JP3345472B2 - 画像保持支持体の再生方法 - Google Patents

画像保持支持体の再生方法

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JP3345472B2 JP20255793A JP20255793A JP3345472B2 JP 3345472 B2 JP3345472 B2 JP 3345472B2 JP 20255793 A JP20255793 A JP 20255793A JP 20255793 A JP20255793 A JP 20255793A JP 3345472 B2 JP3345472 B2 JP 3345472B2
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    • B41M7/0009Obliterating the printed matter; Non-destructive removal of the ink pattern, e.g. for repetitive use of the support
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G7/00Selection of materials for use in image-receiving members, i.e. for reversal by physical contact; Manufacture thereof

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像保持支持体の
再生方法に関する。
【0002】
【従来技術】
(1)最近のOA化により、プリンター用紙や複写用紙
が大量に使用されるようになってきた。そのために、森
林の伐採による地球環境の悪化の問題まで引き起こすよ
うになってしまった。従来、この問題に対しては、一度
使用した用紙上のインキ等をとり除き、漬して再びすい
て、古紙といわれる紙に再生するしか方法がなかった。
しかし、最近、一度使用した紙の上の文字画像をクリー
ニングにより取り去り、複写あるいはプリンティングに
再利用することができる紙が開発された。例えば、この
ような紙として、特開平4−67043号公報に記載さ
れているように、シート状支持体の表面、特に片面のみ
に離型処理してなり、かつ、該離型処理した支持体に印
を付け、普通紙と区別したものがあげられる。しかしな
がら、このような複写用紙は、 表面に離型処理を施した特別な用紙となり、現在、
大量に使用されている一般的な複写用紙、プリンティン
グ紙とはならず、適用には難点が有る。 従って、一般的な複写用紙と混合してコピーするに
は困難性が伴う。 更に、資源再利用という観点からは、両面コピー、
即ち、一枚の複写用紙の表・裏両面コピーが重要であ
り、今後、主流となるものと考えられる。このような状
況下では、片面に離型剤を塗布した再生紙の利用には難
点が伴う。 離型剤上の画像となり、当然定着性が悪く使用に難
点が伴う。 (2)特開平1−101576号、特開平1−1015
77号:画像形成支持体上の画像形成トナー樹脂を溶解
させる有機溶剤に、画像を形成した支持体を浸漬し、超
音波処理することにより画像形成した支持体から画像を
除去するというものである。しかしながら、これらの方
法では、有機溶剤を使用することにより、公害、発火性
および毒性等の問題があり、一般のオフィス、家庭など
での使用に難点がある。 (3)特開平1−297294号 画像形成支持体として、プラスチック、金属、液浸透性
の悪い紙あるいはセラミック等で形成されたものを使用
し、該支持体上に形成された画像を熱溶融性剥離体を介
在させて加熱し、画像を支持体から剥ぎとるクリーニン
グ方法が記載されているが、表面に離型処理を施した特
別な用紙(イレーザブルペーパー)を用いなければなら
ず、現在、大量に使用されている一般的な複写用紙、プ
リンティング紙などに適用できない難点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、複写
コピー及びプリントアウトした疎水性画像をもつ「少な
くとも一部がセルロース繊維を主成分とした紙質からな
る画像保持体」から、紙質を損傷することなく画像を除
去して画像保持支持体を再生する方法を提供する点にあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも一
部がセルロース繊維を主成分とした紙質層で構成され、
かつ該紙層に熱可撓性インキ(トナー)よりなる疎水性
画像を形成している画像保持支持体に、水、界面活性剤
を含む水溶液、水溶性ポリマーを含む水溶液および水溶
性ポリマーと界面活性剤を含む水溶液よりなる群から選
ばれた「水を含む液体」を塗布により含浸させ、前記液
体の含浸状態で、前記疎水性画像を紙質層から画像剥離
手段により剥離することを特徴とする画像保持支持体の
再生方法に関する。
【0005】本発明の画像支持体としては、主に複写あ
るいはプリンティング用紙があげられるが、これらのも
のに限定されるものではなく該支持体上に画像を保持す
るものであれば良い。また、該支持体の構成も全て紙層
で構成される必要はなく、熱可撓性インキ(トナー)に
よる疎水性画像が保持される層がセルロース繊維を主成
分とした紙質層であればよく、例えば紙層とプラスチッ
ク層の積層物のようなものであってもよい。本発明の特
徴の1つは、画像保持支持体を水を含む液体で湿らせた
状態で画像のみを紙層から除去し、そのまま画像支持体
を再生、再利用することにある。一般に、紙は水で湿る
と、いわゆる腰が弱くなる。このとき、紙質層に保持さ
れている疎水性の熱可撓性インキ(トナー)と紙質層と
の接着性は非常に弱いものとなっている。即ち、セルロ
ース繊維を主成分とした紙質層は、該繊維の絡み合い
