JP6216025B2 - 減速機構付き制御モータ - Google Patents

減速機構付き制御モータ Download PDF

Info

Publication number
JP6216025B2
JP6216025B2 JP2016226823A JP2016226823A JP6216025B2 JP 6216025 B2 JP6216025 B2 JP 6216025B2 JP 2016226823 A JP2016226823 A JP 2016226823A JP 2016226823 A JP2016226823 A JP 2016226823A JP 6216025 B2 JP6216025 B2 JP 6216025B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
pair
control motor
reduction mechanism
brush holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016226823A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017046584A (ja
Inventor
裕人 田中
裕人 田中
猛 金井
猛 金井
正秋 木村
正秋 木村
公司 土屋
公司 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Publication of JP2017046584A publication Critical patent/JP2017046584A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6216025B2 publication Critical patent/JP6216025B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating
    • H02K9/28Cooling of commutators, slip-rings or brushes e.g. by ventilating
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K13/00Structural associations of current collectors with motors or generators, e.g. brush mounting plates or connections to windings; Disposition of current collectors in motors or generators; Arrangements for improving commutation
    • H02K13/006Structural associations of commutators
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/14Means for supporting or protecting brushes or brush holders
    • H02K5/143Means for supporting or protecting brushes or brush holders for cooperation with commutators
    • H02K5/148Slidably supported brushes
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
    • H02K7/116Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears
    • H02K7/1163Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears where at least two gears have non-parallel axes without having orbital motion
    • H02K7/1166Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears where at least two gears have non-parallel axes without having orbital motion comprising worm and worm-wheel
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/30Structural association with control circuits or drive circuits
    • H02K11/33Drive circuits, e.g. power electronics
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/18Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof with ribs or fins for improving heat transfer

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)

