、図4は、本発明
の第2実施形態に係るインターネット端末システムの概
略ブロック構成図、図5乃至図6は、本発明の第2実施
形態に係るインターネット端末システムの動作フローチ
ャート図である。
【0043】本発明の第1実施形態に係るインターネッ
ト端末システム1は、図示しないインターネットを介し
て提供される、ホームページ検索閲覧サービス又は電子
メール配信サービスを含む各種情報サービスを利用する
際に用いられるものであり、図1に示すように、親機装
置3と、親機装置3との間で各々がデータ通信を行う複
数の子機装置5,6,7…とを含んで構成されている。
【0044】複数の子機装置5,6,7…としては、例
えば専用に設計されたリモコン端末装置等を適宜採用す
ることができる。なお、複数の子機装置5,6,7…と
しては、携帯電話、携帯可能に構成されたパーソナルコ
ンピュータであるいわゆるモバイルコンピュータ等の携
帯情報端末装置を採用することもできる。
【0045】親機装置3は、親機識別情報記憶手段とし
て機能する親機識別情報記憶部8と、認証手段として機
能する認証部9と、親機設定情報記憶手段として機能す
る親機設定情報記憶部11と、設定情報読書部12と、
設定情報設定手段として機能する設定情報設定部13
と、親機通信手段として機能する親機通信部15とを備
えて構成されている。
【0046】親機識別情報記憶部8は、複数の各利用者
毎に固有となる如く設定された、例えばU−ID1,U
−ID2,U−ID3,…等の複数の利用者識別情報を
それぞれ記憶する機能を有している。
【0047】認証部9は、複数の子機装置5,6,7…
のうち、いずれか1つの発信元子機装置から受信した利
用者識別情報と、親機識別情報記憶部8に記憶された複
数の利用者識別情報とを照合し、この照合の結果、両利
用者識別情報が一致したとき、正当な利用者が各種サー
ビスの利用を要求しているとみなして、発信元子機装置
から送信される、各種情報サービスの利用時に設定され
るべき設定情報の受信入力を許可する機能を有してい
る。
【0048】親機設定情報記憶部11は、認証部9で受
信入力が許可された発信元子機装置から送信される設定
情報を記憶する機能を有している。
【0049】ここで、親機設定情報記憶部11に記憶さ
れる設定情報は、相互に種別が異なる複数種類の情報と
なることを妨げないものである。具体的な設定情報とし
ては、例えば、インターネットへの接続サービスを提供
するインターネット・プロバイダ等の電話番号、利用者
又は宛先の電子メールアドレス、URL(UniversalRes
ource Locator)規格に準拠して設定登録された、イン
ターネット上のWWW(World Wide Web)サーバに蓄積
されているホームページにアクセスする際に用いられる
ドメイン名であるホームページアドレス、又はインター
ネット経由で電子メール配信サービス等を利用する際に
用いられるDNS(Domain Name Server)アドレスなど
の、インターネットを介して提供される各種情報サービ
スの利用時に設定されるべきあらゆる種類の情報を適宜
採用することができる。
【0050】設定情報読書部12は、認証部9で受信入
力が許可された発信元子機装置から送信される設定情報
を、親機設定情報記憶部11の所定の記憶領域に書き込
む一方、親機設定情報記憶部11の所定の記憶領域に記
憶された設定情報を読み出す設定情報読書機能を有して
いる。
【0051】設定情報設定部13は、設定情報読書部1
2で読み出された設定情報を、各種情報サービスのう
ち、該当する情報サービスの利用時に設定する設定情報
設定機能を有している。
【0052】ここで、設定情報設定部13で実現される
設定情報の設定対象としては、例えば、インターネット
を介してWWWサーバに蓄積されたホームページを閲覧
する際に用いられるビューワであるWWWブラウザ25
や、親機装置3自身のハードウェア27等を挙げること
ができる。
【0053】そして、親機通信部15は、発信元子機装
置から送信される、利用者識別情報、又は設定情報を受
信する一方、認証部9で得られた照合結果、又は親機設
定情報記憶部11に記憶された設定情報を、発信元子機
装置宛に返信する情報通信機能を有している。
【0054】一方、複数の子機装置5,6,7…の各々
は、子機識別情報記憶手段として機能する子機識別情報
記憶部17と、子機設定情報記憶手段として機能する子
機設定情報記憶部19と、設定情報入力手段として機能
する設定情報入力部21と、子機通信手段として機能す
る子機通信部23とをそれぞれ備えて構成されている。
なお、複数の子機装置5,6,7…の各々は、各自の内
部に共通の各種回路部を有しているため、代表的に子機
装置5内部のブロック構成を説明することにより、複数
の各子機装置の説明に代えるものとする。
【0055】子機識別情報記憶部17は、各自に割当て
設定された、例えばU−ID1等の1つの利用者識別情
報を記憶する子機識別情報記憶機能を有している。
【0056】子機設定情報記憶部19は、過去に利用履
歴がある設定情報、又は親機装置3側から返信された設
定情報を記憶する機能を有している。
【0057】設定情報入力部21は、設定情報の変更を
操作入力する際に用いられるものである。具体的には、
設定情報入力部21としては、操作入力キーの集合体で
あるキーボード、ジョイスティック、マウス等の情報入
