JP2009012392A - 液体吐出装置、液体吐出方法 - Google Patents

液体吐出装置、液体吐出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】印刷時間を短縮すること
【解決手段】液体を吐出する複数のノズルと、液体が吐出されるべき時に吐出不良が発生する不良ノズルを検出するセンサと、前記不良ノズルから正常に液体が吐出されるように、前記不良ノズルを回復させる回復機構と、前記不良ノズルが検出された際に、前記回復機構により前記不良ノズルを回復させた後に液体を吐出する方法と、前記不良ノズルを回復させずに、前記不良ノズルを使用しないで液体を吐出する方法とを比較し、処理時間が短い方の方法で液体を吐出する制御部と、を備える液体吐出装置。
【選択図】図9

Description

本発明は、液体吐出装置、及び、液体吐出方法に関する。
液体吐出装置の1つとして、紙や布、フィルムなどの各種媒体にノズルからインクを吐出して印刷を行うインクジェットプリンタが知られている。近年、インクジェットプリンタの中でも、媒体の搬送方向と交差する方向に沿った紙幅の長さのノズル列を有するラインヘッドプリンタの開発が行われている。
ところで、インクジェットプリンタでは、インクの増粘やゴミの付着などにより、インクが正常に吐出されない吐出不良が発生することがある。吐出不良を発生する不良ノズルが検出された場合に、不良ノズルから正常にインクが吐出されるように、フラッシングやポンプ吸引などのクリーニング方法が提案されている。(特許文献1)
特開2003−118133号公報
しかし、クリーニング作業中は、印刷が一時中断されるため、クリーニングを行うことで、印刷時間(処理時間)が余分にかかってしまう。
そこで、本実施形態では、印刷時間を短縮することを目的とする。
課題を解決するための主たる発明は、液体を吐出する複数のノズルと、液体が吐出されるべき時に吐出不良が発生する不良ノズルを検出するセンサと、前記不良ノズルから正常に液体が吐出されるように、前記不良ノズルを回復させる回復機構と、前記不良ノズルが検出された際に、前記回復機構により前記不良ノズルを回復させた後に液体を吐出する方法と、前記不良ノズルを回復させずに、前記不良ノズルを使用しないで液体を吐出する方法とを比較し、処理時間が短い方の方法で液体を吐出する制御部と、を備える液体吐出装置である。
本発明の他の特徴は、本明細書、及び添付図面の記載により、明らかにする。
===開示の概要===
本明細書の記載、及び添付図面の記載により、少なくとも次のことが明らかとなる。
すなわち、液体を吐出する複数のノズルと、液体が吐出されるべき時に吐出不良が発生する不良ノズルを検出するセンサと、前記不良ノズルから正常に液体が吐出されるように、前記不良ノズルを回復させる回復機構と、前記不良ノズルが検出された際に、前記回復機構により前記不良ノズルを回復させた後に液体を吐出する方法と、前記不良ノズルを回復させずに、前記不良ノズルを使用しないで液体を吐出する方法とを比較し、処理時間が短い方の方法で液体を吐出する制御部と、を備える液体吐出装置を実現すること。
このような液体吐出装置によれば、処理時間を出来る限り短くすることができる。
かかる液体吐出装置であって、前記不良ノズルを使用しないで液体を吐出する場合、前記不良ノズルが割り当てられた画素に対して、正常に液体が吐出される他のノズルから液体が吐出されること。
このような液体吐出装置によれば、不良ノズルを使用しない場合においても、ドット抜けによる画像劣化を防止することができる。
かかる液体吐出装置であって、複数のノズルを有するノズル群が複数あり、前記制御部は、前記不良ノズルが検出された際に、前記回復機構により前記不良ノズルを回復させた後に液体を吐出する方法と、前記不良ノズルを回復させずに、前記不良ノズルが検出された前記ノズル群を使用しないで液体を吐出する方法と、を比較すること。
このような液体吐出装置によれば、処理時間を出来る限り短くすることが出来る。
かかる液体吐出装置であって、媒体を搬送方向に搬送する搬送機構を備え、複数の前記ノズル群は前記搬送方向に並んで配置され、前記不良ノズルが検出された前記ノズル群を使用しないで液体を吐出する場合に、前記搬送方向に並ぶ画素ごとに、前記不良ノズルが検出されなかった前記ノズル群が順に割り当てられること。
このような液体吐出装置によれば、あるノズル群が液体を吐出してから次の液体を吐出するまでの時間を出来る限り長く確保することができ、その間にあるノズルは次の液体を吐出する準備ができるため、媒体の搬送速度を出来る限り速くすることができる。その結果、処理時間を短くすることが出来る。また、ノズル群を均等に使用することができる。
かかる液体吐出装置であって、前記制御部は、前記回復機構により前記不良ノズルを回復させる時間に、全ての前記複数のノズルを用いて液体を吐出する時間を加えた時間と、前記不良ノズルを使用しないで液体を吐出する時間とを比較すること。
このような液体吐出装置によれば、処理時間が短くなる液体吐出方法を決定することができる。
かかる液体吐出装置であって、前記回復させた後に液体を吐出する方法と、前記不良ノズルを使用しないで液体を吐出する方法とを比較し、処理時間が等しい場合には、前記不良ノズルを使用しないで液体を吐出すること。
このような液体吐出装置によれば、回復機構による液体の消費を削減することができる。
また、液体を吐出する複数のノズルと、液体が吐出されるべき時に吐出不良が発生する不良ノズルを検出するセンサと、前記不良ノズルから正常に液体が吐出されるように、前記不良ノズルを回復させる回復機構とを備える液体吐出装置にて、前記センサにより不良ノズルの有無を検査するステップと、前記不良ノズルが検出された際には、前記回復機構により前記不良ノズルを回復させた後に液体を吐出する方法と、前記不良ノズルを回復させずに、前記不良ノズルを使用しないで液体を吐出する方法とを比較し、処理時間が短い方の方法を決定するステップと、決定した方法により液体を吐出するステップと、を有する液体吐出方法を実現すること。
このような液体吐出装置によれば、処理時間を出来る限り短くすることができる。
===ラインヘッドプリンタ===
以下、液体吐出装置をインクジェットプリンタとし、また、インクジェットプリンタの中のラインヘッドプリンタ(プリンタ1)を例に挙げて実施形態を説明する。
図1は、本実施形態のプリンタ1の全体構成ブロック図である。図2は、プリンタ1の断面図である。外部装置であるコンピュータ60から印刷データを受信したプリンタ1は、コントローラ10により、各ユニット(搬送ユニット20、ヘッドユニット30)を制御し、用紙Sに画像を形成する。また、プリンタ1内の状況を検出器群40が監視し、その検出結果に基づいて、コントローラ10は各ユニットを制御する。
コントローラ10は、プリンタ1の制御を行うための制御ユニットである。インターフェース部11は、外部装置であるコンピュータ60とプリンタ1との間でデータの送受信を行うためのものである。CPU12は、プリンタ1全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリ13は、CPU12のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものである。CPU12は、メモリ13に格納されているプログラムに従ったユニット制御回路14により各ユニットを制御する。
搬送ユニット20は、用紙Sを印刷可能な位置に送り込み、印刷時、搬送方向に所定の搬送量で用紙Sを搬送させるためのものであり、給紙ローラ21と、搬送モータ(不図示)と、搬送ローラ23と、プラテン24と、排紙ローラ25とを有する。給紙ローラ21を回転させ、印刷すべき用紙Sを搬送ローラ23まで送る。
ヘッドユニット30は、用紙Sにインクを吐出するためのものであり、4個のヘッド31(ノズル群)を有する。ヘッド31の下面には、インク吐出部であるノズルが複数設けられ、各ノズルには、インクが入ったインク室(不図示)が設けられている。用紙Sは搬送ユニット20により一定速度で停まることなく搬送され、用紙Sがヘッドユニット30の下を通る間に、各ノズルからインクが断続的に吐出される。その結果、用紙S上には搬送方向に沿った複数のドットからなるドット列が形成され、これらのドット列により画像が構成される。
〈ノズル面について〉
図3Aは、ヘッドユニット30の下面のノズル配列を示す図である。ヘッドユニット30は4個のヘッド31を有し、搬送方向の下流側から順に、第1ヘッド31(1)・第2ヘッド31(2)、第3ヘッド31(3)、第4ヘッド31(4)とする。
各ヘッド31の下面には紙幅方向に沿ったノズル列が4列形成され、下流側から順に、イエローインクノズル列Y・マゼンタインクノズル列M・シアンインクノズル列C・ブラックインクノズル列Kとなっている。
各ノズル列はノズルをn個ずつ備えており、n個のノズルは紙幅方向に一定の間隔Dで整列している。例えば、プリンタ1がA4サイズ紙(210mm×297mm)を全面印刷可能とし、A4サイズ紙の長辺297mmが紙幅方向に沿うように印刷されるとすると、ノズルは紙幅方向に297mm以上(印刷対象の幅以上)の長さに亘って並んでいる。また、各ノズル列において、紙幅方向の右側(ヘッドユニット30を下面から見た際の右側)のノズルほど若い番号が付されている(#i=1〜n)。
なお、本実施形態では、ノズル間隔Dを1600dpiとする。また、各ヘッド31のノズル列は紙幅方向にずれることはなく、例えば、各ノズル列の最も右側のノズル#1は搬送方向に沿って並んでいる。そのため、本実施形態のプリンタ1の紙幅方向における最高解像度は1600dpiとなる。
図3B及び図3Cは、ノズル配列の参考例を示す図である。本実施形態のノズル列では、ノズルが、紙幅方向に高密度(1600dpi)に長い領域に亘って(A4サイズの長辺程度)並んでいる。但し、ノズル間隔やノズル列の長さは、製造上の問題により制限される可能性がある。
例えば、図3Bに示すように、製造可能な最小ノズル間隔D1が400dpiである場合、4列のノズル列(Y1〜Y4)を紙幅方向に等間隔D(1600dpi)にずらすことで、ノズルを紙幅方向に高密度に配置することができる。
また、図3Cに示すように、製造可能な最長ノズル列長さD2が1インチであり、且つ、ノズル列からヘッド31の上流端部(または下流端部)の間隔D3がノズル間隔D以上である場合、複数のヘッドを千鳥に配列する。そして、紙幅方向に上流側のヘッド31Aの最下流ノズルと下流側のヘッド31Bの最上流ノズルとの間隔がノズル間隔Dとなるように、2つのヘッド31A・31Bを配置する。そうすることで、ノズルを紙幅方向に長い領域に亘って配置することができる。
〈インクの吐出方法〉
図4は、ノズルからインクを吐出させるための駆動信号DRVを示す図である。駆動信号DRVは繰返し周期T内に駆動パルスWを1つ有する。そして、各ノズルには、駆動素子(発熱素子)に駆動信号DRVを印加または遮断するスイッチ(不図示)が設けられている。駆動パルスWを駆動素子に印加するか、遮断するかは、スイッチ制御信号SWにより決定する。あるノズル#iに対するスイッチ制御信号SW(i)が「1」であれば駆動素子に駆動パルスWが印加され、スイッチ制御信号SWが「0」であれば駆動パルスWは遮断され、駆動素子に駆動パルスWは印加されない。
例えば、駆動素子がピエゾ素子であり、ピエゾ方式でインクが吐出される場合、駆動パルスWが各ノズルに設けられたピエゾ素子に印加されることで、インクが入ったインク室の容量が変化し、インクが吐出される。この他、サーマル方式でインクが吐出される場合には、駆動パルスWが各ノズルに設けられた発熱素子(ヒーター)に印加されることで、インク室内のインクを気化させ、その際に発生した気泡によりインクが吐出される。
そして、本実施形態では、駆動パルスWが駆動素子(発熱素子)に印加される、または、印加されない期間が、繰返し周期T内における吐出期間taとする。この吐出期間taにてインクが吐出されるため、ある1つの画素がノズル#iに割り当てられた場合、ノズル#iは、少なくとも吐出期間ta、ある1つの画素と対向している必要がある。
なお、「画素」とは、画像を構成する単位領域であり、画素が2次元的に並ぶことにより画像が構成される。本実施形態では、「搬送方向×紙幅方向の解像度」が「1600dpi×1600dpiの解像度」で印刷されるとする。この場合、1つの画素は「1/1600インチ×1/1600インチ」の大きさとなる。
また、繰返し周期T内において、吐出期間taの後には、駆動パルスWを有さない安定期間tbが設けられている。仮に、ノズル#iを用いてドットを形成した直後に、安定期間tbを置かずに、再びノズル#iを用いてドットを形成すると、正確にドットを形成することができない。なぜなら、インクを吐出した直後は、インク室内のインク容量が減ってしまっているからである。インク吐出直後、即ち、インクタンクからインク室内にインクが供給される前に、ノズル#iから再びインクを吐出させようとしても、正確な量のインクが吐出されないおそれがある。また、インク吐出直後は、ノズルのメニスカス(外部に露出しているインクの自由表面)が振動しているおそれがある。そうすると、正確な量のインクが吐出されない。
即ち、ノズル#iからインクを吐出してから、次にインクを吐出するまでの間に、ある程度の時間(安定期間tb)を置く必要がある。言い換えれば、同じノズルを用いて一定期間内に形成可能なドット数には限界があるということである。本実施形態では、繰返し周期T内に形成可能なドット数は1個とする。なお、本実施形態では、吐出期間taよりも安定期間tbの方が長く設定されている。
===不良ノズル検査方法とクリーニングについて===
インク内の水分はノズルのメニスカスから蒸発しやすく、蒸発によりインクの粘度は上昇してしまう(増粘)。インクが増粘すると、ノズルは目詰まりしやすくなる。また、ノズルのメニスカス表面から大気が混入すると、インク内に気泡が発生してしまう。ノズルの目詰まりや気泡の混入により、印刷データに基づいてノズルからインクを吐出させようとしても、インクが吐出されなかったり、適正な量のインクが吐出されなかったりして、画像が劣化してしまうおそれがある。
このように、インクが吐出されるべき時に、適正な量のインクが吐出されないノズルを不良ノズルとする。そして、不良ノズルをクリーニング動作(後述)により正常にインクが吐出されるように回復させることができる。
〈不良ノズル検査方法〉
本実施形態では、実際に印刷した結果に基づいて不良ノズルの有無を検査する。そのため、不良ノズル検査部41は、図2に示すように、ヘッドユニット30よりも下流側に設けられている。不良ノズル検査部41はセンサ部42と光源部43から成り、搬送される用紙Sよりも上側にセンサ部42と光源部43が設けられている。なお、センサ部42は、ノズル列(図3A)と同様に紙幅方向に長いラインセンサ(例:CCDセンサ)により構成される。
不良ノズルを検査する際には、光源部43からの光を印刷面に当て、その反射光をセンサ部42が読み取る。そして、読み取り結果から、ドット抜けやドット形成位置のずれ等を確認し、不良ノズルの有無を検査する。
〈クリーニング〉
本実施形態では、不良ノズル回復のためのクリーニング方法として、「フラッシング」を行う。フラッシングとは、強制的にノズルからインク滴を吐出させようとするクリーニング動作である。そのため、フラッシング(クリーニング)の前準備として、ノズル面とキャップ50(インク排出部)を対向させる必要がある。ノズル面とキャップ50が対向していれば、フラッシングにより排出されるインクをキャップ50が受け止めることができるため、プラテン24や媒体を汚してしまうことを防止できる。なお、キャップ50が受け止めたインクは、キャップ50内部の底面に接続されたチューブを介して、排インクタンクに排出される(不図示)。
ノズル面(ヘッドユニット30の下面)とキャップ50を対向させるために、図2に示すように、プラテン24の下側にキャップ50を設け、プラテン24とキャップ50とをヘッドユニット30側へ回転可能とする。即ち、印刷中は、プラテン24とノズル面とが対向し、プラテン24は用紙Sを支持する。そして、クリーニング時には、プラテン24とキャップ50を回転して、キャップ50とノズル面とを対向させ、フラッシングによる排インクをキャップ50が受け止められるようにする。
他にも、用紙Sが印刷されるエリア以外の領域(非印刷エリア)にキャップを設け、ヘッドユニット30を非印刷エリアに移動させることで、ノズル面とキャップを対向させたり、ヘッドユニット30の上方にキャップを設けて、ヘッドユニット30を回転させることにより、ノズル面とキャップを対向させたりしてもよい。
また、フラッシング以外のクリーニング動作として、キャップの底面に接続されたチューブにポンプを設けて、ノズル面を介したインク室内のインクを強制的に吸引したり(ポンプ吸引)、ゴム製のワイパー等でノズル面を擦って異物を除去したり(ワイピング)する方法が挙げられる。
これらのクリーニング動作により、不良ノズルであったノズルからも正常にインクが吐出されるようになる。なお、クリーニング中は、印刷が一時中断されるため、クリーニングを行った分だけ印刷時間が余分にかかってしまう。また、フラッシングやポンプ吸引を行うことにより、印刷以外の用途にインクが消費されてしまう。
===印刷方法について===
〈不良ノズルが検出されなかった場合の印刷方法〉
図5は、不良ノズルが検出されなかった場合の印刷方法を示す図である。用紙Sに描かれている升目の1つが1画素に相当し、紙幅方向に並ぶ画素を「行」で表す。図中では、1行目に形成されているドット(○)の中に数字の「1」が記されており、これは、第1ヘッド31(1)に属するノズルによりドットが形成されたことを示す。そして、2行目に形成されているドットには数字の「2」が記されており、2行目のドットは第2ヘッド31(2)に属するノズルにより形成されたことが分かる。同様に、3行目のドットは第3ヘッド31(3)により形成され、4行目のドットは第4ヘッド31(4)に形成されている。そして、5行目のドットには数字の「1」が記されており、5行目の画素に形成されているドットは、再び、第1ヘッド31(1)に属するノズルにより形成されたことが分かる。
即ち、紙幅方向に並ぶ1行の画素毎にドットを形成するヘッド31を変化させている。そして、搬送方向の下流側の画素から、第1ヘッド31(1)・第2ヘッド31(2)・第3ヘッド31(3)・第4ヘッド31(4)の順に、それぞれヘッド31が割り当てられている。
具体的に示すと、1行目・5行目・9行目…の画素には第1ヘッド31(1)に属するノズルが割り当てられ、2行目・6行目・10行目…の画素には第2ヘッド31(2)に属するノズルが割り当てられ、3行目・7行目・11行目…の画素には第3ヘッド31(3)に属するノズルが割り当てられ、4行目・8行目・12行目…の画素には第4ヘッド31(4)に属するノズルが割り当てられる。
つまり、不良ノズルが検出されなかった場合の印刷方法では、4個のヘッド31を順番に用いて、搬送方向に隣り合う画素に形成されるドットが、それぞれ異なるヘッド31に属するノズルに形成されるようにする。
図6Aは、比較例のプリンタの印刷方法を示す図であり、図6Bは、本実施形態のプリンタ1の印刷方法を示す図である。ここで、比較例のプリンタとして、図3Aに示す第1ヘッド31(1)のみを備えるプリンタを例に挙げる。この比較例のプリンタの場合、印刷対象となる全ての画素が第1ヘッド31(1)に割り当てられる。これに対して、本実施形態のプリンタでは、印刷対象となる画素がそれぞれ4個のヘッド31に順番に割り振られる。即ち、1個のヘッドに割り当てられる画素数は、印刷対象となる全ての画素数の1/4となる。ゆえに、比較例よりも本実施形態の方が、1個のヘッド31の使用頻度が少なくなり、ヘッド31の寿命を長くすることができる。
また、本実施形態では、搬送方向に並ぶ4個の画素に形成されるドットは、それぞれ異なるヘッド31により形成されている(図6B)。これに対して、比較例では、搬送方向に並ぶ画素に形成されるドットは、全て同じヘッドにより形成されている(図6A)。特に、ラインヘッドプリンタの場合、ヘッドは移動せずに、ヘッドの下を用紙Sが搬送されることにより印刷がなされるため、比較例のように1個のヘッドしか備えないプリンタの場合、搬送方向に並ぶ画素に形成される同色のドットは全て同じノズルによる形成されることになる。そのため、比較例のプリンタの場合、製造誤差によるノズル固有の癖が画像に表れやすくなってしまう。例えば、搬送方向に並んだ画素に、適正なインク量よりも少ないインクが吐出される傾向のあるノズルが割り当てられてしまったとする。そうすると、印刷された画像には、搬送方向に沿ってスジが生じてしまうおそれがある。
即ち、比較例のプリンタのように、搬送方向に並ぶ全ての画素に対して同じノズル割り当てられると、割り当てられたノズルの影響を大きく受け、画像劣化を引き起こしてしまう。しかし、本実施形態のプリンタでは、搬送方向に並ぶ画素を(1色当たり)4個のノズルで形成するため、ノズル固有の癖を緩和でき、より高画質な画像を得ることができる。
また、比較例のプリンタでは(図6A)、搬送方向に並ぶ画素に同じノズル#iが割り当てられるため、ノズル#iにより1行目の画素にドットが形成された後から2行目の画素にドットが形成されるまでの間に、図4に示す安定期間tbを設けなければならない。そのため、1つの画素と1つのノズル#iが対向する時間は、吐出期間taと安定期間tbを合わせた繰返し周期Tの時間(期間)となる。即ち、比較例では、用紙Sが1/1600インチ(1画素の搬送方向の長さ)の長さを搬送される時間が、繰返し周期Tの時間となる。
一方、本実施形態のプリンタでは(図6B)、搬送方向に並ぶ4個の画素に対して、異なるノズルが割り当てられる。1行目の画素には第1ヘッド31(1)に属するノズルが割り当てられ、2行目の画素には第2ヘッド31(2)に属するノズルが割り当てられるため、1行目の画素に割り当てられたノズル#iは、1行目の画素に対してインクを吐出した後に、2行目から4行目の画素と対向している期間を安定期間tbとし、次のインクを吐出する準備ができる。即ち、本実施形態では、用紙Sが1/1600インチ(1画素の搬送方向の長さ)の長さを搬送される時間を、繰返し周期T(ta+tb)の時間よりも短くすることができるため、比較例よりも印刷時間を短縮することができる。
つまり、本実施形態では、1つのノズル#iが1つの画素(1行目)と対向する期間を吐出期間ta以上とし、1つのノズル#iが3つの画素(2行目から4行目)と対向する期間を安定期間tb以上となるように、用紙Sを搬送すればよい。そうすると、1行目の画素に割り当てられたノズル#iは、1行目の画素と対向している間にドットを形成し、2行目から4行目の画素と対向している間に安定期間tbの時間が経過するため、ノズル#iは5行目の画素に次のドットを形成することができる。
例えば、安定期間taが吐出期間tbの3倍の長さであり(tb=3ta)、用紙Sが1/1600インチの長さを吐出期間taの間に搬送されるとする。そうすると、用紙Sが3/1600インチの長さを安定期間tb(=3ta)の間に搬送され、用紙Sは4画素分の長さを繰返し周期Tの期間で搬送される。このような場合、繰り返し周期Tの間に用紙Sが1画素分の長さを搬送される比較例のプリンタよりも、本実施形態のプリンタは4倍の速さで印刷することが可能となる。
以上をまとめると、不良ノズルが検出されなかった場合、紙幅方向に並ぶ画素(行)ごとに、プリンタ1が備える全てのヘッド31を順番に用いて印刷を行う。そして、このような印刷方法によれば、ヘッドの寿命を延ばし、ノズル固有の癖が抑えられた高画質な画像を得ることができ、印刷時間を短縮することができる。
〈不良ノズルが検出された場合の第1印刷方法〉
この第1印刷方法では、前述の不良ノズル検査方法により不良ノズルが検出された場合、不良ノズルが検出されたヘッド31を用いないで印刷を行う。
図7Aは、第4ヘッド31(4)に不良ノズルが検出された場合の印刷方法を示す図である。例えば、第4ヘッド31(4)に属するあるノズルが不良ノズルとして検出された場合、第4ヘッド31(4)を使用せずに、残りの3個のヘッド31(1)から31(3)により印刷が行われる。この場合、図7Aに示すように、紙幅方向に並ぶ画素(行)ごとに、下流側から順に、第1ヘッド31(1)、第2ヘッド31(2)、第3ヘッド31(3)が割り当てられ、印刷が行われる。即ち、1行目・4行目・7行目…の画素には第1ヘッド31(1)が割り当てられ、2行目・5行目・8行目…の画素には第2ヘッド31(2)が割り当てられ、3行目・6行目・9行目…の画素には第3ヘッド31(3)が割り当てられる。
図7Bは、第4ヘッド31(4)を用いないで印刷を行う際の搬送時間を示す図である。図6Bに示すように、4個のヘッド31を用いて印刷を行う場合には、ノズル#iが1行目の画素にドットを形成した後に、ノズル#iは3画素(2行目から4行目の画素)と対向する間に安定期間tbを設ければよい。これに対して、3個のヘッド31を用いて印刷を行う場合には、ノズル#iが1行目の画素にドットを形成した後に、ノズル#iは2画素(2行目と3行目の画素)と対向する間に安定期間tbを設けなければいけない。そのため、4個の全てのヘッド31を用いて印刷を行う場合に比べると、不良ノズルが検出されたヘッド31を用いないで印刷を行う第1印刷方法では、搬送速度が遅くなり、印刷時間が長くかかってしまう。
例えば、1行目の画素にドットを形成したノズル#iが2行目と3行目の画素と対向する期間をノズル#iの安定期間tbとすると、用紙Sは1画素(1/1600インチ)を安定期間tbの半分の期間(tb/2)で搬送されることになる。なお、搬送速度は一定であるため、1行目の画素とノズル#iが対向する期間も、tb/2となる。そのため、安定期間tbが吐出期間taの3倍の長さであるとすると(tb=3ta)、tb/2=1.5taとなり、ノズル#iと1行目の画素が対向する期間は吐出期間taよりも長なる。そのために、図4に示す吐出期間taに遅延(0.5ta)を加える等の操作が必要となる。その結果、3個のヘッド31を用いて印刷を行う場合には、繰り返し周期Tと遅延期間(0.5ta)を加えた期間に、用紙Sは搬送方向に並ぶ3画素分の長さしか搬送されないため、4個のヘッドを用いて印刷する場合(図6B)よりも印刷時間が長くかかってしまう。
図8は、第3ヘッド31(3)と第4ヘッド(4)に不良ノズルが検出された場合の印刷方法を示す図である。2個のヘッド31から不良ノズルが検出された場合には、残りの2個のヘッド31を用いて印刷を行う。この場合、第1ヘッド31(1)と第2ヘッド31(2)により交互にインクが吐出されるため、ノズル#iが1行目の画素にドットを形成してから3行目の画素と対向するまでの間に、ノズル#iは次のドットを形成可能な状態にしなければならない。そのため、2個のヘッドを用いて印刷する場合は、3個のヘッド31を用いて印刷する場合(図7B)よりも更に印刷時間が長くかかってしまう。
つまり、この第1印刷方法では、不良ノズルが検出されたとしても、クリーニングを行わずに、不良ノズルが検出されなかった残りのヘッド31により印刷が行われる。このため、クリーニング時間は余分にかからないが、使用可能なヘッド数が少なくなるため、全てのヘッド31(4個)を用いて印刷した場合に比べて、画像形成時間が長くなってしまう(搬送速度が遅くなってしまう)。
〈不良ノズルが検出された場合の第2印刷方法〉
この第2印刷方法では、前述の不良ノズル検査方法により不良ノズルが検出された場合、不良ノズルから正常にインクが吐出されるように、クリーニングを行った後に、全てのヘッド31(4個)を用いて印刷を行う。
つまり、第2印刷方法では、第1印刷方法に比べると、クリーニング時間が余分にかかってしまうが、全てのヘッド31(4個)を用いて印刷することができるため、画像形成時間は第1印刷方法に比べて短くなる(第1印刷方法よりも搬送速度が速くなる)。
また、第1印刷方法においても、第2印刷方法においても、不良ノズルは使用されずに(又は不良ノズルが回復された状態で)印刷が行われるため、ドット抜け等による画像劣化の発生は抑止される。
〈全体の印刷の流れ〉
図9は、本実施形態のプリンタ1の印刷フローである。プリンタ1が印刷命令及び印刷データを受信すると(複数枚の印刷ジョブとする)、プリンタ1は、まず、1枚目の印刷を行う(S001)。なお、この1枚目の印刷は不良ノズルの有無に関わらず4個のヘッド31を用いて印刷が行われる。即ち、前述の不良ノズルが検出されなかった場合の印刷方法(図5)により印刷が行われる。そして、1枚目の用紙Sに形成された画像を基に、不良ノズル検査部41により不良ノズル検査が行われる(S002)。
不良ノズルが検出されなかった場合(S003→NO)、不良ノズルが検出されなかった場合の印刷方法(図5)、即ち、2枚目以降の印刷も4個のヘッド31を用いて印刷が行われ(S004)、印刷ジョブを終了する。
一方、不良ノズル検査において、不良ノズルが検出された場合(S003→YES)、プリンタ1のコントローラ10は、2枚目以降の印刷を前述の第1印刷方法で印刷する場合と第2印刷方法で印刷する場合のどちらの方が、印刷ジョブが早く終了するか(印刷時間が短いか)を計算する(S005)。なお、全てのヘッド31から不良ノズルが検出されてしまった場合には、印刷を行うことが出来ないため、必然的に第2印刷方法が選択される。
また、不良ノズル検査において不良ノズルが検出された場合、1枚目の印刷は不良ノズルを用いて印刷が行われたことになるため、1枚目の画像にはドット抜けにより画質が劣化している虞がある。そこで、ユーザーに1枚目の印刷は画質が悪い可能性がある旨を通知し、不良ノズルがある状態で印刷された分を(1枚目)、不良ノズルがない状態で再度印刷するか否かを確認しても良い。
第1印刷方法の方が第2印刷方法よりも印刷時間が短い場合(YES)、第1印刷方法により印刷が行われる(S006)。即ち、図7Aや図8に示すように、不良ノズルが検出されたヘッド31を用いないで、2枚目以降の印刷が行われる。なお、不良ノズルが3個のヘッド31から検出され、残りの1個のヘッド31で印刷しなければならないとしても、第2印刷方法よりも印刷時間が短くなる場合には、クリーニングを行わずに、1個のヘッド31により印刷が行われる。
S005では以下のような計算が行われる。例えば、クリーニング時間をS、不良ノズルが検出されたヘッド31を用いないで印刷する場合の1枚あたりの画像形成時間をT1(第1印刷方法)、4個のヘッド31を全て用いて印刷する場合の1枚あたりの画像形成時間をT2、とし、残りの印刷枚数をNとする。そして、「第1印刷方法の印刷時間(T1×N)<第2印刷方法の印刷時間(S+T2×N)」の場合には、第1印刷方法により印刷が行われる。
逆に、第1印刷方法の方が第2印刷方法よりも印刷時間が長い場合には(NO)、第2印刷方法により印刷が行われる(S007)。即ち、「第1印刷方法の印刷時間(T1×N)>第2印刷方法の印刷時間(S+T2×N)」の場合には、クリーニングを行って、不良ノズルを回復させてから、4個のヘッド31を用いて印刷が行われる。
つまり、本実施形態のプリンタ1では、不良ノズルが検出された場合に、クリーニングを行って、不良ノズルを回復させた後に印刷する方法と、クリーニングを行わずに、不良ノズルを用いないで印刷を行う方法とを比較して、印刷時間が短い方の印刷方法で印刷を行う。そうすることで、印刷時間(処理時間に相当)を短縮することができる。なお、第1印刷方法と第2印刷方法の印刷時間が等しい場合には、クリーニングによるインクの消費を削減するために、クリーニングを行わない第1印刷方法を選択するように設定しても良い。なお、このような印刷方法の選択をプリンタ1内のコントローラ10が行うとすると、コントローラ10が制御部に相当する。また、印刷方法の選択をプリンタ1に接続されたコンピュータ60が行っても良く、この場合には、コンピュータ60が制御部に相当し、プリンタ1とコンピュータ60が接続されている印刷システムが液体吐出装置に相当する。
本実施形態のプリンタ1のようなラインヘッドプリンタでは、高速印刷が可能であるため、不良ノズルが検出されたヘッド31を用いないで印刷する場合の1枚あたりの画像形成時間T1と4個のヘッドによる1枚あたりの画像形成時間T2の差は、クリーニング時間Sと比べると短くなる。しかし、ラインヘッドプリンタは高速印刷可能であるからこそ、大量印刷(数百枚から数千枚)の場合に有効であり、大量に印刷する際には、クリーニングを行ったとしても、1枚あたりの画像形成時間を短くした方が(第2印刷方法)、印刷が早く終了することがあり得る。
一方、印刷枚数が少ない場合には、クリーニングを行って、4個のヘッド31で印刷するよりも(第2印刷方法)、不良ノズルを有するヘッド31を用いないで印刷する方が(第1印刷方法)、印刷が早く終了すると考えられる。また、ラインヘッドプリンタの場合には、ノズル数が多いため、クリーニングを行うと多量のインクが消費されてしまう。そのため、少量の印刷にも関わらず、クリーニングを行ってしまうと、無駄にインクを消費してしまうおそれがある。即ち、本実施形態では印刷時間を短縮するだけでなく、クリーニングによるインク消費量も出来るだけ削減することができる。
また、1枚目の印刷が終了した後に、不良ノズル検査を行い、その後に2枚目以降の印刷を行うと前述しているが、これに限らず、不良ノズルの検査中に2枚目の印刷を開始してもよい。そうすることで、1枚目の画像結果より不良ノズルが検出されなかった場合には、印刷時間を短縮することができる。但し、1枚目の画像結果より不良ノズルが検出されてしまった場合には、1枚目だけでなく、2枚目の画像にもドット抜けが生じているおそれがあり、不良ノズルがある状態で無駄に印刷してしまうことになる。
図10は、本実施形態の印刷方法の変形例である。図9のフローチャートでは、1枚目の印刷結果に対してのみ不良ノズルを検出していたがこれに限らない。印刷中においても、新たに不良ノズルが発生する可能性があるため、既定枚数(M枚)ごとに不良ノズル検査を行ってもよい。
先程と同様に、まず、1枚目の印刷結果に基づいて、不良ノズルの有無を検査した後、3種類の印刷方法(不良ノズルが検出されなかった場合の印刷方法、第1印刷方法、第2印刷方法)から画像劣化を引き起こさずに、印刷時間が短い印刷方法が選択される。そして、既定枚数(M枚)の印刷が終了した後に、M枚以降も印刷する場合には(S106,S110,S114→NO)、再び、不良ノズル検査(S102)が行われる。そのため、既定枚数(M枚)ごとに、画像劣化を引き起こさずに、印刷時間が短い印刷方法が選択される。
また、1枚目、及び、M+1枚目の印刷結果から不良ノズルが検出されなかったが、2M+1枚目の印刷結果からは不良ノズルが検出されたとすると、M+2枚目から2M+1枚目の印刷結果は、不良ノズルによりドット抜けし、画像劣化しているおそれがあるため、その旨をユーザーに通知することが好ましい。
他に、既定枚数(M枚)ごとに不良ノズルを検査する際に、まだM枚以上の印刷が残っている場合には、S107における印刷時間の計算を省略することができる。例えば、不良ノズル検査前に第1印刷方法にて印刷を行っており、新たに不良ノズルが検出されなかった場合には、クリーニングするよりも第1印刷方法の方が、印刷時間が短くなることが分かっているため、S107において、印刷時間の計算を行わずに、第1印刷方法を選択することができる。また、新たに不良ノズルが検出されたとしても、その不良ノズルが既に不良ノズルが検出されているヘッド31(使用されていないヘッド31)に属するノズルであった場合にも、印刷時間の計算を省略し、第1印刷方法を選択することができる。
===その他の実施形態===
上記の各実施形態は、主としてインクジェット方式のプリンタを有する印刷システムについて記載されているが、印刷方法を選択する方法等の開示が含まれている。また、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
〈不良ノズルが検出された場合の印刷方法について〉
前述の実施形態では、不良ノズルが検出された際の第1印刷方法として、不良ノズルが検出されたヘッド31を使用していない。即ち、不良ノズルが検出されたヘッド31に属するノズルは、正常なノズルであっても使用していないが、これに限らない。例えば、図11Aに示すように、不良ノズルが検出されたヘッド31ではなく、不良ノズルのみを使用しないで印刷してもよい。図11Aでは、第2ヘッド31(2)に属するノズルのうちの1つのノズル(×)が不良ノズルとして検出されたことを示しており、第2ヘッド31(2)の不良ノズルが割り当てられていた2行目の画素には、第4ヘッド31(4)のノズルが代わりに割り当てられている。そして、第2ヘッド31(2)の正常なノズルは印刷に用いられ、2行目の画素にドットを形成する。
なお、不良ノズルと代替ノズルは、搬送方向に隣り合う画素に割り当てられるノズルとしない方が、印刷時間を短くできるため好ましい。例えば、第2ヘッド31(2)のノズルが不良ノズルであれば、第4ヘッド31(4)のノズルが代替ノズルとなり、第1ヘッド31(1)のノズルが不良ノズルであれば、第3ヘッド31(3)のノズルを代替ノズルとする。
このように、不良ノズルのみを使用しない印刷方法の方が、前述の第2印刷例のように、不良ノズルが検出されたヘッドを全く使用しない印刷方法に比べて、各ノズルの使用頻度を平均化することができる。但し、2行目の画素に第4ヘッド31(4)のノズル#iがドットを形成してから、ノズル#iが3行目の画素と対向している間に、ノズル#iは次のドットを形成可能な状態にしなければならないため、図11Aの印刷方法よりも前述の第2印刷方法の方が(図7B)印刷時間は短くなる。
また、前述の実施形態では、図7Aに示すように、第4ヘッド31(4)に不良ノズルが検出された場合に、残りの3個のヘッド31(1)〜31(3)を順に用いて印刷しているがこれに限らない。例えば、図11Bに示すように、第2ヘッド31(2)に不良ノズルが検出された場合に、第2ヘッド31(2)に割り当てられていた画素の全てを、第4ヘッド31(4)に割り当てて印刷してもよい。しかし、図11Bの印刷方法では、第4ヘッド31(4)は3行目の1画素と対向している間に、次にインクを吐出する準備をしなければならないのに対して、同じく不良ノズルが検出されたヘッドが1つである図7Aの第2印刷方法では、各ヘッドは2画素と対向している間に次にインクを吐出する準備をすればよいため、印刷時間を短くすることができる。また、ノズルを均等に使用することができる。
その他の例として、第2ヘッド31(2)に割り当てられていた画素を、第1ヘッド31(1)・第3ヘッド31(3)・第4ヘッド31(4)の何れかのヘッドに割り当てても良い。但し、第2ヘッド31(2)に割り当てられていた画素を、第1・第3ヘッド31(1)(3)に割り当てた場合に、第1・第3ヘッド31(1)(3)は搬送方向に隣り合う画素に対して連続してインクを吐出しなければならず、インク吐出後のノズルの安定期間を確保するためには、搬送速度を遅めなければならない。そのため、前述の第2印刷方法の方が、印刷時間を短くすることができる。
〈不良ノズル検査方法について〉
前述の実施形態では、印刷した画像を読み取り不良ノズルを検出していたがこれに限らない。例えば、レーザーにより不良ノズルを検出しても構わない。レーザーによる不良ノズルの検出は、レーザー光源から射出されたレーザーをインクが遮るか否かにより不良ノズルを検出する。
このような不良ノズル検査方法の場合、多数のノズルの中から不良ノズル検査を選択的に行うことができる。そのため、例えば、図10の印刷方法のように、規定枚数ごとに不良ノズル検査を行い、ノズル検査前に、不良ノズルを有するヘッドを用いないで印刷(第1印刷方法)を行っていた場合に、既に不良ノズルが検出されたヘッドは使用不可となっているため、まだ不良ノズルが検出されていないヘッドに属するノズルに対してのみ不良ノズル検査を行ってもよい。
〈搬送機構、及び、回復機構(クリーニング)について〉
前述の実施形態では、搬送ローラにより用紙Sを搬送させているがこれに限らない。例えば、搬送ローラの回転に追随して回転する搬送ベルトにより用紙Sを搬送させてもよい。搬送方向に多数のヘッドが並んだラインヘッドプリンタの場合、上流側の搬送ローラと下流側の搬送ローラの間隔が大きく空いてしまうため、搬送ベルトを用いることで用紙Sが下方へ撓んでしまうことを防止することができる。なお、搬送ベルトを用いて用紙Sを搬送する場合には、用紙Sが搬送ベルトに静電吸着またはバキューム吸着していることが好ましい。また、クリーニングの際には、搬送ベルトに孔を設けなどして、ノズル面とキャップが対向するようにしても良い。
〈液体吐出装置について〉
前述の実施形態では、液体吐出方法を実施する液体吐出装置(一部)としてインクジェットプリンタを例示していたが、これに限らない。液体吐出装置であれば、プリンタ(印刷装置)ではなく、様々な工業用装置に適用可能である。例えば、布地に模様をつけるための捺染装置、カラーフィルター製造装置や有機ELディスプレイ等のディスプレイ製造装置、チップへDNAを溶かした溶液を塗布してDNAチップを製造するDNAチップ製造装置、回路基板製造装置等であっても、本件発明を適用することができる。
また、液体の吐出方式は、駆動素子(ピエゾ素子)に電圧をかけて、インク室を膨張・収縮させることにより液体を吐出するピエゾ方式でもよいし、発熱素子を用いてノズル内に気泡を発生させ、その気泡によって液体を吐出させるサーマル方式でもよい。
〈シリアル式プリンタについて〉
前述の実施形態では、インクジェットプリンタの中のラインヘッドプリンタを例に挙げているがこれに限らない。例えば、ヘッドが搬送方向と交差する移動方向に移動するシリアル式プリンタでもよい。この場合、シリアル式プリンタは、移動方向に複数のヘッド(複数のノズル列)を備え、移動方向に並ぶ画素ごと、複数のヘッドを順に用いて印刷を行う。
本実施形態のプリンタの全体構成ブロック図である。 プリンタの断面図である。 図3Aはヘッドユニットの下面のノズル配列を示す図であり、図3B及び図3Cはノズル配列の参考例を示す図である。 ノズルからインクを吐出させるための駆動信号を示す図である。 不良ノズルが検出されなかった場合の印刷方法を示す図である。 図6Aは比較例のプリンタの印刷方法を示す図であり、図6Bは本実施形態のプリンタの印刷方法を示す図である。 図7Aは第4ヘッドに不良ノズルが検出された場合の印刷方法を示す図であり、図7Bは第4ヘッドを用いないで印刷を行う際の搬送時間を示す図である。 第3ヘッドと第4ヘッドに不良ノズルが検出された場合の印刷方法を示す図である。 本実施形態のプリンタの印刷フローである。 本実施形態の印刷方法の変形例である。 図11A及び図11Bは不良ノズルが検出された場合の印刷方法の例を示す図である。
符号の説明
1 プリンタ、
10 コントローラ、11 インターフェース部、12 CPU、
13 メモリ、14 ユニット制御回路、
20 搬送ユニット、21 給紙ローラ、23 搬送ローラ、24 プラテン、
25 排紙ローラ
30 ヘッドユニット、31 ヘッド、
40 検出器群、41 不良ノズル検査部、42 センサ部、43 光源部、
60 コンピュータ

Claims (7)

  1. 液体を吐出する複数のノズルと、
    液体が吐出されるべき時に吐出不良が発生する不良ノズルを検出するセンサと、
    前記不良ノズルから正常に液体が吐出されるように、前記不良ノズルを回復させる回復機構と、
    前記不良ノズルが検出された際に、前記回復機構により前記不良ノズルを回復させた後に液体を吐出する方法と、前記不良ノズルを回復させずに、前記不良ノズルを使用しないで液体を吐出する方法とを比較し、処理時間が短い方の方法で液体を吐出する制御部と、
    を備える液体吐出装置。
  2. 請求項1に記載の液体吐出装置であって、
    前記不良ノズルを使用しないで液体を吐出する場合、
    前記不良ノズルが割り当てられた画素に対して、正常に液体が吐出される他のノズルから液体が吐出される、
    液体吐出装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の液体吐出装置であって、
    複数のノズルを有するノズル群が複数あり、
    前記制御部は、前記不良ノズルが検出された際に、前記回復機構により前記不良ノズルを回復させた後に液体を吐出する方法と、前記不良ノズルを回復させずに、前記不良ノズルが検出された前記ノズル群を使用しないで液体を吐出する方法と、を比較する、
    液体吐出装置。
  4. 請求項3に記載の液体吐出装置であって、
    媒体を搬送方向に搬送する搬送機構を備え、
    複数の前記ノズル群は前記搬送方向に並んで配置され、
    前記不良ノズルが検出された前記ノズル群を使用しないで液体を吐出する場合に、前記搬送方向に並ぶ画素ごとに、前記不良ノズルが検出されなかった前記ノズル群が順に割り当てられる、
    液体吐出装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の液体吐出装置であって、
    前記制御部は、前記回復機構により前記不良ノズルを回復させる時間に、全ての前記複数のノズルを用いて液体を吐出する時間を加えた時間と、前記不良ノズルを使用しないで液体を吐出する時間とを比較する、
    液体吐出装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の液体吐出装置であって、
    前記回復させた後に液体を吐出する方法と、前記不良ノズルを使用しないで液体を吐出する方法とを比較し、処理時間が等しい場合には、前記不良ノズルを使用しないで液体を吐出する、
    液体吐出装置。
  7. 液体を吐出する複数のノズルと、液体が吐出されるべき時に吐出不良が発生する不良ノズルを検出するセンサと、前記不良ノズルから正常に液体が吐出されるように、前記不良ノズルを回復させる回復機構とを備える液体吐出装置にて、前記センサにより不良ノズルの有無を検査するステップと、
    前記不良ノズルが検出された際には、前記回復機構により前記不良ノズルを回復させた後に液体を吐出する方法と、前記不良ノズルを回復させずに、前記不良ノズルを使用しないで液体を吐出する方法とを比較し、処理時間が短い方の方法を決定するステップと、
    決定した方法により液体を吐出するステップと、
    を有する液体吐出方法。
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