Description

この発明は、減速機構付き制御モータに関するものである。
一般に、車両に搭載されるワイパ装置には、ワイパアームを揺動させるための駆動源としての減速機構付き制御モータが用いられている。この減速機構付き制御モータは、ブラシおよびアーマチュアを有するモータ部と、モータ部のアーマチュアの回転を減速する減速機構部とを有している。減速機構部には、アーマチュアの回転を制御する制御装置が設けられ、制御装置によりワイパアームの払拭位置や払拭速度が制御されている。また、制御装置には、スイッチ素子としての複数の電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor、以下、単に「FET」とする。)が設けられ、これらFETのオンオフ動作により、電源からモータ部に供給される電流が制御される。
FETは、このオンオフ動作のときに生じるスイッチング損失により発熱し、オンオフ動作が頻繁に行われた場合には高温となる。そして、FETから発熱した熱は、モータ部からの熱とともに制御基板に伝達される。それゆえ、減速機構部のカバーには、制御装置の制御基板上に配置されたFETに近接する位置にヒートシンクが設けられており、FETから発生した熱は、ヒートシンクにより外部に放熱される。
しかしながら、モータ部が連続運転したときなどには、FETおよびモータ部のコイルから多くの熱が発生し、この熱は制御基板に伝達され、制御基板の温度がその仕様(耐用)温度を超えることが懸念される。そこで、制御基板上には温度検出回路が設けられ、温度検出回路により、制御基板の温度が予め定められた温度を超えたと判断した場合には、電源からFETを介して、モータ部に供給される電流が遮断される設定となっている。そして、電流を遮断することにより、制御基板の故障が防止される(例えば、特許文献1)。
特開2007−097352号公報
上記のように、制御基板に伝達する熱の主な熱源は、FETおよびモータ部のコイルである。しかしながら、近年、モータの小型化のために、ワイパ装置に用いられるモータにおいて、マグネットの磁極数が4極以上の多極モータが提案され、ブラシも制御基板に伝達する熱源となりえる。この多極モータにおいて、ブラシ収容部内に配置された接地側のブラシと電源側のブラシとの距離が短くなるものがある。このように、接地側および電源側のブラシが近づいた場合、ブラシで発熱した熱により、ブラシに近接して設けられ、減速機構部に一体的に取り付けられている樹脂製のカバーの温度が上昇する。そのため、カバーと、制御基板を備える減速機構部との温度勾配が大きくなり、FETおよびモータ部のコイルのみならず、ブラシから発生した熱によっても制御基板の温度が上昇する。
そして、ブラシからの熱が制御基板にさらに加わることにより、制御基板の温度はより高温になりやすく、温度検出回路の温度が予め定められた温度に達しやすくなり、減速機構付き制御モータを長時間作動させることが困難になるという課題がある。
そこで、本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、ブラシから発生する熱を効率よく放熱し、制御基板に伝達されるブラシからの熱を減少させることができる減速機構付き制御モータを提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明の減速機構付き制御モータでは、正逆回転可能な電気モータと、前記電気モータに駆動され、前記電気モータの回転を減速する減速機構と、前記電気モータの回転を制御する制御基板と、を備えた減速機構付き制御モータであって、前記電気モータは、円筒状のヨークと、前記ヨークの内周面上に配置されて、異なる磁極が交互に配置された4極のマグネットと、前記ヨークに回転可能に支持されたアーマチュアシャフト、前記アーマチュアシャフトに形成されたウォーム部、前記アーマチュアシャフトに固定され、複数のセグメントを有するコンミテータ、前記アーマチュアシャフトに固定され、前記コンミテータの複数のセグメントの数と同数である複数のティースが形成されたコア、前記コアの所定のティースの周りに巻装される複数の巻線、前記複数のセグメントのうち、互いに対向する一対のセグメント間に電気的に接続された複数の接続部材からなり、前記ヨーク内に収容されたアーマチュアと、前記複数のセグメントに摺接される第1のブラシ、前記複数のセグメントに摺接され、前記第1のブラシに対して略90度離れた位置に配置された第2のブラシ、前記第1のブラシおよび前記第2のブラシが配置され、前記アーマチュアシャフトが貫通する開口部が形成されたベース部、前記第1のブラシおよび前記第2のブラシに対してそれぞれ電気的に接続され、前記ベース部に配置された一対の第1のターミナル部、からなるブラシホルダユニットと、を有し、前記減速機構は、前記ウォーム部に噛合されるウォームホイール部、前記ウォームホイール部の回転軸となる出力軸からなり、前記アーマチュアの回転を減速させる減速ギヤ部と、前記一対の第1のターミナル部を貫通させる貫通孔が形成される壁部を備え、前記ブラシホルダユニットを収容するブラシホルダ収容部、前記ブラシホルダ収容部に連なって形成され、前記減速ギヤ部および前記ウォーム部および前記一対の第1のターミナル部が配置される開口が形成された減速ギヤ部収容部からなり、前記ヨークに結合されたギヤハウジングと、前記減速ギヤ部収容部の開口を覆い、前記一対の第1のターミナル部に電気的に接続される一対の第2のターミナル部を有するギヤハウジングカバーと、を有し、前記制御基板は、前記ギヤハウジングカバーに固定され、前記第2のターミナル部と電気的に接続され、かつ前記減速ギヤ部収容部内に収容され、前記制御基板の第1の面上には、前記アーマチュアの回転を駆動制御する複数のFETが設けられ、前記アーマチュアシャフトの回転軸心に沿った方向から見て、前記第1のブラシおよび前記第2のブラシは、前記ブラシホルダユニットの前記ベース部の一側の半分部分に配置され、前記一対の第1のターミナル部は、前記ブラシホルダユニットの前記ベース部の他側の半分部分に配置され、前記ブラシホルダユニットの前記ベース部の前記他側の半分部分は、前記制御基板に近接されており、前記ブラシホルダユニットの前記開口部は、前記ブラシホルダユニットの前記ベース部における、前記第1のブラシおよび前記第2のブラシと、前記一対の第1のターミナル部と、の間に形成されていることを特徴とする。
本発明の他の形態では、前記第1のブラシおよび前記第2のブラシは、前記アーマチュアシャフトの回転軸心に沿った方向から見て、前記アーマチュアシャフトの回転軸心を中心に、かつ前記出力軸に平行な軸線に対して、それぞれ略45度ずれて配置されていることを特徴とする。
本発明の他の形態では、前記一対の第1のターミナル部は、前記ベース部を貫通していることを特徴とする。
本発明の他の形態では、前記一対の第1のターミナル部は、前記アーマチュアシャフトの回転軸心に沿った方向から見て、前記出力軸に平行な軸線を中心にそれぞれ線対称に配置され、前記第1のブラシおよび前記第2のブラシは、前記アーマチュアシャフトの回転軸心に沿った方向から見て、前記出力軸に平行な軸心に対して線対称に配置されていることを特徴とする。
本発明の他の形態では、前記第1のブラシと、前記一対の第1のターミナル部のうちの一方の第1のターミナル部との間には、第1のチョークコイルが電気的に接続され、前記第2のブラシと、前記一対の第1のターミナル部のうちの他方の第1のターミナル部との間には、第2のチョークコイルが電気的に接続されていることを特徴とする。
本発明の他の形態では、前記第1のブラシと前記第1のチョークコイルとの間には、第1のピグテールが電気的に接続され、前記第2のブラシと前記第2のチョークコイルとの間には、第2のピグテールが電気的に接続されていることを特徴とする。
本発明の他の形態では、前記ブラシホルダユニットの前記開口部は、前記ブラシホルダユニットの前記ベース部における、前記第1のチョークコイルと前記第2のチョークコイルとの間に形成されていることを特徴とする。
本発明の他の形態では、前記減速機構付き制御モータは、車両のウインドシールドを払拭するワイパ装置に用いられるワイパモータであることを特徴とする。
また、本発明の減速機構付き制御モータでは、正逆回転可能な電気モータと、前記電気モータに駆動され、前記電気モータの回転を減速する減速機構と、前記電気モータの回転を制御する制御基板と、を備えた減速機構付き制御モータであって、前記電気モータは、円筒状のヨークと、前記ヨークの内周面上に配置されて、異なる磁極が交互に配置された4極のマグネットと、前記ヨークに回転可能に支持されたアーマチュアシャフト、前記アーマチュアシャフトに形成されたウォーム部、前記アーマチュアシャフトに固定されたコンミテータ、前記アーマチュアシャフトに固定され、複数のティースが形成されたコア、前記コアの所定のティースの周りに巻装される複数の巻線からなり、前記ヨーク内に収容されたアーマチュアと、前記コンミテータに摺接される第1のブラシ、前記コンミテータに摺接され、前記第1のブラシに対して略90度離れた位置に配置された第2のブラシ、前記第1のブラシおよび前記第2のブラシが配置され、前記アーマチュアシャフトが貫通する開口部が形成されたベース部、前記第1のブラシおよび前記第2のブラシに対してそれぞれ電気的に接続され、前記ベース部を貫通し、前記ベース部に配置された一対の第1のターミナル部、からなるブラシホルダユニットと、を有し、前記減速機構は、前記ウォーム部に噛合されるウォームホイール部、前記ウォームホイール部の回転軸となる出力軸からなり、前記アーマチュアの回転を減速させる減速ギヤ部と、前記一対の第1のターミナル部を貫通させる貫通孔が形成される壁部を備え、前記ブラシホルダユニットを収容するブラシホルダ収容部、前記ブラシホルダ収容部に連なって形成され、前記減速ギヤ部および前記ウォーム部および前記一対の第1のターミナル部が配置される開口が形成された減速ギヤ部収容部からなり、前記ヨークに結合されたギヤハウジングと、前記減速ギヤ部収容部の開口を覆い、前記一対の第1のターミナル部に電気的に接続される一対の第2のターミナル部を有するギヤハウジングカバーと、を有し、前記制御基板は、前記ギヤハウジングカバーに固定され、前記第2のターミナル部と電気的に接続され、かつ前記減速ギヤ部収容部内に収容され、前記制御基板の第1の面上には、前記アーマチュアの回転を駆動制御する複数のFETが設けられ、前記アーマチュアシャフトの回転軸心に沿った方向から見て、前記第1のブラシおよび前記第2のブラシは、前記ブラシホルダユニットの前記ベース部の一側の半分部分に配置され、前記一対の第1のターミナル部は、前記ブラシホルダユニットの前記ベース部の他側の半分部分に配置され、前記ブラシホルダユニットの前記ベース部の前記他側の半分部分は、前記制御基板に近接されており、前記ブラシホルダユニットの前記開口部は、前記ブラシホルダユニットの前記ベース部における、前記第1のブラシおよび前記第2のブラシと、前記一対の第1のターミナル部と、の間に形成されていることを特徴とする。
本発明の他の形態では、前記第1のブラシおよび前記第2のブラシは、前記アーマチュアシャフトの回転軸心に沿った方向から見て、前記アーマチュアシャフトの回転軸心を中心に、かつ前記出力軸に平行な軸線に対して、それぞれ略45度ずれて配置されていることを特徴とする。
本発明の他の形態では、前記一対の第1のターミナル部は、前記ベース部を貫通していることを特徴とする。
本発明の他の形態では、前記一対の第1のターミナル部は、前記アーマチュアシャフトの回転軸心に沿った方向から見て、前記出力軸に平行な軸線を中心にそれぞれ線対称に配置され、前記第1のブラシおよび前記第2のブラシは、前記アーマチュアシャフトの回転軸心に沿った方向から見て、前記出力軸に平行な軸心に対して線対称に配置されていることを特徴とする。
本発明の他の形態では、前記第1のブラシと、前記一対の第1のターミナル部のうちの一方の第1のターミナル部との間には、第1のチョークコイルが電気的に接続され、前記第2のブラシと、前記一対の第1のターミナル部のうちの他方の第1のターミナル部との間には、第2のチョークコイルが電気的に接続されていることを特徴とする。
