JP2000343896A - 転写方法 - Google Patents

転写方法

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JP2000343896A
JP2000343896A JP11156018A JP15601899A JP2000343896A JP 2000343896 A JP2000343896 A JP 2000343896A JP 11156018 A JP11156018 A JP 11156018A JP 15601899 A JP15601899 A JP 15601899A JP 2000343896 A JP2000343896 A JP 2000343896A
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宣雄 杉野
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Decoration By Transfer Pictures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はカラーコピー等のコピー機やアイロ
ンを用いて押し花教室や家庭等で気軽に、安価に転写を
楽しむことができる転写方法を得るにある。 【解決手段】 転写したい草花や印刷物等の転写物より
トナーを用いたカラーコピー等をコピー可能な用紙に行
なうコピー工程と、コピー工程でコピーしたコピー用紙
を水に漬ける水に漬けると工程と、水に漬ける工程後に
転写したい物の上面にコピー部分が接触するように位置
させ、上部よりアイロンをかけ、コピー部分を転写した
い物に転写する転写工程とで転写方法を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は布地、紙、木、タイ
ル等に草花や印刷物よりコピーしたものを用いて転写す
る転写方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の転写方法ではいずれも工場等で高
価な設備や機械を用いて行なうものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の転写方法では高
価な設備や機械を用いて行なうため、押し花教室や家庭
で気軽に転写を行なった作品を作ることができないとい
う欠点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
カラーコピー等のコピー機やアイロンを用いて押し花教
室や家庭等で気軽に、安価に転写を楽しむことができる
転写方法を提供することを目的としている。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
【0006】
【発明を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は転写したい草花や印刷物等の転写物よりト
ナーを用いたカラーコピー等をコピー可能な用紙に行な
うコピー工程と、このコピー工程でコピーしたコピー用
紙を水に漬ける水に漬けると工程と、この水に漬ける工
程後に転写したい物の上面にコピー部分が接触するよう
に位置させ、上部よりアイロンをかけ、コピー部分を転
写したい物に転写する転写工程とで転写方法を構成して
いる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
【0008】図1ないし図5に示す本発明の第1の実施
の形態において、1は図2に示すように転写したい草花
や印刷物等の転写物2よりトナーを用いたカラーコピー
等を光沢紙やコピー用紙等のコピー可能な用紙3に行な
うコピー工程で、このコピー工程1はトナーを用いたカ
ラーや白黒のコピー機4やレザープリンタ5等が使用さ
れるが、コピー可能な用紙3にコピーしたものを転写す
るため、転写した時に正常な図柄となるようにしてコピ
ー6を行なう。
【0009】7は前記コピー工程1でコピーしたコピー
用紙8を、図3に示すように水に漬ける水に漬ける工程
で、この水に漬ける工程7は前記コピーしたコピー用紙
8のコピー用紙3全体に水が含まれる状態にまで漬け
る。
【0010】9は前記水に漬ける工程7後に、図4に示
すように転写したい物10の上面にコピー6が接触する
ようにコピーしたコピー用紙8を位置させ、上部よりア
イロン11をかけ、コピー6を転写したい物10に転写
する転写工程で、この転写工程9で使用する転写したい
物10は布地、紙、木、タイル等のアイロン11のかけ
られる形状に形成されたものであれば、どんなものであ
ってもよい。
【0011】12は図5に示すように前記転写工程9で
コピー可能な用紙3を除去した後の転写部分13に付着
している紙を水洗い等によって除去する紙部分除去工程
で、この紙部分除去工程12は洗濯と同様な洗濯によっ
て除去したり、転写部分に水を付け該部位を指先でこす
って除去したりする。
【0012】上記の転写方法を用いて転写する場合、ど
こにでもあるコピーとアイロンを用いるため、容易に実
施することができるとともに、コピーされたものがあれ
ば、それを用いて転写することもでき、気軽に転写を楽
しむことができる。
【0013】
【発明の異なる実施の形態】次に、図6ないし図26に
示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、
これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前
記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符
号を付して重複する説明を省略する。
【0014】図6ないし図8に示す本発明の第2の実施
の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に
異なる点は、水溶紙で形成されたコピー可能な用紙3A
を用いてコピー工程1Aを行なうとともに、コピーした
