JPS60189495A - 画像形成法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、電子写真プロセスを用いて、単一で有色のコ
ピーを得るための画像形成法に関する。

〔従来技術〕

゛　上述の画像形成法としては、従来一般に、染顔料を
用いて調製された所望の色トナー、いわゆるカラートナ
ーを用いて行うものであった。

そして、異なる色のコピーを得る場合、その色に対応す
るトナーに交換するのであるが、トナ」どうしの混合を
防止するために、トナータンク内にパケットローラーな
どを設けた現像ユニット全体を交換している。

ところが、現像ユニットの交換の際にトナーがこぼれ、
装置内が汚れやすくなる欠点があり、また、電子写真プ
ロセスでは、コピーすべき色のいかんにかかわらず、同
程度の現像特性並びに定着特性を得る必要があり、その
ために、トナーの帯電特性を互いに等しいものにしなけ
ればなラス、−色のカラートナーにおいて、それが鮮明
なコピーになるようにしても、別の色のカラートナーに
おいて同じ帯電特性を得ようとすれば、その色の染顔料
の含有量を、鮮明なコピーを得るための量よりも少々く
するか多くするかせざるを得す、帯電特性上の制約を受
け、鮮明なコピーを得られない欠点があった。

〔目的〕

本発明は、トナーのこほれを生じさせること無く、かつ
、帯電特性に制約されずに、各種の色のコピーを鮮明に
して得られるようにするものである。

〔要旨〕

本発明の画像形成法は、上述目的を達成するために、電
子写真プロ七スによシ、被転写紙上に、熱可塑性樹脂を
含有するトナーの画像を形成し、そのトナー画像の形成
された側に熱昇華性染料を塗布した転写シートを重ねて
加熱し、前記トナーのみを加熱溶融させ、その溶融状態
のトナーに前記熱昇華性染料を移行して有色画像を形成
することを特徴とする。

〔作用〕

電子写真プロセスに感熱転写システムを導入し、種々の
色の熱昇華性染料を塗布した転写シートを準備しておき
、得ようとする色に応じた転写シートに交換し、それに
よって所望の色のコピーを得るのである。

〔効果〕

異なる色を得るのに、異なるカラートナーを用いなくて
も良いから、現像ユニットの交換が不要でトナーのこほ
れが無い。　その上、得ようとするコピーの色が何色で
あっても、トナーとしては一種類のトナーを用いるだけ
であるから、そのトナーを被転写紙上に良好に転移でき
るように、現像特性及び定着特性を考慮すれば良く、そ
して、そのトナーに所望の色の昇華性染料を加熱によっ
て転写するから、トナーの帯電特性とは全く無関係に所
望の色を得ることができ、種々の色夫々において、鮮明
六色のコピーを得られるようになった。　また、異々る
色に変える場合に、例えば、英文タイプのリボンテープ
を交換するのと同様の操作にょシ転写シートを交換しさ
えすれば良く、現像ユニットを交換する場合よりも極め
て容易な操作で色の変更に対処できる。　更に、画像そ
のものを解像度にすぐれた電子写真プロセスによって得
、そこに感熱転写システムで着色するから、高解像度を
維持しながら色の鮮明なコピーを得られる。

〔本発明方法による画像形成工程〕

■　帯電工程（第１図のｌａｌ参照） 導電性基板（１０１）上に感光層（１０２）を設けた感
光体（ｌＯ）を帯電チャージャー（川によシ帯電する。

■　露光工程（第１図の（ｂ）＃照） 光学系を用い、感光体（ｌＯ）に対して原稿（ｌ謁の画
像露光を行い、静電潜像を形成する。

■　現像工程（第１図の（０）参照） 感光体（ｌＯ）に形成された静電潜像に無色トナー−を
付着して感光体（１０）にトナー像を形成するＯ ■　転写工程（第１図の１１１１参照）感光体（１０）
に付着された無色トナー−を、被転写紙としての普通紙
−に転写チャージャー０５）により転写する。

■　定着工程（第１図のｔｅ＋参照） 普通紙四重に転写された無色トナー（３０）を加熱によ
り溶融するとともに圧着し、無色トナー（ＱＡを普通紙
ｔ４１に定着し、電子写真プロセスによる普通紙ｋｌ上
への無色トナー−の画像形成を完了する。

■　着色工程（第１図の（ｆ＞参照） 上記普通紙−に、基紙（２０１）に熱昇華性染料（２０
２）を塗布した転写シート−を重ね、加熱により無色ト
ナー―のみを溶融させ、その溶融状態のトナー−に前記
熱昇華性染料（２０ｇ）を移行して着色し、最終的に１
第１図の１−に示すように、有色画像翰）のコピーを得
る。

次に１本発明方法の実施に用いられる装置について第８
図に基いて説明する。

電子写真プロセスによる無色トナー−の画像形成は、公
知の電子写真複写機を用いて行うものであシ、その詳細
な説明は省略する。

第８図において、（■）は帯電チャージャー、輪は原稿
、Ｏｉは光学系、９＠は無色トナーの現像装［１，０荀
は転写チャージャー、輪はクリーナー、（Ｉ７）はイレ
ーサーランプ、霞は定着装置である。

上記構成の複写機に）に着色装置（Ｂｌが付設される・ この着色装置但）は、加熱ローラｅυと押えローヲ（２
４との間に、前記定着装置α〜から送り出される普通紙
〔鵡を受け入れて通過させる経路用）が形成されるとと
もに、普通紙←１との重ね合わせ状態で前記転写シート
（財）、が通されるように構成されている。　この転写
シート翰は、一対のローラー關、（財）によシ普通紙（
４１と同調して移送されるように構成されている。　翰
け、加熱ローラ（２１）に内装されたヒータを示す。

