JP2019059029A - 液滴吐出ヘッドのノズル面払拭装置及び液滴吐出装置 - Google Patents

液滴吐出ヘッドのノズル面払拭装置及び液滴吐出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】液滴吐出ヘッドのノズル面に払拭部材を接触させる回転ロールよりも払拭部材の繰出方向上流側で、その払拭部材に洗浄液を供給する場合に比べて、払拭部材の無駄を低減できる液滴吐出ヘッドのノズル面払拭装置及び液滴吐出装置を得る。【解決手段】繰出方向及びそれとは反対の巻戻方向に移動可能に構成され、液滴吐出ヘッド20との相対的な移動に伴って液滴吐出ヘッド20のノズル面21を払拭する払拭部材60と、払拭部材60に下方から接触して回転しつつ、ノズル面21に払拭部材60を接触させる回転ロール50と、回転ロール50に洗浄液Sを供給する供給手段64と、を備えた液滴吐出ヘッド20のノズル面払拭装置40とする。【選択図】図2

Description

本発明は、液滴吐出ヘッドのノズル面払拭装置及び液滴吐出装置に関する。
インクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)のノズル面を払拭する払拭ウェブと、その払拭ウェブを走行させる走行駆動手段と、その払拭ウェブをノズル面に押し当てるロールと、そのロールよりも払拭ウェブの走行方向上流側における適宜位置に洗浄液を付与する洗浄液付与ノズルと、を備えたノズル面払拭装置は、従来に提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−15021号公報
本発明は、液滴吐出ヘッドのノズル面に払拭部材を接触させる回転ロールよりも払拭部材の繰出方向上流側で、その払拭部材に洗浄液を供給する場合に比べて、払拭部材の無駄を低減できる液滴吐出ヘッドのノズル面払拭装置及び液滴吐出装置を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の液滴吐出ヘッドのノズル面払拭装置は、繰出方向及びそれとは反対の巻戻方向に移動可能に構成され、液滴吐出ヘッドとの相対的な移動に伴って該液滴吐出ヘッドのノズル面を払拭する払拭部材と、前記払拭部材に下方から接触して回転しつつ、前記ノズル面に前記払拭部材を接触させる回転ロールと、前記回転ロールに洗浄液を供給する供給手段と、を備えている。
また、請求項2に記載の液滴吐出ヘッドのノズル面払拭装置は、請求項1に記載の液滴吐出ヘッドのノズル面払拭装置であって、前記供給手段は、前記回転ロールの下部が浸漬可能なように前記洗浄液を貯留する貯留部材で構成されている。
また、請求項3に記載の液滴吐出ヘッドのノズル面払拭装置は、請求項2に記載の液滴吐出ヘッドのノズル面払拭装置であって、前記供給手段は、前記払拭部材が前記ノズル面に押し付けられて相対的に下降することにより、前記回転ロールの下部を前記洗浄液に浸漬させる。
また、本発明に係る請求項4に記載の液滴吐出装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のノズル面払拭装置と、前記ノズル面払拭装置に対して前記巻戻方向に相対的に移動する液滴吐出ヘッドと、前記回転ロールの周長以上の長さを有する下面が前記ノズル面と同じ高さ位置になるように前記液滴吐出ヘッドに隣接して配置され、該液滴吐出ヘッドの相対的な移動に連続して前記払拭部材が接触するフレーム部材と、を備えている。
また、本発明に係る請求項5に記載の液滴吐出装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のノズル面払拭装置と、前記ノズル面払拭装置に対して前記巻戻方向に相対的に移動する液滴吐出ヘッドと、前記回転ロールの周長よりも短い長さを有する下面が前記ノズル面と同じ高さ位置になるように前記液滴吐出ヘッドに隣接して配置され、該液滴吐出ヘッドの相対的な移動に連続して前記払拭部材が接触するフレーム部材と、を備えている。