本発明の他の形態では、前記第1のブラシと前記第1のチョークコイルとの間には、第1のピグテールが電気的に接続され、前記第2のブラシと前記第2のチョークコイルとの間には、第2のピグテールが電気的に接続されていることを特徴とする。
本発明の他の形態では、前記ブラシホルダユニットの前記開口部は、前記ブラシホルダユニットの前記ベース部における、前記第1のチョークコイルと前記第2のチョークコイルとの間に形成されていることを特徴とする。
本発明の他の形態では、前記減速機構付き制御モータは、車両のウインドシールドを払拭するワイパ装置に用いられるワイパモータであることを特徴とする。
本発明によれば、制御基板に伝達されるブラシからの熱を減少させることができる。このため、制御基板に熱が伝わりにくく、温度検出回路の温度が予め定められた温度に達しにくくなるため、減速機構付き制御モータを長い時間作動させることができる。
本発明の実施形態における減速機構付き制御モータをギヤハウジングカバー側から見た図である。 図1からギヤハウジングカバーを除いた図である。 図2Aのヨーク部のA−A断面図においてアーマチュアを除いた図である。 図1の減速機構付き制御モータの一部断面展開図である。 ギヤハウジングカバーの斜視図である。 アーマチュアの巻き線展開図である。 減速機構付き制御モータのモータ部を除いた図である。 図4Aからブラシホルダユニットを除いた図である。 ブラシホルダユニットのブラシターミナル接続部側から見た斜視図である。 ブラシホルダユニットのブラシホルダ側から見た斜視図である。 本発明の実施形態における減速機構付き制御モータの出力軸側から見た図である。 本発明の実施形態における減速機構付き制御モータのモータ部を除いた出力軸側から見た斜視図である。 図2Aに制御基板を取り付けた図である。
本発明に適用される減速機構付き制御モータとしてのワイパモータ1は、図1および図2Aに示されるように、通電により回転動作を行うモータ部(電気モータ)10と、モータ部10の回転動作を減速して出力軸(減速ギヤ部)24に伝達する減速機構部(減速機構)25からなる。
図1、図2Aおよび図2Bに示されるように、モータ部10は、有底状の円筒形状に形成され、その内周面上に少なくとも4極からなるマグネット11が固定され、一方の端面にギヤハウジング26が固定され、他方に軸受部12が固定されるヨーク13を備えている。
また、図2Aおよび図3Aに示されるように、モータ部10は、一端が軸受部12によって回転自在に支承され、先端にウォーム部14aが形成されるアーマチュアシャフト14と、アーマチュアシャフト14に固定されるコンミテータ15と、コンミテータ15に隣接してアーマチュアシャフト14に固定されるアーマチュアコア(コア)16と、アーマチュアコア16に巻回された巻線部(巻線)17とからなり、複数のマグネット11の内側に回転自在に配置されるアーマチュア18を備えている。さらに、図5Aおよび図5Bに示されるように、モータ部10は、アーマチュア18の回転により、コンミテータ15に摺動する複数のブラシ(第1のブラシ,第2のブラシ)20,20と、それぞれのブラシ20,20を保持するブラシホルダ21,21とからなるブラシホルダユニット19とを備えている。
減速機構部25は、モータ部10の回転を減速するウォームホイール部(減速ギヤ部)25aと、ウォームホイール部25aを収容する有底形状の減速機構収容部26fを有するギヤハウジング26とを備えている。また、減速機構収容部26fの開口を覆うギヤハウジングカバー29と、ブラシホルダユニット19を収容するブラシホルダ収容部26dとを備えている。そして、ウォームホイール部25aは、モータ部10のアーマチュア18の回転を減速して伝達する出力軸24を備えており、ブラシホルダ収容部26dは、筒状に形成され、ギヤハウジング26と一体に成形されている。ギヤハウジング26とギヤハウジングカバー29とは、複数本のネジ40によって互いに固定されている。
減速機構部25に備わるウォームホイール部25aは、ポリアセタール等の樹脂によって円盤状に形成され、外周面上にアーマチュアシャフト14のウォーム部14aと噛合する噛合部25bが形成されている。ウォームホイール部25aの回転中心には出力軸24が一体的に取り付けられている。これにより、アーマチュア18が回転を行うと、ウォーム部14aの回転により、ウォーム部14aと噛合するウォームホイール部25aが減速された回転数で回転し、アーマチュア18の回転が減速されて出力軸24に伝達される。
ウォームホイール部25aの出力軸24の基端の近傍には、円環状マグネット25cが、出力軸24の回転軸心とその回転軸心とが一致するように取付けられている。また、円環状マグネット25cは、周方向90度の範囲にN極、その他の周方向270度の範囲にS極となるように着磁されている。円環状マグネット25cに近接して、後述する制御基板29c上に2つの絶対位置検出用のホールIC29d,29dが設けられている。絶対位置検出用のホールIC29d,29dは、出力軸24の回転によって円環状マグネット25cから発生する磁極の切り替わりを検出する。そして、2つの絶対位置検出用のホールIC29d,29dが発生する円環状マグネット25cから発生する磁極の切り替わりに対応する信号に基づき、減速機構付き制御モータの出力軸24の先端に取付けられたワイパ装置の移動方向と移動位置とが検出される。
次に、本発明の特徴となるギヤハウジング26の放熱構造を図2A、図3A、図6および図7に基づき説明する。
ヨーク13は、プレス加工によって板材から有底状の円筒形状に一体成形されており、ヨーク13には、その内周面上に複数のマグネット11が固定されているマグネット固定部13aと、マグネット固定部13aに一体に連結し、一対の湾曲部13bと一対の平面部13cとが交互に連結され、軸方向から見た端面の形状は小判形状になっているヨーク連結部13dとが形成されている。そして、ヨーク13の端面には、フランジ状の固定部13eが形成されており、後述するギヤハウジング26がフランジ状の固定部13eに固定されている。ヨーク連結部13dは、マグネット固定部13aからヨーク端面に向かうに従って、円弧径が漸次広がるように形成されている。マグネット固定部13aの内周面上には、4個のマグネット11が接着剤などにより固定されており、異なる磁極であるN極とS極とが交互に2個ずつ、つまり同極が対向するように配置されている。
アーマチュアシャフト14は、その一端がヨーク13の軸受部12に回転自在に支承されており、4個のマグネット11の内側に配置されている。そして、アーマチュアシャフト14の他端には、転造加工によって螺旋状に形成されたウォーム部14aが形成されている。アーマチュアシャフト14には、円筒状のリングマグネット14bが固定されており、リングマグネット14bには、N極とS極とが30度ずつ離れて交互に、つまり12極の磁極が着磁形成されている。そして、後述する制御基板29c上には、2つの回転方向検出用のホールIC29b,29bが、リングマグネット14bに対向した位置に設けられている。回転方向検出用のホールIC29b,29bは、アーマチュア18の回転に伴ってリングマグネット14bから発生する磁極の切り替わりを検出し、それぞれのホールIC29b,29bは、互いに位相が90度ずれた回転信号を発生する。そして、アーマチュア18の回転方向が、互いに位相が90度ずれた回転信号に基づき検出される。
図3Aおよび図4Aに示されるように、コンミテータ15は、熱硬化性樹脂などの絶縁材料によって円筒状に形成された絶縁円筒部15aと、絶縁円筒部15aの外周面上に周方向に所定間隔を空けて配置され、銅などの導電部材から形成される複数のセグメント部(セグメント)15bとから構成されている。コンミテータ15は、絶縁円筒部15aの内周面とアーマチュアシャフト14の外周面とを嵌合させてアーマチュアシャフト14に固定されている。各セグメント部15bの外周面上の一端には、コイル接続部15cが形成されており、各コイル接続部15cにコイル17aが接続されている。
アーマチュアコア16は、プレス加工によって打抜かれたコア基板を所定枚数積層することによって円筒状に形成されており、アーマチュアシャフト14が固定されるシャフト固定部と、シャフト固定部から放射状に延びる18本のティース部(ティース)と、を備えている。
図3Aおよび図3Cに示されるように、アーマチュアコア16には銅線からなるコイル17aが巻回されている。コイル17aの一端が、セグメント部15bのコイル接続部15cに固定され、コイル17aが所定のティース部の間に、重ね巻きにより複数回巻回される。さらに、コイル17aが、所定のティース部の間に、重ね巻きにより複数回巻回された後、コイル17aの他端が異なるセグメント部15bのコイル接続部15cに固定される。続いて、セグメント部15bと対向したセグメント部15bに、接続部材としての接続線(電流供給線)17bが接続される。このように、コイル17aを各ティース部に巻回する工程を繰り返して、コイル17aがアーマチュアコア16に巻回される。これにより、ブラシ20,20に電力が供給されると、コイル17aに電流が流れ、アーマチュア18が回転することで、ワイパモータ1が駆動される。
本発明のように、4極のマグネットを用いた場合、通常4つのブラシが必要になるが、対向するセグメント同士を接続線(電流供給線)17bで繋ぐことにより、ブラシ20からセグメント部に流れる電流が、接続線17bを介して対向したセグメント部にも流れる。これにより、ブラシの数を4本から2本に減らすことができる。
図5Aおよび図5Bに示されるように、ブラシホルダユニット19は、一対の湾曲部19aと、一対の平面部19bとが交互に連結された小判形状に形成されたベース部19cを備えている。
ベース部19cには、アーマチュアシャフト14が貫通する開口部19c1と、ネジ41が貫通し、ブラシホルダユニット19とギヤハウジング26との固定を行う固定用開口部19c2とが形成されている。そして、ベース部19cには、真鍮などの金属材料からなるブラシホルダ21,21が固定されており、ブラシホルダ21,21内には、2本のブラシ20,20が、コンミテータ15に対して接近離反できるように配置されている。図4Aおよび図5Bに示されるように、本発明では、2本のブラシ20,20がアーマチュア18の回転軸心Oを中心として略90度ずれて配置されている。
ブラシホルダ21は、ベース部19cの一対の平面部19bのうちの一方の平面部19bに近接して配置されている。そして、ブラシホルダ21の固定爪21aがベース部19cに形成されたブラシホルダ固定部19c3に差し込まれ、固定爪21aがベース部19cの裏面に折り曲げられることで、ブラシホルダ21がベース部19cに固定される。
さらに、ブラシホルダユニット19は、ブラシホルダ案内壁19dとブラシターミナル接続部19eとを備え、ブラシホルダ案内壁19dは、ベース部19cの外形(小判形状)とほぼ同形状に形成されてベース部19cから直角に延出して配置されている。また、ブラシターミナル接続部19eは、ベース部19cからブラシホルダ案内壁19dとは反対方向に、かつベース部19cに対し直角に突出している。そして、ブラシターミナル接続部19eは、ブラシ20と対向した位置、つまり、ブラシ20,20が配置される一方の平面部19bと離れた他方の平面部19bに配置されている。これにより、ブラシ20から発生した熱がブラシターミナル接続部19eおよびブラシターミナル接続部19eに電気的に接続された制御基板29cに伝達されにくくなる。
