JP4425306B2 - 対向払拭型ワイパ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ウィンドシールドの中央部分で重なるよう配置される一対のワイパブレードを備えた対向払拭型ワイパ装置に関する。
従来、自動車等の車両には、ウィンドシールドに付着した雨や雪、前車の飛沫等の付着物を払拭して運転者の視界を確保するためにワイパ装置が設けられている。車両に設けられるワイパ装置としては、エンジンルーム内等におけるワイパ装置の装着スペースの狭小化に対応すべく、車両の左右側に正逆方向に回転する一対のモータを対向配置した対向払拭型ワイパ装置が知られている。この対向払拭型ワイパ装置は、各モータを正逆方向に回転することにより、ウィンドシールドの中央部分で重なるよう配置される一対のワイパブレードを往復払拭動作させるよう構成されている。したがって、対向払拭型ワイパ装置は、一のモータによりリンク機構を介して一対のワイパブレードを往復払拭動作させる一般的なワイパ装置(タンデム型ワイパ装置)に比して、リンク機構等の可動部を小さくすることができ、装着スペースの狭小化に対応することが可能となっている。
対向払拭型ワイパ装置としては、例えば、特許文献1に記載された技術が知られている。この特許文献1に記載された対向払拭型ワイパ装置は、運転席側(DR側)および助手席側(AS側)のモータをコントローラにより同期動作させており、これによりDR側およびAS側のワイパブレードをウィンドシールド上で相互に干渉することなく往復払拭動作できるようにしている。そして、各モータの同期動作は、各モータの回転に応じて出力されるパルス信号に基づいて行われ、コントローラは、検出したパルス信号による各ワイパブレードの実位置データ(実測値)と、不揮発性メモリ(ROM)に予め記憶された各ワイパブレードの基準位置データ(目標値)とを比較し、実測値が目標値に近付くよう各ワイパモータを回転制御するようにしている。
特開平11−301409号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載された対向払拭型ワイパ装置によれば、何らかの原因により配線が短絡する等してROMが故障するかまたはリセットされると、当該対向払拭型ワイパ装置の個々の車両へのレイアウトパターンにより設定される上述の目標値を失う場合があり、この場合には、各モータを正確に同期動作することができなくなる。その結果、各ワイパブレードの払拭範囲がずれてしまい、各ワイパブレードが相互に干渉したりする等の問題が生じ得る。
本発明の目的は、基準位置データを失った場合であっても、各ワイパブレードの干渉を防止することができる対向払拭型ワイパ装置を提供することにある。
本発明の対向払拭型ワイパ装置は、ウィンドシールドの中央部分で重なるよう配置される上側の第1ワイパブレードと下側の第2ワイパブレードとを備え、操作スイッチのオン操作により前記第1および第2ワイパブレードが格納位置から前記ウィンドシールドの下反転位置と上反転位置との間に移動し、前記下反転位置と前記上反転位置との間で往復払拭動作する対向払拭型ワイパ装置であって、前記第1ワイパブレードに駆動力を伝達する第1駆動力伝達機構と、前記第1駆動力伝達機構を駆動する第1出力軸および前記第1出力軸を回転駆動する第1回転軸を有する第1モータと、前記第1モータに設けられ、前記第1モータから発せられるモータ駆動信号を出力する第1信号出力手段と、前記第1信号出力手段からの出力信号が入力され、当該出力信号に基づいて前記第1モータを回転制御する第1制御装置と、前記第1制御装置に設けられ、前記第1ワイパブレードの前記ウィンドシールドに対する基準位置データを記憶する第1基準位置データ記憶部と、前記第1制御装置に設けられ、前記出力信号に基づいて得られる前記第1ワイパブレードの前記ウィンドシールドに対する実位置データを算出する第1実位置データ算出部と、前記第1制御装置に設けられ、前記実位置データおよび前記基準位置データに基づいて前記第1モータの動作角度範囲を算出する第1動作角度範囲算出部と、前記第1基準位置データ記憶部の異常状態を判定する第1異常状態判定部と、前記第2ワイパブレードに駆動力を伝達する第2駆動力伝達機構と、前記第2駆動力伝達機構を駆動する第2出力軸および前記第2出力軸を回転駆動する第2回転軸を有する第2モータと、前記第2モータに設けられ、前記第2モータから発せられるモータ駆動信号を出力する第2信号出力手段と、前記第2信号出力手段からの出力信号が入力され、当該出力信