力手段を適宜採用することができる。なお、識別情報入
力部21としてキーボードを用いた場合には、例えば、
親機装置3側に設けられる図示しない表示装置の表示画
面上にされ、複数のキーを配列して構成される仮想キー
ボードを採用することもできる。
【0058】子機通信部23は、子機識別情報記憶部1
7に記憶された例えばU−ID1等の利用者識別情報、
子機設定情報記憶部19に記憶された設定情報、又は設
定情報入力部21を用いて変更された設定情報を送信す
る一方、親機装置3側から返信される、認証部9で得ら
れた照合結果、又は親機設定情報記憶部11に記憶され
た設定情報を受信する情報通信機能を有している。
【0059】親機通信部15と、複数の子機通信部23
との各間で行われるデータ通信としては、通信線を情報
媒体とする有線通信か、又は電波等を情報媒体とする無
線通信などの、あらゆる種類のデータ通信形態を適宜採
用することができる。なお、本第1実施形態で採用され
るデータ通信形態としては、赤外線を情報媒体とする赤
外線データ通信が例示されている。
【0060】次に、上述の如く構成された第1実施形態
に係るインターネット端末システム1の動作について、
親機装置3と例えば発信元子機装置5との間で各種のデ
ータ通信を行う形態を例示するとともに、親機装置3と
発信元子機装置5との各装置毎の動作に分けて、図2乃
至図3に示す動作フローチャート図を参照して説明す
る。
【0061】初めに、親機装置3側の動作について説明
すると、図2に示すように、まず、親機通信部15は、
発信元子機装置5側から発信されるキャリア信号の有無
を検出することにより、発信元子機装置5側から発信さ
れる利用者識別情報U−ID1を含む発信データを受信
したか否かの判定を行う(ステップS1)。
【0062】ステップS1の受信判定の結果、利用者識
別情報U−ID1を含む発信データを受信したと判定さ
れたとき、認証部9は、発信元子機装置5から受信した
利用者識別情報U−ID1と、親機識別情報記憶部8に
記憶された複数の利用者識別情報U−ID1,U−ID
2,U−ID3,…とを照合し、この照合の結果、両利
用者識別情報が一致したとき、発信元子機装置5は各種
情報サービスの正当な利用権を保有しているとみなし
て、発信元子機装置5から送信される、各種情報サービ
スの利用時に設定されるべき設定情報の受信入力を許可
する旨の許可情報を生成する一方、両利用者識別情報が
一致しないとき、発信元子機装置5は各種情報サービス
の正当な利用権を保有していないとみなして、発信元子
機装置5から送信される設定情報の受信入力を拒否する
旨の拒否情報を生成する認証処理を実行する(ステップ
S2)。
【0063】次に、認証部9は、ステップS2の認証処
理により得られた照合結果を親機通信部15へ転送し、
これを受けて親機通信部15は、発信元子機装置5宛に
照合結果を返信する(ステップS3)。
【0064】ステップS2の認証処理により得られた照
合結果において、両利用者識別情報が一致して許可情報
が生成されたとき、つまり、発信元子機装置5は各種情
報サービスの正当な利用権を保有しているとみなされた
とき、親機通信部15は、発信元子機装置5側から発信
されるキャリア信号の有無を検出することにより、発信
元子機装置5側から発信される設定情報を含む発信デー
タを受信したか否かの判定を行う(ステップS4)。
【0065】ステップS4の受信判定の結果、設定情報
を含む発信データを受信したと判定されたとき、設定情
報読書部12は、発信元子機装置5から送信された設定
情報を、親機設定情報記憶部11の所定の記憶領域に書
き込む設定情報書込処理を実行し、親機設定情報記憶部
11に記憶された設定情報に係る記憶内容を更新させる
(ステップS5)。なお、ステップS5において、親機
設定情報記憶部11に記憶された設定情報に係る記憶内
容を更新させる形態を例示したが、本発明はこの形態の
みに限定されることなく、これまでの設定情報に係る記
憶内容を保持した状態で、新規に書き込み要求された設
定情報を順次蓄積する形態を採用することもできる。
【0066】次に、設定情報読書部12は、親機設定情
報記憶部11の所定の記憶領域に記憶された設定情報を
読み出す設定情報読出処理を実行し、さらに、読み出し
た設定情報を親機通信部15へ転送し、これを受けて親
機通信部15は、発信元子機装置5宛に設定情報を返信
する(ステップS6)。
【0067】ステップS6の設定情報返信後に、親機通
信部15は、ステップS4と同様に、キャリア信号の有
無を検出することで発信元子機装置5側から発信される
設定情報を含む発信データを受信待機することにより、
変更された新たな設定情報を含む発信データを受信した
か否かの判定を行う(ステップS7)。
【0068】ステップS7の受信判定の結果、変更され
た新たな設定情報を含む発信データを受信したと判定さ
れたとき、親機装置3は、処理の流れをステップS5へ
戻し、ステップS5以下の処理を順次実行する一方、変
更された新たな設定情報を含む発信データを受信しない
と判定されたとき、設定情報読書部12は、親機設定情
報記憶部11の所定の記憶領域に記憶された設定情報を
読み出す設定情報読出処理を実行し(ステップS8)、
さらに、読み出した設定情報を設定情報設定部13へ転
送し、これを受けて設定情報設定部13は、設定情報読
書部12で読み出された設定情報を、各種情報サービス