また、請求項6に記載の液滴吐出装置は、請求項4又は請求項5に記載の液滴吐出装置であって、前記液滴吐出ヘッドのノズル面に対する払拭開始時に、該液滴吐出ヘッドのノズル面と前記フレーム部材の下面との第1境界部に、前記払拭部材の使用領域と未使用領域との第2境界部を配置させるとともに、該第2境界部よりも前記払拭部材の繰出方向上流側で、かつ前記供給手段により前記洗浄液が供給される部位よりも前記払拭部材の繰出方向下流側の範囲を前記洗浄液で濡らしておくように、前記フレーム部材に対する前記払拭部材の移動を制御する制御部を備えている。
また、請求項7に記載の液滴吐出装置は、請求項6に記載の液滴吐出装置であって、前記制御部は、前記液滴吐出ヘッドのノズル面に対する払拭終了後に、前記第2境界部が予め決められた繰出位置に位置するように前記払拭部材の移動を制御する。
請求項1に係る発明によれば、液滴吐出ヘッドのノズル面に払拭部材を接触させる回転ロールよりも払拭部材の繰出方向上流側で、その払拭部材に洗浄液を供給する場合に比べて、払拭部材の無駄を低減させることができる。
請求項2に係る発明によれば、例えば回転ロールの下部に洗浄液を吹き付けて供給する場合に比べて、回転ロールに対して洗浄液を斑なく供給することができる。
請求項3に係る発明によれば、例えば昇降機構により貯留部材を上昇させて回転ロールの下部に洗浄液を供給する場合に比べて、回転ロールに対して洗浄液を供給することが簡易にできる。
請求項4に係る発明によれば、フレーム部材の下面の長さが、回転ロールの周長よりも短い場合に比べて、ノズル面に対する払拭部材の払拭開始位置を容易に調整することができる。
請求項5に係る発明によれば、フレーム部材の下面の長さが、回転ロールの周長以上とされている場合に比べて、液滴吐出装置をコンパクトに構成することができる。
請求項6に係る発明によれば、第2境界部(洗浄液で濡らした下流側端部)が第1境界部に達していない状態で払拭動作が開始される場合に比べて、払拭部材の無駄を低減させることができる。
請求項7に係る発明によれば、次回のメンテナンス時に、第2境界部が予め決められた繰出位置に位置するように払拭部材を移動させる場合に比べて、次回のメンテナンス時における払拭開始までの待ち時間を短くすることができる。
本実施形態に係るインクジェット記録装置の構成を示す側面図である。 本実施形態に係るノズル面払拭装置を示す正面図である。 (A)ノズル面払拭装置の支持ロール及び貯留部材を示す側面図である。(B)支持ロールに払拭部材が巻かれる前の状態を示す正面図である。(C)支持ロールに払拭部材が巻かれた後の状態を示す正面図である。 ノズル面払拭装置における払拭部材の払拭開始位置を調整する工程を示す説明図である。 ノズル面払拭装置における払拭部材の払拭開始位置を調整する工程を示す説明図である。 ノズル面払拭装置における払拭部材が払拭開始位置に調整された状態を示す説明図である。 ノズル面払拭装置における払拭部材でノズル面を払拭している状態を示す説明図である。 ノズル面払拭装置における払拭部材でノズル面を払拭した後の工程を示す説明図である。 比較例に係るノズル面払拭装置の一部を拡大して示す正面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各図に適宜示される矢印UPを液滴吐出装置の一例としてのインクジェット記録装置10の上方向とする。また、以下において、記録媒体の一例としての記録用紙Pの搬送方向を単に「搬送方向」と言い、その搬送方向上流側及び搬送方向下流側を、それぞれ単に「上流側」、「下流側」と言う場合がある。
<インクジェット記録装置>
図1に示されるように、インクジェット記録装置10は、記録用紙Pが収容される給紙部12と、給紙部12から繰り出された記録用紙Pに画像を記録する画像記録部14と、画像記録部14へ記録用紙Pを搬送する搬送手段16と、画像記録部14によって画像が記録された記録用紙Pを収容する排紙部18と、を有している。
