JPH08166747A - シート材からの付着物除去装置 - Google Patents

シート材からの付着物除去装置

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JPH08166747A
JPH08166747A JP7259280A JP25928095A JPH08166747A JP H08166747 A JPH08166747 A JP H08166747A JP 7259280 A JP7259280 A JP 7259280A JP 25928095 A JP25928095 A JP 25928095A JP H08166747 A JPH08166747 A JP H08166747A
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JP
Japan
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sheet material
toner
transfer paper
peeling
belt
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Withdrawn
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JP7259280A
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English (en)
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Masatoshi Saito
正敏 斉藤
Toru Maruyama
徹 丸山
Toshio Watabe
寿夫 渡部
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/154,497 priority patent/US6143091A/en
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    • B41M7/00After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
    • B41M7/0009Obliterating the printed matter; Non-destructive removal of the ink pattern, e.g. for repetitive use of the support
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T156/00Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
    • Y10T156/19Delaminating means

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 付着物がシート材上に残留することがないシ
ート材からの付着物除去装置、及び、一旦、剥離材と密
着させたシート材を、できるだけ剥離材を損傷させるこ
となく、剥離材から良好に分離できるシート材からの付
着物除去装置を提供する。 【解決手段】 転写紙10が密着した状態で、この転写
紙10表面に付着しているトナーに対して付着力を発揮
し得る転写ベルト44の裏面を支持するバックアップ部
材46の表面上に、突起47を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材からの付
着物除去装置に係り、詳しくは、シート材表面に付着し
ている付着物に対して付着力を発揮し得る剥離材を、シ
ート材表面上の付着物と接触させた後に、シート材と該
剥離材とを分離させてシート材表面から付着物を剥離す
る剥離手段を備えたシート材からの付着物除去装置に関
するものである。このシート材としては、画像形成装置
に用いられる像保持体、画材に使用されるキャンバス、
襖、障子、あるいは機械部品が挙げられる。また、付着
物としては像形成物質が挙げられる。
【0002】
【従来の技術】従来、記録済みシート材としての用紙か
らトナー等の付着物を除去するシート材からの付着物除
去装置としては、例えば、図9や図10に示すようなト
ナー除去装置が提案されている。
【0003】図9に示すトナー除去装置の例では、積層
状態で収容しているトナー像が形成されたシート材とし
ての転写紙10を一枚ずつ分離給紙する給紙ユニット2
0と、給紙ユニット20から送られてきた転写紙10に
剥離液を供給する剥離液供給ユニット30と、剥離液が
供給された転写紙10からトナーを剥離する剥離手段と
してのトナー剥離ユニット40と、トナーが剥離された
転写紙10を乾燥させる乾燥ユニット60と、乾燥ユニ
ット60から排出される転写紙10を受ける紙受けユニ
ット70とを備えている。
【0004】そして、図9に示すトナー除去装置におい
ては、トナー像が形成された転写紙10上のトナーは、
トナー剥離ユニット40を通過する際、次のようにして
転写紙10上から剥離される。すなわち、給紙ユニット
20から送られてきた転写紙10は、剥離液供給ユニッ
ト30でトナー像が形成された面(以下、トナー像面と
いう。)に剥離液が均一に供給され、トナー剥離ユニッ
ト40に送られる。そして、トナー剥離ユニット40
で、転写紙10に固着しているトナーが、加熱ローラ4
5と剥離材支持体46とからの熱で軟化し、トナー剥離
材である転写ベルト44の表面に付着する。そして、図
9における分離ローラ43で転写紙10と転写ベルト4
4とが分離される際、転写ベルト44の表面に付着した
トナーが転写紙10から剥離する。
【0005】また、図10示すトナー除去装置の例で
は、トナー剥離材支持体(以下、バックアップ部材とい
う。)に代えて加熱用ブロック46aを用いている。ま