のうち該当する情報サービスの利用時に設定する設定情
報設定処理を実行し(ステップS9)、設定情報設定処
理の実行後に、全ての処理の流れを終了させる。
【0069】一方、発信元子機装置5側の動作について
説明すると、図3に示すように、まず、子機通信部23
は、子機識別情報記憶部17に記憶された利用者識別情
報U−ID1を読み出し、読み出した利用者識別情報U
−ID1を、親機装置3宛に送信する(ステップS1
1)。
【0070】次に、子機通信部15は、親機装置3側か
ら発信されるキャリア信号の有無を検出することによ
り、親機装置3側から発信される利用者識別情報の照合
結果を含む発信データを受信したか否かの判定を行う
(ステップS12)。
【0071】ステップS12の受信判定の結果、利用者
識別情報の照合結果を含む発信データを受信したと判定
されたとき、子機通信部23は、受信した照合結果が、
発信元子機装置5からの設定情報の受信入力を拒否する
旨の拒否情報を含んでいるときには、発信元子機装置5
は各種情報サービスの正当な利用権を保有していないと
みなして、全ての処理の流れを終了させる一方、発信元
子機装置5からの設定情報の受信入力を許可する旨の許
可情報を含んでいるときには、発信元子機装置5は各種
情報サービスの正当な利用権を保有しているとみなし
て、次のステップS14へ処理の流れを進ませる(ステ
ップS13)。
【0072】すなわち、子機通信部23は、子機設定情
報記憶部19に記憶されている、過去に利用履歴がある
設定情報、又は設定情報入力部21を用いて今回サービ
ス情報を利用するために操作入力された設定情報を、親
機装置3宛に送信する(ステップS14)。
【0073】次に、子機通信部23は、設定情報入力部
21を用いて設定情報の変更操作が入力されたか否かを
判定し、この変更操作入力判定の結果、新たに設定情報
の変更操作が入力されたときには、処理の流れをステッ
プS14へ戻して以下の処理を実行する一方、設定情報
の変更操作が入力されないときには、次のステップS1
6へ処理の流れを進ませる(ステップS15)。
【0074】すなわち、子機通信部23は、親機装置3
側から発信されるキャリア信号の有無を検出することに
より、親機装置3側から返信された設定情報を含む発信
データを受信したか否かの判定を行う(ステップS1
6)。
【0075】ステップS16の受信判定の結果、親機装
置3側から返信された設定情報を含む発信データを受信
したと判定されたとき、子機通信部23は、返信された
設定情報を、子機設定情報記憶部19の所定の記憶領域
に記憶更新させ(ステップS17)、この記憶更新後
に、全ての処理の流れを終了させる。
【0076】なお、ステップS17において、子機設定
情報記憶部19に記憶された設定情報に係る記憶内容を
更新させる形態を例示したが、本発明はこの形態のみに
限定されることなく、これまでの設定情報に係る記憶内
容を保持した状態で、親機装置3側から返信された設定
情報を順次蓄積する形態を採用することもできる。
【0077】このように、本第1実施形態に係るインタ
ーネット端末システム1によれば、親機装置3と、複数
の子機装置のうちのいずれか1つの発信元子機装置との
間で、利用者識別情報、利用者識別情報の照合結果、及
び設定情報を含む各種データを適時に交換しながら、発
信元子機装置が各種情報サービスの正当な利用権を保有
しているか否かの認証を行い、この認証の結果、発信元
子機装置が正当な利用権を保有していれば、発信元子機
装置からの設定情報の受信入力を許可することで、発信
元子機装置から送信された設定情報を記憶し、記憶され
た設定情報を、各種情報サービスのうち該当する情報サ
ービスの利用時に設定するようにしたので、1つの親機
端末装置を複数の利用者が共用する場合であっても、複
数の各利用者毎に適合したサービス利用環境を提供可能
なインターネット端末システムを得ることができる。
【0078】しかも、本第1実施形態に係るインターネ
ット端末システム1によれば、認証部9における利用者
識別情報の照合結果を参照して、発信元子機装置が各種
情報サービスの正当な利用権を保有しているか否かの認
証を行い、この認証の結果、発信元子機装置が正当な利
用権を保有していれば、発信元子機装置からの設定情報
の受信入力を許可するようにしたので、正当な利用権を
保有していない発信元子機装置を用いた各種情報サービ
スの利用を排除することができる。
【0079】そして、本第1実施形態に係るインターネ
ット端末システム1によれば、親機設定情報記憶部11
に記憶された設定情報は、発信元子機装置の子機設定情
報記憶部19宛に返信されるので、親機装置3と発信元
子機装置との設定情報に係る記憶内容を同期化すること
ができる。
【0080】次に、本発明の第2実施形態に係るインタ
ーネット端末システムについて、図4乃至図6を参照し
て説明する。なお、本第2実施形態に係るインターネッ
ト端末システム41中には、前述の第1実施形態に係る
インターネット端末システム1と共通の機能を有する部
材が存在する。そこで、説明の重複を避けるため、本第
2実施形態に係るシステム41に特有の部材のみを説明
することで、本第2実施形態に係るインターネット端末
システム41の説明に代えることとする。
【0081】本第2実施形態に係るインターネット端末
システム41は、図4に示すように、親機装置43と、
