JP2001142364A - 湿式記録媒体再生装置及びその再生装置に用いる液体の処理方法 - Google Patents

湿式記録媒体再生装置及びその再生装置に用いる液体の処理方法

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JP2001142364A
JP2001142364A JP32296699A JP32296699A JP2001142364A JP 2001142364 A JP2001142364 A JP 2001142364A JP 32296699 A JP32296699 A JP 32296699A JP 32296699 A JP32296699 A JP 32296699A JP 2001142364 A JP2001142364 A JP 2001142364A
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Shuji Iino
修司 飯野
Atsuto Makii
厚人 牧井
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Minolta Co Ltd
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    • B41M7/0009Obliterating the printed matter; Non-destructive removal of the ink pattern, e.g. for repetitive use of the support
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間に亘って安定した防腐防黴効果を発揮
できる手段を備えた湿式記録媒体再生装置、また防腐防
黴剤の補充等の煩雑な管理が不要な湿式記録媒体再生装
置を提供する。 【解決手段】 印刷材料(トナー、インク)の付着して
いる用紙(4)に水などの液体(16)を接触させて印
刷材料を用紙から除去する湿式記録媒体再生装置(1)
である。この装置は、液体を防腐防黴環境に晒す手段を
有する。この「液体を防腐防黴環境に晒す手段」は、例
えば、オゾンを発生するオゾン発生器(25)と、オゾ
ン発生器で発生したオゾンを液体に接触させる排気部
(24)で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷材料の付着し
ている支持体に液体を接触させて上記印刷材料を上記支
持体から除去する湿式記録媒体再生装置に関する。具体
的には、画像担持体(例えば、複写紙、プリント紙、オ
ーバーヘッドプロジェクタ用フィルムシート)を液体に
接触させて該画像担持体に定着されている印刷材料(例
えば、トナー、インク)を除去する湿式記録媒体再生装
置に関する。本発明はまた、この湿式記録媒体再生装置
に用いる液体の処理方法(具体的には、液体の防腐方
法、液体に含まれる染料の脱色方法)に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】資源
再利用の観点から、複写機、プリンタで作成された複写
物、プリント物(画像担持体)から画像部分の印刷材料
(トナー)を除去して用紙を再生する装置が、特開平6
−222604号公報、特開平07−311523号公
報、および特開平7−13383号公報で開示されてい
る。
【0003】これらの刊行物に開示された湿式の湿式記
録媒体再生装置では、水を主材料とする液体に画像担持
体に接触させて印刷材料又は用紙を膨張し、これにより
印刷材料を用紙から分離する方法が採用されている。
【0004】ところが、水を主材料とする液体は、それ
自体が微生物の繁殖を防止する機能を有するものでな
い。そのため、再生装置中の貯留容器に液体を長期間保
存しておくとそこに微生物が繁殖し、液体は数週間で腐
敗して悪臭を放つようになる。
【0005】そこで、液体の腐敗を防止するために、こ
の液体に防腐防黴剤を添加する技術が、特開平7−10
4620号公報が開示されている。
【0006】しかし、上述した湿式記録媒体再生装置で
は、液体を通過していく用紙に防腐防黴剤が付着して少
しずつ持ち出されるので、処理する用紙の数が多くなる
にしたがって、貯留容器に残存する防腐防黴剤が減少す
る。そのため、用紙の処理数と共に、防腐防黴効果が低
下する。また、防腐防黴効果の低下を防止するために防
腐防黴剤を定期的に補充する必要があり、装置及び防腐