号に基づいて前記第2モータを回転制御する第2制御装置と、前記第2制御装置に設けられ、前記第2ワイパブレードの前記ウィンドシールドに対する基準位置データを記憶する第2基準位置データ記憶部と、前記第2制御装置に設けられ、前記出力信号に基づいて得られる前記第2ワイパブレードの前記ウィンドシールドに対する実位置データを算出する第2実位置データ算出部と、前記第2制御装置に設けられ、前記実位置データおよび前記基準位置データに基づいて前記第2モータの動作角度範囲を算出する第2動作角度範囲算出部と、前記第2基準位置データ記憶部の異常状態を判定する第2異常状態判定部と、前記第1制御装置と前記第2制御装置との間に電気的に接続され、前記各制御装置間でそれぞれの制御データを受け渡しする通信線とを備え、前記第1および第2動作角度範囲算出部は、前記第1および第2異常状態判定部のうちの少なくとも何れか一方が異常判定した場合に、前記第1および第2ワイパブレードの前記上下反転位置を前記格納位置側にずらすよう前記第1および第2モータの動作角度範囲を補正し、前記第2動作角度範囲算出部による補正量を前記第1動作角度範囲算出部による補正量よりも大きくしたことを特徴とする。
本発明の対向払拭型ワイパ装置は、前記第1信号出力手段は、前記第1出力軸の回転角度に応じてアナログ信号を出力する第1アナログ信号出力手段と、前記第1回転軸の回転状態に応じてパルス信号を出力する第1パルス信号出力手段とからなり、前記第2信号出力手段は、前記第2出力軸の回転角度に応じてアナログ信号を出力する第2アナログ信号出力手段と、前記第2回転軸の回転状態に応じてパルス信号を出力する第2パルス信号出力手段とからなることを特徴とする。
本発明の対向払拭型ワイパ装置は、前記第1および第2制御装置は、前記第1および第2動作角度範囲算出部による補正後でかつ前記操作スイッチがオフ操作された場合に、前記第1および第2ワイパブレードを補正後の下反転位置で停止させるよう前記第1および第2モータを回転制御することを特徴とする。
本発明によれば、第1および第2基準位置データ記憶部のうちの少なくとも何れか一方が異常状態の場合に、第1および第2動作角度範囲算出部により第1および第2ワイパブレードの上下反転位置を格納位置側にずらすよう第1および第2モータの動作角度範囲を補正し、第2動作角度範囲算出部による補正量を第1動作角度範囲算出部による補正量よりも大きくしたので、第1および第2基準位置データ記憶部にそれぞれ記憶された基準位置データを失った場合であっても、第1および第2ワイパブレードが相互に干渉することを防止できる。また、第1および第2ワイパブレードの払拭範囲全体が格納位置側にずれるので、第1および第2ワイパブレードが上反転位置側のウィンドシールドの支持枠等に干渉することを防止できるとともに、装置の異常状態を速やかに操作者に知らせることができる。
本発明によれば、第1および第2制御装置は、第1および第2動作角度範囲算出部による補正後でかつ操作スイッチがオフ操作された場合に、第1および第2ワイパブレードを補正後の下反転位置で停止させるよう第1および第2モータを回転制御するので、第1および第2モータの停止後においても、装置の異常状態を速やかに操作者に知らせることができる。
以下、本発明における対向払拭型ワイパ装置の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。図1は車両に搭載された本発明に係る対向払拭型ワイパ装置を説明する説明図を、図2は図1の対向払拭型ワイパ装置のワイパモータを説明する説明図を、図3は図1の対向払拭型ワイパ装置のブロック図を、図4はMRセンサの出力特性を説明する説明図をそれぞれ表している。
図1に示すように、車両10には、ウィンドシールドとしてのフロントガラス11が装着されており、このフロントガラス11は、車体ボディ12を形成する天井部12aおよび車両10の左右側に配置される一対のフロントピラー部12bによって支持されている。つまり、天井部12aとフロントピラー部12bとは、フロントガラス11を支持する支持枠となっている。
フロントガラス11の下端側には、当該フロントガラス11に付着した雨や雪、前車の飛沫等の付着物を払拭して、運転者の視界を確保するために対向払拭型ワイパ装置13が搭載されている。この対向払拭型ワイパ装置13は、車両10の運転席側(DR側)に配置されるDR側ワイパ装置14aと、車両10の助手席側(AS側)に配置されるAS側ワイパ装置14bとを備えており、ワイパ装置14a,14bは同様に構成され、車両10の左右側に相互に対向配置されている。
