JP2017052136A - 液体吐出装置 - Google Patents
液体吐出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017052136A JP2017052136A JP2015176372A JP2015176372A JP2017052136A JP 2017052136 A JP2017052136 A JP 2017052136A JP 2015176372 A JP2015176372 A JP 2015176372A JP 2015176372 A JP2015176372 A JP 2015176372A JP 2017052136 A JP2017052136 A JP 2017052136A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiping member
- wiping
- waste liquid
- liquid
- moisture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
【課題】低コスト化やコンパクト化が図られた加湿方法を提供する。
【解決手段】X方向に往復移動可能な記録ヘッド21のノズル形成面23から、水分を含むインクを吐出する液体吐出装置であって、X方向に、記録領域とホームポジションとが配置され、ホームポジションには、X方向に巻き取られるワイピング部材42と、ワイピング部材42でノズル形成面23を拭くワイピング部46と、廃液35を溜める廃液タンク34と、が配置され、ワイピング部材42を廃液タンク34に溜められた廃液35の中に浸し、ワイピング部材42に水分を含ませ、水分を含むワイピング部材42に記録ヘッド21を近付け、記録ヘッド21を加湿する。
【選択図】図2
【解決手段】X方向に往復移動可能な記録ヘッド21のノズル形成面23から、水分を含むインクを吐出する液体吐出装置であって、X方向に、記録領域とホームポジションとが配置され、ホームポジションには、X方向に巻き取られるワイピング部材42と、ワイピング部材42でノズル形成面23を拭くワイピング部46と、廃液35を溜める廃液タンク34と、が配置され、ワイピング部材42を廃液タンク34に溜められた廃液35の中に浸し、ワイピング部材42に水分を含ませ、水分を含むワイピング部材42に記録ヘッド21を近付け、記録ヘッド21を加湿する。
【選択図】図2
Description
本発明は、加湿部を有する液体吐出装置に関する。
従来から、液体吐出装置の一種として、液体吐出ヘッドから液体を記録媒体に吐出して画像を記録(印刷)するインクジェット式プリンターが知られている。
液体吐出ヘッドは、液体を貯留する圧力発生室が形成された流路形成基板と、流路形成基板の一方面側に設けられた圧電素子とを有し、圧電素子を駆動することによって圧力発生室内の液体に圧力変化を生じさせ、圧力発生室に連通されたノズルから液体を液滴として吐出する。ところが、ノズルの開口を介して液体内の水分が蒸発すると液体の粘度が増加し、ノズルから安定して液滴を吐出することが難しくなり、液滴の吐出不良が生じるおそれがあった。
当該液滴の吐出不良を抑制するために、例えば特許文献1では、液体内の水分の蒸発を抑制する加湿装置が付加されたインクジェット式プリンターが提案されている。
液体吐出ヘッドは、液体を貯留する圧力発生室が形成された流路形成基板と、流路形成基板の一方面側に設けられた圧電素子とを有し、圧電素子を駆動することによって圧力発生室内の液体に圧力変化を生じさせ、圧力発生室に連通されたノズルから液体を液滴として吐出する。ところが、ノズルの開口を介して液体内の水分が蒸発すると液体の粘度が増加し、ノズルから安定して液滴を吐出することが難しくなり、液滴の吐出不良が生じるおそれがあった。
当該液滴の吐出不良を抑制するために、例えば特許文献1では、液体内の水分の蒸発を抑制する加湿装置が付加されたインクジェット式プリンターが提案されている。
特許文献1に記載のインクジェット式プリンターは、加湿装置と、加湿装置を制御する制御部と、湿度を検知する湿度検知装置とによって加湿されている。ところが、加湿する方法が大掛かりであり、低コスト化やコンパクト化を図ることが難しいという課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る液体吐出装置は、第1の方向に往復移動可能な液体吐出ヘッドのノズル形成面から、水分を含む液体を吐出する液体吐出装置であって、前記第1の方向に、記録領域とメンテナンス領域とが配置され、前記メンテナンス領域には、前記第1の方向に搬送されるワイピング部材と、前記ワイピング部材で前記ノズル形成面を拭くワイピング部と、前記水分を含む液体を溜める廃液タンクと、が配置され、前記ワイピング部材を前記廃液タンクに溜められた前記水分を含む液体の中に浸し、前記ワイピング部材に水分を含ませ、前記水分を含むワイピング部材に前記液体吐出ヘッドを近付け、前記液体吐出ヘッドを加湿することを特徴とする。
メンテナンス領域には、液体吐出ヘッドのノズル形成面を拭く(清掃する)ワイピング部材と、水分を含む液体(廃液)を溜める廃液タンクとが配置されている。本適用例では、ワイピング部材を廃液タンクに溜められた廃液の中に浸し、ワイピング部材に廃液の中の水分を含ませ、水分を含むワイピング部材に液体吐出ヘッドを近付けることによって、液体吐出ヘッドを加湿する。
