JP2008137266A - 液滴吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液滴吐出ヘッドのノズル面を清掃シートで払拭して清掃する場合において、清掃不良を生じにくくする。
【解決手段】清掃シート52を第1支持ロール61と第2支持ロール62との間で反転させる。これにより、第1支持ロール61だけでなく、第2支持ロール62においても、清掃シート52の未使用の面でノズル面20Aを清掃でき、清掃不良を生じにくくなる。
【選択図】図3

Description

本発明は、液滴吐出装置に関する。
液滴吐出装置の一例として、インク滴を吐出して記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置が知られている。インクジェット記録装置としては、特許文献1に開示されるインクジェット記録装置が公知である。
特許文献1のインクジェット記録装置では、洗浄液を含浸された状態の清掃シートを押圧ローラによりインクジェット記録ヘッドのノズル面に押圧する払拭動作と、乾燥状態の清掃シートを押圧ローラによりインクジェット記録ヘッドのノズル面に押圧する払拭動作とを順次実行する。このように、特許文献1のインクジェット記録装置では、洗浄液を含浸された状態の清掃シートによる濡れ拭きと、乾燥状態の清掃シートによる乾拭きとで、インクジェット記録ヘッドのノズル面を清掃する。
特開2005−22251号公報
ところで、液滴吐出装置においては、液滴吐出ヘッドのノズル面を清掃シートで払拭して清掃する場合において、清掃不良を生じにくくすることが望まれている。
本発明は、上記事実を考慮し、液滴吐出ヘッドのノズル面を清掃シートで払拭して清掃する場合において、清掃不良を生じにくくすることを目的とする。
本発明の請求項1に係る液滴吐出装置は、ノズル面に配列された複数のノズルから液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、前記ノズル面を払拭して清掃可能な清掃シートと、前記清掃シートを供給する供給手段と、前記供給手段から供給される前記清掃シートを回収する回収手段と、前記供給手段から前記回収手段へ回収される前記清掃シートを前記ノズル面に接触可能な接触位置に支持する第1支持部と、前記第1支持部から離れて設けられ前記供給手段から前記回収手段へ回収される前記清掃シートを前記ノズル面に接触可能な接触位置に支持する第2支持部と、前記第1支持部と前記第2支持部との間で前記清掃シートの表裏を反転させる反転機構と、を有する清掃手段と、前記液滴吐出ヘッドと前記清掃手段とを前記ノズル面に沿って相対移動させて、前記第1支持部及び前記第2支持部が支持する前記清掃シートの各部位で前記ノズル面を払拭させる移動手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項2に係る液滴吐出装置は、請求項1の構成において、前記第1支持部及び前記第2支持部が支持する清掃シートの各部位のうち、前記液滴吐出ヘッドと前記清掃手段とが相対移動した際に先に前記ノズル面を払拭する部位又はその部位よりも前記供給手段側の前記清掃シートに洗浄液を付与する洗浄液付与手段を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項3に係る液滴吐出装置は、請求項2の構成において、前記洗浄付与手段は、前記液滴の液体を前記洗浄液として付与する前記液滴吐出ヘッドであることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る液滴吐出装置は、請求項2又は請求項3のいずれか1項の構成において、前記清掃シートは、その一方の面から他方の面への液体の浸透を抑制する中間層を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項5に係る液滴吐出装置は、請求項2又は請求項3のいずれか1項の構成において、前記清掃シートの一方の面の表面層であって、前記洗浄液が付与される面の表面層は、前記液体を保持可能な空間を有し、他方の面の表面層に比べ、単位面積あたりの空間が占める体積が大きいことを特徴とする。
本発明の請求項6に係る液滴吐出装置は、請求項2又は請求項3のいずれか1項の構成において、前記移動手段は、前記液滴吐出ヘッドと前記清掃手段とを往復移動させ、その往復移動の往路にて、前記第1支持部及び前記第2支持部が支持した前記清掃シートの各部位のうち、前記洗浄液が付与されていない部位を前記接触位置から退避させて、前記洗浄液が付与させた部位で前記ノズル面を払拭させると共に、前記往復移動の復路にて、前記洗浄液が付与された部位を前記接触位置から退避させて、前記洗浄液が付与させていない部位で前記ノズル面を払拭させる退避手段を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項7に係る液滴吐出装置は、請求項2又は請求項3のいずれか1項の構成において、前記第2支持部は、前記第1支持部よりも前記供給手段側で前記清掃シートを支持し、前記移動手段は、前記第2支持部が支持した前記清掃シートの部位が、前記第1支持部が支持した前記清掃シートの部位の後に前記ノズル面を払拭する方向へ、前記液滴吐出ヘッドと前記清掃手段とを相対移動させることを特徴とする。
本発明の請求項8に係る液滴吐出装置は、ノズル面に配列された複数のノズルから液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、前記液滴吐出ヘッドと対向する対向位置へ相対移動可能な移動体と、前記移動体に設けられ清掃シートを巻き出す巻出し装置と、前記移動体に設けられ前記巻出し装置から巻き出された清掃シートの一方の面が巻き掛けられ前記対向位置において前記清掃シートの他方の面が前記ノズル面に接触する位置に前記清掃シートを支持する第1ロールと、前記第1ロールの下方に配置され前記清掃シートの前記一方の面が巻き掛けられる巻掛けロールと、前記移動体に設けられ前記巻掛けロールから引き出された清掃シートの前記他方の面が巻き掛けられ前記対向位置において前記清掃シートの前記一方の面が前記ノズル面に接触する位置に前記清掃シートを支持する第2ロールと、前記第2ロールから引き出された清掃シートを巻き取る巻取り装置と、を有する清掃手段と、前記清掃手段の移動体を前記対向位置へ相対移動させて、前記第1ロール及び前記第2ロールに巻き掛けられた前記清掃シートの各部位で前記ノズル面を払拭させる移動手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項1の構成によれば、第1支持部だけでなく、第2支持部においても、清掃シートの未使用の面でノズル面を清掃するので、本発明を採用しない場合に比較して清掃不良が生じにくい。