コピー用紙8Aを水に漬ける工程7Aをコピー6にわず
かな紙が付着した状態の所まで行なうようにした点で、
このような転写方法を用いて転写しても、前記本発明の
第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。なお、
コピー用紙8Aを水に漬ける工程7Aはコピー用紙8A
を水にぬらしてから転写したい物10の上面にコピー部
分が接触するように位置さるか、あるいはコピー用紙8
Aを転写したい物10の上面にコピー部分が接触するよ
うに位置させた後、筆等を用いて水にぬらす方法で行
う。
【0015】図9ないし図11に示す本発明の第3の実
施の形態において、前記本発明の第2の実施の形態と主
に異なる点は、コピーしたコピー用紙8Aの紙が溶解し
ない程度に水に漬ける工程7を行ない、転写工程9を行
なった後、水洗いや水に付けて紙部分除去工程12Aを
行なった点で、このような転写方法を用いて転写して
も、前記本発明の第2の実施の形態と同様な作用効果が
得られる。
【0016】図12ないし図14に示す本発明の第4の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、シリコン、テフロン樹脂等の合成樹脂
材がコーティングされたコピー可能な用紙3Bを用いて
コピー工程1Bを行なった点で、このようなコピー工程
1Bを使用した転写方法を用いて転写しても、前記本発
明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0017】図15ないし図17に示す本発明の第5の
実施の形態において、前記本発明の第2の実施の形態と
主に異なる点は、水溶紙14の表面にシリコン、テフロ
ン樹脂等の合成樹脂材15がコーティングされたコピー
用紙3Cを用いてコピー工程1Cを行なった点で、この
ようなコピー工程1Cを使用した転写方法を用いて転写
を行なってもよい。なお、水に漬ける工程7Aでコピー
したコピー用紙8Aの紙を除去する場合には、コピー6
を上面に位置させてアイロン11をかける転写工程9を
行なうことができるので、普通のコピーを行なったもの
を使用することができる。また、コピーしたコピー用紙
8Aの紙を除去しない水に漬ける工程7を行なう場合に
は、転写用のコピーを行なったものを使用する。
【0018】図18ないし図20に示す本発明の第6の
実施の形態において、前記本発明の第2の実施の形態と
主に異なる点は、コピー工程1A後に該コピー工程1A
でコピーしたコピー用紙8Aに粘着剤、接着剤あるいは
ホットメルト16がついた透明あるいは半透明シート1
7を貼り付けるシート貼り付け工程18と、このシート
貼り付け工程18後に水に漬け水溶紙を溶かして除去す
る水溶紙除去工程19と、この水溶紙除去工程19後に
転写したい物10の上面に位置させ、接着固定あるいは
上部よりアイロンをかけ、転写したい物に転写する転写
工程9Aを行なった点で、このような転写方法を用いて
転写を行なってもよい。
【0019】図21ないし図23に示す本発明の第7の
実施の形態において、前記本発明の第2の実施の形態と
主に異なる点は、コピー工程1A後に該コピー工程1A
でコピーしたコピー用紙8Aに粘着剤、接着剤あるいは
ホットメルト16がついたアイロンをかけても溶解しな
いシート17Aを貼り付けるシート貼り付け工程18A
と、このシート貼り付け工程18A後に水に漬け水溶紙
を溶かして除去する水溶紙除去工程19と、この水溶紙
除去工程19後に転写したい物10の上面に位置させ、
加熱あるいは上部よりアイロンをかけ、転写したい物1
0に転写した後シート17Aを除去する転写工程9Bを
行なった点で、このような転写方法を用いて転写を行な
ってもよい。
【0020】図24ないし図26に示す本発明の第8の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、セパレーターを用いるとコピー可能な
片面に粘着剤、接着剤あるいはホットメルト16がつい
た和紙20に行なうコピー工程1Dと、このコピー工程
1Dでコピーしたコピー用紙8Bを所定の大きさに切断
し、転写したい物の上面に位置させ、接着固定あるいは
上部よりアイロンをかけ、転写したい物10に転写する
転写工程9Cを行なった点で、このような転写方法を用
いて転写を行なってもよい。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0022】(1)転写したい草花や印刷物等の転写物
よりトナーを用いたカラーコピー等をコピー可能な用紙
に行なうコピー工程と、このコピー工程でコピーしたコ
ピー用紙を水に漬ける水に漬けると工程と、この水に漬
ける工程後に転写したい物の上面にコピー部分が接触す
るように位置させ、上部よりアイロンをかけ、コピー部
分を転写したい物に転写する転写工程とからなるので、
コピーとアイロンを用いて転写を行なうことができる。
したがって、誰でもが容易に、気軽に転写を楽しむこと
ができる。
【0023】(2)前記(1)によって、特殊な設備を
使用しないので、容易に実施することができる。
【0024】(3)前記(1)によって、アイロンをか
けることができる転写したい物であればどんな物でもよ
く、転写できる物の幅を広げることができる。
【0025】(4)請求項2〜6も前記(1)〜(3)
と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の工程図。
【図2】本発明の第1の実施の形態のコピー工程の説明
図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の水に漬ける工程の
説明図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の転写工程の説明
図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の紙部分除去工程の
説明図。
【図6】本発明の第2の実施の形態の工程図。
