JP4556434B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェットプリンタに係り、特に、紫外線を照射することで硬化するインクが使用されるインクジェットプリンタに関するものである。
従来、簡易かつ安価に画像を記録できる画像記録手段として、インクジェット方式を用いた画像プリンタが数多く用いられている。インクジェット方式を用いた画像プリンタ(以下、「インクジェットプリンタ」と言う。)は、例えばピエゾ素子等の圧電素子やヒータ等を用いて、記録ヘッドのノズルからインクを微小な液滴として紙等の記録媒体に向けて吐出し、記録媒体にインクを浸透若しくは定着させながら記録ヘッドを記録媒体上で移動させることにより記録媒体上に画像記録を行うものである。
さらに近年は、樹脂フィルム等のインク吸収性の乏しい記録媒体に対しても画像を形成することのできる手段として、紫外線硬化型のインクジェットプリンタが知られている(例えば、特許文献1参照)。これは、紫外線に対して所定の感度を有する光開始剤が含有された紫外線硬化性インクを用い、記録媒体上に着弾したインクに紫外線を照射することで、インクを硬化させ記録媒体上に定着させるものであり、透明又は不透明の包装材に対しても簡易に印刷を行うことが可能である。
しかし、このようなインクジェットプリンタにおいては、連続して記録作業を行った場合に、記録ヘッドのノズルから吐出され霧状になったインクがノズル付近に付着、堆積して目詰まりを起こすことがある。特に、紫外線硬化型のインクジェットプリンタでは、紫外線光源等の反射光によりノズル付近に付着したインクが硬化することがあり、このような状態で記録作業を行った場合には、ピエゾ素子等の働きによってノズルが吐出動作を行っても、インク滴が吐出されないいわゆるノズル欠や、正しい方向にインク滴が吐出されないいわゆる吐出曲がり等の吐出不良が生じ、画像記録に不具合が生じるおそれがある。
そのため、正常な画像記録を行うためには、適宜記録ヘッドのクリーニング動作を行うことが必要となる。この記録ヘッドのクリーニング動作として、従来から、紙等のシート状のインク吸収体を記録ヘッドに接触させて、記録ヘッドのノズル付近に付着したインクを吸収し除去する動作を行うものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−310454号公報 特許2705956号公報
しかしながら、上記特許文献2の場合、記録ヘッドのノズル面に凹凸が形成されていたり、ノズルが記録ヘッドに対して突出していたりするような場合、インク吸収体をノズル面の凹凸等に対応させることができず、ノズル付近に付着したインクをインク吸収体に適正に密着させて吸収させることができなかった。特に、記録ヘッドに対して常に同じ位置でインク吸収体を接触させるためには、高度な記録ヘッドの停止精度を必要とし、また、キャリッジに異なる記録ヘッドを搭載させた場合では、記録ヘッド毎の異なる形状の凹凸に応じてフレキシブル密着させることができなかった。そのため、ノズル数が多い産業用のインクジェットプリンタにおいては、ノズル面をインク吸収体に適正に密着させることは困難であり、ノズル付近に付着したインクをインク吸収体に吸収させることができず、ノズル面にそのまま残留してしまうという問題がある。また、紫外線硬化性インクを始めとし、油系・ソルベント等のいわゆる粘性が高く、濡れ性が悪いインクを用いる場合には、インクの吸収効率がさらに悪くなり、クリーニングを十分に行うことができず、画像記録に不具合を生じさせてしまうおそれがあるという問題を有している。
そこで、本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、高度な制御構成を必要とせず、インク吸収体に適正にインクを吸収させてノズル面に付着したインクを確実に除去するクリーニングを行うことができ、高精細な画像記録を行うインクジェットプリンタを提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明に係るインクジェットプリンタは、
インクを吐出する複数のノズルが設けられた記録ヘッドと、前記ノズルのノズル面に付着した前記インクを除去するインク拭き取り装置とを備えるインクジェットプリンタにおいて、
