JP2001350380A - シート再生装置 - Google Patents

シート再生装置

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JP2001350380A
JP2001350380A JP2000173577A JP2000173577A JP2001350380A JP 2001350380 A JP2001350380 A JP 2001350380A JP 2000173577 A JP2000173577 A JP 2000173577A JP 2000173577 A JP2000173577 A JP 2000173577A JP 2001350380 A JP2001350380 A JP 2001350380A
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sheet
drying
air
printing material
unit
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Masafumi Yamamoto
雅史 山本
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートとこれに付着している印字材料とを液
体で濡らし、次にシートから印字材料を除去し、続いて
シートを乾燥するシート再生装置において、濡れたシー
トを効率的に乾燥する手段を提供する。 【解決手段】 シート再生装置10に、シート26に低
湿度の空気を付与する乾燥部22を設けた。このシート
再生装置10によれば、印字材料が除去されたシート2
6は、乾燥部22において供給される低湿度の空気によ
って乾燥される。そのため、乾燥中のシート表面に蒸気
層が存在せず、シートの乾燥が促進される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙やプラスチック
フィルムなどのシートに付着している印字材料を除去し
て該シートを再生するシート再生装置に関する。特に、
本発明は、液体を利用して印字材料を除去するシート再
生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液体を利用したシート再生装置が
種々提案されている。一般に、この種のシート再生装置
は、印字材料が付着しているシート(例えば、トナーが
付着している複写紙やプリント紙)を給紙する給紙部
と、給紙部から供給されたシートに液体を付与して該シ
ートを濡らす湿潤部と、湿潤したシートから印字材料を
除去する印字材料除去部と、印字材料が除去されたシー
トを乾燥する乾燥部(後乾燥部)と、乾燥されたシート
を収容する収容部とを備えている。また、シートによっ
ては湿潤部に供給する前に乾燥させておくことで印字材
料の除去効率が良くなるものがあるので、湿潤部の前に
別の乾燥部(前乾燥部)を設けたシート再生装置も提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のシー
ト再生装置は、前乾燥部及び後乾燥部に、シートに含ま
れている水分を除去する手段(加熱手段)として、ヒー
タを内蔵したローラや金属板を利用している。しかし、
ヒータ内蔵型のローラや金属板を用いてシートを加熱す
る場合、以下の問題がある。
【0004】(a) 乾燥後のシート表面近傍に蒸気層
が存在し、この蒸気層がシートの完全な乾燥を阻害す
る。 (b) パルプ繊維主体の基材の表面に耐水性の被膜を
設けたシートを再生する場合、シートに吸収された水分
を除去するために、加熱されたローラ等で高温(約16
0℃)を加えると、紙の内部に存在する水が沸騰・膨張
して耐水被膜にブツブツの膨らみ(ブリスタ)を生じ
る。 (c) 樹脂製の合成紙・透明シートを基材としたシー
トの場合、これらにローラで高温を加えると、シートは
大きく変形(例えば、湾曲)してその平面性が失われ、
再利用不能となる。 (d) 通常、ローラは約150℃程度まで加熱される
ので、乾燥部の周囲を断熱する必要がある。また、蒸気
を含んだ高湿の空気が乾燥部の外に流出すると周囲の環
境を悪化する。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の問題を解消するた
め、本願発明のシート再生装置は、印字されたシートに
液体を付与する付与手段と、液体が付与されたシートか
ら印字材料を除去する除去手段と、印字材料が除去され
たシートに低湿空気を供給する供給手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0006】本発明の他の形態は、印字材料が除去され
