JPH09230759A - 像保持体からの像形成物質除去装置 - Google Patents

像保持体からの像形成物質除去装置

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JPH09230759A
JPH09230759A JP6533296A JP6533296A JPH09230759A JP H09230759 A JPH09230759 A JP H09230759A JP 6533296 A JP6533296 A JP 6533296A JP 6533296 A JP6533296 A JP 6533296A JP H09230759 A JPH09230759 A JP H09230759A
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toner
image
forming substance
roller
edge
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JP6533296A
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Masaru Magai
勝 真貝
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外周部にスパイラル状のエッジを有するスパ
イラルローラのオフセットベルトに接触しない逃げ部に
トナーが詰まるのを抑え、良好なクリーニング性能を維
持できるオフセットベルトのクリーニング装置を備えた
トナー除去装置を提供する。 【解決手段】 転写紙1からトナーを剥離するトナー剥
離ユニット300と、オフセットベルト301の表面に
当接するエッジを外周部に有するスパイラルローラ31
0および該ローラ310を回転駆動する駆動装置を有す
るクリーニング装置とを備えたトナー除去装置におい
て、スパイラルローラ310のオフセットベルト301
と接触しない逃げ部の表面が、トナーが該逃げ部の表面
に付着して該外周部のエッジに隣接する部分まで詰まら
ない程度のトナーに対する付着しにくさを有するように
構成する。例えば、上記逃げ部の表面に、トナーが付着
しにくい不活性な表面層310cを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター、印刷機等の画像形成装置で画像を形
成した像保持体から該画像を構成する像形成物質を除去
する像保持体からの像形成物質除去装置に係り、詳しく
は像形成物質除去装置に用いる剥離部材のクリーニング
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、資源の有効利用等の観点から、像
保持体を再利用するために像保持体から像形成物質を除
去する像形成物質除去方法及びその装置が各種提案され
ている(例えば、特開平1−101576号公報、特開
平2−55195号公報、特開平4−64472号公
報、特開平4−82983号公報、特開平4−3003
95号公報参照)。特に、像保持体を比較的損傷するこ
となく、像形成物質のみを除去するために、本出願人
は、水、界面活性剤を含む水溶液、水溶性ポリマーを含
む水溶液、及び界面活性剤と水溶性ポリマーとを含む水
溶液よりなる群から選ばれた少なくとも1種の水あるい
は水溶液を像保持体に保持させ、該像保持体上の像形成
物質を溶融又は軟化させるように加熱し、該像形成物質
に、該像保持体と該像形成物質との付着力より大きい付
着力を発揮し得る剥離部材を接触させ、該剥離部材と該
像保持体とを分離させる際に該像形成物質を該像保持体
から剥離して除去するものを提案している(例えば、特
願平4−255916号、特願平5−239075号参
照)。
【0003】上記特願平4−255916号等で提案し
たような像保持体からの像形成物質除去方法において
は、上記剥離部材の剥離性能を維持するために像保持体
から除去されて剥離部材上に付着した像形成物質を除去
してクリーニングするのが好ましい。
【0004】本出願人は、例えば特願平5−20117
2号や特願平7−18557号の明細書の中で、上記剥
離部材の表面をクリーニングするクリーニング手段とし
て、高速回転するクリーニング用回転体としてのブラシ
ローラを、複数の支持ローラに掛け回されたベルト状の
剥離部材であるトナーオフセット用ベルトの表面に接触
させ、該ベルト上の像形成物質を欠き落すものを開示し
ている。
【0005】このような従来のクリーニング手段におい
ては、剥離部材表面に強固な皮膜状に付着しているトナ
ーなどの像形成物質を完全に除去するために、電子写真
式画像形成装置で感光体ドラム上の残留トナーを除去す
る場合よりも強いクリーニングが要求される。従って、
上記ブラシローラのブラシ材としてステンレス繊維を織
