JP3250879B2 - 画像支持体の再生方法および該再生方法に使用する再生装置 - Google Patents

画像支持体の再生方法および該再生方法に使用する再生装置

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、紙層に熱溶融性インキよりなる
画像を形成している画像保持支持体からの画像支持体の
再生方法および該再生方法に使用する再生装置に関す
る。
【0002】
【従来技術】最近のOA化により、プリンター用紙や複
写用紙が大量に使用されるようになってきた。そのため
に、森林の伐採による地球環境の悪化の問題まで引き起
こすようになってしまった。従来、この問題に対して
は、一度使用した用紙上のインキ等をとり、漬して再び
すいて、古紙といわれる紙に再生するしか方法がなかっ
た。しかし、最近、一度使用した紙の上の文字画像をク
リーニングにより取り去り、複写あるいはプリンティン
グに再利用することができる方法が開発された。例え
ば、このような方法として、以下の公報に記載されてい
る。 (1)特開平4−64472号:未使用の複写紙の表面
にシリコ−ンシ−ル剤などの離型剤を塗布乾燥させ、複
写再生用用紙を作成した後に該離型剤塗布面上に画像形
成複写を行う。該画像形成体を熱溶融性樹脂(画像形成
成分のトナー樹脂)と接着させ画像を除去し、複写再生
用用紙を作成するものである。しかしながら、この方法
によると、 離型剤上の画像であるため、当然定着性が悪くなる。 画像形成成分のトナー樹脂と接着させ、加熱状態で機
械的に画像を剥ぎ取る。従って、紙繊維の目の中に浸透
している画像成分のトナー樹脂は、完全に除去すること
は不可能である。従って、再生効率は非常に悪いものと
考える。 資源再利用という観点からは、両面コピ−、即ち一枚
の複写用紙の表・裏両面コピーが重要であり、今後、主
流となるものと考えられる。このような状況下では、片
面に離型剤を塗布する方法は非常に効率が悪くなる。 たとえ、両面に離型剤を塗布乾燥したとしても、シリ
コ−ンシ−ル剤では複写紙内に浸透し、結果的に半透明
な複写紙となるであろう。従って、両面コピーは、不可
能(見づらい)となる。 イレ−ザブルペ−パ−と普通紙とを区別して複写しな
ければならず非能率的である。イレ−ザブルペ−パ−と
普通紙とを混合し、実情に合った状態では複写すること
は困難である。 (2)特開平1−101576号、特開平1−1015
77号:画像形成支持体上の画像形成トナー樹脂を溶解
させる有機溶剤に、画像を形成した支持体を浸漬し、超
音波処理することにより画像形成した支持体から画像を
除去するというものである。しかしながら、これらの方
法では、有機溶剤を使用することにより、公害、発火性
および毒性等の問題があり、一般のオフィス、家庭など
での使用に難点がある。 (3)特開平1−297294号 画像形成支持体として、プラスチック、金属、液浸透性
の悪い紙あるいはセラミック等で形成されたものを使用
し、該支持体上に形成された画像を熱溶融性剥離体を介
在させて加熱し、画像を支持体から剥ぎとるクリーニン
グ方法が記載されているが、表面に離型処理を施した特
別な用紙(イレ−ザブルペ−パ−)を用いなければなら
ず、現在、大量に使用されている一般的な複写用紙、プ
リンティング紙などに適用できない難点がある。
【0003】
【目的】本発明の目的は、特別な用紙(イレーザブルペ
ーパー)のコピー画像、プリンティング画像のクリーニ
ングだけでなく、現在市場で利用されている普通のPP
C複写画像、PPCプリンティング画像のクリーニング
による複写あるいはプリンティング用紙の再生方法およ
び該再生方法に使用する装置を提供することにある。
【0004】
【構成】本発明の第1は、少なくとも一部がセルロ−ス
繊維を含む紙層で構成されている画像支持体の紙層に形
成された熱溶融性インキよりなる画像を剥離する画像剥
離体を有する画像保持支持体の再生装置において、前記
画像剥離体が、表面をマット加工したロ−ラ上に熱溶融
性インキに対する接着性を有する材料を設けたものであ
ることを特徴とする画像保持支持体の再生装置に関す
る。。本発明の第2は、前記第1の画像保持支持体の再
生装置において、画像剥離体に隣接して、画像剥離体上
の熱溶融性インキを再転写可能な少なくとも1個のヒ−
トロ−ラを設けたことを特徴とする画像保持支持体の再
生装置に関する。本発明の第3は、前記第2の画像支持
体の再生装置において、ヒ−トロ−ラの少なくとも1個
に、該ロ−ラ上に再転写された熱溶融性インキを掻き取
ることのできるブレードを設けたことを特徴とする画像
保持支持体の再生装置に関する。本発明の第4は、少な
くとも一部がセルロース繊維を含む紙層で構成されてい