たシートを乾燥させる乾燥手段を備え、上記供給手段は
上記乾燥手段に低湿度空気を供給することを特徴とす
る。
【0007】また、本発明の他の形態は、上記供給手段
が上記空気を除湿する除湿手段を有する。
【0008】さらに、本発明の他の形態は、上記記除湿
手段で除湿された空気を上記供給手段から上記乾燥手段
に輸送する第1の輸送手段と、上記シートの水分を含む
空気を上記乾燥手段から上記供給手段に輸送する第2の
輸送手段とを有する。
【0009】さらにまた、本発明の他の形態は、上記乾
燥手段が、上記シートに上記低湿度の空気を吹き付ける
送風手段を有することを特徴とする。
【0010】そしてまた、本発明の他の形態は、印字材
料が付着したシートを収容する第1の収容手段と、上記
供給手段から上記第1の収容手段に収容されているシー
トに上記低湿度の空気を付与する第1の低湿度空気付与
手段を有することを特徴とする。
【0011】また、本発明の他の形態は、印字材料が除
去されたシートを収容する第2の収容手段と、上記供給
手段から上記第2の収容手段に収容されているシートに
上記低湿度の空気を付与する第2の低湿度空気付与手段
を有することを特徴とする。
【0012】さらに、本発明の他の形態は、上記低湿度
の空気の湿度が20%以下であることを特徴とする。
【0013】さらにまた、本発明の他の形態は、上記印
字材料がトナーであり、上記低湿度の空気の温度が55
℃以下であることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施形態】以下、添付図面を参照して本発明の
実施形態を説明する。なお、添付図面に示す複数の実施
形態において共通する部分・部材は同一の符号を付す。
【0015】I.実施形態1 (1) 概略構成 図1は、シート(例えば、紙、プラスチックフィルム)
から該シートに付着している印字材料(例えば、トナ
ー)を除去して該シートを再利用可能な状態にする、実
施形態1のシート再生装置(以下、「再生装置」とい
う。)10を示す。再生装置10は、概略、この再生装
置10で再生するシートを収容し供給する供給部12
と、供給部12から送り出されたシートに液体を付与し
て該シートを濡らす浸漬部14と、液体の付与されたシ
ートから印字材料を除去する印字材料除去部16と、印
字材料が除去されたシートに液体をスプレーして該シー
ト上に残留しているかもしれない印字材料を除去するリ
ンス部18と、印字材料が除去されたシートの表面に付
着した水分を除去する水分除去部(絞り部)20と、水
分を絞り出したシートを再利用可能な状態まで乾燥する
乾燥部22と、乾燥したシートを排出し収容する排出部
24とを有する。
【0016】(2) 供給部12 供給部12は、シート26を収容する供給トレイ28を
有する。供給トレイ28に収容されるシート26は、再
生装置10を用いて再生するために作られた専用の再生
シートである。供給部12はまた、供給トレイ28に積
層して収容されている複数のシート26から最上シート
のみを送り出すための捌き機構30と、捌き機構30に
よって下層のシートから分離された最上シートをシート
搬送経路31に沿って送り出す搬送機構32を有する。
本実施形態では、捌き機構30として、最上シートに接
触するピックアップローラと該ピックアップローラの外
周面に接触する捌きパッドとを有する捌き装置を利用し
ているが、他の形態の捌き装置を利用してもよい。ま
た、搬送機構32としては、通常、駆動系に連結された
第1の軸とこれに平行に配置された第2の軸とを有し、
これらの軸に所定の間隔をあけて複数のローラ(例え
ば、ゴムローラ)を取り付け、一方の軸に取り付けたロ
ーラと他方の軸に取り付けたローラとでシートを挟持し
て搬送する、従来から複写機やプリンタの用紙搬送装置
として利用されているローラ搬送装置が利用される。
【0017】(3) 浸漬部 浸漬部14は、クリーニング液(液体)34を収容する
容器36を有する。クリーニング液34としては、水が
利用される。なお、シート26に付着している印字材料
を除去し易くするために、界面活性剤を約0.01%
(=界面活性剤の重量/水の重量)添加してもよい。ま
た、水の腐敗を防止するために、適当な防腐剤を添加し
てもよい。
【0018】容器36の内部空間は、越流壁38によっ
て、シート26を浸漬するための浸漬槽40と、この浸
漬槽40から越流したクリーニング液34を収容する越
流槽42とに分断されている。容器36はまた、浸漬槽
40から越流壁38を越流して越流槽42に流れ込んだ