り込んだループ状のものを芯金に巻き付けたものを用
い、このブラシローラを剥離部材表面に圧接しなければ
ならなかったので、ブラシローラで剥離部材が削られて
該剥離部材の寿命が損なわれるおそれがあった。
【0006】また、上記ブラシローラでは、剥離部材か
ら像形成物質を除去するクリーニング効率を向上させる
ために、毛足の短いブラシ材を使用しているが、この毛
足の短いブラシ材に掻き取った像形成物質が付着し目詰
まりが生じやすく、クリーニング性能を安定に維持しに
くいという難点があった。従来、この像形成物質による
ブラシ材の目詰まりを防止するものとして、ブラシ材中
の像形成物質を機械的にしごいて取り除いたり、静電的
な吸引力によって取り除いたりするもの等が知られてい
る(例えば、特開平3ー116083号公報参照)。し
かしながら、上記ブラシローラのブラシ材の手足が短い
ため、そのブラシ材を機械的にしごいて像形成物質を取
り除くことは難しい。また、上記剥離部材上から除去し
た像形成物質は、通常の画像形成時に用いられるものと
は水分量、粒径、形状等が異なるため、その帯電特性や
粒子重量も異なっている。従って、その他の静電的な方
法などによっても上記ブラシローラの目詰まりを防止す
ることは難しいと予想される。
【0007】一方、本出願人は、上記目詰まりが発生す
るおそれがあるブラシローラを用いないクリーニング手
段として、円柱の外周に剥離部材上の像形成物質に当接
する複数のエッジ(切刃)を有する回転式刃物状のクリ
ーニング部材と、該クリーニング部材を剥離部材上の像
形成物質を切り落とし得るように回転駆動するものを提
案している(特開平6−324601号公報参照)。更
に、剥離部材表面の損傷を摩耗程度に抑え、ブラシロー
ラを圧接させて高速回転させるものに比して剥離部材の
耐久性を向上させることができるものとして、剥離部材
の表面に当接するスパイラル状のエッジを外周部に有す
るローラ状のクリーニング部材と、該クリーニング部材
を回転駆動する駆動手段とを備えた像形成物質除去装置
を提案している(特願平7−107913号参照)。こ
のように外周にエッジを有するクリーニングローラを用
いた場合は、ブラシローラと異なり、エッジとエッジと
の間に剥離部材に接触しない溝状の逃げ部を有している
ので、像形成物質の目詰まりが発生しにくいと思われ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述のよう
に上記剥離部材から除去した像形成物質は、通常の画像
形成に用いられる前の乾燥した微粉末のものと異なり、
粒径も大きく、形状もいびつになっており、像形成物質
同士が絡み易くなっている。また、剥離部材を用いた剥
離処理に先立って像保持体と像形成物質との付着状態を
不安定にする不安定化液を付与する場合、剥離部材から
除去した像形成物質の水分の含有量が多くなっており、
その水分の水素結合によって像形成物質同士が凝集結合
しやすくなっている。
【0009】例えば、一般的な複写機などの画像形成装
置で用いられる像形成物質としてトナーは、平均粒径が
10〜15μmであり、そのほとんどがほぼ球形に近い
形状をしている。特に最近では、画像の解像度向上を図
るという観点から、平均粒径7.5μm前後と更に小粒
径のトナーが使用される傾向にある。画像劣化の関係か
ら小粒径化できない場合でも、平均粒径30μm以下の
トナーを使用するのが普通となっている。また、トナー
が水分を含んで加湿状態になると帯電極性や帯電量が不
安定になるので、一般的な複写機などの画像形成装置で
用いられるトナーは、ほとんど含水分のない状態に保た
れるのが普通である。具体的には、トナーの主成分であ
るポリエチレンおよびポリスチレンの吸水率(含水分
量)はそれぞれ、0.015%以下、0.03〜0.1
%であり(「ポリマーフィルムと機能性膜」,1991
年4月20日,技報堂出版(株)発行,238頁参
照)、このほとんど含水分にない状態に保たれる。一
方、上記像保持体から除去され剥離部材に付着している
像形成物質としてのトナーの場合は、最小粒径のもので
も約100μmであり、100〜200μmまでのもの
が17〜48%、その他は200μm以上の巨大粒径の
ものである。しかも形状的には、いびつで枝葉が多く、
先端がカギ状の形になっており、トナー同士が絡みやす
くなっている。また、剥離処理前に上記不安定化液を像
保持体に対して付与する場合、トナーの含水分量は1〜
3重量%と多くなっている。このように含水分量が多く
なったトナーは、帯電しにくくなっているが、そのトナ
ー中の水分の水素結合によって凝集結合することが多く
なる。
【0010】このように剥離部材上に付着している像形
成物質同士が絡みやすく、凝集結合しやすくなっている
ため、外周部にエッジを有するクリーニングローラを用
いた場合であっても、そのエッジとエッジとの間の逃げ