る画像支持体の紙層に熱溶融性インキより画像が形成さ
れている画像保持支持体を、水または界面活性剤を含む
水溶液(1)、水溶性ポリマーを含む水溶液(2)、水
溶性ポリマーと界面活性剤を含む水溶液(3)および前
記水溶液に熱溶融性インキの着色成分の漂白剤を含有さ
せた水溶液(4)よりなる群から選ばれた少なくとも1
種の水溶液で処理し、該水溶液または水を前記紙層部分
に保持させた後、少なくとも該紙層部分と画像剥離体を
加熱接着または加圧接着することにより画像保持支持体
の紙層から画像を剥離することを特徴とする画像保持支
持体の再生方法において、前記第1、2または3記載の
再生装置を使用して行なうことを特徴とする画像保持支
持体の再生方法に関する。本発明の第5は、前記画像支
持体が、紙層に画像が形成される前に、前記水溶液
(1)、(2)、(3)および(4)よりなる群から選
ばれた少なくとも1種の水溶液を保持させた後、乾燥し
たものである請求項4記載の画像支持体の再生方法に関
する。本発明の画像支持体としては、主に複写あるいは
プリンティング用紙があげられるが、該画像支持体の構
成は全て紙層で構成されている必要はなく、少なくとも
一部が熱溶融性インキによる画像が保持されるセルロー
ス繊維を含む紙層で構成されているものであれば良い。
例えばセルロース繊維を含む紙層とプラスチック層の積
層物のようなものであってもよい。一般に、セルロース
繊維を含む紙層は水で湿ると、いわゆる腰が弱くなる。
このとき、紙層に保持されている疎水性の熱溶融性イン
キと紙層との接着性は非常に弱いものとなっている。そ
れ故、画像を形成した画像支持体のセルロース繊維を含
む紙層に水を含ませ、特に界面活性剤によって水を十分
に含ませた状態で適当な剥離手段を採用することによ
り、画像は簡単に紙層を傷めることなく除去できること
になる。さらに水溶性ポリマ−を水あるいは界面活性剤
を含有する水溶液中に含有させると、水溶性ポリマ−
は、画像剥離体を形成するので、画像剥離をより効果的
に行うことができる。本発明において、使用する水溶性
ポリマ−としては、代表的には下記の表1に示すポリマ
−が挙げられるが、これらポリマ−に限定されるもので
はない。
【0005】
【表1】
【0006】本発明において除去される熱溶融性インキ
のトナー成分樹脂としては、ポリスチレン、アクリル樹
脂、メタクリル樹脂、スチレン−ブチルアクリル共重合
体、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリエステル、エ
ポキシ樹脂などが挙げられる。画像保持紙を水で充分に
短時間で湿めらすためには、水と画像保持紙とのぬれ性
が重要であり、また、熱溶融性インキと紙との境界に充
分に水が浸透する必要がある。これらの水を浸透させる
作用として界面活性剤がある。脂肪酸誘導体、硫酸エス
テル、スルホン酸型、リン酸エステル型などのアニオン
界面活性剤、四級アンモニウム塩、エステル結合アミン
およびエーテル結合を有する第四級アンモニウム塩、複
素環アミン、アミン誘導体などのカチオン界面活性剤、
両性界面活性剤、非イオン界面活性剤などが挙げられ
る。前記界面活性剤や水溶性ポリマーは製紙工業では紙
のサイズ剤などに使用されているものであり、従って、
これらを使用したとしても紙の表面を傷めることはな
く、むしろ紙の表面を改良する作用がある。但し、前記
界面活性剤あるいは水溶性ポリマーの水溶液の濃度は好
ましくは0.1〜20%、さらに好ましくは0.5〜1
0%である。水溶液の濃度があまり高すぎると、再生し
た紙が硬くなったり、空気中の水分を吸って粘着性を帯
びたりする。また、紙層に画像が形成される前の前記画
像支持体に、前記界面活性剤や水溶性ポリマーの水溶液
を保持させた後、乾燥した画像支持体を使用すると、前
記画像保持支持体の画像剥離をさらに容易に行うことが
できる。また、複写画像を形成する熱溶融性インキに
は、水溶性染料等の着色成分を含有させる場合があり、
このような場合、前記の画像の剥離工程中において、前
記の着色成分が画像支持体の方ににじみ出てきて、該支
持体を染着し、薄い染着像を形成し、これが薄く残像と
して残る場合があり、再生した画像支持体の商品価値を
低下させるという問題が生じることがある。この問題を
解決するため、熱溶融樹脂インキ中の着色成分を分解さ
せることができる剤、例えば、漂白剤を水または前記水
溶液(1)、(2)あるいは(3)に含有させても良
い。
【0007】本発明は、前記画像剥離手段として、表面
をマット加工したロ−ラ上に、該ロ−ラが画像と加熱又
は加圧接触する時に、画像を構成する熱溶融性インキの
トナ−成分樹脂と接着性のある材料を設けた剥離体を用
