JP2009012224A - 流体吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘッドのノズル面の拭き取りが適切に行われる流体吐出装置を実現する。
【解決手段】ノズルを備え、該ノズルから流体を吐出するためのヘッドと、該ヘッドのノズル面を拭き取るためのシート状の拭き取り部材であって、該拭き取り部材の一部分が前記ノズル面に接触している状態で前記ノズル面に対して相対移動することにより、該拭き取り部材の、前記ノズル面に接触していなかった他の部分、が順次前記ノズル面に接触して該ノズル面を拭き取る拭き取り部材と、を有することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、流体吐出装置に関する。特に、ノズルを備え、該ノズルから流体を吐出するためのヘッドと、該ヘッドのノズル面を拭き取るため拭き取り部材と、を有する流体吐出装置に関する。
ノズルを備え、該ノズルから流体の一例としてのインクを吐出するためのヘッド、を有する流体吐出装置の一例としてのインクジェットプリンタは、既によく知られている。このようなインクジェットプリンタにおいては、ヘッドが、搬送中の紙等の媒体に対してノズルからインクを吐出することによって、媒体にドットを形成し、画像を媒体に印刷する。
特開2000−6437号公報
上記インクジェットプリンタには、ヘッドのクリーニングを行う機能が備えられている。そして、例えば、当該クリーニングにおいては、先ず、吸引機構によりヘッドからノズルを介してインクが吸引され、これに引き続いて、ヘッドのノズル面(下面)の拭き取りが行われる。そして、従来、当該拭き取りとして、ゴム製のブレードによる拭き取りが行われていた。
しかしながら、このようなゴム製のブレードによる拭き取りでは、当該拭き取りが適切に行われない(拭き取りが不十分となる)問題が生じる場合があった。したがって、ヘッドのノズル面の拭き取りを適切に行うための新たな方策が要請されていた。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ヘッドのノズル面の拭き取りが適切に行われる流体吐出装置を実現することにある。
主たる本発明は、ノズルを備え、該ノズルから流体を吐出するためのヘッドと、該ヘッドのノズル面を拭き取るためのシート状の拭き取り部材であって、該拭き取り部材の一部分が前記ノズル面に接触している状態で前記ノズル面に対して相対移動することにより、該拭き取り部材の、前記ノズル面に接触していなかった他の部分、が順次前記ノズル面に接触して該ノズル面を拭き取る拭き取り部材と、を有することを特徴とする流体吐出装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。
ノズルを備え、該ノズルから流体を吐出するためのヘッドと、該ヘッドのノズル面を拭き取るためのシート状の拭き取り部材であって、該拭き取り部材の一部分が前記ノズル面に接触している状態で前記ノズル面に対して相対移動することにより、該拭き取り部材の、前記ノズル面に接触していなかった他の部分、が順次前記ノズル面に接触して該ノズル面を拭き取る拭き取り部材と、を有することを特徴とする流体吐出装置。
かかる流体吐出装置によれば、ヘッドのノズル面の拭き取りが適切に行われる。
また、前記拭き取り部材は、湿った布であり、該布を湿潤液で湿らせるための湿潤部を備えることとしてもよい。
かかる場合には、ノズル面が傷つくことなく、ノズル面の拭き取りが行われる。
また、前記拭き取り部材は、該拭き取り部材の一部分が前記ノズル面に接触している状態で前記ノズル面に対して該ノズル面の短手方向に沿って相対移動することにより、該拭き取り部材の、前記ノズル面に接触していなかった他の部分、が順次前記ノズル面に接触して該ノズル面を拭き取ることとしてもよい。
かかる場合には、拭き取り装置が小型化される。
また、前記拭き取り部材による拭き取りが行われる際に移動して、前記拭き取り部材を押圧することにより前記拭き取り部材の一部分を前記ノズル面の長手方向一端から他端に亘って該ノズル面に接触させる押圧部材、を有し、前記拭き取り部材は、該拭き取り部材の一部分が前記ノズル面の長手方向一端から他端に亘って該ノズル面に接触している状態で前記ノズル面に対して該ノズル面の短手方向に沿って相対移動することとしてもよい。
かかる場合には、押圧部材を移動させる機構が簡易なものとなる。
