JP2811491B2 - フィルム自動現像装置 - Google Patents

フィルム自動現像装置

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JP2811491B2 JP2038975A JP3897590A JP2811491B2 JP 2811491 B2 JP2811491 B2 JP 2811491B2 JP 2038975 A JP2038975 A JP 2038975A JP 3897590 A JP3897590 A JP 3897590A JP 2811491 B2 JP2811491 B2 JP 2811491B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、搬送用ショートリーダを用いたフィルムを
装填して該フィルムの現像を行うときに起こるフィルム
表面むらを解消したフィルム自動現像装置に関する。
〔従来の技術〕
135タイプカラーネガフィルム等ロールフィルムFの
現像は第5図(a),(b)に示すような搬送用リーダ
(ショートリーダ,カードリーダ等ともいう)2に該フ
ィルムFの先端部が接着紙2bによってそれ等の一方の面
が貼られ、更に該リーダおよびフィルムの他方の面も接
着紙2cによって貼付けられている。そして一枚の搬送用
リーダ2にはフィルムFが1本以上複数連結されてい
る。第5図(a)では2本連結した状態を示してある。
そしてフィルムFの端末にはパトローネ3がつなげられ
ているが、該端末部が現像槽に全部入りきる少し前にカ
ッターで切りはなされるようになっている。
また、搬送用リーダ2にはスプロケットによって駆動
される駆動用パーフォレーション2aが等間隔にあけられ
ている。
そして、通常ネガカラーの現像装置では2つのラック
からなる現像槽1槽、1つのラックからなる漂白槽1
槽、1つのラックからなる定着槽2槽、1つのラックか
らなる安定化槽3槽によって処理槽が構成され、フィル
ムFは搬送用リーダ2により、各槽内を定速度で所定時
間液浸搬送されて各処理液で処理がなされた上で、乾燥
工程に運ばれる。そして所定時間乾燥工程内をフィルム
Fが搬送され、適度に乾いた状態で回収される。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述の現像装置において、各処理槽のうち最終段の安
定化処理槽の1槽から乾燥工程へ移る際に出来るだけフ
ィルム表面に水滴が溜まらないように該液槽に設けられ
たラックには第4図に示すようにスクイーズローラ315,
314,313およびスクイーズローラも兼ねられる搬送駆動
ローラ111とガイドローラ114等が配設されている。即
ち、これにより乾燥部に水分をできるだけ持ち込まない
ようにして乾燥効率を向上させるようにしてある。111
は搬送リーダ駆動用スプロケットローラであるが、ロー
ラ315と当接して第1スクイーズ部を形成し、ローラ31
3,314で第2スクイーズ部を形成している。
ここで搬送用リーダ2とフィルムFの先端部が、それ
らの両面を接着テープ2bおよび2cで接合されているがそ
の近傍の段差部には液溜まり部Wができてしまう。スク
イーズローラ313,314により前記リーダ2およびフィル
ムFがスクイーズされて繰り出されるとき、この液溜ま
り部Wの部分がこのスクイーズローラに局所的に吸収さ
れる。このローラに局所的に吸収された液は該ローラの
回転によりほぼ、該ローラ円周長さを周期としてフィル
ム表面に転写されていくことになりそのまま乾燥部400
に入った場合、第5図(a)に示すようなほぼ等間隔の
白濁の転写マーク(むら)Mを発生する。
このような原画フィルムFを用いてプリントを行うと
画面にそのまま白濁の汚れむらとして出てしまうことが
ある。特にフィルムのベース面に転写マーク(むら)M
が出たときの影響が大きい。
本発明はこのような問題点を解消したフィルム自動現
像装置を提供することを課題目的にする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は、搬送用リーダを用いたフィルム自動現像
装置において、乾燥部への渡り部近傍に設けた、最終段
処理槽のスクイーズローラ表面を、該最終段処理槽の処
理液と同じか同種の液の微量一様供給手段により濡らす
ようにしたことを特徴とするフィルム自動現像装置によ
って達成される。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図の全体概要図、第2図の乾燥
部の一部断面図、第3図(a),(b),(c),
(d)に示す最終段処理槽ラックに設けた各実施例のス
クイーズ部の断面図を用いて説明する。しかし、本発明
はこれ等の実施例に限定されるものではない。図中、従
来例と同じ機能を有するものは同じ記号で表す。既に第
5図(a),(b)に示した搬送用リーダ(ショートリ
ーダ,カードリーダとも言う)2に連結されたフィルム
Fは供給口40からフィルム現像装置1の挿入部10に送ら
れ、搬送ローラ対14aおよび14bによって現像槽100に送
りこまれ該現像槽100内のラック101,102内をガイドロー
ラ112、駆動スプロケットローラ111、渡りガイドローラ
113,114によって液浸搬送され、更に漂白槽201内を同様
に液浸搬送され、2槽の定着槽202,203を経て、3槽の
安定化槽301,302,303からなる安定化処理部300を同様に
液浸搬送され、最終段安定化槽303のローラ315,111で構
