JPH1039697A - 像保持体からの像形成物質除去装置 - Google Patents

像保持体からの像形成物質除去装置

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JPH1039697A
JPH1039697A JP20929596A JP20929596A JPH1039697A JP H1039697 A JPH1039697 A JP H1039697A JP 20929596 A JP20929596 A JP 20929596A JP 20929596 A JP20929596 A JP 20929596A JP H1039697 A JPH1039697 A JP H1039697A
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peeling
toner
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JP20929596A
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Hiroshi Kondo
浩 近藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 像保持体からの像形成物質除去装置におい
て、像保持体から良好に画像形成物質を除去すると共に
コストの低減を実現する。 【解決手段】 刃物部材308aのエッジを剥離ベルト
301表面に圧接させ、該刃物部材308aのエッジが
剥離ベルト301b表面内における該刃物部材308a
と剥離ベルト301bとの摺動方向に直交する線lに対
して所定の角度θ傾くように上記刃物部材308aを設
置する。これにより、剥離ベルト301b上のトナーに
対して、刃物部材308aの長手方向のエッジに垂直な
方向(切削方向)の力とともに、該エッジと平行な方向
(せん断方向)の力が作用するため、トナーを効率よく
除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置で画像を形成した像
保持体から該画像を構成する像形成物質を除去する像保
持体からの像形成物質除去装置に係り、詳しくは像形成
物質除去装置に用いる剥離部材のクリーニング技術に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、資源の有効利用等の観点から、像
保持体を再利用するために像保持体から像形成物質を除
去する像形成物質除去方法及びその装置が各種提案され
ている(例えば、特開平1−101576号公報、特開
平2−55195号公報、特開平4−64472号公
報、特開平4−82983号公報、特開平4−3003
95号公報参照)。特に、像保持体を比較的損傷するこ
となく、像形成物質のみを除去するために、本出願人
は、水、界面活性剤を含む水溶液、水溶性ポリマーを含
む水溶液、及び界面活性剤と水溶性ポリマーとを含む水
溶液よりなる群から選ばれた少なくとも1種の水あるい
は水溶液を像保持体に保持させ、該像保持体上の像形成
物質を溶融又は軟化させるように加熱し、該像形成物質
に、該像保持体と該像形成物質との付着力より大きい付
着力を発揮し得る剥離部材を接触させ、該剥離部材と該
像保持体とを分離させる際に該像形成物質を該像保持体
から剥離して除去するものを提案している(例えば、特
願平4−255916号、特願平5−239075号参
照)。
【0003】上記特願平4−255916号等で提案し
たような像保持体からの像形成物質除去方法及び装置に
おいては、上記剥離部材の剥離性能を維持するために像
保持体から除去されて剥離部材上に付着した像形成物質
としての例えばトナーを除去してクリーニングするのが
好ましい。そこで、本出願人は、例えば特願平5−20
1165号の明細書の中で、剥離部材上に付着した画像
形成物質にローラ形状の部材を押し当て、該部材上に転
写させることにより画像形成物質を除去した後、該ロー
ラ形状部材上に付着した画像形成物質をスクレーパブレ
ードにより掻き落とす方法を開示している。
【0004】また、本出願人は、特願平7−10791
3号や特願平8−37443号において、剥離部材の表
面に当接するスパイラル状のエッジ(切れ刃相当部分)