いることを一つの特徴とする。前記画像剥離体を構成す
る材料としては、高分子材料、特に画像を構成する物質
と似ているSP値を有する有機高分子材料、表面活性エ
ネルギーの高い金属材料、その蒸着材料、セラミック材
料等の無機材料等が好ましい。熱溶融性インキの剥離体
を形成する高分子材料としては、前記のような水溶性ポ
リマ−以外に、前記のような熱溶融性インキのトナー成
分樹脂あるいは下記のような接着剤の成分樹脂が挙げら
れる。但し、樹脂の種類は、加熱又は加圧接触時、画像
に対して接着性を有するものであればその種類は限定さ
れるものではなく、また、水溶性のものあるいは非水溶
性のものであってもよい。 接着剤の成分樹脂 にかわ、ゼラチン、アルブミン、カゼインなどのタンパ
ク質系樹脂、でんぷん系、セルロース系、複合多糖類系
(アラビアゴム、トラガントゴムなど)などの炭水化物
系樹脂、酢酸ビニルの重合体及び共重合体、アクリル
系、エチレン共重合物、ポリアミド、ポリエステル、ポ
リウレタンなどの熱可塑性樹脂、ポリクロロプレン系、
ニトリルゴム系、再生ゴム系、SBR系、天然ゴム系な
どのゴム系樹脂、ゴム系、アクリル系などの感圧接着
剤。
【0008】ただ、画像剥離体として表面を鏡面仕上げ
したロ−ラを用いる場合には、ロ−ラ上に設けた材料が
逆に画像支持体側に転写してしまう場合が生じるが、本
発明は、表面をマット加工したロ−ラを用いることによ
りこのような現象を防止することができた。ロ−ラの材
質は、例えば金属、プラスチック、ゴムなどを用いるこ
とができるが特に限定されない。また、前記ロ−ラも繰
り返し使用している間に、熱溶融性インキが付着して表
面に凹凸ができることがあり、この問題を解決するた
め、前記ロ−ラ上の余分な熱溶融性インキを再転写する
ことのできる少なくとも一個のヒ−トロ−ラを前記画像
剥離ロ−ラに近接して設けることが好ましい。また、こ
の熱溶融性インキを再転写させるヒ−トロ−ラ上にも熱
溶融性インキが付着してしまうが、この余分な熱溶融性
インキを掻き落とす手段、例えばブレ−ドを設けてもよ
く、さらに熱溶融性インキを掻き落とす際には、該掻き
落としを効率よく行うために熱溶融性インキを冷却、固
化する手段を設け該インキを固化して行っても良い。こ
のような冷却、固化手段としては送風ファン等の冷却用
装置が挙げられる。また、ヒ−トロ−ラを構成する材料
も熱溶融性インキを再転写できるものであればとくに制
限されものではないが、画像を構成する物質と似ている
SP値を有する有機の高分子材料、表面活性エネルギー
の高い金属材料、その蒸着膜材料、セラミック材料等の
無機材料、及び表面がポーラスな、また凹凸のある材料
等が好ましい。
【0009】
【実施例】
実施例1 通常のPPC複写機(リコー製 IMAGIO 320
FPI、商品名)にて画像を形成させた複写画像紙を
水に浸漬させた後、図1の装置を用いて形成されていた
画像を紙面から剥離できた。画像剥離体は表面をマット
加工したアルミニウムのロ−ラ上にポリエステル樹脂を
塗布したもので、画像支持体上の画像はヒ−トロ−ラ−
(103)に約90℃で加熱接着される。画像支持体の
送り速度は約5cm/秒である。剥離後の複写紙は、画
像のない無地の紙シ−トとなった。この無地になった紙
シ−トを乾燥させ、再び前記のPPC複写機に再使用し
たところ、きれいな複写画像を得ることができた。以上
の操作を5回繰返したが、繰返しを行なわなかった複写
紙(新しい複写紙)と同じ質の複写画像を得た。50枚
の複写紙で上記の実験を行なったが、これらの操作の
間、アルミニウムのロ−ラ−上のポリエステル樹脂が複
写画像紙に逆転写することもなかった。 実施例2 図1の装置を用いて、画像を形成させた複写画像紙に浸
漬させる液を、水から界面活性剤1.5%水溶液(界面
活性剤は日本乳化剤製のトナクリン205)に変えた以
外は、実施例1と同様に実験を行ない、同様の結果を得
た。50枚の複写紙で上記の実験を行なった場合も、や
はり同様の結果であった。 実施例3 図2の装置を用いて実施例1と同様な実験を行ない、同
様の結果を得た。。図1の装置に付け加えたヒ−トロ−
ラ−(201)はシリコ−ンゴム製で、約80℃で画像
剥離体上の凹凸をなくし、余分な熱溶融性インキをヒ−
トロ−ラ−側に再転写させる。 実施例4 図3の装置を用いて実施例1と同様に実験を行ない、同
様の結果を得た。図2の装置に付け加えたブレード(3
01)はヒートローラー(201)の余分な熱溶融性イ
ンキをかきおとす。また100枚の複写紙で上記の実験
を行なった時も、画像剥離体上の熱溶融性インキが写紙
側に逆転写することはなかった。 実施例5 図4の装置を用いて実施例1と同様に実験を行ない、同
様の結果を得た。図3の装置に付け加えたアルミニウム
