JP3238301B2 - 画像支持体の再生方法および該再生方法に使用する装置 - Google Patents
画像支持体の再生方法および該再生方法に使用する装置Info
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Description
画像を形成した画像支持体(以下、被記録材ともい
う。)からの画像支持体の再生方法、例えば画像を保持
するプリンター用紙や複写用紙の再生及び再利用方法に
関する。
写用紙が大量に使用されるようになってきた。そのため
に、森林の伐採による地球環境の悪化の問題まで引き起
こすようになってしまった。従来、この問題に対して
は、一度使用した用紙上のインキ等をとり、漬して再び
すいて、古紙といわれる紙に再生するしか方法がなかっ
た。しかし、最近、一度使用した紙の上の文字画像をク
リーニングにより取り去り、複写あるいはプリンティン
グに再利用することができる方法が開発された。例え
ば、このような方法として、以下の公報に記載されてい
る。 (1)特開平4−64472号:未使用の複写紙の表面
にシリコーンシール剤などの離型剤を塗布乾燥させ、複
写再生用紙を作成した後に該離型剤塗布面上に画像形成
複写を行う。該画像形成体を熱溶融性樹脂(画像形成成
分のトナー樹脂)と接着させ画像を除去し、複写再生用
用紙を作成するものである。しかしながら、この方法に
よると、 離型剤上の画像であるため、当然定着性が悪くなる。 画像形成成分のトナー樹脂と接着させ、加熱状態で機
械的に画像を剥ぎ取る。従って、紙繊維の目の中に浸透
している画像成分のトナー樹脂は、完全に除去すること
は不可能である。従って、再生効率は非常に悪いものと
考える。 資源再利用という観点からは、両面コピー、即ち一枚
の複写用紙の表・裏両面コピーが重要であり、今後、主
流となるものと考えられる。このような状況下では、片
面に離型剤を塗布する方法は非常に効率が悪くなる。 たとえ、両面に離型剤を塗布乾燥したとしても、シリ
コーンシール剤では複写紙内に浸透し、結果的に半透明
な複写紙となるであろう。従って、両面コピーは、不可
能(見づらい)となる。 イレーザブルペーパーと普通紙とを区別して複写しな
ければならず非能率的である。イレーザブルペーパーと
普通紙とを混合し、実情に合った状態では複写すること
は困難である。 (2)特開平1−297294号:画像形成支持体とし
て、プラスチック、金属、液浸透性の悪い紙あるいはセ
ラミック等で形成されたものを使用し、該支持体上に形
成された画像を熱溶融性剥離体を介在させて加熱し、画
像を支持体から剥ぎとるクリーニング方法が記載されて
いるが、表面に離型処理を施した特別な用紙(イレーザ
ブルペーパー)を用いなければならず、現在、大量に使
用されている一般的な複写用紙、プリンティング紙など
に適用できない難点がある。 (3)特開平6−206358号、特開平6−2083
18号:画像形成支持体上の画像形成トナー樹脂を有機
溶剤系脱墨剤中で膨潤させてブラシや布製ベルト、ブレ
ード等でこすり取る機械的処理により画像形成トナ−を
画像形成支持体から除去することが開示されているが、
この方法では画像形成体を損ねる恐れがある。 (4)特開平4−89271号:画像形成トナー樹脂の
画像が形成されている画像形成支持体に処理液を塗布ま
たは含浸させた後、ブラシ状、刃物状部材等を押し当て
たり擦りつけたりすることにより、画像保持支持体から
画像形成トナーを除去することが開示されている。 こ
の方法も画像形成体を損ねる恐れがある。
別な用紙の複写画像、プリント画像のクリーニングだけ
でなく、現在、市場で利用されている普通のPPC複写
画像、PPCプリント画像のクリーニングにより複写用
紙、プリント用紙の再生を行い、複写あるいはプリント
に再利用が可能となる再生方法ないし再生装置が要望さ
れる。このようなことから、少なくとも一部がセルロー
ス繊維を主成分とした紙質層で構成され、かつ該紙層に
熱可撓性インキよりなる疎水性画像を形成している画像
保持体に、水を含む液体を含浸保持させ、液体の含浸状
態で疎水性画像を紙質層から画像剥離手段によって剥離
体側に剥ぎ取るクリーニング再生方法が本出願人により
既に提案されている。前記の既提案方式は、例えば、比
