JPH0211400A - 複写画像転写方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、静電式複写機より離型層を有するシート状剥
離基紙に文字、図柄模様等を複写形成し、これを特殊な
機械を用いないで、木材板、布地、硝子板及び紙類等の
被転写材の表面に容易に転写する事を目的とした複写画
像転写方法に関するものである。

（従来の技術） 従来、この種の複写した画像を池の被転写材に転写する
場合は、高価な特殊機械を使用し、且つ平面的な被転写
面にしか転写できないものである。また、従来のもので
は、剥離面に左右逆像のトナー画像を転写し、このトナ
ー画像面に接着剤を全面塗布して乾燥接着させ、その後
、被転写面にシートの剥離面のトナー画像の部分を擦っ
て圧着して画像を転写することが知られている現状であ
る。

（発明が解決しようとする課題） 以上の如〈従来の複写による画像転写法によれば、高価
な機械が必要であり、且つ剥離紙に逆像を被写し、コピ
ー面に接着剤を平均に塗布するのが大変に難しい点と、
大きい面積や、細かい線及び写真等の中間調の濃淡のあ
る原稿は困難である等の問題点があった。

本発明は、上述の問題点を解決するためのちので、その
目的とする所は、原紙に対して左右逆像のトナー画像面
に対して、トナーを流出させずに溶融する有機溶剤を含
浸させてトナー画像面を各種の木材板、金属板、布地、
硝子板及び合成樹脂板等尿の被転写材に容易に転写でき
るようにした１方法を提供するものである。

（課題を解決するための手段） 本発明は、上記目的を達成するために、離型層（２１を
有する各種のシート状剥離紙（１）の表面に原紙に対し
て左右逆像のトナー画像面（３）を複写形成する。この
トナー画像面（３）に対してトナーが流出しないで溶融
するベンジン等の有機溶剤４１を含浸させた後に、木材
板、硝子板、布地等の被転写材＋５１に対して重合圧接
し、その後、該シート状剥離紙ｆｉｌ　ｅ剥離すること
によって、該トナー画像面（３）を該被転写材四に転写
するものである。

（作　　用） 次に、本発明の使用方法の工程を説明すると、第１図に
示す（イ）図の如く、離型層（２１を施したシト状剥離
紙（１）の離型層（２１に文字、図柄模様等の百害され
た原紙による左右逆像のトナー画像面（３）を（Ｉｌ＋
）図の如く複写形成する。次に（ハ）図に示す如く、こ
のトナー画像面（３）の上面よりトナーが流出しないで
溶融するベンジン等の有機溶剤ｆ４＋を散布、塗着又は
含浸させた後に、（ニ）図に示す如く、シート状剥離紙
（１）上のトナー画像面（３１を木材板、硝子板、布地
及び紙材等の各種の被転写材（（５）の表面に対して重
合圧接するものである。その後に（ホ）図に示す如く該
シート状剥離紙（１）を剥がすことによって、トナー画
像面（３）を立体的な被転写材（９にも容易に転写する
ものである。

（実　施　例） 次に、本発明の実施例を図面について説明すると、第１
図に示す如く、シート状剥離紙（１）は、その表面又は
裏面に離型層（２）を施しである。この離型層（２１の
表面に静電式複写機による文字、図柄模様等の原紙を左
右逆像のトナー画像面（３）を複写形成しである。次に
、このトナー画像面（３）の上面よりトナーが流出しな
いで溶融し、且つトナー自体を接着剤化するベンジン等
の有機溶剤（４）を散布、塗着又は含浸せしめである。

その後に該シート状剥離紙（１）のトナー画像面＋３１
　＋３１を各種の被転写材（５）の表面に重合圧接する
。この被転写材（５）は、従来の紙類の外に木材板、硝
子板及び布地等の厚さのあるものでも使用できるもので
ある。

次に、該被転写材四より該シート状剥離紙（１）を剥離
することによって、各被転写材（５１の表面にトナー画
像面［３１＋３１を残置転写するものである。

なお、有機溶剤（５）は、トナー中の合成樹脂を溶カル
て接着性を持たせると同時に、÷←＋トナ÷−を流れさ
せないようなものでなければならない。そして、トナー
成分は、メーカー各社まちまちであり、各々に適した有
機溶剤が必要であり、具体的には、毒性の低さなどを考
慮して、ノルマルヘキサンと１．１．１．　トリクロル
エタンを配合して使うと具合がよいものである。

以下、現状の各コピー機に照らしあわせた表は次頁の通
りである。

トナーと溶剤のマツチングテスト結果 （発明の効果） 本発明は、以上説明したように構成されているので従来
のような複雑な手間と高価な機械を使用しないで安価な
材料だけで各種の紙類と紙類以外の木材板、布地、硝子
板及び立体的な被転写材に自由に転写できる効果と、コ
ピーの細字、太字及び写真等の中間調の原稿でも鮮明に
転写できる効果がある。そして、離型層を有するシート
状剥離紙の表面に文字、図柄模様等のトナー画像面を複
写形成するので作業が簡便であると共に、−度使用した
該シート状剥離紙は再度の使用が可能となる効果がある
。また、トナー画像面の上面にトナーを流出させずに溶
融する有機溶剤を含浸させることによって、トナー自体
を接着剤化することで従来のような接着剤を不要とする
効果と、従来の欠点である複写面に塗布する大変に難し
い接着剤の塗布が不要となる等の便利な効果もある。

更に、本発明によれば、トナー画像面に有機溶剤を含浸
させた状態で各種の被転写材に重合圧接し、シート状剥
離紙を順次剥離することによって容易に転写できるため
従来不可能であった各種の立体的な表面にも転写が可能
であると云う従来にない優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の作業工程を示す説明図、第２図は被
転写材に転写された製品の斜面図である。符号（１）は
シート状剥離紙、（２）は離型層、（３）はトナー画像
面、Ａ）は有機溶剤、（５）は被転写材である。 代理人　弁理士　仙　　１）　　実 第１図 第２　図 （ホ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 静電式複写機により離型層を施した各種のシート状剥離
   紙の表面に文字、図柄模様等の原紙に対して左右逆像の
   トナー画像面を複写形成し、このトナー画像面の上面よ
   りトナーを流出させずに溶融するベンジン等の有機溶剤
   を含浸させた後に、該シート状剥離紙のトナー画像面を
   木材板、硝子板、布地及び紙材等からなる各種の被転写
   材の表面に重合圧接し、その後、該シート剥離紙を剥離
   することによつて、該トナー画像面を該被転写材に転写
   する事を特徴とした複写画像転写方法。