で、紙質層表面は無数の凹凸状になっており、更に紙質
内部も無数の微小空隙が存在している。このような状態
の紙質上に疎水性画像が担持された場合、セルロース繊
維の絡み合いによる凹凸や微小空隙よりもPPC複写プ
ロセスで定着された熱可撓性インキ(トナー)画像の方
が大きいため、セルロース繊維と該画像との接触部位に
は多数の空間が存在することになる。このような疎水性
画像を担持した画像保持支持体に前記の少なくとも水を
含む液体(剥離液)を塗布、浸漬、吹きつけ等により含
浸させると、前記液体は、セルロース繊維及びその空
隙、空間部を毛細管現象で浸透し、熱可撓性インキ(ト
ナー)画像とセルロース繊維との接触部位にまで剥離液
が浸透する。その結果、熱可撓性インキ(トナー)画像
とセルロース繊維との接着力を低下させる作用及びセル
ロース繊維が剥離液を吸収すると、いわゆる膨潤現象に
よりセルロース繊維は変形して熱可撓性インキ(トナ
ー)画像との接触部分の空間が増大して、セルロース繊
維と熱可撓性インキ(トナー)画像との接触面積が減少
し、接着力が低下する作用等によりセルロース繊維と熱
可撓性インキ(トナー)画像との接着性は非常に弱いも
のとなる。それ故、画像を形成した画像支持体のセル−
ロ−ス繊維を含む紙層に前記の水を含む液体を含浸させ
た状態、特に界面活性剤によって前記の水を含む液体を
十分に含浸させた状態で適当な剥離手段を採用すること
により、画像は簡単に、紙層を傷めることなく除去でき
ることになる。本発明においては、画像支持体に水を含
む状態で、水溶性ポリマーを保持させることにより、熱
可撓性インキ(トナー)の剥離体を形成することができ
る。更に、セルロース繊維の支持体において、前記剥離
手段での剥離体と接触できないセルロース繊維内部の熱
可撓性インキ(トナー)画像に対して、水溶性ポリマー
は、セルロース繊維/熱可撓性インキ(トナー)画像/
水溶性ポリマー/剥離体の如く接触することができ、そ
の粘着力によって熱可撓性インキ(トナー)画像を、紙
質を傷めることなく剥離することができる。このような
水溶性ポリマーとしては、代表的には表1に示すポリマ
ーが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0006】
【表1】 前記水を含む液体および画像支持体中の界面活性剤の濃
度は好ましくは0.01%から20%、さらに好ましく
は0.01〜5%である。界面活性剤の濃度が、あまり
高すぎると紙に導電性を与えるので再複写の時好ましく
ない。一方、水溶性ポリマーを含む剥離液及び疎水性画
像を担持することができる画像支持体中の水溶性ポリマ
ーの濃度は好ましくは0.1〜20%、さらに好ましく
は0.5〜10%である。水溶性ポリマーの濃度が、あ
まり高すぎると粘度が高くなり、紙への浸透が遅くなり
好ましくない。なお、本発明で使用する前記界面活性剤
や水溶性ポリマーは製紙工業では紙のサイズ剤などに使
用されているものであり、従って、これらを使用したと
しても紙の表面を傷めることはなく、むしろ紙の表面を
改良する作用がある。
【0007】本発明において除去される熱可撓性インキ
のトナー成分樹脂としては、ポリスチレン、アクリル樹
脂、メタクリル樹脂、スチレン−ブチルアクリル共重合
体、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリエステル、エ
ポキシ樹脂などが挙げられる。熱可撓性インキ(トナ
ー)よりなる画像保持紙を水で充分に短時間で湿めらす
ためには、水と画像保持紙とのぬれ性が重要となる。ま
た、画像保持紙より画像を除去するためには、熱可撓性
インキ(トナー)と紙との境界にも充分に水が浸透する
必要がある。毛細管現象を促進し、熱可撓性インキ(ト
ナー)よりなる疎水性画像を保持した支持体に前記水を
含む液体を速やかに浸透させる作用として界面活性剤が
ある。界面活性剤は、一般に、親油基と親水基の組合せ
によりその分子が構成されるが、表2に親油基、表3に
親水基の例を示す。しかしながら、界面活性剤の親油基
および親水基はこれらのものに限定されるものではな
い。界面活性剤は非常に多くの種類が開示されている
が、一般的には脂肪酸誘導体硫酸エステル、スルホン酸
型、リン酸エステル型などの陰イオン(アニオン)界面
活性剤、四級アンモニウム塩、複素環アミン、アミン誘
導体などの陽イオン(カチオン)界面活性剤、両性界面
活性剤、非イオン界面活性剤、などが挙げられ、これら
の代表的な界面活性剤を表4〜表8に示すが、本発明で
使用される界面活性剤は、これらのものに限定されるも
のではない。
【0008】
【表2】
【0009】
【表3】
【0010】
【表4】陰イオン界面活性剤
【0011】
【表5】陽イオン界面活性剤
【0012】
【表6】両性界面活性剤
【0013】
【表7】非イオン界面活性剤 I.エーテル型 アルキルおよびアルキルアリルポリオキシエチレンエー
テル アルキルアリルホルムアルデヒド縮合ポリオキシエチレ
ンエーテル ポリオキシプロピレンを親油基とするブロックポリマー ポリオキシエチレンポリオキシプロピルアルキルエーテ
ル II.エーテルエステル型 グリセリンエステルのポリオキシエチレンエーテル ソルビタンエステルのポリオキシエチレンエーテル ソルビトールエステルのポリオキシエチレンエーテル III.エステル型 ポリエチレングリコール脂肪酸エステル グリセリンエステル ポリグリセリンエステル ソルビタンエステル プロピレングリコールエステル ショ糖エステル IV.含窒素型 脂肪酸アルカノールアミド ポリオキシエチレン脂肪酸アミド ポリオキシエチレンアルキルアミン アミンオキシド
【0014】
【表8】フッ素系界面活性剤 種類 フッ素系界面活性剤も通常の界面活性剤と同様次
の4種がある。 アニオンタイプ ノニオンタイプ カチオンタイ
プ 両性タイプ
【0015】本発明において採用する剥離手段として