クリーニング液34を再び浸漬槽40に送り込むと共に
越流槽42から浸漬槽40にクリーニング液34を送る
過程で該クリーニング液34に含まれる異物(例えば、
印字材料)を回収する液体循環部44と、浸漬槽40に
クリーニング液34を補充するための液体補充部46が
付設されている。
【0019】液体循環部44は、液体循環路48を有す
る。液体循環路48は、一端が越流槽42に接続され、
他端が浸漬槽40の上方に位置している。したがって、
越流槽42に溜まったクリーニング液34は、浸漬槽4
0に液面上から補給される。また、液体循環路48は、
この液体循環路48に沿ってクリーニング液34を強制
循環するためのポンプ50と、クリーニング液34に含
まれる異物を除去するフィルタ部52を有する。
【0020】液体補充部46は、補充用クリーニング液
34を収容する予備タンク54と、一端を予備タンク5
4に収容されている補充用クリーニング液34の液面下
に位置させ、他端を浸漬槽40に収容されているクリー
ニング液34の液面上に位置させた液体補充路(管)5
6と、この液体補充路56に沿って補充用クリーニング
液34を送水するポンプ58とを有する。液体補充部4
6のポンプ58は、越流槽42に溜まっているクリーニ
ング液34の液面高さを検出する水位計60から供給さ
れる信号に基づいて制御され、常に越流槽42における
クリーニング液34の液面高さが一定となるように駆動
する。なお、水位計60としては種々の計測器が利用で
き、例えばフロートとスイッチとを組み合わせたものが
好適に利用できる。
【0021】容器36の浸漬槽40には、シート搬送経
路31に沿って、供給部12から送られてきたシート2
6を浸漬槽40内のクリーニング液34中で搬送するた
めに、複数の搬送機構62と、これら複数の搬送機構6
2の間でシート26をガイドするガイド機構(図示せ
ず)とを有する。搬送機構62は、上述したローラ搬送
装置が用いられる。ガイド機構としては、シート搬送経
路31を挟み、所定の間隔をあけて対向する一対のガイ
ド板(クリーニング液34が出入りできる複数の開口部
を有する板)又はガイドワイヤ(シート搬送方向に伸び
且つシート搬送方向と直交する方向に所定の間隔をあけ
て配置された複数のワイヤ)が好適に利用できる。
【0022】(4) 印字材料除去部 印字材料除去部16は、シート搬送経路を挟んで対向す
る一対のブラシローラ64を有する。これらブラシロー
ラ64は、駆動系に連結された軸と、この軸の外周にナ
イロン繊維の植毛された基布を巻き付けたものが利用さ
れ、シート搬送経路31に沿って搬送されるシート26
の表面と裏面にそれぞれのブラシローラ64の毛が接触
するように配置されている。また、ブラシローラ64の
間を通過するシート26の表面と裏面に付着している印
字材料に接触して該シート26から印字材料を除去する
ために、それぞれ図示しないモータに駆動連結されてい
る。
【0023】なお、ブラシローラ64の周速度は、シー
ト26の搬送速度の数倍から数十倍に設定される。ま
た、ブラシローラ64の回転方向について簡単に説明す
ると、シート26の先端がブラシローラ64の対向部に
進入するときブラシローラ64の毛先がシート回転方向
に移動し、シート26の先端が対向部を通過した後は毛
先がシート搬送方向と逆方向に移動するように、ブラシ
ローラ64の駆動モータを制御することが好ましい。
【0024】なお、本実施形態では、シート26に接触
して該シート26から印字材料を除去する部材としてブ
ラシローラ64を用いているが、回転軸の周囲にスポン
ジ又は布等の柔らかい部材を取り付けたローラを利用す
ることもできる。
【0025】(5) リンス部 リンス部18は、一対のブラシローラ64の間を通過す
る又は通過したシート26の表面と裏面にクリーニング
液34を供給するために、シート搬送経路31を挟み且
つブラシローラ64の上方に配置されたスプレーノズル
66を有する。このスプレーノズル66は、上述した液
体循環路48の他端に接続されており、この液体循環路
48で浄化されたクリーニング液34が供給されるよう
にしてある。なお、本実施形態において、スプレーノズ
ル66は、所定の間隔をあけて液体噴射孔を形成した管
をその途中で180°折り返して形成されている。
【0026】(6) 水分除去部 水分除去部20は、シート搬送経路31を挟んで対向す
ると共に、このシート搬送経路31上で互いに接触する
2つのローラからなる絞りローラ対68を有する。これ
ら絞りローラ対68を構成する2つのローラの一方は図
示しないモータに駆動連結されている。なお、本実施形
態では、シート搬送経路31に沿って所定の間隔をあけ
