JP2006248102A - インクジェット塗布装置及びインクジェットヘッドのクリーニング方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 インクジェットヘッドのノズル面の余剰吐出液の拭き取り状態を向上させて、溶液の吐出を安定させること。
【解決手段】 基板Wに溶液をインクジェット方式によって噴射塗布する複数のノズルを有するヘッド9を備えたインクジェット塗布装置10において、吸水性を有する帯状のワイピングクロス12と、ワイピングクロス12をインクジェットヘッド9のノズル面20の前面に張り出す繰り出し機構16と、ワイピングクロス12をノズル面20に押し付けるローラ43を有するもの。
【選択図】 図5
【解決手段】 基板Wに溶液をインクジェット方式によって噴射塗布する複数のノズルを有するヘッド9を備えたインクジェット塗布装置10において、吸水性を有する帯状のワイピングクロス12と、ワイピングクロス12をインクジェットヘッド9のノズル面20の前面に張り出す繰り出し機構16と、ワイピングクロス12をノズル面20に押し付けるローラ43を有するもの。
【選択図】 図5
Description
本発明は、インクジェットヘッドのノズル面を清掃するインクジェットヘッドのノズル面のクリーニング装置を有するインクジェットヘッド塗布装置及びインクジェットヘッドのクリーニング方法に関する。
従来のインクジェットヘッド方式により基板の表面にレジストや配向膜などの機能性膜を形成する溶液を塗布するインクジェットヘッドのノズル面を清浄にする技術には、シリコンゴム等からなる弾性体ブレードをインクジェットヘッドのノズル面に押し付けながら余剰塗布液を掻き取るもの等がある。
また、特許文献1には、弾性ブレード40自体にエア吸引用貫通孔41を設けて、弾性ブレード40に付着した余剰インクを吸引ポンプ35により吸引するものが開示されている。
特開平6-115083号公報 [0012][0013]
従来技術には以下の問題点がある。
上述の弾性体ブレードを用いるものでは、インクジェットヘッドのノズル面と弾性体ブレードとの摩擦によって弾性体ブレードが削れ、弾性体粉が発生するおそれがある。発生した弾性体粉が、ノズルに侵入したり、ノズル面に付着すると、これが溶液に混入し、基板に形成される機能性膜の品質を損ねることがある。
上述の弾性体ブレードを用いるものでは、インクジェットヘッドのノズル面と弾性体ブレードとの摩擦によって弾性体ブレードが削れ、弾性体粉が発生するおそれがある。発生した弾性体粉が、ノズルに侵入したり、ノズル面に付着すると、これが溶液に混入し、基板に形成される機能性膜の品質を損ねることがある。
また、弾性体ブレードの劣化等により掻き取りが不完全になる場合がある。また、弾性体ブレード自体に付着した余剰塗布液を除去し難く、掻き取った余剰液を再びインクジェットヘッドのノズル面に付着させてしまうことがある。
後者のものでは、余剰塗布液の吸引効果が十分に得られないことがある。
後者のものでは、余剰塗布液の吸引効果が十分に得られないことがある。
本発明の課題は、インクジェットヘッドのノズル面の余剰吐出液の拭き取り性能を向上させて、溶液の塗布品質を向上させることである。
請求項1の発明は、基板に溶液をインクジェット方式によって噴射塗布する複数のノズルを有するヘッドを備えたインクジェット塗布装置において、吸水性の清掃体と、清掃体をヘッドのノズル面に押し付ける押圧機構を有するものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、清掃体は帯状の清掃体からなり、清掃体を間欠搬送する搬送機構を有するものである。
請求項3の発明は、請求項2の発明において更に、搬送機構は、清掃体の供給リールと、供給リールから清掃体をヘッドのノズル面の前面に繰り出す繰り出し機構と、清掃体の巻取リールからなるものである。
請求項4の発明は、請求項2又は3の発明において更に、押圧機構はヘッドのノズル面の前面に張り出された清掃体をヘッドのノズル面に押し付けるローラを有し、ローラにて清掃体をノズル面に押圧しつつノズル面に沿って移動させるものである。
請求項5の発明は、請求項4の発明において更に、繰り出し機構は清掃体をヘッドのノズル面に沿って移動させる駆動手段を有し、溶液の粘度に合わせて駆動手段の速度を調節する制御装置を有するものである。
請求項6の発明は、基板に溶液をインクジェット方式によって噴射塗布する複数のノズルを有するヘッドを清掃するインクジェットヘッドのクリーニング方法において、吸水性の清掃体をヘッドのノズル面に押し付けることによりヘッドのノズル面を清掃するものである。
請求項7の発明は、請求項6の発明において更に、清掃体が帯状の清掃体からなり、清掃体をヘッドのノズル面に対向する位置に間欠搬送するものである。
請求項8の発明は、請求項7の発明において更に、ヘッドのノズル面に対向する位置に搬送された清掃体をノズル面に押し付けるローラを有し、ローラにて清掃体をノズル面に押圧しつつ、ローラをノズル面に沿って移動させることにより、ノズル面に清掃体を順次接触させるものである。