親機装置43との間でデータ通信を行う子機装置45と
を含んで構成されている。
【0082】子機装置45としては、例えば専用に設計
されたリモコン端末装置等を適宜採用することができ
る。なお、子機装置45としては、携帯電話、携帯可能
に構成されたパーソナルコンピュータであるいわゆるモ
バイルコンピュータ等の携帯情報端末装置を採用するこ
ともできる。
【0083】親機装置43は、親機識別情報記憶手段と
して機能する親機識別情報記憶部8と、認証手段として
機能する認証部9と、設定情報記憶手段として機能する
設定情報記憶部31と、設定情報読書部12と、設定情
報設定手段として機能する設定情報設定部13と、親機
通信手段として機能する親機通信部15とを備えて構成
されている。
【0084】設定情報記憶部31は、認証部9で受信入
力が許可された子機装置45から順次送信される設定情
報に対し、各自が相互に識別可能となる登録識別情報を
付与するとともに、この登録識別情報が付与された設定
情報を記憶する機能を有している。なお、登録識別情報
としては、例えば図4に示すように、RG1,RG2,
RG3,…等の、文字、数字、若しくは記号又はこれら
の結合を含む符号の形態で表現される登録符号を採用す
ることができる。また、登録識別情報は、利用者識別情
報と共通となることを妨げないものとする。
【0085】一方、子機装置45は、各自に割当て設定
された利用者識別情報を操作入力する際に用いられる識
別情報操作入力手段として機能する識別情報操作入力部
33と、設定情報を操作入力するか、又は登録識別情報
を操作入力する際に用いられる設定情報操作入力手段と
して機能する設定情報操作入力部35と、子機通信手段
として機能する子機通信部23とを備えて構成されてい
る。
【0086】親機通信部15と、子機通信部23との間
で行われるデータ通信としては、通信線を情報媒体とす
る有線通信か、又は電波等を情報媒体とする無線通信な
どの、あらゆる種類のデータ通信形態を適宜採用するこ
とができる。なお、本第2実施形態で採用されるデータ
通信形態としては、赤外線を情報媒体とする赤外線デー
タ通信が例示されている。
【0087】次に、上述の如く構成された第2実施形態
に係るインターネット端末システム41の動作につい
て、親機装置43と子機装置45の各装置毎の動作に分
けて、図2乃至図3に示す動作フローチャート図を参照
して説明する。
【0088】初めに、親機装置43側の動作について説
明すると、図5に示すように、まず、親機通信部15
は、子機装置45側から発信されるキャリア信号の有無
を検出することにより、子機装置45側から発信される
利用者識別情報として例えばU−ID1を含む発信デー
タを受信したか否かの判定を行う(ステップS21)。
【0089】ステップS21の受信判定の結果、利用者
識別情報U−ID1を含む発信データを受信したと判定
されたとき、認証部9は、子機装置45から受信した利
用者識別情報U−ID1と、親機識別情報記憶部8に記
憶された複数の利用者識別情報U−ID1,U−ID
2,U−ID3,…とを照合し、この照合の結果、両利
用者識別情報が一致したとき、子機装置45から受信し
た利用者識別情報は各種情報サービスの正当な利用権を
保有しているとみなして、子機装置45から送信され
る、各種情報サービスの利用時に設定されるべき設定情
報の受信入力を許可する旨の許可情報を生成する一方、
両利用者識別情報が一致しないとき、子機装置45から
受信した利用者識別情報は各種情報サービスの正当な利
用権を保有していないとみなして、子機装置45から送
信される設定情報の受信入力を拒否する旨の拒否情報を
生成する認証処理を実行する(ステップS22)。
【0090】次に、認証部9は、ステップS22の認証
処理により得られた照合結果を親機通信部15へ転送
し、これを受けて親機通信部15は、子機装置45宛に
照合結果を返信する(ステップS23)。
【0091】ステップS22の認証処理により得られた
照合結果において、両利用者識別情報が一致して許可情
報が生成されたとき、つまり、子機装置45から受信し
た利用者識別情報は各種情報サービスの正当な利用権を
保有しているとみなされたとき、親機通信部15は、子
機装置45側から発信されるキャリア信号の有無を検出
することにより、子機装置45側から発信される設定情
報を含む発信データを受信したか否かの判定を行う(ス
テップS24)。
【0092】ステップS24の受信判定の結果、設定情
報を含む発信データを受信したと判定されたとき、設定
情報読書部12は、子機装置45から送信された設定情
報1に対し、各自が相互に識別可能となる登録符号等の
登録識別情報、例えばRG1を付与するとともに、この
登録識別情報RG1が付与された設定情報1を、設定情
報記憶部31の所定の記憶領域に書き込む設定情報書込
処理を実行する(ステップS25)。
【0093】次に、設定情報読書部12は、ステップS
25で設定情報記憶部31の所定の記憶領域に記憶され
た登録識別情報を読み出す設定情報読出処理を実行し、
さらに、読み出した登録識別情報を親機通信部15へ転
送し、これを受けて親機通信部15は、子機装置45宛
に登録識別情報を返信する(ステップS26)。
【0094】ステップS26の登録識別情報の返信後
に、親機通信部15は、キャリア信号の有無を検出する
ことにより、子機装置45側から発信される登録識別情