は、加熱又は加圧接触時、画像と接着する性質のある画
像剥離体と画像とを接触させ、画像を剥離体に転写させ
ることにより、画像を保持体から剥離する手段を言う。
そして、画像剥離体を構成する材料としては、高分子材
料、特に画像を構成する物質と似ているSP値を有する
有機高分子材料、表面活性エネルギーの高い金属材料、
その蒸着材料、セラミック材料等の無機材料等が好まし
い。前記、熱可撓性インキ剥離体を形成する高分子材料
としては、前記のような水溶性ポリマ−および熱可撓性
インキのトナー成分樹脂あるいは下記のような接着剤の
成分樹脂が挙げられる。但し、樹脂の種類は、画像に対
して接着性を有するものであればよく、また、水溶性の
ものあるいは非水溶性のものであってもよい。 接着剤の成分樹脂 にかわ、ゼラチン、アルブミン、カゼインなどのタンパ
ク質系樹脂、でんぷん系、セルロース繊維系、複合多糖
類系(アラビアゴム、トラガントゴムなど)などの炭水
化物系樹脂、酢酸ビニルの重合体及び共重合体、アクリ
ル系、エチレン共重合物、ポリアミド、ポリエステル、
ポリウレタンなどの熱可塑性樹脂、ポリクロロプレン
系、ニトリルゴム系、再生ゴム系、SBR系、天然ゴム
系などのゴム系樹脂。
【0016】前記の熱可撓性インキ剥離体を形成する樹
脂は、他の支持体、例えばロ−ラ、シ−ト、ベルトある
いはテ−プ等の表面に担持させて用いることができる。
このような熱可撓性インキの剥離手段の例としては、セ
ロハンテ−プ、クラフト紙テ−プ、ポリ塩化ビニールテ
−プ、アセテ−トテ−プ、フィラメントテ−プの支持体
上にゴム系、アクリル系などの感圧接着剤層を設けた接
着テ−プ等が挙げられる。また、前記樹脂自体でロ−
ラ、シ−ト、ベルトあるいはテ−プ等の形状を有する剥
離手段を形成して用いることもできる。さらに、前記支
持体は、その表面がポーラスな、あるいは凹凸を有する
材料で形成されるか、あるいは該支持体表面を凹凸加工
したものが好ましい。
【0017】本発明の画像保持支持体の再生方法は、例
えば図1に示すような装置で行なうことができる。但
し、本発明の画像再生装置は、本図のものに限定される
ものではない。図1の装置は、少なくとも一部がセルロ
ース繊維を主成分とした紙質層で構成され、かつ該紙層
に熱可撓性インキ(トナー)よりなる疎水性画像を形成
している画像保持支持体に、少なくとも水を含む液体あ
るいは界面活性剤を含む水溶液、水溶性ポリマーを含む
水溶液および水溶性ポリマーと界面活性剤を含む水溶液
よりなる群から選ばれた少なくとも1種の水溶液を塗布
する手段、前記の水を含む液体あるいは水溶液を保持さ
せた状態の疎水性画像を剥離する手段、および該疎水性
画像の剥離された画像支持体の乾燥手段とを少なくとも
有し、かつ、画像保持紙が前記各手段を順次経過できる
構造であることを特徴とするものである。即ち、疎水性
画像保持支持体および又は疎水性画像を保持することが
できる画像支持体を給紙トレイ(1)から給紙ローラ
(2)によりガイド板(3)を通して搬送ローラ(4)
で剥離ローラ(5)に導く。該剥離ローラ(5)表面に
給液ローラ(6)により剥離液(7)が塗布され、前記
搬送ローラ(4)から搬送されてきた画像支持体に剥離
液(7)が塗布含浸される。剥離液(7)が塗布含浸さ
れ、剥離体と接触している画像支持体を加熱ローラ
(8)で加熱圧接したのち、分離爪(9)で剥離体と画
像支持体とが分離される。分離された剥離体はトナーク
リーニング部(10)で剥離ローラ(5)の表面からク
リーニングされて、再び剥離ローラ(5)の表面に剥離
液(7)が塗布される。一方、分離爪(9)で分離され
た画像支持体はもはや表面には疎水性画像はなく再複写
・再印字が可能な状態になっている。該再複写・再印字
可能な画像支持体は搬送ローラ(11)によって、乾燥
ベルト(12)上に導かれ、乾燥される。乾燥された無
画像の画像支持体は搬送ローラ(11)によって、排紙
トレイ(13)に排紙されて、再複写・再印字可能な画
像支持体が得られる。
【0018】
【実施例】
実施例1 A4版のPPC未使用複写紙を1%の水溶性ポリマーの
デンプンの水溶液に浸漬後、適当な方法で乾燥させ、繰
り返し利用可能な複写用紙を製作した。この乾燥させた
複写用紙をPPC複写機(リコー製IMAGIO320
FP1、商品名)にて画像を形成させた後、1%の水
溶性ポリマーのデンプンを含む水溶液に浸漬後、複写画
像面に加熱したゴムローラーの圧接触後、複写用紙を剥
ぎ取ると、紙面上に形成されていた画像はきれいに紙面
からゴムローラーに転写した。ゴムローラー通過後の紙
は、画像の無い無地の紙シートとなった。更に、その画
像の紙面からの剥れ方は、画像の剥離の際に殆ど繊維の
除去を伴わないため、表面性が複写する以前の未使用複
写紙と同じであった。この一度複写した複写用紙から画
像を除去、乾燥させた紙シートを前記複写機にて再使用
すると、きれいな画像を有する複写画像紙を得ることが
できた。この操作を10回繰り返したが、繰り返しを行
わなかった複写用紙と同じ質の複写画像が得られた。
【0019】実施例2 A4版のPPC未使用複写紙を2%の水溶性ポリマーの
CMC(カルボキシメチルセルロース)の水溶液に浸漬
後、適当な方法で乾燥させ、繰り返し利用できる複写用
紙を製作した。この乾燥させた複写用紙をPPC複写機
(リコー製IMAGIO320 FP1、商品名)にて
画像を形成させた後、1.5%のCMC水溶液に浸漬
後、実施例1と同じ方法で画像形成した複写用紙面から
画像を除去して画像のない無地の紙シートを製作した。
この無地の紙シートは、未使用複写紙と同じ表面性であ
った。この一度複写した複写用紙から画像を除去、乾燥
させた紙シートを前記複写機にて再使用すると、きれい
な画像を有する複写画像紙を得ることができた。この操
作を10回繰り返したが、繰り返しを行わなかった複写
用紙と同じ質の複写画像が得られた。