請求項9の発明は、請求項6〜8のいずれかの発明において更に、一枚の基板に対する溶液の塗布が完了する毎に、ヘッドの清掃を行なうものである。
本発明によれば、従来技術の弾性体ブレードによる掻き取りと異なり、吸水性を有する清掃体をヘッドのノズル面に押し付けて余剰塗布溶液を吸い取るものであるため、ヘッドのノズル面との間で摩擦を極力なくすことができ、ノズル面の拭き取り性能が向上し、溶液の塗布品質を向上させることができる。
図1はクリーニング装置を省略したインクジェット塗布装置を示す正面図、図2はクリーニング装置を省略したインクジェット塗布装置を示す側面図、図3はインクジェットヘッドの横断面図、図4はインクジェットヘッドの下面図、図5はインクジェットヘッドのノズル面クリーニング装置の模式図であり、(A)はキャリッジの待機位置を示し、(B)はキャリッジの拭き取り行程端位置を示す、図6はインクジェットヘッドノズル面クリーニング装置の側面図である。
図1から図6に示すインクジェット塗布装置10は、ほぼ直方体状のべ一ス1を有する。このべ一ス1の下面の所定位置にはそれぞれ脚2が設けられており、上記べ一ス1を水平に支持している。
上記べ一ス1の上面には取付板3が設けられている。取付板3には長手方向に沿ってそれぞれガイドレール4が設けられている。これらガイドレール4の上面側には、ほぼ矩形板状の搬送テーブル5が、その下面両側にそれぞれ平行に設けられたスライド部材6によって、スライド可能に支持されている。
上記搬送テーブル5には不図示の駆動装置が接続されており、この駆動装置を作動することによって、上記搬送テーブル5を上記ガイドレール4に沿って移動できるようになっている。
上記搬送テーブル5の上面には静電チャックや吸引チャックなどの保持手段によってガラス基板や半導体ウエハなどの基板Wが着脱可能に保持される。つまり、基板Wは上記搬送テーブル5の上面に保持されることで、上記べ一ス1の長手方向に沿って搬送されるようになっている。
上記べ一ス1の長手方向中途部には上記一対のガイドレール4を跨ぐように門型の支持体7が立設されている。この支持体7の上側には角柱からなる取付部材8が水平に架設されており、この取付部材8の前面には複数、この実施例では6つのインクジェット方式のヘッド9が上記基板Wの搬送方向と直交する幅方向に並設されている。これら複数のヘッド9がなす長さ寸法は、基板Wの幅寸法とほぼ同等或いは僅かに長く設定されており、搬送される基板Wの全体が上記ヘッド9の下方を通過するようになっている。
ここで、図3と図4に示すように、上記各ヘッド9はヘッド本体51を備えている。ヘッド本体51は上面側から下面側に連通する開口部52を有しており、その下面開口は可撓板53によって閉塞されている。該可撓板53はノズルプレート54によって覆われており、それによって、該ヘッド本体51の下面側には可撓板53とノズルプレート54との間に複数の液室55が形成されている。
液室55は、ノズルプレート54内に形成された主管54Aにそれぞれ不図示の枝管を介して連通され、主管54Aから枝管を介して溶液が供給される。主管54Aは、一端が後述する供給孔57に接続され、他端が後述する回収孔59に接続される。
上記ヘッド本体51の長手方向一端部には該液室55に連通する供給孔57が形成されている。
この供給孔57からは、上記液室55に例えば配向膜やレジストなどの機能性薄膜を形成する溶液が供給される。それによって、該液室55内は溶液で満たされるようになっている。
図4に示すように、上記ノズルプレート54には、ヘッド本体51の長手方向と直交する幅方向のほほ中心部、つまり基板Wの搬送方向に直交する方向に沿って複数のノズル56が千鳥状に穿設され、ノズルプレート54の下面は平坦な形状をなし、複数のノズル56が開口するノズル面20を形成している。
また、図3に示すように、上記可撓板53の上面には、上記各ノズル56に対向位置して圧電素子58がそれぞれ固着されている。
また、液室55もまた、各ノズル56にそれぞれ一対一に対応して設けられる。
また、液室55もまた、各ノズル56にそれぞれ一対一に対応して設けられる。
各圧電素子58には上記開口部52内に設けられた駆動部60を介して駆動電圧が供給される。それによって、駆動された圧電素子58と対応するノズル56から溶液を吐出させ、搬送される基板Wの上面に溶液を噴射塗布することができるようになっている。
図3に示すように、上記ヘッド本体51の長手方向他端部には上記液室55に連通する回収孔59が形成されている。この回収孔59からは上記液室55に供給された溶液が回収される。即ち、上記各ヘッド9は上記液室55に供給された溶液を各ノズル56から噴射させるだけでなく、上記液室55内を循環させて上記回収孔59から回収できるようになっている。