前記インク拭き取り装置は、インク吸収体を移動させるインク吸収体移動装置と、前記インク吸収体の表面を前記ノズル面に接触させるよう、退避位置から前記記録ヘッドに近づいた前記ノズル面との対向位置に移動可能な押し付け部材とを備え、
前記押し付け部材は棒状をなし、その外周面に螺旋状のスリットが形成され、
前記インク吸収体を静止させた状態で前記押し付け部材が前記退避位置から前記記録ヘッドに近づいた前記ノズル面との対向位置まで移動しながら回転して前記ノズル面に前記インク吸収体を密着させ、その後、前記押し付け部材を前記退避位置に退避させた状態で前記インク吸収体移動装置で前記インク吸収体を移動させることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記インク拭き取り装置は、インク吸収体を移動させるインク吸収体移動装置と、前記インク吸収体の表面を前記ノズル面に接触させる押し付け部材とを備え、
前記押し付け部材は、螺旋状に形成されているので、押し付け部材自身を回転させることにより、押し付け部材がインク吸収体に接触する部分を移動させ、インク吸収体に押し付け部材を確実に密着させながら、ノズル面のインクをインク吸収体に確実に吸収させ、ノズル付近に付着したインクを確実に除去することができる。
請求項2に記載の発明に係るインクジェットプリンタは、
請求項1において、前記押し付け部材は、前記ノズル面に沿って移動可能に構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記押し付け部材は、前記ノズル面に沿って移動可能に構成されているので、前記ノズル面に沿って移動することができると同時に、支持軸自身を回転させることができる。
請求項3に記載の発明に係るインクジェットプリンタは、
請求項1または2において、前記スリットの幅寸法の間隔は1〜5mm以下であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記スリットの幅寸法の間隔は1〜5mm以下であるので、前記押し付け部材を前記ノズル面に当接させるときに、ノズルや記録ヘッドの凹凸に応じて確実にインク吸収体を密着させることができる。
請求項4に記載の発明に係るインクジェットプリンタは、
請求項1から3のいずれか一項において、前記押し付け部材は、ポリプロピレン、ポリエチレン、4−フッ化エチレン、4,6−フッ化プロピレンのうちいずれか一つの材料から形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、前記押し付け部材は、ポリプロピレン、ポリエチレン、4−フッ化エチレン、4,6−フッ化プロピレンのうちいずれか一つを材料とするので、例えばカチオン系の紫外線硬化性インク等のような有機系溶剤を含むインクの付着によって、押し付け部材を膨潤・溶解することなく長年使用することができる。
請求項5に記載の発明に係るインクジェットプリンタは、
請求項1から4いずれか一項において、前記インク吸収体は、0.1デニールの繊度で織られた高密度繊維であるとともに、前記高密度繊維は、ポリエステル、アクリル、ナイロンのうちいずれか一つあるいはこれらの組み合わせの材料から形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記インク吸収体は、0.1デニールの繊度で織られた高密度繊維であるとともに、前記高密度繊維は、ポリエステル、アクリル、ナイロンのうちいずれか一つあるいはこれらの組み合わせの材料から形成されているので、粘性が高く、濡れ性が悪いインクにおいてもインクを効率よく吸収させることができる。
請求項6に記載の発明に係るインクジェットプリンタは、
請求項1から5いずれか一項において、前記インク吸収体は、送り出し軸、巻き取り軸に巻回されるシート形状をしており、前記送り出し軸から繰り出された前記インク吸収体は、前記巻き取り軸により巻き取られることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、前記インク吸収体は、送り出し軸、巻き取り軸に巻回されるシート形状をしており、前記送り出し軸から繰り出された前記インク吸収体は、前記巻き取り軸により巻き取られるので、常にインク未吸収部分である新しいインク吸収体を交換することなく接触させることができる。