ベース部19cには、雑音防止素子としてのチョークコイル(第1のチョークコイル,第2のチョークコイル)22、22が取付けられ、チョークコイル22、22の一端とブラシ20,20とが、ピグテール(第1のピグテール,第2のピグテール)20a、20aを介して電気的に接続されている。チョークコイル22の他端には、雌形ブラシターミナル(第1のターミナル部)23が電気的に接続されており、雌形ブラシターミナル23はギヤハウジングカバー29に設けられた雄型ターミナル(第2のターミナル部)29gと電気的に接続される。雌形ブラシターミナル23の先端は、ブラシターミナル接続部19eの内部に収容されており、ギヤハウジングカバー29の雄型ターミナル29gと電気的に接続できるようにブラシターミナル接続部19eから露出している。ブラシホルダユニット19をブラシホルダ収容部26dに組付ける際、ブラシホルダ案内壁19dは、ブラシホルダ収容部26dの内壁26d1に当接して、ブラシホルダユニット19は、ブラシホルダ収容部26dの底部(壁部)26d2に案内される。そして、ブラシホルダユニット19とギヤハウジング26とが、ベース部19cに形成された固定用開口部19c2に貫通されたネジ41によって固定される。
図2A、図3Aおよび図4Bに示されるように、ギヤハウジング26は、アルミ等の金属材料を用いてダイカスト成形によって形成されている。そして、ギヤハウジング26には、ヨーク固定部26aが形成され、ヨーク固定部26aとヨーク13のフランジ状の固定部13eとが互いに当接されて、複数のネジ42によりギヤハウジング26にヨーク13が取り付けられる。
ヨーク固定部26aは、フランジ状の固定部13eの形状に合わせて一対の湾曲部26bと、一対の平面部26cとが交互に連結された小判形状に形成されている。そして、ギヤハウジング26には、ブラシホルダ収容部26dがヨーク固定部26aと一体に形成されており、ブラシホルダ収容部26dにブラシホルダユニット19が収容されている。ブラシホルダ収容部26dの底部26d2には、ブラシホルダ21の固定爪21aと当接するブラシホルダ当接部(壁部)26eが、底部26d2から突出して形成されており、ブラシ20、20から発生した熱が、ブラシホルダ21の固定爪21aからブラシホルダ当接部26eを介してギヤハウジング26に伝達され、ギヤハウジング26から外部に放熱される。
さらに、ギヤハウジング26には、ウォームホイール部25aを収容する減速機構収容部(減速ギヤ部収容部)26fが、ブラシホルダ収容部26dに隣接して形成される。そして、ギヤハウジング26には、出力軸24を支承する出力軸支承部26gが、減速機構収容部26fの開口と反対方向に形成されている。
さらに、減速機構収容部26fには、カバー接続部(貫通孔)26hが開口しており、前述したブラシホルダユニット19がブラシホルダ収容部26dに収容された後、ギヤハウジングカバー29の底面から減速機構収容部26fに向けて突出して設けられた2本の雄型ターミナル29gが、カバー接続部26hを貫通して減速機構収容部26fに配置されたブラシホルダユニット19の雌形ブラシターミナル23に電気的に接続される。
出力軸支承部26gから突出した出力軸24は、出力軸固定部(ティースワッシャ)27によって固定される。そして、出力軸24の先端にはワイパ装置固定部24aが形成され、ワイパ装置(図示せず)を構成する部品が機械的に結合される。
図6および図7に示されるように、減速機構収容部26fの裏面に位置するギヤハウジング26の外周面上には、電気的な要因であるブラシ20、20とコンミテータ15の間の接触抵抗により発生したジュール熱、および機械的な要因であるブラシ20、20とコンミテータ15との摺動により発生した摩擦熱を放出する第1のヒートシンク26iと、後述する制御基板上に取付けられたFET29eから発生する熱を放出する第2のヒートシンク26jおよび第3のヒートシンク26kと、が形成されている。
第1のヒートシンク26iは、ブラシホルダ収容部26dの一対の平面部26cのうち、ブラシ20、20が近接して配置される一方の平面部26cの外周面から突出しており、所定間隔を空けて平行に複数形成される。第1のヒートシンク26iは、アーマチュアシャフト14の長手方向に平行になるように形成される。
図7に示されるように、本発明では、互いに略90度の角度を隔てて配置された2本のブラシ20,20が、第1のヒートシンク26iに近接した位置に配置されているため、ブラシ20,20から発生した熱は、第1のヒートシンク26iに伝達されて外部に放熱される。また、ブラシ20,20は、第1のヒートシンク26iに対し、制御基板29cから離間した位置に配置されているため、ブラシから発生した熱は、第1のヒートシンク26iに伝達されやすく、制御基板29cには伝達され難い。
さらに、図5Aに示されるようにベース部19cとギヤハウジング26のブラシホルダ当接部26eとの間には、ゲル状の熱伝導部材28が配置され、ブラシ20,20から発生した熱が、熱伝導部材28を介して第1のヒートシンク26iに容易に伝達される。
ギヤハウジング26の開口には、絶縁材料によって形成された有底状のギヤハウジングカバー29が設けられており、ギヤハウジング26の開口した端面とギヤハウジングカバー29とが当接され、複数本のネジ40によりギヤハウジングカバー29はギヤハウジング26に固定されている。
図3A、図3Bおよび図4Aに示されるように、ギヤハウジングカバー29は、カプラ部29aを備えており、カプラ部29aには複数のターミナル29fが設けられている。複数のターミナル29fの一端は、車両に設けられたコネクタ部(図示せず)に電気的に接続されており、複数のターミナル29fの他端は、制御基板29cに電気的に接続されている。そして、ターミナル29fの中間部はギヤハウジングカバー29に埋設される。
さらに、ギヤハウジングカバー29の底部29hから2本の雄型ターミナル29gが突出しており、ブラシホルダユニット19に配置された雌形ブラシターミナル23と電気的に接続されている。この構成により、車両の電源から供給された電力は、複数のターミナル29f、制御基板29c、雄型ターミナル29g、雌形ブラシターミナル23、ピグテール20a、ブラシ20,20を通って、モータ部10に電流が供給される。
図8に示されるように、制御基板29cは、ギヤハウジングカバー29の底部29hに複数本のネジによって取り付けられ、ギヤハウジング26の減速機構収容部26fの内部に収容されている。
ギヤハウジングカバーの底部29hに対向する制御基板29cの面上には、回転検出用のホールIC29b,29bと、絶対位置検出用のホールIC29d,29dが設けられている。回転検出用のホールIC29b,29bは、アーマチュア18のアーマチュアシャフト14に設けられたリングマグネット14bに近接して配置され、アーマチュア18の回転状態を検出する。また、絶対位置検出用のホールIC29d,29dは、ウォームホイール部25aに設けられた円環状マグネット25cに近接して配置され、ウォームホイール部25aに一体的に取り付けられているワイパモータ1の出力軸24の回転状態を検出する。
そして、制御基板29cは、モータ部10のアーマチュア18の回転状態や、ワイパモータ1の出力軸24の回転状態に基づき、モータ部10のアーマチュア18の回転を制御する。
制御基板29cには、FET29eが複数設けられ、FET29eのオンオフ動作により、モータ部10に供給される電流が制御され、モータ部10のアーマチュア18の正方向および逆方向の回転が制御される。さらに、制御基板29c上には、図示しない温度検出部が配置され、制御基板29cの温度が検出される。
ワイパモータ1に負荷が加わり、温度検出部により、制御基板29cの温度が、予め定められた温度以上になったと検出された場合には、温度検出部からの予め定められた温度以上になった旨の信号に基づき、制御基板29cは、アーマチュア18の回転数を低くし、さらには、アーマチュア18の回転を停止させて、温度検出部により、ワイパモータ1の制御基板29cの保護が図られる。
また、減速機構収容部26fのFET29eに近接した面上には、FET放熱部26mが形成されている。FET放熱部26mは、減速機構収容部26fの底面から開口方向に向けて突出し、FET29eが固定された制御基板29cの裏面に近接して形成される。FET放熱部26mには、ゲル状であって、熱伝導性の高い材料によって形成されたFET放熱部材30が制御基板29cとFET放熱部26mとの隙間を埋めるように取付けられており、FET29eから発生した熱が、制御基板29cおよびFET放熱部材30を介してFET放熱部26mに伝達され、ギヤハウジング26の外周面上に形成された第2のヒートシンク26jおよび第3のヒートシンク26kからギヤハウジングの外部に放熱される。これにより、FET29eの発熱による制御基板29cの温度上昇を抑えることができる。このため、ワイパモータ1をより長く作動させることができる。
さらに、減速機構収容部26fに収容されたウォームホイール部25aと制御基板29cとの間には、絶縁性材料からなる制御基板カバー31が、ギヤハウジングカバー29に取り付けられている。制御基板カバー31は、ウォームホイール部25aと制御基板29cとの間に配置されており、減速機構部25に塗布されたグリスが制御基板29cに付着しないように固定されている。
ワイパ装置を長時間作動させた場合、ブラシ20、20、モータ部10およびFET29eが熱を発生し、ワイパ装置の連続作動ができなくなるおそれがある。このため、本発明では、さらに、第1のヒートシンク26iに近接して、ギヤハウジング26の外周面上に、第2のヒートシンク26jおよび第3のヒートシンク26kが外部(ギヤハウジングカバー29と反対側)に延出して形成されている。複数のFET29eが、制御基板29cを挟んで第2のヒートシンク26jおよび第3のヒートシンク26kに近接して配置されている。これにより、FET29eから発生した熱が、制御基板29cを介して第2のヒートシンク26jおよび第3のヒートシンク26kからギヤハウジング26の外部に放熱される。
以上のように、実施するための形態では、接続線を有するワイパモータに適用した場合につき説明したが、本発明はこれに限らず、小判形状を有するギヤハウジングに収容されるブラシと、ブラシに近接したギヤハウジングの外周面上にヒートシンクを配置する構造を有する減速機構付き制御モータ全般に適用することができる。
減速機構付き制御モータは、自動車等の車両に搭載されるワイパ装置の駆動源として用いられ、ワイパアームを揺動駆動してウインドシールドに付着した雨水等を払拭するために用いられる。
1 ワイパモータ(減速機構付き制御モータ)
10 モータ部(電気モータ)
11 マグネット
12 軸受部
13 ヨーク
13a マグネット固定部
13b 湾曲部
13c 平面部
13d ヨーク連結部
13e 固定部
14 アーマチュアシャフト
14a ウォーム部
14b リングマグネット
15 コンミテータ
15a 絶縁円筒部
15b セグメント部(セグメント)
15c コイル接続部
16 アーマチュアコア(コア)
17 巻線部(巻線)
17a コイル
17b 接続線(接続部材)
18 アーマチュア
19 ブラシホルダユニット
19a 湾曲部
19b 平面部
19c ベース部
19c1 開口部
19c2 固定用開口部
19c3 ブラシホルダ固定部
19d ブラシホルダ案内壁
19e ブラシターミナル接続部
20 ブラシ(第1のブラシ,第2のブラシ)
20a ピグテール(第1のピグテール,第2のピグテール)
21 ブラシホルダ
21a 固定爪
22 チョークコイル(第1のチョークコイル,第2のチョークコイル)
23 雌形ブラシターミナル(第1のターミナル部)
24 出力軸(減速ギヤ部)
24a ワイパ装置固定部
25 減速機構部(減速機構)
25a ウォームホイール部(減速ギヤ部)
25b 噛合部
25c 円環状マグネット
26 ギヤハウジング
26a ヨーク固定部
26b 湾曲部
26c 平面部
26d ブラシホルダ収容部
26d1 内壁
26d2 底部(壁部)
26e ブラシホルダ当接部(壁部)
26f 減速機構収容部(減速ギヤ部収容部)
26g 出力軸支承部
26h カバー接続部(貫通孔)
26i 第1のヒートシンク
26j 第2のヒートシンク
26k 第3のヒートシンク
26m FET放熱部
28 熱伝導部材
29 ギヤハウジングカバー
29a カプラ部
29b ホールIC
29c 制御基板
29d ホールIC
29e FET
29f ターミナル
29g 雄型ターミナル(第2のターミナル部)
29h 底部
30 FET放熱部材
31 制御基板カバー
40,41,42 ネジ
O 回転軸心