ワイパ装置14a,14bは、DR側ワイパブレード(第1ワイパブレード)15aおよびAS側ワイパブレード(第2ワイパブレード)15bを有しており、ワイパブレード15a,15bは、図1に示す停止状態において相互に格納位置に配置されるようになっている。当該停止状態において、DR側ワイパブレード15aはフロントガラス11の中央部分でAS側ワイパブレード15bの上側に所定の間隔をもって重なるよう配置されている。
ワイパブレード15a,15bは、DR側およびAS側ワイパアーム16a,16bの先端側に回動自在に装着されており、ワイパアーム16a,16bの基端側は、車両10に固定されたDR側およびAS側ピボット軸17a,17bに回動自在に装着されている。ワイパアーム16a,16bの基端側には、ワイパアーム16a,16bを揺動運動させるためのDR側およびAS側駆動ピン18a,18bが設けられており、駆動ピン18a,18bを、ピボット軸17a,17bを中心に正逆方向に所定角度範囲で往復移動させることにより、ワイパブレード15a,15bがフロントガラス11上のDR側およびAS側払拭範囲19a,19bを往復払拭動作するようになっている。
ワイパ装置14a,14bを構成するDR側ワイパモータ(第1モータ)20aおよびAS側ワイパモータ(第2モータ)20bは、DR側出力軸(第1出力軸)21aおよびAS側出力軸(第2出力軸)21bを備えており、出力軸21a,21bには、当該出力軸21a,21bの回転に伴い回転されるDR側およびAS側リンクプレート22a,22bの一端側が固定されている。
リンクプレート22a,22bと駆動ピン18a,18bとの間には、DR側およびAS側リンクロッド23a,23bが設けられ、リンクロッド23a,23bの両端側は、リンクプレート22a,22bおよび駆動ピン18a,18bの双方に回動自在に連結されている。ここで、本発明における第1駆動力伝達機構および第2動力伝達機構は、ワイパアーム16a,16b、リンクロッド23a,23bおよびリンクプレート22a,22bにより構成されている。
図2に示すように、ワイパモータ20a,20bは、DR側およびAS側モータ部24a,24bとDR側およびAS側ギヤケース部25a,25bとを備えている。モータ部24a,24bの内部には、DR側シャフト(第1回転軸)26aおよびAS側シャフト(第2回転軸)26bが回転自在に設けられており、シャフト26a,26bは、駆動電流の大きさに応じて所定の回転速度で回転するようになっている。
ギヤケース部25a,25bの内部には、DR側およびAS側減速機構27a,27bが収容されている。減速機構27a,27bは、シャフト26a,26bに一体に形成されたDR側およびAS側ウォーム28a,28bと出力軸21a,21bが中心に固定されたDR側およびAS側ウォームホイール29a,29bとによって構成されている。ウォームホイール29a,29bはギヤケース部25a,25bに回転自在に設けられ、ウォームホイール29a,29bおよびウォーム28a,28bは、相互に動力伝達可能に噛み合わされている。これにより、シャフト26a,26bの回転が所定速度にまで減速されて、この高トルク化された回転を出力軸21a,21bを介して外部に出力できるようになっている。
ギヤケース部25a,25bの内部には、図2中二点鎖線に示すようにDR側およびAS側制御基板30a,30bが設けられており、制御基板30a,30bには、出力軸21a,21bの回転角度に応じたアナログ信号(モータ駆動信号)を出力するDR側MRセンサ(第1信号出力手段,第1アナログ信号出力手段)31aおよびAS側MRセンサ(第2信号出力手段,第2アナログ信号出力手段)31bが設けられている。また、制御基板30a,30bには、シャフト26a,26bの回転状態に応じたパルス信号(モータ駆動信号)を出力するDR側ホールIC(第1信号出力手段,第1パルス信号出力手段)32aおよびAS側ホールIC(第2信号出力手段,第2パルス信号出力手段)32bが設けられている。さらに、制御基板30a,30bには、DR側制御装置(第1制御装置)33aおよびAS側制御装置(第2制御装置)33bが設けられており、制御装置33a,33bは、MRセンサ31a,31bおよびホールIC32a,32bからの出力信号を受けて、ワイパモータ20a,20bをそれぞれ回転制御するようになっている。
