JP2004202773A - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】吐出面に付着したインクをその粘度に関わらず確実に除去する。
【解決手段】インクジェットプリンタ1は、高粘度のインクを吐出する複数のインク吐出口が設けられた吐出面を有する記録ヘッドと、吐出面に付着したインクを除去する除去装置40とを備えている。除去装置40は、極細繊維からなるインク吸収シートSと、このインク吸収シートSを移動させ、その表面を吐出面に当接させる移動装置とを備えている。極細繊維の繊度は、約0.1デニールとなっている。インク吸収シートSはロール状に巻回されており、除去装置40は、インク吸収シートSのインク未吸収部分を繰出して、この繰出し部分の表面を吐出面に当接させている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高粘度のインクを吐出することにより画像を記録するインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
記録媒体の記録面にインクを吐出して画像を記録するインクジェットプリンタにおいては、記録ヘッドのノズルが詰まらないように一定間隔ごとにメンテナンス作業が行われている。このメンテナンス作業は、ノズル内の気泡やごみ等を吸引する吸引工程と、記録ヘッドの吐出面、つまり複数のインク吐出口が設けられた面に付着したインクを除去する除去工程などとからなる。この除去工程は、具体的には、可撓性を有する板状のブレードで吐出面を擦って吐出面のインクを拭き取ったり、インク吸収性の多孔質シートを吐出面に押し付けてインクを吸収したり(例えば、特許文献1参照)することによって行われている。なお、このブレードは、シリコンゴム等のゴム材によって形成されているものである。
【0003】
ところで、近年、インクジェットプリンタにおいては、滲みのない明瞭な画像を印刷可能とすべく、粘度が10〜500[mPas]程度の高粘度のインクが用いられるようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特許2705956号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、高粘度のインクは流動抵抗が大きいため、インクジェットプリンタに用いられる場合には以下のような問題を生じていた。即ち、ブレードで吐出面を擦る場合には、インクが吐出面に留まろうとする結果、ブレードと吐出面との間を通過してしまうため、塗り広げられて吐出面に残る場合が生じていた。一方、多孔質シートはインクを吸収するのでブレードでインクを除去する場合のような問題を生じないものの、インクを速やかに吸収するのに十分な接触面積を有しないため吸収速度が遅かった。そのため、多孔質シートを吐出面に押し付ける場合には、インクが完全には吸収されずに吐出面に残る場合が生じていた。
更に、高粘度のインクとしてカチオン重合系のインクを用いる場合には、ブレードや多孔質シートがインク中の物質と反応することによって溶解したり不可逆的に膨潤したりするため、頻繁にブレードや多孔質シートを交換する必要が生じ、手間がかかっていた。
【0006】
本発明の課題は、吐出面に付着したインクをその粘度に関わらず確実に除去することができるインクジェットプリンタを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、高粘度のインクを吐出する複数のインク吐出口が設けられた吐出面を有する記録ヘッドと、前記吐出面に付着した前記インクを除去する除去装置とを備えるインクジェットプリンタであって、
前記除去装置は、極細繊維からなるインク吸収シートと、このインク吸収シートを移動させ、その表面を前記吐出面に当接させる移動装置とを備えることを特徴とする。
【0008】
ここで、高粘度のインクとは、粘度が30℃で10〜500[mpas]程度のインクをいう。
また、極細繊維とは、繊度が約0.5デニール以下の繊維である。
更に、インク吸収シートは、極細繊維からなるものであれば布でも良いし、不織布でも良い。なお、このように極細繊維からなるインク吸収シートは多孔質シートと比較して表面積が大きいため、より大きな面積で吐出面のインクと接触することができるようになっている。
【0009】
請求項1記載の発明によれば、吐出面に付着したインクをインク吸収シートによって吸収するので、ブレードによって吐出面を擦る場合と比較して、インクの粘度に関わらず吐出面のインクを確実に除去することができる。