インクジェット塗布装置10は、図5、図6に示すように、インクジェットヘッドのノズル面クリーニング装置19を有する。ノズル面クリーニング装置19は、以下に述べるように、上記複数のヘッド9のノズル面20に付着した溶液を拭き取る帯状のワイピングクロス(清掃体)12を搬送する搬送機構13と、ワイピングクロス12をヘッド9のノズル面20に押し付ける押圧機構41とを有する。
(搬送機構13)
帯状のワイピングクロス(清掃体)12の搬送機構13は、ワイピングクロス12を繰り出す供給リール14と、ワイピングクロス12を巻き取る巻取リール15と、供給リール14と巻取リール15の間に掛け渡されたワイピングクロス12を上記複数のヘッド9のノズル面20の対向位置に繰り出す繰り出し機構16を有してなる。
帯状のワイピングクロス(清掃体)12の搬送機構13は、ワイピングクロス12を繰り出す供給リール14と、ワイピングクロス12を巻き取る巻取リール15と、供給リール14と巻取リール15の間に掛け渡されたワイピングクロス12を上記複数のヘッド9のノズル面20の対向位置に繰り出す繰り出し機構16を有してなる。
図1に示すように、支持体7の取付部材8上の前面には、上記複数(本実施例では6個)のインクジェットヘッド9が基板Wと直交する幅方向に並設され、複数のヘッド9のノズル面20の高さは同一で、複数のヘッド9のノズル面20は同一の水平面上に位置する。
図5、図6に示すように、複数のヘッド9の幅方向の一側(図中左側)には、一対のリール14、15が上下方向に離隔して設けられる。図6に示すように、一対のリール14、15は上記門型の支持体7の一側のコラム7Aの前面に取付けた支持板11上に設けられ、一対のリール14、15の回転の中心軸は基板Wの搬送方向に平行に配置されている。下方のリール(供給リール14)にはロール状のワイピングクロス12の始端部が止着され、上方のリール(巻取リール15)には上記ロール状のワイピングクロス12の終端部が止着される。ワイピングクロス12は低発塵性の吸水性を有する帯状の部材、例えば、ポリエステル繊維からなる。
下方の供給リール14と上方の巻取リール15は、図6に示すように、それぞれ駆動モータ17、18を有し、供給リール14と駆動モータ17の間及び巻取リール15と駆動モータ18の間には、それぞれヒステリシスクラッチ22、23が介装され、駆動モータ17、18のトルクがヒステリシスクラッチ22、23を介して伝達される。供給リール14と巻取リール15は上記ヘッド9の前方側(図5の紙面上方側)から見て、それぞれ反時計方向に回転し、この回転により供給リール14はワイピングクロス12を繰り出し、巻取リール15はワイピングクロス12を巻き取る。
尚、供給リール14を2つ支持体11に取付け、一方の供給リール14のワイピングクロス12を使い切った時に未使用の他方の供給リール14に自動的に切り替えることも可能である。同様に、巻取リール15を2つ支持体11に取付け、一方の巻取リール15のワイピングクロス12が一杯になったときに空の他方の巻取リール15に自動的に切り替えることも可能である。
このように構成すれば、交換後の新たな供給リール14からワイピングクロス12の供給を開始した後に、ワイピングクロス12を使い切った供給リール14及びワイピングクロス12が一杯になった巻取リール15を未使用の供給リール14及び空の巻取リール15に交換することができるので、ワイピングクロス12によるヘッド9の清掃を中断することなく供給リール14及び巻取リール15の交換を行なうことができる。
供給リール14から巻取リール15に至るワイピングクロス12の搬送経路には、繰り出しローラ24、後述するガイドローラ36及び案内ローラ40が設けられ、ワイピングクロス12はこれらのローラ24、36、40に掛け回されて供給リール14から巻取リール15へと搬送される。
繰り出しローラ24には、ピンチローラ25が併設され、繰り出しローラ24とピンチローラ25との間にワイピングクロス12が挟まれる。繰り出しローラ24は駆動モータ(不図示)を有し、供給リール14からワイピングクロス12を繰り出し、ピンチローラ25は駆動スリップを防止する。但し、この繰り出しローラ24とピンチローラ25の代わりに、駆動モータを備えない単なる案内ローラを設けるだけでも良い。
上記の複数のヘッド9の上側には、上記ワイピングクロス12を上記供給リール14から上記複数のヘッド9のノズル面20と対向する前面に繰り出す上記繰り出し機構16が設けられている。
繰り出し機構16は、キャリッジ35と、このキャリッジ35を基板Wの搬送方向と直交する幅方向に前進後退させる駆動手段26を有する。
駆動手段26は、図5に示すように、前記取付部材8の前面に並設されたヘッド9の上側に幅方向に離隔して固定された2つのプーリー30、31と、2つのプーリー30、31の間に巻回されたタイミングベルト32と、右側プーリー30の駆動モータ33とを有してなる。駆動モータ33は正転(反時計方向)逆転(時計方向)の切換が可能である。