較的低濃度の界面活性剤を含む水溶液を1回の工程で含
浸させる方法を採用することにより実現できる。しか
し、画像保持体全体に水溶液が含浸してしまい、結果的
に、画像と紙繊維との境界面に必要以上の水溶液を含浸
させることになる。従って、画像剥離除去後、画像保持
体を再複写可能な状態に乾燥するのに大きな乾燥エネル
ギーが必要となり、再生装置全体としても消費電力が大
きくなってしまうという欠点がある。この結果、皺、波
打ち、カール等の紙質層の変形も多発しやすいものとな
る。それ故本出願人は、再生装置全体としての消費電力
低減のため剥離工程において、ジグザク状に配置した複
数個のローラー間を隙間なく連続接触させながら支持・
画像剥離体を搬送することにより熱の有効利用をはかり
再生装置全体としての消費電力の低減を図った。しか
し、この既提案方式は印画部面積の大きいベタ画像の紙
繊維と熱可撓性インキとの接着性が線画に比べて強く、
その結果として紙剥げ現象が発生し不完全剥離となる難
点があった。
担持された画像には大きく分けて二通りがある。その一
つは印画部面積の小さな、いわゆる線画と言われるもの
である。たとえば、文字やケイ線などで代表されるもの
である。他の一つは印画部面積の大きな、いわゆるベタ
画像と言われるものであって、絵や太い文字、太いケイ
線などで代表される。印画部面積の小さい線画と言われ
る画像は当然、紙繊維と熱溶融性インキとの接着性は、
紙繊維と画像との接着面積が小さいだけでなく画像同士
の接着もなく印画部面積の大きいベタ画像の紙繊維と熱
溶融性インキとの接着性よりも弱くなっている。これに
対して、線画とベタ画像を含んだ画像を保持した画像支
持体を従来技術の方法で画像剥離を実施した場合、ベタ
画像は、ベタ画像と紙繊維との接着面積が大きく、画像
同士の接着もあり接着力が強いため、ベタ画像をいっき
に剥離すると紙繊維表面をも剥離したり、不完全剥離に
なったりする。本発明は、上記課題を解決した画像支持
体の再生方法および再生装置の提供を目的とする。
とも一部がセルロース繊維を主成分とした紙質層で構成
され、かつ該紙質層に熱可撓性インキよりなる疎水性画
像を形成している画像保持体に、水を含む液体(画像除
去促進液)を含浸保持させ、この水を含む液体の含浸さ
れた前記画像保持支持体の表面に画像剥離体を密着一体
化させるとともに、該密着一体化物を水分を通さないシ
−ト状部材により密封または密着挟持させた一体化状態
物(以下、支持・画像剥離体とも云う。)をジグザグ状
に配設した複数個のローラー間を隙間なく連続接触させ
ながら搬送し、疎水性画像を紙質層から剥離する画像支
持体の再生方法において、前記複数個のローラーの内の
少なくとも1つは前記支持・画像剥離体に接触する部分
と接触しない部分からなる接触面を有し、かつ前記支持
・画像剥離体に接触する部分の面積に大小のあるもので
あることを特徴とする画像支持体の再生方法、および前
記複数個のローラーが、支持・画像剥離体に接触する部
分の面積が小さいものから接触する部分の面積が大きい
ものの順に配設された再生方法に関する。
ース繊維を主成分とした紙質層で構成され、かつ該紙質
層に熱可撓性インキよりなる疎水性画像を形成している
画像保持支持体に、水を含む液体(画像除去促進液)を
含浸保持させる手段(a)、この水を含む液体の含浸さ
れた前記画像保持支持体の表面に画像剥離体を密着一体
化させるとともに、該密着一体化物を水分を通さないシ
−ト状部材により密封または密着挟持させ支持・画像剥
離体を形成する手段(b)、前記支持・画像剥離体に接
触する部分と接触しない部分からなり、かつ前記支持・
画像剥離体に接触する部分の面積に大小のある複数個の
ローラーを、前記支持・画像剥離体に支持・画像剥離体
と隙間なく連続接触させることができるように配設され
たものからなる画像剥離手段(c)、さらには必要に応
じて前記画像剥離手段によって画像剥離して再生された
画像支持体の仕上げ手段(d)を少なくとも有すること
を特徴とする画像支持体の再生装置、および前記複数個
のローラーが、支持・画像剥離体に接触する部分の面積
が小さいものから接触する部分の面積が大きいものの順
に配設された画像支持体の再生装置にある。
のローラーが、支持・画像剥離体に接触する部分の面積
が小さいものから接触する部分の面積が大きいものの順