た、転写紙10と転写ベルト44とを分離する図9の例
の分離ローラ43の機能を該加熱用ブロック46aの下
流側コーナー部46a’に持たせている。これら以外は
図9と同様の構成を有しており、図9におけるトナー除
去装置の場合と同様にして転写紙10上のトナーを剥離
する。なお、図10においては、給紙ユニット20及び
紙受けユニット70を省略している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、乾式トナー
複写機による画像は、粒径数ミクロン〜10数ミクロン
のトナーが、約一層、紙の上に画像体状に転写され定着
されて形成される。そして、この画像は、画像の主体を
形成する比較的厚みのある大きなトナー塊とこのトナー
塊から離れて存在する小さなトナー粒(以下、孤立トナ
ーという。)とからなる。そして、この孤立トナーは、
特に画像体端部に多く存在する。
【0007】この画像体端部に存在する孤立トナーは、
図9や図10に示すようなトナー除去装置を用いて剥離
を行った場合、転写ベルト44と密着できずに転写紙上
に残留してしまうおそれがあるという問題があった。す
なわち、画像体中や画像体端部に存在する孤立トナーP
は、図11に示すように、その近傍に比較的厚みのある
大きなトナー塊Qが存在すると、トナー剥離ユニット4
0を通過中に、そのトナー塊Qが転写紙10を支えてし
まい、転写ベルト44と接触できずに転写紙10上に残
留してしまうおそれがあるという問題点があった。
【0008】また、例えば、上記図10に示したよう
に、一旦、転写ベルト44と密着させた転写紙10を転
写ベルト44から分離させる分離部としての、ニップ部
よりも転写紙10の搬送方向下流側に設けられた下流側
コーナー部46a’において、転写ベルト44の移動方
向を急激に変化させて、転写ベルト44から転写紙10
を曲率分離させている。しかしながら、例えば上記トナ
ー塊Qが付着した転写紙10からトナー塊Qを除去する
効率を高めるために、転写ベルト44と転写紙10との
密着力を強くしようとすると、両者が分離されにくくな
り、シート材の分離不良を生じてしまうおそれがある。
【0009】更に、コーナー部46a’における移動方
向の急激な変化が大きくなるほど、転写ベルト44の摩
擦力も大きくなるため、転写ベルト44を駆動させるた
めの駆動手段に大きな負担がかかり、大きな駆動手段が
必要となる。また、コーナー部46a’で転写ベルト4
4に無理な力がかかることによる転写ベルト44の損傷
が生じやすくなるという不具合もある。
【0010】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その第一の目的とするところは、付着物がシー
ト材上に残留することがないシート材からの付着物除去
装置を提供することである。また、その第二の目的とす
るところは、一旦、剥離材と密着させたシート材を、で
きるだけ剥離材を損傷させることなく、剥離材から良好
に分離できるシート材からの付着物除去装置を提供する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的を達成す
るために、請求項1の発明は、シート材表面に付着して
いる付着物に対して付着力を発揮し得る剥離材を、シー
ト材表面上の付着物と接触させた後に、シート材と該剥
離材とを分離させてシート材表面から付着物を剥離する
剥離手段を備えたシート材からの付着物除去装置であっ
て、シート材が密着した状態で移動する該剥離材の裏面
をバックアップするバックアップ部材と、該バックアッ
プ部材に対向し、シート材及び該剥離材を加圧する加圧
部材とを有する付着物除去装置において、該剥離材の裏
面が摺動する該バックアップ部材の表面上に凸部を設け
たことを特徴とするものである。
【0012】この請求項1の発明においては、シート材
が剥離材と密着して加圧部を通過している間、該剥離材
の裏面が、該バックアップ部材の表面上で該剥離材の裏
面が摺動する部分に設けられた凸部によって、シート材
のトナー像面に向かって押し上げられる。そして、この
押し上げられた該剥離材の表面に、比較的厚みのある大
きなトナー塊が近傍に存在して該剥離材の表面との密着
が難しい孤立トナーも、密着し得る。
【0013】特に、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、該剥離材の裏面が摺動する該バックアップ部
材の表面部、該剥離材の摺動方向に交差する方向に往復
移動する移動部材を設けかつ該移動部材の表面上に上記
凸部を形成したことを特徴とするものである。
【0014】この請求項2の発明においては、シート材
が剥離材と密着して加圧部を通過している間、シート材
の搬送方向と交差する方向に往復移動されている移動部
材の凸部により、剥離材は、その表面がシート材のトナ
ー像面に向かって押し上げられる。これにより、剥離材
は、該凸部が静止している場合よりも、該剥離材との接
触領域が多くなる。この結果、孤立トナーは、剥離材に
密着する頻度がより高められる。
【0015】また、請求項3の発明は、シート材表面に
付着している付着物に対して付着力を発揮し得る剥離材
を、シート材表面上の付着物と接触させた後に、シート
材と該剥離材とを分離させてシート材表面から付着物を
剥離する剥離手段を備えたシート材からの付着物除去装
置であって、シート材が密着した状態で移動する該剥離
材の裏面をバックアップするバックアップ部材と、該バ
ックアップ部材に対向し、シート材及び該剥離材を加圧
する加圧部材とを有するシート材からの付着物除去装置
において、互いに接触したのちに分離したシート材及び
剥離材の少なくとも一部を、再度互いに接触させた後に
移動駆動する移動手段を備えていることを特徴とするも
のである。
【0016】この請求項3の発明においては、一度接触
した後分離したシート材に孤立トナーが残っている場合
でも、シート材を剥離材と再度接触するように移動駆動