画像記録部14は、液滴吐出ヘッドの一例としてのインクジェット記録ヘッド20を有している。インクジェット記録ヘッド20は、複数のノズル(図示省略)が形成されたノズル面21(図2参照)を有しており、そのノズル面21は、インクジェット記録装置10での画像記録が想定される記録用紙Pの最大幅と同程度か、又はそれ以上の記録可能領域を有している。
また、インクジェット記録ヘッド20は、記録用紙Pの搬送方向に対して、その上流側からイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の順に並設されており、サーマル方式や圧電方式等の公知の手段によって、インク滴(液滴)が吐出されるように構成されている。
なお、インクとしては、水性インク、油性インク、溶剤系インク等の各種インクが使用可能である。また、インクジェット記録装置10には、各インクジェット記録ヘッド20Y、20M、20C、20Kにインクを供給するインクタンク22Y、22M、22C、22Kが配設されている。
一方、給紙部12に収容されている複数枚の記録用紙Pは、ピックアップローラー24によって1枚ずつ取り出されるように構成されており、搬送ローラー対25によって画像記録部14へ搬送されるように構成されている。
搬送手段16は、記録用紙Pの印刷面をインクジェット記録ヘッド20のノズル面21に対して予め決められた間隔(例えば1mm程度)で対面させるための搬送ベルト30を有している。搬送ベルト30は、下流側に配置された駆動ローラー26と、上流側に配置された従動ローラー28とに張架されて、図示の矢印A方向に循環駆動(回転)するように構成されている。
また、従動ローラー28の上部には、搬送ベルト30の表面側から、その搬送ベルト30に従動する帯電ローラー32が配設されている。この帯電ローラー32によって搬送ベルト30が帯電される(電荷が与えられる)ことにより、記録用紙Pが搬送ベルト30に静電吸着されて搬送される構成になっている。
なお、搬送ベルト30は、記録用紙Pを静電吸着して保持する構成とされるものに限定されるものではなく、記録用紙Pとの摩擦や記録用紙Pを吸引又は粘着するなどの非静電的吸着手段によって保持する構成とされていてもよい。また、搬送ベルト30の下流側には、複数の搬送ローラー対35と複数の搬送ローラー対38とが配設されている。
また、搬送ベルト30の下方には、反転部34が設けられている。したがって、両面印刷するときには、搬送ローラー対35によって搬送された記録用紙Pが、反転部34の複数の搬送ローラー対36によって更に搬送され、再度インクジェット記録ヘッド20へ送られるようになっている。そして、画像が記録された記録用紙Pは、搬送ベルト30から剥離され、搬送ローラー対35及び搬送ローラー対38によって搬送されて、排紙部18へ排出される構成になっている。
なお、このインクジェット記録装置10には、画像信号に応じてインク滴の吐出タイミングと使用するノズルを決定し、そのノズルに駆動信号を印加するインクジェット記録ヘッド20のヘッド制御部(図示省略)と、インクジェット記録装置10全体の動作を制御する制御部の一例としてのシステム制御部23と、が備えられている。
<ノズル面払拭装置及びフレーム部材>
以上のような構成とされたインクジェット記録装置10において、次にインクジェット記録ヘッド20のノズル面21を清掃するノズル面払拭装置40と、インクジェット記録ヘッド20に隣接して設けられたフレーム部材70について説明する。
図4〜図8に示されるように、インクジェット記録ヘッド20は、ラック・ピニオンやスライドガイド等の公知の移動機構により、その長手方向(記録用紙Pの幅方向)に移動可能に構成されている。より具体的には、インクジェット記録ヘッド20は、画像記録部14(搬送手段16上)から退避可能になっており、画像記録部14の隣に配置されたメンテナンス部(図示省略)へ移動可能に構成されている。