【0020】実施例3 A4版のPPC未使用複写紙を1%の水溶性ポリマーの
デンプンの水溶液に浸漬後、適当な方法で乾燥させ、繰
り返し利用できる複写用紙を製作した。この乾燥させた
複写用紙の表及び裏の両面にPPC複写機(リコー製I
MAGIO320 FP1、商品名)にて画像を形成さ
せた後、1%の水溶性ポリマーのデンプンを含む水溶液
に浸漬後、表及び裏の複写画像面に順次加熱したゴムロ
ーラーの圧接触後、複写用紙を剥ぎ取ると、紙面の両面
に形成されていた画像はきれいに紙面からゴムローラー
に転写した。ゴムローラー通過後の紙の両面は、共に画
像の無い無地の紙シートとなった。更に、その画像の紙
面の両面からの剥れ方は、画像の剥離の際に殆ど繊維の
除去を伴わないため、表面性が複写する以前の未使用複
写紙の両面と同じであった。この一度複写した複写用紙
から画像を除去、乾燥させた紙シートを前記複写機にて
再使用すると、きれいな画像を両面に有する複写画像紙
を得ることができた。この操作を10回繰り返したが、
繰り返しを行わなかった複写用紙と両面共に同じ質の複
写画像が得られた。
【0021】実施例4 A4版のPPC未使用複写紙を1%のトナクリン205
界面活性剤(日本乳化剤製、商品名)の水溶液に浸漬
後、適当な方法で乾燥させ、繰り返し利用できる複写用
紙を製作した。この乾燥させた複写用紙をPPC複写機
(リコー製IMAGIO320 FP1、商品名)にて
画像を形成させた後、1%の水溶性ポリマーのデンプン
を含む水溶液に浸漬後、複写画像面に加熱したゴムロー
ラーの圧接触後、複写用紙を剥ぎ取ると、紙面上に形成
されていた画像はきれいに紙面からゴムローラーに転写
した。ゴムローラー通過後の紙は、画像の無い無地の紙
シートとなった。更に、その画像の紙面からの剥れ方
は、画像の剥離の際に殆ど繊維の除去を伴わないため、
表面性が複写する以前の未使用複写紙と同じであった。
この一度複写した複写用紙から画像を除去、乾燥させた
紙シートを前記複写機にて再使用すると、きれいな画像
を有する複写画像紙を得ることができた。この操作を1
0回繰り返したが、繰り返しを行わなかった複写用紙と
同じ質の複写画像が得られた。
【0022】実施例5 実施例4において、1%の水溶性デンプンを含む水溶液
の代りに、2%のCMC水溶液を使用した以外は、全く
実施例4と同じに行った。その結果、複写用紙の表面性
及び画像の質は、繰り返しを行わなかった複写用紙と同
じであった。
【0023】実施例6 未使用状態で予め再生処理を施さなかったPPC複写用
紙をPPC複写機(リコー製IMAGIO320 FP
1、商品名)にて画像を形成させた後、水に浸漬させた
後、複写画像面に加熱したゴムローラーを圧接触させ
た。つぎに、圧接触させたゴムローラーから複写用紙を
剥ぎ取ると、紙面上に形成されていた画像はきれいに紙
面からゴムローラーに転写し、ゴムローラー通過後の複
写紙は、画像の無い無地の紙シートとなり、この紙シー
トを乾燥させて複写に再利用できる再生紙を製作した。
この一度複写した複写用紙から画像を除去、乾燥させた
紙シートを前記複写機にて再使用すると、きれいな画像
を有する複写画像紙を得ることができた。この操作を1
0回繰り返したが、繰り返しを行わなかった複写用紙と
同じ質の複写画像が得られた。
【0024】実施例7 実施例6において、水の代りに1%のトナクリン205
界面活性剤(日本乳化剤製、商品名)の水溶液を使用す
る以外は、実施例6と全く同じ方法で複写に再利用でき
る再生紙を製作した。この再生紙を用いて、実施例1〜
6と同じ方法で繰り返し複写、画像除去、乾燥操作を1
0回行ったが、繰り返しを行わなかった複写用紙と同じ
質の紙の表面性及び複写画像が得られた。
【0025】実施例8 実施例6において、水の代りに2%のデンプンを含む水
溶液を使用した以外は、全く実施例6と同じ方法で複写
に再利用できる再生紙を製作した。この再生紙を用い
て、実施例1〜6と同じ方法で繰り返し複写、画像除
去、乾燥操作を10回行ったが、繰り返しを行わなかっ
た複写用紙と同じ質の紙の表面性及び複写画像が得られ
た。
【0026】実施例9 実施例6において、水の代りに2%のCMCを含む水溶
液を使用した以外は、全く実施例6と同じ方法で複写に
再利用できる再生紙を製作した。この再生紙を用いて、
実施例1〜6と同じ方法で繰り返し複写、画像除去、乾
燥操作を10回行ったが、繰り返しを行わなかった複写
用紙と同じ質の紙の表面性及び複写画像が得られた。
【0027】実施例10 実施例6において、水の代りに1.5%トナクリン20
5界面活性剤(日本乳化剤製、商品名)と水溶性ポリマ
ーの3%のデンプンを含む水溶液を使用した以外は、全
く実施例6と同じ方法で複写に再利用できる再生紙を製
作した。この再生紙を用いて実施例1〜6と同じ方法で
繰り返し複写、画像除去、乾燥操作を10回行ったが、
繰り返しを行わなかった複写用紙と同じ質の紙の表面性
及び複写画像が得られた。
【0028】実施例11 実施例6において、水の代りに1.5%トナクリン20
5界面活性剤(日本乳化剤製、商品名)と水溶性ポリマ
ーの2%のCMCを含む水溶液を使用した以外は、全く
実施例6と同じ方法で複写に再利用できる再生紙を製作
した。この再生紙を用いて実施例1〜6と同じ方法で繰
り返し複写、画像除去、乾燥操作を10回行ったが、繰
り返しを行わなかった複写用紙と同じ質の紙の表面性及
び複写画像が得られた。
【0029】実施例12 通常のPPC複写機(リコー製 IMAGIO 320
FP1、商品名)にて画像を形成させた複写画像紙を1
%のトナクリン205界面活性剤(日本乳化剤製、商品
名)を含む水溶液に浸漬させた後、複写画像面にセロハ
ンテープの接着面を圧接触したのち複写画像紙を剥ぎ取
ると、複写画像紙面上に形成されていた画像はきれいに
紙面からセロハンテープの接着剤面に転写し、紙は、画
像のない無地のシートとなった。この無地になった紙シ