また、インク吸収シートは極細繊維からなるので、インクとの接触面積が多孔質シートと比較して大きい。従って、多孔質シートによってインクを吸収する場合と比較して、インクの粘度に関わらず吐出面のインクを速やかに吸収することができるため、インクを吐出面に残すことなく確実に除去することができる。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記極細繊維の繊度は、約0.1デニールであることを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の発明によれば、極細繊維の繊度は約0.1デニールであるので、多孔質シートと比較してインクとの接触面積が更に大きくなる。よって、より速やかに吐出面のインクを吸収することができるので、インクを吐出面に残すことなく確実に除去することができる。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記極細繊維は、ポリエステル、アクリルまたはナイロンの何れかからなることを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の発明によれば、極細繊維はポリエステル、アクリルまたはナイロンの何れかからなるので、インクがカチオン重合系のインクであっても、このインク中の物質がインク吸収シートと反応しない。従って、従来と異なり、インク吸収シートが吐出面のインクと反応することにより溶解したり不可逆的に膨潤したりすることがないため、インク吸収シートを頻繁に交換する手間を省くことができる、つまり吐出面のインクを容易に除去することができる。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記インク吸収シートは、ロール状に巻回され、
前記除去装置は、前記インク吸収シートのインク未吸収部分を繰出して、この繰出し部分の表面を前記吐出面に当接させることを特徴とする。
【0015】
請求項4記載の発明によれば、インク吸収シートのインク未吸収部分によって吐出面のインクを吸収するのでインクをより確実に除去することができる。
【0016】
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記移動装置は、前記インク吸収シートの裏面側からこのインク吸収シートを前記吐出面に押圧するとともにこの吐出面に沿って移動可能な押圧部材を備えることを特徴とする。
【0017】
請求項5記載の発明によれば、押圧部材はインク吸収シートの裏面側からこのインク吸収シートを吐出面に押圧するとともにこの吐出面に沿って移動可能であるので、押圧部材がインク吸収シートを吐出面に押圧した状態で吐出面に沿って移動することにより、インク吸収シートが吐出面に確実に当接することとなる。従って、インク吸収シートを吐出面に確実に当接させることにより、吐出面のインクを確実に除去することができる。
なお、上記押圧部材としては、弾性を有する部材を用いることが好ましい。この場合には、吐出面に対してより確実にインク吸収シートを当接させることができる。
【0018】
請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記記録媒体に着弾したインクに光を照射する光照射装置を備え、
前記インクは、30℃で10〜500[mpas]の粘度を有する、カチオン重合系の光硬化型インクであることを特徴とする。
【0019】
請求項6記載の発明によれば、インクの粘度は30℃で10〜500[mpas]であり、記録媒体に着弾した光硬化型インクに光を照射する光照射装置を備えるので、高粘度の光硬化型インクによって記録媒体の記録面に画像を記録するインクジェットプリンタにおいても、請求項1〜5の何れか一項に記載の発明と同様の効果を得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、本実施の形態においてはインクジェットプリンタを、光硬化性のインクによって記録媒体の記録面に画像を記録するものとして説明する。
【0021】
<第1の実施の形態>
図1に示す通り、インクジェットプリンタ1には、画像の記録を行う各種の装置や部材が搭載された画像記録装置2が配設されている。画像記録装置2は、断面が多角形状を有しかつ左右方向に延在する長尺な筐体3により覆われており、筐体3の前側の一部が開口している。また筐体3の後側には、記録媒体を筐体3の内部に送り込むためのスリット状の搬入口(図示せず)が設けられている。
【0022】
筐体3の内部には、左右方向に延在する平板状のプラテン4が配設されている。プラテン4は記録媒体を記録面の反対側の面、つまり非記録面から支持するものである。
【0023】