て2組の絞りローラ対68が設けてあるが、絞りローラ
対68は一組だけでもよい。
【0027】(7) 乾燥部 乾燥部22は、シート搬送経路31の一部を含む空間
(乾燥室70)を囲むハウジング72を有する。図2に
最も良く示すように、ハウジング72は、乾燥室70に
シート26を導入するための入口部(入口開口部)74
と、乾燥室70からシート26を排出するための出口部
(出口開口部)76とを有する。また、図1に示すよう
に、入口部74と出口部76の外側(シート搬送方向に
関して入口部の上流側と出口部の下流側)にはそれぞ
れ、水分除去部20から供給されたシート26を入口部
74に送り込むための搬送機構78と出口部76から排
出されたシート26を排出部24に供給するための搬送
機構80が設けてある。
【0028】再び図2に戻り、乾燥室70の内部には、
入口部74から出口部76までの間に、所定の間隔をあ
けて複数の搬送機構82が配置されている。この搬送機
構82は、浸漬部14の搬送機構と同様のローラ搬送装
置が好適に利用できる。また、隣接する搬送機構82の
間には、シート搬送経路31に沿って搬送されるシート
26をガイドするためのガイド部材(図示せず)が配置
されている。このガイド部材は、シート搬送経路31を
挟み、所定の間隔をあけて対向する一対のガイド板(空
気の通過できる複数の開口部を有する板)又はガイドワ
イヤ(シート搬送方向に伸び且つシート搬送方向と直交
する方向に所定の間隔をあけて配置された複数のワイ
ヤ)を有するものが好適に利用できる。
【0029】入口部74と出口部76はそれぞれ密閉さ
れている。具体的に、本実施形態では、入口部74と出
口部76の近接に搬送機構82(ローラ対)を配置し、
これら入口部74と出口部76を形成しているハウジン
グ壁部分にフレキシブルなシール部材(例えば、ゴムシ
ート又はプラスチックシート)84、86と取り付け、
このシール部材84、86を対応するローラの外周面に
接触させることにより、乾燥室70が外部から遮断され
ている。
【0030】隣接する搬送機構82の間には、ガイド部
材の外側(上部のガイド部材の上方と下部のガイド部材
の下方)に乾燥手段である送風機(ファン88)が配置さ
れており、ファン88から吹き出された空気が、ガイド
部材によってガイドされながら搬送されるシート26の
両面に吹き付けられるようにしてある。ガイド部材又は
ファン88の近傍に、ガイド部材に沿って電熱ヒータ
(補助ヒータ)を設け、これによりシートに吹き付けら
れる空気を更に加熱してもよい。
【0031】なお、入口部74から出口部76までの間
でシート26に対して空気の吹き付けられる距離(乾燥
距離)は、例えば、シート搬送速度が10〜20mm/
秒の場合、約60cm以上とするのが好ましい。また、
ファン88とシート搬送経路31との距離は約1〜2c
m、ファン88から吹き出される空気の流速は約5m/
秒程度が好ましい。さらに、上部ガイド部材と下部ガイ
ド部材との間隔は、約4mm程度以下に狭くするのが好
ましい。
【0032】乾燥室70は、この乾燥室70に乾燥した
空気を供給すると共に、シート26に含まれている水分
を吸収した湿潤空気を排気するための空気循環路(供給
手段及び、第1、第2の輸送手段)90に接続されてい
る。空気循環路90の一端(給気口92)は出口部76
の近傍に接続され、他端(排気口94)は入口部74の
近傍に接続されている。逆に、給気口92を入口部74
の近傍に設け、排気口94を出口部76の近傍に配置し
てもよい。また、給気口92の中にはヒータ(例えば、
電熱ヒータ)96が配置され、排気口94の中には循環
ファン98が配置され、それぞれ図示しない制御回路を
介して動力源に接続されている。
【0033】給気口92と排気口94との間には、空気
循環路90の中を排気口94から給気口92に向って送
られる空気の水分を除去する除湿装置100が配置され
ている。この除湿装置100は、図3に最も良く示すよ
うに、一つの冷媒循環路(管)102を有する。冷媒循
環路102は、冷媒を加圧して高温高圧化するコンプレ
ッサ104と、コンプレッサ104で液化された冷媒
(高温)と空気(低温)との間で熱交換させるための第
1の熱交換器106と、第1の熱交換器106で熱交換
(放熱)した冷媒(高温高圧液)を減圧して低温液化す
る膨張弁108と、膨張弁108で得られた冷媒液(低
温)と空気(高温)との間で熱交換させる第2の熱交換
器110を備えており、第2の熱交換器110では冷媒
は空気(高温)との間で熱交換(吸熱)し、低温低圧の
ガスとなってコンプレッサ104に戻される。第1の熱
交換器106と第2の熱交換器110は、空気循環路9