ワイピング部材や廃液タンクは、メンテナンスに必要な部材である。すなわち、既存の部材を活用して加湿するので、加湿のための専用部材や専用装置を必要としない。従って、本適用例では、加湿のための費用やスペースを抑制し、低コスト化やコンパクト化を図ることができる。
ワイピング部材や廃液タンクは、メンテナンスに必要な部材である。すなわち、既存の部材を活用して加湿するので、加湿のための専用部材や専用装置を必要としない。従って、本適用例では、加湿のための費用やスペースを抑制し、低コスト化やコンパクト化を図ることができる。
[適用例2]上記適用例に係る液体吐出装置において、前記メンテナンス領域には、前記水分を含む液体を前記ワイピング部材に強制的に排出するフラッシング部が配置されていることが好ましい。
メンテナンス領域には、例えば性状が変化した液体(廃液)を強制的に吐出するフラッシング部が設けられている。フラッシング部において、廃液をワイピング部材に強制的に排出することによって、ワイピング部材に廃液の中の水分を含ませる(保持させる)ことができる。例えば、廃液タンクの中に廃液が十分に溜められていなく、ワイピング部材を廃液タンクの中の廃液に浸すことが難しい場合であっても、フラッシング部において、ワイピング部材に廃液の中の水分を含ませる(保持させる)ことができる。
従って、安定してワイピング部材に廃液の中の水分を保持させることができる。
従って、安定してワイピング部材に廃液の中の水分を保持させることができる。
[適用例3]上記適用例に係る液体吐出装置において、前記ワイピング部材は、親水性繊維で構成される布であることが好ましい。
ワイピング部材を親水性繊維で構成される布(シート)で構成すると、例えばワイピング部材を板で構成する場合と比べて、ワイピング部材とノズル形成面との接触面積が広くなり、ノズル形成面に付着した汚れを効率的に取り除くことができる。加えて、ワイピング部材が疎水性繊維で構成される場合と比べて、安定して廃液の中の水分をワイピング部材に保持させることができる。
[適用例4]上記適用例に係る液体吐出装置において、送風ファンまたは排気ファンをさらに有し、前記送風ファンまたは前記排気ファンによって、前記水分を含むワイピング部材から蒸発した水蒸気を拡散させることが好ましい。
送風ファンまたは排気ファンを設け、送風ファンまたは排気ファンによって、ワイピング部材から蒸発した水蒸気を拡散させることによって、より広範囲に加湿することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。かかる実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の各図においては、各層や各部位を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部位の縮尺を実際とは異ならせしめてある。
(実施形態1)
「プリンターの概要」
図1は、実施形態1に係るインクジェット式記録装置(以下、プリンターと称す)の構成を示す概略図である。最初に、図1を参照し、「液体吐出装置」の一例であるプリンター11の概要について説明する。
本実施形態に係るプリンター11は、記録用紙や樹脂シートなどの記録媒体2にインクを吐出し、記録媒体2上に画像などの記録(印刷)を行う装置である。
「プリンターの概要」
図1は、実施形態1に係るインクジェット式記録装置(以下、プリンターと称す)の構成を示す概略図である。最初に、図1を参照し、「液体吐出装置」の一例であるプリンター11の概要について説明する。
本実施形態に係るプリンター11は、記録用紙や樹脂シートなどの記録媒体2にインクを吐出し、記録媒体2上に画像などの記録(印刷)を行う装置である。
図1に示すように、プリンター11では、略矩形箱状をなすフレーム12の内側の部に、略矩形板状をなす支持部材13がその長手方向を主走査方向(X方向)に一致させた状態で設けられている。この支持部材13上には、フレーム12の背面下部に設けられた紙送りモーター14の駆動に基づいて、記録媒体2が主走査方向(X方向)と直交する副走査方向(Y方向)に給送される。また、フレーム12内における支持部材13の上方には、支持部材13の長手方向と平行に延びる棒状のガイド軸15が設けられている。ガイド軸15には、その軸線方向に往復移動可能な状態でキャリッジ16が支持されている。
以降、主走査方向をX方向と称し、副走査方向をY方向と称す。X方向及びY方向に直交する方向、すなわちプリンター11の厚さ方向をZ方向と称す。さらに、方向を示す矢印の先端側を(+)方向、方向を示す矢印の基端側を(−)方向と称す場合がある。
なお、X方向は、「第1の方向」の一例である。
以降、主走査方向をX方向と称し、副走査方向をY方向と称す。X方向及びY方向に直交する方向、すなわちプリンター11の厚さ方向をZ方向と称す。さらに、方向を示す矢印の先端側を(+)方向、方向を示す矢印の基端側を(−)方向と称す場合がある。
なお、X方向は、「第1の方向」の一例である。
フレーム12の背面側の壁部の内面におけるガイド軸15の両端部と対応する各位置には、駆動プーリー17及び従動プーリー18が回動自在に支持されている。駆動プーリー17には、キャリッジ16を往復移動させる際の駆動源となるキャリッジモーター19の出力軸が連結されている。また、これら一対のプーリー17,18の間には、一部がキャリッジ16に連結された無端状のタイミングベルト20が掛装されている。キャリッジ16は、ガイド軸15にガイドされながら、キャリッジモーター19の駆動力により無端状のタイミングベルト20を介してX方向に往復移動可能となっている。