ここで、MRセンサ31a,31bは、ウォームホイール29a,29bに固定されたDR側およびAS側リングマグネット34a,34bの相対回転に応じて、連続的に電圧信号を出力するようになっている。また、ホールIC32a,32bは、シャフト26a,26bに固定されたDR側およびAS側多極マグネット35a,35bの相対回転に応じて、HighまたはLowの矩形波信号を出力するようになっている。
図2に示すように、DR側制御基板30aには、車載バッテリ等の電源36が電気的に接続されるとともに、車室内等(図示せず)に設けられるワイパスイッチ(操作スイッチ)37が電気的に接続されている。DR側制御基板30aおよびAS側制御基板30bは、通信線38により電気的に接続されており、この通信線38は、DR側制御装置33aとAS側制御装置33bとの間で制御データの受け渡しをするようになっており、また、当該制御データの受け渡しの他に、DR側制御基板30aを介して電源36とAS側制御基板30bとを電気的に接続するようになっている。
制御基板30a,30bに設けられる制御装置33a,33bは、図3に示すように構成されている。DR側およびAS側制御マップ格納部50a,50bには、ワイパブレード15a,15b(図1参照)の角度差やワイパブレード15a,15bのフロントガラス11上の任意位置における目標速度、また、ワイパブレード15a,15bへの負荷に応じたPWM駆動のためのDuty値等が格納されている。
DR側基準位置データ記憶部(第1基準位置データ記憶部)51aおよびAS側基準位置データ記憶部(第2基準位置データ記憶部)51bは、EEPROM等の不揮発性メモリにより構成されている。基準位置データ記憶部51a,51bには、MRセンサ31a,31bの個体差により生じるばらつきを抑えるために、MRセンサ31a,31bの電圧信号と、ホールIC32a,32bの矩形波信号との関係により得られるワイパモータ20a,20bの基準位置データ(基準角度)が格納されている。基準位置データ記憶部51a,51bに格納(記憶)される基準位置データは、ワイパ装置14a,14bの車両10へのレイアウトの状態を考慮して設定され、車両10にワイパ装置14a,14bを搭載した状態のもとで図1に示すような格納位置および下反転位置を基準位置データとして格納している。
MRセンサ31a,31bは図4に示すような特性を有している。つまり、MRセンサ31a,31bには、図中実線にて示した理論値に対して図中一点鎖線にて示すようなリニアリティエラーが存在する。このリニアリティエラーを吸収して正確な基準位置データを得るために、まず、ワイパブレード15a,15bを図1に示す格納位置に位置させて、当該位置におけるMRセンサ31a,31bの電圧信号V1を記憶させる。次いで、ワイパモータ20a,20bを自動または手動で作動させ、ホールIC32a,32bからの矩形波信号(パルス信号)をカウントしつつ、ワイパブレード15a,15bを下反転位置まで移動させる。この際、ワイパブレード15a,15bの下反転位置の精度はパルス信号のカウント数(積算値)により保証される。
その後、ワイパブレード15a,15bの下反転位置におけるMRセンサ31a,31bの電圧信号V2を記憶させる。つまり、ワイパモータ20a,20bの使用に先立ち、電圧信号V1,V2とパルス信号のカウント数との関係を基準位置データ記憶部51a,51bに格納しておき、この基準位置データに基づきワイパモータ20a,20bを制御するようにする。これにより、アナログ信号を出力するMRセンサ31a,31bのばらつきを抑えた状態のもとで、正確な基準位置データをワイパモータ20a,20bの制御に反映させることが可能となり、ワイパモータ20a,20bを精度良く制御できるようになる。
DR側故障検出部(第1異常状態判定部)52aおよびAS側故障検出部(第2異常状態判定部)52bは、所定周期で基準位置データ記憶部51a,51bにおける異常状態(故障)を検出するようになっている。つまり、故障検出部52a,52bは、基準位置データ記憶部51a,51bに格納された基準位置データの良否を判定するようになっている。
DR側実位置データ算出部(第1実位置データ算出部)53aおよびAS側実位置データ算出部(第2実位置データ算出部)53bは、MRセンサ31a,31bおよびホールIC32a,32bからの出力信号に基づいて所定の演算を行うことにより、ワイパブレード15a,15bのフロントガラス11に対する実際の位置を算出するようになっている。ここで、ワイパブレード15a,15bの実位置は、基準位置データ記憶部51a,51bに格納された基準位置データを基準位置として、ホールIC32a,32bからのパルス信号の積算値により算出するようになっている。