を外周部に有するローラ状のクリーニング部材を上記剥
離部材上をクリーニングするクリーニング装置に用いる
ことを提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特願平5−
201165号の方法においては、上記ローラ形状部材
のトナー接着性よりも像保持体上のトナーを剥離する剥
離部材のトナー接着性を低下させる必要があり、像保持
体からトナーを良好に除去することが難しいという問題
点があった。
【0006】一方、特願平7−107913号や特願平
8−37443号の像形成物質除去装置によれば、剥離
部材に付着した像形成物質を確実に除去することがで
き、しかも、剥離部材の繰り返し使用時の剥離性能を維
持するとともに、剥離部材表面の損傷を摩耗程度に抑え
ることもできる。しかしながら、この像形成物質除去装
置においては、上記クリーニング部材の構造が複雑であ
るため、コスト高であるという問題点があった。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、像保持体から良好に
画像形成物質を除去できるとともに、コストの低減が可
能な像保持体からの像形成物質除去装置を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、像保持体に付着している像形成
物質に対して、該像形成物質と該像保持体との付着力よ
りも大きな付着力を発揮し得る剥離部材を、該像保持体
上の像形成物質に接触させた後、離間させることによ
り、該像保持体から該像形成物質を剥離する剥離装置
と、該剥離部材上に付着した像形成物質を除去してクリ
ーニングするクリーニング装置とを備えた像保持体から
の像形成物質除去装置において、該クリーニング装置
を、直線的なエッジを持ち、該エッジを該剥離部材の表
面に圧接させた刃物部材と、該刃物部材のエッジ及び該
剥離部材表面の少なくとも一方を、該一方が他方に対し
て摺動するように駆動させる駆動手段とにより構成する
とともに、上記刃物部材のエッジが剥離部材表面内で上
記摺動方向の垂線に対して所定の角度傾くように該刃物
部材を設置したことを特徴とするものである。
【0009】この像保持体からの像形成物質除去装置に
おいては、剥離部材の表面に上記刃物部材の直線的なエ
ッジが圧接した状態で、該刃物部材のエッジ及び該剥離
部材表面の少なくとも一方を、該一方が他方に対して摺
動するように駆動することにより、該刃物部材のエッジ
を剥離部材上に強固に付着している像形成物質に当接さ
せて掻き取る。このとき、上記刃物部材の直線的なエッ
ジが剥離部材表面内で上記摺動方向の垂線に対して所定
の角度傾いていることにより、剥離部材上の像形成物質
に対して該エッジに垂直な方向(切削方向)及び該エッ
ジに平行な方向(せん断方向)の両方向の力が作用す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、通常の電子写真法、熱
転写法、ホットメルト・インクを用いるインクジエット
法または印刷法などによって熱可塑性又は熱溶融性の像
形成物質からなる画像を皮膜状に形成した像保持体に適
用できる。ここで「皮膜状」とは必ずしも、画像全体が
ーつの膜を形成している必要はなく、単に像形成物質が
像保持体の内部に深く浸透していないことや、染料を含
有する水性インクで印字した場合のように像形成物質が
ほとんど分子レベルで像保持体に吸着されている状態で
はないことを意味する。従って、例えば乾式トナーを用
いる電子写真法によって形成された画像であって、1文
字の中で画像がとぎれているような場合やーつのトナー
粒子が独立して存在する状態でも、その粒子が像保持体
の内部深くまで浸透していない画像も、上記皮膜状の画
像とみなす。
【0011】上記像保持体としては、除去しようとする
像形成物質を有する表面の近傍がセルロース繊維を主成
分とする一般の記録用紙、又は樹脂材料を用いたOHP
フィルム等が挙げられる。また、上記像形成物質の主た
る構成材料としては、ポリスチレン、アクリル樹脂、メ
タクリル樹脂、及びこれらの共重合体等が挙げられる。
【0012】以下、本発明を転写型の電子写真式の複写
機やプリンタによって画像が形成された像保持体として
の転写紙から、像形成物質としての熱溶融性トナー(以