本発明の請求項2の構成によれば、洗浄液によりノズル面に付着した物質のノズル面への付着力が低下し、本発明を採用しない場合に比較して清掃不良が生じにくい。
本発明の請求項3の構成によれば、液滴の液体によりノズル面に付着した物質のノズル面への付着力が低下し、本発明を採用しない場合に比較して清掃不良が生じにくい。
本発明の請求項4の構成によれば、清掃シートの一方の面に付与された洗浄液が、他方の面に浸透せず、洗浄液が付与されていない面でノズル面を払拭する際に本発明を採用しない場合に比較して清掃不良が生じにくい。
本発明の請求項5の構成によれば、洗浄液が付与される面の洗浄液の保持性が高くなるので、より多くの洗浄液をノズル面に付着した物質へ付与でき、本発明を採用しない場合に比較して清掃不良が生じにくい。
本発明の請求項6の構成によれば、ノズル面の付着物に洗浄液が浸透したことによる付着力の低下が大きくなり、本発明を採用しない場合に比較して清掃不良が生じにくい。
本発明の請求項7の構成によれば、供給手段側の清掃シートで後から払拭するので、清掃シートの新しい部分でノズル面を払拭でき、本発明を採用しない場合に比較して清掃不良が生じにくい。
本発明の請求項8の構成によれば、第1ロールだけでなく、第2ロールにおいても、清掃シートの未使用の面でノズル面を清掃するので、本発明を採用しない場合に比較して清掃不良が生じにくい。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
本実施形態では、液滴を吐出する液滴吐出装置の一例として、インクジェット記録ヘッドからインク滴を吐出して記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置について説明する。
なお、液滴吐出装置としては、画像を記録するものに限定されるものではなく、また、吐出する液体もインクに限定されるものではない。液滴吐出装置としては、例えば、フィルムやガラス上にインク等を吐出してカラーフィルタを製造するカラーフィルタ製造装置、溶解状態の半田を基板上に吐出して部品実装用のバンプを形成する装置、金属を含む液体を吐出して配線パターンを形成する装置及び液滴を吐出して膜を形成する各種の成膜装置であってもよく、液滴を吐出するものであればよい。
(本実施形態に係るインクジェット記録装置の全体構成)
まず、本実施形態に係るインクジェット記録装置の全体構成を説明する。図1及び図2には、本実施形態に係るインクジェット記録装置の全体構成が概略図にて示されている。
図1及び図2に示すように、インクジェット記録装置10は、用紙等の記録媒体Pが収容される記録媒体収容部12と、記録媒体Pに画像を記録する画像記録部14と、記録媒体収容部12から画像記録部14へ記録媒体Pを搬送する搬送手段16と、画像記録部14によって画像が記録された記録媒体Pが排出される記録媒体排出部18と、を備えている。
画像記録部14は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドの一例として、インク滴を吐出して記録媒体に画像を記録するインクジェット記録ヘッド20Y、20M、20C、20K(以下、20Y〜20Kと示す)を備えている。
このインクジェット記録ヘッド20Y〜20Kは、記録媒体Pの搬送方向の上流側から、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の色の順で配置されており、その各色に対応したインク滴を、サーマル方式や圧電方式等の手段によって、ノズル面20Aに配列された複数のノズルから吐出し、画像を記録する構成となっている。
また、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kは、ぞれぞれ、画像記録が可能な幅が、記録媒体Pの被記録領域の幅以上とされている。なお、幅とは、記録媒体Pの搬送方向と交差する方向の長さである。
インクジェット記録装置10には、インクを貯留するインクタンク21Y、21M、21C、21Kが設けられている。このインクタンク21Y、21M、21C、21Kから、各インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kへインクが供給される。なお、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kへ供給されるインクとしては、水性インク、油性インク、溶剤系インク等、各種インクの使用が可能である。
更に、インクジェット記録装置10には、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kのメンテナンスをするメンテナンスユニット22Y、22M、22C、22K(以下、22Y〜22Kと示す)が設けられている。このメンテナンスユニット22Y〜22Kは、それぞれ、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kのノズル面20Aに対向する対向位置(図2に示す位置)と、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kのノズル面20Aから退避した退避位置(図1に示す位置)との間を移動可能に構成されている。
各メンテナンスユニット22Y〜22Kは、後述のキャップ部材64、清掃手段の一例としての後述の清掃ユニット44及び予備吐出受け等を有しており、各インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kをメンテナンスする際には、各インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kが所定高さ上昇すると共にメンテナンスユニット22Y〜22Kが対向位置に移動し、各種のメンテナンスを行う。
搬送手段16は、記録媒体収容部12に収容された記録媒体Pを送り出す送出しロール24と、送出しロール24によって送り出された記録媒体Pを挟持搬送する搬送ロール対25と、搬送ロール対25によって搬送された記録媒体Pの被記録面をインクジェット記録ヘッド20Y〜20Kに対面させる無端状の搬送ベルト30と、を備えている。
搬送ベルト30は、記録媒体Pの搬送方向下流側に配置された駆動ロール26と、記録媒体Pの搬送方向上流側に配置された従動ロール28とに張架され、所定方向(図1においてA方向)に循環移動するように構成されている。