部(例えば、JIS−B0173にリーマ用語の一つと
して「隣り合ったエッジ(切れ刃)とヒールとの間のへ
こんだ部分」と規定されている「溝」状の逃げ部)に像
形成物質が詰まって、クリーニング性能が低下するおそ
れがあった。
【0011】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的は、外周部にエッジを有するクリーニ
ングローラの剥離部材に接触しない逃げ部に像形成物質
が詰まるのを抑え、良好なクリーニング性能を維持でき
る剥離部材のクリーニング手段を備えた像保持体からの
像形成物質除去装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、像保持体に付着している像形成
物質に対して、該像形成物質と該像保持体との付着力よ
りも大きな付着力を発揮し得る剥離部材を、該像保持体
上の像形成物質に接触させた後、離間させることによ
り、該像保持体から該像形成物質を剥離する剥離手段
と、該剥離部材の表面に当接するエッジを外周部に有す
るローラ状のクリーニング部材および該クリーニング部
材を回転駆動する駆動手段を有するクリーニング手段と
を備えた像保持体からの像形成物質除去装置において、
該クリーニング部材の該剥離部材と接触しない逃げ部の
表面が、該像形成物質が該逃げ部の表面に付着して該外
周部のエッジに隣接する部分まで詰まらない程度の該像
形成物質に対する付着しにくさを有することを特徴とす
るものである。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の像保持体か
らの像形成物質除去装置において、上記逃げ部の表面
に、上記像形成物質が該逃げ部の表面に付着して上記外
周部のエッジに隣接する部分まで詰まらない程度の該像
形成物質に対する付着しにくさを有する不活性な表面層
を形成したことを特徴とするものである。
【0014】請求項1又は2の像形成物質除去装置で
は、剥離部材の表面に当接するエッジを外周部に有する
ローラ状のクリーニング部材を、駆動手段で回転駆動す
ることにより、該クリーニング部材のエッジを剥離部材
上に強固に付着している像形成物質に連続的に当接させ
て掻き取る。この掻き取った像形成物質の一部は、クリ
ーニング部材の剥離部材と接触しない逃げ部に移動する
が、この逃げ部の表面が該像形成物質に対して所定の付
着しにくさを有する面にするため、上記剥離部材から掻
き取った像形成物質が上記逃げ部の表面に付着して外周
部のエッジに隣接する部分まで詰まらない。
【0015】特に、請求項2の像形成物質除去装置で
は、請求項1の像形成物質除去装置において、上記逃げ
部の表面に、上記像形成物質に対して所定の付着しにく
さを有する不活性な表面層を形成することにより、該像
形成物質が該逃げ部の表面に付着して上記外周部のエッ
ジに隣接する部分まで詰まらないようにする。
【0016】ここで、上記表面層の材料としてはフッ素
系高分子化合物を用いることができる。この水分と水素
結合しにくい表面を有するフッ素系高分子化合物を用い
た場合には、剥離処理に先立って像保持体と像形成物質
との付着状態を不安定にする液を像保持体に付与した場
合に、水分を多く含んだ像形成物質が上記逃げ部に移動
して該フッ素系高分子化合物からなる表面層に接触して
も、該像形成物質が該逃げ部の表面に付着して上記外周
部のエッジに隣接する部分まで詰まらないようにするこ
とができる。
【0017】また、上記フッ素系高分子化合物には導電
性粒子を含有させてもよい。このように導電性粒子を含
有させることにより、剥離部材から掻き取った像形成物
質の水分の含有量が少なくなって帯電しやすくなって
も、上記逃げ部に移動してきた像形成物質と該逃げ部の
導電性を有する表面層との接触で該像形成物質が帯電し
ないようにして、該像形成物質が該逃げ部の表面に付着
して上記外周部のエッジに隣接する部分まで詰まらない
ようにすることができる。
【0018】また、上記クリーニング部材の剥離部材と
接触しない逃げ部の表面を、上記像形成物質が該逃げ部
の表面に付着して上記外周部のエッジに隣接する部分ま
で詰まらない程度の該像形成物質に対する付着しにくさ
を有する表面粗さになるように加工しても良い。この場
合には、画像形成に使用される前の像形成物質と異な
り、剥離部材から掻き取ったいびつな形状(鋸状や鍵先
状)の像形成物質が上記逃げ部に移動してきても、該逃
げ部の表面の引き目等に引っかかることがなくなり、該
像形成物質が該逃げ部の表面に付着して上記外周部のエ
ッジに隣接する部分まで詰まらないようにすることがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を転写型の電子写真
複写機によって画像が形成された像保持体としての転写
紙から、像形成物質としてのトナーを除去するトナー除