請求項7に記載の発明に係るインクジェットプリンタは、
請求項1から6いずれか一項において、前記インクは、23℃の粘度が、10〜50[mPa・s]で、表面張力が20〜40[mN/m]であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、前記インクは、23℃の粘度が、10〜50[mPa・s]で、表面張力が20〜40[mN/m]であるので、粘性が高く、濡れ性が悪いインクである。このような粘性が高く、濡れ性が悪いインクにおいても請求項1から6に記載と併せることにより確実に吸収体をノズルに密着させて、インクを吸収させることができる。
請求項8に記載の発明に係るインクジェットプリンタは、
請求項1から7いずれか一項において、前記インクは、活性化エネルギー線硬化性化合物を含んでおり、活性化エネルギーが紫外線であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、前記インクは、活性化エネルギー線硬化性化合物を含んでおり、活性化エネルギーが紫外線であるので、紫外線を照射することで、インクを効率よく硬化させることができる。
請求項1に記載の発明によれば、押し付け部材自身を回転させることにより、押し付け部材がインク吸収体に接触する部分を移動させ、インク吸収体に押し付け部材を確実に密着させながら、ノズル面のインクをインク吸収体に確実に吸収させ、ノズル面に付着したインクを確実に除去することができるので、キャリッジに異なる記録ヘッドを搭載させた場合等、凹凸に応じてフレキシブルに押し付け部材を密着させることを可能にするとともに、記録ヘッドの停止精度が悪い場合であっても高度な制御構成を必要とせずにノズル面に付着したインクを確実に除去することができ、ノズル付近においてインクを固着させて目詰まりを生じさせることがなく、クリーニング動作を十分に行うことができ、高精細な画像を得ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、前記押し付け部材は、前記ノズル面に沿って移動可能に構成されているので、前記ノズル面に沿って移動することができるので、ノズル面に沿って移動しながらインク吸収体をノズル面に接触させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、前記押し付け部材を前記ノズル面に当接させるときに、ノズルや記録ヘッドの凹凸に応じて確実にインク吸収体を密着させることができ、ノズルのインクをインク吸収体に確実に吸収させ、ノズル面に付着したインクを確実に除去することができる。
請求項4に記載の発明によれば、例えばカチオン系の紫外線硬化性インク等のような有機系の溶剤の付着によって、押し付け部材を膨潤・溶解することなく長年使用することができるので、頻繁に押し付け部材を交換する必要がなく、交換作業の手間を省くとともに安価な構成で長年にわたり高精細な画像を得ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、粘度が高く、濡れ性が悪いインクにおいても請求項1から4に記載の手段と併せることにより確実にインク吸収体をノズルに密着させてインクを吸収させることができるので、例えば、紫外線硬化性インク等のような粘性が高く、濡れ性が悪いインクを使用した場合においても高精細な画像を得ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、常にインク未吸収部分である新しいインク吸収体を交換することなく接触させることができるので、頻繁にインク吸収体を交換する必要がなく、交換作業の手間を省くとともに安価な構成で長年にわたり高精細な画像を得ることができる。
請求項7に記載の発明によれば、粘性が高く、濡れ性が悪いインクにおいても請求項1から6に記載と併せることにより確実に吸収体をノズルに密着させて、インクを吸収させることができるので、例えば紫外線硬化性インクのような粘性が高く、濡れ性が悪いインクを使用した場合においても高精細な画像を得ることができる。
請求項8に記載の発明によれば、紫外線を照射することで、インクを効率よく硬化させることができるので、記録媒体を問わず、樹脂フィルム等のインク吸収性の乏しい記録媒体においても請求項1から7に記載の手段と併せることにより高精細な画像を得ることができる。