防黴剤の管理に多くの労力を要する。
【0007】そこで、本願発明は、長期間に亘って安定
した防腐防黴効果を発揮できる手段を備えた湿式記録媒
体再生装置を提供することを目的とする。本発明はま
た、防腐防黴剤の補充等の煩雑な管理が不要な湿式記録
媒体再生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】これらの目的を達成する
ために、本発明は、印刷材料の付着している支持体に液
体を接触させて上記印刷材料を上記支持体から除去する
湿式記録媒体再生装置において、上記液体を防腐防黴環
境に晒す手段を設けたものである。
【0009】上記液体を防腐防黴環境に晒す手段として
は、例えば、オゾンを発生するオゾン発生器と、上記オ
ゾン発生器で発生したオゾンを上記液体に接触させる手
段とを備えたものが適当である。
【0010】また、上記液体を防腐防黴環境に晒す手段
の他の形態としては、紫外線を発生する紫外線発生器
と、上記紫外線発生器で発生した紫外線を上記液体に照
射する手段とを備えたものが適当である。
【0011】さらに、上記液体を防腐防黴環境に晒す手
段の他の形態としては、上記液体を加熱する手段を備え
たものが適当である。
【0012】このような構成を採用した湿式記録媒体再
生装置によれば、液体は、「液体を防腐防黴環境に晒す
手段」から提供される防腐防黴環境(すなわち、オゾン
の接触、紫外線の照射、熱の照射)に晒される。そし
て、液体中において、液体腐敗原因となる微生物の発生
及び繁殖が防止される。したがって、再生装置における
液体の腐敗が防止できる。また、処理量の増加に拘わら
ず、安定した防腐防黴環境を維持できる。さらに、従来
の技術の欄で説明したような防腐防黴の補充は不要であ
るので、再生装置の維持管理が容易である。
【0013】ところで、上述した「防腐防黴環境」のオ
ゾン、紫外線は、染料を脱色する作用(脱色作用)を有
する。そこで、本願発明の他の形態は、該脱色作用に着
目してなされたもので、湿式記録媒体再生装置におい
て、液体に含まれ且つ支持体から除去された印刷材料に
作用し、この印刷材料に含まれる染料を脱色する手段を
設けたものである。
【0014】この「染料を脱色する手段」としては、例
えば、オゾンを発生するオゾン発生器と、上記オゾン発
生器で発生したオゾンを上記液体に接触させる手段とを
備えているものが適当である。
【0015】また、「染料を脱色する手段」の他の例と
しては、紫外線を発生する紫外線発生器と、上記紫外線
発生器で発生した紫外線を上記液体に照射する手段とを
備えたものが適当である。
【0016】本願発明の液体処理方法は、上述したオゾ
ン、紫外線の防腐防黴作用、脱色作用に着目してなされ
たもので、印刷材料の付着している支持体に液体を接触
させて上記印刷材料を上記支持体から除去する湿式記録
媒体再生装置に利用される液体処理方法において、上記
液体を、オゾン又は紫外線の少なくともいずれか一方に
晒すものである。
【0017】この液体処理方法によれば、湿式記録媒体
再生装置に保存される液体の腐敗が防止されると共に、
この液体に溶出した印刷材料の染料が脱色されるので、
液体を長期間に亘って使用できる。また、そのために液
体を補充、交換する回数が少なく済み、液体の管理が更
に容易になる。
【0018】
【発明の実施の形態】I.第1の実施形態 (1)湿式記録媒体再生装置 図1は、湿式記録媒体再生装置(以下、「再生装置」と
いう。)1の概略構成を示す。この再生装置1は、電子
写真式の画像形成装置を用いて特殊な用紙(支持体)の
表面にトナーの像を作成した複写物又は印刷物から、そ
のトナーを除去して用紙を再利用可能な状態に再生する
ものである。
【0019】(2)用紙 この特殊な用紙は、基材層、中間接着層、および表層の
3層、または基材層の両面にそれぞれ中間接着層と表層
を設けた5層の構造を有する。基材層は、プラスチック
フィルム、紙が用いられる。中間接着層は、基材層に表
層を接着するためのもので、例えば、ウレタン樹脂、ア
クリル樹脂、スチレン樹脂等が利用される。表層は、水
溶性樹脂を架橋して得られる水膨潤性の樹脂からなる。
ここで、「水膨潤性」とは、水又は水性の溶媒を吸収し
て膨張するが、これら水又は溶媒に溶解しないことをい
う。なお、用紙、及びそれを構成する各層の組成等につ
いては、本出願人による特開平11−218955号公
報に詳細に説明されている。
【0020】(3)供給部 次に、図1を参照して、再生装置1の構成を説明する。