なお図1では記録媒体を省略しているが、記録媒体は、筐体3の内部に配設された搬送機構(図示せず)により、図中に矢印で示される搬送方向Aに沿って搬送されている。具体的には、記録媒体は、筐体3の後側に設けられた搬入口から送り込まれ、プラテン4により支持された状態で筐体3の内部を後方から前方へ通過し、筐体3の外部に搬出されている。
【0024】
プラテン4の上方には、左右方向、つまり走査方向Bに沿って延在するガイド部材5が配設されている。ガイド部材5には、キャリッジ6が支持されている。キャリッジ6は、ガイド部材5によりガイドされた状態で、プラテン4の直上の記録領域R1と、プラテンの左側上方の非記録領域R2とを走査方向Bに沿って移動自在となっている。
【0025】
図2に示す通り、キャリッジ6の前側には、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各プロセスカラーのインクを吐出する4つの記録ヘッド7〜10が一列に並んで搭載されている。各記録ヘッド7〜10は複数のノズル(図示せず)を内部に備えている。これらノズルの下端は各記録ヘッド7〜10の下面、つまり吐出面においてインク吐出口(図示せず)を形成しており、各ノズルはインク吐出口を介してインクを微小な液滴として吐出することができるようになっている。
【0026】
キャリッジ6の後側には、Y,M,C,Kの各プロセスカラーのインクを一時的に貯留する4つのサブタンク13〜16が配設されている。各サブタンク13〜16は、遮光性を有する4本のチューブ17〜20により記録ヘッド7〜10に接続されている。そして各サブタンク13〜16に貯留されたインクが色毎に、4本のチューブ17〜20を介して記録ヘッド7〜10に供給されるようになっている。
【0027】
さらに4つのサブタンク13〜16は上下に昇降自在とされており、各サブタンク13〜16の内部に貯留されたインクの液面の高さ位置を自在に調整することができるようになっている。本実施形態では、各サブタンク13〜16の内部に貯留されたインクの液面の高さ位置が常に記録ヘッド7〜10のノズルの高さ位置よりもやや低くなるように調整されている。また各サブタンク13〜16の上部には、インクを供給するための供給口13a〜16aがそれぞれ配設されている。
【0028】
さらに図1に示す通り、キャリッジ6の前側において記録ヘッド7〜10の左右両側には、紫外線を下方に向けて照射する紫外線光源(光照射装置)11,12がそれぞれ搭載されている。具体的に、紫外線光源11,12としては低圧水銀ランプ、紫外線レーザ、キセノンフラッシュランプ、捕虫灯、ブラックライト、殺菌灯、冷陰極管、LED高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、無電極紫外線ランプ等が適用可能であり、これら以外の光源が適用されてもよい。
【0029】
プラテン4の左側には、Y,M,C,Kの各プロセスカラーのインクを貯留する4つのメインタンク21〜24と、記録ヘッド7〜10のメンテナンスを行うためのメンテナンス機構30とが配設されている。
各メインタンク21〜24には、上記4つのサブタンク13〜16よりも大容量のインクが貯留されている。また各メインタンク21〜24の下部には、上下に伸縮自在な供給管21a〜24aがそれぞれ配設されている。
【0030】
メンテナンス機構30は、各記録ヘッド7〜10のノズル内のインクを吸引する4つの吸引装置31,…と、各記録ヘッド7〜10の吐出面に付着したインクを除去する除去装置40とを備えている。
【0031】
各吸引装置31,…は、上端が開口した箱状のキャップ部材32と、吸引ポンプ35とを備えている。キャップ部材32の内部底面は、記録ヘッド7〜10の吐出面とほぼ等しい大きさとなっている。各キャップ部材32の下部には吸引ポンプ35が連結されている。この吸引装置の左側には除去装置40が配設されている。
除去装置40は、インクを吸収可能なインク吸収シートSと、インク吸収シートSを上下に移動させる移動装置(図示せず)等とを備えている。
【0032】
インク吸収シートSは、極細繊維からなる長尺な布または不織布である。極細繊維は約0.1デニールの繊度を有しており、極細繊維の太さは約1〜5μm程度となっている。この極細繊維は、略円形の断面形状を有するようポリエステルやアクリル、ナイロン等から形成されている。なお、本実施の形態においては、極細繊維として「W0700」(商品名:カネボウ合繊株式会社製)が用いられている。
【0033】
このインク吸収シートSは、所定間隔をあけて配設された元巻きローラ41及び巻き取りローラ42にそれぞれ巻回されている。元巻きローラ41の回転軸と巻き取りローラ42の回転軸とは吐出面にほぼ平行となっている。巻き取りローラ42はモータ等の駆動源(図示せず)に連結されており、回転と停止を行うようになっている。従って、インク吸収シートSは、巻き取りローラ42の回転によって元巻きローラ41から繰出され、巻き取りローラ42に巻回されることとなる。