キャリッジ16の下面には、「液体吐出ヘッド」の一例である記録ヘッド21が設けられている。キャリッジ16には、記録ヘッド21に供給されるインクを貯留する複数(本実施形態では4つ)のインクカートリッジ22が着脱可能に搭載されている。複数のインクカートリッジ22には、例えばシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、及びブラック(K)のインクのいずれかが貯留されている。
インクカートリッジ22に貯留されるインクは、色材や、色材を分散させる(または溶解させる)溶剤などを含む。詳細は後述するが、溶剤は、水系媒体であり、水分を含む。すなわち、インクは、「水分を含む液体」の一例である。
色材は、例えば顔料であり、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、アゾレーキ、キレートアゾ顔料などのアゾ顔料、フタロシアニン顔料、ペリレン及びペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフタロン顔料などの多環式顔料、染料キレート、染色レーキ、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブラック、昼光蛍光顔料、カーボンブラック、卑金属顔料などを使用することができる。
色材は、例えば染料であり、直接染料、酸性染料、食用染料、塩基性染料、反応性染料、分散染料、建染染料、可溶性建染染料、反応分散染料などを使用することができる。
溶剤は、水系媒体であり、イオン交換水、限外ろ過水、逆浸透水、蒸留水などの純水または超純水を使用することができる。また、紫外線照射又は過酸化水素の添加などによって滅菌された水を用いると、インクを長期保存する場合にカビやバクテリアの発生を防止することができる。
なお、溶剤は、例えばエチレングリコールやプロピレングリコールなどの揮発性の水溶性有機溶剤を含んでいてもよい。
なお、溶剤は、例えばエチレングリコールやプロピレングリコールなどの揮発性の水溶性有機溶剤を含んでいてもよい。
さらに、インクは、上述した色材や溶剤の他に、塩基性触媒、界面活性剤、第三級アミン、樹脂類、pH調整剤、緩衝液、定着剤、防腐剤、酸化防止剤・紫外線吸収剤、キレート剤、酸素吸収剤などを含んでいてもよい。
記録ヘッド21の下面には、インクを吐出するノズルの開口が形成されたノズル形成面23が設けられている。記録ヘッド21は、キャリッジ16と共にX方向に往復移動可能になっている。記録媒体2は、搬送ユニット(図示省略)によってY方向に搬送(排出)される。
記録ヘッド21のノズル形成面23から記録媒体2にインクが吐出される領域が、記録領域6である。さらに、フレーム12内において記録領域6から外れた位置(記録領域6のX(−)方向側)には、記録ヘッド21の待機位置であるホームポジションHPが設定されている。記録領域6とホームポジションHPとは、X方向に沿って配置されている。ホームポジションHPには、記録ヘッド21の性能を正常な状態に回復させるメンテナンス装置25が配置されている。
なお、ホームポジションHPは、「メンテナンス領域」の一例である。
なお、ホームポジションHPは、「メンテナンス領域」の一例である。
かかる構成によって、プリンター11では、記録ヘッド21をX方向に移動させながらノズル形成面23からインクを液滴として吐出する液滴吐出動作と、Y方向に記録媒体2に移動する搬送動作とを交互に繰り返し、複数のドットの列(ラスターライン)をY方向に並べることで、所定の画像を記録媒体2に記録(印刷)する。
「メンテナンス装置」
図2は、本実施形態に係るメンテナンス装置の概略図である。図2では、記録ヘッド21やキャリッジ16やガイド軸15が二点鎖線で示され、X方向に往復移動が可能な記録ヘッド21がワイピング部46に配置された状態で図示されている。
次に、図2を参照して、メンテナンス装置の概要を説明する。
図2は、本実施形態に係るメンテナンス装置の概略図である。図2では、記録ヘッド21やキャリッジ16やガイド軸15が二点鎖線で示され、X方向に往復移動が可能な記録ヘッド21がワイピング部46に配置された状態で図示されている。
次に、図2を参照して、メンテナンス装置の概要を説明する。
上述した液滴吐出動作では、記録ヘッド21のノズル形成面23から液滴として吐出されたインクの一部は、記録媒体2に着弾せず、インクミストとなって浮遊し、記録ヘッド21のノズル形成面23に付着し、ノズル形成面23がインクミストによって汚染される。インクミストによる汚れがノズル形成面23に蓄積すると、記録ヘッド21の性能が劣化する。
さらに、インクカートリッジ22から記録ヘッド21に供給されたインクは、記録ヘッド21のノズル形成面23において大気に曝され、インクの溶媒成分が蒸発し、インクの粘度が増加する。加えて、液滴吐出動作を繰り返すと、記録ヘッド21のインク流路に気泡が混入する場合がある。インクの増粘やインクへの気泡混入などによっても、記録ヘッド21の性能が劣化する。