再生装置1は、この再生装置1の外観を形成するハウジ
ング2を有する。図面上でハウジング2の左側壁には、
再生処理前の用紙を収容し供給する供給部3が設けてあ
る。供給部3は、複写機やプリンタに付設されている給
紙部と同様に、積層された用紙4を支持するトレイ5又
はカセットと、最上位にある用紙4を第1の用紙搬送機
構に受け渡すための供給機構6を有する。供給機構6
は、通常、最上位の用紙4の上面に接触するように配置
された供給ローラ7と、この供給ローラ7を回転するモ
ータ(図示せず)を備えている。
【0021】(4)第1の用紙搬送機構 第1の用紙搬送機構8は、供給部3から後述する浸漬部
まで伸びている。第1の用紙搬送機構8は、搬送される
用紙4を支持する用紙ガイド9を有する。なお、供給部
3から浸漬部までの距離が長く、かつ、これら供給部3
から浸漬部の間において、第1の用紙搬送機構8以外の
構成部が用紙4に対して搬送力を与える手段(例えば、
回転駆動ローラ)を備えていない場合には、第1の用紙
搬送機構8に、一つ又は複数の用紙搬送ローラ等の搬送
手段が設けられる。この点は、以下に説明する第2及び
第3の用紙搬送機構についても同様である。
【0022】(5)前乾燥部 図1に示すように、第1の用紙搬送機構8の中間には前
乾燥部10を設け、再生前の用紙4を加熱してその表層
を適度に乾燥し、その後該表層が液体に触れたとき短時
間で水分を吸収して膨潤するようにしておくことが好ま
しい。具体的に、本実施形態において、前乾燥部10
は、用紙ガイド9によって案内される用紙4を挟んでそ
の上下に配置された2つのローラ11、12からなる。
これらローラ11、12のうち、上方のローラ11は内
部に加熱源であるヒータ13を備えている。なお、前乾
燥時間を短縮すること、基材層の両側に中間層と表層を
設けた5層構造の用紙4を再生すること考慮すれば、下
方のローラ12の内部にもヒータ(図示せず)を設け、
これにより用紙4を両面から加熱してもよい。2つのロ
ーラ11、12は、平行に且つそれぞれの外周面を他方
の外周面に押し当てた状態で支持され、一方のローラが
モータ(図示せず)に接続されている。前乾燥部10の
構成は上述のローラ対11、12に限定されない。例え
ば、熱風乾燥、除湿乾燥、真空乾燥など、用紙中の水分
を取り除くものであればどのような構成でもかまわな
い。
【0023】(6)浸漬部 浸漬部14は、所定の形と大きさの容器15を有し、こ
の容器15に液体16が収容されている。通常、液体1
6は、水と、用紙4の表層に対する水の浸透力を高める
界面活性剤とからなる。ただし、界面活性剤は必須の材
料でなく、液体16は水だけを含むものであってもよ
い。また、必要に応じて他の材料を液体に添加してもよ
い。
【0024】容器15の中には、用紙4の搬送方向(図
面の左側から右側に向かう方向)に関して容器15の上
流側から供給された用紙4を液体16中に保持したまま
の状態で容器の下流側まで搬送するために、第2の用紙
搬送機構17が設けてある。第2の用紙搬送機構17
は、容器15の上流側に配置された第1のローラ対1
8、容器15の下流側に配置された第2のローラ対19
と、これら第1と第2のローラ対18、19の間に配置
された第2の用紙ガイド20を有する。図示するよう
に、本実施形態では、第1と第2のローラ対18、19
はそれぞれ2つのローラ(上ローラと下ローラ)で構成
され、これら上ローラと下ローラのいずれか一方がモー
タ(図示せず)に連結されている。また、上ローラと下
ローラは、平行に且つ一方の外周面を他方の外周面に押
し当て、その接触部が液体16中に位置させてある。一
方、第2の用紙ガイド20は、第1のローラ対18の接
触部と第2のローラ対19の接触部との間に配置されて
おり、第1のローラ対18の接触部から送り出された用
紙4を第2のローラ対19の接触部に向けて案内するよ
うにしてある。
【0025】なお、本実施形態では、浸漬部14は一つ
の容器15しか設けていないが、容器15中に常時一定
量の液体16を確保するために、この容器15の他に液
体補給容器を設け、これら容器15と液体補充容器とを
適宜液体供給管路で接続してもよい。
【0026】また、液体16中の異物(例えば、用紙か
ら分離した印刷材料等の異物)を回収するために、異物
回収フィルタと、この異物回収フィルタと容器15とを
接続する配管と、この配管の途中に設けたポンプとを有
する液体循環部を設け、配管に沿って液体を循環させな
がら、異物回収フィルタで異物を回収してもよい。
【0027】他方、第1のローラ対18の接触部に用紙