【図7】本発明の第2の実施の形態のコピー工程の説明
図。
【図8】本発明の第2の実施の形態の水に漬ける工程の
説明図。
【図9】本発明の第3の実施の形態の工程図。
【図10】本発明の第3の実施の形態の水に漬ける工程
の説明図。
【図11】本発明の第3の実施の形態の紙部分除去工程
の説明図。
【図12】本発明の第4の実施の形態の工程図。
【図13】本発明の第4の実施の形態のコピー工程の説
明図。
【図14】本発明の第4の実施の形態の水に漬ける工程
の説明図。
【図15】本発明の第5の実施の形態の工程図。
【図16】本発明の第5の実施の形態のコピー工程の説
明図。
【図17】本発明の第5の実施の形態の水に漬ける工程
の説明図。
【図18】本発明の第6の実施の形態の形態の工程図。
【図19】本発明の第6の実施の形態のシート貼り付け
工程の説明図。
【図20】本発明の第6の実施の形態の転写工程の説明
図。
【図21】本発明の第7の実施の形態の形態の工程図。
【図22】本発明の第7の実施の形態のシート貼り付け
工程の説明図。
【図23】本発明の第7の実施の形態の転写工程の説明
図。
【図24】本発明の第8の実施の形態の形態の工程図。
【図25】本発明の第8の実施の形態のコピー工程の説
明図。
【図26】本発明の第8の実施の形態の転写工程の説明
図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C、1D:コピー工程、2:転写
物、3、3A、3B、3C:コピー可能な用紙、4:コ
ピー機、 5:レザープリンタ、6:コピー、
7、7A:水に漬ける工程、8、8A、8
B:コピーしたコピー用紙、9、9A、9B、9C:転
写工程、10:転写したい物、 11:アイロン、1
2、12A:紙部分除去工程、13:転写部分、
14:水溶紙、15:合成樹脂材、16:粘着剤、接
着剤あるいはホットメルト、17、17A:シート、
18、18A:シート貼り付け工程、19:水溶紙除去
工程、 20:和紙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/20 G03G 15/20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写したい草花や印刷物等の転写物より
    トナーを用いたカラーコピー等をコピー可能な用紙に行
    なうコピー工程と、このコピー工程でコピーしたコピー
    用紙を水に漬ける水に漬けると工程と、この水に漬ける
    工程後に転写したい物の上面にコピー部分が接触するよ
    うに位置させ、上部よりアイロンをかけ、コピー部分を
    転写したい物に転写する転写工程とを含むことを特徴と
    する転写方法。
  2. 【請求項2】 転写したい草花や印刷物等の転写物より
    トナーを用いたカラーコピー等を水溶紙で形成されたコ
    ピー可能な用紙に行なうコピー工程と、このコピー工程
    でコピーしたコピー用紙を水にぬらして転写したい物の
    上面にコピー部分が接触するように位置さるか、あるい
    はコピー用紙を転写したい物の上面にコピー部分が接触
    するように位置させた後水にぬらして上部よりアイロン
    をかけ、コピー部分を転写したい物に転写する転写工程
    と、この転写工程後にコピー部分に残っている紙を水洗
    い等によって除去する紙部分除去工程とを含むことを特
    徴とする転写方法。
  3. 【請求項3】 転写したい草花や印刷物等の転写物より
    トナーを用いたカラーコピー等をシリコン、テフロン、
    樹脂等の合成樹脂材がコーティングされたコピー可能な
    用紙に行なうコピー工程と、このコピー工程でコピーし
    たコピー用紙を水に漬ける水に漬ける工程と、この水に
    漬ける工程後に転写したい物の上面にコーティング部分
    の表面あるいは裏面が接触するように位置させ、上部よ
    りアイロンをかけ転写したい物に転写する転写工程とを
    含むことを特徴とする転写方法。
  4. 【請求項4】 転写したい草花や印刷物等の転写物より
    トナーを用いたカラーコピーをコピー可能な水溶紙に行
    なうコピー工程と、このコピー工程でコピーしたコピー
    用紙に粘着剤、接着剤あるいはホットメルトがついた透
    明あるいは半透明シートを貼り付けるシート貼り付け工
    程と、このシート貼り付け工程後に水に漬け水溶紙を溶
    かして除去する水溶紙除去工程と、この水溶紙除去工程
    後に転写したい物の上面に位置させ、接着固定あるいは
    上部よりアイロンをかけ、転写したい物に転写する転写
    工程とを含むことを特徴とする転写方法。
  5. 【請求項5】 転写したい草花や印刷物等の転写物より
    トナーを用いたカラーコピーをコピー可能な水溶紙に行
    なうコピー工程と、このコピー工程でコピーしたコピー
    用紙に粘着剤、接着剤あるいはホットメルトがついたア
    イロンをかけても溶解しないシートを貼り付けるシート
    貼り付け工程と、このシート貼り付け工程後に水に漬け
    水溶紙を溶かして除去する水溶紙除去工程と、この水溶
    紙除去工程後に転写したい物の上面に位置させ、加熱あ
    るいは上部よりアイロンをかけ、転写したい物に転写し
    た後シートを除去する転写工程とを含むことを特徴とす
    る転写方法。
  6. 【請求項6】 転写したい草花や印刷物等の転写物より
    トナーを用いたカラーコピー等をセパレーターを用いる
    とコピー可能な片面に粘着剤、接着剤あるいはホットメ
    ルトがついた和紙に行なうコピー工程と、このコピー工
    程でコピーしたコピー用紙を所定の大きさに切断し、転
    写したい物の上面に位置させ、接着固定あるいは上部よ
    りアイロンをかけ、転写したい物に転写する転写工程と
    を含むことを特徴とする転写方法。
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