また、前記拭き取り部材による拭き取りが行われる際に、前記拭き取り部材を押圧することにより前記拭き取り部材の一部分を前記ノズル面に接触させる押圧ローラであって、前記拭き取り部材の、前記ノズル面の長手方向における接触位置、を変更させつつ、前記ノズル面の長手方向に沿って移動する押圧ローラ、を有することとしてもよい。
かかる場合には、押圧部材を小型化することができる。
===プリンタ1の構成===
図1は、流体吐出装置の一例としてのインクジェットプリンタ(以下、プリンタ1ともいう)の全体構成のブロック図である。なお、本実施の形態に係るプリンタ1は、ヘッドをキャリッジによって移動させるものではなく、紙幅分の長さの固定されたヘッド(ラインヘッド)を用いるラインプリンタと呼ばれるものである。以下、プリンタの基本的な構成について説明する。
プリンタ1は、搬送ユニット20、ヘッドユニット40、検出器群50、及びコントローラ60を有する。外部装置であるコンピュータ110から印刷データを受信したプリンタ1は、コントローラ60によって各ユニット(搬送ユニット20、ヘッドユニット40)を制御する。コントローラ60は、コンピュータ110から受信した印刷データに基づいて、各ユニットを制御し、紙Sに画像を印刷する。プリンタ1内の状況は検出器群50によって監視されており、検出器群50は、検出結果をコントローラ60に出力する。コントローラ60は、検出器群50から出力された検出結果に基づいて、各ユニットを制御する。
搬送ユニット20は、媒体(例えば、紙Sなど)を所定の搬送方向に搬送させるためのものである。この搬送ユニット20は、紙挿入口に挿入された紙Sをプリンタ内に給紙するための給紙ローラと、給紙ローラによって給紙された紙Sを印刷可能な領域まで搬送するための搬送ローラと、印刷中の紙Sを支持するためのプラテン22(図3等参照)と、紙Sをプリンタの外部に排出するための排紙ローラとを有する。
ヘッドユニット40は、複数のノズル44を備えたヘッド42と、該ヘッド42のノズル面46を拭き取るための拭き取り装置48と、を有している。
ヘッド42は、搬送中の紙Sに対してノズル44から流体の一例としてのインクを吐出することによって、ヘッド42と対向する紙Sにドットを形成し、画像を紙Sに印刷する。前述したとおり、本実施の形態に係るヘッド42は、ラインヘッドであり、前記搬送方向と直交する方向(すなわち、紙幅方向)に長尺な、固定された(移動不可能な)部材である。そして、当該ヘッド42は、紙幅分のドットを一度に形成することができる。
図2は、ヘッド42のノズル面46(すなわち、ヘッド42の下面)におけるノズル44の配置を示した説明図である。ノズル面46には、ブラックインクノズル列K、シアンインクノズル列C、マゼンタインクノズル列M及びイエローインクノズル列Yが形成されている。各ノズル列は、ノズル44を複数個備えており、各ノズル列の複数のノズルは、紙幅方向に沿って、一定のノズルピッチで並んでいる。なお、拭き取り装置48については、後に詳述する。
検出器群50には、各種のセンサ等が含まれており、後述する検知センサも検出器群50に含まれる。
コントローラ60は、プリンタの制御を行うための制御ユニット(制御部)である。コントローラ60は、インターフェース部61と、CPU62と、メモリ63と、ユニット制御回路64とを有する。インターフェース部61は、外部装置であるコンピュータ110とプリンタ1との間でデータの送受信を行う。CPU62は、プリンタ全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリ63は、CPU62のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものであり、揮発性のメモリであるRAM、不揮発性のメモリであるEEPROM等の記憶素子を有する。CPU62は、メモリ63に格納されているプログラムに従って、ユニット制御回路64を介して各ユニットを制御する。
===拭き取り装置48について===
発明が解決しようとする課題で説明したように、インクジェットプリンタには、一般的に、ヘッドのクリーニングを行う機能が備えられており、当該クリーニングにおいては、例えば、先ず、吸引機構によりヘッドからノズルを介してインクが吸引され、これに引き続いて、ヘッドのノズル面(下面)の拭き取りが行われる。そして、本実施の形態に係るプリンタ1にもヘッド42のクリーニングを行う当該機能が備えられているが、本実施の形態においては、クリーニングの際に、インク吸引とノズル面拭き取りの双方が行われるのでなく、双方のうち、以下で詳述する拭き取り装置48、によるノズル面拭き取りのみが行われる。すなわち、本実施の形態においては、ヘッドのクリーニングを行う機能としてのインク吸引が省略されており、したがって、本実施の形態に係る拭き取り装置48によるノズル面拭き取りは、従来のインク吸引及びノズル面拭き取り、と置換されるものである。