4をスムーズに供給するために、上述した第1の用紙搬
送機構8の第1の用紙ガイド9の下流側端部は容器15
内に伸び、第1のローラ対18の接触部の上流側近傍に
位置している。また、第2のローラ対19の接触部を通
過した用紙4をスムーズに液体16から取り出すため
に、後述する第3の用紙搬送機構の用紙ガイドの上流側
端部が容器15内に伸び、第2のローラ対19の接触部
の下流側近傍に位置している。
【0028】(7)液体処理部 浸漬部14には、液体16の腐敗を防止する液体処理部
21が付設されている。液体処理部21は、空気を吸引
する吸引ポンプ22を有する。吸引ポンプ22は、その
排気口に給気管23の一端が接続されている。給気管2
3の他端は、容器15の液体16中に配置された排気部
24に接続されている。排気部24は、吸引ポンプ22
から供給される空気を細かな多数の気泡として液体16
中に供給できる、複数の小さな排気孔を有するものが好
ましく、例えばエアストーンが好適に用いられる。給気
管23の途中には、オゾン発生器25が接続されてお
り、このオゾン発生器25で発生したオゾンが空気と共
に排気部24から液体16中に排気されるようにしてあ
る。
【0029】(8)第3の用紙搬送機構 第3の用紙搬送機構26は、容器15を挟んで第1の用
紙搬送機構8の反対側に配置されており、容器15の下
流側からハウジング2の右側壁の近傍まで伸びる第3の
用紙ガイド27を備えている。上述のように、用紙ガイ
ド27の上流側端部は、容器15内の液体16中に伸び
ており、第2のローラ対19の接触部近傍に位置してい
る。
【0030】(9)印刷材料除去部 液体16に浸漬された用紙4からトナーを除去するため
に、第3の用紙搬送機構26の途中には、印刷材料除去
部28が配置されている。本実施形態において、印刷材
料除去部28は、用紙ガイド27に沿った用紙搬送路の
上下に配置された一対のブラシロール29、30で構成
されている。ブラシロール29、30はそれぞれ、図示
しないモータに連結された中心軸と、この中心軸の周囲
に植毛された多数のブラシとからなり、ブラシの毛先が
用紙ガイド27に沿って搬送される用紙4の対応する面
と接触できるようにしてある。
【0031】(10)洗浄部 印刷材料除去部28でトナーを除去された用紙4を洗浄
して該用紙4に残留している異物を洗い流すために、用
紙搬送方向に関して印刷材料除去部28の下流側に、洗
浄部31が配置されている。この洗浄部31は、用紙ガ
イド27の上方に配置されたタンク32を有し、このタ
ンク32の中に洗浄液33が収容されている。タンク3
2の底部には、洗浄液供給管34の一端が接続されてい
る。また、洗浄液供給管34の他端は、印刷材料除去部
28の下流側であって用紙ガイド27の上方の散水位置
35に配置されており、印刷材料除去部28を通過した
用紙4に対して散水位置35で洗浄液33が散水される
ようにしてある。なお、洗浄液33の散水量を調整する
ために、洗浄液供給管34には適当な弁(図示せず)が
設けられる。
【0032】洗浄液33は、容器15に収容されている
液体16と同一の液体を用いるのが好ましい。この場
合、用紙ガイド27の下方には、用紙4に散水された洗
浄液33を回収して容器15に戻す液体返送手段(例え
ば、容器15に向って下り勾配に配置された板)を設け
てもよい。また、タンク32と容器15とを接続する配
管、この配管を通じて容器15からタンク32へ又タン
ク32から容器15で液体16(洗浄液33)を送液す
るポンプ、容器15の液面レベルを計測する検出器等を
設け、この検出器の出力に応じてポンプを駆動し、これ
により容器15の液面レベルを一定に維持することもで
きる。
【0033】なお、本実施形態では、洗浄液タンク32
を用紙ガイド27の上方に設け、重力によって洗浄液供
給管34を通じて洗浄液33を自然流下させているが、
タンク32を用紙ガイド27の下方に配置してもよい。
この場合、当然、タンク32の水を汲み上げるポンプが
必要である。
【0034】また、本実施形態では、用紙4の上面にの
み洗浄液33を散水するようにしているが、用紙4の下
面にも洗浄液33を散水するようにしてもよい。
【0035】(11)液体除去部 洗浄部31で再び洗浄液33を散水された用紙4から液
体16(洗浄液33)を除去するために、散水位置35
の下流側には液体除去部36が設けてある。本実施形態
では、液体除去部36は、用紙4をその表面と裏面から
挟んで圧縮し、それにより水分を絞り出す方法を採用し
ており、用紙搬送路を挟んで上下に配置された一対の絞