0の途中に、第1の熱交換器106を給気口92側に位
置させ、第2の熱交換器110を排気口94側に位置さ
せてある。なお、熱交換器106、110は、冷媒搬送
管の周囲に、伝熱性の高い金属からなる多数のフィンを
備えたものが好適に利用できる。第1の熱交換器106
と給気口92との間には、ファン(例えば、ロータリフ
ァン112)が配置されている。また、第2の熱交換器
110の下方には水受けパン114が配置され、第2の
熱交換器110の外面上に発生した水滴(クリーニング
液)を回収するようにしてある。さらに、水受けパン1
14は、この水受けパン114で回収したクリーニング
液34を予備タンク54に回収するために、回収路
(管)116に接続されている。
【0034】(8) 排出部 図1に戻り、排出部24は、乾燥部22で乾燥されたシ
ート26を積層して収容する排出トレイ118を有す
る。
【0035】(9) シート再生処理 以上の構成を有する再生装置10の動作を説明する。具
体的に、再生すべきシート26は供給トレイ28に積層
して収容される。この状態で再生装置10が起動する
と、供給トレイ28に収容された複数のシート26は、
捌き機構30によって最上シートから順次送り出され、
搬送機構32によって浸漬部14に供給される。
【0036】浸漬部14に供給されたシート26は、ガ
イド部材にガイドされながら搬送機構62によって搬送
され、浸漬槽40内のクリーニング液34に所定時間浸
漬される。これにより、シート26に付着している印字
材料は、これに軽く物理的な力を与えることで除去でき
る状態になる。浸漬槽40のクリーニング液34から排
出されたシート26は、その表面と裏面が一対のブラシ
ローラ64の摺擦力を受け、これら表面と裏面に付着し
ている印字材料が除去される。このとき、シート26の
表面と裏面にはそれぞれスプレーノズル66からクリー
ニング液34が噴射され、ブラシローラ64の対向部を
通過したシート部分に付着している印字材料が洗い流さ
れる。また、ブラシローラ64に付着した印字材料が浸
漬槽40に洗い落とされる。
【0037】浸漬槽40に落下した印字材料、また浸漬
槽40の中をシート26が搬送される過程で該シート2
6から分離した印字材料は、越流壁38を越えて浸漬槽
40から越流槽42に流れるクリーニング液34と共に
越流槽42に流れ込む。越流槽42のクリーニング液3
4に含まれる印字材料は、液体循環路48内をポンプ5
0によって送られ、フィルタ部52によって除去され
る。印字材料が除去されたクリーニング液34は、スプ
レーノズル66からシート26の表面と裏面、及びブラ
シローラ64に噴射される。なお、越流槽42の水面高
さは水位計60によって計測されており、越流槽42内
の水位が所定の水位以下になると補充ポンプ58が駆動
し、予備タンク54から浸漬槽40にクリーニング液3
4が補充される。
【0038】印字材料が除去されたシート26は、水分
除去部20の絞りローラ対68によって挟圧され、表面
に付着している水分、及びシート26の内部に含まれて
いる水分の一部が除去される。続いて、表面から水分が
除去されたシート26は乾燥部22に送られ、ここで乾
燥(除湿)した高温空気が表面と裏面に吹き付けられ、
これにより所定の湿度状態まで乾燥された後、排出部2
4の排出トレイ118上に排出される。
【0039】(10) 乾燥処理 乾燥部22における乾燥処理について詳細に説明する。
図2に示すように、乾燥室70と空気循環路90の空気
は、循環ファン98とロータリファン112の駆動に基
づき、空気循環路90をその排気口94から給気口92
へと送られ、また乾燥室70を給気口92から排気口9
4へと送られる。まず、排気口94から空気循環路90
に送り込まれた空気(高温・高湿空気)は、除湿装置1
00の第2の熱交換器110(低温)と接触して低温・
低湿空気となる。このとき、第2の熱交換器110と接
触した空気から奪われて第2の熱交換器110の外面に
付着した水(クリーニング液34)は、水受けパン11
4に回収され、回収管116を通じて予備タンク54に
落下する。
【0040】次に、低温・低湿空気は、第1の熱交換器
106(高温)に接触し、高温・低湿空気となる。続い
て、この高温・低湿空気は、ロータリファン112によ
って空気循環路90の給気口92に送られ、再びヒータ
96により加熱された後、出口部76の近傍で乾燥室7
0に送り込まれる。
【0041】乾燥室70に供給された高温・低湿空気
(例えば、温度35〜60℃、湿度5〜20%)は、複
数のファン88によって、搬送機構82によりシート搬
送路31を搬送されている湿潤シート26の表面と裏面