〔ノズル面払拭装置〕
ノズル面払拭装置40は、メンテナンス部において、昇降可能に構成されるとともに、インクジェット記録ヘッド20の長手方向に移動不能に構成されている。したがって、インクジェット記録ヘッド20のノズル面21を払拭する際には、そのノズル面21に払拭部材60が接触するようにノズル面払拭装置40が上昇し、その状態でインクジェット記録ヘッド20がノズル面払拭装置40の後述する払拭部材60の繰出方向とは反対方向(巻戻方向)に移動することにより、そのノズル面21が払拭部材60によって払拭される。
なお、インクジェット記録ヘッド20をメンテナンス部に移動させたら、そのインクジェット記録ヘッド20を移動させず、ノズル面払拭装置40を、上昇させ、更にラック・ピニオンやスライドガイド等の公知の移動機構により、インクジェット記録ヘッド20の長手方向(記録用紙Pの幅方向)に移動させて、そのノズル面21を払拭するようにしてもよい。
図2に示されるように、ノズル面払拭装置40は、ポリエステル樹脂やナイロン樹脂等の織布で構成されたウェブ状の払拭部材60と、払拭部材60の一端部側が巻き付けられた繰出ロール42と、払拭部材60の他端部側が巻き付けられるとともに、繰出モーター(図示省略)からの回転駆動力によって一定の繰出速度で回転駆動される巻取ロール44と、払拭部材60をノズル面21に接触させるために、その払拭部材60を下方から支持する回転ロールの一例としての支持ロール50と、を含んで構成されている。
つまり、ノズル面払拭装置40は、繰出モーターが回転駆動することによって巻取ロール44の回転軸44Aが繰出方向(図示の反時計回り方向)へ回転駆動されることにより、払拭部材60が繰出ロール42から支持ロール50を経由して巻取ロール44へ向かって移動する(繰り出される)ようになっている。なお、繰出ロール42の回転軸42Aは、フリー回転可能になっている。
また、ノズル面払拭装置40は、支持ロール50よりも払拭部材60の繰出方向上流側及び下流側に、その払拭部材60が上方から巻き掛けられる一対のガイドロール56、58を備えている。そして、ノズル面払拭装置40は、支持ロール50と一対のガイドロール56、58との間に、払拭部材60が下方から巻き掛けられる一対のテンションロール52、54を備えている。
更に、ノズル面払拭装置40は、ガイドロール58よりも払拭部材60の繰出方向下流側に、払拭部材60が上方から巻き掛けられるガイドロール46を備えており、そのガイドロール46よりも払拭部材60の繰出方向下流側に、払拭部材60が下方から巻き掛けられるガイドロール48を備えている。なお、ガイドロール46、48、56、58、テンションロール52、54及び支持ロール50は、それぞれ払拭部材60の移動に伴って回転するように構成されている。
また、図3(A)に示されるように、支持ロール50の支持軸50Aの軸方向両端部には、支持ロール50を上方(ノズル面21)へ向かって付勢するための付勢手段の一例としての一対のコイルバネ62が設けられている。すなわち、各コイルバネ62の上端部は、支持軸50Aの軸方向両端部にそれぞれ取り付けられており、各コイルバネ62の下端部は、繰出ロール42や巻取ロール44等を回転可能に支持する筐体状の装置本体68(図2参照)の一部(図示省略)に取り付けられている。
また、図3に示されるように、支持ロール50の下方には、洗浄液Sが貯留された貯留部材66が配置されている。図3(A)、図3(B)に示されるように、払拭部材60が巻き掛けられていない状態の支持ロール50は、コイルバネ62の付勢力により、貯留部材66内の洗浄液Sに浸漬されないようになっている。
そして、図3(C)に示されるように、払拭部材60が巻き掛けられた状態の支持ロール50は、払拭部材60がインクジェット記録ヘッド20のノズル面21に押し付けられて、コイルバネ62の付勢力に抗して相対的に(貯留部材66に対して)下降することにより、その下部が、貯留部材66内の洗浄液Sに浸漬されるようになっている。