図6に示すように、取付部材8に取付けられた前記ヘッド9の上側位置に、基台37が取付けられている。この基台37上には、上述の2つのプーリ30、31及び駆動モータ33が取付けられる。また、基台37の前面には、一本のレールからなる直線ガイド34が、上記タイミングベルト32の下方に該タイミングベルト32と平行に設けられる。上記直線ガイド34上には、キャリッジ35が取付けられている。キャリッジ35は、直線ガイド34上に取付けられるスライド部35Aと、スライド部35Aの下部に取付けられ下方に延びるガイド部35Bからなり、ガイド部35Bの下端部には、ガイドローラ36が回転自在に軸支されている。ガイド部35Bは複数のヘッド9の前方側(図5の紙面の上方側)に位置し、ガイドローラ36はヘッド9のノズル面20と対向する。ガイドローラ36は、ワイピングクロス12の表側面(ヘッド9と対向する側)と反対の裏側面を支持している。ガイドローラ36の外周上端部と上記複数のヘッド9のノズル面20を結ぶ水平面との間には、隙間が設けられている。
上記キャリッジ35のスライド部35Aの上部は固定具35Cを用いてタイミングベルト32に固定され、図5(A)に示す状態において、駆動モータ33が逆転(反時計回り方向に回転)するとキャリッジ35が直線ガイド34上を右方向に移動(前進)する。また、図5(B)に示す状態において、駆動モータ33が正転(時計回り方向に回転)するとキャリッジ35が直線ガイド34上を左方向に移動(後退)する。
また、図5(A)は、キャリッジ35が待機位置に位置した状態を示す。待機位置は、搬送テーブル5の移動及びヘッド9による搬送テーブル5によって搬送される基板W上への溶液の噴射塗布に支障のない位置である。
キャリッジ35は、この待機位置から後述する拭き取り工程のために図5(B)に示す右端の拭き取り工程端に向けて前進される。
上記ガイドローラ36と上記巻取リール15との間には、ワイピングクロス12の表側面を支持する案内ローラ40が回転自在に設けられる。案内ローラ40の外周下端部は複数のヘッド9のノズル面20を結ぶ水平面より若干下方に突出する位置に設けられている。
上記駆動手段26は上記キャリッジ35のガイド部35Bを上記直線ガイド34に沿って図5(A)に示す待機位置から図5(B)に示す拭き取り行程端に向けて上記基板Wの搬送方向と直交する幅方向(図5中、左右方向)に前進させる。キャリッジ35の前進時には、上記巻取リール15は停止し、ガイド部35Bの前進に連動して上記繰り出しローラ24と供給リール14が回転してワイピングクロス12を繰り出す。キャリッジ35は、その前進によりガイドローラ36と案内ローラ40との間に、複数のヘッド9のノズル面20と対向する前面(下面)位置にワイピングクロス12を平行に繰り出す。尚、このガイド部35Bの前進時には、後述する押圧機構41の押し付けローラ43が上方に揺動して、複数のヘッド9のノズル面20にワイピングクロス12を押圧しつつ、ノズル面20に沿って移動する。
上記キャリッジ35が、図5(B)に示す拭き取り行程端に達した後、上記の駆動手段26はキャリッジ35を直線ガイド34に沿って図5(B)に示す拭き取り行程端から図5(A)に示す待機位置に向けて上記幅方向に後退させる。キャリッジ35の後退に連動して上記巻取リール15が回転してワイピングクロス12を巻取る。尚、このガイド部35Bの後退時には、後述する押圧機構41の押し付けローラ43が下方に揺動して、複数のヘッド9のノズル面20から離れ、ワイピングクロス12はノズル面20との間に隙間を保持した状態で後退する。
駆動手段26としては、上述の駆動モータとタイミングベルトからなるものに代えて、往復動式のエアシリンダを使用して、上記のキャリッジ35を幅方向に進退させても良い。また、上記供給リール14と巻取リール15の間に掛け渡されたワイピングクロス12の図5(A)の左側に、エアシリンダを設けて、エアシリンダのピストンロッドの先端部に上記のガイド部35Bを取付けて、ワイピングクロス12を上記ヘッド9のノズル面20に繰り出すようにしても良い。
(押圧機構41)
インクジェット塗布装置10は、ワイピングクロス12を複数のヘッド9のノズル面20に押し付ける押圧機構41を有する。
インクジェット塗布装置10は、ワイピングクロス12を複数のヘッド9のノズル面20に押し付ける押圧機構41を有する。
図5、図6に示すように、押圧機構41は、アーム42、押し付けローラ43、エアシリンダ44を有する。上記キャリッジ35のガイド部35Aの下端部には、上記ガイドローラ36と同軸にアーム42が上下揺動可能に軸支され、アーム42の先端部には上記ガイドローラ36より小径の押し付けローラ43が回転軸支される。アーム42はエアシリンダ44の駆動により上下に揺動される。図5(A)のキャリッジ35の待機位置では、押し付けローラ43を回転軸支するアーム42は上記案内ローラ40とキャリッジ35のガイドローラ36との間に掛け渡されたワイピングクロス12の裏側面に略水平位置に保持される。