以下、本実施の形態に係る拭き取り装置48の構成及び動作について説明する。なお、当該動作は、主として、プリンタ1内のコントローラ60により実現される。特に、本実施の形態においては、メモリ63に格納されたプログラムをCPU62が処理することにより実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図3乃至図5は、拭き取り装置48とその周辺の周辺部材(ヘッド42、プラテン22等)を示した模式図(概念図)である。図3は、拭き取り装置48が待機状態にあるときの(すなわち、拭き取り装置48が動作していないときの)拭き取り装置48及び周辺部材の様子を示した模式図である。図4は、拭き取り装置48が作動状態にあるときの(すなわち、拭き取り装置48が動作しているときの)拭き取り装置48及び周辺部材の様子を示した模式図である。図5は、図4のA−A断面を表したA−A断面模式図である。なお、図3には、紙Sが表されている。すなわち、拭き取り装置48の待機状態としては、印刷が行われているときに拭き取り装置48が待機する印刷時待機状態と印刷が行われていないときに拭き取り装置48が待機する非印刷時待機状態とがあるが、図3には、前者を示している。
拭き取り装置48は、シート状の拭き取り部材の一例としての布400と、湿潤部420と、押圧部材440と、を備えている。この拭き取り装置48は、図3や図4に示すように、前記搬送方向において、前述したプラテン22の間に設けられており、かつ、ヘッド42の位置に対応した位置に備えられている。すなわち、プラテン22には、前記搬送方向におけるヘッド42の位置、に対応した位置に、前記紙幅方向(換言すれば、ヘッド42のノズル面46の長手方向)に沿った溝22aが設けられており、当該溝22aに拭き取り装置48が備えられている。
布400は、ヘッド42のノズル面46に接触して当該ノズル面46を拭き取るためのシート状の拭き取り部材である。この布400は、ロール布であり、当該布400には、ロール状になっている部分(ロール部)と、ロール状になっていない部分(非ロール部406)とがある。より具体的には、図3や図4に示すように、布400には、2つのロール部(以下、搬送方向上流側のロール部を上流側ロール部402と、搬送方向下流側のロール部を下流側ロール部404と、それぞれ呼ぶ)が備えられている。そして、前記搬送方向において、上流側ロール部402と下流側ロール部404との間に、非ロール部406が位置しており、かつ、非ロール部406の前記搬送方向における中央部分が、ヘッド42のノズル面46と対向している。なお、図3や図4に示すように、非ロール部406は、上流側ロール部402や下流側ロール部404よりも上方に位置している。また、非ロール部406の上下方向における位置は、これらのロール部に近づくほど低く、前記中央部分に近づくほど高くなっており、非ロール部406の当該中央部分が、非ロール部406の中で最も上方に位置している。
また、非ロール部406の上下方向の位置は、拭き取り装置48が前記待機状態にあるときと前記作動状態にあるときとで異なっている。すなわち、図3に示すように、拭き取り装置48が待機状態にあるときには、印刷時の紙Sの搬送が阻害されないように、非ロール部406は、プラテン22の上面22bよりも下方に位置している(本実施の形態においては、非ロール部406は、非ロール部406の中で最も上方に位置する前記中央部分が僅かに前記上面22bよりも下方に位置する状態となっている)。一方で、図4に示すように、拭き取り装置48が作動状態にあるときには、非ロール部406は、待機状態のときよりも上方に位置し、ノズル面46を拭き取るために、前記中央部分が、ノズル面46に接触している。なお、図5に示すように、布400の幅(すなわち、前記紙幅方向における布400の長さ)は、ヘッド42のノズル面46の前記長手方向における長さよりも大きくなっており、かつ、布400の前記紙幅方向における中央位置がノズル面46の前記長手方向における中央位置と略一致しているため、前記中央部分は、ノズル面46の長手方向一端から他端に亘ってノズル面46に接触することとなる。また、後に詳述するが、待機状態、作動状態間の非ロール部406の上下方向における位置変えは、押圧部材440の上下方向における移動により実現される。