に接触させて画像の剥離を行うことにより、紙質層と熱
可撓性インキよりなる疎水性画像との接着面積の大き
い、すなわち、接着強度の強い大きな画像やベタ画像も
最初に小さな部分、従って接着強度の弱い部分に分割さ
れて順次剥離されるためセルロース繊維が画像とともに
剥離される等、紙質層表面を傷つけることなく、画像を
完全に剥離することができる。また、そのためひとつの
画像支持体を用いて、画像の形成、画像の剥離を充分
に、かつ迅速にくり返し行うことができるので、画像支
持体の再利用を容易に行うことができる。本発明の画像
支持体としては、主に複写あるいはプリンティング用紙
があげられるが、これらのものに限定されるものではな
く該支持体上に画像を保持するものであれば良い。ま
た、該支持体の構成も全て紙質層で構成される必要はな
く、熱可撓性インキ(トナー)による疎水性画像が保持
される層がセルロース繊維を主成分とした紙質層であれ
ばよく、例えば紙質とプラスチック層の積層物が挙げら
れ、さらに画像支持体は、画像保持前に界面活性剤を含
有させた水溶液、水溶性ポリマーを含有させた水溶液お
よび水溶性ポリマーと界面活性剤を含有させた水溶液よ
りなる群から選ばれた少なくとも一種の水溶液を含浸さ
せ、乾燥したものであってもよい。
のトナー成分樹脂としては、ポリスチレン、アクリル樹
脂、メタクリル樹脂、スチレン−ブチルアクリル共重合
体、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリエステル、エ
ポキシ樹脂などが挙げられる。一般に、紙は水で湿る
と、いわゆる腰が弱くなる。このとき、紙質層に保持さ
れている疎水性の熱可撓性インキ(トナー)と紙質層と
の接着性は非常に弱いものとなっている。即ち、セルロ
ース繊維を主成分とした紙質層は、該繊維の絡み合い
で、紙質層表面は無数の凹凸状になっており、更に紙質
内部も無数の微小空隙が存在している。このような状態
の紙質上に疎水性画像が担持された場合、セルロース繊
維の絡み合いによる凹凸や微小空隙よりもPPC複写プ
ロセスで定着された熱可撓性インキ(トナー)画像の方
が大きいため、セルロース繊維と該画像との接触部位に
は多数の空間が存在することになる。このような疎水性
画像を担持した画像保持紙に前記の少なくとも水を含む
液体(剥離液)を塗布、浸漬、吹きつけ等により含浸さ
せると、前記液体は、セルロース繊維及びその空隙、空
間部を毛細管現象で浸透し、熱可撓性インキ(トナー)
画像とセルロース繊維との接触部位にまで剥離液が浸透
する。その結果、熱可撓性インキ(トナー)画像とセル
ロース繊維との接着力を低下させる作用及びセルロース
繊維が剥離液を吸収すると、いわゆる膨潤現象によりセ
ルロース繊維は変形して熱可撓性インキ(トナー)画像
との接触部分の空間が増大して、セルロース繊維と熱可
撓性インキ(トナー)画像との接触面積が減少し、接着
力が低下する作用等によりセルロース繊維と熱可撓性イ
ンキ(トナー)画像との接着性は非常に弱いものとな
る。それ故、画像を形成した画像保持紙のセルロース繊
維を含む紙質層に前記の水を含む液体を含浸させた状
態、特に界面活性剤によって前記の水を含む液体を十分
に含浸させた状態で前記のような剥離手段を採用するこ
とにより、画像は簡単に、紙質層を傷めることなく、か
つ熱可撓性インキ(トナー)の微小なかけらが残存する
ことなく除去できることになる。また、画像保持紙に水
とともに水溶性ポリマーを保持させることにより、画像
剥離体と直接接触できない紙質層の凹部の熱可撓性イン
キ(トナー)画像あるいはセルロース繊維内部の熱可撓
性インキ(トナー)画像に水溶性ポリマーが接着し、そ
の粘着力によって熱可撓性インキ(トナー)画像を、紙
質層を傷めることなく剥離することができる。このよう
な水溶性ポリマーとしては、本出願人が既に出願してい
る特願平6−272826号に記載のような澱粉質等の
水溶性天然高分子、セルロース系、澱粉系等の水溶性半
高分子、およびポリビニルアルコール等水溶性合成高分
子が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
又は水を含有する水溶液である。画像除去促進液が同一
被記録材に対して1回または複数回に分けて付与され