DR側角度範囲算出部(第1動作角度範囲算出部)54aおよびAS側角度範囲算出部(第2動作角度範囲算出部)54bは、故障検出部52a,52bの判定結果を受けてワイパモータ20a,20bの動作角度範囲を算出するようになっている。故障検出部52a,52bが正常判定した場合には、ワイパブレード15a,15bが図1に示す払拭範囲19a,19bを払拭するようワイパモータ20a,20bの動作角度範囲を設定する。一方、故障検出部52a,52bの何れか一方が異常判定した場合には、後述する図6および図7に示すようにワイパブレード15a,15bの払拭範囲を格納位置側に所定角度オフセットするようワイパモータ20a,20bの動作角度範囲を補正する。
DR側およびAS側駆動制御部55a,55bは、角度範囲算出部54a,54bからの制御信号を受けるとともに、制御マップ格納部50a,50bにおける制御マップを参照して最適なDuty値を選択するようになっている。ここで、駆動制御部55a,55bは、通信線38を介して相互の制御データ(特にワイパブレード15a,15bの位置データ)の送受信を行っており、相手方の制御データについても考慮して最適なDuty値を選択するようにしている。
そして、駆動制御部55a,55bにより得られた制御信号は、後段のDR側およびAS側駆動電流出力部56a,56bに出力され、駆動電流出力部56a,56bでは、駆動制御部55a,55bにより得た制御信号に基づいて、電源36からワイパモータ20a,20bに向けて駆動電流(供給電流)を出力するようになっている。
DR側およびAS側電圧検出部57a,57bは、MRセンサ31a,31bに電気的に接続され、MRセンサ31a,31bからの電圧信号を受けるようになっており、DR側およびAS側パルス検出部58a,58bは、ホールIC32a,32bに電気的に接続され、ホールIC32a,32bからのパルス信号を受けるようになっている。
次に、以上のように構成される対向払拭型ワイパ装置13の動作について、図5ないし図8に基づいて説明する。図5は図1の対向払拭型ワイパ装置の動作を示すフローチャートを、図6はDR側ワイパ装置の動作角度範囲の補正を説明する説明図を、図7はAS側ワイパ装置の動作角度範囲の補正を説明する説明図を、図8は図1の対向払拭型ワイパ装置における補正後の払拭範囲を説明する説明図をそれぞれ表している。
図5に示すように、イグニッションスイッチ(図示せず)をオン操作することによりシステム電源がオンされると(ステップS1)、対向払拭型ワイパ装置13の初期化処理、つまり、パルス信号のカウント値のリセット等が実行される(ステップS2)。次いで、ステップS3においてワイパモータ20a,20bの停止処理が実行されてステップS4に進む。ステップS4では、ワイパスイッチ37が操作者によりオン操作されたか否かを判定し、noと判定された場合にはyesと判定されるまでステップS3に戻る処理が繰り返される。
ワイパスイッチ37が操作者によりオン操作されてyesと判定されると、続くステップS5において往復払拭動作が開始される。ステップS5では、まず、ワイパモータ20a,20bをそれぞれ所定方向に回転制御し、ワイパブレード15a,15bを格納位置からフロントガラス11上の下反転位置と上反転位置との間に移動させ、その後、ワイパブレード15a,15bを払拭範囲19a,19bでそれぞれ往復払拭動作させる。なお、上下反転位置におけるワイパモータ20a,20bの反転動作は、パルス信号のカウント数(積算値)が所定のしきい値に達したことにより行われる。
続くステップS6では、故障検出部52a,52bにより基準位置データ記憶部51a,51bの異常状態を検出する検出動作を実行し、続くステップS7においては、故障検出部52a,52bにより基準位置データに異常があるか否かを判定する。ステップS7でnoと判定、つまり、基準位置データ記憶部51a,51bが何れも正常状態であり、基準位置データに異常が無いと判定した場合にはステップS8に進む。ステップS8では、操作者によるワイパスイッチ37のオン操作が継続されているか否かを判定し、未だワイパスイッチ37がオン状態である場合(no)には、その上流のステップS5に戻り、ワイパブレード15a,15bによる払拭範囲19a,19bでの往復払拭動作を継続する。