以下、本発明の具体的な実施形態を図1から図5を参照して説明する。ただし、発明の範囲を図示例に限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
図1は本発明に係るインクジェットプリンタの実施の一形態を示したもので、本実施形態によるインクジェットプリンタは、シリアルヘッド方式のインクジェットプリンタであり、プリンタ本体1と、プリンタ本体1を支持する支持台2とを備えている。
プリンタ本体1の内部には、棒状のガイドレール3が備えられており、このガイドレール3には、キャリッジ4が支持されている。キャリッジ4は、図示しないキャリッジ駆動装置によって記録媒体Pの幅方向である主走査方向Aをガイドレール3に沿って往復移動するようになっている。
また、キャリッジ4には、記録媒体Pに対して、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のインクを吐出する記録ヘッド5が搭載されており、記録ヘッド5は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の4つの記録ヘッド5によりそれぞれヘッドユニット6,7を構成し、本実施形態においては、2つのヘッドユニット6,7を副走査方向Bに位置をずらして配置するようになっている。
また、記録ヘッド5には、インクを吐出する複数のノズル8(図3参照)が副走査方向Bに沿って配列されており、記録ヘッド5のノズル8が形成された記録媒体Pと対向する面はノズル面9とされている。
ここで、本実施形態に用いられるインクについて説明する。インクを硬化させる際、インクに含まれる重合性化合物を重合反応させるが、本実施形態において、インクに重合性化合物として活性化エネルギー線硬化性化合物を含んでおり、重合反応を開始させる活性化エネルギーとして紫外線を使用した紫外線硬化性インクである。
紫外線硬化性インクには、重合性化合物として、ラジカル重合性化合物を含むラジカル硬化性インクとカチオン重合性化合物を含むカチオン硬化性インクとに大別されるが、どちらのインクも本実施の形態に用いられるインクとして適用可能であり、ラジカル硬化性インクとカチオン硬化性インクとを複合させたハイブリッド型インクを本実施の形態に用いられるインクとして適用してもよい。
しかしながら、酸素による重合反応の阻害が少ない又は無いカチオン硬化性インクのほうが機能性・汎用性に優れるため、本実施の形態では、特に、カチオン硬化性インクを用いている。本実施の形態に用いられるカチオン硬化性インクは、具体的に、少なくともオキセタン化合物,エポキシ化合物,ビニルエーテル化合物などのカチオン重合性化合物と、光カチオン開始剤と、色材とを含む混合物であり、上記の紫外線の被照射により硬化する性質を具備するものである。
また、本実施形態におけるインクは23℃での粘度が、10〜50[mPa・s]で、表面張力が20〜40[mN/m]の液体で、いわゆる粘性が高く、濡れ性が悪いインクである。
また、キャリッジ4の記録ヘッド5の主走査方向Aにおける両側部には、ノズル8から記録媒体Pに吐出されたインクに対して紫外線を照射してインクを硬化させる紫外線照射装置10が設けられている。
キャリッジ4の移動可能範囲の一領域は、記録媒体Pに記録を行う記録領域とされており、この記録領域のキャリッジ4の下方には、平板状の部材で構成され記録媒体Pを被記録面から支持するプラテン11が配設されている。
また、キャリッジ4の移動可能範囲であって記録領域の外側一端には、記録ヘッド5のノズル8をクリーニングする図示しないメンテナンスユニットが設けられている。ここで、本実施形態のインクジェットプリンタでは、所定回数の画像記録が行われると、キャリッジ4をメンテナンスユニットの所定の位置まで移動させてクリーニングを行うようになっている。
通常、メンテナンスユニットには、キャリッジ4がメンテナンスユニットに移動した際に記録ヘッド5と対向する位置に記録ヘッド5のノズル8からインクを吸引するインク吸引装置(図示せず)と、インクを吸引した後にノズル面9に残ったインクを拭き取るためのインク拭き取り装置12(図2参照)とが設けられており、本実施形態においては、インク拭き取り装置12は、ノズル面9に残ったインクを拭き取った後にインクを空吐出させてメニスカスを形成させる際に、吐出されたインクを受ける空吐出受け皿を兼ねるようになっている。
