JP2009521585A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 以下の一般式：
   ［Ｒ _f −（Ｏ） _t −ＣＨＦ−（ＣＦ ₂ ） _n −ＣＯＯ ^- ］ _i Ｘ ⁱ⁺ （Ｉ）
   （式中、
   ｔは１であり、
   Ｒ _f は、炭素原子数１〜６のパーフルオロ化脂肪族基類、及び式 Ｒ _f ¹ −［ＯＲ _f ² ］ _p −［ＯＲ _f ³ ］ _q −
   （式中、Ｒ _f ¹ は、炭素原子数１〜６のパーフルオロ化脂肪族基であり、Ｒ _f ² 及びＲ _f ³ はそれぞれ独立して炭素原子数１、２、３又は４の直鎖のパーフルオロ化アルキレンを表し、ｐ及びｑはそれぞれ独立して０〜４の値を表し、ｐとｑの和は少なくとも１である）のパーフルオロ化基類からなる群から選択され、
   ｎは０又は１であり、
   Ｘ ⁱ⁺ は価数がｉのカチオンを表し、
   ｉは１、２又は３である）
   を有するフッ素化界面活性剤であって、
   腎臓排泄によって９６時間後に少なくとも４５％の回復と、３５時間以下の腎臓排出半減期とを有する、フッ素化界面活性剤。
2. 以下の一般式：
   ［Ｒ _f −（Ｏ） _t −ＣＨＦ−（ＣＦ ₂ ） _n −ＣＯＯ ^- ］ _i Ｘ ⁱ⁺ （Ｉ）
   （式中、
   ｔは０であり、
   Ｒ _f は、式 Ｒ _f ⁴ −［ＯＲ _f ⁵ ］ _k −［ＯＲ _f ⁶ ］ _m −Ｏ−ＣＦ ₂ −
   （式中、Ｒ _f ⁴ は炭素原子数１〜６のパーフルオロ化脂肪族基であり、Ｒ _f ⁵ およびＲ _f ⁶ はそれぞれ独立して炭素原子数１、２、３又は４の直鎖のパーフルオロ化アルキレンを表し、ｋ及びｍはそれぞれ独立して０〜４までの値を表す）のパーフルオロ化基であり、
   ｎは０又は１であり、
   Ｘ ⁱ⁺ は価数がｉのカチオンを表し、
   ｉは１、２又は３である）
   を有する、フッ素化界面活性剤。
3. １つ以上のフッ素化モノマーを水性エマルション重合することを含む、フルオロポリマーの製造方法であって、前記水性エマルション重合が、請求項１に記載された１以上のフッ素化界面活性剤の存在下で行われる、方法。
4. 前記１以上のフッ素化界面活性剤の量が、水性エマルション重合の水相中の水の量に対し０．００１重量％〜５重量％である、請求項３に記載の方法。
5. 前記水性エマルション重合が、請求項１に記載された前記フッ素化界面活性剤以外の１以上のフッ素化界面活性剤を更に含む、請求項３に記載の方法。
6. 前記更に含まれるフッ素化界面活性剤が、パーフルオロ化ポリエーテル界面活性剤を含む、請求項５に記載の方法。
7. 水性媒体中に請求項１に記載された１以上のフッ素化界面活性剤を含む水性組成物であって、フルオロポリマー粒子を含む、水性組成物。
8. 前記フルオロポリマー粒子が４０〜４００ｎｍの平均直径を有する、請求項７に記載の水性組成物。
9. 非イオン性の非フッ素化界面活性剤を更に含む、請求項７に記載の水性組成物。
10. 下記式：
    Ｒ _f −（Ｏ） _t −ＣＦ＝ＣＦ ₂ （ＩＩ）
    （式中、
    Ｒ _f は、任意に１つ以上の酸素原子で中断された、部分的に又は完全にフッ素化された脂肪族基を表し、
    ｔは０又は１であり、
    ｎは０又は１であり、
    Ｘ ⁱ⁺ は、価数がｉのカチオンを表し、
    ｉは１、２又は３である）
    のフッ素化オレフィンのフリーラジカル反応を炭化水素アルコールとともに行う工程、および
    得られた反応生成物を酸化する工程であって、フッ素化界面活性剤が下記の一般式：
    ［Ｒ _f −（Ｏ） _t −ＣＨＦ−（ＣＦ ₂ ） _n −ＣＯＯ ^- ］ _i Ｘ ⁱ⁺ （Ｉ）
    （式中、
    ｔは１であり、
    Ｒ _f は、炭素原子数１〜６のパーフルオロ化脂肪族基類、及び式 Ｒ _f ¹ −［ＯＲ _f ² ］ _p −［ＯＲ _f ³ ］ _q −
    （式中、Ｒ _f ¹ は炭素原子数１〜６のパーフルオロ化脂肪族基であり、Ｒ _f ² 及びＲ _f ³ はそれぞれ独立して炭素原子数１、２、３又は４の直鎖のパーフルオロ化アルキレンを表し、ｐ及びｑはそれぞれ独立して０〜４の値を表し、ｐとｑの和は少なくとも１である）
    のパーフルオロ化脂肪族基類からなる群から選択され、
    Ｘ ⁱ⁺ は価数がｉのカチオンを表し、
    ｉは１、２又は３である）
    を有する工程を含む、フッ素化界面活性剤の製造方法であって、
    腎臓排泄によって９６時間後に少なくとも４５％の回復と、３５時間以下の腎臓排出半減期とを有する、方法。