る。複数回に分けて付与される場合、必ずしも各回で付
与される液体のすべてに水が含まれている必要は無い
が、複数回の付与の中で少なくとも1回は水を含む液が
被記録材に付与される。画像除去促進液としては、水の
他に、界面活性剤、水溶性高分子、水溶性有機化合物を
含有することが好ましい。界面活性剤は、画像除去促進
液を速やかに被記録材に浸透させる作用を有する。画像
除去促進液として表面張力が50mN/m以下に調整さ
れているものを用いることが好ましい。画像除去促進液
としてその表面張力が50mN/m以下に調整されてい
るものを用いることにより、被記録材や被記録材上の画
像形成物質への液の濡れ性が高まり、被記録材の膨潤層
への浸透速度が速くなるため、高速処理や処理装置の小
型化が可能となる。表面張力としては、静的な表面張力
が50mN/m以下に調整されていることが好ましい
が、高速処理に対応するためには、例えば振動ジェット
法、液滴重量法、泡圧法等で測定される。動的な表面張
力の値が50mN/m以下に調整されていることが更に
好ましい。界面活性剤を画像除去促進液に添加すること
により、画像除去促進液の表面張力が50mN/m以下
に調整される。画像保持体に水を含む液体を1回で塗布
する場合には水を含む液体および画像保持体中の界面活
性剤の濃度は好ましくは0.01%から20%、さらに
好ましくは0.01〜5%である。界面活性剤の全体と
しての濃度が、あまり高すぎると紙に導電性を与えるの
で再複写の時に好ましくないものとなってしまう。一
方、水を含む液体中の水溶性ポリマーの濃度は好ましく
は0.1〜20%、さらに好ましくは0.5〜10%で
ある。水溶性ポリマーの濃度が、あまり高すぎると粘度
が高くなり、紙への浸透が遅くなって、剥離処理持に長
時間を要することとなり好ましくない。
記したように必ずしも1段階で行なわれる必要はなく、
2段階以上に分けて行なうことができる。例えば、2段
階に分けて行なう場合、1段階目で高濃度の界面活性剤
を含んだ水を主体とする画像除去促進液を極く薄く塗布
し、次いで2段階目で水、あるいは低濃度の界面活性剤
水溶液、低濃度の水溶性ポリマ−水溶液、あるいは低濃
度の界面活性剤と低濃度の水溶液性ポリマ−水溶液より
なる群から選ばれた少なくとも一種の水を主体とする画
像除去促進液を極く薄く少量塗布する。例えば、1段階
目で1〜100wt%、より好ましくは10〜100w
t%の界面活性剤の水溶液を0.01〜1g/A4(A
4版の画像支持体に含まれる量を示す。以下、この表示
を用いる。)の範囲で、第2段目では好ましくは0.0
1〜0.5wt%、さらに好ましくは0.01〜0.2
wt%の界面活性剤水溶液、低濃度の水溶性ポリマー水
溶液、あるいは低濃度の界面活性剤と低濃度の水溶液性
ポリマー水溶液よりなる群から選ばれた少なくとも一種
の水を主体とする画像除去促進液を0.01〜2.0g
/A4、好ましくは0.01〜1.0g/A4の範囲で
含浸塗布させる。画像除去促進液の被記録材への付与は
更に目的に応じて、更に多段階に分けても良い。付与の
段階を多くする方が被記録材の単位面積あたりに付与す
る液量が各段の総和が少ない場合でも、良好な画像の除
去ができる傾向にある。但し、液付与の段数を多くする
とその分、液を付与するための装置の構成が複雑になる
ので、目的に応じて適宜な選択が必要である。
ー)よりなる画像保持紙を水で充分に短時間で湿めらす
ためには、水と画像保持紙とのぬれ性が重要となる。ま
た、画像保持紙より画像を除去するためには、熱可撓性
インキ(トナー)と紙との境界にも充分に水が浸透する
必要がある。毛細管現象を促進し、熱可撓性インキ(ト
ナー)よりなる疎水性画像を保持した支持体に前記水を
含む液体を速やかに浸透させる作用として、前記したよ
うに界面活性剤がある。界面活性剤は、一般に、親油基
と親水基の組合せによりその分子が構成されたものであ
るが、本発明で使用する界面活性剤の種類は特に制限さ
れるものではなく、例えば本出願人が既に出願した特願
平6−272826号に記載のものが挙げられる。例え
ば、脂肪酸誘導体硫酸エステル、スルホン酸型、リン酸
エステル型などの陰イオン(アニオン)界面活性剤、四
級アンモニウム塩、複素環アミン、アミン誘導体などの
陽イオン(カチオン)界面活性剤、両性界面活性剤、非