りローラからなる絞りローラ対37を備えている。これ
らの絞りローラは、平行に且つ一方の外周面を他方の外
周面に押し当てて配置されている。また、用紙4に含ま
れる液体16を出来るだけ絞り出すために、絞りローラ
同士の押し当て力は、単に用紙を搬送するだけの他のロ
ーラ対よりも大きくしてある。なお、用紙4から絞り出
された液体16を回収するために、上述した液体返送手
段を液体除去部36の下方まで伸ばすのが好ましい。
【0036】(12)後乾燥部 液体16が絞り出された用紙4を、複写機等で再利用で
きる状態まで乾燥するために、液体除去部36の下流側
には後乾燥部38を設けるのが好ましい。後乾燥部38
に用いる乾燥機は、単に、用紙4に対して常温の空気を
吹き付けるだけの送風機であってもよいし、温風を吹き
出すことができるヒータ内蔵型送風機であってもよい
し、前乾燥部10で用いている加熱ローラ型加熱器であ
ってもよい。
【0037】(13)排出部 排出部39は、ハウジング2の右側壁に、後乾燥部38
を通過した用紙4を受けるトレイ40を有する。
【0038】(14)再生動作 以上の構成を供えた再生装置1の動作を説明する。再生
装置1により再生する用紙4は、供給部3のトレイ5に
積層される。積層された用紙4は、供給ローラの接触す
る最上紙から、第1の用紙搬送機構8の用紙ガイド9上
に送り出され、前乾燥部10に供給される。前乾燥部1
0において、用紙4は予備加熱されて表層の液体浸透力
が高められる。予備加熱された用紙4は、次に浸漬部1
4の容器15内に送り込まれ、液体16に浸漬される。
液体16中に浸漬された用紙4は、第2の用紙搬送機構
に受け渡され、第1のローラ対18により第2の用紙ガ
イド20上に供給される。必要であれば、用紙4は該用
紙4の表層全体に完全に液体16が浸透するまで第2の
用紙ガイド20上で待機する。なお、上述した3層構造
又は5層構造の用紙4の場合、この用紙が液体16に浸
漬されると、液体16は、用紙4の少なくとも基層に浸
透し、この表層を膨張する。その結果、表層上に定着さ
れているトナーと表層との接着力が失われ、トナーは僅
かな機械的力を与えるだけで表層から分離可能な状態に
なる。
【0039】表層に十分な液体16の浸透した用紙4
は、第2の用紙搬送機構17の第2のローラ対19によ
り、第3の用紙搬送機構26の第3の用紙ガイド27上
に送り出される。次に、用紙4は、印刷材料除去部28
において、回転するブラシロール29、30の毛先に表
面と裏面が接触し、表面又は裏面若しくはそれらの両方
に付着していた印刷材料すなわちトナーが掻き取られ
る。続いて、用紙4は、洗浄部31の散水位置35にお
いて洗浄液33が散水され、表面及び裏面に残留する異
物が除去され、液体除去部36で液体が絞り出され、さ
らに後乾燥部38で乾燥されて排出部39のトレイ40
上に排出される。
【0040】(15)液体の防腐防黴処理 浸漬部14の容器15に収容されている液体16は、液
体処理部21によって防腐防黴処理される。具体的に、
オゾン発生器25で発生したオゾンが、吸引ポンプ22
によって吸引された空気と共に、給気管23を通じて排
気部24に供給され、この排気部24から液体16中に
気泡状態で供給される。これにより、オゾンと接触した
液体が殺菌され、腐敗の原因が解消される。
【0041】したがって、長期間に亘って容器15に液
体16を貯留しても、液体16の腐敗や黴の発生がな
く、液体16は清浄な状態に保たれる。また、本液体処
理部21では、吸引ポンプ22やオゾン発生器25を定
期的に点検するだけで済み、防腐剤や防黴剤を補充する
という作業が不用であるので、維持管理が極めて簡単で
ある。
【0042】II.第2の実施形態 図2は、本発明の第2の実施形態を示す。この第2の実
施の形態の再生装置1Aは、上述した第1の実施の形態
の再生装置1と、液体処理部の構成及びその作用の点で
相違し、その他の構成は同一である。したがって、第2
の実施の形態については、液体処理部についてのみ説明
する。
【0043】第2の実施の形態において、液体処理部2
1Aは、液体循環路(管路)41を有する。この液体循
環路41の両端は、容器15に収容されている液体16
に浸けられている。また、液体循環路41は、この液体
循環路41に沿って液体16を循環するための循環ポン
プ42と、液体循環路41に沿って循環する液体16に
紫外線を照射する紫外線照射部(紫外線発生器)43を
有する。
【0044】このように構成された再生装置1Aによれ