なお、図3(C)に示されるように、支持ロール50の外周面(表面)は、洗浄液Sを保持可能に構成され、かつ払拭部材60に洗浄液Sを供給可能に構成されている。また、貯留部材66内には、その貯留部材66内に通じる供給路やポンプ(共に図示省略)によって洗浄液Sが常時補給される構成になっている。この供給路やポンプ及び貯留部材66により、本実施形態に係る供給手段64が構成されている。
〔フレーム部材〕
図2に示されるように、インクジェット記録ヘッド20の長手方向一端部側(メンテナンス部側)には、フレーム部材70が、そのインクジェット記録ヘッド20の長手方向一端部に隙間無く隣接して設けられている。そして、このフレーム部材70は、インクジェット記録ヘッド20と共に、その長手方向に往復移動可能に構成されている。
また、フレーム部材70の下面71の長手方向における長さは、支持ロール50の周長以上の長さとされている、そして、フレーム部材70の下面71とインクジェット記録ヘッド20のノズル面21とは、同じ高さ位置に配置されている。更に、フレーム部材70の下面71は、払拭部材60に対して摩擦(摺動抵抗)を有する構成とされている。
したがって、インクジェット記録ヘッド20のノズル面21と連続するフレーム部材70の下面71に払拭部材60を接触させ、そのフレーム部材70を移動させることにより、その払拭部材60が移動するようになっている。これにより、インクジェット記録ヘッド20のノズル面21に対する払拭部材60の払拭開始前には、その払拭部材60の移動量(巻戻量)が調整可能になっている。
すなわち、インクジェット記録ヘッド20のノズル面21に対する払拭開始時には、図6に示されるように、インクジェット記録ヘッド20のノズル面21とフレーム部材70の下面71との第1境界部D1に、払拭部材60の使用領域U(図6においてドットで示す)と未使用領域F1(図6において斜線で示す)との第2境界部D2を配置させるように、システム制御部23によってフレーム部材70の移動(払拭部材60の移動量)が制御されるようになっている。
<ノズル面払拭方法>
以上のような構成とされた本実施形態に係るノズル面払拭装置40及びフレーム部材70を備えたインクジェット記録装置10において、次にその作用(ノズル面払拭方法)について説明する。
まず、図9に示される比較例に係るノズル面払拭装置140について説明する。図9に示されるように、このノズル面払拭装置140では、支持ロール150と上流側のテンションロール152との間に張架されている払拭部材160に対向して、洗浄液Sを噴射する洗浄液付与ノズル100が配置されている。
したがって、今回のメンテナンスで、洗浄液付与ノズル100から洗浄液Sが噴射されると、その洗浄液Sが吹き付けられた部位(以下「湿潤開始位置160A」という)から払拭部材160の繰出方向上流側が洗浄液Sで湿潤される(図9では、払拭部材160の洗浄液Sで湿潤される予定の範囲をドットで示している)。
つまり、インクジェット記録ヘッド20のノズル面21に対する払拭部材160の払拭動作は、その湿潤開始位置160Aが支持ロール150の上端部に来てから開始される。ここで、支持ロール150に押し上げられてノズル面21と接触する部分である払拭部材160の上端部から繰出方向下流側(テンションロール154側)の範囲が、前回のメンテナンスで使用した使用領域Uとなっている(図9において斜線で示す)。
また、その払拭部材160の上端部よりも繰出方向上流側で、かつ湿潤開始位置160Aよりも繰出方向下流側の領域G(図9において白抜きで示す)は、未使用領域であるが、前回のメンテナンスから時間が経過しているため、洗浄液Sが蒸発して乾いてしまっている領域である。