去装置に適用した実施形態について説明する。図1は、
本発明の一実施形態に係るトナー除去装置の概略構成図
である。まず、全体の概略を説明すると、このトナー除
去装置は、積載状態で収容しているトナー像が形成され
た転写紙1を一枚づつ分離給送する給紙ユニット100
と、給紙ユニット100から送られてきた転写紙1に不
安定化液を付与する不安定化液付与手段としての液付与
ユニット200と、該液付与ユニット200に後述する
処理液2を供給する液供給装置207と、不安定化液が
供給された転写紙1からトナーを剥離して除去する剥離
手段としてのトナー剥離ユニット300と、トナーが除
去された転写紙1を乾燥させる乾燥ユニット400と、
乾燥ユニット400から排出される転写紙1を受ける紙
受けユニット500とを備えている。
【0020】上記給紙ユニット100は、底板101上
に積載された転写紙1を最上部のものから給紙ローラ1
02で給紙し、フィードローラ103及びセパレートロ
ーラ104からなる分離機構で重送紙を分離して一枚の
転写紙1のみを送り出すものである。この給紙ユニット
100で送り出された転写紙1は搬送ローラ対105で
搬送され、レジストローラ対106でタイミング調整及
びスキュー補正が行なわれて次の液付与ユニット200
に送られる。なお、上記給紙ユニット100などの具体
的な構成及び動作は電子写真複写機における給紙機構と
同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0021】上記液付与ユニット200は、転写紙1と
トナーとの付着状態を不安定状態にする不安定化液とし
ての処理液2を所定量満した液容器と、該液容器中の液
中に部分的に没するように設けられた液塗布ローラとか
ら液塗布器201,202を、搬送方向に2段備えてい
る。それぞれの塗布器の液塗布ローラ上方には、所定の
間隔をおいて表面同士が対向するように紙規制ローラ2
03,204が設けられている。そして、転写紙1の搬
送方向において、1段目の液塗布器201と2段目の塗
布器202との間、及び、2段目の塗布器201の下流
側には、転写紙を搬送する中継ローラ対205,206
が設けられている。そして、各液塗布器201,202
や中継ローラ対205,206などの下方には、液受け
タンク215が設けられている。
【0022】上記処理液2としては、水、水溶性ポリマ
ーを含む水溶液、界面活性剤を含む水溶液、及び水溶性
ポリマーと界面活性剤とを含む水溶液よりなる群から選
ばれた少なくとも1種の水あるいは水溶液を用いること
ができる。
【0023】上記液供給装置207は、装置下部に設け
られ、交換自在の補充液ボトル208、補充液ボトル2
08から電磁ポンプ209で適宜処理液2が補給される
処理液タンク210、処理液タンク210に内蔵された
羽根ポンプ等の給液ポンプ211、給液ポンプ211を
回転駆動するポンプモータ212、給液ポンプ211か
らの処理液2を液容器201,202に送るための給液
パイプ213、液容器201a,202aの下部に設け
られた液排出口から液受けタンク215に排出された処
理液2を処理液タンク210内に戻すための回収パイプ
214等で構成されている。ここで、給液ポンプ211
で送られた処理液2は、給液パイプ213内を通って液
塗布器201,202の液容器に供給される。そして、
該液容器から流出して上記液受けタンク215で受けら
れた処理液2は回収パイプ214を通って処理液タンク
210内に戻されて循環する。このような処理液2の定
常的な循環動作中、各液塗布器201,202におい
て、液塗布ローラが液容器内の処理液2中に所定量だけ
没するように、給液ポンプ211による給液量等が設定
されている。
【0024】上記トナー剥離ユニット300は、複数の
支持ローラ302(駆動ローラ),303等に掛け回さ
れたベルト状の剥離部材としてのトナーオフセット用ベ
ルト(以下、オフセットベルトという)301と、オフ
セットベルト301を挟んで互いに圧接し合うように設
けられた加熱ランプ内蔵の加熱ブロック304及び上加
熱ローラ305と、オフセットベルト301に所定の張
力を与えるテンションローラ306、307と、オフセ
ットベルト301の表面をクリーニングするクリーニン
グ手段としてのクリーニング装置とを備えている。この
クリーニング装置については後で詳述する。
【0025】ここで、上記加熱ブロック304及び上加
熱ローラ305は、転写紙1のトナー像面をオフセット
ベルト301に密着させるとともに転写紙1に固着して
いるトナーを軟化温度以上に加熱して軟化させるもので
ある。
【0026】また、上記オフセットベルト301の少な
くともトナーTと接触する側の表面は、軟化したトナー
Tに対して、転写紙1の表面とトナーTとの付着力より
大きい付着力を発揮し得る材料で形成されている。本実