このため、プリンター11では、記録ヘッド21の性能を正常な状態に回復させるメンテナンス処理が実行される。メンテナンス処理は、例えば、プリンター11の起動時、プリンター11の遮断時、印刷非実行時において定期的に実行される。さらに、メンテナンス処理は、ユーザーがメンテナンス処理の指示を行った場合等の種々のタイミングで、不定期に実行される。
メンテナンス装置25は、記録ヘッド21の性能を正常な状態に回復させるメンテナンス処理を実行する装置である。図2に示すように、メンテナンス装置25は、断面が略矩形状の筐体31を有している。筐体31の内部は隔壁32によって仕切られている。筐体31と隔壁32とによって、X(+)方向側に廃液タンク34が形成され、X(−)方向側に収納室33が形成されている。さらに、筐体31の上面(Z(+)方向側の面)には、開口36,37,38が形成されている。開口36は収納室33の上側(Z(+)方向側)に配置され、開口37,38は廃液タンク34の上側に配置されている。また、開口36が形成された部分にワイピング部46が形成され、開口37が形成された部分にフラッシング部47が形成され、開口38が形成された部分に加湿部48が形成される。
すなわち、メンテナンス装置25は、筐体31の中に、ワイピング部46と、フラッシング部47と、加湿部48とがX(+)方向に沿って順に配置され、ユニット化された構成を有している。
すなわち、メンテナンス装置25は、筐体31の中に、ワイピング部46と、フラッシング部47と、加湿部48とがX(+)方向に沿って順に配置され、ユニット化された構成を有している。
メンテナンス装置25には、長尺状をなす布製のワイピング部材42がロール状に巻装された繰出しローラー51がX(−)方向側に配置され、ワイピング部材42を巻き取る巻取りローラー61がX(+)方向側に配置されている。ワイピング部材42は、繰出しローラー51から巻取りローラー61に向けて、X方向に搬送される。
詳しくは、収納室33の中に配置されている繰出しローラー51から巻き解かれたワイピング部材42は、搬送ローラー対52を経由してワイピング部46に搬送される。搬送ローラー対52は、ワイピング部材42の想定最大幅よりも長い軸長を有し、ワイピング部材42を挟持(ニップ)しつつ、ワイピング部材42をワイピング部46に搬送する。ワイピング部46には押圧ローラー53が配置されている。ワイピング部46に搬送されたワイピング部材42は、押圧ローラー53とテンションローラー54とを経由してフラッシング部47に搬送される。テンションローラー54は、ワイピング部材42の裏面側を押圧し、ワイピング部材42に張力を付与する。
フラッシング部47には支持ローラー55,56が配置されている。フラッシング部47に搬送されたワイピング部材42は、支持ローラー55,56によってX方向に沿って搬送され、中継ローラー57を経由して、加湿部48に搬送される。
記録ヘッド21がフラッシング部47に搬送された場合、記録ヘッド21のノズル形成面23と、支持ローラー55と支持ローラー56との間のワイピング部材42の表面とは、互いに平行となるように配置される。
記録ヘッド21がフラッシング部47に搬送された場合、記録ヘッド21のノズル形成面23と、支持ローラー55と支持ローラー56との間のワイピング部材42の表面とは、互いに平行となるように配置される。
廃液タンク34の中には、廃液(性状が変化したインク)35が溜められている。中継ローラー57は、廃液タンク34の下面側(Z(−)方向側)で、廃液35の中に浸かるように配置されている。このため、ワイピング部材42が中継ローラー57を経由して加湿部48に搬送されると、ワイピング部材42は廃液35の中に浸される。
なお、廃液35は、「水分を含む液体」の一例である。
なお、廃液35は、「水分を含む液体」の一例である。
ワイピング部材42は、親水性の繊維で構成される布であり、吸水性に優れている。例えば、ワイピング部材42は、親水性の高分子繊維(例えば、綿、レーヨン、ナイロンなど)によって構成されている。親水性の高分子繊維で構成されたワイピング部材42は水分を吸収し、ワイピング部材42の表面近くに多くの水分を保持する。よって、ワイピング部材42が廃液35の中に浸されると、ワイピング部材42は廃液35の中の水分を吸収し、ワイピング部材42の表面近くに水分を多く保持する。
廃液35の中の水分を保持したワイピング部材42は、中継ローラー57を経由して、加湿部48に搬送される。加湿部48には支持ローラー58,59が配置されている。加湿部48に搬送されたワイピング部材42は、支持ローラー58,59によってX方向に沿って搬送される。
記録ヘッド21が加湿部48に搬送された場合、記録ヘッド21のノズル形成面23と、支持ローラー58と支持ローラー59との間のワイピング部材42の表面とは、互いに平行となるように配置される。すなわち、記録ヘッド21が加湿部48に搬送された場合、記録ヘッド21のノズル形成面23の全域が、水分を多く保持したワイピング部材42の近くに配置される。
そして、ワイピング部材42は、搬送ローラー対60を経由して巻取りローラー61に巻き取られる。
そして、ワイピング部材42は、搬送ローラー対60を経由して巻取りローラー61に巻き取られる。
ワイピング部46では、記録ヘッド21をワイピング部46に移動させた後に、押圧ローラー53をZ(+)方向に移動させ、図中の破線で示すように、ワイピング部材42をノズル形成面23に当接させ、ワイピング部材42によってノズル形成面23の汚れを拭き取るワイピング処理を実行する。