ば、循環ポンプ42の駆動に基づいて、液体循環路41
に沿って液体16が循環する。また、循環する液体16
に対して紫外線照射部43から紫外線が照射され、これ
により、紫外線の照射された液体16が殺菌され、腐敗
の原因が解消される。
【0045】したがって、長期間に亘って容器15に液
体16を貯留しても、液体16の腐敗や黴の発生がな
く、液体16は清浄な状態に保たれる。また、本液体処
理部21Aでは、循環ポンプ42や紫外線照射部43を
定期的に点検するだけで済み、防腐剤や防黴剤を補充す
るという作業が不用であるので、維持管理が極めて簡単
である。
【0046】III.第3の実施形態 図3は、本発明の第3の実施形態を示す。この第2の実
施の形態の再生装置1Bは、上述した第2の実施の形態
の再生装置と、液体処理部の構成及びその作用が若干相
違するだけで、その他の構成は同一である。具体的に、
本実施の形態の再生装置1Bの液体処理部21Bでは、
液体循環路44の途中に、紫外線照射部に代えて、加熱
手段であるヒータ46が設けてある。
【0047】このように構成された再生装置1Bによれ
ば、循環ポンプ45の駆動に基づいて、液体循環路44
に沿って液体16が循環する。また、循環する液体16
に対してヒータ46から熱が加えられ、これにより、加
熱された液体16が殺菌され、腐敗の原因が解消され
る。なお、加熱による殺菌力は加熱温度に依存するが、
液体16の防腐防黴を図るためには、例えば60℃以上
に液体16を加熱するのが好ましい。
【0048】したがって、長期間に亘って容器15に液
体16を貯留しても、液体16の腐敗や黴の発生がな
く、液体16は清浄な状態に保たれる。また、本液体処
理部21Bでは、循環ポンプ45やヒータ46を定期的
に点検するだけで済み、防腐剤や防黴剤を補充するとい
う作業が不用であるので、維持管理が極めて簡単であ
る。
【0049】IV.第4の実施形態 上述した第1から第3の実施形態において、再生装置で
取り扱う印刷用紙は、3層構造又は5層構造の特殊な用
紙の表面に印刷材料としてトナーを定着したものであ
る。また、このような印刷用紙を再生する上記再生装置
は、用紙からトナーを分離するだけ、液体中にトナーを
溶解するものでない。しかし、本発明は、用紙の繊維間
またはポーラスな表層に液体インクを染み込ませる形式
の画像形成装置(例えば、インクジェットプリンタ)で
作成された印刷物を適当な液体に浸漬し、これにより繊
維間のインクを溶出させて用紙を再生する再生装置にも
防腐防黴の目的で適用可能である。
【0050】また、このような形態の再生装置の場合、
液体16に溶出したインクをオゾンや紫外線に晒すと、
このインクに含まれる染料の色が脱色される。そのた
め、通常は印刷用紙の処理量に応じて容器15内の液体
16は次第に汚れていくが、液体16に溶出したインク
の染料がオゾンや紫外線により脱色され、その結果、液
体16は澄んだ状態を維持する。
【0051】V.試験及びその評価 上述した第1から第3の実施の形態の再生装置を用い、
それぞれの再生装置(実験1から実験5)における液体
の耐久試験を行なった。試験の条件は以下の通りであ
る。また、下記する条件で比較実験(比較例1、2)を
行なった。そして、各再生装置に保管されている液体の
汚染度(細菌数)、匂い、濁り(吸光度)を評価した。
【0052】(1)実験1 用紙 基層:ミノルタ株式会社製のCFペーパー(商品名)を
用いた。 中間接着層:水分散性ウレタン樹脂溶液(旭電化製のH
UX−232)100gに、メラミン−ホルムアルデヒ
ド樹脂(住友化学製のスミレーズ613)5gと、ポリ
オキシエチレンノニルフェニルエーテル0.1gを添加
した混合液を5分間撹拌し、中間接着層樹脂溶液を得
た。次に、この中間接着剤溶液を、バーコータで基層の
両面に塗布した。塗布液は、120℃で5分間乾燥し、
さらにコロナ放電処理を行ない、厚さ5μmの中間接着
層を得た。 表層:水溶性樹脂としてアニオン変成ポリビニルアルコ
ール(クラレ製のKL−318)16gを水184gに
溶解し、樹脂溶液を調製した。次に、この樹脂溶液に、
エポキシ系架橋剤(長瀬化成製のデナコールEX−31
3)3.2gと、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル0.4gを添加し、15分間撹拌した。得られた
液をバーコータで両中間接着層の上に塗布し、120℃
で2時間加熱し、厚さ9μmの表層を得た。
【0053】印刷条件(印刷機) 印刷機:エプソン(株)製レーザプリンタLP−920