施形態では、厚さ100μmの酸化チタンを分散させた
ポリエチレンテレフタレート(PET)ベルトを用いた
が、この他に、例えば、アルミ系、銅系、ニッケル系な
ど金属材料、又はPET以外のポリエーテルエーテルケ
トン(PEEK)等の高分子系材料で形成されたものを
用いても良い。
【0027】また、上記加熱ブロック304の上加熱ロ
ーラ305との圧接部よりオフセットベルト301の移
動方向の下流側には、所定の曲率半径でオフセットベル
ト301の移動方向を略90度変化させる屈曲部が形成
されており、この屈曲部の回りで、ベルトの移動方向を
急激に変化させて、オフセットベルト301からの転写
紙1の曲率分離を行うようになっている。
【0028】上記乾燥ユニット400は、例えば転写紙
1の液保持量が紙重量の10%以下になるように転写紙
1を乾燥させるものであり、加熱ランプ内蔵の例えばア
ルミからなる加熱ドラム401と、複数の支持ローラに
掛け渡され、該加熱ドラム401の周面に一定角度巻き
ついた状態で無端移動する紙押圧用ベルト402とから
構成されている。上記紙押圧用ベルト402の材質とし
ては、耐熱性や通気性を備えた材質、例えばキャンバス
地、木綿地、テトロン地などの布を用いることができ
る。
【0029】上記紙受けユニット500は、乾燥ユニッ
ト400からの転写紙1を搬送するためのの搬送ローラ
対501、分岐爪502、排出ローラ対503,50
4、内蔵排紙トレイ505、外部排紙トレイ(不図示)
等により構成され、必要に応じて、内蔵排紙トレイ50
5又は外部排紙トレイへの排出が選択できるようになっ
ている。ここで、上記内蔵排紙トレイ505は、装置手
前側に引き出すことができるようにスライド自在に構成
されている。 (以下、余白)
【0030】以上の構成のトナー除去装置において、給
紙ユニット100から送られた転写紙1は、液付与ユニ
ット200でそのトナー像面(図中の下面)に処理液2
が付与され、トナー剥離ユニット300に送られる。例
えば、A4サイズの転写紙1で2g以上の処理液2が付
与される。このトナー剥離ユニット300で、転写紙1
に固着しているトナーTが加熱ブロック304及び上加
熱ローラ305からの加熱で軟化し、オフセットベルト
301表面に付着する。そして、加熱ブロック304の
屈曲部の回りで転写紙1とオフセットベルト301から
分離する際に、オフセットベルト301表面に付着した
トナーが転写紙1から剥離し、これにより、転写紙1か
らトナーTが除去される。トナーが除去された転写紙1
は乾燥ユニット400で乾燥され、排紙ローラ対503
で紙受けユニット500の内蔵排紙トレイ505上に排
出される。以上のトナー除去処理により、トナーが付着
した転写紙1に液を供給して転写紙1のトナーTとの界
面部に液を浸透させた状態でトナーを剥離させるので、
紙繊維を傷めることなく、トナーを除去できる。
【0031】次に、本発明の特徴部であるオフセットベ
ルト301の表面をクリーニングするクリーニング装置
について詳述する。このクリーニング装置は、図2に示
すように、オフセットベルト301の表面に当接するス
パイラル状のエッジを外周部に有するローラ状のクリー
ニング部材としてのスパイラルローラ310と、スパイ
ラルローラ310を回転駆動する駆動手段としての駆動
装置(不図示)とを備えている。
【0032】上記スパイラルローラ310には、オフセ
ットベルト301を介してバックアップ部材としてのバ
ックアップローラ312を矢印A方向に圧接させてい
る。このバックアップローラ312の表面部は弾性体で
構成され、スパイラルローラ310との圧接により、図
3に示すようなニップ幅(挾持幅)Lnの圧接部を形成
している。このバックアップローラ312の圧接によ
り、スパイラルローラ310のエッジが所定の当接力で
オフセットベルト301のトナー付着面に当接し、該エ
ッジでトナーTを確実に掻き取れるようにしている。
【0033】また、上記スパイラルローラ310のスパ
イラル刃の形状としては、JIS−B0173に示され
ている形状、又は芯金に帯状部材を巻き付けた形状など
のいずれの刃の形状でも適用できる。本実施形態のスパ
イラルローラ310としては、図3に示すような4条の
スパイラル刃310aを有するものを用いている。この
4条のスパイラル刃310aを有する場合のスパイラル
刃のねじれ角θaの実用上の使用可能範囲は5°〜60
°程度であり、より望ましくは12°〜45°の範囲が
良い。なお、上記スパイラルローラ310のスパイラル
刃310aの数は1条及び2条以上でも良い。そして、
スパイラル刃310aのねじれ角θaが大きい場合はス
パイラル刃は1条でも良いが、スパイラル刃のねじれ角
θaが小さい場合(θa=0°の場合を含む)はスパイ
ラル刃を多条にして、大きめの線速で回転させることが
好ましい。また、スパイラル刃310aのエッジ310