報を含む発信データを受信したか否かの判定を行う(ス
テップS27)。
【0095】ステップS27の受信判定の結果、登録識
別情報を含む発信データを受信したと判定されたとき、
設定情報読書部12は、設定情報記憶部31の所定の記
憶領域に記憶された設定情報のうち、子機装置45側か
ら受信した登録識別情報、例えばRG1に対応する設定
情報1を読み出す設定情報読出処理を実行し(ステップ
S28)、さらに、読み出した設定情報1を設定情報設
定部13へ転送し、これを受けて設定情報設定部13
は、設定情報読書部12で読み出された設定情報1を、
各種情報サービスのうち該当する情報サービスの利用時
に設定する設定情報設定処理を実行し(ステップS2
9)、設定情報設定処理の実行後に、全ての処理の流れ
を終了させる。
【0096】一方、子機装置45側の動作について説明
すると、図6に示すように、まず、子機通信部23は、
識別情報操作入力部33を用いて操作入力された利用者
識別情報U−ID1を親機装置43宛に送信する(ステ
ップS31)。
【0097】次に、子機通信部15は、親機装置43側
から発信されるキャリア信号の有無を検出することによ
り、親機装置43側から発信される利用者識別情報の照
合結果を含む発信データを受信したか否かの判定を行う
(ステップS32)。
【0098】ステップS32の受信判定の結果、利用者
識別情報の照合結果を含む発信データを受信したと判定
されたとき、子機通信部23は、受信した照合結果が、
子機装置45からの設定情報の受信入力を拒否する旨の
拒否情報を含んでいるときには、子機装置45から受信
した利用者識別情報は各種情報サービスの正当な利用権
を保有していないとみなして、全ての処理の流れを終了
させる一方、子機装置45からの設定情報の受信入力を
許可する旨の許可情報を含んでいるときには、子機装置
45から受信した利用者識別情報は各種情報サービスの
正当な利用権を保有しているとみなして、次のステップ
S34へ処理の流れを進ませる(ステップS33)。
【0099】すなわち、子機通信部23は、設定情報操
作入力部35を用いて今回サービス情報を利用するため
に操作入力された設定情報1を、親機装置43宛に送信
する(ステップS34)。
【0100】次に、子機通信部23は、親機装置43側
から発信されるキャリア信号の有無を検出することによ
り、親機装置43側から返信された登録識別情報を含む
発信データを受信したか否かの判定を行う(ステップS
36)。
【0101】ステップS36の受信判定の結果、親機装
置43側から返信された登録識別情報を含む発信データ
を受信したと判定されたとき、子機通信部23は、返信
された登録識別情報RG1を、子機装置45に内蔵され
る図示しない液晶パネル等の表示画面上に表示させる。
この登録識別情報表示を見て、サービス利用者は、設定
情報操作入力部35を用いて希望する登録識別情報を操
作入力する。すると、子機通信部23は、操作入力され
た登録識別情報RG1を親機装置43宛に送信し(ステ
ップS37)、全ての処理の流れを終了させる。
【0102】このように、本第2実施形態に係るインタ
ーネット端末システム41によれば、親機装置43と、
子機装置45との間で、利用者識別情報、利用者識別情
報の照合結果、設定情報、及び登録識別情報を含む各種
データを適時に交換しながら、子機装置45から受信し
た利用者識別情報が各種情報サービスの正当な利用権を
保有しているか否かの認証を行い、この認証の結果、子
機装置45から受信した利用者識別情報が正当な利用権
を保有していれば、子機装置45からの設定情報の受信
入力を許可することで、子機装置45から送信された設
定情報に対し、各自が相互に識別可能となる登録識別情
報を付与するとともに、登録識別情報が付与された設定
情報を記憶し、記憶された設定情報のうち、子機装置4
5から送信された登録識別情報に対応する設定情報を、
各種情報サービスのうち該当する情報サービスの利用時
に設定するようにしたので、1つの親機装置を複数の利
用者が共用する場合であっても、複数の各利用者毎に適
合したサービス利用環境を提供可能なインターネット端
末システムを得ることができる。
【0103】さらに、本第2実施形態に係るインターネ
ット端末システム41によれば、認証部9における利用
者識別情報の照合結果を参照して、子機装置45から受
信した利用者識別情報が各種情報サービスの正当な利用
権を保有しているか否かの認証を行い、この認証の結
果、子機装置45から受信した利用者識別情報が正当な
利用権を保有していれば、子機装置45からの設定情報
の受信入力を許可するようにしたので、正当な利用権を
保有していない利用者識別情報を用いた各種情報サービ
スの利用を排除することができる。
【0104】最後に、本発明の第3実施形態に係るイン
ターネット端末システムについて簡単に説明する。
【0105】本第3実施形態に係るインターネット端末
システムは、前述の第2実施形態に係るインターネット
端末システム41を構成する親機装置43の構成部材か
ら、親機識別情報記憶部8と、認証部9とを省略する一
方で、子機装置45の構成部材から、識別情報操作入力
部33を省略して構成されており、その他の構成部材は
第2実施形態に係るインターネット端末システム41と
共通である。
【0106】本第3実施形態に係るインターネット端末
システムによれば、親機装置と子機装置との間で、設定