0(粉体トナー使用) 画像部の面積比(B/W比):5% 印刷用紙のサイズ:A4
【0054】再生装置の仕様 a.用紙搬送 A4サイズの印刷用紙を縦方向に搬送した。 b.前乾燥 加熱ローラの表面温度:60℃ 用紙搬送速度:5mm/s c.液体浸漬 液体:水に界面活性剤(三洋化成工業製のノニポール6
0)を0.1%添加したものを使用した。 液体容量:20リットル 液体温度:35℃ 浸漬時間:3分 d.トナー除去 ブラシロール:ナイロンブラシ e.洗浄 洗浄液:水 f.液体処理 オゾン発生器:五味商事(株)製OZ−505 エアストーン:トリオコーポレーション製セラミックス
トーン オゾン発生時間:8時間/日 g.処理量 処理量:100枚/日 h.検査 細菌数の評価:試験開始から30日後に液体をサンプリ
ングした後に100倍に希釈し、液中の細菌数をカウン
トした。細菌数のカウントは、ウォータサンプラー(日
本ミリポア(株)製のMHPC10025)のメンブレ
ンフィルタを30秒間浸漬し、このメンブレンフィルタ
表面の水を除き、35℃の恒温槽内に48時間保管し、
メンブレンフィルタの表面に培養された微生物のコロニ
ー数を計数した。 匂いの評価:試験開始から30日後に液体をサンプリン
グし、液体の発生する匂いを官能評価し、防腐防黴対策
しなかった液体(比較例1参照)と比較した。 吸光度の評価(濁りの評価):試験開始から30日後に
液体をサンプリングしこの液体(測定セル厚み1cm)
に波長370nmの光を当てて該液体の吸光度を測定し
た。吸光度の測定には、日立製作所製のスペクトロフォ
トメータU−3210を使用した。
【0055】(2)実験2 実験の条件は、液体処理装置として、オゾン発生器に代
えて、紫外線照射装置を用いた点を除いて、実験1と同
一である。実験2で用いた紫外線照射装置は、(株)ニ
ッソー製のNUV−9000、ランプ電力9Wである。
紫外線を照射した単位時間当たりの液体量は7リットル
/分、紫外線照射時間は8時間/日であった。
【0056】(3)実験3 実験の条件は、液体処理装置として、オゾン発生器に代
えて、加熱装置を用いた点を除いて、実験1と同一であ
る。実験3で用いた加熱装置は、消費電力150Wの抵
抗ヒータであった。単位時間当たりの加熱液体量は30
ml/分、加熱時間は8時間/日であった。
【0057】(4)実験4 実験の条件は、以下の点を除いて、実験1と同一であ
る。 印刷条件:使用した印刷機は、液体インクを使用したヒ
ューレット・パッカード製のDeskJet710Cで
ある。印刷した画像は、イエロー、マゼンタ、シアン、
ブラックのインクを用いたフルカラー像(B/W比:5
%)である。 再生装置の処理量:10枚/日
【0058】(5)実験5 実験の条件は、以下の点を除いて、実験2と同一であ
る。 印刷条件:使用した印刷機は、液体インクを使用したヒ
ューレット・パッカード製のDeskJet710Cで
ある。印刷した画像は、イエロー、マゼンタ、シアン、
ブラックのインクを用いたフルカラー像(B/W比:5
%)である。 再生装置の処理量:10枚/日
【0059】(6)比較例1 実験の条件は、液体処理装置(オゾン発生器)を用いな
かった点を除いて、実験1と同一である。
【0060】(7)比較例2 実験の条件は、液体処理装置(オゾン発生器)を用いな
かった点を除いて、実験1と同一である。
【0061】(8)結果 実験の結果を以下の表に示す。
【0062】(9)評価 上記表より、用紙再生用の液体の防腐防黴対策として、
この液体をオゾン、紫外線に晒すことが極めて有効であ
ることが分かる。同様に、液体を加熱することも防腐防
黴対策として有効な手段であると判断される。また、用
紙再生用の液体の汚れ対策として、この液体をオゾン、
紫外線に晒すことが有効な手段であることが分かる。
【0063】VI.その他 本発明者らが行なった他の実験より、以下のことが判明
した。 (1)液体の管理温度 トナーを剥離またインクを溶出する液を使用する再生装
置では、液体の温度を約5〜65℃、好ましくは約25
〜45℃、最も好ましくは約35℃に管理することが望
まれる。低温ではトナーの剥離性やインクの溶出性が劣
り好ましくなく、逆に高温では液の蒸発が大きくなり好
ましくない。しかし、このような温度域は微生物の繁殖
に適しているため、防腐防黴対策がきわめて重要とな
る。
【0064】(2)他の防腐防黴手段 上述したオゾン、紫外線、熱の他に、液体のpHを4以
下又は9以上に調整すること、液体への超音波及び電気
的刺激の印加も、液体の防腐防黴上有効な手段である。