bのトナーTとの良好な接触性及び回転時の騒音を抑え
ることを考慮すると、スパイラル刃310aの数は4〜
12条程度が好ましく、より好ましくは6〜12条程度
が良い。
【0034】また、上記スパイラルローラ310のスパ
イラル刃310aのエッジ部310bには、通常の機械
加工用の刃先と異なり、切り刃を付けていない。すなわ
ち、スパイラル刃310aのエッジ部310bに、切り
刃用のすくい角θb及びスパイラル刃310aの外周面
の逃げ角θcを積極的に設けていない。これにより、ス
パイラルローラ310のエッジ310bでオフセットベ
ルト301を削ることなく、トナーをオフセットベルト
301から擦りながら離脱させることができるので、繰
り返し使用するオフセットベルト301の表面の損傷を
摩耗程度にし、オフセットベルト301の耐久性を向上
させることができる。また、上記スパイラル刃310a
の外周面の逃げ角θcを積極的に設ける必要がないの
で、スパイラル刃310aの加工が容易であり、エッジ
310bである刃先が破損した場合にスパイラルローラ
310の外形を維持したまま、すなわち外径を細くする
ことなく、エッジである刃先の再加工が可能となる。上
記すくい角θbの使用可能範囲は+60°〜−10°程
度であり、より望ましくは0°〜+45°の範囲が良
い。本実施形態のスパイラルローラ310では、すくい
角θb及びスパイラル刃310aの外周面の逃げ角θc
ともにほぼ0°に設定している。
【0035】また、上記スパイラルローラ310の材質
としては、樹脂より硬い表面硬度を有するものであれば
良く、例えばステンレスや通常の刃物材質(炭素工具鋼
/SK材、SKH材等)を用いることができる。
【0036】また、図3に示すように、スパイラルロー
ラ310のエッジ310bおよびスパイラル刃310a
のランド部の外周面(記号Bの部分)以外の逃げ部(記
号Cの部分)の表面に、トナーTが付着しにくい不活性
な表面層310cを形成している。この表面層310c
の材料としては、ポリテトラフロロエチレン(PTF
E)、ポリテトラフロロエチレン−へキサフルオロプロ
ピレン共重合体(FEP)、四フッ化エチレン−エチレ
ン共重合体(ETFE)、ポリテトラフロロエチレン−
パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PF
A)、ポリフッ化ビニル(PVF)、ポリフッ化ビニリ
デン(PVDF)、ポリクロロトリフルオロエチレン
(CTFE)等のフッ素系高分子化合物のほか、ポリエ
チレン、ポリプロピレン等を挙げることができる。
【0037】特に、上記フッ素系高分子化合物は、他の
ものがくっつきにくいという非粘着性、低摩擦性、非吸
水性があり、長期にわたり、トナー中の水分による水素
結合を起こさずトナーTが付着しにくいという特性を維
持できる。また、形状的にもテープ状態のもの(例え
ば、住友スリーエム社製テフロンテープNo.5490
や中興化成工業社製テフロンテープASF−110)を
貼り付けることもできるし、マスキング等によってエッ
ジおよびランド部を覆った状態で、静電粉体塗装法によ
り上記クリーニングローラ310の逃げ部表面にフッ素
系高分子化合物を塗膜することもできる。このように張
り付け法や塗布法を用いて、上記逃げ部Cの表面にフッ
素系高分子化合物を貼り付けたり塗布したりすることに
よって不活性な表面層310cを形成するという簡単な
方法で、該逃げ部Cの表面をトナーが付着しにくい面に
することができる。また、トナーTの掻き取りに適する
ように選択されるスパイラルローラ310の基体材料に
制約されることなく、上記表面層310cの材料とし
て、トナーTが付着しにくい特性を有する材料を自由に
選択して該表面部を形成することができる。
【0038】上記構成のクリーニング装置において、上
記トナーの剥離処理でオフセットベルト301に強固に
付着したトナーTを、同じくオフセットベルト301上
に付着している紙粉、紙繊維などとともに、スパイラル
ローラ310のスパイラル刃のエッジ310bで掻き取
る。
【0039】以上、本実施形態によれば、上記スパイラ
ルローラ310のオフセットベルト301と接触しない
逃げ部の表面に、トナーTが付着しにくい不活性な表面
層310cを形成することにより、オフセットベルト3
01から掻き取ったトナーが該逃げ部の表面に付着して
詰まることがなくなるので、クリーニング性能を安定し
て維持することができる。また、上記表面層310cを
スパイラルローラ310のエッジ310bおよびランド
部を除外して形成しているので、該エッジ310bによ
るトナーTの掻き取り効果を損なうことがなく、クリー
ニング残りの発生を防止できる。
【0040】なお、上記実施形態において、熱エネルギ
ーの消費低減のために、上記処理液2の液量の少量化が
望まれるが、処理液量を少量化すると、トナーに含まれ