したがって、この状態で今回のメンテナンスを開始すると、払拭部材160の上端部よりも繰出方向上流側で、かつ湿潤開始位置160Aよりも繰出方向下流側の領域Gが、インクジェット記録ヘッド20のノズル面21に非接触状態で空送りされて(払拭動作に使用されないで)無駄になる。
本実施形態では、この空送り量(払拭部材160において、払拭動作に使用されずに無駄になる領域Gの部分)が低減されるように、換言すれば、第2境界部D2よりも繰出方向上流側の払拭部材60において、洗浄液Sで湿潤されない部位が低減されるように、フレーム部材70の下面71によって払拭部材60を巻戻方向へ移動させる(払拭部材60の巻戻量を調整する)。以下、説明する。
図4に示されるように、前回のメンテナンス時において、ノズル面21に対する払拭動作の終了後に、後述する予め決められた量だけ、払拭部材60の未使用領域F1(図4〜図8において斜線で示す)が繰り出されている。なお、本実施形態では、図4〜図8に示されるように、未使用領域F1よりも繰出方向上流側を未使用領域F2(図4〜図8において白抜きで示す)としており、前回のメンテナンス時に繰り出しておいた未使用領域F1と区別している。
図4、図5に示されるように、この状態の払拭部材60をフレーム部材70の下面71に押し付け、インクジェット記録ヘッド20及びフレーム部材70を図示の矢印B方向へ移動させる。すると、フレーム部材70の下面71と払拭部材60との摩擦(摺動抵抗)により、払拭部材60が繰出方向と反対方向となる巻戻方向へ移動する。
なお、このとき、支持ロール50の下部は、貯留部材66内に貯留されている洗浄液Sに浸漬されているため、支持ロール50の図示の時計回り方向への回転に伴って、その外周面の回転方向上流側部分50Cに洗浄液Sが保持される(図5参照)。そして、その支持ロール50の図示の時計回り方向への回転に伴い、その支持ロール50に巻き掛けられている払拭部材60の未使用領域F1の一部(図5において領域Wで示す)に、支持ロール50の外周面の回転方向上流側部分50Cに保持されていた洗浄液Sが供給される。
その後、インクジェット記録ヘッド20及びフレーム部材70を図示の矢印B方向へ移動させたまま、予め決められたタイミングで、繰出モーターを回転駆動させる。すなわち、巻取ロール44を回転させ、払拭部材60を繰出方向へ繰り出す。すると、図6に示されるように、支持ロール50の下部は、貯留部材66内に貯留されている洗浄液Sに浸漬されているため、その支持ロール50の図示の反時計回り方向への回転に伴って、その外周面の回転方向上流側部分50Bに洗浄液Sが保持される。
そして、その支持ロール50の図示の反時計回り方向への回転に伴い、その支持ロール50に巻き掛けられている払拭部材60の未使用領域F1の残りの一部(図6において領域Wで示されている部分よりも繰出方向上流側の部分)に、支持ロール50の外周面の回転方向上流側部分50Bに保持されていた洗浄液Sが供給される。
これにより、払拭部材60の未使用領域F1全体に洗浄液Sが供給され、更に支持ロール50が図示の反時計回り方向へ回転することにより、払拭部材60の未使用領域F2にも洗浄液Sが供給される。つまり、図7に示されるように、使用領域Uと未使用領域F1との第2境界部D2から繰出方向上流側の払拭部材60に洗浄液Sが供給され、その洗浄液Sが供給された払拭部材60でノズル面21が払拭される。
このように、本実施形態に係るノズル面払拭装置40及びフレーム部材70によれば、図9に示される比較例に係るノズル面払拭装置140において、払拭動作に使用されずに無駄になっていた払拭部材160の一部(領域G)も使用可能となる。つまり、本実施形態によれば、比較例に係るノズル面払拭装置140に比べて(洗浄液Sで湿潤された繰出方向下流側端部である第2境界部D2が第1境界部D1に達していない状態で払拭動作が開始される場合に比べて)、払拭部材60の無駄(空送り量)が低減又は解消される。