【0065】(3)他の液体への適用 以上の説明では、再生容器内の液体をオゾン等に晒して
該液体の防腐防黴処理を行なったが、防腐防黴処理は再
生容器に補充される助剤、界面活性剤の容器内に貯留さ
れているこれらの液体(濃縮液)、また上述した洗浄液
に対しても有効な防腐防黴手段である。
【0066】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る再生装置及び液体処理方法によれば、再生装置に
保存される液体の腐敗が防止されると共に、この液体に
溶出した印刷材料の染料が脱色されるので、液体を長期
間に亘って使用できる。また、そのために液体を補充、
交換する回数が少なく済み、液体の管理が更に容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る湿式記録媒体再生装置の第1の
実施の形態の断面図である。
【図2】 本発明に係る湿式記録媒体再生装置の第2の
実施の形態の断面図である。
【図3】 本発明に係る湿式記録媒体再生装置の第3の
実施の形態の断面図である。
【符号の説明】
1、1A、1C…再生装置、4…用紙、14…浸漬部、
15…容器、16…液体、21…液体処理部、25…オ
ゾン発生器、43…紫外線照射部、46…ヒータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H034 FA00 4C058 AA24 BB02 BB06 BB07 CC04 JJ14 KK02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷材料の付着している支持体に液体を
    接触させて上記印刷材料を上記支持体から除去する湿式
    記録媒体再生装置であって、 上記液体を防腐防黴環境に晒す手段を設けたことを特徴
    とする湿式記録媒体再生装置。
  2. 【請求項2】 上記液体を防腐防黴環境に晒す手段は、 オゾンを発生するオゾン発生器と、 上記オゾン発生器で発生したオゾンを上記液体に接触さ
    せる手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記
    載の湿式記録媒体再生装置。
  3. 【請求項3】 上記液体を防腐防黴環境に晒す手段は、 紫外線を発生する紫外線発生器と、 上記紫外線発生器で発生した紫外線を上記液体に照射す
    る手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載
    の湿式記録媒体再生装置。
  4. 【請求項4】 上記液体を防腐防黴環境に晒す手段は、
    上記液体を加熱する手段を備えていることを特徴とする
    請求項1に記載の湿式記録媒体再生装置。
  5. 【請求項5】 印刷材料の付着している支持体に液体を
    接触させて上記印刷材料を上記支持体から除去する湿式
    記録媒体再生装置であって、 上記液体に含まれ且つ上記支持体から除去された上記印
    刷材料に作用し、上記印刷材料に含まれる染料を脱色す
    る手段を設けたことを特徴とする湿式記録媒体再生装
    置。
  6. 【請求項6】 上記染料を脱色する手段は、 オゾンを発生するオゾン発生器と、 上記オゾン発生器で発生したオゾンを上記液体に接触さ
    せる手段とを備えていることを特徴とする請求項5に記
    載の湿式記録媒体再生装置。
  7. 【請求項7】 上記染料を脱色する手段は、 紫外線を発生する紫外線発生器と、 上記紫外線発生器で発生した紫外線を上記液体に照射す
    る手段とを備えていることを特徴とする請求項5に記載
    の湿式記録媒体再生装置。
  8. 【請求項8】 印刷材料の付着している支持体に液体を
    接触させて上記印刷材料を上記支持体から除去する湿式
    記録媒体再生装置に利用される液体処理方法であって、
    上記液体を、オゾン又は紫外線の少なくともいずれか一
    方に晒すことを特徴とする液体処理方法。
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JP3945026B2 (ja) 1997-11-25 2007-07-18 コニカミノルタホールディングス株式会社 リサイクル可能な被記録材およびその製法ならびに該被記録材上の印字材料の除去方法

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