そして、前記作動状態において、非ロール部406は、ノズル面46に接触した状態で、図4の非ロール部406において矢印で示された方向、すなわち、前記搬送方向上流側から下流側へと移動する。つまり、布400の非ロール部406は、該布400の一部分がノズル面46の長手方向一端から他端に亘ってノズル面46に接触している状態で、(当該接触位置にて)ノズル面46に対してノズル面46の短手方向に沿って相対移動する。そして、このことにより、布400の、前記一部分よりも前記搬送方向上流側に位置し、かつ、ノズル面46に接触していなかった他の部分、が順次ノズル面46に接触して(すなわち、当該他の部分が、順次前記中央部分へ移動して)、ノズル面46の拭き取りが行われることとなる。
なお、かかる布400の移動は、不図示のモータにより実現される。すなわち、上流側ロール部402及び下流側ロール部404の芯に相当する箇所には、それぞれ、上流側回転軸408及び下流側回転軸410が設けられており、上流側ロール部402は上流側回転軸408に、下流側ロール部404は下流側回転軸410に、それぞれ支持されている。そして、下流側回転軸410には、不図示のモータの回転力が伝達されるようになっており、当該回転力が伝達されると、下流側回転軸410が回転して、布400が巻き取られるようになっている。当該事項についてより具体的に説明すると、前記モータの回転力が下流側回転軸410に伝達されると、非ロール部406が下流側ロール部404の方へ巻き取られるように下流側回転軸410が回転する(すなわち、図4の下流側回転軸410において矢印で示された方向(反時計回り)に回転する)。そして、このことにより、布400の非ロール部406は、図4の非ロール部406において矢印で示された方向、すなわち、前記搬送方向上流側から下流側へと移動する。なお、かかる際には、上流側回転軸408は、従動軸として機能し、図4の上流側回転軸408において矢印で示された方向(反時計回り)に回転する。
ところで、ノズル面46の拭き取りのために、非ロール部406が前記搬送方向上流側から下流側へと移動する際には、布400の非ロール部406に位置していた部分が、下流側回転軸410の回転により巻き取られて下流側ロール部404に位置するようになる。また、これと共に、布400の上流側ロール部402に位置していた部分が、引き出されて新たに非ロール部406に位置するようになる。そのため、ノズル面46の拭き取りが何度か実行されると、やがて、上流側ロール部402には、引き出されるべき布が存在しなくなる。
かかる事項に鑑みて、本実施の形態においては、布400の巻き戻しができるようになっている。すなわち、本実施の形態に係るプリンタ1には、引き出されるべき布が上流側ロール部402において残り少なくなったことを検知する不図示の検知センサ(例えば、上流側ロール部402の径方向の厚みを検知する検知センサ)が設けられており、ノズル面46の拭き取りが終了して拭き取り装置48が待機状態へ移行してから直ちに、当該検知センサが作動するようになっている。そして、検知センサが、引き出されるべき布が上流側ロール部402において残り少なくなったことを検知した場合には、布400の巻き戻し(すなわち、非ロール部406の前記搬送方向下流側から上流側への移動)が、実行される。
このことを実現するために、本実施の形態においては、下流側回転軸410だけでなく上流側回転軸408にもモータの回転力が伝達されるようになっており、当該回転力が伝達されると、上流側回転軸408が回転して、布400が巻き取られるようになっている。モータの回転力が上流側回転軸408に伝達されると、非ロール部406が上流側ロール部402の方へ巻き取られるように上流側回転軸408が回転する(すなわち、図4の上流側回転軸408において矢印で示された方向とは反対方向(時計回り)に回転する)。そして、このことにより、布400の非ロール部406は、図4の非ロール部406において矢印で示された方向とは反対方向、すなわち、前記搬送方向下流側から上流側へと移動する。なお、かかる際には、下流側回転軸410は、従動軸として機能し、図4の下流側回転軸410において矢印で示された方向とは反対方向(時計回り)に回転する。
なお、モータの回転力の上流側回転軸408や下流側回転軸410への伝達は、ギア、カム等から構成される公知の伝達機構により実現される。