下、トナーという)を除去するトナー除去装置に適用し
た実施形態について説明する。
【0013】図1は、本実施形態に係るトナー除去装置
の概略構成図である。まず、全体の概略を説明すると、
このトナー除去装置は、積載状態で収容しているトナー
像が形成された転写紙1を一枚づつ分離給送する給紙ユ
ニット100と、給紙ユニット100から送られてきた
転写紙1に液保持部材で不安定化液(以下、「液」とい
う)を付与する液付与手段としての液付与ユニット20
0と、液が供給された転写紙1からトナーを剥離して除
去する剥離手段としての剥離ユニット300と、トナー
が除去された転写紙1を乾燥させる乾燥ユニット400
と、乾燥ユニットから排出される転写紙1を受ける紙受
けユニット500とを備えている。
【0014】上記給紙ユニット100は、画像形成面を
上に向けて給紙トレイ101上に積載された転写紙1を
最上部のものから給紙ローラ102で給紙し、図示しな
い分離機構で重送紙を分離して一枚の転写紙1のみを、
タイミング調整及びスキュー補正のためのレジストロー
ラ対103で送り出すものである。その具体的な構成及
び動作は電子写真複写機における給紙機構と同様である
ので、詳細な説明は省略する。
【0015】上記液付与ユニット200は、液容器20
1、液容器201中の液残量を検出する検出手段(不図
示)、液容器201への自動液補給手段としてのポンプ
202、液汲み上げローラ203、液塗布ローラ20
4、押さえローラ205、液ストック用タンク206な
どを備えている。上記液汲み上げローラ203はクロロ
プレンゴム等の塗れ性の高い弾性材料で構成され、一部
が液容器201内の液2中に浸るように設置されてい
る。また、上記液塗布ローラ204はクロロプレンゴム
等の塗れ性の高い弾性材料で構成され、上記液汲み上げ
ローラ203に対して接するように若しくはわずかのギ
ャップを持つように設置されている。図1において、各
ローラは矢印で示す方向に回転し、転写紙1は、液塗布
ローラ204と転写紙を一定加重で上面から押さえる押
さえローラ205との間を矢印方向に搬送される。そし
て、上記液汲み上げローラ203の回転により、液容器
201内の液2を液塗布ローラ204との対向部まで汲
み上げ、両ローラのニップ幅あるいはギャップ幅に応じ
た量の液2を液塗布ローラ204から転写紙1に塗布す
る。該転写紙1に塗布された液2は上記押さえローラ2
05からの加圧により絞られ、少量の液2を転写紙10
の両面に塗布することが可能となる。また、液容器20
1には、ポンプ202でタンク206内の液2が補給さ
れる。なお、上記液2の汲み上げ量を調整するためにい
ずれかのローラに金属ローラ等の硬質材料を用いて、そ
のローラ表面に溝などの凹凸を形成してもよい。また、
上記転写紙1への液塗布を行うニップ部を複数段設けて
もよい。また、液残量検出手段で液容器201内の液量
を検出して、液容器201の液面が常にほぼ一定位置に
くるように上記ポンプ202を制御するのが望ましい。
【0016】上記液2は、転写紙1の紙繊維を膨潤させ
てトナーと紙繊維との結合力を弱めることによりトナー
の付着状態を不安定状態にするものである。この液2と
しては、水、水溶性ポリマーを含む水溶液、界面活性
剤、例えば周知のアニオン系界面活性剤、カチオン系界
面活性剤、非イオン系界面活性剤等を含む水溶液、及び
水溶性ポリマーと界面活性剤とを含む水溶液よりなる群
から選ばれた少なくとも1種の水あるいは水溶液を用い
ることができる。また、液2には、pH調整剤、重金属
イオンを封止するためのするためのキレート剤、防腐
剤、防かび剤、防錆剤、漂白剤、蛍光染料、青み付け染
料、酵素等を添加剤として使用することも可能である。
【0017】上記剥離ユニット300は、少なくとも一
方のベルト部材が転写紙1上のトナーTと接触する一対
のエンドレスのベルト部材301a,301bを備えて
いる。そして、この一対のベルト部材301a,bを、
トナーTの加熱手段(軟化手段)としての加熱ランプ等
のヒータR1〜R7をそれぞれ内蔵した複数の加圧加熱
ローラ302a〜302gで蛇行形状に張架して複数の
剥離処理部を形成するように構成されている。図1の装
置においては、ベルト部材301a,bは双方とも剥離
部材で構成されている。
【0018】また、剥離ユニット300は、転写紙排出