また、従動ロール28の上部には、搬送ベルト30に従動すると共に記録媒体Pを搬送ベルト30へ押え付ける押さえロール32が配設されている。この押さえロール32は、帯電ロールを兼ねており、この押さえロール32によって搬送ベルト30が帯電されることにより、記録媒体Pが搬送ベルト30に静電吸着されて搬送される構成である。
なお、搬送ベルト30は、記録媒体Pを静電吸着して保持する構成に限定されるものではなく、記録媒体Pとの摩擦により、あるいは記録媒体Pを吸引や粘着などの非静電的手段によって保持する構成にしてもよい。
また、搬送ベルト30の下流側には、その搬送ベルト30から記録媒体Pを剥離する剥離爪34が接近・離隔可能に配設されている。インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kにより画像が記録された記録媒体Pは、搬送ベルト30の曲率及び剥離爪34により記録媒体Pが搬送ベルト30から剥離される構成となっている。
剥離爪34の下流側には、記録媒体Pの被記録面側がスターホイールとされた複数の搬送ロール対38が設けられている。この搬送ロール対38により、画像記録部14で画像が記録された記録媒体Pが、記録媒体排出部18へ搬送されて排出される。
また、搬送ベルト30の下方には、記録媒体Pを反転させる反転部36が設けられており、搬送ロール対38が記録媒体Pを下流に一旦搬送した後、搬送ロール対38が逆転して記録媒体Pが反転部36に送られる構成となっている。
この反転部36には、記録媒体Pの被記録面側がスターホイールとされた複数の搬送ロール対39が設けられ、反転部36に送り込まれた記録媒体Pを再度、搬送ベルト30へ送るようになっている。
その他、図示しないが、このインクジェット記録装置10には、画像信号に応じてインク滴の吐出タイミングと使用するノズルを決定し、そのノズルに駆動信号を印加するインクジェット記録ヘッド20Y〜20Kの制御手段と、インクジェット記録装置10の全体の動作を制御するシステム制御手段が備えられている。
次に、インクジェット記録装置10の画像記録動作について説明する。
まず、送出しロール24により、記録媒体収容部12から記録媒体Pが送り出され、記録媒体収容部12から送り出された記録媒体Pは、搬送ベルト30よりも上流側の搬送ロール対25により、搬送ベルト30へ送られる。
搬送ベルト30へ送られた記録媒体Pは、その搬送ベルト30の搬送面に吸着・保持され、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kの記録位置へ搬送され、記録媒体Pの被記録面に画像が記録される。そして、その画像記録終了後、記録媒体Pは搬送ベルト30から剥離爪34によって剥離される。
記録媒体Pの片面へのみ画像を記録する場合は、搬送ベルト30よりも下流側の搬送ロール対38によって記録媒体排出部18へ排出される。
記録媒体Pの両面へ画像を記録する場合には、片面に画像が記録された後、記録媒体Pは、反転部36で反転されて、再び搬送ベルト30に送られる。反対面側に上記と同様に画像が記録されて、記録媒体Pの両面に画像が記録され、記録媒体排出部18へ排出される。
(本実施形態に係るインクジェット記録ヘッドのノズル面を清掃する清掃機構)
次に、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kのノズル面20Aを清掃する清掃機構について説明する。なお、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kには、それぞれ、清掃機構が設けられているが、ここでは、インクジェット記録ヘッド20Yのノズル面20Aを清掃する清掃機構を例にとって説明する。
本実施形態に係る清掃機構40は、図3に示すように、インクジェット記録ヘッド20Yのノズル面20Aに沿って移動可能にメンテナンスユニット22Yに設けられた清掃ユニット44と、インクジェット記録ヘッド20Yと清掃ユニット44とを相対移動させる移動手段42と、を備えている。
移動手段42は、清掃ユニット44に固定された無端状のベルト46と、ベルト46が巻き掛けられた一対のプーリ48と、プーリ48を回転させる駆動モータ49とを備えて構成されている。
一対のプーリ48は、一方のプーリ48が、メンテナンスユニット22Yに一端部に設けられ、他方のプーリ48が、メンテナンスユニット22Yに他端部に設けられている。駆動モータ49は、一方のプーリ48を回転させることにより、ベルト46を循環移動させて、清掃ユニット44をインクジェット記録ヘッド20Yに対して移動させる。
このように、清掃ユニット44をインクジェット記録ヘッド20Yに対して移動させることにより、後述の第1支持ロール61及び後述の第2支持ロール62が支持する清掃シート52の各部位でノズル面20Aを払拭させる。
また、移動手段42は、第2支持ロール62が支持した清掃シート52の部位が、第1支持ロール61が支持した清掃シート52の部位の後にノズル面20Aを払拭する方向へ、清掃ユニット44を移動させるようになっている。
なお、移動手段が移動させる方向は、この方向に限られず、反対方向であっても良い。
また、一対のプーリ48は、図3において、一方のプーリ48のみを図示している。また、移動手段42としては、上記の構成に限られず、例えば、ボールねじやシリンダ等を用いた移動機構であってもよく、インクジェット記録ヘッド20Yと清掃ユニット44を相対移動させる移動機構であればよい。
清掃ユニット44は、インクジェット記録ヘッド20Yのノズル面20Aに沿って移動可能な移動体の一例としてのユニット本体50を備えている。ユニット本体50は、メンテナンスユニット22Yにインクジェット記録ヘッド20Yのノズル面20Aに沿って設けられたガイドシャフト47に移動可能に支持されており、ガイドシャフト47に沿って移動するようになっている。このユニット本体50にベルト46が固定されており、移動手段42でユニット本体50を移動させることにより、清掃ユニット44が移動する。
また、ユニット本体50は、清掃ユニット44による清掃を行わない場合は、インクジェット記録ヘッド20Yから外れた待機位置、すなわち、インクジェット記録ヘッド20Yのノズル面20Aに対向しない位置に待避しており、清掃ユニット44による清掃を行う場合に、ユニット本体50は移動手段42により、インクジェット記録ヘッド20Yの下面、すなわち、インクジェット記録ヘッド20Yのノズル面20Aに対向する対向位置に移動する。
なお、インクジェット記録ヘッド20Y側を移動させる構成であってもよく、インクジェット記録ヘッド20Yとユニット本体50とが相対移動する構成であればよい、
ユニット本体50には、図3及び図4−1に示すように、インクジェット記録ヘッド20Yのノズル面20Aを払拭して清掃可能な清掃シート52が設けられている。なお、清掃シート52の構成については後述する。