イオン界面活性剤、などが挙げられる。
複数個のローラーは、例えば、図2、3、4、5および
図6の断面形状に示すように、支持・画像剥離体に接触
する部分3と接触しない部分4からなる接触角を有する
複数個のローラーが例示できる。すなわち、支持・画像
剥離体に接触する部分、あるいは支持・画像剥離体に接
触しない部分が、図2に示すような四角状のもの、ある
いは図3に示すような円形状のもの、あるいは図4に示
すようならせん状の連続状のもの等が挙げられるが、本
発明の所期の効果を奏するものであれば、これら図面の
ものに限定されるものではない。また、前記複数個のロ
ーラーは、図6に示すようにローラーおよび回転体は、
支持・画像剥離体に接触しない部分の表面から内部に向
かって透孔が施された中空体であっても良い。ただし、
本発明の所期の効果を奏するものであれば、これら図面
のものに限定されるものではない。前記各図のような複
数個のローラーの接触表面は、たとえばローラーおよび
回転体自体の表面に前記パターンによる凹凸を形成する
か、あるいは疎水性画像に接着する材料を前記各図のよ
うなパターンに塗布するか、または前記各図のようなパ
ターンを形成することができるシート、ベルト等を複数
個のローラー表面に接着することにより形成することが
できる。また、支持・画像剥離体に接触する部分と接触
しない部分の形状および/または大きさは同一、あるい
は異なっていてもよい。但し、支持・画像剥離体に接触
する部分の面積に大小のある複数個のローラーを、画像
に接着する部分の面積が小さい画像剥離体から、接触す
る部分の面積が大きい順に疎水性画像に支持・画像剥離
体に接触させる場合において、各ローラーおよび回転体
の支持・画像剥離体に接触する各部分の面積は必ずしも
同一である必要はなく、異なる面積の部分の組合わせで
構成されたものであってもよいが、前者の画像剥離体の
疎水性画像に接着する部分の最大面積のものが、後者の
画像剥離体の疎水性画像に接着する部分の最小面積より
小さい面積であることが好ましい。本発明で使用する複
数個のローラーは、前記のように支持・画像剥離体に接
着する部分の面積に大小のあるものであれば良いが、好
ましくは最後のローラーおよび回転体は、支持・画像剥
離体と接触しない部分を有しないベタ接触面を有するも
のを使用するのが好ましい。複数のローラーのうち少な
くとも1本のローラーをモータで回転駆動させ、他を従
動ローラーとすることができる。
離体に接触する部分を構成する材料としては、たとえば
ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリプロ
ピレン、アクリル樹脂、メタアクリル樹脂、エポキシ樹
脂、スチレン−ブチルアクリル共重合体、スチレン−ブ
タジエン共重合体のような高分子材料が挙げられるが、
特に熱可撓性インキのトナー成分樹脂あるいは該樹脂と
似ているSP値を有する樹脂が好ましい。また、支持・
画像剥離体と接着する部分を構成する材料としては、下
記のような接着剤の成分樹脂を用いることができる。但
し、画像に対して接着性を有するものであれば前記のも
のに限定されるものではなく、また、水溶性のものある
いは非水溶性のものであってもよい。 接着剤の成分樹脂 にかわ、ゼラチン、アルブミン、カゼインなどのタンパ
ク質系樹脂、でんぷん系、セルロース繊維系、複合多糖
類系(アラビアゴム、トラガントゴムなど)などの炭水
化物系樹脂、酢酸ビニルの重合体及び共重合体、アクリ
ル系、エチレン共重合物、ポリアミド、ポリエステル、
ポリウレタンなどの熱可塑性樹脂、ポリクロロプレン
系、ニトリルゴム系、再生ゴム系、SBR系、天然ゴム
系などのゴム系樹脂。
録材上の画像形成物質と接着せしめて被記録材から転
写、剥離するための部材であり、該画像剥離部材の画像
形成物質との接触部分を構成する材料としては、画像形
成物質とある程度以上の接着性や耐熱性を示すことが必
要であり、その材料としては、例えばイソプレンゴム、
ネオプレンゴム、クロロプレンゴム、シリコーンゴム、
ブタジエンゴム、フッ素ゴムなどの合成ゴム、天然のゴ
ム、ビスフェノール・エピクロルヒドリン縮合物などの
エポキシ樹脂、アルキド樹脂、尿素ホルムアルデヒド樹
脂、ブチル尿素ホルムアルデヒド樹脂、ブチル化メラミ
ンホルムアルデヒド樹脂、ベンゾグアナミンホルムアル