口付近で上記剥離部材で構成されたベルト部材(以下、
剥離ベルトという)301a,bに近接するように配設
され転写紙1を剥離ベルト301a,bから分離させる
ための1対の分離爪304a,bと、剥離ベルト301
a,bにテンションを加えるためのテンションローラ3
05a,bと、転写紙導入部で剥離ベルト301a,b
を支持するローラ306a,bと、転写紙1が剥離ベル
ト301a,bから分離する部分で剥離ベルト301を
支持する分離ローラ307a,bと、剥離ベルト301
a、bをクリーニングするクリーニング装置600とを
備えている。このクリーニング装置600については後
に詳述する。その他剥離ベルト301a,bを効率よく
周回させるための各種ベルト支持ローラ、駆動部等も備
えている。
【0019】上記剥離ベルト301a,bが蛇行形状に
張架される加圧加熱ローラ302a〜302iはそれぞ
れヒータR1〜R7を内蔵しており、転写紙1の表裏に
密着した剥離ベルト301a,bを介して該転写紙1に
固着しているトナーを加熱している。この加熱によりト
ナーを軟化させ、トナーを転写紙1の繊維から剥がしや
すくしている。このトナーの加熱は、転写紙1上のトナ
ーが溶融しない程度に行うことが望ましい。また、剥離
処理部を通過した後の転写紙1に多少の湿気が残ってい
てトナーの再付着を防止できる程度に加熱することが望
ましい。
【0020】上記剥離ベルト301a、bに用いる剥離
材料(剥離体)は、像形成物質としてのトナーTとある
程度以上の接着性や耐熱性を示すことが必要である。そ
の材料例としては、イソプレンゴム、ネオプレンゴム、
クロロプレンゴム、シリコンゴム、ブタジエンゴム、フ
ッ素ゴムなどの合成ゴム、天然のゴム、ビスフェノール
・エピクロルヒドリン縮合物などのエポキシ樹脂、アル
キド樹脂、尿素ホルムアルデヒド樹脂、ブチル尿素ホル
ムアルデヒド樹脂、ブチル化メラミンホルムアルデヒド
樹脂、ベンゾグアナミンホルムアルデヒド樹脂などのア
ミノ樹脂、テルペンフェノール樹脂、フェノールエーテ
ル樹脂、フェノール樹脂などのフェノール系熱硬化樹
脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリ
デン−アクリロニトリル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレ
ン−テトラフルオロエチレン共重合体、ポリフッ化ビニ
リデン、ビニル共重合体ポリビニルブチラール、ポリビ
ニルホルマール、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの
ビニル系重合体、ポリブチルアクリレート、ポリメタク
リル酸、ポリメチルメタクリレートなどのアクリル樹
脂、ポリイミド、6,6−ナイロン、6−ナイロンなど
のポリアミド、ポリカーボネート、ポリエーテルスルホ
ン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリエチレンナフタレート、芳香族ポリエス
テルなどのポリエステル、ポリフェニレンサルファイ
ド、ポリパラバラン酸、ポリエーテルニトリル、アラミ
ド、などの熱可塑性あるいは熱硬化性の合成樹脂、ニッ
ケル、ステンレススチール、アルミニウムなどの金属及
びその酸化物、セラミックス材料等が挙げられる。これ
らの材料は単独でも用いられるが、積層したり、アロイ
化したり、グラスファイバー、ウィスカー、カーボン、
シリカ、酸化チタンなどの他の添加剤を加えるなどによ
り複合して用いることもできる。
【0021】また、上記剥離ベルト301a、bの最適
な材料は、剥離しようとするトナーTの種類、トナー除
去プロセスに応じて選定されるべきであるが、剥離ベル
ト301a、bを繰り返し使用することが転写紙の再生
コストを下げるなど種々の点で有利である。その場合に
は、比較的高い耐熱性や表面の安定性が要求される。画
像の除去特性及び耐久性から好ましい剥離材料(剥離
体)の例としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
エチレンナフタレート、ポリエーテルエーテルケトン、
ポリフェニレンサルファイド、ポリパラバラン酸、ポリ
エーテルニトリル、アラミド、ポリイミド、ポリエーテ
ルイミド、ステンレススチール、ニッケル、アルマイト