湿潤部420は、布400を湿潤液Wで湿らせる(濡らす)ためのものである。この湿潤部420は、湿潤液Wの入った、前記搬送方向と直交する方向(すなわち、紙幅方向)に長尺な容器である。湿潤部420には、前記上流側ロール部402が収容されており、当該上流側ロール部402は、常時湿潤液Wに浸っている。そして、ノズル面46の拭き取りが行われる際には、布400の上流側ロール部402に位置していた湿った部分が、引き出されて非ロール部406に位置するようになり、その後やがて、当該部分が、ノズル面46に湿った状態で接触することとなる。つまり、ノズル面46は、湿った(濡れた)布400で拭き取られることとなる。なお、本実施の形態においては、湿潤液Wとして、純水を用いているが、これに限定されるものではなく、例えは、通常の水や水以外の液体を用いてもよい。
押圧部材440は、布400による拭き取りが行われる際に移動して、布400を押圧することにより布400の一部分をノズル面46の長手方向一端から他端に亘って当該ノズル面46に接触させる。この押圧部材440は、前記搬送方向と直交する方向(すなわち、紙幅方向)に長尺な(図5参照)ゴム等の弾性体である。押圧部材440は、図3や図4に示すように、前記搬送方向において、上流側ロール部402と下流側ロール部404との間に位置しており、かつ、ノズル面46の位置に対応した位置に備えられている。
また、押圧部材440は、拭き取り装置48が待機状態から作動状態へ移行する際(拭き取りが開始される際)、及び、作動状態から待機状態へ移行する際(拭き取りが終了する際)、に上下方向に移動する。
すなわち、図3に示すように、拭き取り装置48が待機状態にあるときには、押圧部材440は、プラテン22の上面22bよりも下方に位置している(そのため、前述したとおり、非ロール部406も当該上面22bよりも下方に位置し、このことにより、印刷時の紙Sの搬送が阻害されることが防止されている)。そして、拭き取り装置48が待機状態から作動状態へ移行する際に、押圧部材440は、上方向へ移動する。このことにより、図4に示すように、布400の非ロール部406は、当該押圧部材440により押圧され、布400の一部分がノズル面46に接触することとなる。そして、非ロール部406が、当該一部分がノズル面46に接触している状態で、ノズル面46に対して相対移動することにより、布400の、ノズル面46に接触していなかった他の部分、が順次ノズル面46に接触して、ノズル面46の拭き取りが行われることとなる(かかる際には、押圧部材440は、移動せず、したがって、非ロール部406のノズル面46への接触を維持する役割を果たす)。
一方、拭き取りが終了して、拭き取り装置48が作動状態から待機状態へ移行する際には、押圧部材440は、下方向へ移動する。このことにより、布400の非ロール部406は、重力により落下し、布400がノズル面46から離間することとなる。なお、押圧部材440が下方向へ移動する際には、下流側回転軸410にモータの回転力が伝達されて、下流側回転軸410の回転により非ロール部406が下流側ロール部404の方へ巻き取られる。このことにより、布400は、待機状態において、弛んだ状態ではなく、図3に示した状態となる。
なお、図5に示すように、前記紙幅方向における押圧部材440の長さは、ヘッド42のノズル面46の前記長手方向における長さよりも大きくなっており、かつ、押圧部材440の前記紙幅方向における中央位置がノズル面46の前記長手方向における中央位置と略一致している。そのため、押圧部材440は、適切に、ノズル面46の長手方向一端から他端に亘って当該ノズル面46に布400を接触させることとなる。また、押圧部材440は、モータの回転力が当該押圧部材440に伝達されることにより移動し、モータの回転力の押圧部材440への伝達は、ギア、カム等から構成される公知の伝達機構により実現される。
===本実施の形態に係るプリンタ1の有効性について===
本実施の形態に係るプリンタ1は、ノズル44を備え、該ノズル44からインクを吐出するためのヘッド42と、該ヘッド42のノズル面46を拭き取るための布400(シート状の拭き取り部材)であって、該布400の一部分がノズル面46に接触している状態でノズル面46に対して相対移動することにより、該布400の、ノズル面46に接触していなかった他の部分、が順次ノズル面46に接触して該ノズル面46を拭き取る布400と、を有している。このことにより、ヘッド42のノズル面46の拭き取りが適切に行われることとなる。
すなわち、従来は、ノズル面の拭き取りとして、発明が解決しようとする課題の項で説明したように、ゴム製のブレードによる拭き取りが行われ、当該ブレードがノズル面に対してノズル面の長手方向に沿って移動することにより、前記拭き取りが行われていた。そして、かかる拭き取り方法には、以下の問題があった。