Claims (16)

  1. 正逆回転可能な電気モータと、
    前記電気モータに駆動され、前記電気モータの回転を減速する減速機構と、
    前記電気モータの回転を制御する制御基板と、
    を備えた減速機構付き制御モータであって、
    前記電気モータは、
    円筒状のヨークと、
    前記ヨークの内周面上に配置されて、異なる磁極が交互に配置された4極のマグネットと、
    前記ヨークに回転可能に支持されたアーマチュアシャフト、前記アーマチュアシャフトに形成されたウォーム部、前記アーマチュアシャフトに固定され、複数のセグメントを有するコンミテータ、前記アーマチュアシャフトに固定され、前記コンミテータの複数のセグメントの数と同数である複数のティースが形成されたコア、前記コアの所定のティースの周りに巻装される複数の巻線、前記複数のセグメントのうち、互いに対向する一対のセグメント間に電気的に接続された複数の接続部材からなり、前記ヨーク内に収容されたアーマチュアと、
    前記複数のセグメントに摺接される第1のブラシ、前記複数のセグメントに摺接され、前記第1のブラシに対して略90度離れた位置に配置された第2のブラシ、前記第1のブラシおよび前記第2のブラシが配置され、前記アーマチュアシャフトが貫通する開口部が形成されたベース部、前記第1のブラシおよび前記第2のブラシに対してそれぞれ電気的に接続され、前記ベース部に配置された一対の第1のターミナル部、からなるブラシホルダユニットと、
    を有し、
    前記減速機構は、
    前記ウォーム部に噛合されるウォームホイール部、前記ウォームホイール部の回転軸となる出力軸からなり、前記アーマチュアの回転を減速させる減速ギヤ部と、
    前記一対の第1のターミナル部を貫通させる貫通孔が形成される壁部を備え、前記ブラシホルダユニットを収容するブラシホルダ収容部、前記ブラシホルダ収容部に連なって形成され、前記減速ギヤ部および前記ウォーム部および前記一対の第1のターミナル部が配置される開口が形成された減速ギヤ部収容部からなり、前記ヨークに結合されたギヤハウジングと、
    前記減速ギヤ部収容部の開口を覆い、前記一対の第1のターミナル部に電気的に接続される一対の第2のターミナル部を有するギヤハウジングカバーと、
    を有し、
    前記制御基板は、前記ギヤハウジングカバーに固定され、前記第2のターミナル部と電気的に接続され、かつ前記減速ギヤ部収容部内に収容され、
    前記制御基板の第1の面上には、前記アーマチュアの回転を駆動制御する複数のFETが設けられ、
    前記アーマチュアシャフトの回転軸心に沿った方向から見て、
    前記第1のブラシおよび前記第2のブラシは、前記ブラシホルダユニットの前記ベース部の一側の半分部分に配置され、
    前記一対の第1のターミナル部は、前記ブラシホルダユニットの前記ベース部の他側の半分部分に配置され、
    前記ブラシホルダユニットの前記ベース部の前記他側の半分部分は、前記制御基板に近接されており、
    前記ブラシホルダユニットの前記開口部は、前記ブラシホルダユニットの前記ベース部における、前記第1のブラシおよび前記第2のブラシと、前記一対の第1のターミナル部と、の間に形成されていることを特徴とする減速機構付き制御モータ。
  2. 前記第1のブラシおよび前記第2のブラシは、
    前記アーマチュアシャフトの回転軸心に沿った方向から見て、
    前記アーマチュアシャフトの回転軸心を中心に、かつ前記出力軸に平行な軸線に対して、それぞれ略45度ずれて配置されていることを特徴とする請求項1に記載された減速機構付き制御モータ。
  3. 前記一対の第1のターミナル部は、
    前記ベース部を貫通していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された減速機構付き制御モータ。
  4. 前記一対の第1のターミナル部は、
    前記アーマチュアシャフトの回転軸心に沿った方向から見て、
    前記出力軸に平行な軸線を中心にそれぞれ線対称に配置され、
    前記第1のブラシおよび前記第2のブラシは、
    前記アーマチュアシャフトの回転軸心に沿った方向から見て、
    前記出力軸に平行な軸心に対して線対称に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載された減速機構付き制御モータ。
  5. 前記第1のブラシと、前記一対の第1のターミナル部のうちの一方の第1のターミナル部との間には、第1のチョークコイルが電気的に接続され、
    前記第2のブラシと、前記一対の第1のターミナル部のうちの他方の第1のターミナル部との間には、第2のチョークコイルが電気的に接続されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載された減速機構付き制御モータ。
  6. 前記第1のブラシと前記第1のチョークコイルとの間には、第1のピグテールが電気的に接続され、
    前記第2のブラシと前記第2のチョークコイルとの間には、第2のピグテールが電気的に接続されていることを特徴とする請求項5に記載された減速機構付き制御モータ。
  7. 前記ブラシホルダユニットの前記開口部は、
    前記ブラシホルダユニットの前記ベース部における、前記第1のチョークコイルと前記第2のチョークコイルとの間に形成されていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載された減速機構付き制御モータ。
  8. 前記減速機構付き制御モータは、
    車両のウインドシールドを払拭するワイパ装置に用いられるワイパモータであることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載された減速機構付き制御モータ。
  9. 正逆回転可能な電気モータと、
    前記電気モータに駆動され、前記電気モータの回転を減速する減速機構と、
    前記電気モータの回転を制御する制御基板と、
    を備えた減速機構付き制御モータであって、
    前記電気モータは、
    円筒状のヨークと、
    前記ヨークの内周面上に配置されて、異なる磁極が交互に配置された4極のマグネットと、
    前記ヨークに回転可能に支持されたアーマチュアシャフト、前記アーマチュアシャフトに形成されたウォーム部、前記アーマチュアシャフトに固定されたコンミテータ、前記アーマチュアシャフトに固定され、複数のティースが形成されたコア、前記コアの所定のティースの周りに巻装される複数の巻線からなり、前記ヨーク内に収容されたアーマチュアと、
    前記コンミテータに摺接される第1のブラシ、前記コンミテータに摺接され、前記第1のブラシに対して略90度離れた位置に配置された第2のブラシ、前記第1のブラシおよび前記第2のブラシが配置され、前記アーマチュアシャフトが貫通する開口部が形成されたベース部、前記第1のブラシおよび前記第2のブラシに対してそれぞれ電気的に接続され、前記ベース部を貫通し、前記ベース部に配置された一対の第1のターミナル部、からなるブラシホルダユニットと、
    を有し、
    前記減速機構は、
    前記ウォーム部に噛合されるウォームホイール部、前記ウォームホイール部の回転軸となる出力軸からなり、前記アーマチュアの回転を減速させる減速ギヤ部と、
    前記一対の第1のターミナル部を貫通させる貫通孔が形成される壁部を備え、前記ブラシホルダユニットを収容するブラシホルダ収容部、前記ブラシホルダ収容部に連なって形成され、前記減速ギヤ部および前記ウォーム部および前記一対の第1のターミナル部が配置される開口が形成された減速ギヤ部収容部からなり、前記ヨークに結合されたギヤハウジングと、
    前記減速ギヤ部収容部の開口を覆い、前記一対の第1のターミナル部に電気的に接続される一対の第2のターミナル部を有するギヤハウジングカバーと、
    を有し、
    前記制御基板は、前記ギヤハウジングカバーに固定され、前記第2のターミナル部と電気的に接続され、かつ前記減速ギヤ部収容部内に収容され、
    前記制御基板の第1の面上には、前記アーマチュアの回転を駆動制御する複数のFETが設けられ、
    前記アーマチュアシャフトの回転軸心に沿った方向から見て、
    前記第1のブラシおよび前記第2のブラシは、前記ブラシホルダユニットの前記ベース部の一側の半分部分に配置され、
    前記一対の第1のターミナル部は、前記ブラシホルダユニットの前記ベース部の他側の半分部分に配置され、
    前記ブラシホルダユニットの前記ベース部の前記他側の半分部分は、前記制御基板に近接されており、
    前記ブラシホルダユニットの前記開口部は、前記ブラシホルダユニットの前記ベース部における、前記第1のブラシおよび前記第2のブラシと、前記一対の第1のターミナル部と、の間に形成されていることを特徴とする減速機構付き制御モータ。
  10. 前記第1のブラシおよび前記第2のブラシは、
    前記アーマチュアシャフトの回転軸心に沿った方向から見て、
    前記アーマチュアシャフトの回転軸心を中心に、かつ前記出力軸に平行な軸線に対して、それぞれ略45度ずれて配置されていることを特徴とする請求項9に記載された減速機構付き制御モータ。
  11. 前記一対の第1のターミナル部は、
    前記ベース部を貫通していることを特徴とする請求項9または請求項10に記載された減速機構付き制御モータ。
  12. 前記一対の第1のターミナル部は、
    前記アーマチュアシャフトの回転軸心に沿った方向から見て、
    前記出力軸に平行な軸線を中心にそれぞれ線対称に配置され、
    前記第1のブラシおよび前記第2のブラシは、
    前記アーマチュアシャフトの回転軸心に沿った方向から見て、
    前記出力軸に平行な軸心に対して線対称に配置されていることを特徴とする請求項9から請求項11のいずれか1項に記載された減速機構付き制御モータ。
  13. 前記第1のブラシと、前記一対の第1のターミナル部のうちの一方の第1のターミナル部との間には、第1のチョークコイルが電気的に接続され、
    前記第2のブラシと、前記一対の第1のターミナル部のうちの他方の第1のターミナル部との間には、第2のチョークコイルが電気的に接続されていることを特徴とする請求項9から請求項12のいずれか1項に記載された減速機構付き制御モータ。
  14. 前記第1のブラシと前記第1のチョークコイルとの間には、第1のピグテールが電気的に接続され、
    前記第2のブラシと前記第2のチョークコイルとの間には、第2のピグテールが電気的に接続されていることを特徴とする請求項13に記載された減速機構付き制御モータ。
  15. 前記ブラシホルダユニットの前記開口部は、
    前記ブラシホルダユニットの前記ベース部における、前記第1のチョークコイルと前記第2のチョークコイルとの間に形成されていることを特徴とする請求項13または請求項14に記載された減速機構付き制御モータ。
  16. 前記減速機構付き制御モータは、
    車両のウインドシールドを払拭するワイパ装置に用いられるワイパモータであることを特徴とする請求項9から請求項15のいずれか1項に記載された減速機構付き制御モータ。
JP2016226823A 2009-07-30 2016-11-22 減速機構付き制御モータ Active JP6216025B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009178154 2009-07-30
JP2009178154 2009-07-30