が挙げられる。
【0022】また、上記剥離ベルト301a、bとして
は、そのベルト全体を上記剥離材料(剥離体)で構成し
たものを用いても良いし、転写紙1に接するほうの表面
を剥離処理に適した状態に改質したものを用いても良
い。また、コーティングなどにより、剥離材料(剥離
体)を表面に形成したものを用いても良い。
【0023】なお、本実施形態では、ベルト状の剥離部
材である剥離ベルト301a、bを用いているが、シー
ト状、ブロック状、ドラム状あるいはローラー状等の形
状をした剥離部材を用いるように構成しても良い。
【0024】上記乾燥ユニット400は、図1に示すよ
うに加熱ランプ401内蔵の例えばアルミからなる乾燥
ドラム402と、通気性が良く表面平滑性の高い仕上げ
ベルト403とにより構成されている。仕上げベルト4
03は、乾燥ドラム402に部分的に圧接するように支
持ローラ404a〜404dに掛け渡されている。上記
剥離ユニット300から排出された転写紙1は、乾燥ド
ラム402と仕上げベルト403との間に挟持された状
態で搬送され、転写紙内部の水分を蒸発させて乾燥され
る。これにより、転写紙1内部の余分な水分が蒸発する
とともに、両面からの加熱圧接により転写紙表面が平滑
な状態になる。なお、この種の乾燥ユニットに代えて又
は加えて、加熱ローラ対を用いたり、熱風ファンや赤外
線ランプを用いたりしてもよい。
【0025】上記紙受けユニット500は、乾燥ユニッ
ト400から搬送されてきた転写紙1を受けるための排
紙トレイ501、転写紙1を排紙トレイ501に排出す
る排紙ローラ対502、転写紙1を排紙トレイ501に
ガイドする排紙搬送ガイド板(不図示)等で構成されて
いる。
【0026】以上の構成のトナー除去装置において、給
紙ユニット100から送られた転写紙1は、液付与ユニ
ット200でそのトナー像面に処理液2が付与され、ト
ナー剥離ユニット300に送られる。このトナー剥離ユ
ニット300で、転写紙1に固着しているトナーが加圧
加熱ローラ302a〜gからの加熱で軟化し、エンドレ
スベルト301表面に付着する。そして、分離ローラ3
07a、bの間を通過して転写紙1がエンドレスベルト
301a,bから分離する際に、エンドレスベルト30
1a,b表面に付着したトナーが転写紙1から剥離し、
これにより、転写紙1からトナーが除去される。トナー
が除去された転写紙1は乾燥ユニット400で乾燥さ
れ、排紙ローラ対503で紙受けユニット500の内蔵
排紙トレイ505上に排出される。以上のトナー除去処
理により、トナーが付着した転写紙1に液を供給して転
写紙1のトナーとの界面部に液を浸透させた状態でトナ
ーを剥離させるので、紙繊維を痛めることなく、トナー
を除去できる。
【0027】次に、上記剥離ベルト301a、bをクリ
ーニングするクリーニング装置600について詳述す
る。ここで、上剥離ベルト301aをクリーニングする
クリーニング装置と下剥離ベルト301bをクリーニン
グするクリーニング装置とは同じ構成であるので、ここ
では、下剥離ベルト301bをクリーニングするクリー
ニング装置について説明し、上剥離ベルト301aをク
リーニングするクリーニング装置についての説明は省略
する。このクリーニング装置600は、直線的なエッジ
を上記剥離ベルト301bの表面に圧接させたクリーニ
ング部材としての刃物部材308aと、該刃物部材30
8aで掻き落とした異物を収容する異物回収箱308b
等を備えている。 (以下、余白)
【0028】ここで、図2(a)に示すように、剥離ベ
ルト301bの移動方向が図中矢印a1方向である場
合、刃物部材308aと剥離ベルト301bとの摺動方
向は図中矢印b方向となる。本実施形態においては、刃
物部材308aの直線的なエッジが剥離ベルト表面内に
おける該刃物部材308aと剥離ベルト301bとの摺
動方向に直交する線lに対して所定の角度θ傾くように
上記刃物部材308aを設置する。例えば、図2(a)
に示すように、エッジが上記直交する線lに対して反時
計回りに所定角度θ傾くように上記刃物部材を設置す
る。このように刃物部材308aを設置することによ
り、剥離ベルト301b上のトナーに対して、刃物部材
308aのエッジに垂直な方向(切削方向)の力ととも
に、該エッジと平行な方向(せん断方向)の力が作用す
