JP5350031B2 - ワイパモータ - Google Patents

ワイパモータ Download PDF

Info

Publication number
JP5350031B2
JP5350031B2 JP2009062410A JP2009062410A JP5350031B2 JP 5350031 B2 JP5350031 B2 JP 5350031B2 JP 2009062410 A JP2009062410 A JP 2009062410A JP 2009062410 A JP2009062410 A JP 2009062410A JP 5350031 B2 JP5350031 B2 JP 5350031B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
wiper
auxiliary pole
torque
armature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009062410A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010220329A (ja
Inventor
竜一 高草木
哲 神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Priority to JP2009062410A priority Critical patent/JP5350031B2/ja
Publication of JP2010220329A publication Critical patent/JP2010220329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5350031B2 publication Critical patent/JP5350031B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dc Machiner (AREA)

Description

本発明は、車両のウインドシールドを払拭するワイパ装置に用いられるワイパモータに関する。
自動車等の車両には、フロントガラス(ウインドシールド)に付着した雨滴等を払拭するためにワイパ装置が設けられている。ワイパ装置は、車体に揺動自在に支持されるワイパアームと、ワイパアームを駆動するワイパモータとを有している。ワイパアームの先端には、ワイパブレードが取り付けられる。ワイパモータが作動するとワイパブレードがガラス面上を揺動し、ガラス面上の雨滴等を払拭する。
このようなワイパ装置にて使用されるワイパモータは、雨滴払拭時など通常のワイパ動作が行われる低電流域のワイパ動作点付近を基準に設計されている。その一方、ワイパ装置には降雪等により高負荷が加わる場合があり、その際には、ワイパモータは高電流域にて動作する。図10は、ワイパモータにおける電流と出力トルクとの関係を示す説明図であり、図10に実線にて示したように、ワイパモータの出力トルクは電流量の増加、つまり、負荷の増加に伴って増大する。
特開2007-143278号公報 特開2008-126848号公報
ところが、ワイパモータは前述のように低電流域を基準に設計されているため、高電流域では必要以上に大きなトルクが発生する。このため、高電流域の大きなトルクに対する強度を確保する必要があり、ワイパ装置のブラケットなどを強固にしなければならず、システムの小型軽量化を妨げる要因の一つとなるという問題があった。
この場合、高電流域の出力トルクを抑制しようとすると、通常、図10に破線にて示したように、動作点付近(低電流域)のトルクも下がってしまう。すなわち、高電流域の出力トルクのみを抑制することは困難である。従って、一般的なモータ設計手法では、低電流域のトルクを確保しつつ、高電流域のトルクのみを抑制するという、図10に一点鎖線にて示したような理想的なモータ特性を得ることができないという問題があった。
本発明の目的は、低電流域での出力トルクを確保したまま、高電流域の出力トルクを低減できるワイパ装置用の電動モータを提供することにある。
本発明のワイパモータは、車両のウインドシールドを払拭するワイパ装置を駆動するワイパモータであって、円筒形状に形成されたモータヨークと、前記モータヨーク内に配置され、該モータヨークに回転自在に支持されたアーマチュアと、前記モータヨークの内面に固定される複数個のマグネットと、前記マグネットの間に配置され、高電流域における当該ワイパモータの出力トルクを抑制する磁性体製の補助極と、前記補助極の周方向片側に突設され、該補助極の本体から周方向に延びる爪状の突起と、を有し、前記マグネットは、前記突起と前記モータヨークとの間に嵌合固定され、前記補助極は、隣接する前記マグネットの間に空隙をあけることなく配置される一方、該ワイパモータが遅角設定となるように、前記アーマチュア側から見た該補助極の磁気的中心が前記マグネットの減磁側に配置されることを特徴とする。