インク拭き取り装置12は、図2に示すように多角形の箱型部材13を有しており、箱型部材13の上面中央には、開口部14が形成されている。
箱型部材13の内部であって副走査方向Bの両端には、インク吸収体15を送り出す送り出し軸16および図示しないロール軸駆動装置により回転駆動されてインク吸収体15を巻き取る巻き取り軸17がそれぞれ配設されており、送り出し軸16には、長尺状のインク吸収体15が巻回されている。このインク吸収体15は、複数のガイドローラ18により一部が開口部14から露出されるように案内されて巻き取り軸17に巻き取られるようになっており、開口部14から露出されたインク吸収体15は、記録ヘッド5のノズル面9と対向するようになっている。そして、前述の送り出し軸16、巻き取り軸17、ガイドローラ18及びロール軸駆動装置によりインク吸収体移動装置19が構成されるようになっている。
また、インク吸収体15の幅寸法は、少なくとも各ヘッドユニット6,7を構成する複数の記録ヘッド5のノズル面9の全体を覆うような大きさ、すなわち、本実施形態においては各ヘッドユニット6,7において主走査方向Aのすべてのノズル面9を覆うような大きさになっている。
インク吸収体15は、0.1デニール程度の繊度を有すような極細繊維である高密度繊維から形成されており、高密度繊維は、ポリエステル、アクリル、ナイロン等のうちいずれか一つあるいはこれらを組み合わせた材料により構成されている。このように、インク吸収体15は高密度繊維からなり、その表面に接触するものを吸着しやすくなるため、インクの粘度や濡れ性に関わらず記録ヘッド5のノズル面9に付着したインクを速やかに吸収できるものである。すなわち、本実施形態におけるインク吸収体15は、例えば、紫外線硬化性インクを始めとし、油系やソルベント系等の通常使用されるインクよりも高粘度で濡れ性の悪いインクであっても、ノズル面9に付着したインクを確実に吸収することができるものである。
送り出し軸16と巻き取り軸17の間であって、インク吸収体15の下方には、支持台20が設けられており、この支持台20の下端部両端側には、箱型部材13の両側面に回動自在に支持された支持軸21が取り付けられている。箱型部材13の両側面上方には、図3に示すように、記録ヘッド5に対応する中央部分が記録ヘッド5のノズル面9とほぼ平行となるように水平方向に延在されるとともに、両端部が下方に折曲された形状を有しているガイド孔22が形成されている。なお、ガイド孔22の両端部は、待避領域Cとされ、インク拭き取り装置12を作動させていない場合やインク拭き取り装置を作動させているときでキャリッジ4を移動させている場合等に後述する押し付け部材23を待機させている領域であり、キャリッジ4を移動させてきた際に記録ヘッド5の先端が押し付け部材23に直接当たらないようになっている。
また、支持台20の上端部には、図2に示すように、押し付け部材23が上下動自在に取り付けられており、押し付け部材23は、支持台20の幅方向に沿って延在する支持軸27を有している。この支持軸27の外周には、長尺状の薄板を螺旋状に形成してなる当接部29が配設されており、この当接部29の間には、螺旋状のスリット28が形成されるようになっている。この当接部29は、支持軸27の両端部に固定されており、当接部29は、支持軸27の外周面に対して所定間隔をもって保持されるようになっている。
押し付け部材23の支持軸27は、支持台20の上端部両側に配設された一対の支持片26により回転自在に支持されており、押し付け部材23の両側には、ガイド孔22に係合されるガイド軸24が取り付けられている。そして、図示しない支持台駆動装置により、支持台20の揺動動作させることにより押し付け部材23が揺動され、押し付け部材23のガイド軸24がガイド孔22に案内されるとともに、押し付け部材23が支持片26とともに支持台20に対して上下動しかつ回転しながら、インク吸収体15の裏面を副走査方向Bに沿って移動されるようになっている。なお、本実施形態においては、支持台20、支持軸21、ガイド孔22、ガイド軸24及び支持台駆動装置から支持台移動装置25が構成されている。