るため、トナーを効率よく除去することができる。ま
た、スパイラル状のエッジを外周部に有するローラ状の
クリーニング部材に比して、刃物部材308aが簡単な
構造であるので、作製が容易でありコストの低減が実現
できる。また、図1の例においては、上記剥離ベルト表
面内において刃物部材308aと剥離ベルト301bと
の摺動方向に直交する線に対して所定の角度傾けて上記
刃物部材308aを設置することによって、刃物部材3
08aの手前側と奥側の高さが異なることとなり、該刃
物部材308aの上面が傾斜面となる。そして、剥離ベ
ルト301bが刃物部材308aの上方から下方に向か
って駆動されているので、上記刃物部材308aによっ
て剥離ベルト301b表面から除去されたトナーTが上
記刃物部材308aの上面の傾斜に沿って自重により流
れ落ち、上記刃物部材308aの剥離ベルト301b幅
方向における端部から落下して異物回収箱308bに回
収されることとなる。従って、上記直交する線lに対し
て所定角度θ傾けずに上記刃物部材を設置する場合に比
して、トナーTの異物回収箱308bへの回収が容易に
なる。
【0029】上記刃物部材308aと剥離ベルト301
bとを摺動させるには、剥離ベルト301bを駆動させ
る方法には限られず、刃物部材308aを駆動させる方
法を採用してもよい。例えば、刃物部材308aを図2
(b)中に示す矢印a2方向に駆動させた場合、該刃物
部材308aと剥離ベルト301bとの摺動方向は同図
中矢印b方向になる。この場合も、剥離ベルト301b
表面内における前記摺動方向に直交する線lに対して例
えば反時計回りに所定の角度θ傾けて刃物部材308a
を設置すればよい。さらに、上記刃物部材308a及び
上記剥離ベルト301bの両方を駆動させてもよい。ま
た、例えば図2(c)に示すように、上記刃物部材30
8aを該刃物部材308aと剥離ベルト301bとの摺
動方向bに直交する線lに対して時計回りに所定の角度
θ傾けて設置してもよい。また、例えば図2(d)、
(e)、(f)に示すように、上記刃物部材308bを
2カ所以上に分けて設置してもよい。
【0030】また、上記角度θは、5°〜45°の範囲
に設定するのが望ましい。該角度θを5°以上に設定す
ることにより、除去しようとするトナーにせん断方向の
応力が加わり易くなり、トナーを効率的に除去すること
ができる。また、該角度θを45°以下に設定すること
により、所望のトナー除去領域を得るために刃物部材を
大型化する必要がなく、装置の設計が容易になる。
【0031】また、上記剥離部材としての剥離ベルト3
01bの表面の、JIS A型硬度計によって測定され
る硬度は30度〜100度の範囲に設定するのが望まし
い。上記表面の硬度を100度以下に設定することによ
り、上記刃物部材308aの刃部に多少凹凸があった場
合でも、該刃部の一部が上記剥離ベルト301b表面か
ら浮くことなく均一に圧接されることとなる。また、上
記表面の硬度を30度以上に設定することにより、除去
しようとするトナーが剥離ベルト301bの弾力によっ
て刃物部材308bと適正な圧力で接触しなくなり、こ
のため該刃物部材308bで掻き取られにくくなること
もない。従って、上記硬度を30度〜100度の範囲に
設定することにより、トナーの除去を効率よく行うこと
ができるようになる。
【0032】また、上記刃物部材308bで剥離ベルト
301bからトナーを除去するときの該剥離ベルト30
1bの表面温度が上記トナーの熱変形温度よりも高いと
トナーの粘性が増加し、クリーニング不良が生じる恐れ
があるので、上記表面温度を上記熱変形温度以下に設定
するのが望ましい。特に、上記熱変形温度よりも30度
以上下げた温度に設定するのが好ましい。
【0033】また、上記刃物部材308bの剥離ベルト
301bへの圧接力は、50〜500gf/cmに設定
するのが望ましい。上記圧接力を50gf/cm以上に設
定することにより剥離ベルト301bに付着したトナー
等の異物を効率的に除去することができる。また、上記
圧接力を500gf/cm以下に設定することにより、剥
離ベルト301bの摩耗の増加を抑えて耐久性の劣化を
防止できる。
【0034】上記クリーニング装置による剥離ベルト表
面のクリーニングは、剥離処理のたびに行うのでもよ
く、また剥離ベルト301bの適度な使用回数、使用時