に吹き付けられる。この結果、シート26の表面に残存
する水分は勿論、シート26の内部に含まれる水分も除
去される。
【0042】シート26から除去された水分は、給気口
92から排気口94に向かって流れる空気と共に、高温
・高湿空気となって排気ファン98により空気循環路9
0に送り込まれる。この高温・高湿て除湿装置100
は、上述のように、除湿装置100によって再び高温・
低湿空気に変換されて乾燥室70に送り込まれる。
【0043】乾燥室70の温度と湿度は、乾燥室70の
適当な場所に電気式温度計と電気式湿度計を設け、これ
ら温度計と湿度計からの出力に基づいて、排気ファン9
8、ロータリファン112、コンプレッサ104の駆動
を制御することで管理できる。なお、温度と湿度は相関
性があるので、湿度計を設けることなく、温度計だけの
出力だけをもとに排気ファン等の駆動を制御すること
で、湿度も併せて制御できる。
【0044】このように、上述した乾燥部22を備えた
再生装置は、高温低湿空気(例えば、温度35〜60
℃、湿度5〜20%)をシート26に吹き付けるので、
シート26の乾燥効率が良く、例えばパルプ繊維を主体
とした吸水性の基材を用いたシートであっても、所望の
湿度状態まで乾燥できる。また、シートから蒸発した水
分を含む高湿空気を除湿装置で低湿空気に変化させて再
利用しており、この高湿空気が環境に排出されることが
ないので、環境を悪化することもない。さらに、除湿時
に回収した水分をクリーニング液として再利用するの
で、クリーニング液の損失が少なく、またクリーニング
液の補充頻度が少なく済む。
【0045】II.実験 再生装置の再生能力を実験により評価した。実験では、
2種類のA4版シートA,B(後述する。)を利用し、
乾燥室に進入する直前と乾燥室を通過直後のシートの含
水量と、乾燥後のシートの表面抵抗を測定した。また、
乾燥後のシートを用いて画像を作成し、出来上がった画
像の画質を目視で評価した。
【0046】画質評価の印字には、ミノルタ(株)製電
子写真複写機EP1082を用いた。表面抵抗の測定
は、東亜電波工業(株)のデジタル絶縁計DSM−81
03と平板試料測定用電極SME8311を用いた。シ
ートの含水量は、該シートを70℃に維持された電気炉
に15分間放置したときのシート重量(W0)を水分ゼ
ロとみなし、乾燥前と乾燥後のシートの重量(W1
2)を天秤で測定し、これらの重量差(W1−W0,W2
−W0)から単位面積あたりの含水量(mg/cm2)を
算出した。
【0047】シートAは、以下の基層、中間層、表層か
らなる。 基層:ミノルタ(株)CFペーパー(商品名)を用い
た。 中間層:水分散性ウレタン樹脂溶液(HUX−232:
旭電化製)100gに、メラミン−ホルムアルデヒド樹
脂(スミレーズ613:住友化学製)5gと、ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテル0.1gを添加した
混合液を5分間撹拌し、中間層樹脂溶液を得た。次に、
この中間接着層溶液を、バーコータで基層の片面に塗布
した。塗布液は、120℃で5分間乾燥し、さらにコロ
ナ放電を行ない、厚さ5μmの中間層(接着層)を得
た。 表層:水溶性樹脂としてアニオン変成ポリビニルアルコ
ール(KL−318:クラレ社製)16gを水184g
に溶解し、樹脂溶液を調製した。次に、この樹脂溶液
に、エポキシ系架橋剤(デナコールEX−313:長瀬
化成製)3.2gと、ポリオキシエチレンノニルフェニ
ルエーテル0.4gを添加し、15分間撹拌した。得ら
れた液をバーコータで中間層の上に塗布し、120℃で
2時間加熱し、厚さ9μmの表層を得た。
【0048】シートBも、以下の基層、中間層、表層か
らなる。 基層:厚さ100μmのポリエチレンテレフタレート
(PET)シートを使用した。 中間層:ポリカーボネート樹脂14gを1,4−ジオキ
サン86gに溶解した樹脂溶液を調製した。この樹脂溶
液にメラミン−ホルムアルデヒド樹脂(スミレーズレジ
ン613:住友化学製)1gを添加し撹拌した。得られ
た溶液を、バーコータで基層に塗布し、80℃、5分間
加熱し、さらにコロナ放電を行なって、厚さ3μmの中
間層を得た。 表層:水溶性樹脂としてポリビニルアルコール(CM−
318:クラレ社製)16gを水184gに溶解し、樹
脂溶液を調製した。この樹脂溶液に、メラミン−ホルム
アルデヒド樹脂(スミレーズレジン613:住友化学社
製)0.5gと塩化アンモニウム0.6g、界面活性剤
としてポリオキシエチレンニノフェニルエーテル0.2
g、および微粒子としてシリカ微粒子(サイリシア45
0:富士シリシア社製)1gを添加して15分間撹拌し