また、ユニット本体50には、清掃シート52を供給する供給手段の一例として、清掃シート52が巻き出される巻出し装置54が設けられている。
この巻出し装置54は、軸体で形成され、ユニット本体50に回転可能に設けられている。巻出し装置54には、清掃シート52が複数巻きに巻き付けられており、巻出し装置54から清掃シート52が巻き出されることにより、巻出し装置54から清掃シート52が供給される。
巻出し装置54から供給される清掃シートを回収する回収手段の一例として、清掃シート52を巻き取る巻取り装置56が設けられている。清掃シート52は、巻取り装置56及び巻出し装置54との間に一定の張力で張られた状態となっている。
巻取り装置56は、軸体で形成され、ユニット本体50に回転可能に設けられている。巻取り装置56には、巻取り装置56を回転させる駆動モータ57が設けられている。巻取り装置56が駆動モータ57の駆動力により回転することにより、巻出し装置54から清掃シート52が供給され、巻出し装置54で清掃シート52が巻き取られる。巻取り装置56は、清掃シート52を巻き取ることにより清掃シート52を回収する。
ユニット本体50には、巻出し装置54から巻取り装置56へ回収される清掃シート52をノズル面20Aに接触可能な接触位置に支持する第1支持部に一例としての第1支持ロール61が設けられている。
ユニット本体50には、巻出し装置54から巻取り装置56へ回収される清掃シート52をノズル面20Aに接触可能な接触位置に支持する第2支持部の一例としての第2支持ロール62が、第1支持ロール61から離れて設けられている。
第1支持ロール61及び第2支持ロール62の先端は、インクジェット記録ヘッド20Yのノズル面20Aよりも高い位置にあり、インクジェット記録ヘッド20Yの長手方向から見た場合に、第1支持ロール61及び第2支持ロール62とインクジェット記録ヘッド20Yとが重なり合っている。
これにより、清掃シート52は、第1支持ロール61及び第2支持ロール62が支持する各部位の2ヶ所で、ノズル面20Aに接触可能となっている。
清掃シート52が巻出し装置54から巻取り装置56へ回収される経路において、第2支持ロール62は、巻出し装置54側に配置され、第1支持ロール61は、巻取り装置56側に配置されている。すなわち、清掃シート52が巻出し装置54から巻取り装置56へ回収される経路の上流側に、第2支持ロール62が配置され、下流側に第1支持ロール61が配置されている。第1支持ロール61及び第2支持ロール62は、ユニット本体50に回転可能に設けられており、巻出し装置54から巻取り装置56へ回収される清掃シート52に従動して回転する。
また、第1支持ロール61及び第2支持ロール62は、弾性部材で形成され、その弾性力により、清掃シート52をノズル面20Aへ付勢している。なお、第1支持ロール61及び第2支持ロール62は、そのロール径が、必ずしも同じでなくとも良い。
また、第1支持部及び第2支持部としては、清掃シート52の搬送に悪影響がなければ、ロール体でなくてもよく、板状の固定部材などでも構わない。
さらに、ユニット本体50には、第1支持ロール61と第2支持ロール62との間で清掃シート52の表裏を反転させる反転機構58が設けられている。
反転機構58は、第1支持ロール61から第2支持ロール62までの清掃シート52の経路を規定することにより、清掃シート52の裏表を反転させるものであり、具体的には、清掃シート52が巻き掛けられる巻掛けロール58B、58Cを備えて構成されている。
本実施形態では、清掃ユニット44の移動方向に沿って、第2支持ロール62、巻出し装置54、第1支持ロール61、巻取り装置56の順で配列されており、巻出し装置54から供給され第2支持ロール62を通過した清掃シート52は、巻掛けロール58B、58Cによって、巻出し装置54側へ折り返されて、第1支持ロール61へ搬送される。このように、第2支持ロール62を通過した清掃シート52が、巻掛けロール58B、58Cによって、第1支持ロール61へ折り返すことで、第2支持ロール62を回る経路をたどることにより、清掃シート52は反転される。 なお、清掃シート52が巻き掛けられる巻掛けロール58A、58B、58C、58Dは、清掃シート52に一定の張力を付与する張力付与手段として作用している。
また、第2支持ロール62は、巻出し装置54から巻き出された清掃シート52の一方の面が巻き掛けられ、前記対向位置において清掃シート52の他方の面がノズル面20Aに接触する位置に清掃シート52を支持する第1ロールとして機能する。巻掛けロール58Bは、第2支持ロール62の下方に配置され、清掃シート52の前記一方の面が巻き掛けられる巻掛けロールとして機能する。第1支持ロール61は、巻掛けロールから引き出された清掃シート52の前記他方の面が巻き掛けられ、前記対向位置において清掃シート52の前記一方の面がノズル面20Aに接触する位置に清掃シート52を支持する第2ロールとして機能する。
また、清掃機構40は、第1支持ロール61及び第2支持ロール62が支持する清掃シート52の各部位のうち、インクジェット記録ヘッド20Yと清掃ユニット44とが相対移動した際に先にノズル面20Aを払拭する部位に、洗浄液を付与する洗浄液付与手段の一例としての洗浄液供給ヘッド60を備えている。
洗浄液供給ヘッド60は、第1支持ロール61に対向して配置されており、図示しない洗浄液タンクより洗浄液が供給されて、清掃シート52上に洗浄液を吐出可能となっている。洗浄液としては、乾燥・固化したインクを溶かすことが可能な液体、例えば、インクそのものや、染料や顔料などの色材を取り除いたインク、水、界面活性剤を含む液体及びアルコール類等が用いられる。
なお、洗浄液付与手段としては、洗浄液供給ヘッド60に限らず、洗浄液を清掃シート52に供給可能であれば、例えばローラ等により塗布する方法であってもよい。
また、図3、図9、図10、図11において、図中の清掃シート52上の点線は、洗浄液が付与された部分を示し、図4−1、図4−2、図8において、図中の清掃シート52のドット部分は、洗浄液が付与された部分を示す。
なお、メンテナンスユニット22Yには、インクジェット記録ヘッド20Y内のインクを吸引しかつ密閉可能なキャップ部材64が設けられている。
また、清掃シート52を最後まで使い終わった後は、清掃シート52単独もしくは清掃ユニット44ごと交換可能となっている。
また、本実施形態では、図3に示すように、巻出し装置54から巻取り装置56までA方向に沿って清掃ユニット44は搬送される構成であったが、巻出し装置54と巻取り装置56との位置を変えて、A方向と反対方向へ清掃ユニット44は搬送する構成であっても良い。