するので、再度の接触の際に該孤立トナーが剥離材と接
触する可能性がある。従って、孤立トナーが剥離材と接
触する確率は高い。
【0017】特に、上記第二の目的を達成するために、
請求項4の発明は、請求項1記載のシート材からの付着
物除去装置において、上記凸部を、上記加圧部材と上記
バックアップ部材とのニップ部あるいは該ニップ部より
もシート材搬送方向の下流側で、該搬送方向に対して鉛
直方向に所定の角度をつけた部分に設けたことを特徴と
するものである。
【0018】この請求項4の発明においては、上記加圧
部材の加圧が解除され、シート材を該剥離材から分離す
る位置では、シート材が上記凸部に巻き付くと、該剥離
材がこの凸部に習って瞬時に変形し、波打つ。一方、シ
ート材は該剥離材に対し、付着物を介して付着している
状態であり、ある程度のコシを有しているので、該剥離
材の瞬時の変形にともなって変形しにくい。このため、
凸部と凸部との間で、シート材と該剥離材との間が離間
するか、あるいは少なくとも両者の付着力が低下する。
【0019】特に、請求項5の発明は、請求項4記載の
シート材からの付着物除去装置において、上記凸部を、
上記バックアップ部材の表面部に球形部材を回動可能に
埋設することによって形成したことを特徴とするもので
ある。
【0020】この請求項5の発明においては、シート材
と上記剥離材との付着力が弱くなることに加え、上記球
形部材が回動可能であるので、例えば、シート材と該剥
離材とを分離させるために、該剥離材の移動方向を、シ
ート材の搬送方向に対して鉛直方向に急激に変化させて
曲率分離を行う場合でも、この曲率分離を行う部分で摺
動する際の該剥離材の裏面の摩擦抵抗が低減される。ま
た、球形部材の径は、ローラを用いる場合に比して小径
にすることができるため、曲率分離箇所における曲率分
離がより良好に行われる。
【0021】また、請求項6の発明は、シート材表面に
付着している付着物に対して付着力を発揮し得る剥離材
を、シート材表面上の付着物と接触させた後に、シート
材と該剥離材とを分離させてシート材表面から付着物を
剥離する剥離手段を備えたシート材からの付着物除去装
置において、該剥離材をシート材が密着した状態で無端
移動するように構成し、該剥離材の移動軌道の内側で、
かつ該剥離材とが接触するニップ部よりもシート材搬送
方向の下流側に、該剥離材の裏面をバックアップするバ
ックアップ部材と、シート材を該剥離材から分離するた
めの分離ローラとを配設し、かつ該分離ローラの軸方向
に、所定間隔で溝部を形成したことを特徴とするもので
ある。
【0022】この請求項6の発明においては、無端移動
する剥離材の移動軌道の内側であって、該剥離材の裏面
をバックアップするバックアップ部材と該剥離材とが接
触するニップ部よりも、シート材の搬送方向下流側に配
設された分離ローラの軸方向に所定間隔で形成された溝
部で、該剥離材がこの溝部に習って瞬時に変形し、波打
つ。一方、シート材はこの変形に追従できないため、該
剥離材とシート材との間が離間するか、あるいは少なく
とも両者の付着力が低下する。このため、シート材が該
剥離材から離間するか、あるいは少なくとも両者の付着
力が低下した部分から分離されやすくなる。
【0023】特に、請求項7の発明は、請求項1、3、
又は6記載のシート材からの付着物除去装置において、
上記ニップ部よりもシート材の搬送方向下流側に、先端
部分を上記分離ローラの溝部に向けて分離部材を設けた
ことを特徴とするものである。
【0024】この請求項7の発明においては、上記剥離
材とシート材との付着力が低下した状態で、上記分離ロ
ーラの溝部に向けられて設けられている分離部材の先端
部分が、シート材と剥離材との間に食い込ませるので、
両者が確実に分離される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を転写型の電子写真
複写機によって画像が形成されたシート材としての転写
紙から付着物としての電子写真用トナー(以下、トナー
という)を取り除くトナー除去装置に適用した一実施形
態について説明する。なお、ここでは、本発明の特徴部
分の構成以外の構成については、図9に示す従来のトナ
ー除去装置の概略構成図を用いて説明する。
【0026】まず、本発明を適用できるトナー除去装置
の一例の概略について説明する。図9において、このト
ナー除去装置は、積載状態で収容しているトナー像が形
成された転写紙10を一枚づつ分離給送する給紙ユニッ
ト20と、給紙ユニット20から送られてきた転写紙1
0に液を供給する液供給ユニット30と、液が供給され
た転写紙10からトナーを剥離する剥離手段としてのト
ナー剥離ユニット40と、トナーが除去された転写紙1
0を乾燥させる乾燥ユニット60と、乾燥ユニット60
から排出される転写紙10を受ける紙受けユニット70
とを備えている。
【0027】上記給紙ユニット20は、トナー像面を下
に向けて給紙台21上に積載された転写紙10を最下部
のものから給紙ローラ22で給紙し、分離ローラ対23
で重送紙を分離して一枚の転写紙10のみを給紙搬送ロ
ーラ対24で送り出すものである。その具体的な構成及
び動作は電子写真複写機における給紙機構と同様である
ので、詳細な説明は省略する。
【0028】上記液供給ユニット30は、水又は転写紙
10への浸透性を向上させるために界面活性剤を含んだ
水溶液などの液31を転写紙10に供給するものであ
る。図示の例では、液を収容する液容器32と、この液
容器32中の液中に部分的に没するように設けられ回転
によって液を汲み上げて転写紙10のトナー像面に供給
する塗布ローラ33と、紙搬送経路を挟んでこの塗布ロ
ーラ33に対向するように設けられた紙規制部材として
の規制ローラ34とを備えている。この塗布ローラ33
としては、保液性を有する材質、例えば、親水性多孔質
材質、スポンジなどからなるローラや、ゴムなどの弾性
体又は金属などの剛体からなるローラなどを用いること
ができる。