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016170718A Division JP6297642B2 (ja) 2009-07-30 2016-09-01 減速機構付き制御モータ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017180769A Division JP6462810B2 (ja) 2009-07-30 2017-09-21 減速機構付き制御モータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017046584A JP2017046584A (ja) 2017-03-02
JP6216025B2 true JP6216025B2 (ja) 2017-10-18

Family

ID=43529284

Family Applications (9)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011524770A Active JP5726076B2 (ja) 2009-07-30 2010-07-26 減速機構付きモータ
JP2015073714A Active JP6001716B2 (ja) 2009-07-30 2015-03-31 減速機構付きワイパモータ
JP2016170718A Active JP6297642B2 (ja) 2009-07-30 2016-09-01 減速機構付き制御モータ
JP2016180662A Active JP6297649B2 (ja) 2009-07-30 2016-09-15 減速機構付き制御モータ
JP2016226823A Active JP6216025B2 (ja) 2009-07-30 2016-11-22 減速機構付き制御モータ
JP2017006332A Active JP6306226B2 (ja) 2009-07-30 2017-01-18 減速機構付き制御モータ
JP2017180769A Active JP6462810B2 (ja) 2009-07-30 2017-09-21 減速機構付き制御モータ
JP2018040325A Active JP6571823B2 (ja) 2009-07-30 2018-03-07 減速機構付き制御モータ
JP2019145998A Active JP6793793B2 (ja) 2009-07-30 2019-08-08 減速機構付き制御モータ

Family Applications Before (4)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011524770A Active JP5726076B2 (ja) 2009-07-30 2010-07-26 減速機構付きモータ
JP2015073714A Active JP6001716B2 (ja) 2009-07-30 2015-03-31 減速機構付きワイパモータ
JP2016170718A Active JP6297642B2 (ja) 2009-07-30 2016-09-01 減速機構付き制御モータ
JP2016180662A Active JP6297649B2 (ja) 2009-07-30 2016-09-15 減速機構付き制御モータ

Family Applications After (4)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017006332A Active JP6306226B2 (ja) 2009-07-30 2017-01-18 減速機構付き制御モータ
JP2017180769A Active JP6462810B2 (ja) 2009-07-30 2017-09-21 減速機構付き制御モータ
JP2018040325A Active JP6571823B2 (ja) 2009-07-30 2018-03-07 減速機構付き制御モータ
JP2019145998A Active JP6793793B2 (ja) 2009-07-30 2019-08-08 減速機構付き制御モータ

Country Status (7)

Country Link
US (3) US9000634B2 (ja)
EP (2) EP2461464B1 (ja)
JP (9) JP5726076B2 (ja)
CN (1) CN102474160B (ja)
BR (1) BR112012002026B1 (ja)
RU (1) RU2510561C2 (ja)
WO (1) WO2011013629A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2461464B1 (en) 2009-07-30 2018-12-12 Mitsuba Corporation Motor with speed reduction mechanism
US10320265B2 (en) 2009-07-30 2019-06-11 Mitsuba Corporation Wiper motor
DE102009043322A1 (de) * 2009-09-28 2011-03-31 Valeo Systèmes d'Essuyage Elektromotorischer Hilfsantrieb
JPWO2013076815A1 (ja) * 2011-11-22 2015-04-27 株式会社ミツバ ワイパモータ
CN107317429A (zh) * 2011-11-22 2017-11-03 株式会社美姿把 雨刮器控制电动机
WO2014048425A2 (de) * 2012-09-26 2014-04-03 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Ein elektronikmodul umfassender elektromotor, vorzugsweise ein elektrisch kommutierter motor
DE102013212414A1 (de) * 2013-06-27 2014-12-31 Robert Bosch Gmbh Antriebseinrichtung für eine Wischeranlage
US9231503B2 (en) * 2014-05-28 2016-01-05 Google Inc. Methods and apparatuses for selectively controlling motor power boards
KR101484765B1 (ko) * 2014-06-03 2015-01-21 디와이오토 주식회사 차량용 와이퍼 모터 장치
JP6664878B2 (ja) * 2015-02-17 2020-03-13 株式会社ミツバ モータ装置及びワイパ装置
JP2016208700A (ja) * 2015-04-23 2016-12-08 アイシン精機株式会社 アクチュエータ装置
JP6879713B2 (ja) * 2016-11-14 2021-06-02 日立Astemo株式会社 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
JP6559113B2 (ja) * 2016-11-30 2019-08-14 本田技研工業株式会社 電動芝刈機
CN206323264U (zh) * 2016-12-29 2017-07-11 深圳市优必选科技有限公司 无刷舵机
JP6949685B2 (ja) * 2017-11-29 2021-10-13 株式会社ミツバ モータ装置
CN108199519A (zh) * 2017-12-29 2018-06-22 昆山腾荣机械有限公司 一种轻质耐用新能源汽车电机壳体
CN114069957A (zh) * 2020-08-07 2022-02-18 日本电产(大连)有限公司 驱动装置和电气设备
US11722036B2 (en) 2021-06-14 2023-08-08 Commercial Vehicle Group, Inc. Wiper motors and methods of manufacture and use thereof