る水分量も多少減少する。前述の含水分量1〜3重量%
という値は、処理液2をA4サイズの転写紙1枚あたり
4.3〜5.2g/A4付与したときののときの値であ
る。現時点で、処理液2の付与量を2.5〜3.5g/
A4まで少量化することが検討されているが、含水分量
は与えた水分量対応して0.4〜0.8重量%と多少少
な目となる。このときは掻き取ったトナーが帯電し易く
なり、オフセットベルト301およびスパイラルローラ
310の表面に静電気的に付着しやすくなる。ただし、
そのトナーの帯電の程度は、オフセットベルト301上
のものは本体接地された導電性を有する金属ブレードで
充分掻き取れる程度のものである。このトナーがある程
度帯電した場合でもトナーが付着しにくくするために、
スパイラルローラ310の逃げ部には、トナーの付着し
にくい不活性な表面層310cとして、導電性粒子が含
有されたものを用いるのが望ましい。
【0041】また、上記オフセットベルト301から掻
き取ったトナーは、いびつな形状をしており、枝葉が多
く先端がカギ状の形となっているため、トナー同士が絡
み易く塊状になるばかりでなく、スパイラルローラ31
0でオフセットベルト301表面から掻き取った後にロ
ーラ加工時の引き目に絡み易く、掻き取ったトナーが逃
げ部の溝に詰まってしまうおそれがある。このトナーの
詰まりは、特にスパイラル刃の数が多く、逃げ部の逃げ
角が大きく、エッジからの逃げ部の深さが深い場合に起
きやすい。しかし、刃数を少なく、逃げ部の逃げ角を浅
く、エッジからの逃げ部の深さを1.5〜5mm程度と
低くした場合でも、スパイラルローラ310の回転数を
低くする(150rpm以下)とトナーの詰まりは起き
る。この引き目等に絡まることによるトナーの詰まりを
防止するために、例えばスパイラルローラ310の表面
をトナーが付着しにくい表面粗さになるまで加工するの
が望ましい。
【0042】
【実施例】
〔実施例1〕上記クリーニング装置のクリーニング部材
として、ステンレス製(SUS304)のφ60mmの
芯金に、ねじれ角35度、すくい角5度、ランド部の幅
1mm、逃げ部の深さ(JIS−B0173で規定され
ている「溝」の深さ)3mmのスパイラル刃を形成した
スパイラルローラ310を用いた。スパイラルローラ3
10のエッジ(切刃:JIS−B0173に規定されて
いるスクイ面と逃げ面との交線)およびランド部以外の
逃げ部には、ポリテトラフロロエチレン(PTFE)か
らなる表面層310cを形成した。このスパイラルロー
ラ310に対して、バックアップローラ312としての
ゴムローラ(φ36mm、ゴム硬度JISA80度、ゴ
ム厚1mm)を、300mm幅あたり荷重9kgf(両
軸端の合計)でオフセットベルト301を介して押し当
て、回転数80rpmでオフセットベルト301上のト
ナーTを掻き取ってクリーニングしたところ、オフセッ
トベルト301上のトナーは100%クリーニングでき
た。そして、約500枚の転写紙1についてトナー除去
処理を実施した後でも、上記逃げ部にトナーが若干付着
した程度で、エッジがある外径までトナーが詰まってし
まうことはなかった。
【0043】一方、比較例として、上記スパイラルロー
ラ310の逃げ部に上記表面層を形成せずに同様な条件
でクリーニングを実施したところ、オフセットベルト3
01上のトナーは100%クリーニングできたが、約5
00枚の転写紙1についてトナー除去処理を実施した後
クリーニング率が低下し、オフセットベルト301上に
トナーの取り残しが発生した。このときのスパイラルロ
ーラ310の状態は、逃げ部(溝部)にエッジのある外
径までトナーが詰まってしまっていた。このときのスパ
イラルローラ310の温度は42℃であり、トナーが溶
融し凝集する温度ではなかった。したがって、スパイラ
ルローラ310の回転による摩擦熱で凝集したとは考え
られない。
【0044】〔実施例2〕上記実施例1のスパイラルロ
ーラ310の逃げ部に、ポリテトラフロロエチレン(P
TFE)にカーボン粉末(グラファイト)またはカーボ
ン繊維を5〜15%混合して塗膜することによって、ト
ナーが付着しにくい表面層310cを形成した。このス
パイラルローラ310を用いて上記実施例1と同様なク
リーニングを実施したところ、液付与ユニット200に
よる液付与量を減らした場合でも、スパイラルローラ3
10の逃げ部(溝部)にトナーが若干付着した程度で、
エッジのある外径までトナーが詰まってしまうことなは
なかった。このとき、上記表面層310cの材料である
PTFE単体の体積固有抵抗値は10の15乗〜10の
18乗Ω・cmであるが、上記塗膜の抵抗値は体積固有
抵抗値で10の4乗Ω・cmであった。
【0045】〔実施例3〕上記表面層310cを形成す
る代わりに、スパイラルローラ310の表面を加工粗さ
を3.2S(▽▽▽,Rmax.で3.2μm)以下に
したところ、トナーがいびつで枝葉が多く先端がカギ状