ステップS8において、操作者によりワイパスイッチ37がオフ操作されたと判定(yes)した場合にはステップS9に進み、ステップS9においては、ワイパモータ20a,20bを回転制御して、ワイパブレード15a,15bを格納位置に移動させる格納動作を実行する。そして、ワイパブレード15a,15bが格納位置にて停止されて、ワイパブレード15a,15bによる払拭範囲19a,19bでの往復払拭動作が終了する(ステップS10)。
ステップS7においてyesと判定、つまり、故障検出部52a,52bが基準位置データ記憶部51a,51bのうち少なくとも何れか一方が異常状態であると判定した場合には、ステップS11に進む。ここで、故障検出部52a,52bは、通信線38を介して相互の判定結果を監視しており、これにより、基準位置データ記憶部51a,51bのうち少なくとも何れか一方が異常状態であることを判定できるようになっている。
ステップS11では、角度範囲算出部54a,54bによるワイパモータ20a,20bの角度補正処理が実行される。ステップS11では、図6および図7における白抜矢印に示すように、ワイパブレード15a,15bの上下反転位置を格納位置側にαb(deg)およびβb(deg)ずらすよう、これに対応させてワイパモータ20a,20bの動作角度範囲をαm(deg)およびβm(deg)ずらす補正処理を実行する。
ここで、ワイパモータ20a,20bの補正量とワイパブレード15a,15bの補正量とは異なっている。これは、ワイパアーム16a,16b、リンクロッド23a,23bおよびリンクプレート22a,22bの長さ寸法や作動位置等によるもので、対向払拭型ワイパ装置13の車両10へのレイアウトの状態によって変化するようになっている。つまり、ワイパモータ20a,20bの補正量は、対向払拭型ワイパ装置13が搭載される車両毎に設定するようになっている。また、AS側角度範囲算出部54bによるワイパモータ20bの補正量βmは、DR側角度範囲算出部54aによるワイパモータ20aの補正量αmよりも大きく設定(βm>αm)されており、これにより補正後におけるワイパブレード15a,15bの下反転位置での角度差を十分に確保(図8中白抜矢印参照)し、両者が干渉することを回避している。
ステップS12では、ステップS11で設定された補正後の払拭範囲(図6および図7中破線参照)で、ステップS5と同様にワイパブレード15a,15bを往復払拭動作させる。ここで、ステップS12におけるワイパブレード15a,15bの往復払拭動作は、図8に示すようになる。図8中実線に示すように、補正後のDR側およびAS側払拭範囲は符号60a,60bのようになり、ワイパブレード15a,15bの上反転位置はそれぞれフロントガラス11上の中央部分寄り(格納位置寄り)にオフセット(白抜矢印参照)される。
続くステップS13では、操作者によるワイパスイッチ37のオン操作が継続されているか否かを判定し、未だワイパスイッチ37がオン状態である場合(no)には、その上流のステップS12戻り、ワイパブレード15a,15bによる払拭範囲60a,60bでの往復払拭動作を継続する。
ステップS13において、操作者によりワイパスイッチ37がオフ操作されたと判定(yes)した場合にはステップS14に進み、ステップS14においては、ワイパブレード15a,15bを、払拭範囲60a,60bの下反転位置(補正後の下反転位置)で停止するようワイパモータ20a,20bの下反転位置停止処理を実行する。そして、ワイパブレード15a,15bが下反転位置にて停止されて、ワイパブレード15a,15bによる払拭範囲60a,60bでの往復払拭動作が終了する(ステップS15)。
以上詳述したように、本実施の形態に係る対向払拭型ワイパ装置13によれば、基準位置データ記憶部51a,51bのうちの少なくとも何れか一方が異常状態の場合に、角度範囲算出部54a,54bによりワイパブレード15a,15bの上下反転位置を格納位置側にずらすようワイパモータ20a,20bの動作角度範囲を補正し、AS側角度範囲算出部54bによる補正量βmをDR側角度範囲算出部54aによる補正量αmよりも大きくしたので、基準位置データ記憶部51a,51bにそれぞれ記憶された基準位置データを失った場合であっても、ワイパブレード15a,15bが相互に干渉することを防止できる。また、ワイパブレード15a,15bの払拭範囲全体が格納位置側にずれるので、ワイパブレード15a,15bが上反転位置側にあるフロントピラー部12bに干渉することを防止できるとともに、対向払拭型ワイパ装置13の異常状態を速やかに操作者に知らせることができる。