デヒド樹脂などのアミノ樹脂、テルペンフェノール樹
脂、フェノールエーテル樹脂、フェノール樹脂などのフ
ェノール系熱硬化樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニ
リデン、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合
体、ポリフッ化ビニリデン等のビニル共重合体、ポリビ
ニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンなどのビニル系重合体、ポリブチルア
クリレート、ポリメタクリル酸、ポリメチルメタクリレ
ートなどのアクリル樹脂、ポリイミド、6,6−ナイロ
ン、6−ナイロンなどのポリアミド、ポリカーボネー
ト、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエーテルケト
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レート、芳香族ポリエステルなどのポリエステル、ポリ
フェニレンサルファイド、ポリパラバラン酸、ポリエー
テルニトリル、アラミドなどの熱可塑性あるいは熱硬化
性の合成樹脂、ニッケル、ステンレススチール、アルミ
ニウムなどの金属及びその酸化物、セラミックス材料等
がその例として挙げられる。最適な剥離部材の材料は、
剥離しようとする画像形成物質の種類、画像形成物質除
去プロセスにより選定されるべきであるが、剥離部材を
繰り返し使用することが再生コストを下げるなど種々の
点で有利であり、その場合には、比較的高い耐熱性や表
面の安定性が要求される。画像の除去特性及び耐久性か
ら好ましい剥離部材の例としては、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルエ
ーテルケトン、ポリフェニレンサルファイド、ポリパラ
バラン酸、ポリエーテルニトリル、アラミド、ポリイミ
ド、ポリエーテルイミド、ステンレススチール、ニッケ
ル、アルマイト等が挙げられる。これらの材料は単独で
も用いられるが、積層したり、アロイ化したり、グラス
ファイバー、ウィスカー、カーボン、シリカ、酸化チタ
ンなどの他の添加剤を加えるなどにより複合して用いる
こともできる。
び再生装置について、図面に基づいて具体的に説明す
る。図1において、給紙部Aに保管された熱可撓性イン
キ(トナー)よりなる疎水性画像を形成している画像保
持体を搬送ローラーで塗布部Bに搬送され水あるいは水
を含む液体が画像保持体に塗布される。該水あるいは水
を含む液体を保持した画像保持体は、図示しない駆動系
により駆動される支持・剥離体化ローラー1で支持・画
像剥離体を形成させた後、直ちに画像剥離機能と乾燥機
能を有する前記画像剥離部Cで疎水性画像を画像保持支
持体から加熱・加圧下で剥離される。前記操作によって
再生された疎水性画像の剥離された排紙部Eに保管され
る。前記画像剥離部Cの次に、必要に応じて仕上げ部D
を設けても良い。前記仕上げ部Dでは、前記画像剥離部
Cでの画像支持体の乾燥が不十分の場合には、更に乾燥
を行い、さらに必要に応じて画像支持体の表面の円滑化
及びシワ、波打ち、伸びを除去する等の仕上げ処理を行
う。このような再生画像支持体の仕上げ処理を行った
後、排紙部Fに前記疎水性画像の無い無地の再生支持体
を保管する。また、図示しない駆動系によって駆動され
る分離ローラー2で分離された前記疎水性画像が剥離転
写されている剥離ベルト上の疎水性画像はクリーニング
部Fでクリーニングされ、清浄な表面として再び画像保
持に使用可能なものとなる。
成および剥離作用について、図7、8および9に基づい
て更に詳細に説明する。図7において、挿入部6から挿
入搬送された支持・画像剥離体7は、該支持・画像剥離
体7と部分接触する部分が少ないローラー8−1と加熱
・加圧下で部分接触しながら搬送された後、回転体9−
1と加熱・加圧下で部分接触しながら搬送されている。
順次、同様に支持・画像剥離体7と部分接触する部分が
少ないローラー8−2、9−2、8−3、9−3・・・
・・・・・と加熱・加圧下で部分接触しながら搬送され
ていき、最終段階で支持・画像剥離体7と全面接触する
回転体11およびローラー10に搬送されて行き、排出