また、洗浄液Sが含浸された払拭部材60でノズル面21を払拭すると、ノズル面21に残留する汚染物質等が効率よく除去(清掃)されるとともに、ノズル面21に対する払拭部材60の摺動抵抗が低減される。したがって、ノズル面21の撥水処理膜に対して与えるダメージ(摩耗劣化)も抑制される。
こうして、払拭部材60によるノズル面21全体の清掃(払拭)が終了したら、図8に示されるように、システム制御部23により、繰出モーター(巻取ロール44)を回転駆動し、次回のメンテナンス時のために、払拭部材60の未使用領域F1(図8において斜線で示す)を予め決められた量だけ(第2境界部D2が予め決められた繰出位置に位置するように)繰り出しておく。
これにより、次回のメンテナンス時において、払拭部材60の未使用領域F1を予め決められた量だけ(第2境界部D2が予め決められた繰出位置に位置するように)繰り出す場合に比べて、払拭開始までの待ち時間が短くなる。以上により、ノズル面払拭装置40によるメンテナンス動作が終了する。
なお、本実施形態における「予め決められた量(予め決められた繰出位置)」とは、次回のメンテナンス時に、第2境界部D2から繰出方向下流側(使用領域U)には洗浄液Sを供給せず、第2境界部D2から繰出方向上流側に洗浄液Sを供給可能となるようにするために必要な量であり、支持ロール50の周長や貯留部材66内の洗浄液Sの深さなどによって適宜決められる量である。
また、上記したように、本実施形態では、洗浄液Sが、払拭部材60に対して、直接供給されるのではなく、支持ロール50を介して供給される。したがって、図9に示される比較例に係るノズル面払拭装置140に比べて、払拭部材60の無駄(洗浄液Sで湿潤させることができず、払拭動作に使用されない領域G)が低減される。
また、本実施形態では、フレーム部材70の下面71の長さが、支持ロール50の周長以上の長さとされている。したがって、フレーム部材70の下面71の長さが、支持ロール50の周長よりも短い場合に比べて、ノズル面21に対する払拭部材60の払拭開始位置が容易に調整される。
なお、フレーム部材70は、その下面71の長さが、支持ロール50の周長よりも短い長さとされていてもよい。その場合には、繰出ロール42の回転軸42Aに巻戻モーター(図示省略)を設けるようにすればよい。すなわち、払拭部材60を予め決められた量だけ巻き戻すときで、フレーム部材70の下面71の長さが足りないときには、巻戻モーターの回転駆動力によって繰出ロール42の回転軸42Aを巻戻方向(図2における時計回り方向)へ回転させればよい。
これにより、上記実施形態と同等の作用効果が得られる。なお、このとき、巻取ロール44の回転軸44Aは、払拭部材60を繰出ロール42へ巻き戻せるように、図2における時計回り方向へはフリー回転可能になっている。また、フレーム部材70の下面71の長さが、支持ロール50の周長よりも短い長さとされていると、支持ロール50の周長以上とされている場合に比べて、インクジェット記録装置10のコンパクト化が図れる利点がある。
また、貯留部材66は、払拭部材60がノズル面21に押し付けられて支持ロール50が相対的に下降することにより、その支持ロール50の下部を洗浄液Sに浸漬可能に配置されている。したがって、例えば支持ロール50の下部に洗浄液Sを吹き付けて供給する場合に比べて、支持ロール50に対して洗浄液Sが斑なく供給される。また、例えば昇降機構により貯留部材66を上昇させて支持ロール50の下部に洗浄液Sを供給する場合に比べて、支持ロール50に対して洗浄液Sを供給する構成が簡易となる。
以上、本実施形態に係るノズル面払拭装置40及びインクジェット記録装置10について、図面を基に説明したが、本実施形態に係るノズル面払拭装置40及びインクジェット記録装置10は、図示のものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。例えば、供給手段64は、図示のものに限定されるものではない。