さらに、本実施の形態に係る対向払拭型ワイパ装置13によれば、制御装置33a,33bは、角度範囲算出部54a,54bによる補正後でかつワイパスイッチ37がオフ操作された場合に、ワイパブレード15a,15bを補正後の下反転位置で停止させるようワイパモータ20a,20bを回転制御するので、ワイパモータ20a,20bの停止後においても、対向払拭型ワイパ装置13の異常状態を速やかに操作者に知らせることができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態においては、制御装置33a,33bは、角度範囲算出部54a,54bによる補正後でかつワイパスイッチ37がオフ操作された場合に、ワイパブレード15a,15bを補正後の下反転位置で停止させるものを示したが、本発明はこれに限らず、ワイパブレード15a,15bを格納位置で停止させるようにしても良い。
また、上記実施の形態においては、対向払拭型ワイパ装置13を、車両10のフロントガラス11を払拭するものに適用したものを示したが、本発明はこれに限らず、ウィンシールドとしてのリヤガラスを払拭する対向払拭型ワイパ装置にも適用することができる。
車両に搭載された本発明に係る対向払拭型ワイパ装置を説明する説明図である。 図1の対向払拭型ワイパ装置のワイパモータを説明する説明図である。 図1の対向払拭型ワイパ装置のブロック図である。 MRセンサの出力特性を説明する説明図である。 図1の対向払拭型ワイパ装置の動作を示すフローチャートである。 DR側ワイパ装置の動作角度範囲の補正を説明する説明図である。 AS側ワイパ装置の動作角度範囲の補正を説明する説明図である。 図1の対向払拭型ワイパ装置における補正後の払拭範囲を説明する説明図である。
符号の説明
10 車両
11 フロントガラス(ウィンドシールド)
12 車体ボディ
12a 天井部
12b フロントピラー部
13 対向払拭型ワイパ装置
14a DR側ワイパ装置
14b AS側ワイパ装置
15a DR側ワイパブレード(第1ワイパブレード)
15b AS側ワイパブレード(第2ワイパブレード)
16a DR側ワイパアーム(第1駆動力伝達機構)
16b AS側ワイパアーム(第2駆動力伝達機構)
17a DR側ピボット軸
17b AS側ピボット軸
18a DR側駆動ピン
18b AS側駆動ピン
19a DR側払拭範囲(正常時)
19b AS側払拭範囲(正常時)
20a DR側ワイパモータ(第1モータ)
20b AS側ワイパモータ(第2モータ)
21a DR側出力軸(第1出力軸)
21b AS側出力軸(第2出力軸)
22a DR側リンクプレート(第1駆動力伝達機構)
22b AS側リンクプレート(第2駆動力伝達機構)
23a DR側リンクロッド(第1駆動力伝達機構)
23b AS側リンクロッド(第2駆動力伝達機構)
24a DR側モータ部
24b AS側モータ部
25a DR側ギヤケース部
25b AS側ギヤケース部
26a DR側シャフト(第1回転軸)
26b AS側シャフト(第2回転軸)
27a DR側減速機構
27b AS側減速機構
28a DR側ウォーム(減速機構)
28b AS側ウォーム(減速機構)
29a DR側ウォームホイール(減速機構)
29b AS側ウォームホイール(減速機構)
30a DR側制御基板
30b AS側制御基板
31a DR側MRセンサ(第1信号出力手段,第1アナログ信号出力手段)
31b AS側MRセンサ(第2信号出力手段,第2アナログ信号出力手段)
32a DR側ホールIC(第1信号出力手段,第1パルス信号出力手段)
32b AS側ホールIC(第2信号出力手段,第2パルス信号出力手段)
33a DR側制御装置(第1制御装置)
33b AS側制御装置(第2制御装置)
34a DR側リングマグネット
34b AS側リングマグネット
35a DR側多極マグネット
35b AS側多極マグネット
36 電源
37 ワイパスイッチ(操作スイッチ)
38 通信線
50a DR側制御マップ格納部
50b AS側制御マップ格納部
51a DR側基準位置データ記憶部(第1基準位置データ記憶部)
51b AS側基準位置データ記憶部(第2基準位置データ記憶部)
52a DR側故障検出部(第1異常状態判定部)
52b AS側故障検出部(第2異常状態判定部)
53a DR側実位置データ算出部(第1実位置データ算出部)
53b AS側実位置データ算出部(第2実位置データ算出部)
54a DR側角度範囲算出部(第1動作角度範囲算出部)
54b AS側角度範囲算出部(第2動作角度範囲算出部)
55a DR側駆動制御部
55b AS側駆動制御部
56a DR側駆動電流出力部