【0034】
元巻きローラ41と巻き取りローラ42との間には、インク吸収シートSを案内するための2つの従動ローラ44,44が、元巻きローラ41及び巻き取りローラ42よりも高い位置に配設されている。これら従動ローラ44,44の回転軸と、従動ローラ44,44の間に延在するインク吸収シートSの繰出し部分S1とは、吐出面にほぼ平行となっている。繰出し部分S1はインクを吸収しておらず、その裏面、つまり記録ヘッド7〜10と反対側の面には、繰出し部分S1をその裏面側から吐出面に押圧する押圧部材43が配設されている。
押圧部材43は、インク吸収シートSを吐出面に押圧した状態で吐出面に沿って移動可能となっている。このような押圧部材43は、例えばゴムなど、弾性を有する部材によって形成されている。
【0035】
なお、非記録時においてキャリッジ6は、上記の非記録領域R2のうち、メインタンク21〜24及び吸引装置が配設された位置(以下「ホームポジション」という。)で待機するようになっている。キャリッジ6がホームポジションに移動した状態では、各サブタンク13〜16の上方にメインタンク21〜24がそれぞれ配置されるようになっている。さらにこの状態においては、各記録ヘッド7〜10の吐出面が4つのキャップ部材32,…によりそれぞれ覆われ、各記録ヘッド7〜10のノズルの内部及び先端部でインクが乾燥することを防止できるようになっている。
【0036】
また図1ではホームポジションに配設された部材が大気中に露出した状態で図示されているが、ホームポジションに配設される部材(メインタンク21〜24、メンテナンス機構30等)は筐体3により覆われ遮光されている。
【0037】
上記構成を具備する画像記録装置2は、逆T字状の2本の脚部90,90により支持されている。各脚部90間には画像記録装置2の自重を強固に支持するための2本の補強部材91,91が架け渡されており、各脚部90の下部には2個のキャスタ92,92がそれぞれ配設されている。このような構成により、画像記録装置2を含むインクジェットプリンタ1は、前後方向又は左右方向に移動自在となっている。
【0038】
次に、本実施形態に用いられる「インク」について説明する。
本実施形態に用いられるインクは、30℃で10〜500[mpas]程度の粘度を有する高粘度インクである。また、このインクはエア(大気中の空気)との接触では硬化せずにエアとの接触に対して開放された系で硬化するものである。具体的には本実施形態で用いられるインクは、光としての紫外線の被照射により硬化する性質を具備する光硬化型インクであり、主成分として、重合性化合物(公知の重合性化合物を含む。)と、光開始剤と、色材とを少なくとも含み、さらには30℃において10〜500m・Paの粘度を有するものである。
【0039】
上記光硬化型インクは、重合性化合物として、ラジカル重合性化合物を含むラジカル重合系インクとカチオン重合性化合物を含むカチオン重合系インクとに大別されるが、その両系のインクが本実施形態に用いられるインクとしてそれぞれ適用可能であり、ラジカル重合系インクとカチオン重合系インクとを複合させたハイブリッド型インクを本実施形態に用いられるインクとして適用してもよい。本実施形態では光硬化型インクのうちカチオン重合系インクを用いている。
【0040】
次に、本実施形態に用いられる「記録媒体」について説明する。
本実施形態に用いられる記録媒体としては、通常のインクジェットプリンタに適用される普通紙,再生紙,光沢紙等の各種紙,各種布地,各種不織布,樹脂,金属,ガラス等の材質からなる記録媒体が適用可能である。記録媒体の形態としては、ロール状、カットシート状、板状等が適用可能である。
【0041】
特に、本実施形態で用いられる記録媒体として、いわゆる軟包装に用いられる透明又は不透明な非吸収性の樹脂製フィルムが適用できる。樹脂製フィルムの具体的な樹脂の種類として、ポリエチレンテレフタレート,ポリエステル,ポリオレフィン,ポリアミド,ポリエステルアミド,ポリエーテル,ポリイミド,ポリアミドイミド,ポリスチレン,ポリカーボネート,ポリ-ρ-フェニレンスルフィド,ポリエーテルエステル,ポリ塩化ビニル,ポリ(メタ)アクリル酸エステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン等が適用可能であり、さらには、これら樹脂の共重合体、これら樹脂の混合物、これら樹脂を架橋したもの等も適用可能である。中でも、樹脂製フィルムの樹脂の種類として、延伸したポリエチレンテレフタレート,ポリスチレン,ポリプロピレン,ナイロンのいずれかを選択するのが、樹脂製フィルムの透明性・寸法安定性・剛性・環境負荷・コスト等の面で好ましく、2〜100μm(好ましくは6〜50μm)の厚みを有する樹脂製フィルムを用いるのが好ましい。また、樹脂製フィルムの支持体の表面にコロナ放電処理、易接着処理等の表面処理を施してもよい。
