JP2004085904A - 現像装置 - Google Patents

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Nobuyoshi Mizumoto
水本 乃文美
Shin Murayama
村山 伸
Takuya Okada
岡田 拓也
Yoshitake Shimizu
清水 義威
Akihiro Kawasaki
河崎 明博
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Abstract

【課題】現像装置の駆動トルクの上昇を防止しつつ、供給ローラによる現像ローラへのトナーの供給および現像ローラからのトナーの回収を安定して行う。
【解決手段】現像装置2は、非磁性一成分現像剤を担持する現像ローラ4と、現像ローラ4に前記現像剤を供給するために、現像ローラ4に押圧された発泡層19を外周に備えた供給ローラ16とを有する。発泡層19のアスカーF硬度は50°〜75°に設定されている。現像ローラ4と供給ローラ16のニップ部における移動方向が逆に設定されている。ニップ部の幅すなわち周方向長さは3.4mm〜4.7mmに設定されている。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリやこれらの複合機などの画像形成装置に用いられる現像装置に関する。本発明は特に、像担持体に一成分現像剤を供給して像担持体上の静電潜像を現像する現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、像担持体上に静電潜像を形成し、現像装置により現像剤を供給することで静電潜像を現像し、現像した画像を記録媒体に転写する画像形成装置において、非磁性一成分現像剤であるトナーを用いた現像装置が種々提案されている。
【0003】
このような従来の現像装置の一つとして、回転駆動可能な現像ローラ、現像ローラに押圧され回転駆動可能な供給ローラ、および現像ローラに圧接したブレードを備えたものが知られている。この現像装置において、画像形成時、トナーは、供給ローラから現像ローラの表面に供給され、ブレードにより摩擦帯電されるとともに薄層化された後、現像ローラに接触または近接した像担持体の表面に形成された静電潜像に移動して、静電潜像を顕像化する。供給ローラは、現像ローラ上のトナーのうち現像に供されなかったトナーを掻き落として回収するためにも用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
供給ローラと現像ローラのニップ幅を小さく設定すると、供給ローラから現像ローラへのトナー供給および未使用トナーの掻き落としが不十分になる(供給性および回収性の低下)。逆にニップ幅を大きく設定して、供給性および回収性を高めようとすると、現像装置の駆動トルクの上昇を招き、場合によっては現像装置が損傷する可能性がある。ニップ幅が大きいままで駆動トルクを下げるには、供給ローラの表層の硬度を低くすればよいが、硬度が低すぎるとトナー供給性・回収性の低下を招く場合がある。
【0005】
そこで、本発明は、現像装置の駆動トルクの上昇を防止しつつ、供給ローラによる現像ローラへのトナーの供給および現像ローラからのトナーの回収を安定して行うことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明に係る現像装置は、
非磁性一成分現像剤を担持し所定の方向に回転する現像ローラと、該現像ローラに前記現像剤を供給するために、現像ローラに押圧された発泡層を外周に備え所定の方向に回転する供給ローラとを有する現像装置において、
発泡層のアスカーF硬度が50°〜75°に設定され、
現像ローラと供給ローラのニップ部における移動方向が逆に設定され、
ニップ部の幅すなわち周方向長さが、3.4mm〜4.7mmに設定されていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態を図面を参照して説明する。なお、本願明細書では、方向を表す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」、およびこれらの用語を含む別の用語)を適宜用いるが、説明に用いる図面中の方向を示すだけのものであって、これらの用語によって本発明が限定的に解釈されるべきでない。
【0008】
図1は、本発明に係る現像装置の一実施形態を示す。全体を符号2で表す現像装置は、図示しないモータにより図中反時計回り方向に回転駆動され、画像形成装置に組み込んだ状態で図示しない像担持体に接触または近接する現像ローラ4と、現像ローラ4の左側に設けたバッファ室6と、該バッファ室の左側に設けたホッパ8とを備えている。