【0029】また、この液供給ユニット30には、給紙
ユニット20から送られてくる転写紙10を塗布ローラ
33と規制ローラ34との対向部(以下、液供給部とい
う)に案内する第1紙ガイド機構35と、液供給部を通
過した転写紙10をトナー剥離ユニット40側に案内す
る第2紙ガイド機構36とを備えている。
【0030】上記トナー剥離ユニット40は、複数のベ
ルト支持ローラ41,42,43に掛け回された剥離材
としての転写ベルト44と、転写ベルト44を挟んで互
いに圧接し合うように設けられた加熱ランプ45’内蔵
の加熱ローラ45,加熱ランプ46’内蔵のバックアッ
プ部材46と、転写ベルト44表面からトナーを除去す
るベルトクリーニング装置49とを備えている。この転
写ベルト44の少なくとも表面は、軟化したトナーに対
して、転写紙10の表面と該トナーとの付着力より大き
い付着力を有する材料で形成されている。例えばベルト
自体がアルミ系、銅系、ニッケル系など金属材料、又は
酸化チタンを分散させたポリエチレンテレフタレート
(PET)などの高分子系材料で形成されている。
【0031】この転写ベルト44を支持する支持ローラ
のうち、加熱ローラ45とバックアップ部材46とによ
り転写紙10を加圧する加圧部(以下、ニップ領域とい
う)を通過した後の転写ベルト部分が巻き付く支持ロー
ラ(以下、分離ローラという)43は、その回りで転写
ベルト44の移動方向を急激に変化させることにより、
転写ベルト44からの転写紙10の曲率分離を行わせる
ようになっている。またこの転写ベルト44の移動方向
の変化を大きくするため、この分離ローラ43とベルト
クリーニングユニットに対向する支持ローラ41との間
のベルト部分を内側に押し込む案内ローラ48が設けら
れている。また、転写ベルト44は、その表面が無端移
動するように、支持ローラ(以下、ベルト駆動ローラと
いう。)42により駆動されている。
【0032】また、上記加熱ローラ45及びバックアッ
プ部材46bは、転写紙10のトナー像面を転写ベルト
44に密着させるとともに転写紙10に固着しているト
ナーを加熱して軟化させるものである。
【0033】なお、図示の装置においては、前述のよう
にトナー塊が転写紙面を支えるので、孤立トナーが転写
ベルト44と密着しないおそれがあり、転写紙10上に
残留してしまうおそれがある。そこで、孤立トナーを転
写ベルト44と密着しやすくするために、本発明の実施
形態においては、複数の凸部をニップ領域に有する剥離
材支持体である加熱用ブロック46aを用いたり、上記
ベルト駆動ローラ42を移動手段として用いたりして、
転写紙10を複数回トナー剥離ユニット40に通過させ
るようにする。このためのトナー剥離ユニット40の具
体例については後に詳述する。
【0034】また、上記ベルトクリーニング装置49
は、転写ベルト44周面に断続的な引っ掻き力を及ぼし
て付着トナーを除去する回転ブラシローラ50と、この
回転ブラシローラ50よりもベルト移動方向下流側で、
ベルト周面に接触し摩擦力によるスクラブで付着トナー
を除去するパッド51とを備え、これらによりベルト周
面から除去したトナーをユニットケーシング52内に収
容するようになっている。
【0035】また、このトナー剥離ユニット40には、
液供給ユニット30側から送られてくる転写紙10を、
ニップ領域に進入させるための挾持搬送手段としての中
継搬送ローラ対53が設けられている。また、ニップ領
域を通過して分離ローラ43で転写ベルト44から曲率
分離された転写紙10を乾燥ユニット60側に案内する
ための上下ガイド部材54も設けられている。なお、こ
の分離ローラ43の具体例についても後述する。
【0036】上記乾燥ユニット60は、例えば転写紙1
0の液保持量が紙重量の10%以下になるように転写紙
10を乾燥させるものであり、例えば、加熱ランプ内蔵
のアルミからなる加熱ドラム61と、複数の支持ローラ
62に掛け渡され、該加熱ドラム61の周面に一定角度
巻きついた状態で無端移動する紙押圧用ベルト63とか
ら構成する。図示の例では一つの支持ローラ62がテン
ションローラを兼ねている。上記紙押圧用ベルト63の
材質としては、耐熱性や通気性を備えた材質、例えばキ
ャンバス地、木綿地、テトロン地などの布を用いること
ができる。
【0037】また、この乾燥ユニット60には、加熱ド
ラムと紙押圧用ベルトとの挾持領域を抜け出した転写紙
10をガイドする上下ガイド部材64と、これによりガ
イドされてきた転写紙10を紙受けユニット70の紙受
け面上に排紙するための排紙ローラ対65が設けられて
いる。
【0038】以上の構成において、給紙ユニット20か
ら送られた転写紙10は、液供給ユニット30でそのト
ナー像面に液が均一に供給され、トナー剥離ユニット4
0に送られる。このトナー剥離ユニット40で、転写紙
10に固着しているトナーが加熱ローラ45,バックア
ップ部材46からの加熱で軟化し、転写ベルト44表面
に付着する。そして分離ローラ43の回りで転写紙10
と転写ベルト44から分離する際に、転写ベルト44表
面に付着したトナーが転写紙10から剥離し、これによ
り、転写紙10からトナーが除去される。トナーが除去
された転写紙10は乾燥ユニット61で乾燥され、紙受
けユニット70に排出される。
【0039】以上の構成によれば、トナーが付着した転
写紙10に液を供給して転写紙10のトナーとの界面部
に液を浸透させた状態でトナーを剥離させるので、紙繊
維を傷めることなく、トナーを除去できる。 (以下、余白)
【0040】次に、図1〜図4を用いて、トナー、特
に、孤立トナーが転写紙上に残留しない本発明の実施形
態に係るトナー剥離ユニットの構成例、すなわち、孤立
トナーを転写ベルト44と密着させるために、複数の凸
部をニップ領域に有する剥離剤支持体である加熱用ブロ
ック46aを用いたトナー剥離ユニット及び移動手段と
してベルト駆動ローラ42を用いて転写紙10を複数回
ニップ領域に通過させるようにしたトナー剥離ユニット
40について説明する。