また、本実施形態に係るインクジェット記録装置10は、複写機、プリンター複合機、ワークステーション等の出力機器として用いられる記録装置など、記録用紙P上への文字や画像の記録に用いられるものに限定されるものではなく、例えば、高分子フィルムやガラス上に着色インクを吐出して行うディスプレイ用のカラーフィルターの作製などにも適用することが可能である。
すなわち、本実施形態における「記録媒体」には、記録用紙P以外に、例えばOHPシートや配線パターン等が形成される基板なども含まれる。そして、本実施形態における「画像」には、一般的な画像(文字、絵、写真等)のみならず、インク滴が記録媒体上に着弾されることで得られるドットのパターン(配線パターン)なども含まれる。
10 インクジェット記録装置(液滴吐出装置の一例)
20 インクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッドの一例)
21 ノズル面
23 システム制御部(制御部の一例)
40 ノズル面払拭装置
50 支持ロール(回転ロールの一例)
60 払拭部材
64 供給手段
66 貯留部材
70 フレーム部材
D1 第1境界部
D2 第2境界部

Claims (7)

  1. 繰出方向及びそれとは反対の巻戻方向に移動可能に構成され、液滴吐出ヘッドとの相対的な移動に伴って該液滴吐出ヘッドのノズル面を払拭する払拭部材と、
    前記払拭部材に下方から接触して回転しつつ、前記ノズル面に前記払拭部材を接触させる回転ロールと、
    前記回転ロールに洗浄液を供給する供給手段と、
    を備えた液滴吐出ヘッドのノズル面払拭装置。
  2. 前記供給手段は、前記回転ロールの下部が浸漬可能なように前記洗浄液を貯留する貯留部材で構成されている請求項1に記載の液滴吐出ヘッドのノズル面払拭装置。
  3. 前記供給手段は、前記払拭部材が前記ノズル面に押し付けられて相対的に下降することにより、前記回転ロールの下部を前記洗浄液に浸漬させる請求項2に記載の液滴吐出ヘッドのノズル面払拭装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のノズル面払拭装置と、
    前記ノズル面払拭装置に対して前記巻戻方向に相対的に移動する液滴吐出ヘッドと、
    前記回転ロールの周長以上の長さを有する下面が前記ノズル面と同じ高さ位置になるように前記液滴吐出ヘッドに隣接して配置され、該液滴吐出ヘッドの相対的な移動に連続して前記払拭部材が接触するフレーム部材と、
    を備えた液滴吐出装置。
  5. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のノズル面払拭装置と、
    前記ノズル面払拭装置に対して前記巻戻方向に相対的に移動する液滴吐出ヘッドと、
    前記回転ロールの周長よりも短い長さを有する下面が前記ノズル面と同じ高さ位置になるように前記液滴吐出ヘッドに隣接して配置され、該液滴吐出ヘッドの相対的な移動に連続して前記払拭部材が接触するフレーム部材と、
    を備えた液滴吐出装置。
  6. 前記液滴吐出ヘッドのノズル面に対する払拭開始時に、該液滴吐出ヘッドのノズル面と前記フレーム部材の下面との第1境界部に、前記払拭部材の使用領域と未使用領域との第2境界部を配置させるとともに、該第2境界部よりも前記払拭部材の繰出方向上流側で、かつ前記供給手段により前記洗浄液が供給される部位よりも前記払拭部材の繰出方向下流側の範囲を前記洗浄液で濡らしておくように、前記フレーム部材に対する前記払拭部材の移動を制御する制御部を備えた請求項4又は請求項5に記載の液滴吐出装置。
  7. 前記制御部は、前記液滴吐出ヘッドのノズル面に対する払拭終了後に、前記第2境界部が予め決められた繰出位置に位置するように前記払拭部材の移動を制御する請求項6に記載の液滴吐出装置。
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