間ごとに行うのでもよい。
【0035】なお、上記実施形態においては、複数の剥
離処理部を有し、この複数の剥離処理部で転写紙1を剥
離処理するような構成の剥離ユニット300を用いた場
合について説明を行ったが、1回だけ剥離処理を行うよ
うな構成の剥離ユニット300を用いてもよい。
【0036】また、上記実施形態においては、剥離ユニ
ット300のベルト部材301a、bの双方が剥離部材
で構成された場合について説明を行ったが、上記ベルト
部材のうち一方のみを剥離部材で構成し、該剥離部材に
より転写紙1の片面に形成された画像形成物質を除去す
るようにしてもよい。
【0037】
【実施例】以下、本発明のより具体的な実施例について
説明する。 〔実施例1〕転写紙としての市販のコピー用紙の片面に
市販の複写機にて画像を形成し、上記図1のトナー除去
装置を用いて上記画像形成面を下にした状態で上記コピ
ー用紙に界面活性剤を含む水溶液をA41枚当たり2g
下面から付与し、下記の処理条件でトナー除去処理及び
剥離ベルト301bのクリーニングを行った。なお、こ
のときの刃物部材308aは、市販のカッターナイフ
(NT Cutter:商標、A−300:商品名)に
用いられる図3に示す刃形状のものを用いた。なお、図
3において、各部の寸法は刃物部材308aの幅W1が
300mm、長さL1が20mm、刃部の上部までの長さL
2が15mm、刃部以外の部分の厚みtが1mmである。
また、該刃物部材308aの材質はSUS304であ
る。該刃物部材308aは、図2(a)に示したように
1カ所に設置した。その後、剥離ベルト301b上に残
存したトナーの割合(面積比)を目視により評価した。
さらに、上記トナー除去処理を1万枚について繰り返し
行い、上記剥離ベルト301b上に残存したトナーの割
合(面積比)を目視により評価し、そのときの剥離ベル
ト301bの表面の削れ量を測定した。その評価及び測
定の結果を表1に示す。 1.装置条件 (1)装置線速(剥離ベルトの線速):35mm/sec (2)剥離材料(剥離体):三井東圧社製,TALPA
−2000(膜厚100μm)、材質:PEEK (3)剥離ベルトの加熱温度:100°C (4)トナー除去処理時の剥離ベルト表面の硬度:70
度 (5)刃物部材の圧接力:100gf/cm (6)刃物部材の剥離部材幅方向に対する設置角度:2
0度 (7)トナー除去処理時の剥離ベルトの表面温度:60
°C
【0038】〔実施例2〕上記界面活性剤を含む不安定
化液を上記コピー用紙に付与しない点を除いて上記実施
例1と同じ装置(図1のトナー除去装置)を用いて、上
記実施例1と同じ処理条件で転写紙1上のトナー除去処
理を行い、上記実施例1と同じ評価及び測定を行った。
その評価及び測定の結果を表1に示す。
【0039】〔実施例3,4〕上記刃物部材の剥離部材
幅方向に対する設置角度を45度(実施例3)又は5度
(実施例4)にした以外は上記実施例1と同じ処理条件
でトナー除去処理を行い、上記実施例1と同じ評価及び
測定を行った。その評価及び測定の結果を表1に示す。
【0040】〔実施例5,6〕上記トナー除去処理時の
剥離ベルト表面の硬度を100度(実施例5)、又は3
0度(実施例6)にした以外は上記実施例1と同じ処理
条件でトナー除去処理を行い、上記実施例1と同じ評価
及び測定を行った。その評価及び測定の結果を表1に示
す。
【0041】〔実施例7〕上記刃物部材の圧接力を80
0gf/cm(実施例7)とした以外は上記実施例1と
同じ処理条件でトナー除去処理を行い、上記実施例1と
同じ評価及び測定を行った。その評価及び測定の結果を
表1に示す。
【0042】〔比較例1〕また、以上の各実施例と比較
するために刃物部材の剥離部材幅方向に対する設置角度
を0度とした以外は上記実施例1と同じにしてトナー除
去処理を行い、上記実施例1と同じ評価及び測定を行っ
た。その評価及び測定の結果も表1に示す。 (以下、余白)
【0043】
【表1】
【0044】以上、各実施例によれば、表1の結果か
ら、上記刃物部材を剥離部材幅方向に対して所定の角度
傾けて設けることにより、比較例1の該刃物部材と剥離
部材幅方向に対して傾けることなく設けた場合に比して
剥離ベルト301b上のトナー等の異物を確実に除去で
きることがわかる。
【0045】また、上記実施例1で用いた刃物部材に換