上記キャリッジ35のガイドローラ36が、図5(A)に示す待機位置から前進するときには、上記エアシリンダ44のピストンロッド44Aを伸長させて上記アーム42を上記水平位置から上方に揺動させる。図5(B)に示すように、アーム42が上方に揺動した押し付け位置では、アーム42の先端部の押し付けローラ43が、上記案内ローラ40とキャリッジ35のガイドローラ36との間に掛け渡されたワイピングクロス12を上記ヘッド9のノズル面20に押圧する。
図6の二点鎖線は、アーム42が上方に揺動して押し付けローラ43がヘッド9のノズル面20に押し付けられている押し付け位置の状態を示す。
上記キャリッジ35の前進に追従して、押し付けローラ43はワイピングクロス12を複数のヘッド9のノズル面20に押圧しつつノズル面20に沿って移動する。
上記キャリッジ35が、図5(B)の拭き取り行程端の位置から図中左方に後退する時には、上記エアシリンダ44のピストンロッド44Aが収縮して、アーム42を押し付け位置から下方に揺動させて上記水平位置に復帰させる。アーム42が水平位置に復帰すると、押し付けローラ43がワイピングクロス12は上記ヘッド9のノズル面20から離れ、上記案内ローラ40とキャリッジのガイドローラ36の間のワイピングクロス12は上記複数のヘッド9のノズル面20との間に隙間を保持した平行状態に戻り、この平行状態でキャリッジ35が後退する。
インクジェット塗布装置10は、不図示の制御装置を備え、制御装置はワイピングクロス繰り出し機構16の前記駆動手段26を構成する右側プーリー30の駆動モータ33、繰り出しローラ24の駆動モータ及び駆動モータ17、18の駆動を制御するとともに、供給リール14と巻取リール15の間に介装されたヒステリシスクラッチ22、23の励磁電流を制御して各駆動モータ17、18の伝達トルクを制御する。更に、制御装置はエアシリンダ44の駆動を制御してアーム42を水平位置と押し付け位置の2位置に切り替える。
次に、上記構成のインクジェット塗布装置10の作用について、図5(A)と図5(B)を参照しながら説明する。
図2に示すように、基板Wの搬入/搬出位置において、搬送テーブル5の上面に基板Wが供給される。上面に基板Wを保持した搬送テーブル5は、ベース1の長手方向に沿ってヘッド9の下方に所定の速度で移動する。この移動時には、キャリッジ35は上記搬送テーブル5の移動を妨げないように、図5(A)に示す待機位置に退避している。
基板Wを保持した搬送テーブル5がヘッド9の下方に到達すると、搬送テーブル5に所定の送りをかけながら、圧電素子58を駆動して各ヘッド9の液室内に満たされた、例えば配向膜やレジストなどの機能性薄膜を形成する溶液をノズル56から噴射させる。それによって、搬送される基板Wの上面に溶液が塗布される。一枚の基板Wに対する溶液の噴射が終了すると、搬送テーブル5が搬入/搬出位置に移動する。この位置で、溶液が塗布された基板Wの次工程への搬出、及び溶液を塗布すべき次の基板Wの搬入といった基板Wの搬入/搬出動作が行なわれる。
(繰り出し機構16のキャリッジ35の前進時)
インクジェット塗布装置10は一枚の基板Wに対する噴射が終了すると、ワイピングクロス繰り出し機構16の駆動手段26を構成する右側プーリー30の駆動モータ33を逆転(反時計方向)させて、タイミングベルト32に固定されたキャリッジ35を図5(A)に示す待機位置から複数のヘッド9の前面(下面)に沿って図5(B)に示す拭き取り行程端の位置まで約100〜200mm/secの速度で前進させる。尚、この動作は、上述の基板Wの搬入/搬出動作と並行して行なうようにしても良い。
インクジェット塗布装置10は一枚の基板Wに対する噴射が終了すると、ワイピングクロス繰り出し機構16の駆動手段26を構成する右側プーリー30の駆動モータ33を逆転(反時計方向)させて、タイミングベルト32に固定されたキャリッジ35を図5(A)に示す待機位置から複数のヘッド9の前面(下面)に沿って図5(B)に示す拭き取り行程端の位置まで約100〜200mm/secの速度で前進させる。尚、この動作は、上述の基板Wの搬入/搬出動作と並行して行なうようにしても良い。
上記キャリッジ35の前進時には、巻取リール15の回転を停止させるとともに供給リール14の駆動モータ17及び繰り出しローラ24の駆動モータを駆動させる。繰り出しローラ24はキャリッジ35(ガイドローラ36)の前進に合わせてワインピングクロス12を弛みが生じないように繰り出す。キャリッジ35の前進に連動して、供給リール14の駆動モータ17と繰り出しローラ24の駆動モータが回転し、複数のヘッド9の幅方向の長さに相当する分のワイピングクロス12を繰り出す。ワイピングクロス12はガイドローラ36と上記案内ローラ40との間に、上記複数のヘッド9のノズル面20に対向する前面位置に平行に繰り出される。
制御装置はワイピングクロス12に弛みが生じないように、供給リール14と駆動モータの間に介装されたヒステリシスクラッチ22の励磁電流を制御して、駆動モータ17の伝達トルクを制御する。