56b AS側駆動電流出力部
57a DR側電圧検出部
57b AS側電圧検出部
58a DR側パルス検出部
58b AS側パルス検出部
60a DR側払拭範囲(異常時)
60b AS側払拭範囲(異常時)

Claims (3)

  1. ウィンドシールドの中央部分で重なるよう配置される上側の第1ワイパブレードと下側の第2ワイパブレードとを備え、操作スイッチのオン操作により前記第1および第2ワイパブレードが格納位置から前記ウィンドシールドの下反転位置と上反転位置との間に移動し、前記下反転位置と前記上反転位置との間で往復払拭動作する対向払拭型ワイパ装置であって、
    前記第1ワイパブレードに駆動力を伝達する第1駆動力伝達機構と、
    前記第1駆動力伝達機構を駆動する第1出力軸および前記第1出力軸を回転駆動する第1回転軸を有する第1モータと、
    前記第1モータに設けられ、前記第1モータから発せられるモータ駆動信号を出力する第1信号出力手段と、
    前記第1信号出力手段からの出力信号が入力され、当該出力信号に基づいて前記第1モータを回転制御する第1制御装置と、
    前記第1制御装置に設けられ、前記第1ワイパブレードの前記ウィンドシールドに対する基準位置データを記憶する第1基準位置データ記憶部と、
    前記第1制御装置に設けられ、前記出力信号に基づいて得られる前記第1ワイパブレードの前記ウィンドシールドに対する実位置データを算出する第1実位置データ算出部と、
    前記第1制御装置に設けられ、前記実位置データおよび前記基準位置データに基づいて前記第1モータの動作角度範囲を算出する第1動作角度範囲算出部と、
    前記第1基準位置データ記憶部の異常状態を判定する第1異常状態判定部と、
    前記第2ワイパブレードに駆動力を伝達する第2駆動力伝達機構と、
    前記第2駆動力伝達機構を駆動する第2出力軸および前記第2出力軸を回転駆動する第2回転軸を有する第2モータと、
    前記第2モータに設けられ、前記第2モータから発せられるモータ駆動信号を出力する第2信号出力手段と、
    前記第2信号出力手段からの出力信号が入力され、当該出力信号に基づいて前記第2モータを回転制御する第2制御装置と、
    前記第2制御装置に設けられ、前記第2ワイパブレードの前記ウィンドシールドに対する基準位置データを記憶する第2基準位置データ記憶部と、
    前記第2制御装置に設けられ、前記出力信号に基づいて得られる前記第2ワイパブレードの前記ウィンドシールドに対する実位置データを算出する第2実位置データ算出部と、
    前記第2制御装置に設けられ、前記実位置データおよび前記基準位置データに基づいて前記第2モータの動作角度範囲を算出する第2動作角度範囲算出部と、
    前記第2基準位置データ記憶部の異常状態を判定する第2異常状態判定部と、
    前記第1制御装置と前記第2制御装置との間に電気的に接続され、前記各制御装置間でそれぞれの制御データを受け渡しする通信線とを備え、
    前記第1および第2動作角度範囲算出部は、前記第1および第2異常状態判定部のうちの少なくとも何れか一方が異常判定した場合に、前記第1および第2ワイパブレードの前記上下反転位置を前記格納位置側にずらすよう前記第1および第2モータの動作角度範囲を補正し、前記第2動作角度範囲算出部による補正量を前記第1動作角度範囲算出部による補正量よりも大きくしたことを特徴とする対向払拭型ワイパ装置。
  2. 請求項1記載の対向払拭型ワイパ装置において、
    前記第1信号出力手段は、前記第1出力軸の回転角度に応じてアナログ信号を出力する第1アナログ信号出力手段と、前記第1回転軸の回転状態に応じてパルス信号を出力する第1パルス信号出力手段とからなり、
    前記第2信号出力手段は、前記第2出力軸の回転角度に応じてアナログ信号を出力する第2アナログ信号出力手段と、前記第2回転軸の回転状態に応じてパルス信号を出力する第2パルス信号出力手段とからなることを特徴とする対向払拭型ワイパ装置。
  3. 請求項1または2記載の対向払拭型ワイパ装置において、前記第1および第2制御装置は、前記第1および第2動作角度範囲算出部による補正後でかつ前記操作スイッチがオフ操作された場合に、前記第1および第2ワイパブレードを補正後の下反転位置で停止させるよう前記第1および第2モータを回転制御することを特徴とする対向払拭型ワイパ装置。
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