【0041】図1(a)に示す加熱用ブロック46aは
本発明の一実施形態に係るトナー剥離ユニットを構成す
るものであり、該トナー剥離ユニット40は、該加熱用
ブロック46aを用いた点を除いては前述した図9にお
けるものと同様の構成を有している。
【0042】上記加熱用ブロック46aについて説明す
ると、図1(a)に示す如く、上記加熱用ブロック46
aは、その加圧部であるニップ領域Lに凸部としての複
数の突起47を有しており、その下流側コーナー部46
a’が転写紙10と転写ベルト44とを分離する機能を
有している。また、上記突起47は、図1(b)の拡大
図に示す如く、上記加熱用ブロック46a上の転写紙1
0のトナー像面に対向する側の面(以下、この面を表面
とする)に、複数個の上記突起47が転写紙10の搬送
方向に交差する方向に一列に並んで一組となっており更
にその組が搬送方向に複数組設けられ、各組の上記突起
47が転写紙10の搬送方向で一直線上に並ばないよう
にずらして設置されている。また、その高さは10ミク
ロン〜数100ミクロンである。従って、上記突起47
は、転写紙10がニップ領域Lを通過している間、転写
ベルト44の表面の内、裏面が突起47に当接している
部分を転写紙10のトナー像面に向かって複数回押し上
げるようになっている。
【0043】以上のように構成された本実施形態に係る
トナー剥離ユニット40を有するトナー除去装置におい
て、転写紙10が転写ベルト44と共に幅数ミリメート
ルのニップ領域Lを通過している間、図3に示す如く、
転写ベルト44の表面の内、裏面が突起47に当接して
いる部分が、転写紙10のトナー像面に向かって複数回
押し上げられる。このため、近傍に比較的厚みのある大
きなトナー塊Qが存在して転写ベルト44の表面と密着
が難しい孤立トナーPも、転写ベルト44の表面の内、
押し上げられた表面44’と密着する。そして、加熱用
ブロック46aの下流側コーナー部46a’の回りで転
写紙10が転写ベルト44から分離される際に、転写紙
10から剥離して除去される。従って、トナー塊Q、特
に、孤立トナーPが転写紙10上に残留することがな
い。
【0044】なお、本実施形態に係るトナー剥離ユニッ
トにおいて、突起47を設けたことによるニップ圧分布
への影響はない。また、上記突起47の数は任意に設定
することができる。
【0045】また、図2に示す加熱用ブロック46aは
本発明の他の実施形態に係るトナー剥離ユニットを構成
するものであり、このトナー剥離ユニット40は、該加
熱用ブロック46aを用いた点を除いては前述した図9
におけるものと同様の構成を有している。上記加熱用ブ
ロック46aについて説明すると、上記加熱用ブロック
46aは、図2に示す如く、凸部としての突起47が一
個の移動部材47’上に複数形成されており、該移動部
材47’は、上記加熱用ブロック46aの表面上の加圧
部であるニップ領域L内に、転写紙10の搬送方向と直
交する方向に移動可能に配設されている。また、上記移
動部材47’は、図2に示す如く、転写紙10のトナー
像面に対向する側の面上に、複数個の上記突起47が該
移動部材の長手方向に一列に並んで一組となっており更
にその組が搬送方向に複数組設けられ、各組の上記突起
47が転写紙10の搬送方向で一直線上に並ばないよう
にずらして設置されている。また、上記突起47は、そ
の高さHが10ミクロン〜数100ミクロンである。
【0046】従って、転写紙10の搬送方向と直交する
方向に上記移動部材47’を前後移動させることにより
上記突起47が搬送方向と直交する方向に前後移動し、
転写紙10がニップ領域Lを通過している間、転写ベル
ト44は、その幅方向の表面が上記突起47によって転
写紙10のトナー像面に向かって押し上げられる。すな
わち、転写ベルト44は、上記突起47が静止している
場合よりも、上記転写紙10との接触領域が多くなる。
これにより、孤立トナーは、転写ベルト44に密着する
頻度がより高められ、トナー塊Q、特に、孤立トナーP
が転写紙10上に残留することがない。
【0047】なお、本実施形態に係るトナー剥離ユニッ
トにおいて、突起47を設けたことによるニップ圧分布
への影響はない。また、上記移動部材47’を摺動させ
る速度は任意に設定できるが、転写紙10上のトナーの
量や転写ベルト44の転写紙10上への押し上げ回数を
考慮して設定することが好ましい。
【0048】次に、本発明の更に他の実施形態に係るト
ナー剥離ユニットとして、移動手段であるベルト駆動ロ
ーラ42を用いると共にバックアップ部材である加熱用
ローラ46bを用いたトナー剥離ユニット40について
説明する。このトナー剥離ユニット40は、移動手段と
してのベルト駆動ローラ42が正逆反転回転可能である
点を除いては前述した図9におけるものと同様の構成を
有している。上記ベルト駆動ローラ42について説明す
ると、上記ベルト駆動ローラ42は、例えば、正逆反転
回転可能なモータ等を用いて正逆反転可能に駆動制御さ
れている。
【0049】そして、上記ベルト駆動ローラ42は、例
えば、図4に示すような速度パターンで駆動され、以下
に述べる様にして、同一の転写紙10を複数回ニップ領
域に通過させる。すなわち、上記ベルト駆動ローラ42
は、転写紙10が一旦速度Vでニップ領域を通過して分
離ローラ43において転写ベルト44と一部分を残して
分離された後、その駆動方向が反転され、転写紙10
を、速度V/2でニップ領域の方向へ引き戻してその速
度のままニップ領域を通過させる。そして、転写紙10
がニップ領域を通過した後、その駆動方向が再び反転さ
れ、転写紙10を、速度Vで分離ローラ43の方向へ向
ってニップ領域を通過させる。この場合、上記ベルト駆
動ローラ42は、同一の転写紙10を4回ニップ領域に
通過させる。
【0050】ここで、一旦転写ベルト44に密着し分離
ローラ43においてこの転写ベルト44から分離された
転写紙10がニップ領域の方向へ引き戻されてニップ領
域を通過する際、転写紙10が転写ベルト44と再び厳