詳しくは、ワイピング部46では、押圧ローラー53をZ(+)方向に移動させ、ワイピング部材42がノズル形成面23に当接した状態で、ワイピング部材42をX方向に沿って移動させ、ワイピング部材42によってノズル形成面23の汚れを拭き取るワイピング処理を実行する。ワイピング処理によって、ノズル形成面23の汚れ、例えばインクミストやインクミストの水分が蒸発して形成される固形物などを除去し、記録ヘッド21の性能を正常な状態に回復させる。
シート状のワイピング部材42(布製のワイピング部材42)や板状のワイピングブレード(ゴム製のワイピングブレード)などを使用して、ワイピング処理を実行することができる。シート状のワイピング部材42は、板状のワイピングブレードと比べて、ノズル形成面23との接触面積が広くなるので、ノズル形成面23に付着した汚れを効率的に取り除くことができる、ノズル形成面23に形成されるメニスカス(インクの液面)に接触してもメニスカスを破壊する虞が生じにくい。
フラッシング部47では、記録ヘッド21をフラッシング部47に移動させた後に、溶剤の蒸発や気泡の混入などによって性状が変化(劣化)したインク(廃液35)を、記録ヘッド21のノズル形成面23からワイピング部材42に強制的に排出するフラッシング処理を実行する。すなわち、フラッシング部47では、性状が変化(劣化)したインクを廃液35として、ワイピング部材42に強制的に排出する。強制的に排出された廃液35の一部はワイピング部材42に吸収され、強制的に排出された廃液35の一部は廃液タンク34の中に溜められる。
このように、フラッシング部47においても、廃液35の中の水分をワイピング部材42に保持させることができる。仮に、廃液タンク34の中に廃液35が十分に溜められていなく、ワイピング部材42を廃液タンク34の中の廃液35に浸すことが難しい場合であっても、フラッシング部47において、ワイピング部材42に廃液35の中の水分を保持させることができる。
このように、フラッシング部47においても、廃液35の中の水分をワイピング部材42に保持させることができる。仮に、廃液タンク34の中に廃液35が十分に溜められていなく、ワイピング部材42を廃液タンク34の中の廃液35に浸すことが難しい場合であっても、フラッシング部47において、ワイピング部材42に廃液35の中の水分を保持させることができる。
上述したように、ワイピング部材42の表面近くに水分が多く保持されている。ワイピング部材42の表面近くに水分が保持されると、ワイピング部材42の内部に水分が保持される場合と比べて、水分が蒸発しやすく、加湿部48の湿度をより高めることができる。
加湿部48では、記録ヘッド21を加湿部48に移動させ、記録ヘッド21のノズル形成面23を水分を多く保持したワイピング部材42に近付け、記録ヘッド21のノズル形成面23を湿度が高められた雰囲気に曝す加湿処理を実行する。すなわち、ワイピング部材42を廃液タンク34に溜められた廃液35の中に浸し、ワイピング部材42に廃液35の中の水分を含ませ、加湿部48において、水分を含むワイピング部材42に記録ヘッド21を近付け、記録ヘッド21を加湿する。
加湿部48では、記録ヘッド21を加湿部48に移動させ、記録ヘッド21のノズル形成面23を水分を多く保持したワイピング部材42に近付け、記録ヘッド21のノズル形成面23を湿度が高められた雰囲気に曝す加湿処理を実行する。すなわち、ワイピング部材42を廃液タンク34に溜められた廃液35の中に浸し、ワイピング部材42に廃液35の中の水分を含ませ、加湿部48において、水分を含むワイピング部材42に記録ヘッド21を近付け、記録ヘッド21を加湿する。
本実施形態では、記録ヘッド21が記録媒体2にインクを液滴として吐出する液滴吐出動作がなされていない場合、記録ヘッド21は、加湿部48に移動され、加湿部48において待機状態になる。すなわち、液滴吐出動作がなされない待機状態では、記録ヘッド21のノズル形成面23は、水分を吸収したワイピング部材42に近付けられ、湿度が高められた雰囲気に曝され、加湿される。記録ヘッド21のノズル形成面23を加湿すると、ノズル形成面23からインクの中の水分(水系媒体)が蒸発しにくくなり、インクの増粘を抑制することができる。その結果、インクの増粘に起因する吐出不良、例えば、ノズル形成面23から吐出されるインクの量や飛翔速度が設計上の目標とする値から著しく低下したり、ノズル形成面23からインクが吐出されなかったりするなどの不具合を抑制し、記録媒体2に印刷される画像の印刷品位を高めることができる。
さらに、記録ヘッド21のノズル形成面23を加湿すると、ノズル形成面23に付着した汚れ(固形成分)が湿気を吸収して柔らかくなるので、ワイピング部46でのワイピング処理によって、ノズル形成面23に付着した汚れを確実に除去することができる。
さらに、ワイピング部材42に保持された水分の蒸発で発生した水蒸気は、加湿部48からワイピング部46に向けて拡散し、ワイピング部46の湿度を高めることができる。ワイピング部46の湿度も高めることによって、ワイピング処理によってノズル形成面23に付着した汚れを除去しやすくなる。さらに、ワイピング部46の湿度も高めることによって、ワイピング部材42とノズル形成面23とが擦れることによる静電気の発生を抑制し、静電気による悪影響(例えば、帯電による異物吸着、静電破壊など)を抑制することができる。