本発明にあっては、磁性体製の補助極をマグネット間に設けることにより、アーマチュア巻線のインダクタンスが増加し、電機子反作用が増加する。特に、高電流域(例えば、15A以上)においては、インダクタンス増加の影響が大きく、その分、出力トルクの低下量が大きくなる。それに対し、低電流域では電流値が低いため、電機子反作用の影響が小さく、補助極なしの場合とほぼ等価な出力トルクとなる。従って、動作点付近(低電流域)のトルクを確保しつつ、高電流域のトルクを低減することができ、ワイパモータとして好適な出力トルクを得ることが可能となる。
また、本発明によるワイパモータでは、前記補助極を前記マグネットの減磁側に配置することにより、補助極が遅角設定となり、高電流域のトルクが低下する。従って、低電流域のトルクを補助極なしのモータと同等に維持しつつ、高電流域でのトルク低減を図ることが可能となる。また、モータ内の他の部品を変更することなく、補助極を遅角状態に設定でき、コストアップを招来することなく、モータ特性を改善できる。
さらに、本発明によるワイパモータでは、前記補助極に周方向に延びる爪状の突起を設け、前記突起と前記モータヨークとの間に前記マグネットを嵌合固定することにより、接着剤を用いることなくマグネットをモータヨークの内面に固定でき、接着点数を減少させ、工数の削減を図ることが可能になる。
本発明によれば、車両のウインドシールドを払拭するワイパ装置を駆動するワイパモータにて、モータヨークの内面に固定されたマグネットの間に、高電流域における当該ワイパモータの出力トルクを抑制する磁性体製の補助極を配置したので、低電流域のトルクを確保しつつ、高電流域のトルクを低減することができ、ワイパモータとして好適な出力トルクを得ることが可能となる。このため、降雪時等に高負荷・高電流域で動作しても、過大ではない好適なトルクを出力でき、ブラケットなどを強固なものにする必要がなく、部品の耐トルク強度が緩和され、システムの小型軽量化を図ることが可能となる。
本発明の実施例1であるワイパモータを備えたワイパ装置の概略を示す説明図である。 図1に示したワイパモータの詳細を示す断面図である。 ワイパモータの断面構造を示す説明図である。 補助極の有無によるモータ特性の違いを示す説明図である。 本発明の実施例2であるワイパモータの断面構造を示す説明図である。 図3のワイパモータのように補助極を設けた場合と、減磁側に補助極を設けた場合のモータ特性の違いを示す説明図である。 本発明の実施例3である補助極の構成を示す説明図である。 補助極構成の変形例を示す説明図である。 補助極構成の他の変形例を示す説明図である。 従来のワイパモータにおける電流と出力トルクとの関係を示す説明図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1であるワイパモータを備えたワイパ装置の概略を示す説明図である。図1に示す車両11には、フロントガラス(ウインドシールド)12に付着した雨水や埃等を払拭して運転者の視界を確保するために、ワイパ装置13が設けられている。このワイパ装置13はいわゆるタンデム型となっており、車体14には、回転自在に支持された2つのワイパ軸15a,15bが設けられている。各ワイパ軸15a,15bにはそれぞれ、ワイパアーム16a,16bが固定されている。ワイパアーム16a,16bの先端部にはそれぞれ、ワイパブレード17a,17bが取り付けられている。ワイパアーム16a,16bの基端部には図示しないスプリングが装着されており、このスプリングのばね力により、ワイパブレード17a,17bはフロントガラス12に押し付けられている。
ワイパ装置13には、その駆動源としてワイパモータ18が設けられている。ワイパモータ18は、出力軸18aを有しており、出力軸18aはリンク機構19を介してワイパ軸15a,15bに連結されている。ワイパモータ18が作動すると、ワイパアーム16a,16bが所定の角度範囲で揺動運動する。これにより、ワイパブレード17a,17bが、上反転位置と下反転位置との間の払拭範囲12a,12bを揺動運動し、フロントガラス12に付着した雨水や雪、埃等が払拭される。
図2は、図1に示したワイパモータの詳細を示す断面図である。図2に示すように、ワイパモータ18は、鋼材により底付き円筒形状に形成されたモータヨーク(継鉄)21を有している。モータヨーク21の内面には、4つのマグネット22が回転方向(周方向)に並べて装着されている。マグネット22は断面円弧状の永久磁石となっており、モータヨーク21の内側にN極とS極とが回転方向に交互に並ぶように配置されている。これらのマグネット22により、モータヨーク21の内面には4つの磁極を備えた界磁部が構成される。