図4に示すように、本実施形態の記録ヘッド5のノズル面9の両側縁には、ノズル8を保護するための凸部30が形成されている。本実施形態においては、押し付け部材23のスリット28の幅寸法は、1.0〜5.0mmの範囲となるように形成されている。そして、押し付け部材23をインク吸収体15を介して記録ヘッド5のノズル面9に当接させた場合に、支持台20の揺動動作に伴って押し付け部材23が回転動作され、押し付け部材23の軸方向におけるスリット28および当接部29の位置を移動させることができ、これにより、当接部29を確実に記録ヘッド5のノズル面9に当接させることができるものである。
なお、押し付け部材23の幅寸法は、インク吸収体15の幅寸法に対して少なくとも同等以上の長さに形成されている。
また、押し付け部材23は、ポリプロピレン、ポリエチレン、4−フッ化エチレン、4,6−フッ化プロピレンのうちいずれか一つの材料により形成されている。このような材料を使用している押し付け部材23は、ノズル面9に接触させた際に、例えばカチオン系の紫外線硬化性インク等のような有機系溶剤を含むインクが付着しても膨潤・溶解することなく長年使用することができるようになっている。
このような押し付け部材23は、インク吸収体15を適度な圧力で記録ヘッド5の複数のノズル面9に対して均一に押し付けることができるようになっているとともに、支持台20を揺動させて押し付け部材23を副走査方向Bに一回往復移動させることにより、押し付け部材23によりインク吸収体15をノズル面9の全域にわたって接触させることができるようになっている。
その他、キャリッジ4の移動可能範囲であって記録領域の外側他端には、図示しないインク供給路を介して、キャリッジ4に各色のインクを供給するインクタンク31が設けられている。
また、本実施の形態に用いられる記録媒体Pとしては、通常のインクジェットプリンタに適用される普通紙,再生紙,光沢紙などの各種紙,各種布地,各種不織布,樹脂,金属,ガラスなどの材質からなるものが適用可能である。また、記録媒体Pの形態としては、ロール状、カットシート状、板状などが適用可能である。
更に、本実施の形態に用いられる記録媒体Pとして、樹脂により表面を被覆した各種紙,顔料を含むフィルム,発泡フィルムなどの不透明な公知の記録媒体も適用可能である。
次に、本実施形態の作用について説明する。
インクジェットプリンタに所定の画像情報が送られ、記録媒体Pが画像記録領域におけるキャリッジ4の所定の位置まで搬送されると、キャリッジ4をガイドレール3に沿って記録媒体Pの直上を往復移動させる。
そして、キャリッジ4の移動中に、画像情報に基づいて記録ヘッド5を動作させ、各ノズル8から記録媒体Pに向けてインクを吐出させるとともに、紫外線照射装置10から記録媒体Pに向かって紫外線を照射させてインクを硬化させる。このとき、キャリッジ4の移動方向の各ヘッドユニット6,7を構成している記録ヘッド5よりも下流側にある紫外線照射装置10から照射される紫外線により、各ヘッドユニット6,7を構成している記録ヘッド5から吐出されたインクは速やかに硬化され、記録媒体P上に定着される。
その後、インクジェットプリンタが前記各動作を繰り返すことにより、記録媒体P上に画像が形成される。
そして、所定回数の画像記録が行われると、キャリッジ4をメンテナンスユニットの所定の位置まで移動させてクリーニングを行う。
具体的には、キャリッジ4をインク吸引装置に移動させて、インク吸引装置を作動させ、ノズル8内に残っているインクを吸引させる。その後、キャリッジ4をインク拭き取り装置12に移動させて、インク拭き取り装置12を作動させ、インク吸収体15によりノズル面9に付着しているインクを吸収させる。
すなわち、インク吸収体15と対向する位置にヘッドユニット6を構成する記録ヘッド5のノズル面9が移動されると、図3に示すように、支持台移動装置25を作動させ、押し付け部材23を待避位置からガイド孔22に沿って移動させる。すると、記録ヘッド5のノズル面9と押し付け部材23が対向する位置では、図4に示すように、押し付け部材23を介してインク吸収体15がノズル面9の一端部分に密着される状態になる。このように、ガイド孔22に沿って押し付け部材23を往復移動させることにより、記録ヘッド5のノズル面9と対向する位置において、ノズル面9に付着したインクをインク吸収体15に吸収させる。このとき、記録ヘッド5の凸部30に当接部29が位置し、当接部29がノズル面9に位置しなくても、押し付け部材23を回転させることでスリット28及び当接部29の位置を移動させることができる。したがって、記録ヘッド5の停止制御が正確でない場合においてもインク吸収体15をノズル面9に密着させることができる。