前記無色トナーには、公知の熱定着用トナーに含有され
る熱可塑性樹脂が含有されている。

この無色トナーを用いれば、熱昇華性染料により、鮮や
かな色のコピーを得られる利点があるが、本発明として
は、赤などのカラートナーを用い、そのカラートナーの
色と熱昇華性染料の色との混合合成色による有色画像を
得るようにしても良い。

被転写紙としては、上記トナーを溶融させるための湿度
では被転写面が溶融状態にならないもの、あるいは、な
シにくいものが用いられ、例えば、天然パルプ（セルロ
ース）を主成分とする、一般のコピーに用いられている
普通紙とか、天然繊維、ポリイミド系樹脂、ポリアミド
系樹脂夫々を主成分とするものが用いられる。

転写シートとしては、一般の染色で用いられている昇華
性染料転写シートが使用可能であシ、その基紙としては
、一般の紙やコンデンサー紙など、要するに、それ自身
染着されないものであれば各種のものを用いることがで
きる。

そして、熱昇華性染料は、媒体樹脂中に均一に分散され
、その塗液を前記基紙に塗布して転写シートが得られる
ものであシ、媒体樹脂としては、染料分子の離脱、移行
を容易にするために、染料と親和性の比較的少ない樹脂
、例えば、セルロース系、水溶性アクリル、ＰＶＡ、ポ
リアミド系などが用いられ、他方、昇華性染料としては
、例えば、下記のようなものが用いられる― Ｃｏ　１　ｏｒ　Ｉｎｄｅｘ　Ｄｉｓｐｅｒｓｅ　Ｙｅ
ｌｌｏｗ　５４（ＬｕｒａｆｌｘＹｅｌｌｏｗ　１３８
．　ＢＡＳＦ社製）Ｃｏｌｏｒ　Ｉｎｄｅｘ　Ｄｉｓｐ
ｅｒｓｅ　Ｒｅｄ　６０（Ｌｕｒａｆｌｘ　Ｒｅｄ　４
３０　、ＢＡＳＦ社製）Ｃｏｌｏｒ　Ｉｎｄｅｘ　Ｄｉ
ｓｐｅｒｓｅ　Ｂｌｕｅ　７９（Ｌｕｒａｆｉｘ　Ｂｌ
ｕｅ　５９０　、　ＢＡＳＦ社製）〔具体例！〕 ＯＷ＆光体−８ｅ系　（ト）帯電 ０トナー■（無色トナー） 平均粒径　／　２（ｌｔ） ０被転写紙□一般の紙（普通紙） Ｏ転写シート■ ・基紙−厚みざ（ロ）のコンデンサー紙塗布して　厚さ
２０（ｆｉ）とする 上寥乙材料を用い、第２図に示すような装置で画像形成
を行なった。

Ｏ着色条件 加熱ローツーの湿度：　ｉｇｏ■） く結果〉 ・鮮明で良好な赤色画像を得ることができた。

〔具体例■〕

Ｏ転写シート■ ・基紙−ｇ　（μ）厚のコンデンサー紙塗布して厚さを
、２０（ｆｉ）とする。

上記転写シートＩＩを、転写シートＩと交換して画像形
成を行なったところ、鮮明で良好な黄色画像を得ること
ができた。

また、転写シートｌによって得た赤色画像の形成された
普通紙を転写シート１に交換した着は、赤色と黄色との
色ズレは全く見られなかつたＯ （着色される場所は、トナーのみであるので、当然であ
る。） 第１図の着色工程で用いる転写シートＩによる着色装置
に続いて転写シート「による着色装置を設け、選択的に
被転写紙に作用させ、又は、両方共作用させると、２つ
の着色工程で、３色の画像が得られる。

なお、前記着色装置（Ｂｌとしては、複写機（Ａ）に内
装するものでも、着脱自在に取付けるものでも良く、更
には、専用のものに構成し、複写機（６）により無色ト
ナー■の画像を形成した普通紙−を多数得ておき、それ
ら普通紙（＋鴎をしかる後に着色装置（Ｂｌで着色して
有色画像のコピーを得るようにしても良い。

【図面の簡単な説明】

第１図の（ａｌないしＩｇｌは、本発明方法の工程説明
図、嬉８図は本発明方法実施のための装置を示す全体概
略縦断面図である。 陳・・・・・・転写シート、−・・・・・・トナー、四
・・・・・・被転写紙、（２０２）・・・・・・熱昇華
性染料。 第２図 、Ａ 第１頁の続き ０発　明　者　深　尾　博　大阪市東区安ヨカメラ株式
会犯 ［相］発　明　者　山　本　正　明　大阪市東区安ゴカ
メラ株式会着 −ｇｉ’ｑ− 二町２丁目３幡地　大阪国際ビル　ミノルタ：内 二町２丁目３幡地　大阪国際ビル　ミノルタ：内

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電子写真プロセスにより、被転写紙上に、熱可塑性樹脂
   を含有するトナーの画像を形成し、そのトナー画像の形
   成された側に熱昇華性染料を塗布した転写シートを重ね
   て加熱し、前記トナーのみを加熱溶融させ、その溶融状
   態のトナーに前記熱昇華性染料を移行して有色画像を形
   成する画像形成法。