すなわち、かかる拭き取り方法が実行される際には、ブレードは、ノズル面上のあるポイント(ノズル面上の一点。当該あるポイントを、以下、被拭き取りポイントと呼ぶ)を一瞬で通り過ぎてしまう。そのため、かかる場合には、当該被拭き取りポイントの拭き取りが適切に行われない恐れがある。
これに対し、本実施の形態に係る拭き取り部材としての布400は、該布400の一部分がノズル面46に接触している状態でノズル面46に対して相対移動することにより、該布400の、ノズル面46に接触していなかった他の部分、が順次ノズル面46に接触して該ノズル面46を拭き取る。そのため、前記被拭き取りポイントに、布400の互いに異なる部分が次々と連続して当たることとなり、当該被拭き取りポイントの拭き取りが適切に行われることとなる。
また、このような拭き取りを実現するための拭き取り部材は、被拭き取りポイントに拭き取り部材の互いに異なる部分を次々と連続して当てるようにしているため、大型化する傾向にある(拭き取り部材の長さが長くなる)。特に、ヘッド42として長尺な形状を有するラインヘッドを用いる場合には、当該大型化に拍車がかかる(拭き取り部材の幅も広くなる)。このことに鑑みて、本実施の形態においては、拭き取り部材を、シート状の部材(布400)、すなわち、厚みが殆どない部材、としており、このことにより、拭き取り部材をプリンタ1に適切に設置することができるようになる(逆に、拭き取り部材をシート状の部材にしないと、プリンタ1に拭き取り部材を適切に設置することができず、このような拭き取りの実現は不可能である)。
つまり、本実施の形態においては、上述した拭き取り方法、すなわち、拭き取り部材の一部分がノズル面46に接触している状態で拭き取り部材がノズル面46に対して相対移動することにより、該拭き取り部材の、ノズル面46に接触していなかった他の部分、が順次ノズル面46に接触して該ノズル面46を拭き取る拭き取り方法、を実現するために、拭き取り部材を、従来のブレードタイプの拭き取り部材でなく、シート状の拭き取り部材としている。そして、拭き取り部材をシート状部材とすることにより実現された当該拭き取り方法により、ヘッド42のノズル面46の拭き取りが適切に行われることとなる。
===その他の実施の形態===
以上、上記実施の形態に基づき本発明に係る流体吐出装置を説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
また、上記実施の形態においては、流体吐出装置の一例としてインクジェットプリンタについて説明したが、これに限定されるものではなく、インク以外の他の流体(液体や、機能材料の粒子が分散されている液状体、ジェルのような流状体、流体として流して吐出できる固体を含む)を噴射したり吐出したりする流体吐出装置に具体化することもできる。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を吐出する液状体吐出装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を吐出する液体吐出装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を吐出する液体吐出装置であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を吐出する液体吐出装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に吐出する液体吐出装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を吐出する液体吐出装置、ジェルを吐出する流状体吐出装置、トナーなどの粉体を例とする固体を吐出する粉体吐出式記録装置であってもよい。そして、これらのうちいずれか一種の吐出装置に本発明を適用することができる。
また、上記実施の形態においては、ヘッドとして、ラインヘッドを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、キャリッジに設けられ、当該キャリッジの移動に伴って前記紙幅方向に移動するシリアルヘッドであってもよい。
また、上記実施の形態においては、シート状の拭き取り部材として、布400を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、紙等であってもよい。