【0042】
さらに、本実施形態に用いられる記録媒体として、樹脂により記録面を被覆した各種紙,顔料を含むフィルム,発泡フィルム等の不透明な公知の記録媒体も適用可能である。
【0043】
次に、画像記録時におけるインクジェットプリンタ1の動作について説明する。
インクジェットプリンタ1の動作中において、一方では、筐体3の内部に配設された搬送機構が作動して記録媒体が搬送方向Aに沿って搬送される。他方では、キャリッジ6が作動して記録媒体の直上を走査方向Bに沿って往復移動し、キャリッジ6に搭載されている4つの記録ヘッド7〜10及び2つの紫外線光源11,12がキャリッジ6に追従して往復移動する。
【0044】
この状態において、各記録ヘッド7〜10が記録媒体の記録面に向かってインクを吐出する。ここで、上記の通り、各サブタンク13〜16の内部に貯留されたインクの液面の高さ位置が常に記録ヘッド7〜10のノズルの高さ位置よりもやや低くなるように調整されているため、記録ヘッド7〜10の各ノズルからインクが吐出されると、各ノズルでの毛細管現象によりサブタンク13〜16からインクが吸い上げられ、吸い上げられたインクがチューブ17〜20を経由して記録ヘッド7〜10へと安定的に供給される。また各サブタンク13〜16内のインクの液面の高さ位置が上記の通り調整されているため、記録ヘッド7〜10内のインクとサブタンク13〜16内のインクとの圧力差が常に最適な平衡状態に保たれ、記録ヘッド7〜10の各ノズルには、インクを吐出するのに最適なメニスカスが常に形成されるようになっている。
【0045】
さらにキャリッジ6が往復移動する状態において、2つの紫外線光源11,12が記録媒体の記録面に向かって紫外線を照射する。特に、キャリッジ6が図1中の左から右へと移動している最中には紫外線光源11が点灯し、キャリッジ6が図1中右から左へと移動している最中には紫外線光源12が点灯する。つまり、キャリッジ6の移動方向の記録ヘッド7〜10よりも後側の紫外線光源11(又は12)が点灯して紫外線を照射する。これにより、各記録ヘッド7〜10から吐出されたインクは記録媒体に着弾した直後に紫外線が照射されて即座に硬化し、記録媒体の記録面上に定着する。
【0046】
以降、インクジェットプリンタ1が上記の各動作を繰り返し、各プロセスカラーの複数のドットからなる所望の画像が記録媒体の記録面に順次記録される。
【0047】
さらにこのような動作が行われる以外にインクジェットプリンタ1では、所定数の画像の記録が終了する毎にキャリッジ6が非記録領域R2に移動し、メンテナンス機構30による各記録ヘッド7〜10のメンテナンス処理と、4つのメインタンク21〜24による各サブタンク13〜16へのインク供給処理とが行われる。
【0048】
メンテナンス処理では、図4(a)に示すように、キャリッジ6が非記録領域の除去装置40の直上に移動するとともに除去装置40が上方に移動し、インク吸収シートSの繰出し部分S1と記録ヘッド7〜10の吐出面とが近接する。次に、図4(b)〜(e)に示すように、押圧部材43がインク吸収シートSの繰出し部分S1を記録ヘッド7〜10の吐出面に押圧した状態で吐出面に沿って移動する(吐出面メンテナンス処理)。これにより、吐出面に付着したインクが繰出し部分S1に吸収される。この吐出面メンテナンス処理が行われた後には、巻き取りローラ42が回転してインク吸収シートSを巻き取り、インクを吸収していない部分のインク吸収シートSが元巻きローラ41から繰出される。なお図4(a)〜(e)では、インクが太線で図示されている。
次に、キャリッジ6がホームポジション、つまり吸引装置31の直上に移動すると、各記録ヘッド7〜10の吐出面が4つのキャップ部材32,…にそれぞれ覆われ、この状態において、各記録ヘッド7〜10が自己の各ノズルから空吐出するか、4つの吸引ポンプ35,…が作動して各記録ヘッド7〜10のノズルからインクを吸引するか、或いはこれらの動作が同時に行われる(ノズルメンテナンス処理)。これにより、各記録ヘッド7〜10のノズルの内部及び先端部に残留するインクは吐き捨てられ、各記録ヘッド7〜10での目詰まりが未然に防止される。
【0049】
なお、このノズルメンテナンス処理の際には、インク供給処理も併行して行われる。具体的には、図3(a)に示す状態、つまりキャリッジ6がホームポジションに移動する前の状態において、キャリッジ6がホームポジションに位置すると、図3(b)に示す通り各メインタンク21〜24の下方に4つのサブタンク13〜16がそれぞれ配置される。そして、メインタンク21〜24の各供給管21a〜24aが下方に伸びて、4つのサブタンク13〜16の供給口13a〜16aにそれぞれ挿入される。