また、洗浄液供給ヘッド60は、図4−2に示すように、ユニット本体50に設けられていていてもよい。この構成では、例えば、清掃シート52を動かしながら、洗浄液を清掃シート52に連続的に供給して、常に清掃シート52の新しい部分で、ノズル面20Aを払拭する。
また、図4−2に示すように、第1支持ロール61よりも巻出し装置54側の清掃シート52、例えば、第1支持ロール61と巻掛けロール58Cの間でロールにかからない部分に洗浄液を付与し、その後、洗浄液が付与された部分が第1支持ロール61に巻き掛けられる位置にくるまで清掃シート52を巻き取り、清掃シート52を停止させた状態で第1支持ロール61に巻き掛けらた部分でノズル面20Aを払拭する構成であってもよい。なお、洗浄液付与手段としての洗浄液供給ヘッド60は、第2支持路ロール62を通過した後、第1支持ロールに巻き掛けられるまでの間で清掃シート52に洗浄液を付与すればよい。
(清掃シート52のシート材料)
次に、清掃シート52のシート材料について説明する。
清掃シート52は、図5(A)に示すように、表裏の材質が異なる2層構造で構成されている。洗浄液が付与される一方の面の表面層52Aは、洗浄液による清掃に適した材料が用いられ、他方の面の表面層52Bには、乾拭きによる清掃に適した材料が用いられている。清掃シート52の表裏の材質を異ならせることにより、洗浄液を付与する機能と、付着したゴミ等を取り除く清掃機能とを1つのシートに持たせている。
表面層52Bには、洗浄液によってとれやすくなった乾燥インク及びノズル面20Aに付着したゴミ等を取り除くクリーニング性能、ノズル面20Aに付着した洗浄液・液体インクを取り除く吸水性能、自ら繊維等のゴミを出さないリントフリー性能が要求される。
表面層52Bとしては、例えば、吸水性のある長繊維不織布や極細繊維を編んだ布などを用いるのが良い。また、特に吸水性能に重点を置く場合は、高吸水繊維や吸水性ポリマーなどを使用しても良い。
一方、表面層52Aは、主にノズル面20Aに洗浄液を付与する役割が大きいため、内部に洗浄液を多く保持させることが可能なシートが良い。表面層52Aは洗浄液を保持するための空間を有しており、清掃シート52の単位面積あたりの表面層52A中の空間の占める体積が、表面層52B中の空間の占める体積よりも大きくなっている。また、表面層52Aとしては、例えば、孤立孔が離散的に存在した構造の多孔質のシートが良好である。
また、清掃シート52は、図5(B)に示すように、その一方の面から他方の面への液体の浸透を抑制する中間層52Cを有した3層構造でもあっても良い。浸透を抑制すべき液体としては、表面層52Aに付与された洗浄液や、表面層52Bで拭き取ったインク及び洗浄液がある。中間層52Cとしては、例えば、樹脂(PET、PI、PA、PC等)性のフィルム材料が用いられる。
また、中間層は、図5(C)に示すように、一方の面の表面層に一体に形成されていてもよい。図5(C)に示す例では、液体の浸透を抑制する中間層は、表面層52Aと一体で形成されていている。この中間層としては、例えば、熱などを用いて、表面層52Aの表面層52B側の面を溶かし、封止してしまう構成としてもよい。
なお、この中間層としては、表面層52Bと一体に形成してもよい。また、表面層52A及び表面層52Bのうち、どちらか一方に中間層の機能を兼ねさせても良い。
また、清掃シート52は、上記のような複数構造である構成に限られず、例えばシートのコスト低減を優先させたい場合などは、単層構造の清掃シート52であってもよく、清掃シート52の表裏の面で同じ材質のものを用いてもよい。
(本実施形態の作用)
次に、上記の実施形態について作用を説明する。
ここでは、インクジェット記録ヘッド20Yがキャップ部材64で密閉された待機状態にある場合に、清掃機構40が、清掃命令を取得した場合について説明する。
本実施形態に係る清掃機構40においては、清掃命令を取得すると、キャップ部材64で密閉されていたインクジェット記録ヘッド20Yは上昇し、キャップ部材64から待避する。なお、図3の点線部分は、待機状態にあるインクジェット記録ヘッド20Yを示す。
次に、洗浄液供給ヘッド60が、第1支持ロール61の支持された清掃シート52の部位に洗浄液を所定量供給する。
次に、清掃ユニット44は、インクジェット記録ヘッド20Yに対向する位置へ移動し、第1支持ロール61が支持する清掃ユニット44の部位により、ノズル面20Aを濡れ拭きし、固着したインクの付着力を低下させる。その後、連続して第2支持ロール62が支持する清掃ユニット44の部位により、ノズル面20Aを乾拭きする。
このように、清掃シート52の一方の面でノズル面20Aを払拭し、第1支持ロール61と第2支持ロール62との間で反転された清掃シート52の他方の面でノズル面20Aを払拭する。
次に、第2支持ロール62がインクジェット記録ヘッド20Yを抜けた位置で清掃ユニット44を停止させ、インクジェット記録ヘッド20Yを清掃ユニット44と接触しない位置まで上昇させる。
次に、清掃ユニット44を元の待避位置へ移動させ、インクジェット記録ヘッド20Yを下げて、ノズル面20Aをキャップ部材64で密閉する。
次に、第2支持ロール62に清掃ユニット44の未使用部分が来る位置まで、巻取り装置56が清掃ユニット44を巻き取る。
このように、本実施形態では、清掃シート52を第1支持ロール61と第2支持ロール62との間で反転させることで、第1支持ロール61だけでなく、第2支持ロール62においても、清掃シート52の未使用の面でノズル面20Aを清掃する。
なお、本実施形態では、洗浄液による濡れ拭きと乾拭きとを行う構成であるが、これに限らず、例えば、異なる2種類の洗浄液を用いて濡れ拭きを2回行う構成であっても良く、また、乾拭きを2回行う構成であっても良い。
(反転機構58の変形例に係る反転機構59の構成)
清掃シート52をシート搬送方向と交差する方向に折り返すことにより、清掃シートを反転させる機構を用いても良い。
変形例に係る反転機構59は、図6(A)、(B)に示すように、清掃シート52が搬送されるシート搬送方向に対し斜めに配置された2つのバー66、68と、シート搬送方向に沿って配置された2つバー65、67を備えている。
また、上述の反転機構58においては、巻出し装置54又は及び巻出し装置54が、第1支持ロール61と第2支持ロール62の間に配置されていたのに対し、本変形例においては、巻出し装置54及び巻取り装置56は、第1支持ロール61及び第2支持ロール62の外側に配置されている。すなわち、第1支持ロール61及び第2支持ロール62が、巻出し装置54と巻取り装置56との間に配置されている。