また、上記実施の形態において、拭き取り部材は、湿った布400であり、該布400を湿潤液Wで湿らせるための湿潤部420を備えることとした。すなわち、湿潤部420により湿らされた布400で、ノズル面46が拭き取られることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、プリンタ1には湿潤部が備えられておらず、乾いた布でノズル面46が拭き取られることとしてもよい。
ただし、ノズル面46が傷つくことなく、ノズル面46の拭き取りが行われる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。また、拭き取り時間を十分長くすれば、布400に染み込んだ湿潤液Wがノズル44の目詰まりを解消する機能を発揮し得る。したがって、前述した吸引機構を不要とすることが可能となり、かかる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
また、上記実施の形態において、布400は、該布400の一部分がノズル面46に接触している状態でノズル面46に対して該ノズル面46の短手方向に沿って相対移動することにより、該布400の、ノズル面46に接触していなかった他の部分、が順次ノズル面46に接触して該ノズル面46を拭き取ることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、布400は、該布400の一部分がノズル面46に接触している状態でノズル面46に対して該ノズル面46の長手方向に沿って相対移動することにより、該布400の、ノズル面46に接触していなかった他の部分、が順次ノズル面46に接触して該ノズル面46を拭き取ることとしてもよい。
ただし、拭き取り装置48が小型化される点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
また、上記実施の形態に係るプリンタ1は、布400による拭き取りが行われる際に、布400を押圧することにより当該布400の一部分をノズル面46に接触させる押圧部材、を備えることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、プリンタには、このような押圧部材が備えられておらず、かかる押圧部材の代わりに布自体を上下方向に移動させる機構が設けられており、当該機構が、布を上方向に移動させて、布の一部分をノズル面に接触させることとしてもよい。
また、上記実施の形態においては、かかる押圧部材として、拭き取りが行われる際に移動して、布400の一部分をノズル面46の長手方向一端から他端に亘ってノズル面46に接触させる押圧部材440を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、以下に説明する押圧部材(押圧ローラ460)であってもよい。
図6は、図5に対応した図であり、押圧ローラ460を説明するための説明図である。押圧ローラ460は、表面がゴム等の弾性体からなるローラである。この押圧ローラ460は、前記押圧部材440と同様、前記搬送方向において、上流側ロール部402と下流側ロール部404との間に位置しており、かつ、ノズル面46の位置に対応した位置に備えられている。また、拭き取り装置48が待機状態から作動状態へ移行する際(拭き取りが開始される際)、及び、作動状態から待機状態へ移行する際(拭き取りが終了する際)、に上下方向に移動する点についても、押圧部材440と同様である。
すなわち、拭き取り装置48が待機状態にあるときには、押圧ローラ460は、プラテン22の上面22bよりも下方に位置している。そして、拭き取り装置48が待機状態から作動状態へ移行する際に、押圧ローラ460は、上方向へ移動する。このことにより、図6の実線部に示すように、布400の非ロール部406は、当該押圧ローラ460により押圧され、布400の一部分がノズル面46に接触することとなる。
そして、非ロール部406が、当該一部分がノズル面46に接触している状態で、ノズル面46に対して該ノズル面46の短手方向に沿って相対移動することにより、布400の、ノズル面46に接触していなかった他の部分、が順次ノズル面46に接触して、ノズル面46の拭き取りが行われることとなるが、かかる際に、前記押圧部材440とは異なり、押圧ローラ460も、布400の、ノズル面46の長手方向における接触位置、を変更させつつ、ノズル面46の長手方向に沿って移動する(図6の矢印及び破線部参照。なお、前記拭き取りが適切に行われるように、本実施の形態において、押圧ローラ460の移動速度は、布400の移動速度よりも遅くなっている。)