の形状になっているにもかかわらず、トナーが加工表面
の引き目に絡まないので、上記実施例1と同様なクリー
ニングを実施した場合でも、トナーの詰まりは発生しな
かった。。
【0046】なお、上記実施形態では、外周部にスパイ
ラル状のエッジを有するスパイラルローラ310を用い
た構成例を示したが、本発明は、本出願人が特願平6−
324601号公報で提案した回転軸とほぼ平行にエッ
ジ(切刃)を形成したクリーニングローラ(回転式刃
物)にも適用でき、同様な効果が得られるものである。
【0047】
【発明の効果】請求項1又は2の発明によれば、剥離部
材の表面に当接するエッジを外周部に有するローラ状の
クリーニング部材の剥離部材と接触しない逃げ部の表面
が、該像形成物質に対して所定の付着しにくさを有する
面にするため、上記剥離部材から掻き取った像形成物質
が上記逃げ部の表面に付着して外周部のエッジに隣接す
る部分まで詰まらない。したがって、クリーニング性能
を安定して維持することができるという効果がある。
【0048】特に、請求項2の発明によれば、上記逃げ
部の表面に、上記像形成物質に対して所定の付着しにく
さを有する不活性な表面層を形成するという簡単な方法
で、該像形成物質が該逃げ部の表面に付着して上記外周
部のエッジに隣接する部分まで詰まらないようにし、ク
リーニング性能を安定して維持することができるという
効果がある。また、像形成物質の掻き取りに適するよう
に選択される上記クリーニング部材の基体の材料に制約
されることなく、上記表面層の材料として、上記所定の
像形成物質に対する付着しにくさを有する材料を自由に
選択することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るトナー除去装置の全体構成を
示す正面図。
【図2】同トナー除去装置のトナー剥離ユニットの概略
構成を示す正面図。
【図3】同トナー剥離ユニットのスパイラルローラおよ
びバックアップローラの拡大図。
【符号の説明】
1 転写紙 300 トナー剥離ユニット 301 オフセットベルト 310 スパイラルローラ 310a スパイラル刃 310b エッジ 310c 表面層 312 バックアップローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像保持体に付着している像形成物質に対し
    て、該像形成物質と該像保持体との付着力よりも大きな
    付着力を発揮し得る剥離部材を、該像保持体上の像形成
    物質に接触させた後、離間させることにより、該像保持
    体から該像形成物質を剥離する剥離手段と、該剥離部材
    の表面に当接するエッジを外周部に有するローラ状のク
    リーニング部材および該クリーニング部材を回転駆動す
    る駆動手段を有するクリーニング手段とを備えた像保持
    体からの像形成物質除去装置において、 該クリーニング部材の該剥離部材と接触しない逃げ部の
    表面が、該像形成物質が該逃げ部の表面に付着して該外
    周部のエッジに隣接する部分まで詰まらない程度の該像
    形成物質に対する付着しにくさを有することを特徴とす
    る像保持体からの像形成物質除去装置。
  2. 【請求項2】請求項1の像保持体からの像形成物質除去
    装置において、 上記逃げ部の表面に、上記像形成物質が該逃げ部の表面
    に付着して上記外周部のエッジに隣接する部分まで詰ま
    らない程度の該像形成物質に対する付着しにくさを有す
    る不活性な表面層を形成したことを特徴とする像保持体
    からの像形成物質除去装置。
JP6533296A 1996-02-26 1996-02-26 像保持体からの像形成物質除去装置 Withdrawn JPH09230759A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006212576A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Asahi Sunac Corp 粉体塗装装置
US7593664B2 (en) 2005-03-25 2009-09-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device and belt unit having belt tension-adjusting mechanism
US7606510B2 (en) 2005-03-29 2009-10-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device including a cleaning device

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