【0050】
その後、図3(c)に示す通り、各メインタンク21〜24から4つのサブタンク13〜16へとY,M,C,Kの各プロセスカラーのインクがそれぞれ供給される。そして、図3(d)に示す通り、各サブタンク13〜16にそれぞれインクが満たされると、4つのメインタンク21〜24の各供給管21a〜24aがそれぞれ上方に縮んで、4つのサブタンク13〜16の供給口13a〜16aから引き出される。
そして、上記メンテナンス処理及びインク供給処理がそれぞれ終了すると、キャリッジ6及び各記録ヘッド7〜10は上述した画像の記録動作を再開する。
【0051】
以上のようなインクジェットプリンタ1によれば、吐出面に付着したインクをインク吸収シートSによって吸収するので、ブレードによって吐出面を擦る従来の場合と比較して、インクの粘度に関わらず吐出面のインクを確実に除去することができる。
また、インク吸収シートSは極細繊維からなり、極細繊維の繊度は約0.1デニールであるので、インクとの接触面積が多孔質シートと比較して大きい。従って、多孔質シートによってインクを吸収する従来の場合と比較して、インクの粘度に関わらず吐出面のインクを速やかに吸収することができるため、インクを吐出面に残すことなく確実に除去することができる。
【0052】
また、極細繊維はポリエステル、アクリルまたはナイロンの何れかからなるので、カチオン重合系のインク中の物質がインク吸収シートSと反応しない。従って、従来と異なり、インク吸収シートSが吐出面のインクと反応することにより溶解したり不可逆的に膨潤したりすることがないため、インク吸収シートSを頻繁に交換する手間を省くことができる、つまり吐出面のインクを容易に除去することができる。
【0053】
また、インク吸収シートSの繰出し部分S1はインクを吸収していないのでインク吸収性が高い。よって、このような繰出し部分S1によってインクを吸収することにより、インクをより確実に除去することができる。
また、押圧部材43が繰出し部分S1を吐出面に押圧した状態で吐出面に沿って移動することにより、繰出し部分S1が吐出面に確実に当接することとなる。従って、繰出し部分S1を吐出面に確実に当接させることにより、吐出面のインクを確実に除去することができる。
更に、押圧部材43は、弾性を有する部材によって形成されている。従って、このような押圧部材43によって繰出し部分S1を吐出面に押圧することにより、吐出面に対してより確実に繰出し部分S1を当接させることができる。
【0054】
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、上記第1の実施の形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0055】
本第2の実施の形態におけるインクジェットプリンタ1Aはラインヘッド方式のインクジェットプリンタであり、図5に示すように、画像記録装置2A及びプラテン4Aの形状がそれぞれ画像記録装置2及びプラテン4と異なる点において上記第1の実施の形態のインクジェットプリンタ1と異なる。以下、この点について詳しく説明する。
【0056】
記録媒体Kは、ローラR,Rに案内された状態で搬送方向Aに沿って搬送されている。
画像記録装置2Aは、記録媒体Kの幅寸法より大きな幅寸法を有するように形成され、記録媒体Kの幅方向Dに延在している。なお幅方向Dは、搬送方向Aに直交する方向である。
この画像記録装置2Aは、光硬化性のインクを吐出する4つの記録ヘッド7A〜10Aと、これら記録ヘッド7A〜10Aよりも搬送方向Aの下流側に配設された紫外線光源11A等とを備えている。
【0057】
4つの記録ヘッド7A〜10Aは、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各プロセスカラーのインクを吐出するライン型の記録ヘッドである。これら記録ヘッド7A〜10Aは記録媒体Kの幅方向に延在した状態で搬送方向Aに沿って配列されている。
紫外線光源11Aは、記録媒体Kの幅方向に延在している。
【0058】
これら記録ヘッド7A〜10A及び紫外線光源11Aの下方には、記録媒体Kを支持したプラテン4Aが配設されている。このプラテン4Aにおける各記録ヘッド7A〜10Aとの対向位置には、図6に示すように、幅方向Dに延びるスリット70がそれぞれ形成されている。なお、図6には、記録ヘッド7Aとの対向位置に形成されたスリット70が図示されている。