第2支持ロール62のシート搬送方向の上流側には、清掃シート52が巻き掛けられる巻掛けロール69Aが配置され、第2支持ロール62のシート搬送方向の下流側には、清掃シート52が巻き掛けられる巻掛けロール69Bが配置されている。巻掛けロール69A、69Bに清掃シート52が巻き掛けられることにより、第2支持ロール62が支持する清掃シート52の部位に一定の張力が付与される。
第1支持ロール61のシート搬送方向の上流側には、清掃シート52が巻き掛けられる巻掛けロール69Cが配置され、第1支持ロール61のシート搬送方向の下流側には、清掃シート52が巻き掛けられる巻掛けロール69Dが配置されている。巻掛けロール69C、69Dに清掃シート52が巻き掛けられることにより、第1支持ロール61が支持する清掃シート52の部位に一定の張力が付与される。
バー66は、巻出し装置54から巻き出され巻掛けロール69Bを通過した清掃シート52に巻き掛けられ、清掃シート52をシート搬送方向と交差する交差方向Bに折り返す。
バー66によって折り返された清掃シート52は、バー65に巻き掛けられて、上方Cへ搬送される。バー65によって上方へ搬送された清掃シート52は、バー67に巻き掛けられて、交差方向Bと反対方向Dへ搬送される。バー67によって反対方向Dへ搬送された清掃シート52は、バー68に巻き掛けられて、シート搬送方向に折り返され、巻掛けロール69Cへ搬送される。
変形例に係る反転機構59では、以上のように、清掃シート52が第1支持ロール61と第2支持ロール62の間で反転される。
(巻出し装置54及び巻取り装置56の変形例)
次に、巻出し装置54及び巻取り装置56の変形例について説明する。
上記の実施形態では、清掃シート52を供給する供給手段として、清掃シート52を巻き出す巻出し装置54を用いていたが、本変形例では、図7に示すように、清掃シート52を折り畳んで収容した供給装置74が用いられる。
また、上記の実施形態では、清掃シート52を回収する回収手段として、清掃シート52を巻き取る巻取り装置56を用いていたが、本変形例では、清掃シート52を回収箱73で回収する回収装置76が用いられている。
回収装置76は、清掃シート52を収容可能な回収箱73を備え、回収箱73には、清掃シート52が回収箱73内へ入る入り口となる開口部73Aが形成されている。開口部73Aの上流側には、清掃シート52を回収箱73内へ送る送りロール対77が配置されている。
この送りロール77が清掃シート52を回収箱73内へ送ることにより、清掃シート52は、自重により回収箱73に回収される。
なお、清掃シート52が供給装置74から供給される量は、送りロール対77が清掃シート52を送る量によって制御される。
供給装置74は、清掃シート52を収容する収容箱75を備え、収容箱75には、清掃シート52が収容箱75から送り出される開口部75Aが形成されている。開口部75Aの下流側には、清掃シート52に張力を付与する張力付与手段78が設けられている。
張力付与手段78として、PETなど樹脂性の弾性部材78Bと、対面側にある樹脂性の受け部材78Aとが設けられている。弾性部材78Bと受け部材78Aとの間に清掃シート52を挟みこむことにより、清掃シート52に張力を与えている。なお、弾性部材78B及び受け部材78Aとも樹脂性に限らず、金属やゴム等でも良い。
また、本変形例は、供給装置74と回収装置76とを組み合わせた構成であるが、供給装置74と上述の巻取り装置56とを組みあわせた構成であっても良く、また、上述の巻出し装置54と回収装置76とを組み合わせた構成であっても良い。
(洗浄液を付与する洗浄液付与手段の変形例)
次に、洗浄液を付与する洗浄液付与手段の変形例について説明する。
上記の実施形態では、洗浄液付与手段として、清掃シート52上に洗浄液を吐出する洗浄液供給ヘッド60を用いていたが、本変形例では、洗浄液付与手段として、インクジェット記録ヘッド20Yを用いる。
この構成では、以下のように、インクジェット記録ヘッド20Y及び清掃ユニット44を動作させることにより、インクジェット記録ヘッド20Yを洗浄液付与手段として用いる。
まず、図8(A)に示すように、インクジェット記録ヘッド20Yを清掃シート52と接触しない位置に上昇させる。なお、図8(A)の実線部分が、上昇したインクジェット記録ヘッド20Yを示す。
次に、インクジェット記録ヘッド20Yのノズル面20Aの下に清掃ユニット44を移動させ、清掃ユニット44の待避位置に近い側にある複数のノズルからインクを清掃ユニット44に向けて吐出させ、清掃ユニット44を濡らす。
次に、清掃シート52がノズル面20Aに接触可能な位置までインクジェット記録ヘッド20Yを降下させる。なお、図8(A)の点線部分が、下降したインクジェット記録ヘッド20Yを示す。
次に、清掃ユニット44をノズル面20Aに沿って移動させて、インクで濡れた清掃ユニット44の部位で、ノズル面20Aを順次濡らすことにより、固着したインクの付着力を低下させる。
また、図8(B)に示すように、清掃シート52がノズル面20Aに接触しながら通過する前に、ノズルからインクを吐出させ、ノズルを濡らした状態にしておいてもよい。なお、この構成の場合は、インク滴を飛ばさず、ノズルにインクが付着するようにインクの吐出波形を制御する。このように、清掃シート52で拭く前にあらかじめノズルを濡らしておくことにより、固着したインクの付着力を低下させる。
また、ノズル面20Aに付着させるインクは、予め清掃シート52が通過する前に全ノズルを吐出させ、ノズル面20Aを濡らしておいても良いし、清掃シート52の移動に同期させながら、清掃シート52が通過する直前にインクを吐出させても良い。
本変形例では、インクジェット記録ヘッド20Yが洗浄液付与手段を兼ねるので、専用の洗浄液付与手段を設ける必要がない。
(第1支持ロール61及び第2支持ロール62に支持された清掃シート52の各部位を選択的にノズル面20Aに接触させる構成)
次に、第1支持ロール61及び第2支持ロール62の支持された清掃シート52の各部位を選択的にノズル面20Aに接触させる構成について説明する。
この構成においては、図9(A)、(B)に示すように、清掃ユニット44は、第1支持ロール61及び第2支持ロール62が支持した清掃シート52の各部位を選択的に接触位置から退避させる退避手段80を備えている。
退避手段80は、巻出し装置54、第1支持ロール61、第2支持ロール62、巻取り装置56及び巻掛けロール58A、58B、58C、58Dを支持する支持体82を備えている。
この支持体82は、揺動軸84によりユニット本体50に揺動可能に設けられている。支持体82は、図示しない駆動部により揺動して、第2支持ロール62に支持された清掃シート52の部位を接触位置から退避させ、第1支持ロール61に支持された清掃シート52の部位を接触位置に移動させるようになっている(図9(A)参照)。