Family Cites Families (123)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE396171B (sv) * 1975-12-17 1977-09-05 Skf Ind Trading & Dev Kommutatormotor
US4625134A (en) * 1985-03-25 1986-11-25 Emhart Industries, Inc. Means for mounting a gear train and motor
JPH076697Y2 (ja) * 1990-08-10 1995-02-15 株式会社三ツ葉電機製作所 ブラシ保持装置
JP2634332B2 (ja) * 1991-07-04 1997-07-23 三菱電機株式会社 サーマルヘッド保護膜の製造方法
JPH0662776A (ja) 1992-08-18 1994-03-08 Taishi Shokuhin Kogyo Kk 包装されたあんかけ豆腐の製造方法
DE4242641A1 (de) * 1992-12-17 1994-06-23 Bosch Gmbh Robert Stellantrieb für Einrichtungen in Kraftfahrzeugen wie zum Beispiel Schiebedach, Fensterheber etc.
JP2582468Y2 (ja) * 1993-02-05 1998-10-08 株式会社ミツバ モータにおける刷子の仮保持構造
DE19645636C1 (de) * 1996-11-06 1998-03-12 Telefunken Microelectron Leistungsmodul zur Ansteuerung von Elektromotoren
JPH10146008A (ja) * 1996-11-08 1998-05-29 Jidosha Denki Kogyo Co Ltd 小型モータ
JP3639131B2 (ja) * 1998-06-05 2005-04-20 アスモ株式会社 直流モータの電気ノイズ防止器
JP3559178B2 (ja) * 1998-10-23 2004-08-25 三菱電機株式会社 回転電機及びその製造方法
JP2001069722A (ja) 1999-08-31 2001-03-16 Jidosha Denki Kogyo Co Ltd 開閉装置用回転検出センサ付モータ
JP2001268856A (ja) * 2000-03-22 2001-09-28 Asmo Co Ltd モータ
DE10153173B4 (de) 2001-02-27 2019-09-05 Robert Bosch Gmbh Elektrischer Antrieb mit einem Wärmeleitelement zur Wärmeabführung von einer elektrischen Schaltung
JP4648558B2 (ja) * 2001-03-28 2011-03-09 株式会社ショーワ 電動パワーステアリング装置
US6734589B2 (en) * 2001-05-10 2004-05-11 Mitsuba Corporation Electric motor
JP4265902B2 (ja) 2002-11-05 2009-05-20 株式会社ミツバ モータユニット
JP2004320879A (ja) * 2003-04-15 2004-11-11 Mitsuba Corp 減速機構付きモータ
JP4393825B2 (ja) 2003-09-12 2010-01-06 株式会社ミツバ 減速機構付き電動モータ
JP4311722B2 (ja) 2003-09-12 2009-08-12 株式会社ミツバ 減速機構付き電動モータ
US7294986B2 (en) 2003-09-15 2007-11-13 Intier Automotive Closures Inc. Reversing motor windshield wiper system
JP2005168133A (ja) 2003-12-01 2005-06-23 Mitsuba Corp 電動モータ
JP2005176420A (ja) 2003-12-08 2005-06-30 Mitsuba Corp 減速機構付き電動モータ
JP4545428B2 (ja) 2003-12-16 2010-09-15 株式会社ミツバ 電動モータ
FR2865981B1 (fr) 2004-02-06 2006-04-21 Valeo Systemes Dessuyage Moto-reducteur notamment pour mecanisme d'essuie-glace de vehicule automobile
JP4658563B2 (ja) 2004-10-13 2011-03-23 パナソニック株式会社 画像データ処理装置及び画像データ処理方法
JP4319629B2 (ja) * 2005-01-21 2009-08-26 アスモ株式会社 ワイパモータ及びワイパ装置
EP1710893B1 (de) * 2005-04-06 2008-07-09 Siemens Aktiengesellschaft Bürstensystem für einen elektromotorischen Stellantrieb
CN101164219A (zh) * 2005-04-19 2008-04-16 株式会社美姿把 旋转电机
JP2007006688A (ja) * 2005-05-27 2007-01-11 Minebea-Matsushita Motor Corp 小型dcモータ
JP4638283B2 (ja) 2005-06-16 2011-02-23 株式会社ミツバ 多極モータ
JP2007014156A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Mitsuba Corp 電動モータ
JP4664154B2 (ja) * 2005-08-23 2011-04-06 アスモ株式会社 モータ
DE102005040647A1 (de) 2005-08-27 2007-03-08 Valeo Systèmes d`Essuyage Elektromotorischer Hilfsantrieb für Fahrzeuge
JP2007097352A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Mitsuba Corp 電動モータ
JP2007116829A (ja) 2005-10-20 2007-05-10 Mitsuba Corp 減速機構付モータ
JP4827492B2 (ja) 2005-10-27 2011-11-30 株式会社ミツバ 電動モータ
EP1944209A4 (en) 2005-10-31 2010-03-31 Mitsuba Corp ICE WIPER CONTROL METHOD AND ICE WIPER CONTROL SYSTEM
DE102005052675A1 (de) 2005-11-04 2007-05-10 Robert Bosch Gmbh Getriebe-Antriebseinheit mit Luftleitelementen
JP2007143208A (ja) * 2005-11-14 2007-06-07 Mitsuba Corp モータの製造方法
JP5006537B2 (ja) 2005-11-17 2012-08-22 株式会社ミツバ ワイパモータ
JP4957038B2 (ja) * 2006-03-27 2012-06-20 アイシン精機株式会社 ブラシホルダ及び直流ブラシモータ
JP5006592B2 (ja) * 2006-07-28 2012-08-22 株式会社ミツバ 減速機構付き電動モータ
JP5236872B2 (ja) * 2006-09-07 2013-07-17 株式会社小松製作所 作業車両
DE102006052812A1 (de) * 2006-11-09 2008-05-15 Robert Bosch Gmbh Gebläsevorrichtung
JP4981420B2 (ja) 2006-11-22 2012-07-18 株式会社ミツバ 減速機構付き電動モータ
JP2008148394A (ja) 2006-12-06 2008-06-26 Mitsuba Corp 減速機構付き電動モータ
EA009632B1 (ru) * 2006-12-07 2008-02-28 Сергей Анатольевич Гривин Коллекторная электрическая машина
JP5129477B2 (ja) 2006-12-21 2013-01-30 株式会社ミツバ ワイパモータ
DE102006060621A1 (de) 2006-12-21 2008-06-26 Robert Bosch Gmbh Elektrische Antriebsvorrichtung mit einer elektronischen Steuerungseinheit
JP4493665B2 (ja) 2007-01-19 2010-06-30 三菱電機株式会社 制御装置一体型回転電機の製造方法
JP4886546B2 (ja) * 2007-02-22 2012-02-29 株式会社ミツバ 減速機構付き電動モータ
US8283915B2 (en) 2007-03-07 2012-10-09 Asmo Co., Ltd. Sensor magnet device, gear mechanism and speed reducing electric motor
JP4333761B2 (ja) 2007-03-23 2009-09-16 三菱電機株式会社 電動パワーステアリング装置用モータおよびその製造方法
JP2008252970A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Mitsuba Corp モータ
JP5225600B2 (ja) * 2007-03-30 2013-07-03 株式会社ミツバ 電動モータ
JP2008253049A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Mitsuba Corp 電動モータ
JP2008259278A (ja) 2007-04-03 2008-10-23 Mitsuba Corp アマチュアの巻線方法、モータ装置および車両用ワイパ装置
RU2352047C2 (ru) * 2007-05-21 2009-04-10 Петр Игнатьевич Федотов Планетарный электромотор-редуктор с изменяющимся эксцентриситетом вращения сателлит-якоря
JP2008290615A (ja) 2007-05-25 2008-12-04 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置
JP5188885B2 (ja) 2007-06-28 2013-04-24 株式会社ミツバ モータ装置
ITBO20070575A1 (it) * 2007-08-07 2009-02-08 Spal Automotive Srl Macchina elettrica.
JP2009113555A (ja) 2007-11-02 2009-05-28 Mitsuba Corp ワイパ制御装置
JP4995700B2 (ja) 2007-11-13 2012-08-08 株式会社ミツバ 対向払拭型ワイパ装置
JP4995699B2 (ja) 2007-11-13 2012-08-08 株式会社ミツバ 対向払拭型ワイパ装置
JP4425306B2 (ja) 2007-11-13 2010-03-03 株式会社ミツバ 対向払拭型ワイパ装置
JP5087410B2 (ja) * 2008-01-16 2012-12-05 株式会社ミツバ 減速機構付き電動モータ
JP5022932B2 (ja) 2008-02-04 2012-09-12 株式会社ミツバ 電動モータ
JP5044438B2 (ja) 2008-02-19 2012-10-10 株式会社ミツバ 減速機構付きモータ
JP2009201277A (ja) 2008-02-22 2009-09-03 Mitsuba Corp 減速機構付き電動モータ
JP4997152B2 (ja) 2008-03-14 2012-08-08 株式会社ミツバ 電動モータおよびその製造方法
CN101978580B (zh) 2008-03-24 2014-04-30 株式会社美姿把 风挡刮水器电机
DE102008001359A1 (de) 2008-04-24 2009-10-29 Robert Bosch Gmbh Antriebsvorrichtung von Fahrzeugaggregaten
DE102008029463A1 (de) 2008-06-20 2009-12-24 Valeo Systèmes d'Essuyage Elektromotorischer Hilfsantrieb für Fahrzeuge
EP2302769A4 (en) 2008-06-30 2017-08-23 Mitsuba Corporation Electric motor
JP5231879B2 (ja) 2008-06-30 2013-07-10 株式会社ミツバ 電動モータ
JP5317754B2 (ja) 2008-06-30 2013-10-16 株式会社ミツバ 電動モータ
JP5414318B2 (ja) 2008-06-30 2014-02-12 株式会社ミツバ 電動モータ
JP5112200B2 (ja) 2008-07-10 2013-01-09 株式会社ミツバ ワイパモータ
JP2010057352A (ja) 2008-07-29 2010-03-11 Mitsuba Corp 電動モータ
DE102008042250A1 (de) 2008-09-22 2010-04-01 Robert Bosch Gmbh Motor-Getriebeeinheit
DE102008049369A1 (de) 2008-09-27 2010-04-01 Valeo Systèmes d'Essuyage Elektromotorischer Hilfsantrieb für Fahrzeuge
JP2010093890A (ja) 2008-10-06 2010-04-22 Mitsuba Corp 電動モータ
CN102171912B (zh) 2008-10-07 2013-09-04 株式会社美姿把 电动机及带减速器电机
JP2010093924A (ja) 2008-10-07 2010-04-22 Mitsuba Corp 速度切替え式電動モータ
JP2010093939A (ja) 2008-10-07 2010-04-22 Mitsuba Corp 電動モータ
JP5350019B2 (ja) 2008-10-14 2013-11-27 株式会社ミツバ 電動モータ
JP5225808B2 (ja) 2008-10-30 2013-07-03 株式会社ミツバ モータ
JP2010110111A (ja) 2008-10-30 2010-05-13 Mitsuba Corp 電動モータ
JP5188930B2 (ja) 2008-10-30 2013-04-24 株式会社ミツバ 電動モータ
JP5501691B2 (ja) 2008-11-14 2014-05-28 株式会社ミツバ 電動モータおよび電動モータの組付け方法
JP2010119276A (ja) 2008-11-14 2010-05-27 Mitsuba Corp 電動モータおよび電動モータの組付け方法
JP2010136588A (ja) 2008-12-08 2010-06-17 Mitsuba Corp アクチュエータ
JP2010141969A (ja) 2008-12-09 2010-06-24 Mitsuba Corp 減速機構付き電動モータ
JP2010148300A (ja) 2008-12-22 2010-07-01 Mitsuba Corp 減速機構付きモータ
JP5317751B2 (ja) 2009-02-19 2013-10-16 株式会社ミツバ モータおよびモータの組付け方法
JP5261226B2 (ja) 2009-02-19 2013-08-14 株式会社ミツバ モータ
JP5350031B2 (ja) 2009-03-16 2013-11-27 株式会社ミツバ ワイパモータ
JP2010283930A (ja) 2009-06-02 2010-12-16 Mitsuba Corp 電動モータ
JP5522978B2 (ja) 2009-06-12 2014-06-18 株式会社ミツバ 減速機構付き電動モータ
EP2461464B1 (en) 2009-07-30 2018-12-12 Mitsuba Corporation Motor with speed reduction mechanism
JP5501689B2 (ja) 2009-07-30 2014-05-28 株式会社ミツバ 電動モータ
JP5535543B2 (ja) * 2009-07-30 2014-07-02 株式会社ミツバ 電動モータ
JP2011057174A (ja) 2009-09-14 2011-03-24 Mitsuba Corp ワイパ制御装置
JP5507170B2 (ja) 2009-09-23 2014-05-28 株式会社ミツバ 減速機付き電動モータ
JP5164956B2 (ja) 2009-10-19 2013-03-21 株式会社ミツバ ワイパモータ
JP2010022200A (ja) 2009-10-27 2010-01-28 Mitsuba Corp ワイパモータ
JP5155981B2 (ja) 2009-10-27 2013-03-06 株式会社ミツバ 減速機構付きモータ
JP5097759B2 (ja) 2009-10-27 2012-12-12 株式会社ミツバ ワイパモータ
JP5006922B2 (ja) 2009-10-27 2012-08-22 株式会社ミツバ ワイパモータの巻線巻回方法及びワイパモータ
DE102009047209A1 (de) 2009-11-25 2011-05-26 Robert Bosch Gmbh Antriebseinheit und Scheibenwischerantrieb mit einer Antriebseinheit
JP5649318B2 (ja) 2010-03-16 2015-01-07 株式会社ミツバ 速度切替え式モータ
JP5452332B2 (ja) 2010-04-12 2014-03-26 株式会社ミツバ 減速機構付モータ
JP5595100B2 (ja) 2010-04-26 2014-09-24 株式会社ミツバ モータ装置
JP5491275B2 (ja) 2010-05-17 2014-05-14 株式会社ミツバ 減速機付きモータ
JP2011250659A (ja) 2010-05-31 2011-12-08 Mitsuba Corp ブラシ付き電動モータ
JP2012147519A (ja) 2011-01-07 2012-08-02 Mitsuba Corp モータ装置
JP5634328B2 (ja) 2011-05-27 2014-12-03 株式会社ミツバ モータ制御装置及びモータ制御方法
CN202364062U (zh) 2011-11-11 2012-08-01 株式会社美姿把 刮水器电动机
CN107317429A (zh) 2011-11-22 2017-11-03 株式会社美姿把 雨刮器控制电动机
JP5553859B2 (ja) 2012-05-31 2014-07-16 株式会社ミツバ 多極モータ
JP5619832B2 (ja) 2012-07-23 2014-11-05 株式会社ミツバ ワイパモータ
JP5715098B2 (ja) 2012-07-23 2015-05-07 株式会社ミツバ ワイパモータ