成される第1スクイーズ部、ローラ313,314で構成され
る第2スクイーズ部およびその均一な濡らしを行う液供
給ローラ321のところを経て乾燥部400に搬送され送風機
402によって温風が送り込まれた温風空気室401の両側か
ら吹き出す温風ノズル404にはさまれた温風乾燥域を通
過して適度の乾燥状態に仕上げられて回収される。な
お、温風ノズル404は第2図に示すようにノズルスリッ
ト405の内幅寸法aが2mm、長さlが11mm、根本406の拡
がり角θが15゜にとっており乾燥効率がよい。しかしそ
れに限定されるものではない。
一方挿入部10においてホルダー16に保持されたパトロ
ーネ3よりフィルムFは引きだされて現像槽内に搬入さ
れるがフィルムの末端部はカッター24によって切りはな
され使用済みパトローネは排出路29およびその迂曲部29
Aを通って回収容器71に回収されるようになっている。
ところで最終団の安定化槽303のラック311においてス
クイーズを均一に行う本発明の特質を、第3図(a),
(b),(c),(d)に示した各実施例によって説明
する。
第1の実施例は第3図(a)に示す通りでありスクイ
ーズローラを兼ねた搬送駆動ローラ(図示しないスプロ
ケット付き)111とローラ315で第1スクイーズ部を構成
し、ローラ314とローラ313で第2スクイーズ部を構成し
ている。前記搬送駆動ローラ111は一部液浸され、該ロ
ーラ111と前記ローラ313の両ローラに当接する液供給ロ
ーラ321が設けられている。ローラ313の材質は発泡ポリ
ウレタン、液供給ローラ321の表面材質は不織布のポリ
ウレタンであり、両ローラとも吸液性とわずかのクッシ
ョン性がある。その他のローラの表面はベークライト、
金属等ハードなローラ面にしてある。
このようにしておくと、ローラ313に局所的な吸液が
あっても、ローラ321を介して搬送駆動ローラ兼スクイ
ーズローラ111により微量の液がローラ313に供給されて
前記局所性が解消されて均一化され、白濁マークMをフ
ィルム上に残すようなことがなくなる。
第2の実施例は第3図(b)に示すように微量の液供
給ノズル323を設け第2スクイーズ部のローラ313に該処
理槽301内又は同種の例えば補充液槽内の処理液を汲み
上げて注液し、該ローラ313の表面が均一な濡れ具合に
なるようにしたものである。この場合、前記ローラ111
は液浸する必要がないので、スクイーズ効果は更によく
なる。
第3の実施例は第3図(C)に示すように第1の実施
例のローラ321の替わりにスポンジ材または布材の液供
給材325を両ローラ111,313に当接して配し、毛細管現象
により微量の液がローラ111を介してローラ313に注液さ
れ、該ローラ313を均一な濡れ具合にするようにしたも
のである。
第4の実施例では第2スクイーズ部のローラ314に接
触させたスポンジ材または布材の液供給材327を処理槽
液面にたらして、毛細管現象で微量の液がローラ314を
均一に濡らし更にローラ313を均一に濡らすようにした
ものである。この場合も前記ローラ111は液浸する必要
はない。
このような4つの実施例に於ては、フィルムの通過の
ないときは、第2スクイーズ部のローラ314,327のどち
らかの均一な濡れ状態が他のローラの均一な濡れ状態を
形成するようになっている。
このようにして好ましくはベース面側がローラ313に
常時接触するように配置して白濁転写がベース面に起こ
らないようにする方が望ましい。
前述のように乾燥部400では温風空気室401からの温風
ノズル404による乾燥効率を高くし、しかも乾燥の均一
が得られるようにしてあるので、乾燥部400に搬送され
る前に均一なスクイーズがフィルムに施されていること
が必要である。
本実施例で各処理槽の配置はカラーネガフィルムの感
光材料の処理の場合について記したが、本発明はこれに
限定されるものでなく他の感光材料についても適用され
るものである。
〔発明の効果〕
本発明により現像処理されたフィルム表面に白濁した
転写が残ったりすることがなくなり、該フィルムの均一
な仕上げが達成され、常に高品質の写真プリントが望め
るようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の全体概要図。 第2図は第1図の乾燥部の1部拡大断面図。 第3図(a),(b),(c),(d)は本発明の各実
施例におけるスクイーズ部の断面図。 第4図は従来のスクイーズ部の断面図。 第5図(a)は搬送用リーダとフィルムの接合を示す平
面図。 第5図(b)はその一部拡大斜視図。 1……フィルム自動現像装置 2……搬送用リーダ、2b,2c……接着紙 111……搬送駆動ローラ、300……安定化処理部 303……最終段安定化処理槽 311……ラック、313,314,315……ローラ 321……液供給ローラ、323……液供給ノズル 325,327……液供給材、F……ロールフィルム W……液溜まり部、M……白濁の転写マーク

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送用リーダを用いたフィルム自動現像装
    置において、乾燥部への渡り部近傍に設けた、最終段処
    理槽のスクイーズローラ表面を、該最終段処理槽の処理
    液と同じか同種の液の微量一様供給手段により濡らすよ
    うにしたことを特徴とするフィルム自動現像装置。
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