情報、及び登録識別情報を含む各種データを適時に交換
しながら、子機装置45から送信された設定情報に対
し、各自が相互に識別可能となる登録識別情報を付与す
るとともに、登録識別情報が付与された設定情報を記憶
し、記憶された設定情報のうち、子機装置45から送信
された登録識別情報に対応する設定情報を、各種情報サ
ービスのうち該当する情報サービスの利用時に設定する
ようにしたので、第2実施形態に係るインターネット端
末システム41と同様に、1つの親機装置を複数の利用
者が共用する場合であっても、複数の各利用者毎に適合
したサービス利用環境を提供可能なインターネット端末
システムを得ることができる。
【0107】なお、本発明は、上述した実施形態の例に
限定されることなく、適宜の変更を加えることにより、
その他の態様で実施可能であることは言うまでもない。
【0108】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明によれば、親機装置と、複数の子機装置のうちのい
ずれか1つの発信元子機装置との間で、利用者識別情
報、利用者識別情報の照合結果、及び設定情報を含む各
種データを適時に交換しながら、発信元子機装置が各種
情報サービスの正当な利用権を保有しているか否かの認
証を行い、この認証の結果、発信元子機装置が正当な利
用権を保有していれば、発信元子機装置からの設定情報
の受信入力を許可することで、発信元子機装置から送信
された設定情報を記憶し、記憶された設定情報を、各種
情報サービスのうち該当する情報サービスの利用時に設
定するようにしたので、1つの親機装置を複数の利用者
が共用する場合であっても、複数の各利用者毎に適合し
たサービス利用環境を提供可能なインターネット端末シ
ステムを得ることができる。
【0109】しかも、請求項1の発明によれば、認証手
段における利用者識別情報の照合結果を参照して、発信
元子機装置が各種情報サービスの正当な利用権を保有し
ているか否かの認証を行い、この認証の結果、発信元子
機装置が正当な利用権を保有していれば、発信元子機装
置からの設定情報の受信入力を許可するようにしたの
で、正当な利用権を保有していない発信元子機装置を用
いた各種情報サービスの利用を排除することができる。
【0110】そして、請求項1の発明によれば、親機設
定情報記憶手段に記憶された設定情報は、発信元子機装
置の子機設定情報記憶手段宛に返信されるので、親機装
置と発信元子機装置との設定情報に係る記憶内容を同期
化することができる。
【0111】また、請求項6の発明によれば、親機装置
と子機装置との間で、利用者識別情報、利用者識別情報
の照合結果、設定情報、及び登録識別情報を含む各種デ
ータを適時に交換しながら、子機装置から受信した利用
者識別情報が各種情報サービスの正当な利用権を保有し
ているか否かの認証を行い、この認証の結果、子機装置
から受信した利用者識別情報が正当な利用権を保有して
いれば、子機装置からの設定情報の受信入力を許可する
ことで、子機装置から送信された設定情報に対し、各自
が相互に識別可能となる登録識別情報を付与するととも
に、登録識別情報が付与された設定情報を記憶し、記憶
された設定情報のうち、子機装置から送信された登録識
別情報に対応する設定情報を、各種情報サービスのうち
該当する情報サービスの利用時に設定するようにしたの
で、1つの親機端末装置を複数の利用者が共用する場合
であっても、複数の各利用者毎に適合したサービス利用
環境を提供可能なインターネット端末システムを得るこ
とができる。
【0112】さらに、請求項6の発明によれば、認証手
段における利用者識別情報の照合結果を参照して、子機
装置から受信した利用者識別情報が各種情報サービスの
正当な利用権を保有しているか否かの認証を行い、この
認証の結果、子機装置から受信した利用者識別情報が正
当な利用権を保有していれば、子機装置からの設定情報
の受信入力を許可するようにしたので、正当な利用権を
保有していない利用者識別情報を用いた各種情報サービ
スの利用を排除することができる。
【0113】そして、請求項12の発明によれば、親機
装置と子機装置との間で、設定情報、及び登録識別情報
を含む各種データを適時に交換しながら、子機装置から
送信された設定情報に対し、各自が相互に識別可能とな
る登録識別情報を付与するとともに、登録識別情報が付
与された設定情報を記憶し、記憶された設定情報のう
ち、子機装置から送信された登録識別情報に対応する設
定情報を、各種情報サービスのうち該当する情報サービ
スの利用時に設定するようにしたので、請求項6に記載
の発明と同様に、1つの親機装置を複数の利用者が共用
する場合であっても、複数の各利用者毎に適合したサー
ビス利用環境を提供可能なインターネット端末システム
を得ることができるというきわめて優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態に係るインター
ネット端末システムの概略ブロック構成図である。
【図2】図2は、本発明の第1実施形態に係るインター
ネット端末システムの動作フローチャート図である。
【図3】図3は、本発明の第1実施形態に係るインター
ネット端末システムの動作フローチャート図である。
【図4】図4は、本発明の第2実施形態に係るインター
ネット端末システムの概略ブロック構成図である。
【図5】図5は、本発明の第2実施形態に係るインター