ートを乾燥させシートとした紙を、再び前記のPPC複
写機に再使用したところ、きれいな複写画像を得ること
ができた。以上の操作を5回繰り返したが、繰り返しを
行わなかった複写紙(新しい複写紙)と同じ質の複写画
像を得た。
【0030】実施例13 通常のPPC複写機(リコー製 IMAGIO 320
FP1、商品名)にて画像を形成させた複写画像紙を
1.5%のトナクリン205界面活性剤(日本乳化剤
製、商品名)と3%の水溶性ポリマーのCMC(カルボ
キシメチルセルロース)を含む水溶液に浸漬したのち、
複写画像面に加熱したゴムローラーを圧接触させた。次
に、圧接触させたゴムローラーから複写画像紙を剥ぎ取
ると、紙面上に形成されていた画像はきれいに紙面から
ゴムローラーに転写した。ゴムローラー通過後の複写紙
は、画像のない無地の紙シートとなった。この無地にな
った紙シートを乾燥させシートとした紙を、再び前記の
PPC複写機に再使用したところ、きれいな複写画像を
得ることができた。以上の操作を5回繰り返したが、繰
り返しを行わなかった複写紙(新しい複写紙)と同じ質
の複写画像を得た。
【0031】実施例14 通常のPPC複写機(リコー製 IMAGIO 320
FP1、商品名)にて画像を形成させた複写画像紙を
1.5%のトナクリン205界面活性剤(日本乳化剤
製、商品名)と3%の水溶性ポリマーのCMC(カルボ
キシメチルセルロース)を含む水溶液に浸漬したのち、
複写画像面にガムテープの接着面を圧接触したのち複写
画像紙を剥ぎ取ると、紙面上に形成されていた画像はき
れいに紙面からガムテープに転写し、複写紙は、画像の
ない無地の紙シートとなった。この無地になった紙シー
トを乾燥させシートとした紙を、再び前記のPPC複写
機に再使用したところ、きれいな複写画像を得ることが
できた。以上の操作を5回繰り返したが、繰り返しを行
わなかった複写紙(新しい複写紙)と同じ質の複写画像
を得た。
【0032】実施例15 通常のPPC複写機(リコー製 IMAGIO 320
FP1、商品名)にて画像を形成させた複写画像紙を
1.5%のトナクリン205界面活性剤(日本乳化剤
製、商品名)と3%の水溶性ポリマーのCMC(カルボ
キシメチルセルロース)を含む水溶液に浸漬したのち、
複写画像面に熱可撓性インキのトナー成分樹脂(ポリス
チレン:ポリ−n−ブチルアクリレート:ポリ−i−ブ
チルメタクリレート=10:4:8)から構成された剥
離体シートを加熱圧接触したのち複写画像紙を剥ぎ取る
と、紙面上に形成されていた画像はきれいに紙面からト
ナー成分樹脂構成剥離体シートに転写し、複写紙は、画
像のない無地の紙シートとなった。この無地になった紙
シートを乾燥させシートとした紙を、再び前記のPPC
複写機に再使用したところ、きれいな複写画像を得るこ
とができた。以上の操作を5回繰り返したが、繰り返し
を行わなかった複写紙(新しい複写紙)と同じ質の複写
画像を得た。
【0033】実施例16 実施例6において、水の代りに0.02%のBT−7界
面活性剤(日光ケミカルズ製、商品名)の水溶液を使用
する以外は、実施例6と同じ方法で複写に再利用できる
再生紙を製作した。この再生紙を用いて、実施例1〜6
と同じ方法で繰り返し複写、画像除去、乾燥操作を10
回行ったが、繰り返しを行わなかった複写用紙と同じ質
の紙の表面性及び複写画像が得られた。
【0034】実施例17 実施例6において、水の代りに0.05%のBT−9界
面活性剤(日光ケミカルズ製、商品名)の水溶液を使用
する以外は、実施例6と全く同じ方法で複写に再利用で
きる再生紙を製作した。この再生紙を用いて、実施例1
〜6と同じ方法で繰り返し複写、画像除去、乾燥操作を
10回行ったが、繰り返しを行わなかった複写用紙と同
じ質の紙の表面性及び複写画像が得られた。
【0035】実施例18 実施例6において、水の代りに0.2%のBT−12界
面活性剤(日光ケミカルズ製、商品名)の水溶液を使用
する以外は、全く実施例6と同じ方法で複写に再利用で
きる再生紙を製作した。この再生紙を用いて実施例1〜
6と同じ方法で繰り返し複写、画像除去、乾燥操作を1
0回行ったが、繰り返しを行わなかった複写用紙と同じ
質の紙の表面性及び複写画像が得られた。
【0036】実施例19 実施例4において、トナクリン205界面活性剤の代り
に、0.02%のBT−7界面活性剤(日光ケミカルズ
製、商品名)の水溶液を使用した以外は、実施例4と全
く同じ方法で複写に再利用できる複写用紙を製作し、画
像の形成、画像の剥離を行った。この一度複写した複写
用紙から画像を除去、乾燥させた紙シートを前記複写機
にて再使用すると、きれいな画像を有する複写画像紙を
得ることができた。この操作を10回繰り返したが、繰
り返しを行わなかった複写用紙と同じ質の複写画像が得
られた。
【0037】実施例20 実施例4において、トナクリン205界面活性剤の代り
に、0.05%のBT−9界面活性剤(日光ケミカルズ
製、商品名)の水溶液を使用した以外は、実施例4と全
く同じ方法で複写に再利用できる複写用紙を製作し、画
像の形成、画像の剥離を行った。この一度複写した複写
用紙から画像を除去、乾燥させた紙シートを前記複写機
にて再使用すると、きれいな画像を有する複写画像紙を
得ることができた。この操作を10回繰り返したが、繰
り返しを行わなかった複写用紙と同じ質の複写画像が得
られた。
【0038】実施例21 実施例4において、トナクリン205界面活性剤の代り
に、0.2%のBT−12界面活性剤(日光ケミカルズ
製、商品名)の水溶液を使用した以外は、実施例4と全
く同じ方法で複写に再利用できる複写用紙を製作し、画
像の形成、画像の剥離を行った。この一度複写した複写
用紙から画像を除去、乾燥させた紙シートを前記複写機
にて再使用すると、きれいな画像を有する複写画像紙を
得ることができた。この操作を10回繰り返したが、繰