Also Published As

Publication number Publication date
US10348164B2 (en) 2019-07-09
JP6571823B2 (ja) 2019-09-04
EP2461464A4 (en) 2017-07-05
JP6462810B2 (ja) 2019-01-30
CN102474160B (zh) 2014-11-12
JPWO2011013629A1 (ja) 2013-01-07
JP2015155299A (ja) 2015-08-27
JP6001716B2 (ja) 2016-10-05
CN102474160A (zh) 2012-05-23
EP3468012B1 (en) 2021-03-03
US20180248448A1 (en) 2018-08-30
JP6306226B2 (ja) 2018-04-04
JP6297649B2 (ja) 2018-03-20
BR112012002026A2 (pt) 2017-06-13
EP3468012A1 (en) 2019-04-10
JP6297642B2 (ja) 2018-03-20
BR112012002026B1 (pt) 2020-02-04
US9979261B2 (en) 2018-05-22
JP2016208840A (ja) 2016-12-08
US20150180314A1 (en) 2015-06-25
JP2019193572A (ja) 2019-10-31
US20120119601A1 (en) 2012-05-17
US9000634B2 (en) 2015-04-07
WO2011013629A1 (ja) 2011-02-03
JP2017099279A (ja) 2017-06-01
JP2017221108A (ja) 2017-12-14
EP2461464A1 (en) 2012-06-06
RU2510561C2 (ru) 2014-03-27
JP2016226292A (ja) 2016-12-28
JP2018088822A (ja) 2018-06-07
JP2017046584A (ja) 2017-03-02
JP6793793B2 (ja) 2020-12-02
EP2461464B1 (en) 2018-12-12
RU2012107391A (ru) 2013-10-20
JP5726076B2 (ja) 2015-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6216025B2 (ja) 減速機構付き制御モータ
WO2013076815A1 (ja) ワイパモータ
US6734589B2 (en) Electric motor
US10320265B2 (en) Wiper motor
CN108141104B (zh) 刮水器直接驱动器
JP2011223778A (ja) 減速機構付モータ
JP5535543B2 (ja) 電動モータ
JP2010283930A (ja) 電動モータ
JP2009201277A (ja) 減速機構付き電動モータ
JP4159797B2 (ja) 電動モータ
CN202364062U (zh) 刮水器电动机
JPWO2013076815A1 (ja) ワイパモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170817

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6216025

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150