ネット端末システムの動作フローチャート図である。
【図6】図6は、本発明の第2実施形態に係るインター
ネット端末システムの動作フローチャート図である。
【符号の説明】
1 第1実施形態に係るインターネット端末システム 3 第1実施形態に係る親機装置 5,6,7, 第1実施形態に係る複数の子機装置 8 親機識別情報記憶部(親機識別情報記憶手段) 9 認証部(認証手段) 11 親機設定情報記憶部(親機設定情報記憶手段) 12 設定情報読書部 13 設定情報設定部(設定情報設定手段) 15 親機通信部 17 子機識別情報記憶部(子機識別情報記憶手段) 19 子機設定情報記憶部(子機設定情報記憶手段) 21 設定情報入力部(設定情報入力手段) 23 子機通信部 25 ブラウザ 27 ハードウェア 31 設定情報記憶部(設定情報記憶手段) 33 識別情報操作入力部(識別情報操作入力手段) 35 設定情報操作入力部(設定情報操作入力手段) 41 第2又は第3実施形態に係るインターネット端末
システム 43 第2又は第3実施形態に係る親機装置 45 第2又は第3実施形態に係る子機装置

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットを介して提供される各種
    情報サービスを利用する際に用いられ、親機装置と、当
    該親機装置との間で各々がデータ通信を行う複数の子機
    装置とを含んで構成されるインターネット端末システム
    であって、 前記親機装置は、 複数の各利用者毎に固有となる如く設定された複数の利
    用者識別情報をそれぞれ記憶する親機識別情報記憶手段
    と、 前記複数の子機装置のうち、いずれか1つの発信元子機
    装置から受信した利用者識別情報と、前記親機識別情報
    記憶手段に記憶された複数の利用者識別情報とを照合
    し、当該照合の結果、両利用者識別情報が一致したと
    き、前記発信元子機装置は前記各種情報サービスの正当
    な利用権を保有しているとみなして、当該発信元子機装
    置から送信される、前記各種情報サービスの利用時に設
    定されるべき設定情報の受信入力を許可する認証手段
    と、 当該認証手段で受信入力が許可された前記発信元子機装
    置から送信される前記設定情報を記憶する親機設定情報
    記憶手段と、 当該親機設定情報記憶手段に記憶された設定情報を、前
    記各種情報サービスのうち該当する情報サービスの利用
    時に設定する設定情報設定手段と、 前記発信元子機装置から送信される、前記利用者識別情
    報、又は前記設定情報を受信する一方、前記認証手段で
    得られた照合結果、又は前記親機設定情報記憶手段に記
    憶された設定情報を、前記発信元子機装置宛に返信する
    親機通信手段と、 を備えて構成される一方、 前記複数の子機装置の各々は、 各自に割当て設定された利用者識別情報を記憶する子機
    識別情報記憶手段と、 前記親機装置側から返信された設定情報を記憶する子機
    設定情報記憶手段と、 前記設定情報の変更を操作入力する際に用いられる設定
    情報入力手段と、 前記子機識別情報記憶手段に記憶された利用者識別情
    報、前記子機設定情報記憶手段に記憶された設定情報、
    又は前記設定情報入力手段を用いて変更された設定情報
    を送信する一方、前記親機装置側から返信される、前記
    認証手段で得られた照合結果、又は前記親機設定情報記
    憶手段に記憶された設定情報を受信する子機通信手段
    と、 を備えて構成されることを特徴とするインターネット端
    末システム。
  2. 【請求項2】 前記親機装置と、前記複数の子機装置と
    の各間で行われるデータ通信は、赤外線を情報媒体とす
    る赤外線データ通信であることを特徴とする請求項1に
    記載のインターネット端末システム。
  3. 【請求項3】 前記利用者識別情報は、文字、数字、若
    しくは記号又はこれらの結合を含む符号の形態で表現さ
    れることを特徴とする請求項1乃至2に記載のインター
    ネット端末システム。
  4. 【請求項4】 前記各種情報サービスは、ホームページ
    検索閲覧サービス、又は電子メール配信サービスを含む
    ことを特徴とする請求項1乃至3に記載のインターネッ
    ト端末システム。
  5. 【請求項5】 前記子機装置としては、携帯情報端末装
    置が用いられることを特徴とする請求項1乃至4に記載
    のインターネット端末システム。
  6. 【請求項6】 インターネットを介して提供される各種
    情報サービスを利用する際に用いられ、親機装置と、当
    該親機装置との間でデータ通信を行う子機装置とを含ん
    で構成されるインターネット端末システムであって、 前記親機装置は、 複数の各利用者毎に固有となる如く設定された複数の利
    用者識別情報をそれぞれ記憶する親機識別情報記憶手段
    と、 前記子機装置から受信した利用者識別情報と、前記親機
    識別情報記憶手段に記憶された複数の利用者識別情報と
    を照合し、当該照合の結果、両利用者識別情報が一致し
    たとき、前記子機装置から受信した利用者識別情報は前
    記各種情報サービスの正当な利用権を保有しているとみ