部12から熱可撓性インキ(トナー)からなる印画部面
積の大きなベタ画像は勿論のこと、印画部面積の小さな
線画も共に完全に支持体から紙剥がれが無く画像を完全
に除去した再複写可能な無地の再生紙が得られた。図9
に示すように支持・画像剥離体ベルト16とローラー1
3、15及び回転体14とがジグザグ状に連続接触して
いる場合、支持・画像剥離体ベルト16の張り応力によ
り17a、17b,17c方向の圧力が支持・画像剥離
体ベルト16に加わる。更に、18a,18bには前記
圧力に加えて、回転体14の自重による圧力も加わる。
このような支持・画像剥離体ベルト16とローラー1
3、15及び回転体14とが全面接触すると、支持・画
像剥離体ベルト16内の熱可撓性インキ(トナー)と該
トナ−画像を転写剥離する剥離体ベルトとの加圧接着力
は均一に行われ、ベタ画像も線画も同時に剥離されるこ
とになる。しかし、ベタ画像と線画との画像剥離体への
接着面は、ベタ画像の方が大きいため、線画は剥離され
たとしてもベタ画像の方はセルロ−ス繊維の剥離、いわ
ゆる紙剥がれ状態で剥離が生じたり、あるいは不十分な
画像の剥離となるという問題が生じる。一方、図8に例
示するように支持・画像剥離体とローラーおよび回転体
22とが部分接触している場合には、ローラーおよび回
転体22の凸部と支持・画像剥離体25との接触面には
圧力23が加わるが、ローラーおよび回転体22の凹部
と支持・画像剥離体25との非接触面には圧力24が加
わらない。その結果として、支持・画像剥離体25にお
ける剥離体ベルト19と熱可撓性インキ(トナー)2
1、画像保持体20に加わる圧力に強弱が発生し、ロー
ラーおよび回転体22の凸部には強い圧力、凹部には弱
い圧力が加わって剥離体ベルト19と熱可撓性インキ
(トナー)21と画像保持体20との接着力に差異が生
じることになる。その結果、少面積の範囲での転写剥離
が起こり、紙剥がれが無く、1対のローラー及び回転体
では不十分な画像剥離となる。しかしながら、図7に示
すような複数個のローラー及び回転体間で画像剥離を繰
り返して行うことにより、紙剥がれ、波打ち、カ−ル等
が発生しない紙に優しく、しかも画像を完全に剥離する
事の出来る画像剥離を行える。
る。画像保持体から画像の熱可撓性インキ(トナー)を
画像剥離体に転写剥離する場合について説明する。画像
保持体から画像の熱可撓性インキ(トナー)を剥離体に
転写剥離する場合、加熱・加圧条件下で行う。該加熱手
段としては、 (1)前記複数個のローラー、前記複数個の回転体及び
支持・画像剥離体から構成されている剥離工程ユニット
全体を図1に例示した雰囲気加熱ヒータボックス26内
に挿入するか、 (2)前記複数個のローラーによる加熱を行うか、 (3)前記複数個のローラーの加熱と前記複数個の回転
体による加熱を行う。前記加熱は、 (1)熱可撓性インキ(トナー)の軟化温度から流動開
始直前の温度の間に設定した固定温度にするか、あるい
は (2)支持・画像剥離体の挿入側と排出側とに前記温度
範囲で温度勾配を持たせる方法 等が採用できる。すなわち、熱可撓性インキ(トナー)
が軟化しない間は、トナー像と画像剥離体との接着力よ
りもトナー自身の凝縮力およびトナーと紙との間の接着
力の方が強く、その結果として画像保持体から画像の剥
離が行われない。一方、熱可撓性インキ(トナー)が流
動してしまうと該トナーが紙質層の内部にまで浸透して
しまい、トナー像と画像剥離体との接着力はトナー像と
紙との接着力より小さくなり、更に前記トナーが流動状
態となることによりトナー自身の凝集力は極端に小さく
なる。その結果として画像保持体から画像の剥離が行わ
れなくなる。
る画像、あるいは印画部面積の大きい線画と小さい線画
で形成される画像を保持した画像支持体であっても、画
像支持体の紙繊維表面を剥離することなく、また画像を
残存することなく、さらには紙のしわ、伸び、カール等
も発生せず、いわゆる紙にやさしく、かつ画像保持支持
体より画像を完全に剥離した画像支持体を再生すること
ができる。
である。
る。
である。
である。
び回転体 23 圧力方向 24 圧力方向 25 支持・画像剥離体 26 透孔
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも一部がセルロース繊維を主成