密に同じ位置で密着することになると、前回の通過の際
にトナー塊Qにより転写紙10が支えられ、転写ベルト
44と密着できなかった孤立トナーPは、転写紙10が
再びニップ領域を通過しても、転写紙10の密着が困難
になるおそれがある。
【0051】この点、本実施形態においては、複数回ニ
ップ領域を通過することになる転写紙10は、一旦転写
紙10に密着し分離ローラ43において転写ベルト44
から分離すると、ニップ領域通過の際の加熱による転写
紙10中の水分の蒸発により収縮している。そして、ベ
ルト駆動ローラ42の駆動方向の反転により再度ニップ
領域に挾み込まれても、転写紙10と転写ベルト44と
の位置関係はずれて、転写紙10は、転写ベルト44上
の、分離前と同じ位置で密着することはない。このた
め、最初の通過の際に転写ベルト44と密着できず転写
紙10上に残った孤立トナーは、転写紙10が再びニッ
プ領域を通過することにより、転写ベルト44の表面上
の、分離前と異なる位置で密着する確率が高くなる。
【0052】そして、転写ベルト44表面に密着した孤
立トナーは、分離ローラ43の回りで転写紙10が転写
ベルト44から分離される際に、転写紙10から剥離さ
れて、転写紙10から除去される。従って、孤立トナー
は、転写ベルト44に密着する頻度が高められ、トナー
塊Q、特に、孤立トナーPが転写紙10上に残留するこ
とがない。
【0053】なお、転写紙10は、ニップ領域通過後も
水分を含んでいるため、再びニップ領域を通過してもト
ナー塊Qや孤立トナーPが再定着することがない。ま
た、上記ベルト駆動ローラ42の速度パターンは、図4
に示すパターン以外にも設定可能であり、かつ、分離ロ
ーラ43における分離の回数及びニップ領域通過の回数
を任意に設定することも可能である。
【0054】なお、本発明は、上記各実施形態に制限さ
れるものではなく、種々変更が可能である。例えば、図
1及び図2に示す加熱用ブロックを有するトナー剥離ユ
ニットにおいて、ベルト駆動ローラを正逆反転回転可能
とすることもできる。この場合、孤立トナーは、突起に
よって、転写紙のトナー像面に向かって押し上げられた
転写ベルトの表面と密着するだけでなく、一回のニップ
領域の通過の際に転写ベルトと密着できなかったものが
転写紙10の複数回のニップ領域の通過により、転写ベ
ルトの表面に密着するので、転写ベルトに密着する頻度
がより一層高められる。
【0055】また、上述の更に他の実施形態において、
転写ベルトと転写紙とは一部分を残して分離されている
が、両者が完全に分離されるように、移動手段であるベ
ルト駆動ローラを制御してもよい。この場合は、返送手
段を用いて、分離された両者をニップ領域の方向に引き
戻すようにすればよい。
【0056】ところで、上記各実施形態においては、上
記転写ベルト44に密着した転写紙10がニップ領域を
通過した後に、転写ベルト44の移動方向を急激に変化
させて、転写紙10を転写ベルト44から曲率分離させ
ているが、転写ベルト44と転写紙10との付着力が大
きい場合、転写紙10が転写ベルト44付着したままと
なり、両者の分離不良が生じ、確実に分離されない場合
が生じてしまう。特に、上記図9に示したような、分離
ローラ43を用いて転写紙10を分離させるものにおい
ては、図12に示すように、加熱用ブロック46aのコ
ーナー部46a’で曲率分離させる場合に比して、分離
ローラ43と転写ベルト44との摺動摩擦を低減するこ
とができるので、転写ベルト44にかかる負荷を軽減で
きる。しかしながら、ローラの曲率が、コーナー部46
a’の曲率よりも大きくなってしまうため、単にローラ
を用いただけでは、分離性能は上記コーナー部46a’
で曲率分離させる場合に比して逆に低下してしまうとい
う不具合がある。
【0057】図5(a)は、上記図9あるいは図10の
トナー除去装置において、上記分離不良を確実に防止で
きるようにしたトナー剥離ユニット40の概略構成図で
あり、図5(b)は、分離ローラ43の軸方向の断面図
であり、図5(c)は、分離ローラ43に対する分離爪
を兼用した転写紙ガイド部材の当接状態を示す断面図で
ある。
【0058】図5(a)の分離ローラ43は、図5
(b)に示すように、軸方向に所定間隔で溝部80を形
成し、更に、図5(c)に示すように、この溝部80に
分離爪としての機能も発揮する転写紙10案内用のガイ
ド部材54を当接させて、物理的に転写ベルト44から
転写紙10を分離させるようにしている。また、図6に
示すように、転写紙10の端部から幅方向内側へ所定距
離Lの位置に溝部80の中心が来るように、転写紙10
のサイズに応じて、溝部80が複数形成されており、こ
の溝部80に対応した複数のガイド部材54の先端が当
接している。
【0059】これによれば、上記加熱ローラ45による
加圧が解除され、転写紙10が転写ベルト44から分離
する位置では、転写紙10が上記溝部80に巻き付く
と、所定のテンションでひっぱられている転写ベルト4
4がこの溝部80に習って瞬時に変形し、分離ローラ4
3の軸方向で波打つ。一方、転写紙10は転写ベルト4
4に対し、トナーを介して付着している状態であり、ぬ
れによって弱くなっているとはいえ、ある程度のコシを
有している。しかも、転写ベルト44とは異なり転写紙
10にはテンションはかかっていない。このため、転写
紙10は転写ベルト44の瞬時の波打ち変形に追従して
変形できず、溝部80に対応するベルト部分表面と転写
紙10との間が離間するか、あるいは少なくとも両者の
付着力が低下する。よって、転写ベルト44が溝部80
に沿って変形しない場合に比して、つづく曲率分離箇所
における曲率分離を良好に行わせることができる。
【0060】更に、両者の付着力が弱くなった状態で、
転写紙10の幅に対応して配設された上記ガイド部材5
4により、転写紙10を転写ベルト44から分離するの
で、ガイド部材54を転写ベルト44に対して強い力で
当接させなくても、転写紙10が転写ベルト44ととも