    なして、当該子機装置から送信される、前記各種情報サ
    ービスの利用時に設定されるべき設定情報の受信入力を
    許可する認証手段と、 当該認証手段で受信入力が許可された前記子機装置から
    送信される設定情報に対し、各自が相互に識別可能とな
    る登録識別情報を付与するとともに、当該登録識別情報
    が付与された設定情報を記憶する設定情報記憶手段と、 当該設定情報記憶手段に記憶された設定情報のうち、前
    記子機装置から送信される登録識別情報に対応する設定
    情報を、前記各種情報サービスのうち該当する情報サー
    ビスの利用時に設定する設定情報設定手段と、 前記子機装置から送信される、前記利用者識別情報、前
    記設定情報、又は前記登録識別情報を受信する一方、前
    記認証手段で得られた照合結果、又は前記設定情報記憶
    手段で設定情報に対して付与された登録識別情報を、前
    記子機装置宛に返信する親機通信手段と、 を備えて構成される一方、 前記子機装置は、 各自に割当て設定された利用者識別情報を操作入力する
    際に用いられる識別情報操作入力手段と、 前記設定情報を操作入力するか、又は前記登録識別情報
    を操作入力する際に用いられる設定情報操作入力手段
    と、 前記識別情報操作入力手段を用いて操作入力された利用
    者識別情報、前記設定情報操作入力手段を用いて操作入
    力された設定情報、又は前記設定情報操作入力手段を用
    いて操作入力された登録識別情報を送信する一方、前記
    親機装置側から返信される、前記認証手段で得られた照
    合結果、又は前記設定情報記憶手段で設定情報に対して
    付与された登録識別情報を受信する子機通信手段と、 を備えて構成されることを特徴とするインターネット端
    末システム。
  7. 【請求項7】 前記親機装置と、前記子機装置との間で
    行われるデータ通信は、赤外線を情報媒体とする赤外線
    データ通信であることを特徴とする請求項6に記載のイ
    ンターネット端末システム。
  8. 【請求項8】 前記利用者識別情報は、文字、数字、若
    しくは記号又はこれらの結合を含む符号の形態で表現さ
    れることを特徴とする請求項6乃至7に記載のインター
    ネット端末システム。
  9. 【請求項9】 前記各種情報サービスは、ホームページ
    検索閲覧サービス、又は電子メール配信サービスを含む
    ことを特徴とする請求項6乃至8に記載のインターネッ
    ト端末システム。
  10. 【請求項10】 前記子機装置としては、携帯情報端末
    装置が用いられることを特徴とする請求項6乃至9に記
    載のインターネット端末システム。
  11. 【請求項11】 前記登録識別情報は、前記利用者識別
    情報と共通となることを妨げないことを特徴とする請求
    項6乃至10に記載のインターネット端末システム。
  12. 【請求項12】 インターネットを介して提供される各
    種情報サービスを利用する際に用いられ、親機装置と、
    当該親機装置との間でデータ通信を行う子機装置とを含
    んで構成されるインターネット端末システムであって、 前記親機装置は、 前記子機装置から送信される、前記各種情報サービスの
    利用時に設定されるべき設定情報を、当該設定情報に対
    して各自が相互に識別可能となる登録識別情報を付与し
    て記憶する設定情報記憶手段と、 当該設定情報記憶手段に記憶された設定情報のうち、前
    記子機装置から送信される登録識別情報に対応する設定
    情報を、前記各種情報サービスのうち該当する情報サー
    ビスの利用時に設定する設定情報設定手段と、 前記子機装置から送信される、前記設定情報又は前記登
    録識別情報を受信する一方、前記設定情報記憶手段で設
    定情報に対して付与された登録識別情報を、前記子機装
    置宛に返信する親機通信手段と、 を備えて構成される一方、 前記子機装置は、 前記設定情報を操作入力するか、又は前記登録識別情報
    を操作入力する際に用いられる設定情報操作入力手段
    と、 当該前記設定情報操作入力手段を用いて操作入力された
    設定情報又は登録識別情報を送信する一方、前記親機装
    置側から返信される、前記設定情報記憶手段で設定情報
    に対して付与された登録識別情報を受信する子機通信手
    段と、 を備えて構成されることを特徴とするインターネット端
    末システム。
  13. 【請求項13】 前記親機装置と、前記子機装置との間
    で行われるデータ通信は、赤外線を情報媒体とする赤外
    線データ通信であることを特徴とする請求項12に記載
    のインターネット端末システム。
  14. 【請求項14】 前記各種情報サービスは、ホームペー
    ジ検索閲覧サービス、又は電子メール配信サービスを含
    むことを特徴とする請求項12乃至13に記載のインタ
    ーネット端末システム。
  15. 【請求項15】 前記子機装置としては、携帯情報端末
    装置が用いられることを特徴とする請求項12乃至14
    に記載のインターネット端末システム。
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