その後、押し付け部材23を待避位置Cで待機させて、インク吸収体15と記録ヘッド5のノズル面9とを離隔させ、この状態で、ロール軸駆動装置を作動させ、インク吸収体15を巻き取り軸17に巻き取らせ、インク吸収体15のインク未吸収部分を開口部14から露出させる。
続いて、キャリッジ4をインク吸収体15の位置に合わせてヘッドユニット6の幅だけ移動させて、ヘッドユニット7に対して上記したインク拭き取り装置12でのクリーニング動作を行う。このようにして、ヘッドユニット6,7ごとに押し付け部材23の移動とインク吸収体15の移動とキャリッジ4の移動を順に行わせる動作を繰り返すことで、インク拭き取り装置12における一連のクリーニング動作を完了させ、ノズル面9のインクを確実に除去させる。
その後、インクをインク吸収体15に空吐出させてメニスカスを形成させる。そして、押し付け部材23を待避位置Cで待機させて、インク吸収体15と記録ヘッド5のノズル面9とを離隔させ、この状態で、ロール軸駆動装置を作動させ、インク吸収体15を巻き取り軸17に巻き取らせ、インク吸収体15のインク未吸収部分を開口部14から露出させる。
このようにメンテナンスユニットでの一連のクリーニングを完了させると、再びキャリッジ4は記録領域に戻り、画像記録を再開させる。
以上のように、螺旋状の部材である押し付け部材23をインク吸収体15を介してノズル面9に密着させながら回転移動させることで、高粘度で濡れ性の悪いインクにおいてもノズル面9のインクをインク吸収体15に吸収させ、ノズル8付近に付着したインクを確実に除去することができ、記録ヘッド5の拭き取りを確実に行うことができ、その結果、記録ヘッド5のノズル面9に付着したインクによる悪影響を受けずに、高精細な画像を得ることができる。
また、押し付け部材23自身を回転させることで、キャリッジ4に異なる記録ヘッドを搭載させた場合等、凹凸に応じてフレキシブルに押し付け部材23を密着させることを可能にするとともに記録ヘッド5の停止精度が悪い場合であっても高度な制御構成を必要とせずにノズル面9に付着したインクを確実に除去することができ、ノズル8付近においてインクを固着させて目詰まりを生じさせることがなく、クリーニング動作を十分に行うことができ、高精細な画像を得ることができる。
また、インク吸収体15上で空吐出をさせることができるので、新たに空吐出をするための受け皿等を設ける必要もなく部材数を削減させることができ、インクジェットの小型化及びコスト削減も図ることができる。
なお、本実施形態においては、押し付け部材23として、図4に示すように、長尺状の薄板を螺旋状に形成したものを用いたが、図5(a)に示すように、薄肉円筒状部材の外周の互いに対向する面に中心軸に対して傾斜したスリットを形成させた押し付け部材23を用いてもよい。さらに、図5(b)に示すように、スリット28の間隔を狭いものと広いものとを交互に配置するようにした螺旋状の押し付け部材23を用いてもよい。この場合、前記した効果に加え、インク吸収体15の凹凸を変化させることにより、種々の記録ヘッドに対応させることができる。
また、本実施形態においては、主走査方向Aにおけるヘッドユニット6,7のノズル面9の全体を覆うように対応させた長さを有する1つの押し付け部材23によりインク吸収体15を押し付けることで、ヘッドユニット6,7毎にクリーニングを行わせるようにしたが、各記録ヘッド5毎のノズル面9に対応させた長さの押し付け部材23を複数個設けることで、各記録ヘッド5のノズル面9にインク吸収体15を密着させるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、シリアル方式の記録ヘッド5を用いたが、ライン方式の記録ヘッド5においても適用可能である。その場合、インク拭き取り装置12をプリンタ本体1に配設させるときの配置向きを変えればよく、ノズル列を形成している方向がインク吸収体15の長尺方向と平行になるように設置すればよい。