え、図4に示す構造の刃物部材309を作製し、その製
作コストを比較したところ、上記実施例1で用いた刃物
部材は図4に示す構造の刃物部材に比してコストを50
0分の1に低減することができることがわかった。な
お、図4において、刃物部材309の直径φは24mm、
スパイラル角θsは12°であった。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、剥離部材の表
面に上記刃物部材のエッジが圧接されて、該刃物部材の
エッジ及び該剥離部材表面の一方が他方に対して摺動す
ることにより、該刃物部材のエッジが剥離部材上に強固
に付着している像形成物質を掻き取る。このときに、剥
離部材表面内で上記摺動方向の垂線に対して所定の角度
傾けて設けられている上記刃物部材の直線的なエッジに
より、剥離部材上の像形成物質に対して該エッジに垂直
な方向(切削方向)及び該エッジに平行な方向(せん断
方向)の両方向の力が作用するので、該像形成物質を効
率よく掻き取って除去できるという優れた効果がある。
また、スパイラル状のエッジを外周部に有するローラ状
のクリーニング部材に比して直線的なエッジを有する刃
物部材は構造が簡単であるので、作製が容易であり、コ
ストの低減が実現できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るトナー除去装置の概略
構成を示す正面図。
【図2】(a)〜(f)は同トナー除去装置に用いる刃
物部材と、該刃物部材と剥離ベルトとの摺動方向との関
係を示す説明図。
【図3】(a)及び(b)は実施例で用いた刃物部材の
側面図及び断面図。
【図4】(a)及び(b)は比較例で用いたクリーニン
グ部材の側面図及び断面図。
【符号の説明】
1 転写紙 100 給紙ユニット 200 液付与ユニット 300 剥離ユニット 301 エンドレスベルト 302 加圧加熱ローラ 400 乾燥ユニット 500 排紙ユニット 600 クリーニング装置 308a 刃物部材 308b 異物回収箱 T トナー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像保持体に付着している像形成物質に対し
    て、該像形成物質と該像保持体との付着力よりも大きな
    付着力を発揮し得る剥離部材を、該像保持体上の像形成
    物質に接触させた後、離間させることにより、該像保持
    体から該像形成物質を剥離する剥離装置と、該剥離部材
    上に付着した像形成物質を除去してクリーニングするク
    リーニング装置とを備えた像保持体からの像形成物質除
    去装置において、該クリーニング装置を、直線的なエッ
    ジを持ち、該エッジを該剥離部材の表面に圧接させた刃
    物部材と、該刃物部材のエッジ及び該剥離部材表面の少
    なくとも一方を、該一方が他方に対して摺動するように
    駆動させる駆動手段とにより構成するとともに、上記刃
    物部材のエッジが剥離部材表面内で上記摺動方向の垂線
    に対して所定の角度傾くように該刃物部材を設置したこ
    とを特徴とする像保持体からの像形成物質除去装置。
JP20929596A 1996-07-19 1996-07-19 像保持体からの像形成物質除去装置 Pending JPH1039697A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010066524A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Ricoh Co Ltd 画像除去装置、画像形成装置及び画像形成除去システム
JP2010113189A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Ricoh Co Ltd 画像除去装置及び画像形成除去システム
JP2011002573A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Ricoh Co Ltd 画像除去装置及び画像形成除去システム

Cited By (3)

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Effective date: 20040130