に巻き込まれることがなく、確実に両者を分離させるこ
とができるとともに、ガイド部材54の当接による転写
ベルト44への負荷も軽減することができる。
【0061】なお、上記図6は、異なるサイズの転写紙
10が、幅方向で同じ中心線上を搬送される場合を示し
ているが、これに限らず、異なるサイズの転写紙10
が、常に一方の端部側へ揃えられて搬送されるものにつ
いては、上記溝部80の間隔を、該一方の端部側を基準
にして、転写紙10の幅に合わせて設定すればよい。
【0062】また、図7は、上述した溝部80を有する
上分離ローラ43a、下分離ローラ43bを、両面にト
ナー像が形成された転写紙10から同時にトナーを除去
できるトナー剥離ユニットに適用した例である。このト
ナー剥離ユニット40においては、両面にトナー像が形
成された転写紙10は、中継搬送ローラ対53によりト
ナー剥離ユニット40内に搬送され、テンションローラ
83、複数のベルト支持ローラ82、上分離ローラ43
aで支持された上転写ベルト44aと、テンションロー
ラ83、複数のベルト支持ローラ82、下分離ローラ4
3bで支持された下転写ベルト44bのニップ部、すな
わち複数の加熱用ローラ45及び加熱用ローラ46b間
で、ほぼS字状に表裏屈曲されながら転写紙上のトナー
が搬送される。そして、転写紙10上に形成されたトナ
ー像は、転写紙10が上分離ローラ43a及び下分離ロ
ーラ43bを通過する際に転写紙10から剥離され、ト
ナーが剥離された後の転写紙10は、上分離ローラ43
a及び下分離ローラ43bで上転写ベルト44a及び下
転写ベルト44bとの付着力を弱められ、転写紙10は
どちらのローラにも巻き付くことなく分離され、次の乾
燥ユニット60へ搬送される。
【0063】図8(a)は、上記図9あるいは図10の
トナー除去装置において、上記分離不良を防止できる他
のトナー剥離ユニット40である。この例では図8
(b)に示すように、加熱用ブロック46aのコーナー
部46a’において、長手方向に小径の球形部材81を
回動可能なように複数埋設している。これによれば、上
述した理由により、転写ベルト44と転写紙10との間
が離間するか、あるいは少なくとも両者の付着力が低下
する。よって、転写ベルト44が小径の球形部材81の
形に沿って変形しない場合に比して、つづく曲率分離箇
所における曲率分離を良好に行わせることができる。
【0064】特に、この場合は、球形部材81の径を、
上述したような分離ローラ43を用いる場合に比して小
径にすることができるため、曲率分離箇所における転写
紙10の曲率分離をより良好に行わせることができる。
また、球形部材81が回動可能であることにより、転写
ベルト44と球形部材81との摺擦時の摩擦を低減する
ことができ、転写ベルト44の摩耗を防止できるととも
に、転写ベルト44を駆動する図示しない駆動モータに
かかる駆動負荷が低減するため、小型の駆動モータを使
用することができる。
【0065】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、シート材が剥
離材と密着して加圧部を通過している間、該剥離材の裏
面が、該バックアップ部材の表面上で該剥離材の裏面が
摺動する部分に設けられた凸部によって、該シート材に
付着物が付着している面に向かって押し上げられる。そ
して、この押し上げられた該剥離材の表面に、比較的厚
みのある大きな付着物の塊が近傍に存在して該剥離材の
表面との密着が難しい孤立した付着物も、密着し得る。
従って、孤立した付着物がシート材上に残留することが
ないという優れた効果がある。
【0066】請求項2の発明によれば、シート材が剥離
材と密着して加圧部を通過している間、シート材の搬送
方向と交差する方向に往復移動されている移動部材の凸
部により、剥離材は、その表面がシート材に付着物が付
着している面に向かって押し上げられる。これにより、
剥離材は、該凸部が静止している場合よりも、該剥離材
との接触領域が多くなる。この結果、孤立した付着物
は、剥離材に密着する頻度がより高められ、孤立した付
着物がシート材上に残留することがない。
【0067】請求項3の発明によれば、一度接触した後
分離したシート材に孤立した付着物が残っている場合で
も、該シート材を剥離材と再度接触するように移動駆動
するので、再度の接触の際に該孤立した付着物が剥離材
と接触する可能性がある。従って、該孤立した付着物が
剥離材と接触する確率は高く、該孤立した付着物がシー
ト材上に残留することがない。
【0068】請求項4の発明によれば、上記加圧部材の
加圧が解除され、シート材を該剥離材から分離する位置
では、凸部と凸部との間で、シート材と該剥離材との間
が離間するか、あるいは少なくとも両者の付着力が低下
する。よって、上記剥離材が上記凸部の変形に習って変
形しない場合に比して、つづく曲率分離箇所における曲
率分離を良好に行うことができる。
【0069】請求項5の発明によれば、シート材と上記
剥離材との付着力が弱くなることにより、シート材を容
易に分離することができることに加え、上記球形部材が
回動可能であるので、例えば、シート材と該剥離材とを
分離させるために、該剥離材の移動方向を、シート材の
搬送方向に対して鉛直方向に急激に変化させて曲率分離
を行う場合でも、この曲率分離を行う部分で摺動する際
の該剥離材の裏面の摩擦抵抗が低減される。よって、該
剥離材の損傷を防止し、かつ良好にシート材と該剥離材
とを分離することができる。また、該剥離材の駆動手段
にかかる負荷を軽減することができるので、駆動手段の
小型化によって装置本体を小型化することができる。
【0070】請求項6の発明によれば、分離ローラの軸
方向に、所定間隔で形成された溝部で、シート材と該剥
離材との間が離間するか、あるいは少なくとも両者の付
着力が低下するので、該溝部がない場合に比して、両者
をいっそう容易に分離することができる。
【0071】請求項7の発明によれば、上記分離ローラ
の溝部に当接するように設けられている分離部材の先端