スリット70の幅方向Dの長さは、記録ヘッド7Aに配列された複数の吐出口7c,…のうち、左右両端の吐出口7c,7cを結んだ長さより長くなるように形成されている。このスリット70の下部にはシャッター駆動機構(図示せず)により開閉するシャッター71が配設されている。このシャッター71は、図6(a),(b)に示すように、画像記録時には閉じた状態となり、メンテナンス処理時には開いた状態となる。
【0059】
シャッター71の下方には、メンテナンス機構30Aが配設されている。メンテナンス機構30Aは、記録ヘッド7A〜10Aのノズル内のインクを吸引する吸引装置31Aと、記録ヘッド7A〜10Aの吐出面に付着したインクを除去する除去装置40Aとを備えている。なお、これら吸引装置31A及び除去装置40Aは、それぞれ上下方向及び搬送方向Aに移動可能である点と、幅方向Dに延在している点以外には、上記第1の実施の形態における吸引装置31及び除去装置40と同様のものである。
【0060】
次に、上記のようなインクジェットプリンタ1Aのメンテナンス処理における動作について説明する。
まず、図6(b)に示すように、シャッター71が開き、記録ヘッド7A〜10Aの吐出面とメンテナンス機構30Aとが対向する。
次に、スリット70を通過して除去装置40Aが上昇し、インク吸収シートSの繰出し部分S1が記録ヘッド7A〜10Aの吐出面と近接する。次に、除去装置40Aの押圧部材(図示せず)が繰出し部分S1を吐出面に押圧する(吐出面メンテナンス処理)。これにより、記録ヘッド7A〜10Aの吐出面のインクが繰出し部分S1に吸収される。吐出面メンテナンス処理が行われた後には、巻き取りローラ(図示せず)が回転してインク吸収シートSを巻き取り、インクを吸収していない部分のインク吸収シートSが元巻きローラ(図示せず)から繰出される。
次に、図示は省略するが、除去装置40Aはプラテン4Aの下方に移動した後に搬送方向Aの下流側に移動する。そして、吸引装置31Aが搬送方向Aの下流側に移動した後にスリット70を通過して上昇する。このとき、記録ヘッド7A〜10Aの吐出面がキャップ部材32Aに覆われ、この状態において、記録ヘッド7A〜10Aが自己の各ノズルから空吐出するか、吸引装置31の吸引ポンプ(図示せず)が作動して記録ヘッド7A〜10Aのノズルからインクを吸引するか、或いはこれらの動作が同時に行われる。これにより、記録ヘッド7A〜10Aのノズルの内部及び先端部に残留するインクは吐き捨てられ、記録ヘッド7A〜10Aでの目詰まりが未然に防止される。
【0061】
上記のメンテナンス処理を行うインクジェットプリンタ1によれば、ラインヘッド方式のインクジェットプリンタにおいても確実かつ速やかに吐出面のインクを除去することができる。
【0062】
なお、上記第1及び第2の実施の形態においては、極細繊維を略円形の断面形状を有するものとして説明したが、多角形状の断面形状を有するものとしても良いし、図7に示すような断面形状を有するものとしても良い。図7に示す極細繊維Gは、円形を複数のくさび状の部分G1,…に分割してなる断面形状を有するものである。このような極細繊維Gを用いた場合には、くさび状の部分G1,…の先端が吐出面の凹凸に確実にフィットしてインクを吸収するので、吐出面に付着する細かな塵埃も除去することができる。
また、吐出面のインクをインク吸収シートSによって除去することとして説明したが、インク吸収シートSとブレードとによって除去することとしても良い。
【0063】
また、第1の実施の形態においては、インク吸収シートSの繰出し部分S1を押圧部材43によって吐出面に当接させることとして説明したが、押圧部材43を用いずに繰出し部分S1全体を吐出面に当接させることとしても良い。
【0064】
また、吐出面メンテナンス処理の後に巻き取りローラ42を回転させることとして説明したが、巻き取りローラ42を回転させつつ吐出面メンテナンス処理を行うこととしても良い。この場合には、インク吸収シートSによって吐出面を擦りつつインクを吸収することができるので、より確実に吐出面のインクを除去することができる。
また、メンテナンス機構30とメインタンク21〜24とがプラテンに対して左側に設けられていることとして説明したが、メインタンク21〜24を左側、メンテナンス機構30を右側に設けても良いし、メインタンク21〜24を右側、メンテナンス機構30を左側に設けても良い。
更に、元巻きローラ41及び巻き取りローラ42の回転軸は搬送方向Aに平行であることとして説明したが、搬送方向Aに直交することとしても良い。
【0065】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ブレードによって吐出面を擦る場合と比較して、インクの粘度に関わらず吐出面のインクを確実に除去することができる。また、多孔質シートによってインクを吸収する場合と比較して、インクの粘度に関わらず吐出面のインクを速やかに吸収することができるため、インクを吐出面に残すことなく確実に除去することができる。