上記キャリッジ35の前進時には、上述の如く、押圧機構41のエアシリンダ44が駆動され、ピストンロッド44Aが伸長して、アーム42が上方の押し付け位置に揺動し、押し付けローラ43がヘッド9のノズル面20に向けて付勢される。これにより、押し付けローラ43はワイピングクロス12をヘッド9のノズル面20に押し付けた状態で、順次各ヘッド9のノズル面20に沿って移動する。ワイピングクロス12は、吸水性を有する材料からなるので、ヘッド9のノズル面20に付着した溶液を吸着して拭き取る。
上記キャリッジ35の前進時には、巻取リール15の回転が停止した状態で、供給リール14が回転して、ワイピングクロス12を繰り出す。巻取リール15の回転が停止しているので、案内ローラ40の回転も停止状態を保持する。その結果、ヘッド9のノズル面20と対向するワイピングクロス12はヘッド9に対して相対移動することなく同じワイピングクロス12面が対向することになる。従って、ワイピングクロス12がヘッド9のノズル面20を摺らないので、清掃体としてのワイピングクロス12から摩擦に起因する塵が発生することがなく、この塵が溶液に混入して溶液と共に基板Wに塗布されることが防止できるとともに、清掃体自体やノズル面20に付着した溶液やゴミをノズル内に押し込んでしまったりすることが防止できる。
尚、上述のキャリッジ35の前進時において、キャリッジ35の移動速度をヘッド9が噴射する溶液の粘度に合わせて増減させるようにしても良い。
例えば、同じ品種のワイピングクロス12であれば、溶液の粘度が高いほど染み込むのに時間を要することが考えられるので、溶液の粘度が高いときには、粘度が低い溶液を拭き取るときよりもキャリッジ35の移動速度を低く設定するという具合である。
このようにすることで、ワイピングクロス12をヘッド9のノズル面20に押し付ける時間を溶液がワイピングクロス12に染み込む速度に合わせて変えることができ、ノズル面20に付着した溶液をより確実に取り除くことができる。
ここで、キャリッジ35の移動速度の増減は、制御装置により駆動モータ33の回転速度を増減することで行なうことができる。
(繰り出し機構16のキャリッジ35の後退時)
キャリッジ35が、図5(B)に示す拭き取り行程端に達すると、押圧機構41のエアシリンダ44が作動してピストンロッド44Aを収縮させ、アーム42を下方に揺動して上記水平位置に復帰させる。キャリッジ35は、アーム42が水平位置の状態で、直線ガイド34に沿って図中左方の待機位置に後退する。
キャリッジ35が、図5(B)に示す拭き取り行程端に達すると、押圧機構41のエアシリンダ44が作動してピストンロッド44Aを収縮させ、アーム42を下方に揺動して上記水平位置に復帰させる。キャリッジ35は、アーム42が水平位置の状態で、直線ガイド34に沿って図中左方の待機位置に後退する。
図5(B)に示す拭き取り工程端から図5(A)に示す待機位置へのキャリッジ35の後退時には、キャリッジ35の後退に合わせて巻取リール15が回転されて溶液を吸着したワイピングクロス12を巻き取る。このとき、供給リール14と繰り出しローラ24はその回転が停止される。また、制御装置は、巻取リール15と駆動モータ18との間に介装されたヒステリシスクラッチ23の励磁電流を制御して駆動モータ18の伝達トルクを制御して、巻き取るワイピングクロス12に所定の張力を付与する。
尚、上述のように、キャリッジ35の後退に合わせてワイピングクロス12を巻取リール15に巻き取ると、キャリッジ35が拭き取り工程端に位置していたときに、繰り出しローラ24とガイドローラ36との間に位置していた未使用のワイピングクロス12をも巻取リール15に巻き取ることになる。
そこで、キャリッジ35の後退中に、まず、巻取リール15にてヘッド9の幅方向長さ(6つのヘッド9を合わせた幅方向の長さ)分のワイピングクロス12を巻き取る。その後、巻取リール15の回転を停止させるとともに、供給リール14及び繰り出しローラ24をワイピングクロス12の繰り出し時とは反対方向に回転させる。そして、繰り出しローラ24とガイドローラ36との間に位置していた未使用のワイピングクロス12を供給リール14側に巻き戻す。
このようにすると、巻取リール15には、ヘッド9のノズル面20の拭き取りに供された分のワイピングクロス12だけが巻き取られ、未使用のワイピングクロス12は供給リール14側に巻き戻されるので、ワイピングクロス12を無駄なく使用することができる。
以上でインクジェット塗布装置10のヘッド9のクリーニング作用の1サイクルが終了するが、1サイクル以上を繰り返すこともできる。
尚、以上において、ワイピングクロス搬送機構13は、ワイピングクロス12を間欠搬送する。即ち、キャリッジ35の前進時には、巻取リール15が停止した状態で供給リール14からヘッド9の幅方向の長さに相当する量のワイピングクロス12を繰り出す。
キャリッジ35の後退時には、巻取リール15が回転して、溶液が付着したワイピングクロス12を巻取り、供給リール14は停止した状態とする。
その結果、キャリッジ35の前進後退に連動して、巻取リール15は停止回転を間欠的に繰り返し、供給リール14は回転と停止を間欠的に繰り返す。