り返しを行わなかった複写用紙と同じ質の複写画像が得
られた。
【0039】実施例22 実施例4において、トナクリン205界面活性剤及び水
溶性ポリマーのデンプンの代りに、0.02%のBT−
7界面活性剤(日光ケミカルズ製、商品名)の水溶液及
び2%CMCの水溶液を使用した以外は、実施例4と全
く同じ方法で複写に再利用できる複写用紙を製作し、画
像の形成、画像の剥離を行った。この一度複写した複写
用紙から画像を除去、乾燥させた紙シートを前記複写機
にて再使用すると、きれいな画像を有する複写画像紙を
得ることができた。この操作を10回繰り返したが、繰
り返しを行わなかった複写用紙と同じ質の複写画像が得
られた。
【0040】実施例23 実施例4において、トナクリン205界面活性剤及び水
溶性ポリマーのデンプンの代りに、0.05%のBT−
9界面活性剤(日光ケミカルズ製、商品名)の水溶液及
び2%CMCの水溶液を使用した以外は、実施例4と全
く同じ方法で複写に再利用できる複写用紙を製作し、画
像の形成、画像の剥離を行った。この一度複写した複写
用紙から画像を除去、乾燥させた紙シートを前記複写機
にて再使用すると、きれいな画像を有する複写画像紙を
得ることができた。この操作を10回繰り返したが、繰
り返しを行わなかった複写用紙と同じ質の複写画像が得
られた。
【0041】実施例24 実施例4において、トナクリン205界面活性剤及び水
溶性ポリマーのデンプンの代りに、0.2%のBT−1
2界面活性剤(日光ケミカルズ製、商品名)の水溶液及
び2%CMCの水溶液を使用した以外は、実施例4と全
く同じ方法で複写に再利用できる複写用紙を製作し、画
像の形成、画像の剥離を行った。この一度複写した複写
用紙から画像を除去、乾燥させた紙シートを前記複写機
にて再使用すると、きれいな画像を有する複写画像紙を
得ることができた。この操作を10回繰り返したが、繰
り返しを行わなかった複写用紙と同じ質の複写画像が得
られた。
【0042】実施例25 実施例6において、水の代りに0.02%BT−7界面
活性剤(日光ケミカルズ製、商品名)と水溶性ポリマー
の3%のデンプンを含む水溶液を使用した以外は、全く
実施例6と同じ方法で複写に再利用できる再生紙を製作
した。この再生紙を用いて実施例1〜6と同じ方法で繰
り返し複写、画像除去、乾燥操作を10回行ったが、繰
り返しを行わなかった複写用紙と同じ質の紙の表面性及
び複写画像が得られた。
【0043】実施例26 実施例6において、水の代りに0.05%BT−9界面
活性剤(日光ケミカルズ製、商品名)と水溶性ポリマー
の2%のCMCを含む水溶液を使用した以外は、全く実
施例6と同じ方法で複写に再利用できる再生紙を製作し
た。この再生紙を用いて実施例1〜6と同じ方法で繰り
返し複写、画像除去、乾燥操作を10回行ったが、繰り
返しを行わなかった複写用紙と同じ質の紙の表面性及び
複写画像が得られた。
【0044】実施例27 実施例6において、水の代りに0.2%BT−12界面
活性剤(日光ケミカルズ製、商品名)と水溶性ポリマー
の3%のデンプンを含む水溶液を使用した以外は、全く
実施例6と同じ方法で複写に再利用できる再生紙を製作
した。この再生紙を用いて実施例1〜6と同じ方法で繰
り返し複写、画像除去、乾燥操作を10回行ったが、繰
り返しを行わなかった複写用紙と同じ質の紙の表面性及
び複写画像が得られた。
【0045】実施例28 実施例6において、水の代りに0.02%BT−7界面
活性剤(日光ケミカルズ製、商品名)と水溶性ポリマー
の2%のCMCを含む水溶液を使用した以外は、全く実
施例6と同じ方法で複写に再利用できる再生紙を製作し
た。この再生紙を用いて実施例1〜6と同じ方法で繰り
返し複写、画像除去、乾燥操作を10回行ったが、繰り
返しを行わなかった複写用紙と同じ質の紙の表面性及び
複写画像が得られた。
【0046】実施例29 実施例6において、水の代りに0.05%BT−9界面
活性剤(日光ケミカルズ製、商品名)と水溶性ポリマー
の3%のデンプンを含む水溶液を使用した以外は、全く
実施例6と同じ方法で複写に再利用できる再生紙を製作
した。この再生紙を用いて実施例1〜6と同じ方法で繰
り返し複写、画像除去、乾燥操作を10回行ったが、繰
り返しを行わなかった複写用紙と同じ質の紙の表面性及
び複写画像が得られた。
【0047】実施例30 実施例6において、水の代りに0.2%BT−12界面
活性剤(日光ケミカルズ製、商品名)と水溶性ポリマー
の2%のCMCを含む水溶液を使用した以外は、全く実
施例6と同じ方法で複写に再利用できる再生紙を製作し
た。この再生紙を用いて実施例1〜6と同じ方法で繰り
返し複写、画像除去、乾燥操作を10回行ったが、繰り
返しを行わなかった複写用紙と同じ質の紙の表面性及び
複写画像が得られた。
【0048】実施例31 通常のPPC複写機(リコー製 IMAGIO 320
FP1、商品名)にて画像を形成させた複写画像紙を
0.02%BT−7界面活性剤(日光ケミカルズ製、商
品名)を含む水溶液に浸漬させた後、複写画像面にセロ
ハンテープの接着面を圧接触したのち複写画像紙を剥ぎ
取ると、複写画像紙面上に形成されていた画像はきれい
に紙面からセロハンテープの接着剤面に転写し、紙は、
画像のない無地のシートとなった。この無地になった紙
シートを乾燥させシートとした紙を、再び前記のPPC
複写機に再使用したところ、きれいな複写画像を得るこ
とができた。以上の操作を5回繰り返したが、繰り返し
を行わなかった複写紙(新しい複写紙)と同じ質の複写
画像を得た。
【0049】実施例32 通常のPPC複写機(リコー製 IMAGIO 320
FP1、商品名)にて画像を形成させた複写画像紙を
0.02%BT−7界面活性剤(日光ケミカルズ製、商
品名)と3%の水溶性ポリマーのCMC(カルボキシメ
チルセルロース)を含む水溶液に浸漬したのち、複写画
像面に加熱したゴムローラーを圧接触させた。次に、圧