一方、拭き取りが終了して、拭き取り装置48が作動状態から待機状態へ移行する際には、押圧ローラ460は、下方向へ移動する。このことにより、布400の非ロール部406は、重力により落下し、布400がノズル面46から離間することとなる。なお、押圧ローラ460は、モータの回転力が当該押圧ローラ460に伝達されることにより、上下方向に、又は、前記長手方向に沿って移動し、モータの回転力の押圧ローラ460への伝達は、ギア、カム等から構成される公知の伝達機構により実現される。
このように、布400をノズル面46に接触させる押圧部材は、前記押圧部材440及び前記押圧ローラ460のどちらであっても構わない。前者については、ノズル面46の長手方向に沿って押圧部材を移動させる機構が必要ないため、押圧部材を移動させる機構が簡易なものとなる点で望ましく、一方、後者については、押圧部材を紙幅方向に長尺な形状とする必要がないため、押圧部材を小型化することができる点で望ましい。
また、上記実施の形態に係るプリンタ1においては、ヘッドからノズルを介してインクを吸引する吸引機構が省略されていることとしたが、これに限定されるものではなく、当該吸引機構がプリンタに設けられていることとしてもよい。
プリンタ1の全体構成のブロック図である。 ヘッド42のノズル面46におけるノズル44の配置を示した説明図である。 拭き取り装置48が待機状態にあるときの拭き取り装置48及び周辺部材の様子を示した模式図である。 拭き取り装置48が作動状態にあるときの拭き取り装置48及び周辺部材の様子を示した模式図である。 図4のA−A断面を表したA−A断面模式図である。 押圧ローラ460を説明するための説明図である。
符号の説明
1 プリンタ、20 搬送ユニット、22 プラテン、
22a 溝、22b 上面、40 ヘッドユニット、
42 ヘッド、44 ノズル、46 ノズル面、
48 拭き取り装置、50 検出器群、60 コントローラ、
61 インターフェース部、62 CPU、63 メモリ、
64 ユニット制御回路、110 コンピュータ、
400 布、402 上流側ロール部、404 下流側ロール部、
406 非ロール部、408 上流側回転軸、410 下流側回転軸、
420 湿潤部、440 押圧部材、460 押圧ローラ

Claims (5)

  1. ノズルを備え、該ノズルから流体を吐出するためのヘッドと、
    該ヘッドのノズル面を拭き取るためのシート状の拭き取り部材であって、
    該拭き取り部材の一部分が前記ノズル面に接触している状態で前記ノズル面に対して相対移動することにより、該拭き取り部材の、前記ノズル面に接触していなかった他の部分、が順次前記ノズル面に接触して該ノズル面を拭き取る拭き取り部材と、
    を有することを特徴とする流体吐出装置。
  2. 請求項1に記載の流体吐出装置において、
    前記拭き取り部材は、湿った布であり、該布を湿潤液で湿らせるための湿潤部を備えることを特徴とする流体吐出装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の流体吐出装置において、
    前記拭き取り部材は、該拭き取り部材の一部分が前記ノズル面に接触している状態で前記ノズル面に対して該ノズル面の短手方向に沿って相対移動することにより、該拭き取り部材の、前記ノズル面に接触していなかった他の部分、が順次前記ノズル面に接触して該ノズル面を拭き取ることを特徴とする流体吐出装置。
  4. 請求項3に記載の流体吐出装置において、
    前記拭き取り部材による拭き取りが行われる際に移動して、前記拭き取り部材を押圧することにより前記拭き取り部材の一部分を前記ノズル面の長手方向一端から他端に亘って該ノズル面に接触させる押圧部材、を有し、
    前記拭き取り部材は、該拭き取り部材の一部分が前記ノズル面の長手方向一端から他端に亘って該ノズル面に接触している状態で前記ノズル面に対して該ノズル面の短手方向に沿って相対移動することを特徴とする流体吐出装置。
  5. 請求項3に記載の流体吐出装置において、
    前記拭き取り部材による拭き取りが行われる際に、前記拭き取り部材を押圧することにより前記拭き取り部材の一部分を前記ノズル面に接触させる押圧ローラであって、前記拭き取り部材の、前記ノズル面の長手方向における接触位置、を変更させつつ、前記ノズル面の長手方向に沿って移動する押圧ローラ、を有することを特徴とする流体吐出装置。
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