部分が、物理的にシート材と上記剥離材とを分離するの
で、分離部材を用いない場合に比して、よりいっそう容
易に両者を分離することができる。また、上記溝部で両
者が分離されやすくなるので、該溝部に当接するように
設けられている分離部材を、強い当接力で当接させる必
要がない。よって、該剥離材の駆動手段にかかる負荷の
軽減による駆動手段の小型化により、装置本体を小型化
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本実施形態に係るトナー除去装置の加
熱用ブロックの斜視図。(b)は同加熱用ブロック上の
ニップ領域を拡大して示す斜視図。
【図2】他の実施形態に係るトナー除去装置の加熱用ブ
ロックの斜視図。
【図3】図1及び図2に示す各実施形態における孤立ト
ナーと転写ベルトとの接触状態を模式的に示す断面図。
【図4】トナー剥離ユニット内のベルト駆動ローラの駆
動パターン例を示すグラフ。
【図5】(a)は変形例に係るトナー剥離ユニットの概
略断面図。(b)は同ユニットに用いられる分離ローラ
の説明図。(c)は分離ローラに対するガイド部材の当
接状態の説明図。
【図6】転写紙の幅と分離ローラに形成された溝との位
置関係を示す説明図。
【図7】本発明を適用できる他のトナー剥離ユニットの
概略断面図。
【図8】(a)は他の変形例に係るトナー剥離ユニット
の概略断面図。(b)は同ユニットに用いられる加熱用
ブロックを示す斜視図。
【図9】従来のトナー除去装置の概略構成図。
【図10】従来のトナー除去装置の概略構成図。
【図11】従来のトナー除去装置におけるニップ領域内
での孤立トナーと転写ベルトとの接触状態を模式的に示
す断面図。
【図12】従来のトナー剥離ユニットの概略断面図。
【符号の説明】
10 転写紙 20 給紙ユニット 30 剥離液供給ユニット 40 トナー剥離ユニット 41 ベルト支持ローラ 42 ベルト駆動ローラ 43 分離ローラ 44 転写ベルト 45 加熱用ローラ 46 バックアップ部材 46a 加熱用ブロック 46b 加熱用ローラ 47 突起 47’ 移動部材 49 ベルトクリーニング装置 60 乾燥ユニット 70 紙受けユニット 80 溝部 81 球形部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート材表面に付着している付着物に対し
    て付着力を発揮し得る剥離材を、シート材表面上の付着
    物と接触させた後に、シート材と該剥離材とを分離させ
    てシート材表面から付着物を剥離する剥離手段を備えた
    シート材からの付着物除去装置であって、 シート材が密着した状態で移動する該剥離材の裏面をバ
    ックアップするバックアップ部材と、該バックアップ部
    材に対向し、シート材及び該剥離材を加圧する加圧部材
    とを有するシート材からの付着物除去装置において、 該剥離材の裏面が摺動する該バックアップ部材の表面上
    に凸部を設けたことを特徴とするシート材からの付着物
    除去装置。
  2. 【請求項2】上記剥離材の裏面が摺動する上記バックア
    ップ部材の表面部に、該剥離材の摺動方向に交差する方
    向に往復移動する移動部材を設け、かつ該移動部材の表
    面上に上記凸部を形成したことを特徴とする請求項1記
    載のシート材からの付着物除去装置。
  3. 【請求項3】シート材表面に付着している付着物に対し
    て付着力を発揮し得る剥離材を、シート材表面上の付着
    物と接触させた後に、シート材と該剥離材とを分離させ
    てシート材表面から付着物を剥離する剥離手段を備えた
    シート材からの付着物除去装置であって、 シート材が密着した状態で移動する該剥離材の裏面をバ
    ックアップするバックアップ部材と、該バックアップ部
    材に対向し、シート材及び該剥離材を加圧する加圧部材
    とを有するシート材からの付着物除去装置において、 互いに接触したのちに分離したシート材及び剥離材の少
    なくとも一部を、再度互いに接触させた後に移動駆動す
    る移動手段を備えていることを特徴とするシート材から
    の付着物除去装置。
  4. 【請求項4】上記凸部を、上記加圧部材と上記バックア
    ップ部材とのニップ部あるいは該ニップ部よりもシート
    材搬送方向の下流側で、該搬送方向に対して鉛直方向に
    所定の角度をつけた部分に設けたことを特徴とする請求
    項1記載のシート材からの付着物除去装置。
  5. 【請求項5】上記凸部を、上記バックアップ部材の表面
    部に球形部材を回動可能に埋設することによって形成し
    たことを特徴とする請求項4記載のシート材からの付着
    物除去装置。
  6. 【請求項6】シート材表面に付着している付着物に対し
    て付着力を発揮し得る剥離材を、シート材表面上の付着
    物と接触させた後に、シート材と該剥離材とを分離させ
    てシート材表面から付着物を剥離する剥離手段を備えた
    シート材からの付着物除去装置において、 該剥離材をシート材が密着した状態で無端移動するよう
    に構成し、該剥離材の移動軌道の内側で、かつ該剥離材
    とが接触するニップ部よりもシート材搬送方向の下流側
    に、該剥離材の裏面をバックアップするバックアップ部
    材と、シート材を該剥離材から分離するための分離ロー
    ラとを配設し、かつ該分離ローラの軸方向に、所定間隔
    で溝部を形成したことを特徴とするシート材からの付着
    物除去装置。
  7. 【請求項7】上記ニップ部よりもシート材の搬送方向下
    流側に、先端部分を上記分離ローラの溝部に向けて分離
    部材を設けたことを特徴とする請求項1、3、又は6記
    載のシート材からの付着物除去装置。
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