た。得られた液をバーコータで中間層の上に塗布し、1
20℃、2時間加熱し、厚さ6μmの表層を得た。
【0049】実験の結果を以下の表に示す。
【0050】実験1 乾燥室内空気温度:40℃ 乾燥室内空気湿度:10%RH 乾燥距離:600mm シート搬送速度:20mm/秒
【0051】実験2 乾燥室内空気温度:40℃ 乾燥室内空気湿度:10%RH 乾燥距離:600mm シート搬送速度:10mm/秒
【0052】実験3:補助ヒータを使用。 乾燥室内空気温度:50℃ 乾燥室内空気湿度:6%RH 乾燥距離:600mm シート搬送速度:20mm/秒
【0053】実験4:補助ヒータを使用。 乾燥室内空気温度:50℃ 乾燥室内空気湿度:6%RH 乾燥距離:600mm シート搬送速度:10mm/秒
【0054】比較実験5:除湿装置を停止。 乾燥室内空気温度:25℃ 乾燥室内空気湿度:45%RH 乾燥距離:600mm シート搬送速度:20mm/秒
【0055】比較実験6:除湿装置を停止。 乾燥室内空気温度:25℃ 乾燥室内空気湿度:45%RH 乾燥距離:600mm シート搬送速度:10mm/秒
【0056】なお、除湿装置を動作しない条件では、多
数枚のシートを乾燥処理すると、乾燥室の湿度が大きく
上昇し(10枚乾燥後の湿度が85%以上)、乾燥能力
が更に低下した。
【0057】III.他の実施形態 (1) 実施形態2 図4は実施形態2の再生装置10Aを示す。この再生装
置10Aにおいて、排出部24は、排出トレイ118及
びこの排出トレイ118に収容されているシート26を
覆うカバー120を有する。このカバー120は、本実
施形態では、乾燥部22のハウジング72にヒンジ12
2を介して開閉自在に連結されており、必要に応じて、
カバー120を開けて内部の処理済みシート26を取り
出すことができる。また、カバー120で囲まれたシー
ト収容空間124は乾燥部22の乾燥室70と連通し、
乾燥室70とほぼ同一の環境条件に保たれている。ま
た、カバー120を開けたとき、乾燥室70がシート収
容空間124を介して外気と連通して乾燥室70の高温
低湿空気が外部に漏れるのを防止するため、カバー12
0には、このカバー120を開けたときに乾燥室70の
出口部76を閉鎖してシート収容空間124と乾燥室7
0との間を遮断するシャッタ126が設けてある。
【0058】本実施形態によれば、乾燥部22で乾燥さ
れたシート26は、乾燥室70と同一環境で保存され
る。また、シート収容空間124から取り出したシート
26を用いて複写機やプリンタで画像を作成した場合、
良質の画像が得られる。
【0059】(2) 実施形態3 図5は実施形態3の再生装置10Bを示す。この再生装
置10Bは、シート供給部12に保存されているシート
26をケース130で覆うと共に、このケース130で
囲まれたシート収容空間132と乾燥室70とをダクト
133で連結して両者をほぼ同一環境に保つものであ
る。本実施形態3の再生装置10Bによれば、シート供
給部12に保管されているシート26が再生処理(浸漬
処理)前に除湿されるので、この除湿されたシート26
は浸漬槽40に浸漬したとき、未除湿シートに比べて素
早くクリーニング液34を吸収する。そのため、後の印
字材料除去工程で、印字材料が効率良くシートから除去
できる。
【0060】(3) 実施形態4 図6は実施形態4の再生装置10Cを示す。この再生装
置10Cは、乾燥部22を構成するハウジング72の中
に前乾燥工程(前乾燥部140)を設けると共に、供給
部12から送り出されたシート26を浸漬前に前乾燥部
140で除湿するようにしたものである。具体的に、本
実施形態において、乾燥室70内の前乾燥部140は、
供給部12から浸漬部14に至るまでのシート搬送経路
31を挟んでその両側(上側と下側)に、一つ又は複数
のファン142が配置されている。したがって、乾燥室
70に供給された低湿空気が浸漬前のシート26に吹き
付けられ、これによりシート26が適度に除湿される。
【0061】ところで、乾燥室70の温度が高すぎる
と、供給部12から乾燥室70に供給されたシート26
に付着している印字材料(例えば、トナー)が溶融する
恐れがある。したがって、乾燥室70、特に、前乾燥部
140においてシート26に吹き付けられる空気の温度
は、印字材料のガラス転移点温度以下に保ち、これによ
り印字材料の溶融を防止することが望ましい。具体的
に、印字材料がトナーの場合、前乾燥部140でシート
26に吹き付けられる空気の温度は、約55℃以下であ
るのが好ましい。
【0062】本実施形態の再生装置10Cによれば、浸
漬前のシート26を適当な温度で除湿できる。なお、ヒ
ータを内蔵したローラを用いてシートを除湿する場合、