さらに、本実施形態では、ワイピング処理やフラッシング処理を実行するための部材を活用して、ワイピング部材42に水分を保持させ、記録ヘッド21のノズル形成面23を加湿する。すなわち、本実施形態では、既存の部材を活用して加湿するので、加湿のための専用部材や専用装置を必要とせず、加湿のための専用部材や専用装置を必要とする場合と比べて、加湿のための費用やスペースを抑制し、低コスト化やコンパクト化を図ることができる。
さらに、メンテナンス装置25は、ワイピング部46とフラッシング部47と加湿部48とがX(+)方向に沿って順に配置され、ユニット化された構成を有しているので、ワイピング部46とフラッシング部47と加湿部48とを別々に設ける構成と比べて、メンテナンス処理を実行するシステム(メンテナンス装置25)をコンパクト化することができる。
(実施形態2)
「プリンターの概要」
図3は、図2に対応する図であり、実施形態2に係るメンテナンス装置の概略図である。
本実施形態に係るメンテナンス装置25Aはファン63を有している点が、実施形態1に係るメンテナンス装置25と異なる。この点が本実施形態に係るメンテナンス装置25Aと実施形態1に係るメンテナンス装置25との相違点であり、他の構成は本実施形態と実施形態1とで同じである。
以下、図3を参照し、本実施形態に係るメンテナンス装置25Aの概要を、実施形態1との相違点を中心に説明する。また、実施形態1と同一の構成部位については、同一の符号を附し、重複する説明を省略する。
「プリンターの概要」
図3は、図2に対応する図であり、実施形態2に係るメンテナンス装置の概略図である。
本実施形態に係るメンテナンス装置25Aはファン63を有している点が、実施形態1に係るメンテナンス装置25と異なる。この点が本実施形態に係るメンテナンス装置25Aと実施形態1に係るメンテナンス装置25との相違点であり、他の構成は本実施形態と実施形態1とで同じである。
以下、図3を参照し、本実施形態に係るメンテナンス装置25Aの概要を、実施形態1との相違点を中心に説明する。また、実施形態1と同一の構成部位については、同一の符号を附し、重複する説明を省略する。
図3に示すように、メンテナンス装置25Aは、X(+)側にファン63を有している。ファン63は、記録ヘッド21をX方向に沿って往復移動させても、記録ヘッド21と干渉しない様に配置されている。ファン63は、送風ファンであり、X(−)方向の風を送り出す。すなわち、ファン63によってX(−)方向の気流を発生させる。
ファン63によってX(−)方向の気流を発生させることによって、実施形態1と比べて、ワイピング部材42に保持された水分が蒸発しやすくなり、加湿部48に対してX(−)方向側に配置されたフラッシング部47やワイピング部46の湿度を高めることができる。すなわち、ファン63によって、水分を含むワイピング部材42から蒸発した水蒸気をX(−)方向側に拡散させ、X(−)方向側に配置されたフラッシング部47やワイピング部46の湿度を高める。
従って、実施形態1と比べて、ノズル形成面23に付着した汚れ(固形成分)が湿気を多く吸収し、さらに柔らかくなり、ワイピング処理によってノズル形成面23に付着した汚れをより確実に除去することができる。さらに、ワイピング部材42とノズル形成面23とが擦れることによる静電気の発生をより強く抑制し、静電気による悪影響(例えば、帯電による異物吸着、静電破壊など)をより強く抑制することができる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、上記実施形態以外にも様々な変形例が考えられる。以下、変形例を挙げて説明する。
(変形例1)
フラッシング部47では、廃液35がワイピング部材42に向けて吐出され、ワイピング部材42は廃液35を吸収し、廃液35の中の水分を保持する。よって、フラッシング部47と加湿部48との間に配置される中継ローラー57(図2及び図3参照)を削除し、ワイピング部材42を廃液タンク34の中に溜められた廃液35の中に浸さなくても、水分を保持したワイピング部材42を加湿部48に搬送することができる。従って、中継ローラー57を省略し、メンテナンス装置25をさらにコンパクト化する構成であってもよい。
フラッシング部47では、廃液35がワイピング部材42に向けて吐出され、ワイピング部材42は廃液35を吸収し、廃液35の中の水分を保持する。よって、フラッシング部47と加湿部48との間に配置される中継ローラー57(図2及び図3参照)を削除し、ワイピング部材42を廃液タンク34の中に溜められた廃液35の中に浸さなくても、水分を保持したワイピング部材42を加湿部48に搬送することができる。従って、中継ローラー57を省略し、メンテナンス装置25をさらにコンパクト化する構成であってもよい。
(変形例2)
実施形態2において、ファン63は、X(−)方向に風を送り出す送風ファンであり、X(+)側に配置されていた。ファン63は、X(−)方向に排気する排気ファンであり、X(−)側に配置される構成であってもよい。さらに、ファン63が送り出す風の方向は、X(−)方向に限定されず、例えばX(−)方向に交差する方向であってもよい。
すなわち、ファン63が送り出す風の方向の湿度を高めることができるので、湿度を高めたい領域に風が送り出されるようにファン63を配置すればよい。