モータヨーク21の内部にはアーマチュア(電機子)23が設けられている。アーマチュア23はアーマチュアシャフト24を有しており、アーマチュアシャフト24は、軸受25を介してモータヨーク21に回転自在に支持されている。これにより、アーマチュア23は、モータヨーク21の内部に回転自在に配置される。なお、符号26は、アーマチュアシャフト24を軸方向に支持する支持球であり、この支持球26によって、アーマチュアシャフト24の軸方向への移動が規制されている。
アーマチュアシャフト24には、アーマチュアコア27が固定されている。アーマチュアコア27はモータヨーク21の内部に位置し、微小隙間(エアギャップ)を介してマグネット22と対向している。アーマチュアコア27には、回転方向に並ぶ18個のスロット28が形成されている。スロット28には、複数個のスロットを跨ぐように導線を重ね巻することにより巻線29が装着されている。
アーマチュアシャフト24にはさらに、アーマチュアコア27に隣接して整流子(コンミテータ)31が固定されている。整流子31は、互いに絶縁された状態で回転方向に並べて配置される18個の整流子片を備えている。各整流子片はそれぞれ、アーマチュアコア27に巻装された巻線29と電気的に接続されている。巻線29に駆動電流を供給するため、ワイパモータ18には32が設けられている。ブラシ32は、ブラシホルダ34に支持されると共に、スプリング35によって整流子31に向けて付勢されており、整流子片に摺接している。
一方、モータヨーク21には、ギヤケース41が固定されている。ギヤケース41には、アーマチュアシャフト24の回転を減速する減速機構42が収容されている。アーマチュアシャフト24はギヤケース41の内部に突出し、このアーマチュアシャフト24のギヤケース41の内部に突出する部分の外周面にはウォーム43が一体的に形成されている。ウォーム43は、アーマチュアシャフト24と共に回転する。ギヤケース41には、ウォームホイール44が回転自在に収容されている。ウォーム43はウォームホイール44に噛み合わされ、ウォーム43とウォームホイール44とにより減速機構42が構成されている。ウォームホイール44の中心軸上には、前述のリンク機構19が連結される出力軸18aが固定されている。これにより、アーマチュアシャフト24の回転が減速機構42により所定の回転数にまで減速されて出力軸18aから出力される。
ギヤケース41の内部には、ワイパモータ18の作動を制御する制御基板45が収容されている。制御基板45は、配線により、図示しないワイパスイッチや車載バッテリ(電源)等に接続されている。運転者等によりワイパスイッチが操作されると、制御基板45からブラシ32に駆動電流が供給され、これによりワイパモータ18が作動する。制御基板45にはまた、アーマチュアシャフト24に固定された回転検出用マグネット46に対向するホールセンサ(図示せず)が設けられている。制御基板45は、ホールセンサにより検出されるアーマチュアシャフト24の回転数に基づいて、ワイパモータ18の作動制御を行う。
ここで、本発明のワイパモータ18では、マグネット22の間に補助極47が取り付けられている。図3は、ワイパモータ18の断面構造を示す説明図である。補助極47は、鉄等の磁性体にて形成されており、図3に示すように、隣接するマグネット22の間に空隙をあけることなく配置されている。このような補助極47をマグネット22間に設けると、アーマチュア巻線29のインダクタンスが増加し、電機子反作用が増加する。特に、高電流域(例えば、15A以上)においては、インダクタンス増加の影響が大きく、その分、出力トルクの低下量が大きくなる。一方、動作点付近は電流値が低いため、電機子反作用の影響が小さく、補助極なしの場合とほぼ等価な出力トルクとなる。
図4は、補助極の有無によるモータ特性の違いを示す説明図である。図4に示すように、補助極を設けたワイパモータでは、出力トルクが15A以上の高電流域で顕著に低下し、図10に一点鎖線にて示した理想的な特性に近いモータ特性が得られる。このため、動作点付近(低電流域)のトルクを確保しつつ、高電流域のトルクを低減することができ、設計思想通りの出力トルクを得ることが可能となる。また、降雪時等に高負荷・高電流域で動作しても、過大ではない好適なトルクを出力できるので、ブラケットなどを強固なものにする必要がなく、部品の耐トルク強度が緩和され、システムの小型軽量化を図ることが可能となる。
なお、図3のように磁性体をマグネット22間に配置する構造では、モータに進角を設定するとリラクタンストルクが発生し、高電流域のトルク低減効果が小さくなる。これに対し、遅角を設定すると、負のリラクタンストルクが発生するため、高電流域のトルクが低減し、補助極47によるトルクダウン効果が増大する。従って、ワイパモータ18では、補助極47による作用をさらに効果的に生かすべく、モータを遅角設定とすることが好ましい。
次に、本発明の実施例2であるワイパモータ51について説明する。図5は、ワイパモータ51の断面構造を示す説明図である。なお、以下の実施例では、実施例1と同様の部材、部分については同一の符号を付し、その説明は省略する。