また、キャリッジ35を前進後退させる駆動手段の右側プーリー30の駆動モータ33も逆転正転を間欠的に繰り返す。以上の如く、ワイピングクロス搬送機構13は、間欠的にワイピングクロス12を搬送する。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)本インクジェット塗布装置は、吸水性のワイピングクロス12をヘッド9のノズル面20に押し付ける押圧機構41を有する。従って、従来技術の弾性体ブレードによる掻き取りと異なり、吸水性を有するワイピングクロス12をヘッド9のノズル面20に押し付けて余剰塗布溶液を吸着して拭き取るものであるため、ヘッド9のノズル面20に余剰塗布溶液が残ることが防止でき、拭き取った後のヘッド9のノズル面20からの溶液の吐出が安定する。
(a)本インクジェット塗布装置は、吸水性のワイピングクロス12をヘッド9のノズル面20に押し付ける押圧機構41を有する。従って、従来技術の弾性体ブレードによる掻き取りと異なり、吸水性を有するワイピングクロス12をヘッド9のノズル面20に押し付けて余剰塗布溶液を吸着して拭き取るものであるため、ヘッド9のノズル面20に余剰塗布溶液が残ることが防止でき、拭き取った後のヘッド9のノズル面20からの溶液の吐出が安定する。
(b)ワイピングクロス12は帯状であり、ワイピングクロス12を間欠搬送する搬送機構13を有するので、搬送機構13により溶液の付着していない新しいワイピングクロス12部分を間欠的に順次繰り出して、ヘッド9のノズル面20を清掃することができる。
従来技術の弾性体ブレードでは、弾性体ブレード自体は替わらないので、掻き取った溶液が常に弾性ブレードに付着している。これに対して、ワイピングクロス12では、ワイピングクロス12における溶液が付着した部分は巻取リール15に巻き取られ、次の清掃時にはワイピングクロス12における新たな部分で清掃するので、前回の清掃によって拭き取った溶液がヘッド9のノズル面20に付着する心配がなく、拭き取り性能が向上し、ヘッド9のノズル面20を常に清浄に維持することができる。
(c)搬送機構13はワイピングクロス12の供給リール14と、供給リール14から複数のヘッド9のノズル面20の前面にワイピングクロス12を繰り出す繰り出し機構16と、ワイピングクロス12の巻取リール15を有する。
供給リール14はロール状の新しいワイピングクロス12をストックし、繰り出し機構16は複数のヘッド9のノズル面20の長さに略相当する分のワイピングクロス12を、供給リール14から複数のヘッド9のノズル面20の前面に繰り出し、巻取リール15は溶液を吸着したワイピングクロス12部分を巻き取る。その結果、帯状のワイピングクロス12であっても容易に取り扱うことができ、ワイピングクロス12の交換作業が容易となり、また、ワイピングクロス12の管理も容易となる。
(d)押圧機構41は、繰り出し機構16にて複数のヘッド9のノズル面20の前面に繰り出されたワイピングクロス12をヘッド9のノズル面20に押圧する押し付けローラ43を有し、押し付けローラ43をノズル面20に押圧しつつヘッド9のノズル面20に沿って移動させるものである。従って、押し付けローラをヘッド9のノズル面20に押圧しつつノズル面20に沿って移動させるので、ノズル面20の清掃作業が迅速となり、基板Wの清掃時間を短縮することができ、コストダウンを図ることができる。
(e)繰り出し機構16はワイピングクロス12をヘッド9のノズル面20に沿って移動させる駆動手段26を有し、溶液の粘度に合わせて駆動モータ33の回転速度を調節する制御装置を有するものである。
その結果、溶液の粘度に合わせてキャリッジ35の移動速度を調節することが可能となる。従って、クリーニングクロスの押し付け時間をコントロールして拭き取り性能を向上させることができる。
(f)インクジェットヘッド9のクリーニング方法は、吸水性のワイピングクロス12をヘッド9のノズル面20に押し付けることにより、ヘッド9のノズル面20を清掃するので、従来技術の如く弾性体ブレードにより掻き取る方法と異なり、吸水性を有するワイピングクロス12をヘッド9のノズル面20に押し付けて余剰塗布溶液を吸着して拭き取る方法であるため、ヘッド9のノズル面20に余剰塗布溶液が残ることが防止でき、拭き取った後のヘッド9のノズル面20からの溶液の吐出が安定する。
(g)ワイピングクロス12が帯状のワイピングクロス12からなり、ワイピングクロス12をヘッド9のノズル面20に対向する位置に間欠搬送するので、搬送機構13により溶液の付着していない新しいワイピングクロス12部分を間欠的に順次繰り出して、ヘッド9のノズル面20を清掃することができる。従来技術の弾性体ブレードでは、弾性体ブレード自体は替わらないので、掻き取った溶液が常に弾性ブレードに付着している。これに対して、ワイピングクロス12では、ワイピングクロス12における溶液が付着した部分は巻取リール15に巻き取られ、次の清掃時にはワイピングクロス12における新たな部分で清掃するので、前回の清掃によって拭き取った溶液がヘッド9のノズル面20に付着する心配がなく、拭き取り性能が向上し、ヘッド9のノズル面20を常に清浄に維持することができる。