実施形態2において、ファン63は、X(−)方向に風を送り出す送風ファンであり、X(+)側に配置されていた。ファン63は、X(−)方向に排気する排気ファンであり、X(−)側に配置される構成であってもよい。さらに、ファン63が送り出す風の方向は、X(−)方向に限定されず、例えばX(−)方向に交差する方向であってもよい。
すなわち、ファン63が送り出す風の方向の湿度を高めることができるので、湿度を高めたい領域に風が送り出されるようにファン63を配置すればよい。
(変形例3)
メンテナンス装置25では、ワイピング部46とフラッシング部47と加湿部48とがX(+)方向に沿って順に配置されていたが、これに限定されない、例えば、ワイピング部46と加湿部48とフラッシング部47とがX(+)方向に沿って順に配置される構成であってもよく、ワイピング部46とフラッシング部47と加湿部48とがX(−)方向に沿って順に配置される構成であってもよい。
メンテナンス装置25では、ワイピング部46とフラッシング部47と加湿部48とがX(+)方向に沿って順に配置されていたが、これに限定されない、例えば、ワイピング部46と加湿部48とフラッシング部47とがX(+)方向に沿って順に配置される構成であってもよく、ワイピング部46とフラッシング部47と加湿部48とがX(−)方向に沿って順に配置される構成であってもよい。
さらに、プリンター11では、記録ヘッド21が移動し、メンテナンス装置25が固定されていたがこれに限定されない、例えば、メンテナンス装置25が移動し、記録ヘッド21が固定されている構成であってもよい。
(変形例4)
本実施形態に係るメンテナンス装置25,25Aは、上述したプリンター11などの画像記録装置に適用させることに限定されない。例えば、カラーフィルターの製造に用いられる色材吐出装置、有機ELディスプレイやFED(電界放出ディスプレイ)などの電極形成に用いられる電極材料吐出装置、バイオchip製造に用いられる生体有機物吐出装置などに、本実施形態に係るメンテナンス装置25,25Aを適用させてもよい。
すなわち、本実施形態に係るメンテナンス装置25,25Aが適用された完成体は、本発明の技術的適用範囲である。
本実施形態に係るメンテナンス装置25,25Aは、上述したプリンター11などの画像記録装置に適用させることに限定されない。例えば、カラーフィルターの製造に用いられる色材吐出装置、有機ELディスプレイやFED(電界放出ディスプレイ)などの電極形成に用いられる電極材料吐出装置、バイオchip製造に用いられる生体有機物吐出装置などに、本実施形態に係るメンテナンス装置25,25Aを適用させてもよい。
すなわち、本実施形態に係るメンテナンス装置25,25Aが適用された完成体は、本発明の技術的適用範囲である。
11…プリンター、15…ガイド軸、16…キャリッジ、21…記録ヘッド、23…ノズル形成面、25,25A…メンテナンス装置、31…筐体、32…隔壁、33…収納室、34…廃液タンク、35…廃液、36,37,38…開口、42…ワイピング部材、46…ワイピング部、47…フラッシング部、48…加湿部、51…繰出しローラー、52,60…搬送ローラー対、53…押圧ローラー、54…テンションローラー、55,56,58,59…支持ローラー、57…中継ローラー、61…巻取りローラー、63…ファン。
Claims (4)
- 第1の方向に往復移動可能な液体吐出ヘッドのノズル形成面から、水分を含む液体を吐出する液体吐出装置であって、
前記第1の方向に、記録領域とメンテナンス領域とが配置され、
前記メンテナンス領域には、
前記第1の方向に搬送されるワイピング部材と、
前記ワイピング部材で前記ノズル形成面を拭くワイピング部と、
前記水分を含む液体を溜める廃液タンクと、
が配置され、
前記ワイピング部材を前記廃液タンクに溜められた前記水分を含む液体の中に浸し、前記ワイピング部材に水分を含ませ、前記水分を含むワイピング部材に前記液体吐出ヘッドを近付け、前記液体吐出ヘッドを加湿することを特徴とする液体吐出装置。 - 前記メンテナンス領域には、前記水分を含む液体を前記ワイピング部材に強制的に排出するフラッシング部が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
- 前記ワイピング部材は、親水性繊維で構成される布であることを特徴とする請求項1または2に記載の液体吐出装置。
- 送風ファンまたは排気ファンをさらに有し、
前記送風ファンまたは前記排気ファンによって、前記水分を含むワイピング部材から蒸発した水蒸気を拡散させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の液体吐出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015176372A JP2017052136A (ja) | 2015-09-08 | 2015-09-08 | 液体吐出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015176372A JP2017052136A (ja) | 2015-09-08 | 2015-09-08 | 液体吐出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017052136A true JP2017052136A (ja) | 2017-03-16 |
Family