図5に示すように、ワイパモータ51では、補助極52がマグネット22の減磁側に偏って配置されている。すなわち、各マグネット22の回転方向前方側に接するように補助極52が設けられており、隣接するマグネット22と補助極52との間には空隙53が形成されている。前述のように、マグネット22間に補助極47を配置した図3のような構成の場合、モータを遅角状態に設定することにより、高電流域でのトルク低減効果を増強することができるが、既存モータでの進角変更(遅角設定)は、ブラシホルダやアーマチュアッセンブリの変更を伴う場合がある。
そこで、図5のように、補助極52をマグネット22の減磁側に偏倚させて配置すると、補助極52の設置によりモータが遅角状態に設定され、モータ作動時に負のリラクタンストルクが発生し、電機子反作用が増加する。このため、補助極による電機子反作用増加+負のリラクタンストルクにより、高電流域のトルクが低減し、低電流域のトルクを確保したまま、高電流域のトルクを低減させることが可能となる。図6は、図3のように補助極を設けた場合と、減磁側に補助極を設けた場合のモータ特性の違いを示す説明図である。図6に示すように、図3のように補助極47を設けた場合(遅角設定なし)に比して、補助極52を減磁側に配置した実施例2の構成では、高電流域のトルクをさらに効果的に低下させることが可能となる。
このように、ワイパモータ51では、図5のような補助極配置により、図3の構成+遅角設定と同等の効果を得ることができる。つまり、補助極52を減磁側に偏らせて配置することにより、ブラシホルダ等の変更なしにモータが遅角設定状態となり、低電流域のトルクを補助極なしのモータと同等に維持しつつ、高電流域のトルクを低減することが可能となる。従って、前述同様、部品の耐トルク強度が緩和され、システムの小型軽量化を図ることが可能となる。また、既存品の構造を大きく変えることなく理想的なモータ特性を実現でき、コストアップを招来することなく、システムの小型軽量化が達成される。
さらに、本発明の実施例3として、補助極に爪状の突起を設けてマグネットホルダを兼用させた構成について説明する。図7は、実施例3である補助極61の構成を示す説明図である。図7に示すように、補助極61には、その内周側の部位に、周方向に突出する形でマグネット保持爪(突起)62が設けられている。補助極61は、実施例1の補助極47と同様に、マグネット22の間に空隙を設けずに配置されており、マグネット保持爪62は、補助極61の本体部61aから周方向両側に向かって突設されている。
通常、マグネット22と補助極47は、モータヨーク21の内面に接着剤にて接着固定されている。これに対し、実施例3のワイパモータでは、補助極61をモータヨーク内面に接着固定し、その後、対向するマグネット保持爪62の間にマグネット22を嵌合装着する。すなわち、マグネット22は、接着剤を用いることなく、マグネット保持爪62とモータヨーク21の内面との間に嵌合固定される。従って、従来のワイパモータに比して、接着点数を減少させることができ、工数の削減を図ることが可能になる。
また、図8のように、実施例2の補助極52に対応して、周方向片側に突出する形でマグネット保持爪63を設けた補助極64を用いても良い。さらに、図9(a)のように、マグネット保持爪65を周方向片側に突出する形で設けた補助極66を、マグネット22間に空隙を設けずに配置しても良い。この場合、隣接するマグネット22の増磁側に補助極66が接触するが、図9(b)に示すように、アーマチュア23側から見た磁気的中心が減磁側に存在していれば、実施例2のような遅角設定効果を得ることができる。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前述の実施例においては、モータ極数つまり界磁部の極数が4極の場合が示されているが、極数はこれに限らず、4極以外の構成のモータにも本発明は適用可能である。また、アーマチュア23のスロット数も前述の個数には限定されない。
11 車両
12 フロントガラス
12a,12b 払拭範囲
13 ワイパ装置
14 車体
15a,15b ワイパ軸
16a,16b ワイパアーム
17a,17b ワイパブレード
18 ワイパモータ
18a 出力軸
19 リンク機構
21 モータヨーク
22 マグネット
23 アーマチュア
24 アーマチュアシャフト
25 軸受
26 支持球
27 アーマチュアコア
28 スロット
29 巻線
31 整流子
32 ブラシ
34 ブラシホルダ
35 スプリング
41 ギヤケース
42 減速機構
43 ウォーム
44 ウォームホイール
45 制御基板
46 回転検出用マグネット
47 補助極
51 ワイパモータ
52 補助極
53 空隙
61 補助極
61a 本体部
62 マグネット保持爪(突起)
63 マグネット保持爪(突起)
64 補助極
65 マグネット保持爪(突起)
66 補助極