(h)ヘッド9のノズル面20に対向する位置に搬送されたワイピングクロス12をノズル面20に押圧する押し付けローラ43を有し、押し付けローラ43にてワイピングクロス12をノズル面20に押圧しつつ、ローラ43をノズル面20に沿って移動させることにより、ノズル面20にワイピングクロス12を順次接触させるものである。従って、ローラ43をヘッド9のノズル面20に押圧しつつヘッド9のノズル面20に沿って移動させるので、ノズル面20の清掃作業が迅速となり、基板Wの清掃時間を短縮することができ、コストダウンを図ることができる。
(i)一枚の基板Wに対する溶液の塗布が完了する毎に、ヘッド9の清掃を行なうものであるので、溶液を極力乾燥によって固化する前の状態でノズル面20から取り除くことができ、比較的容易に溶液を除去することができる。従って、ヘッド9のノズル面20を常に清浄に保つことができる。その結果、ヘッド9からの溶液の吐出むらの発生を抑えることができ、溶液の吐出が安定し、基板Wに形成する機能性膜の品質を向上させることができる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、上記実施例において、キャリッジ35の前進時にワイピングクロス12をヘッド9のノズル面20に押し付ける例で説明したが、キャリッジ35の後退時に押し付けるようにしても良い。
このときには、供給リール14と巻取リール15とを図5に示した配置と入れ替えて配置し、押し付けローラ43を図5に示したアーム42に対して支軸の右側、即ち、図5に示した状態と左右反転した位置関係に取付けるようにすると良い。
また、清掃体としてワイピングクロスを用いた例で説明したが、要は吸水性を有する部材であれば良く、他の部材であっても構わない。
9 ヘッド
10 インクジェット塗布装置
12 ワイピングクロス(清掃体)
13 搬送機構
14 供給リール
15 巻取リール
16 繰り出し機構
19 ノズル面クリーニング装置
20 ノズル面
26 駆動手段
35 キャリッジ
35B ガイド部
41 押圧機構
43 押し付けローラ
56 ノズル
W 基板
10 インクジェット塗布装置
12 ワイピングクロス(清掃体)
13 搬送機構
14 供給リール
15 巻取リール
16 繰り出し機構
19 ノズル面クリーニング装置
20 ノズル面
26 駆動手段
35 キャリッジ
35B ガイド部
41 押圧機構
43 押し付けローラ
56 ノズル
W 基板
Claims (9)
- 基板に溶液をインクジェット方式によって噴射塗布する複数のノズルを有するヘッドを備えたインクジェット塗布装置において、
吸水性の清掃体と、
該清掃体を前記ヘッドのノズル面に押し付ける押圧機構を有することを特徴とするインクジェット塗布装置。 - 前記清掃体は帯状の清掃体からなり、該清掃体を間欠搬送する搬送機構を有する請求項1に記載のインクジェット塗布装置。
- 前記搬送機構は、前記清掃体の供給リールと、
該供給リールから該清掃体を前記ヘッドのノズル面の前面に繰り出す繰り出し機構と、
該清掃体の巻取リールからなるものである請求項2に記載のインクジェット塗布装置。 - 前記押圧機構は前記ヘッドのノズル面の前面に張り出された清掃体を該ヘッドのノズル面に押し付けるローラを有し、
該ローラにて前記清掃体を前記ノズル面に押圧しつつ該ノズル面に沿って移動させるものである請求項2又は3に記載のインクジェット塗布装置。 - 前記繰り出し機構は前記清掃体を前記ヘッドのノズル面に沿って移動させる駆動手段を有し、
前記溶液の粘度に合わせて該駆動手段の速度を調節する制御装置を有するものである請求項4に記載のインクジェット塗布装置。 - 基板に溶液をインクジェット方式によって噴射塗布する複数のノズルを有するヘッドを清掃するインクジェットヘッドのクリーニング方法において、
吸水性の清掃体を前記ヘッドのノズル面に押し付けることにより該ヘッドのノズル面を清掃することを特徴とするインクジェットヘッドのクリーニング方法。 - 前記清掃体が帯状の清掃体からなり、該清掃体を前記ヘッドのノズル面に対向する位置に間欠搬送する請求項6に記載のインクジェットヘッドのクリーニング方法。
- 前記ヘッドのノズル面に対向する位置に搬送された前記清掃体を該ノズル面に押し付けるローラを有し、
該ローラにて清掃体をノズル面に押圧しつつ、該ローラをノズル面に沿って移動させることにより、ノズル面に清掃体を順次接触させるものである請求項7に記載のインクジェット塗布装置。 - 一枚の基板に対する前記溶液の塗布が完了する毎に、前記ヘッドの清掃を行なうものである請求項6〜8のいずれかに記載のインクジェットヘッドのクリーニング方法。
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