【0009】
詳しくは、現像ローラ4は、導電性の円柱基体10と、該基体の外周に設けたシリコーンゴムなど硬度の大きな弾性層12を有する。好適には、弾性層12のアスカーC硬度は60°以下である。バッファ室6ではトナー規制部材としてブレード14が現像ローラ4に圧接されている。ブレード14は、現像ローラ4上のトナーの帯電量および付着量を規制するためのものである。現像ローラ4の回転方向に関してブレード14の下流側に、現像ローラ4上のトナー帯電量・付着量の規制を補助するためのブレード15をさらに設けてもよい。
【0010】
現像ローラ4には供給ローラ16が押圧されている。供給ローラ16は、図示しないモータにより現像ローラ4と同一の方向(図中反時計回り方向)に回転駆動される。供給ローラ16は、導電性の円柱基体18と、該基体の外周に設けたウレタンフォームなどの発泡層19を有する。
【0011】
図2を参照して供給ローラ16の構成をさらに詳しく説明する。供給ローラ16の長手方向端部において、円柱基体18は、バッファ室6を形成するハウジング20に回転自在に支持された軸21を備えている。一方、円筒状の発泡層19は、円柱基体18より外側に突出し、ハウジング20の内壁部分に接触または当接している。このように、供給ローラ16とハウジング20との間に隙間を設けないようにすることで、供給ローラ16の長手方向端部へのトナーの入り込みを無くして該端部でのトナー凝集を防止するとともに、該端部でのトナーの乱流の発生を防止して供給ローラ16のトナー供給性・回収性を長手方向にわたって実質的に均一となるようにしている。発泡層19の長手方向端部は、ハウジング20に押込まれていてもよい。但し、押込み量が大きいと現像装置の駆動トルクが上昇する。例えば、発泡層19のアスカーF硬度が約50°〜75°、厚みが約3〜6mmの範囲では、押込み量は長手方向一端につき最大で0.7mm程度が好ましい。
【0012】
図1に戻って、ホッパ8には一成分現像剤であるトナー22が収容されている。ホッパ8にはまた、トナー22を攪拌するための回転体24が設けてある。回転体24には、回転体24の矢印方向の回転によりトナー22を搬送し、ホッパ8とバッファ室6を隔てる隔壁26に設けた通路28を介してバッファ室6にトナー22を供給するためのフィルム状の搬送羽根30が取付けてある。搬送羽根30は、回転体24の回転に伴って羽根30の回転方向前方でトナー22を搬送しながら撓み、通路28の左側端部に到達した時点で真っ直ぐの状態に戻るようになっている。この湾曲状態からの戻り力で、羽根30上のトナー22が通路28に供給されることになる。通路28の右側端部には、通路28を閉鎖するように弁32が設けてある。弁32は、フィルム状の部材で、一端が隔壁26の通路28右側面上側に固定されており、トナー22がホッパ8から通路28に供給されると、トナー22からの押圧力により右側に押され通路28を開くようになっている。この結果、バッファ室6にトナー22が供給され収容されることになる。弁32の他端には規制部材34が取り付けてある。規制部材34と供給ローラ16との間には、弁32が通路28を閉鎖した状態で僅かに隙間が設けてある。規制部材34は、バッファ室6の底部に溜まるトナー量が過度に多いとトナーの凝集が起きる可能性があるため、現像ローラ4から供給ローラ16に回収されたトナーが、バッファ室6の底部に多量に落下しないようにするためのものである。
【0013】
かかる現像装置2において、画像形成時、現像ローラ4が矢印の向きに回転駆動されるとともに、供給ローラ16の回転によりバッファ室6のトナーが現像ローラ4上に供給される。トナーは続いて、ブレード14、15によって帯電され薄層化された後、像担持体との対向領域に搬送され、像担持体上の静電潜像の現像に供される。現像に用いられなかったトナーは、現像ローラ4の回転に伴ってバッファ室6に戻り、供給ローラ16により現像ローラ4から掻き取られ回収される。
【0014】
本発明者らは、以下の実験により、供給ローラ16の発泡層19のアスカーF硬度を約50°〜75°とし、現像ローラ4と供給ローラ16のニップ幅Nを約3.4〜4.7mmに設定したとき、現像装置2の駆動トルクが十分小さく、且つ、供給ローラ16の現像ローラ4へのトナーの供給性が良好であることを見出した。図1を参照して、ニップ幅Nとは、現像ローラ4と供給ローラ16の接触部の周方向に沿った長さをいう。
【0015】
図1に示す現像装置を用い、供給ローラから現像ローラにトナーを供給した(実験1〜9)。実験の条件は以下の通りである。そして、現像ローラ上のトナー搬送量および現像装置の駆動トルクを測定した。
【0016】
(実験1)
▲1▼現像装置の仕様
a.現像ローラ4
弾性層12のアスカーC硬度:48°
弾性層材料:シリコーンゴム