また、支持体82は、図示しない駆動部により、反対方向に揺動して、第1支持ロール61に支持された清掃シート52の部位を接触位置から退避させ、第2支持ロール62に支持された清掃シート52の部位を接触位置に移動させるようになっている(図9(B)参照)。
この構成によれば、清掃ユニット44を往復移動させてノズル面20Aの清掃を行う。この場合に、清掃ユニット44の往復移動の往路にて、第2支持ロール62に支持された清掃シートの部位、すなわち、洗浄液が付与されていない部位を接触位置から退避させて、第1支持ロール61に支持された清掃シートの部位、すなわち、洗浄液が付与された部位を接触位置に移動させ、この部位でノズル面20Aを払拭する。
次に、往復移動の復路にて、第1支持ロール61に支持された清掃シートの部位、すなわち、洗浄液が付与された部位を接触位置から退避させて、第2支持ロール62に支持された清掃シートの部位、すなわち、洗浄液が付与されていない部位を接触位置に移動させ、この部位でノズル面20Aを払拭する。
このように、清掃ユニット44の往復移動の往路で洗浄液による濡れ拭きし、復路にて乾拭きがされる。なお、この構成では、濡れ拭き及び乾拭きを往路と復路に分けるので、濡れ拭きされてから乾拭きされるまでに時間差があるため、洗浄液が固着インクなどの汚れへの浸透し、汚れの付着力が低下した後、乾拭きが行われる。
なお、往復移動で濡れ拭きと乾拭きとを行う構成でなくても良く、濡れ拭きをした後に、一旦、清掃ユニット44を戻してから、空拭き清掃を行っても良い。
また、清掃シート52の表裏ともで、乾拭きを行うようにしてもよい。例えば、インクの特性等によってインクの乾燥・固化が発生しにくく、乾拭きのみでクリーニング可能な場合は、表裏とも乾拭きにてノズル面20Aを清掃し、清掃シート52を裏表で2回使用しても良い。
(第1支持ロール61及び第2支持ロール62に支持された清掃シート52の各部位を選択的にノズル面20Aに接触させる構成の変形例)
次に、第1支持ロール61及び第2支持ロール62に支持された清掃シート52の各部位を選択的にノズル面20Aに接触させる構成の変形例について説明する。
この構成では、図10(A)、(B)に示すように、退避手段として、巻掛けロール58Cを中心に揺動する第1揺動部材91と、巻掛けロール58Bを中心に揺動する第2揺動部材92とを備えている。
第1揺動部材91には、第1支持ロール61、巻掛けロール58D及び巻取り装置56が取り付けられており、これらの部材が、巻掛けロール58Cを中心に一体に揺動するようになっている。
また、第2揺動部材92には、第2支持ロール62、巻掛けロール58A及び巻出し装置54が取り付けられており、これらの部材が、巻掛けロール58Bを中心に一体に揺動するようになっている。
この構成によれば、清掃ユニット44の往復移動の往路にて、第2揺動部材92を揺動させ、第2支持ロール62に支持された清掃シートの部位、すなわち、洗浄液が付与されていない部位を接触位置から退避させて、第1支持ロール61に支持された清掃シートの部位、すなわち、洗浄液が付与された部位が接触位置にある状態で移動させ、この部位でノズル面20Aを払拭する。
次に、往復移動の復路にて、第1揺動部材91を揺動させ、第1支持ロール61に支持された清掃シートの部位、すなわち、洗浄液が付与された部位を接触位置から退避させて、第2揺動部材92を揺動させ、第2支持ロール62に支持された清掃シートの部位、すなわち、洗浄液が付与されていない部位を接触位置に移動させ、この部位でノズル面20Aを払拭する。
(清掃ユニットに対してインクジェット記録ヘッドを移動させる構成)
次に、清掃ユニットに対してインクジェット記録ヘッドを移動させる構成について説明する。
この構成は、図11に示すように、例えば、インクジェット記録ヘッド19をガイドシャフト63に沿って主走査方向に移動させながら、副走査方向に所定ピッチ搬送される記録媒体Pへ選択的にインク滴を吐出して、画像を記録するインクジェット記録装置11に用いられる。
このインクジェット記録装置11には、搬送される記録媒体Pを案内する搬送ガイド71から外れた位置に、清掃ユニット44が設けられている。また、インクジェット記録ヘッド19内のインクを吸引しかつ密閉可能なキャップ部材93が設けられている。清掃ユニット44及びキャップ部材93は、それぞれ独立して、インクジェット記録ヘッド19のノズル面19Aに接触可能な接触位置と、接触位置から退避した退避位置に移動可能となっている。
洗浄液供給ヘッド60は、インクジェット記録ヘッド19に取り付けられており、第1支持ロール61に対向して配置されている。
この構成によれば、インクジェット記録ヘッド19がキャップ部材93で密閉された待機状態にある場合に、清掃ユニット44が清掃命令を取得すると、キャップ部材93が下方へ退避する。
次に、洗浄液供給ヘッド60が第1支持ロール61に対向する対向位置に来るように、インクジェット記録ヘッド19が移動する。
次に、清掃シート52がノズル面19Aに接触可能な接触位置に移動するように、清掃ユニット44が上昇し、洗浄液供給ヘッド60は、第1支持ロール61が支持する清掃シート52の部位に洗浄液を所定量供給する。
次に、インクジェット記録ヘッド19を搬送ガイド71側へ移動させながら、まず、第1支持ロール61が支持する清掃ユニット44の部位により、ノズル面20Aを濡れ拭きし、連続して第2支持ロール62が支持する清掃ユニット44の部位により、ノズル面20Aを乾拭きする。
次に、インクジェット記録ヘッド19が第2支持ロール62を通過した後、インクジェット記録ヘッド19を停止させ、清掃シート52がインクジェット記録ヘッド19のノズル面19Aに接触しない位置まで清掃ユニット44を下降させる。
次に、インクジェット記録ヘッド19をキャップ部材93の上方位置まで移動させて停止させ、キャップ部材93を上昇させノズル面19Aを密閉する。
次に、第2支持ロール62に未使用部分が来る位置まで巻取り装置56が清掃シート52を巻き取る。なお、インクジェット記録装置11が画像記録命令を取得した場合は、清掃後、インクジェット記録ヘッド19をキャップ位置に戻さず、そのまま画像記録に入っても良い。
なお、本実施形態では、洗浄液による濡れ拭きと乾拭きとを行う構成であるが、これに限らず、例えば、異なる2種類の洗浄液を用いて濡れ拭きを2回行う構成であっても良く、また、乾拭きを2回行う構成であっても良い。
また、本発明は、本実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。