接触させたゴムローラーから複写画像紙を剥ぎ取ると、
紙面上に形成されていた画像はきれいに紙面からゴムロ
ーラーに転写した。ゴムローラー通過後の複写紙は、画
像のない無地の紙シートとなった。この無地になった紙
シートを乾燥させシートとした紙を、再び前記のPPC
複写機に再使用したところ、きれいな複写画像を得るこ
とができた。以上の操作を5回繰り返したが、繰り返し
を行わなかった複写紙(新しい複写紙)と同じ質の複写
画像を得た。
【0050】実施例33 通常のPPC複写機(リコー製 IMAGIO 320
FP1、商品名)にて画像を形成させた複写画像紙を
0.02%BT−7界面活性剤(日光ケミカルズ製、商
品名)と3%の水溶性ポリマーのCMC(カルボキシメ
チルセルロース)を含む水溶液に浸漬したのち、複写画
像面にガムテープの接着面を圧接触したのち複写画像紙
を剥ぎ取ると、紙面上に形成されていた画像はきれいに
紙面からガムテープに転写し、複写紙は、画像のない無
地の紙シートとなった。この無地になった紙シートを乾
燥させシートとした紙を、再び前記のPPC複写機に再
使用したところ、きれいな複写画像を得ることができ
た。以上の操作を5回繰り返したが、繰り返しを行わな
かった複写紙(新しい複写紙)と同じ質の複写画像を得
た。
【0051】実施例34 通常のPPC複写機(リコー製 IMAGIO 320
FP1、商品名)にて画像を形成させた複写画像紙を
0.02%BT−7界面活性剤(日光ケミカルズ製、商
品名)と3%の水溶性ポリマーのCMC(カルボキシメ
チルセルロース)を含む水溶液に浸漬したのち、複写画
像面に熱可撓性インキのトナー成分樹脂(ポリスチレ
ン:ポリ−n−ブチルアクリレート:ポリ−i−ブチル
メタクリレート=10:4:8)から構成された剥離体
シートを加熱圧接触したのち複写画像紙を剥ぎ取ると、
紙面上に形成されていた画像はきれいに紙面からトナー
成分樹脂構成剥離体シートに転写し、複写紙は、画像の
ない無地の紙シートとなった。この無地になった紙シー
トを乾燥させシートとした紙を、再び前記のPPC複写
機に再使用したところ、きれいな複写画像を得ることが
できた。以上の操作を5回繰り返したが、繰り返しを行
わなかった複写紙(新しい複写紙)と同じ質の複写画像
を得た。
【0052】実施例35 通常のPPC複写機(リコー製 IMAGIO 320
FP1、商品名)にて画像を形成させた複写画像紙を
0.05%BT−9界面活性剤(日光ケミカルズ製、商
品名)を含む水溶液に浸漬させた後、複写画像面にセロ
ハンテープの接着面を圧接触したのち複写画像紙を剥ぎ
取ると、複写画像紙面上に形成されていた画像はきれい
に紙面からセロハンテープの接着剤面に転写し、紙は、
画像のない無地のシートとなった。この無地になった紙
シートを乾燥させシートとした紙を、再び前記のPPC
複写機に再使用したところ、きれいな複写画像を得るこ
とができた。以上の操作を5回繰り返したが、繰り返し
を行わなかった複写紙(新しい複写紙)と同じ質の複写
画像を得た。
【0053】実施例36 通常のPPC複写機(リコー製 IMAGIO 320
FP1、商品名)にて画像を形成させた複写画像紙を
0.05%BT−9界面活性剤(日光ケミカルズ製、商
品名)と3%の水溶性ポリマーのCMC(カルボキシメ
チルセルロース)を含む水溶液に浸漬したのち、複写画
像面に加熱したゴムローラーを圧接触させた。次に、圧
接触させたゴムローラーから複写画像紙を剥ぎ取ると、
紙面上に形成されていた画像はきれいに紙面からゴムロ
ーラーに転写した。ゴムローラー通過後の複写紙は、画
像のない無地の紙シートとなった。この無地になった紙
シートを乾燥させシートとした紙を、再び前記のPPC
複写機に再使用したところ、きれいな複写画像を得るこ
とができた。以上の操作を5回繰り返したが、繰り返し
を行わなかった複写紙(新しい複写紙)と同じ質の複写
画像を得た。
【0054】実施例37 通常のPPC複写機(リコー製 IMAGIO 320
FP1、商品名)にて画像を形成させた複写画像紙を
0.05%BT−9界面活性剤(日光ケミカルズ製、商
品名)と3%の水溶性ポリマーのCMC(カルボキシメ
チルセルロース)を含む水溶液に浸漬したのち、複写画
像面にガムテープの接着面を圧接触したのち複写画像紙
を剥ぎ取ると、紙面上に形成されていた画像はきれいに
紙面からガムテープに転写し、複写紙は、画像のない無
地の紙シートとなった。この無地になった紙シートを乾
燥させシートとした紙を、再び前記のPPC複写機に再
使用したところ、きれいな複写画像を得ることができ
た。以上の操作を5回繰り返したが、繰り返しを行わな
かった複写紙(新しい複写紙)と同じ質の複写画像を得
た。
【0055】実施例38 通常のPPC複写機(リコー製 IMAGIO 320
FP1、商品名)にて画像を形成させた複写画像紙を
0.05%BT−9界面活性剤(日光ケミカルズ製、商
品名)と3%の水溶性ポリマーのCMC(カルボキシメ
チルセルロース)を含む水溶液に浸漬したのち、複写画
像面に熱可撓性インキのトナー成分樹脂(ポリスチレ
ン:ポリ−n−ブチルアクリレート:ポリ−i−ブチル
メタクリレート=10:4:8)から構成された剥離体
シートを加熱圧接触したのち複写画像紙を剥ぎ取ると、
紙面上に形成されていた画像はきれいに紙面からトナー
成分樹脂構成剥離体シートに転写し、複写紙は、画像の
ない無地の紙シートとなった。この無地になった紙シー
トを乾燥させシートとした紙を、再び前記のPPC複写
機に再使用したところ、きれいな複写画像を得ることが
できた。以上の操作を5回繰り返したが、繰り返しを行
わなかった複写紙(新しい複写紙)と同じ質の複写画像
を得た。
【0056】実施例39 通常のPPC複写機(リコー製 IMAGIO 320
FP1、商品名)にて画像を形成させた複写画像紙を
0.2%BT−12界面活性剤(日光ケミカルズ製、商