半径:8mm
b.供給ローラ16
発泡層19のアスカーF硬度:62°
発泡層材料:ウレタンフォーム、抵抗値10〜10Ω
半径:5.5mm
d.その他
現像ローラ4と供給ローラ16の中心間距離:12.89mm
現像ローラ4と供給ローラ16の周速比: 1:1(150mm/sec)
▲2▼トナー22の種類
組成:スチレン−アクリル樹脂
平均粒径:6.5μm
▲3▼トナー搬送量
現像ローラ4上のトナー搬送量が
○:5.5g/m以上
△:3.5〜5.5g/m
×:3.5g/m以下
▲4▼駆動トルク
現像装置の駆動トルクが
○:0.30Nm以下
△:0.30〜0.35Nm
×:0.35Nm以上
【0017】
(実験2〜9)
供給ローラ16の半径を変更した以外は、実験1と同一の条件で実験を行った。
【0018】
実験結果を以下の表に示す。
Figure 2004085904
【0019】
上の表からわかるように、現像装置の駆動トルクの上昇を防止しつつ、供給ローラによる現像ローラへのトナー供給を十分に行うには、両ローラのニップ幅を約3.4〜4.7mmに設定すればよい。なお、トナー供給性が良好であれば、トナー回収性も良好であると考えられる。
【0020】
(その他の実験)
供給ローラの弾性層のアスカーF硬度を約50°〜75°の範囲で前述の実験と同様にトナー搬送量および駆動トルクを測定した。その結果、ニップ幅が約3.4〜4.7mmの範囲では、現像装置の駆動トルクの上昇を防止しつつ、供給ローラによる現像ローラへのトナー供給を十分に行うことができることがわかった。しかしながら、ニップ幅が前記範囲内であっても、アスカーF硬度が約50°より小さくなると、供給ローラから現像ローラへのトナー供給が安定して行うことが困難となる場合があることがわかった。一方、アスカーF硬度が約75°より大きくなると、ニップ幅が前記範囲内であっても、トナーがニップ部で強いストレスを受けて凝集することがわかった。したがって、このような設定条件の現像装置を用いて画像形成を行うと、画像ノイズが発生する場合がある。
【0021】
また、供給ローラの発泡層の表面上に径が約3.5mm以上のセルが存在する場合、現像装置の長時間の使用により供給ローラから現像ローラにトナー供給が均一に行われなくなることがわかった。したがって、このような現像装置を用いて画像形成を行うと、画像濃度にむらが生じるようになる。
【0022】
さらに、現像ローラに対する供給ローラの周速比が約0.8以下あるいは約1.2以上になると、駆動トルクが高くなり好ましくないことがわかった。特に、周速比が約0.8以下の場合、両ローラのニップ幅が約3.4〜4.7mmであっても、供給ローラによる現像ローラ上のトナーの掻き取り性が低下し、現像ローラ上にトナーが付着したままになることがわかった。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、現像装置の駆動トルク値の上昇を抑えつつ、供給ローラによる現像ローラへのトナー供給および現像ローラからのトナー回収を安定して行うことができ、したがって、高信頼性の現像装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る現像装置の一実施形態を示す概略構成図。
【図2】図1の供給ローラの長手方向端部近傍を示す断面図。
【符号の説明】
2:現像装置、4:現像ローラ、16:現像ローラ、19:発泡層。

Claims (1)

  1. 非磁性一成分現像剤を担持し所定の方向に回転する現像ローラと、該現像ローラに前記現像剤を供給するために、現像ローラに押圧された発泡層を外周に備え所定の方向に回転する供給ローラとを有する現像装置において、
    前記発泡層のアスカーF硬度が50°〜75°に設定され、
    前記現像ローラと供給ローラのニップ部における移動方向が逆に設定され、
    前記ニップ部の幅すなわち周方向長さが、3.4mm〜4.7mmに設定されていることを特徴とする現像装置。
JP2002247025A 2002-08-27 2002-08-27 現像装置 Pending JP2004085904A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010117617A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Oki Data Corp 現像剤、現像剤カートリッジ、現像装置及び画像形成装置
JP2013088672A (ja) * 2011-10-19 2013-05-13 Oki Data Corp 画像形成ユニット及び画像形成装置

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