また、本実施形態においては、押し付け部材23の移動方向をノズル列が形成されている方向である副走査方向Bとしたが、ノズル列の方向以外(本実施形態だと主走査方向Aやインク吸収体15に対して斜めに交差する方向)にも押し付け部材23を移動させてインク吸収体15にインクを吸収させることも可能である。
また、本実施形態においては、支持台駆動装置を設けて、押し付け部材23を往復移動させてインク吸収体15にインクを吸収させるようにしたが、支持台駆動装置を設けず、インク吸収体駆動装置を常時作動させておくことで、インク吸収体15の巻き取り移動に伴ってインク吸収体15の裏面に接している押し付け部材23を移動させることにより、インク吸収体15にインクを吸収させてもよい。
図1は、本発明に係るインクジェットプリンタの実施の一形態を示す斜視図である。 図2は、図1に示すインクジェットプリンタにおけるインク拭き取り装置の斜視図である。 図3は、押し付け部材の動作を表すインク拭き取り装置の一部を示す正面図である。 図4は、図2に示すインク拭き取り装置及び記録ヘッドの一部を示す正面図である。 図5(a)は、螺旋状の押し付け部材の正面図であり、 図5(b)は、螺旋の間隔を狭いものと広いものと交互にした螺旋状の押し付け部材の正面図である。
符号の説明
5 記録ヘッド
8 ノズル
9 ノズル面
12 インク拭き取り装置
15 インク吸収体
16 送り出し軸
17 巻き取り軸
19 インク吸収体移動装置
23 押し付け部材
28 スリット

Claims (8)

  1. インクを吐出する複数のノズルが設けられた記録ヘッドと、前記ノズルのノズル面に付着した前記インクを除去するインク拭き取り装置とを備えるインクジェットプリンタにおいて、
    前記インク拭き取り装置は、インク吸収体を移動させるインク吸収体移動装置と、前記インク吸収体の表面を前記ノズル面に接触させるよう、退避位置から前記記録ヘッドに近づいた前記ノズル面との対向位置に移動可能な押し付け部材とを備え、
    前記押し付け部材は棒状をなし、その外周面に螺旋状のスリットが形成され、
    前記インク吸収体を静止させた状態で前記押し付け部材が前記退避位置から前記記録ヘッドに近づいた前記ノズル面との対向位置まで移動しながら回転して前記ノズル面に前記インク吸収体を密着させ、その後、前記押し付け部材を前記退避位置に退避させた状態で前記インク吸収体移動装置で前記インク吸収体を移動させることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記押し付け部材は、前記ノズル面に沿って移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 記スリットの幅寸法の間隔は1〜5mm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記押し付け部材は、ポリプロピレン、ポリエチレン、4−フッ化エチレン、4,6−フッ化プロピレンのうちいずれか一つの材料から形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のインジェットプリンタ。
  5. 前記インク吸収体は、0.1デニールの繊度で織られた高密度繊維であるとともに、前記高密度繊維は、ポリエステル、アクリル、ナイロンのうちいずれか一つあるいはこれらの組み合わせの材料から形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記インク吸収体は、送り出し軸、巻き取り軸に巻回されるシート形状をしており、前記送り出し軸から繰り出された前記インク吸収体は、前記巻き取り軸により巻き取られることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  7. 前記インクは、23℃の粘度が、10〜50[mPa・s]で、表面張力が20〜40[mN/m]であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  8. 前記インクは、活性化エネルギー線硬化性化合物を含んでおり、活性化エネルギーが紫外線であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
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