品名)を含む水溶液に浸漬させた後、複写画像面にセロ
ハンテープの接着面を圧接触したのち複写画像紙を剥ぎ
取ると、複写画像紙面上に形成されていた画像はきれい
に紙面からセロハンテープの接着剤面に転写し、紙は、
画像のない無地のシートとなった。この無地になった紙
シートを乾燥させシートとした紙を、再び前記のPPC
複写機に再使用したところ、きれいな複写画像を得るこ
とができた。以上の操作を5回繰り返したが、繰り返し
を行わなかった複写紙(新しい複写紙)と同じ質の複写
画像を得た。
【0057】実施例40 通常のPPC複写機(リコー製 IMAGIO 320
FP1、商品名)にて画像を形成させた複写画像紙を
0.2%BT−12界面活性剤(日光ケミカルズ製、商
品名)と3%の水溶性ポリマーのCMC(カルボキシメ
チルセルロース)を含む水溶液に浸漬したのち、複写画
像面に加熱したゴムローラーを圧接触させた。次に、圧
接触させたゴムローラーから複写画像紙を剥ぎ取ると、
紙面上に形成されていた画像はきれいに紙面からゴムロ
ーラーに転写した。ゴムローラー通過後の複写紙は、画
像のない無地の紙シートとなった。この無地になった紙
シートを乾燥させシートとした紙を、再び前記のPPC
複写機に再使用したところ、きれいな複写画像を得るこ
とができた。以上の操作を5回繰り返したが、繰り返し
を行わなかった複写紙(新しい複写紙)と同じ質の複写
画像を得た。
【0058】実施例41 通常のPPC複写機(リコー製 IMAGIO 320
FP1、商品名)にて画像を形成させた複写画像紙を
0.2%BT−12界面活性剤(日光ケミカルズ製、商
品名)と3%の水溶性ポリマーのCMC(カルボキシメ
チルセルロース)を含む水溶液に浸漬したのち、複写画
像面にガムテープの接着面を圧接触したのち複写画像紙
を剥ぎ取ると、紙面上に形成されていた画像はきれいに
紙面からガムテープに転写し、複写紙は、画像のない無
地の紙シートとなった。この無地になった紙シートを乾
燥させシートとした紙を、再び前記のPPC複写機に再
使用したところ、きれいな複写画像を得ることができ
た。以上の操作を5回繰り返したが、繰り返しを行わな
かった複写紙(新しい複写紙)と同じ質の複写画像を得
た。
【0059】実施例42 通常のPPC複写機(リコー製 IMAGIO 320
FP1、商品名)にて画像を形成させた複写画像紙を
0.2%BT−12界面活性剤(日光ケミカルズ製、商
品名)と3%の水溶性ポリマーのCMC(カルボキシメ
チルセルロース)を含む水溶液に浸漬したのち、複写画
像面に熱可撓性インキのトナー成分樹脂(ポリスチレ
ン:ポリ−n−ブチルアクリレート:ポリ−i−ブチル
メタクリレート=10:4:8)から構成された剥離体
シートを加熱圧接触したのち複写画像紙を剥ぎ取ると、
紙面上に形成されていた画像はきれいに紙面からトナー
成分樹脂構成剥離体シートに転写し、複写紙は、画像の
ない無地の紙シートとなった。この無地になった紙シー
トを乾燥させシートとした紙を、再び前記のPPC複写
機に再使用したところ、きれいな複写画像を得ることが
できた。以上の操作を5回繰り返したが、繰り返しを行
わなかった複写紙(新しい複写紙)と同じ質の複写画像
を得た。
【0060】
【効果】本発明によると、複写コピー及びプリントアウ
トした疎水性画像を形成している少なくともその一部が
セルロース繊維を主成分とした紙質からなる画像保持支
持体から紙層を損傷することなく画像が十分に除去され
た画像支持体が提供され、したがって、一度使用した紙
を捨てることなく繰り返し使用でき、紙の消費量を減少
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像保持支持体の再生装置の1実施例
の断面図である。
【符号の説明】
1 給紙トレイ 2 給紙ローラ 3 ガイド板 4 搬送ローラ 5 剥離ローラ 6 給液ローラ 7 剥離液 8 加熱ローラ 9 分離爪 10 トナークリーニング部 11 搬送ローラ 12 乾燥ベルト 13 排紙トレイ 14 搬送リブ 15 回収熱可撓性インキの回収容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 巖 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平4−89271(JP,A) 特開 平4−91298(JP,A) 特開 昭62−156180(JP,A) 特開 平4−234056(JP,A) 特開 平4−64473(JP,A) 特開 平4−82983(JP,A) 特開 平4−94958(JP,A) 実開 平3−68460(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 570 - 578

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一部がセルロース繊維を主成
    分とした紙質層で構成され、かつ該紙層に熱可撓性イン
    キ(トナー)よりなる疎水性画像を形成している画像保
    持支持体に、水、界面活性剤を含む水溶液、水溶性ポリ
    マーを含む水溶液および水溶性ポリマーと界面活性剤を
    含む水溶液よりなる群から選ばれた「水を含む液体」を
    塗布により含浸させ、前記液体の含浸状態で、前記疎水
    性画像を紙質層から画像剥離手段により剥離することを
    特徴とする画像保持支持体の再生方法。
  2. 【請求項2】 水溶液の界面活性剤の濃度が0.01%
    〜20%である請求項1記載の画像保持支持体の再生方
    法。
  3. 【請求項3】 水溶液の水溶性ポリマーの濃度が0.1
    %〜20%である請求項1記載の画像保持支持体の再生
    方法。
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