Claims (1)

  1. 車両のウインドシールドを払拭するワイパ装置を駆動するワイパモータであって、
    円筒形状に形成されたモータヨークと、
    前記モータヨーク内に配置され、該モータヨークに回転自在に支持されたアーマチュアと、
    前記モータヨークの内面に固定される複数個のマグネットと、
    前記マグネットの間に配置され、高電流域における当該ワイパモータの出力トルクを抑制する磁性体製の補助極と
    前記補助極の周方向片側に突設され、該補助極の本体から周方向に延びる爪状の突起と、を有し、
    前記マグネットは、前記突起と前記モータヨークとの間に嵌合固定され、
    前記補助極は、隣接する前記マグネットの間に空隙をあけることなく配置される一方、該ワイパモータが遅角設定となるように、前記アーマチュア側から見た該補助極の磁気的中心が前記マグネットの減磁側に配置されることを特徴とするワイパモータ。
JP2009062410A 2009-03-16 2009-03-16 ワイパモータ Expired - Fee Related JP5350031B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009062410A JP5350031B2 (ja) 2009-03-16 2009-03-16 ワイパモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009062410A JP5350031B2 (ja) 2009-03-16 2009-03-16 ワイパモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010220329A JP2010220329A (ja) 2010-09-30
JP5350031B2 true JP5350031B2 (ja) 2013-11-27

Family

ID=42978559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009062410A Expired - Fee Related JP5350031B2 (ja) 2009-03-16 2009-03-16 ワイパモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5350031B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4949495B2 (ja) * 2009-05-15 2012-06-06 株式会社日本自動車部品総合研究所 回転検出装置
EP3468012B1 (en) 2009-07-30 2021-03-03 Mitsuba Corporation Motor with speed reduction mechanism
US10320265B2 (en) 2009-07-30 2019-06-11 Mitsuba Corporation Wiper motor
JP6664878B2 (ja) * 2015-02-17 2020-03-13 株式会社ミツバ モータ装置及びワイパ装置
JP2019088086A (ja) * 2017-11-06 2019-06-06 株式会社スタンダードモータジャパン モータ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4835721B1 (ja) * 1970-09-11 1973-10-30
EP0112636B1 (en) * 1982-11-22 1987-03-18 LUCAS INDUSTRIES public limited company Permanent magnet rotary dynamo electric machine
JP2594922B2 (ja) * 1986-11-05 1997-03-26 株式会社日立製作所 永久磁石界磁式電動機の運転方法
GB8724000D0 (en) * 1987-10-13 1987-11-18 Lucas Ind Plc Permanent magnet machines
JP5006537B2 (ja) * 2005-11-17 2012-08-22 株式会社ミツバ ワイパモータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010220329A (ja) 2010-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5006537B2 (ja) ワイパモータ
US10116186B2 (en) Brushless wiper motor
JP4981420B2 (ja) 減速機構付き電動モータ
JP5350031B2 (ja) ワイパモータ
WO2015005445A1 (ja) 電動モータ
JP2007202391A (ja) 速度切り替え式モータ
WO2015146868A1 (ja) ワイパシステム制御方法及びワイパシステム制御装置
JP5979924B2 (ja) ワイパ装置
JP5619413B2 (ja) 電動モータ
JP5225600B2 (ja) 電動モータ
JP5097759B2 (ja) ワイパモータ
US10040426B2 (en) Brushless wiper motor
JP5006922B2 (ja) ワイパモータの巻線巻回方法及びワイパモータ
JP5619832B2 (ja) ワイパモータ
JP5155981B2 (ja) 減速機構付きモータ
JP5715098B2 (ja) ワイパモータ
JP2010022200A (ja) ワイパモータ
JP2010283930A (ja) 電動モータ
JP6095510B2 (ja) ワイパモータ
JP5766072B2 (ja) ワイパ制御装置
JP6640586B2 (ja) ブラシレスモータ
JP4298991B2 (ja) ワイパ装置の制御方法及びワイパ装置並びに減速機構付きモータ
JP5138951B2 (ja) モータ
JP6091086B2 (ja) モータ装置
JP2010093924A (ja) 速度切替え式電動モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130501

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130621

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130730

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130821

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5350031

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees