JP2001171135A - クリーニング機構を備えた印刷装置 - Google Patents
クリーニング機構を備えた印刷装置Info
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Abstract
ーニング機構を備えた印刷装置を提供する。 【解決手段】 印刷装置は、複数のインク吐出口に接す
る液体吸収性の清掃部材と、前記清掃部材に洗浄液を供
給する洗浄液供給装置と、前記清掃部材のうち前記複数
のインク吐出口に対応する各位置を、前記複数のインク
吐出口の反対側から押圧する押圧部材と、を有するクリ
ーニング機構を備えている。押圧部材は、清掃部材を複
数のインク吐出口に対して均等な圧力で押圧することが
できる。
Description
を備えた印刷装置に係り、特に、布やその他の液体吸収
性の清掃部材にインク溶剤などの洗浄液を供給し、この
清掃部材をインクジェット記録ヘッドなどのインク吐出
口やその周りに接触させて汚れを除去するクリーニング
機構を備えた印刷装置に関する。
て、ミスト状のインクや保湿吸引部材から転写されたイ
ンク、さらに固化したインクやごみ等がインク吐出口又
はその周辺部に付着することがある。これにより、イン
クの飛行曲りや、吐出抜けが生じ、印刷精度が低下す
る。このインク吐出口を清掃し、固化したインク等を取
り除くため、クリーニング機構が使用される。
ンクを吐出口から強制的に吐出させ、吐出口内部の汚れ
を除去するとともに、ゴムのブレードで、吐出口周辺部
の汚れを除去することが行われている。しかし、ゴムの
ブレードは柔軟性に限界があるため、吐出口周辺の凹
部、特にコーナー部の汚れを十分に除去することができ
ない。また、ゴムのブレードの代わりに紙や布で吐出口
周辺部の汚れを除去することが行われている。しかしこ
の場合、紙や布に吐出口内部のインクが吸われ、良好な
メニスカスの保持が困難である。
ク吐出口の汚れを拭き取るものも存在する(特開平9−
24625号)。この公報記載の技術では、複数のロー
ラ間に織布を張り、インク溶剤を含浸させ、この織布を
複数のインク吐出口に当接させてインク吐出口の汚れを
拭き取っている。
報では、複数のインク吐出口のうち両端のインク吐出口
には十分な圧力で織布を当接させることができるとして
も、中央のインク吐出口には十分な圧力で当接させるこ
とができない。特に、上記公報では、複数のインク吐出
口が延在する幅が、比較的狭いものを念頭においている
が、いわゆるラインプリンタや、カラーフィルタ製造用
のプリンタのように、インク吐出口が印刷1ページ分の
幅全体にわたって延在するような場合には、各インク吐
出口を清掃用部材で均等に押圧することが困難である。
がインク吐出口に当接する部分に直接供給しているわけ
ではないため、複数のインク吐出口に当接する部分に、
均等に無駄なくインク溶剤を行き渡らせることができな
い。
し、これを循環させながらインク吐出口に当接させてい
るため、織布が一回転すると、一度清掃に使用して汚れ
等が付着した部分を再度使用せざるを得なくなり、2回
目以降の清掃能力が低下する問題がある。
5号公報が十分に達成できなかった清掃能力の向上を図
ることを目的とする。より詳しくは、複数のインク吐出
口に対して均等な力をかけて拭き取ることによって、各
インク吐出口に対して適切な圧力を掛けることができる
ようにすることを目的とする。また、インク溶剤などの
洗浄液を、織布がインク吐出口に当接する部分に直接供
給することによって、複数のインク吐出口の清掃のため
に均等に洗浄液を含浸させ、適切なクリーニング効果を
得ることを目的とする。更に、複数のインク吐出口を常
に未使用の(汚れていない)織布等で拭き取ることがで
きるクリーニング機構を備えることを目的とする。
め、請求項1に記載した発明は、複数のインク吐出口に
接する液体吸収性の清掃部材と、前記清掃部材に洗浄液
を供給する洗浄液供給装置と、前記清掃部材のうち前記
複数のインク吐出口に対応する各位置を、前記複数のイ
ンク吐出口の反対側から押圧する押圧部材とを有するク
リーニング機構を備えた印刷装置である。
圧するので、各吐出口を均等な力で押圧して、適切なク
リーニング効果を得ることができる。
のインク吐出口に接する液体吸収性の清掃部材と、前記
清掃部材に洗浄液を供給する洗浄液供給装置とを有する
クリーニング機構を備えた印刷装置であって、前記洗浄
液供給装置は、前記清掃部材のうち前記複数のインク吐
出口に対応する各位置に洗浄液を供給する印刷装置であ
る。
液を供給するので、各吐出口付近にきれいで適切な量の
洗浄液を供給でき、十分なクリーニング効果を得ること
ができる。
項1に記載のクリーニング機構を備えた印刷装置であっ
て、前記洗浄液供給装置は、前記押圧部材に設けられた
開口から洗浄液を吐出し、前記清掃部材のうち前記複数
のインク吐出口に対応する各位置に洗浄液を供給する印
刷装置である。
出するので、クリーニング機構の構成を簡略にすること
ができる。
ク吐出口に接する液体吸収性の清掃部材と、前記清掃部
材に洗浄液を供給する洗浄液供給装置と、未使用の前記
清掃部材を収納する第1収納部と、使用された前記清掃
部材を収納する第2収納部とを有するクリーニング機構
を備えた印刷装置である。
収納部を分けたので、常にきれいな清掃部材でインク吐
出口を清掃することができる。
項1に記載のクリーニング機構を備えた印刷装置であっ
て、前記清掃部材は、その長手方向が前記押圧される複
数の位置に跨るように配置されるとともに、前記押圧部
材に対して前記長手方向にスライド可能に構成され、前
記押圧部材が前記清掃部材を押圧する複数の位置相互の
間に、前記吐出口と前記清掃部材とを離間させる離間部
材を備えた印刷装置である。
間された部分がインク等で汚れることを防止することが
できる。
項1乃至5のいずれか一項に記載のクリーニング機構を
備えた印刷装置であって、前記液体吸収性の清掃部材は
布を備えた印刷装置である。
の実施の形態を説明する。
ニング機構を備えた印刷装置の一実施形態として、カラ
ーフィルタの製造装置の概略斜視図を示す。図1に示す
ように、カラーフィルタの製造装置100は、インクジ
ェットヘッド群1、Y方向駆動軸4、X方向ガイド軸
5、制御回路6、載置台7、クリーニング機構部8、基
台9およびヒータ15を備えている。
クジェットヘッド(以下本明細書において「ヘッド」と
いう。)を備える。各ヘッドは、供給されたインクをい
わゆるインクジェット方式でそのノズル(吐出口)から
吐出するものである。各ヘッドは、図示しないが、イン
クが充填されるキャビティと、各キャビティの一方の壁
面に設けられ、電圧が印加されると体積変化する圧電素
子を有する振動板膜と、その他方の壁面に設けられたノ
ズルを有するノズル板とを備える。
1は、6つのヘッドを備え、各ヘッドは図1に示したY
軸方向に、一定間隔で並べられている。各ヘッドには多
数列のノズルが設けられ、各ノズルからそれぞれ赤色、
緑色、青色のインクを吐出可能になっている。そして、
各ノズルは、すべて基台9側(下側)を向いており、基
台9側に向かってインクを吐出できるようになってい
る。
べきカラーフィルタ用基板101を載置させるもので、
この基板を基準位置に固定する機構を備える。
が接続されている。Y方向駆動モータ2は、ステッピン
グモータ等であり、制御回路6からY軸方向の駆動信号
が供給されると、Y方向駆動軸4を回転させる。Y方向
駆動軸4が回転させられると、インクジェットヘッド群
1がY軸方向に移動する。
ないように固定されている。載置台7は、載置台駆動モ
ータ3を備えている。載置台駆動モータ3は、ステッピ
ングモータ等であり、制御回路6からX軸方向の駆動信
号が供給されると、載置台7をX軸方向に移動させる。
動とを行うことで、インクジェットヘッド群1をカラー
フィルタ用基板101上のいずれの場所にも自在に移動
させることができる。カラーフィルタ用基板101に対
するインクジェットヘッド群1の相対速度も、各軸方向
の駆動機構の制御で定まる。
ないZ方向駆動機構を備え、基台9に対する垂直方向
(Z軸方向)にも移動可能に構成されている。なお、本
実施形態は、インクジェットヘッド群1をX軸方向に移
動させる機構は備えていない。
の各ヘッドにインク滴の吐出制御用の電圧を供給する。
また、Y方向駆動モータ2にインクジェットヘッド群1
のY軸方向の移動を制御する駆動パルス信号を、載置台
駆動モータ3に載置台7のX軸方向の移動を制御する駆
動パルス信号を供給する。
ヘッド群1を清掃する清掃部材(清掃用布)を備え、各
ヘッドをクリーニングするものである。クリーニング機
構部8には、図示しないX方向駆動モータが備えられ
る。このX方向駆動モータの駆動により、クリーニング
機構8は、X方向ガイド軸5に沿って移動する。クリー
ニング機構8の移動も、制御回路6によって制御され
る。
1を加熱し、インクの蒸発・乾燥を行う。このヒータの
電源の投入及び遮断も制御回路6によって制御される。
ットヘッド群1からは、カラーフィルタ用のインク滴の
みを吐出するものとしたが、カラーフィルタの保護層を
インクジェット噴射により形成する場合には、保護層の
材料を貯蔵するタンクと、それを吐出するノズルとを更
に設ける。
射により形成する場合には、透明電極の材料を貯蔵する
タンクと、それを吐出するノズルとを更に設ける。
ニング機構部8の具体的な構成について説明する。
を示す斜視図である。クリーニング機構部8は、ゴム部
31〜36、隔離部材41〜47、布リール51、トル
クリミッタ52、巻取りリール53、巻取りモータ5
4、布ガイド48、49を備えている。なお、符号91
〜96はキャップ部であり、これらをインクジェットヘ
ッド1に被せて吸引し、インクを強制的に吐出させて吐
出口内部のクリーニングを行うことができる。
ド群1の各ヘッドが連設される方向と平行(Y軸方向)
で、各ヘッドと同一ピッチで連設されている。ゴム部3
1〜36のそれぞれには、基台9と反対側の面に、複数
の洗浄液吐出口31a〜36aが設けられている。各洗
浄液吐出口は、後述のように、洗浄液タンクから供給さ
れる洗浄液を吐出可能になっている。
ド群1の各ヘッドに当接した際に弾性変形し、インクジ
ェットヘッド群1を傷つけずに優しく拭き取れるように
なっている。更に、ゴム部31〜36は、クリーニング
機構部8の本体に対して、ばね等の弾性手段を介して設
けられている。この弾性手段は、ゴム部31〜36がイ
ンクジェットヘッド群1の各ヘッドに当接した際に弾性
変形し、その反発力により、ゴム部31〜36がインク
ジェットヘッド群1を基台9と逆の方向(上方)に押圧
するようになっている。ゴム部31〜36がインクジェ
ットヘッド群1を押圧する力は、インクジェットヘッド
群1のZ軸方向の変位量によって制御される。
なり、ゴム部31〜36それぞれの間およびそれらの両
側に、ゴム部31〜36と交互に並んで設けられてい
る。より詳しくは、ゴム部31〜36のうち洗浄液吐出
口31a〜36aの設けられている面(上面)と平行
で、これらより基板9側(下側)に、隔離部材41〜4
7が設けられている。なお、隔離部材41〜47は、当
該部分においてインクジェットヘッド1と清掃用布とを
離間させ、又は接触させないようにするものであれば、
板材に限らず、例えば棒状のものでも良い。
テープ状の清掃用布のうち、特に未使用のものが巻かれ
ているものである。ここで「未使用」と述べたが、一度
使用された清掃用布を洗浄し、再利用するものを排除す
る趣旨ではない。トルクリミッタ52は、布リール51
と同軸上に設けられ、布リール51から提供される布に
一定の張力を与えるものである。
に使用済みのものを巻きとるものである。ここで「使用
済み」と述べたが、洗浄によって再利用可能となり得る
清掃用布を排除する趣旨ではない。巻取りモータ54
は、巻取りリール53を回転させて清掃用布を巻取りリ
ール53に巻き取らせるものである。本実施形態の巻取
りモータ54は、ブレーキも備えており、回転スピード
のコントロールが可能となっている。また、巻取りリー
ル53と巻取りモータ54との間には、スリット円盤と
フォトセンサを備えた巻取り量検出器(図示せず)が備
えられている。巻取り量検出器を設ける位置は、これに
限らず、巻取りリール53と隔離部材47との間や、布
リール51と隔離部材41との間等でも良い。
らゴム部31〜36を経て、巻取りリール53に巻き取
られる。より詳しくは、布リール51から引き出された
テープ状の清掃用布は、布ガイド48の外側を通って第
1の隔離部材41の基板9側を通る。更に布は、ゴム部
材31の基板9と反対側(上側)を通り、再度隔離部材
42の基板9側を通って隣のゴム部材32の上側を通
る。以下同様に、隔離部材43の下側、ゴム部材33の
上側、隔離部材44の下側、ゴム部材34の上側、隔離
部材45の下側、ゴム部材35の上側、隔離部材46の
下側、ゴム部材36の上側、隔離部材47の下側の順で
通り、布ガイド49の外側を通って巻取りリール53に
連なる。
布、不織布を問わないが、細かい繊維が分離しやすいフ
ェルト等は、どちらかといえば好ましくない。なお、清
掃部材は布に限らず、吸水性、可撓性を備えたものであ
れば、他の材料であっても良い。但し、洗浄液を含浸さ
せても切れにくいものが望ましく、紙等は材質によって
は好ましくない場合がある。
31〜36、隔離部材41〜47、布リール51、トル
クリミッタ52、巻取りリール53、巻取りモータ5
4、布ガイド48、49は、図示しないY方向駆動手段
を備え、一体的にY軸方向に移動可能に構成されてい
る。
機構の概略図である。洗浄液の供給機構は、コントロー
ラ61、洗浄液タンク62、電磁バルブ63、ゴム部3
1〜36を備えている。コントローラ61は、洗浄液タ
ンク62に接続され、洗浄液タンク62内の圧力を制御
できるようになっている。コントローラ61はまた、電
磁バルブ63の開閉を制御可能である。コントローラ6
1が、洗浄液タンク62内の圧力を高くするとともに電
磁バルブ63を開放すると、洗浄液タンク62内の洗浄
液が電磁バルブ63を通り、ゴム部31〜36に達して
一定量の洗浄液が外部に出る。
を破壊しないもの、すなわちインク組成に対する良溶媒
であることが望ましい。溶液インクを用いる場合では、
洗浄液とインクを混合したときに溶質の析出が見られな
いものがよい。分散インクを用いる場合では、洗浄液と
インクを混合したときに色材の分散が崩壊しないものが
良い。よって、洗浄液としては、インク溶媒をそのまま
使用することができる。他方、ヘッドノズル面の汚染防
止や拭き取りの容易さを考えると、洗浄液は蒸発速度の
早いものが望ましい。具体的には蒸発速度指数(蒸気圧
と分子量の積、酢酸エチルを100とした相対値)が2
0以上、望ましくは30以上、さらに望ましくは200
以上が理想である。以上の観点から、例えば、洗浄液と
しては、エタノール(蒸発速度指数:25)、1,4−
ジオキサン(蒸発速度指数:32)、酢酸エチル(蒸発
速度指数:100)、アセトン(蒸発速度指数:28
7)、等を用いると良い。中でもアセトンは蒸発速度指
数が大きく、特に好ましい。
クリーニング機構によるクリーニング動作を具体的に説
明する。
向ガイド軸5に沿って移動し、インクジェットヘッド群
1が設けられている部分に到達する。より詳しくは、ク
リーニング機構部8のゴム部31〜36が、インクジェ
ットヘッド群1の真下となる位置に移動する。
に移動(下降)し、インクジェットヘッド群1のうち各
ノズルの設けられたノズル面が、ゴム部31〜36の上
に張られた清掃用布に接触する。制御回路6は、ゴム部
31〜36がばね等の弾性手段による反発力によって適
切な圧力でインクジェットヘッド群1を押圧するよう
に、インクジェットヘッド群1のZ軸方向への移動量を
制御する。
クに与える圧力及び加圧時間を制御し、かつ電磁バルブ
のON、OFFを制御する。これによって、洗浄液タン
クから所定量の洗浄剤がゴム部31〜36の洗浄液吐出
口31a〜36aを通じて清掃用布に供給される。
トヘッド群1と清掃用布との当接状態を維持したまま、
薬液のついた清掃用布及びゴム部31〜36全体が、イ
ンクジェットヘッド群1に対して一定方向に相対的に水
平移動する。
るのは、洗浄液が洗浄液吐出口31a〜36aの周囲の
清掃用布に浸透し行き渡るのを待つためである。また、
ここで述べたインクジェットヘッド群1とゴム部31〜
36等との相対的な移動は、本実施形態では、インクジ
ェットヘッド群1を固定したまま、ゴム部31〜36等
を、Y軸方向に水平に移動させる。Y軸方向への移動
は、クリーニング機構部8に設けられた、図示しない駆
動機構によって行われる。
よって、ゴム部31〜36に対して固定されている。更
に、清掃用布のうちインクジェットヘッド群1に接触す
る部分は、隔離部材41〜47があるために、ゴム部3
1〜36の上側部分だけとなっている。そして、隔離部
材41〜47の下側部分に隠れた清掃用布は、インクジ
ェットヘッド群1に接触しないので、その部分は汚れが
付着しない(未使用の)状態に保たれる。この部分は汚
れが付着していないので、次回のクリーニングのために
使用することもできる。
用布から離れる。次に、クリーニング機構部8が、イン
クジェットヘッド群1の真下の位置からY軸方向に移動
し、もとの待機位置に戻る。そして最後に、巻取りモー
タ54が駆動され、清掃用布が巻取りリール53に一定
量巻き取られる。
乾式クリーニングでは除去困難なヘッド凹凸面のインク
を有効に除去できると共に、清掃用布にノズル内のイン
クが吸い取られることによるメニスカスの破壊が抑えら
れ、良好なメニスカスの保持が可能となる。
部31〜36が当接して、各ノズルを均等な力で押圧す
ることができるので、各ノズルを効果的に洗浄すること
ができる。
てそれぞれ直接に洗浄液を供給するので、各ノズルをき
れいな洗浄液で効果的に洗浄することができる。また、
洗浄液を各位置に均等に供給することができるので、洗
浄液を過不足なく供給することができ、洗浄液の節約効
果もある。更に、ゴム部31〜36が各ノズル位置に対
する洗浄液の供給路を兼ねているので、構造の簡略化を
図ることができる。
出するので、常にきれいな(未使用の)清掃用布でイン
クジェットヘッドを清掃することができ、高い清掃効果
を発揮することができる。
する押圧部分以外の部分をインクジェットヘッドから隔
離する隔離部材を設けたので、押圧部分以外の部分をき
れいな状態に保つことができる。
造装置について説明したが、本発明はこれに限らず、イ
ンクジェット記録装置を備えた一般のプリンタにも適用
可能である。
ジェットヘッドのクリーニング機構を備えた印刷装置を
提供することができる。より詳しくは、複数のインク吐
出口に対して均等かつ適切な圧力で清掃部材を当接させ
ることができる。また、複数のインク吐出口の清掃のた
めに均等に洗浄液を供給することができ、適切なクリー
ニング効果を得ることができる。更に、複数のインク吐
出口を、常に未使用の清掃部材で拭き取ることができ
る。
装置の概略斜視図。
01…カラーフィルタ用基板、 1…インクジェットヘ
ッド群、 2…Y方向駆動モータ、 3…載置台駆動モ
ータ、 4…Y方向駆動軸、 5…X方向ガイド軸、
6…制御回路、7…載置台、 8…クリーニング機構
部、 9…基台、 15…ヒータ、 31〜36…ゴム
部、 31a〜36a…洗浄液吐出口、 41〜47…
隔離部材、 48・49…布ガイド、 51…布リー
ル、 52…トルクリミッタ、 53…巻取りリール、
54…巻取りモータ、 91〜96…キャップ、 6
1…コントローラ、 62…洗浄液タンク、 63…電
磁バルブ
Claims (6)
- 【請求項1】 複数のインク吐出口に接する液体吸収性
の清掃部材と、 前記清掃部材に洗浄液を供給する洗浄液供給装置と、 前記清掃部材のうち前記複数のインク吐出口に対応する
各位置を、前記複数のインク吐出口の反対側から押圧す
る押圧部材とを有することを特徴とするクリーニング機
構を備えた印刷装置。 - 【請求項2】 複数のインク吐出口に接する液体吸収性
の清掃部材と、 前記清掃部材に洗浄液を供給する洗浄液供給装置とを有
するクリーニング機構を備えた印刷装置であって、 前記洗浄液供給装置は、前記清掃部材のうち前記複数の
インク吐出口に対応する各位置に洗浄液を供給すること
を特徴とする印刷装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載のクリーニング機構を備
えた印刷装置であって、 前記洗浄液供給装置は、前記押圧部材に設けられた開口
から洗浄液を吐出し、前記清掃部材のうち前記複数のイ
ンク吐出口に対応する各位置に洗浄液を供給することを
特徴とする印刷装置。 - 【請求項4】 インク吐出口に接する液体吸収性の清掃
部材と、 前記清掃部材に洗浄液を供給する洗浄液供給装置と、 未使用の前記清掃部材を収納する第1収納部と、使用さ
れた前記清掃部材を収納する第2収納部とを有すること
を特徴とするクリーニング機構を備えた印刷装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載のクリーニング機構を備
えた印刷装置であって、 前記清掃部材は、その長手方向が前記押圧される複数の
位置に跨るように配置されるとともに、前記押圧部材に
対して前記長手方向にスライド可能に構成され、 前記押圧部材が前記清掃部材を押圧する複数の位置相互
の間に、前記吐出口と前記清掃部材とを離間させる離間
部材を備えたことを特徴とする印刷装置。 - 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
クリーニング機構を備えた印刷装置であって、 前記液体吸収性の清掃部材は布を備えたことを特徴とす
る印刷装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000306766A JP2001171135A (ja) | 1999-10-05 | 2000-10-05 | クリーニング機構を備えた印刷装置 |
Applications Claiming Priority (3)
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JP28488499 | 1999-10-05 | ||
JP11-284884 | 1999-10-05 | ||
JP2000306766A JP2001171135A (ja) | 1999-10-05 | 2000-10-05 | クリーニング機構を備えた印刷装置 |
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