【0066】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、より速やかに吐出面のインクを吸収することができるので、インクを吐出面に残すことなく確実に除去することができる。
【0067】
請求項3記載の発明によれば、請求項1または2記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、インク吸収シートが吐出面のインクと反応することにより溶解したり不可逆的に膨潤したりすることがないため、インク吸収シートを頻繁に交換する手間を省くことができる、つまり吐出面のインクを容易に除去することができる。
【0068】
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、インク吸収シートのインク未吸収部分によって吐出面のインクを吸収するのでインクをより確実に除去することができる。
【0069】
請求項5記載の発明によれば、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、インク吸収シートを吐出面に確実に当接させることにより、吐出面のインクを確実に除去することができる。
【0070】
請求項6記載の発明によれば、高粘度の光硬化型インクによって記録媒体の記録面に画像を記録するインクジェットプリンタにおいても、請求項1〜5の何れか一項に記載の発明と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェットプリンタの全体構成を示す斜視図である。
【図2】キャリッジの概略構成を示す拡大斜視図である。
【図3】各メインタンクからサブタンクへインクを供給するときの動作を示す説明図である。
【図4】吐出面メンテナンス処理における除去装置の動作を説明するための側面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるインクジェットプリンタの要部を示す斜視図である。
【図6】吐出面メンテナンス処理における除去装置の動作を説明するための概略図である。
【図7】極細繊維の断面を示す図である。
【符号の説明】
1(1A) インクジェットプリンタ
7〜10(7A〜10A) 記録ヘッド
7c インク吐出口
11(11A),12 紫外線光源(光照射装置)
41 除去装置
43 押圧部材
G 極細繊維
S インク吸収シート

Claims (6)

  1. 高粘度のインクを吐出する複数のインク吐出口が設けられた吐出面を有する記録ヘッドと、前記吐出面に付着した前記インクを除去する除去装置とを備えるインクジェットプリンタであって、
    前記除去装置は、極細繊維からなるインク吸収シートと、このインク吸収シートを移動させ、その表面を前記吐出面に当接させる移動装置とを備えることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 請求項1記載のインクジェットプリンタにおいて、
    前記極細繊維の繊度は、約0.1デニールであることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  3. 請求項1または2記載のインクジェットプリンタにおいて、
    前記極細繊維は、ポリエステル、アクリルまたはナイロンの何れかからなることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
    前記インク吸収シートは、ロール状に巻回され、
    前記除去装置は、前記インク吸収シートのインク未吸収部分を繰出して、この繰出し部分の表面を前記吐出面に当接させることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
    前記移動装置は、前記インク吸収シートの裏面側からこのインク吸収シートを前記吐出面に押圧するとともにこの吐出面に沿って移動可能な押圧部材を備えることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
    前記記録媒体に着弾したインクに光を照射する光照射装置を備え、
    前記インクは、30℃で10〜500[mpas]の粘度を有する、カチオン重合系の光硬化型インクであることを特徴とするインクジェットプリンタ。
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