分とした紙質層で構成され、かつ該紙質層に熱可撓性イ
ンキよりなる疎水性画像を形成している画像保持体に、
水を含む液体を含浸保持させ、この水を含む液体の含浸
された前記画像保持支持体の表面に画像剥離体を密着一
体化させるとともに、該密着一体化物を水分を通さない
シート状部材により密封または密着挟持させた一体化状
態物(以下、支持・画像剥離体とも云う。)をジグザグ
状に配設された複数個のローラー間を隙間なく連続接触
させながら搬送し、疎水性画像を紙質層から剥離する画
像支持体の再生方法において、前記複数個のローラーの
内の少なくとも1つは前記支持・画像剥離体に接触する
部分と接触しない部分からなる接触面を有し、かつ前記
支持・画像剥離体に接触する部分の面積に大小のあるも
のであることを特徴とする画像支持体の再生方法。 - 【請求項2】 複数個のローラーが、支持・画像剥離体
に接触する部分の面積が小さいものから接触する部分の
面積が大きいものの順に配設された請求項1記載の画像
支持体の再生方法。 - 【請求項3】 少なくとも一部がセルロース繊維を主成
分とした紙質層で構成され、かつ該紙質層に熱可撓性イ
ンキよりなる疎水性画像を形成している画像保持支持体
に、水を含む液体を含浸保持させる手段(a)、この水
を含む液体の含浸された前記画像保持支持体の表面に画
像剥離体を密着一体化させるとともに、該密着一体化物
を水分を通さないシート状部材により密封または密着挟
持させ支持・画像剥離体を形成する手段(b)、前記支
持・画像剥離体に接触する部分と接触しない部分からな
り、かつ前記支持・画像剥離体に接触する部分の面積に
大小のある複数個のローラーを、前記支持・画像剥離体
に支持・画像剥離体と隙間なく連続接触させることがで
きるように配設されたものからなる画像剥離手段(c)
および必要に応じて前記画像剥離手段によって画像剥離
して再生された画像支持体の仕上げ手段(d)を少なく
とも有することを特徴とする画像支持体の再生装置。 - 【請求項4】 複数個のローラーが、支持・画像剥離体
に接触する部分の面積が小さいものから接触する部分の
面積が大きいものの順に配設された請求項3記載の画像
支持体の再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14950595A JP3238301B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 画像支持体の再生方法および該再生方法に使用する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14950595A JP3238301B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 画像支持体の再生方法および該再生方法に使用する装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08320638A JPH08320638A (ja) | 1996-12-03 |
JP3238301B2 true JP3238301B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=15476619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14950595A Expired - Fee Related JP3238301B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 画像支持体の再生方法および該再生方法に使用する装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3238301B2 (ja) |
-
1995
- 1995-05-24 JP JP14950595A patent/JP3238301B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08320638A (ja) | 1996-12-03 |
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