図1は、本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置の全体構成を示す概略図である。 図2は、本実施形態に係るインクジェット記録装置において、メンテナンスユニットがインクジェット記録ヘッドのノズル面に対向した状態を示す概略図である。 図3は、本実施形態に係る清掃機構を示す概略図である。 図4−1は、本実施形態に係る清掃ユニットを示す概略図である。 図4−2は、本実施形態に係る洗浄液供給ヘッドを清掃ユニット内に配置した構成を示す概略図である。 図5は、本実施形態に係る清掃シートの構成を示す概略図である。 図6は、本実施形態に係る反転機構の変形例を示す概略図である。 図7は、本実施形態に係る巻出し装置及び巻取り装置の変形例を示す概略図である。 図8は、本実施形態に係る洗浄液供給ヘッドの変形例を示す概略図である。 図9は、本実施形態に係る第1支持ロール及び第2支持ロールに支持された清掃シートの各部位を選択的にノズル面に接触させる構成を示す概略図である。 図10は、本実施形態に係る第1支持ロール及び第2支持ロールに支持された清掃シートの各部位を選択的にノズル面に接触させる構成の変形例を示す概略図である。 図11は、本実施形態に係る清掃ユニットに対してインクジェット記録ヘッドを移動させる構成を示す概略図である。
符号の説明
10 インクジェット記録装置
11 インクジェット記録装置
19 インクジェット記録ヘッド
19A ノズル面
20Y、20M、20C、20K インクジェット記録ヘッド(洗浄液付与手段)
20A ノズル面
42 移動手段
44 清掃ユニット
52 清掃シート
52C 中間層
52A 表面層
52B 表面層
54 巻出し装置(供給手段)
56 巻取り装置(回収手段)
58 反転機構
59 反転機構
60 洗浄液供給ヘッド(洗浄液付与手段)
61 第1支持ロール
62 第2支持ロール
74 供給装置(供給手段)
76 回収装置(回収装置手段)
80 退避手段

Claims (8)

  1. ノズル面に配列された複数のノズルから液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、
    前記ノズル面を払拭して清掃可能な清掃シートと、前記清掃シートを供給する供給手段と、前記供給手段から供給される前記清掃シートを回収する回収手段と、前記供給手段から前記回収手段へ回収される前記清掃シートを前記ノズル面に接触可能な接触位置に支持する第1支持部と、前記第1支持部から離れて設けられ前記供給手段から前記回収手段へ回収される前記清掃シートを前記ノズル面に接触可能な接触位置に支持する第2支持部と、前記第1支持部と前記第2支持部との間で前記清掃シートの表裏を反転させる反転機構と、を有する清掃手段と、
    前記液滴吐出ヘッドと前記清掃手段とを前記ノズル面に沿って相対移動させて、前記第1支持部及び前記第2支持部が支持する前記清掃シートの各部位で前記ノズル面を払拭させる移動手段と、
    を備えたことを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 前記第1支持部及び前記第2支持部が支持する清掃シートの各部位のうち、前記液滴吐出ヘッドと前記清掃手段とが相対移動した際に先に前記ノズル面を払拭する部位又はその部位よりも前記供給手段側の前記清掃シートに洗浄液を付与する洗浄液付与手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
  3. 前記洗浄付与手段は、前記液滴の液体を前記洗浄液として付与する前記液滴吐出ヘッドであることを特徴とする請求項2に記載の液滴吐出装置。
  4. 前記清掃シートは、その一方の面から他方の面への液体の浸透を抑制する中間層を備えたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の液滴吐出装置。
  5. 前記清掃シートの一方の面の表面層であって、前記洗浄液が付与される面の表面層は、前記液体を保持可能な空間を有し、他方の面の表面層に比べ、単位面積あたりの空間が占める体積が大きいことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の液滴吐出装置。
  6. 前記移動手段は、前記液滴吐出ヘッドと前記清掃手段とを往復移動させ、
    その往復移動の往路にて、前記第1支持部及び前記第2支持部が支持した前記清掃シートの各部位のうち、前記洗浄液が付与されていない部位を前記接触位置から退避させて、前記洗浄液が付与させた部位で前記ノズル面を払拭させると共に、前記往復移動の復路にて、前記洗浄液が付与された部位を前記接触位置から退避させて、前記洗浄液が付与させていない部位で前記ノズル面を払拭させる退避手段を備えたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の液滴吐出装置。
  7. 前記第2支持部は、前記第1支持部よりも前記供給手段側で前記清掃シートを支持し、
    前記移動手段は、前記第2支持部が支持した前記清掃シートの部位が、前記第1支持部が支持した前記清掃シートの部位の後に前記ノズル面を払拭する方向へ、前記液滴吐出ヘッドと前記清掃手段とを相対移動させることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の液滴吐出装置。
  8. ノズル面に配列された複数のノズルから液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、
    前記液滴吐出ヘッドと対向する対向位置へ相対移動可能な移動体と、前記移動体に設けられ清掃シートを巻き出す巻出し装置と、前記移動体に設けられ前記巻出し装置から巻き出された清掃シートの一方の面が巻き掛けられ前記対向位置において前記清掃シートの他方の面が前記ノズル面に接触する位置に前記清掃シートを支持する第1ロールと、前記第1ロールの下方に配置され前記清掃シートの前記一方の面が巻き掛けられる巻掛けロールと、前記移動体に設けられ前記巻掛けロールから引き出された清掃シートの前記他方の面が巻き掛けられ前記対向位置において前記清掃シートの前記一方の面が前記ノズル面に接触する位置に前記清掃シートを支持する第2ロールと、前記第2ロールから引き出された清掃シートを巻き取る巻取り装置と、を有する清掃手段と、
    前記清掃手段の移動体を前記対向位置へ相対移動させて、前記第1ロール及び前記第2ロールに巻き掛けられた前記清掃シートの各部位で前記ノズル面を払拭させる移動手段と、
    を備えたことを特徴とする液滴吐出装置。
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