ID=58316579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015176372A Pending JP2017052136A (ja) | 2015-09-08 | 2015-09-08 | 液体吐出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017052136A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3495149A1 (en) * | 2017-12-11 | 2019-06-12 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting apparatus |
JP2019104132A (ja) * | 2017-12-11 | 2019-06-27 | 株式会社リコー | 払拭装置、払拭ユニット、ヘッドメンテナンス装置、液体を吐出する装置 |
-
2015
- 2015-09-08 JP JP2015176372A patent/JP2017052136A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3495149A1 (en) * | 2017-12-11 | 2019-06-12 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting apparatus |
JP2019104132A (ja) * | 2017-12-11 | 2019-06-27 | 株式会社リコー | 払拭装置、払拭ユニット、ヘッドメンテナンス装置、液体を吐出する装置 |
US10703104B2 (en) | 2017-12-11 | 2020-07-07 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting apparatus |
JP7059606B2 (ja) | 2017-12-11 | 2022-04-26 | 株式会社リコー | 払拭装置、払拭ユニット、ヘッドメンテナンス装置、液体を吐出する装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5352409B2 (ja) | クリーナカートリッジ及びクリーニング装置並びに画像形成装置 | |
US8011779B2 (en) | Liquid ejecting apparatus | |
US9573375B2 (en) | Liquid ejecting apparatus and maintenance method | |
US8820890B2 (en) | Head maintenance device and inkjet recorder | |
JP2014133386A (ja) | 液体噴射装置及びメンテナンス方法 | |
JP2005212266A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP6048064B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2014000704A (ja) | 液滴吐出ヘッドのクリーニング装置、クリーニング方法および液滴吐出装置 | |
JP2004142450A (ja) | インクジェット記録装置、及び、これに備えられたインクジェットヘッドのメンテナンス方法 | |
JP2017052136A (ja) | 液体吐出装置 | |
JP2007203523A (ja) | 脱気装置、液体吐出ヘッド及び液体吐出装置並びに溶存気体除去方法 | |
JP2015054496A (ja) | ヘッド払拭装置、液滴吐出装置、及びラインヘッド払拭方法 | |
JP2018122533A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2009214399A (ja) | 乾燥装置及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP7483385B2 (ja) | 払拭装置、記録装置及び吐出口面の払拭方法 | |
JP5803089B2 (ja) | 流体噴射装置 | |
JP2018164980A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP2006192671A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2007268794A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004202773A (ja) | インクジェットプリンタ | |
CN107415476B (zh) | 液体喷射头的清洁装置以及液体喷射装置 | |
CN106965559B (zh) | 液体喷出装置、液体喷出头的擦拭方法 | |
JP2005205631A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP2004195801A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2006007577A (ja) | インクジェット記録装置の印字部清掃機構 |