このローラの温度を印字材料のガラス転移点温度以下に
制御した状態で所望の除湿を達成することは非常に困難
である。しかし、本実施形態の場合、低湿の高温(但
し、ガラス転移点温度以下。)をシート26に吹き付け
るので、印字材料の溶融を防止しながら、シートを除湿
できる。
【0063】なお、上述した複数の実施形態では、再生
専用シートをクリーニング液に浸漬した後にブラシによ
り印字材料を除去する型式の例を示したが、本発明はそ
のような形態に限るものでなく、例えば特開平7−84
395号公報に開示されているように、通常の紙にクリ
ーニング液を付与した後に剥離部材により印刷材料を除
去する型式のものにも適用できる。
【0064】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の再生装置によれば、印字材料が除去されたシートは、
乾燥手段から送られる低湿度の空気によって乾燥され
る。したがって、乾燥中のシート表面に蒸気層が存在せ
ず、そのためにシートの乾燥が促進される。また、加熱
されたローラ等を用いて乾燥するよりも低温でシートを
乾燥できるので、表面に耐水性のコーティングを有する
シートでも表面にブリスタを生じることがないし、シー
トの変形(例えば、湾曲)も少ないし、乾燥手段の周囲
を断熱する必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1に係るシート再生装置の
断面図。
【図2】 図1に示す再生装置の乾燥部の断面図。
【図3】 図1、2に示す乾燥部の除湿装置の正面図。
【図4】 本発明の実施形態2に係るシート再生装置の
断面図。
【図5】 本発明の実施形態3に係るシート再生装置の
断面図。
【図6】 本発明の実施形態4に係るシート再生装置の
断面図。
【符号の説明】
10:シート再生装置 12:供給部 14:浸漬部 16:印字材料除去部 18:リンス部 20:水分除去部(絞り部) 22:乾燥部 24:排出部 26:シート 34:クリーニング液 36:容器 40:浸漬槽 70:乾燥室 88:ファン 90:空気循環路 100:除湿装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字されたシートに液体を付与する付与
    手段と、 液体が付与されたシートから印字材料を除去する除去手
    段と、 印字材料が除去されたシートに低湿空気を供給する供給
    手段と、を備えたシート再生装置。
  2. 【請求項2】 印字材料が除去されたシートを乾燥させ
    る乾燥手段を備え、上記供給手段は上記乾燥手段に低湿
    度空気を供給することを特徴とする請求項1に記載のシ
    ート再生装置。
  3. 【請求項3】 上記供給手段は、上記空気を除湿する除
    湿手段を有することを特徴とする請求項2に記載のシー
    ト再生装置。
  4. 【請求項4】 上記除湿手段で除湿された空気を上記供
    給手段から上記乾燥手段に輸送する第1の輸送手段と、
    上記シートの水分を含む空気を上記乾燥手段から上記供
    給手段に輸送する第2の輸送手段とを有することを特徴
    とする請求項3に記載のシート再生装置。
  5. 【請求項5】 上記乾燥手段は、上記シートに上記低湿
    度の空気を吹き付ける送風手段を有することを特徴とす
    る請求項1から4のいずれか一に記載のシート再生装
    置。
  6. 【請求項6】 印字材料が付着したシートを収容する第
    1の収容手段と、上記供給手段から上記第1の収容手段
    に収容されているシートに上記低湿度の空気を付与する
    第1の低湿度空気付与手段を有することを特徴とする請
    求項1から5のいずれか一に記載のシート再生装置。
  7. 【請求項7】 印字材料が除去されたシートを収容する
    第2の収容手段と、上記供給手段から上記第2の収容手
    段に収容されているシートに上記低湿度の空気を付与す
    る第2の低湿度空気付与手段を有することを特徴とする
    請求項1から6のいずれか一に記載のシート再生装置。
  8. 【請求項8】 上記低湿度の空気の湿度が20%以下で
    あることを特徴とする請求項1から7のいずれか一に記
    載のシート再生装置。
  9. 【請求項9】 上記印字材料がトナーであり、上記低湿
    度の空気の温度が55℃以下であることを特徴とする請
    求項1から8のいずれか一に記載のシート再生装置。
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