製ローラー(402)にヒートローラー(201)から
熱溶融性インキを移しとり、冷却・固化してからかきお
とす。また500枚の複写紙で上記の実験を行なった時
も、画像剥離体上の熱溶融性インキが写紙側に逆転写す
ることはなかった。
【0010】
【効果】本発明の画像再生装置によると、複写コピー及
びプリントアウトした画像を形成している少なくともそ
の一部がセルロ−ス繊維で構成される画像支持体から紙
層を損傷することなく、画像が十分に除去された画像支
持体が提供され、したがって、一度使用した紙を捨てる
ことなく繰り返し使用でき、紙の消費量を減少させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で採用する本発明の装置の1例であ
る。
【図2】実施例2で採用する本発明の装置の1例であ
る。
【図3】実施例3で採用する本発明の装置の1例であ
る。
【図4】実施例4で採用する本発明の装置の1例であ
る。
【符号の説明】
101 画像支持体 102 熱溶融インキよりなる画像 103 ヒ−トロ−ラ 104 画像剥離体 105 熱溶融インキに対する接着性を有する材料 106 熱溶融インキ 201 ヒ−トロ−ラ 301 ブレ−ド 302 廃熱溶融インキ 401 冷却ファン 402 ロ−ラ
フロントページの続き (72)発明者 斉藤 忠司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 谷川 清 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平5−173454(JP,A) 特開 平4−333088(JP,A) 特開 平6−289754(JP,A) 特開 平4−91298(JP,A) 特開 平6−206358(JP,A) 特開 平2−55195(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 570 - 578 G03G 21/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一部がセルロース繊維を含む
    紙層で構成されている画像支持体の紙層に形成された熱
    溶融性インキよりなる画像を剥離する画像剥離体を有す
    る画像保持支持体の再生装置において、前記画像剥離体
    が、表面をマット加工したローラ上に熱溶融性インキに
    対する接着性を有する材料を設けたものであることを特
    徴とする画像保持支持体の再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像保持支持体の再生装
    置において、画像剥離体に隣接して、画像剥離体上の熱
    溶融性インキを再転写可能な少なくとも1個のヒ−トロ
    −ラを設けたことを特徴とする画像保持支持体の再生装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像支持体の再生装置に
    おいて、ヒ−トロ−ラの少なくとも1個に、該ロ−ラ上
    に再転写された熱溶融性インキを掻き取ることのできる
    ブレードを設けたことを特徴とする画像保持支持体の再
    生装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも一部がセルロース繊維を含む
    紙層で構成されている画像支持体の紙層に熱溶融性イン
    キより画像が形成されている画像保持支持体を、水また
    は界面活性剤を含む水溶液(1)、水溶性ポリマーを含
    む水溶液(2)、水溶性ポリマーと界面活性剤を含む水
    溶液(3)および前記水溶液に熱溶融性インキの着色成
    分の漂白剤を含有させた水溶液(4)よりなる群から選
    ばれた少なくとも1種の水溶液で処理し、該水溶液また
    は水を前記紙層部分に保持させた後、少なくとも該紙層
    部分と画像剥離体を加熱接着または加圧接着することに
    より画像保持支持体の紙層から画像を剥離することを特
    徴とする画像保持支持体の再生方法において、請求項
    1、2または3記載の再生装置を使用して行なうことを
    特徴とする画像保持支持体の再生方法。
  5. 【請求項5】 前記画像支持体が、紙層に画像が形成さ
    れる前に、前記水溶液(1)、(2)、(3)および
    (4)よりなる群から選ばれた少なくとも1種の水溶液
    を保持させた後、乾燥したものである請求項4記載の画
    像支持体の再生方法。
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