JP6664878B2 - モータ装置及びワイパ装置 - Google Patents

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    • B60S1/08Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by the drive electrically driven

Description

本発明は、ワイパアームを動作させるモータ装置及びワイパ装置に関する。
従来、自動車等の車両には、車体に設けられるウィンドシールドに付着した雨水等の付着物を払拭し、運転者の視界を確保するワイパ装置が搭載されている。このワイパ装置は、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載されたワイパ装置は、ワイパアームとモータ装置とを有する。モータ装置は、モータ本体と減速部とを有し、モータ本体は回転軸を備えている。減速部は、モータ本体に固定されるギヤハウジングと、ギヤハウジングの内外に亘って設けた出力軸と、ギヤハウジング内に設けられ、かつ、出力軸と共に一体回転するウォームホイールと、を備えている。ウォームホイールの外周にギヤが形成され、回転軸の外周面に形成されたウォームギヤは、ギヤに噛み合っている。減速部は、回転軸の回転速度に対して出力軸の回転速度を減速する。
また、ギヤハウジングの外面から連続して3本の固定足が設けられており、3本の固定足はボルトを用いて車体パネルにそれぞれ固定されている。出力軸のうちギヤハウジングの外に配置された端部にクランクアームが連結され、クランクアームにリンク部材を介してワイパアームが取り付けられている。ワイパアームは、カウルトップパネルに対して出力軸を中心として動作可能に設けられている。
特開2009−166682号公報
ところで、上述のようなモータ装置は、ワイパアームが外力を受けると出力軸が径方向に振動する問題があった。
本発明の目的は、出力軸が径方向に振動することを抑制可能な、モータ装置及びワイパ装置を提供することにある。
本発明のモータ装置は、車両のウィンドシールドを払拭するワイパアームが取り付けられるワイパアーム装着部を有する出力軸と、前記出力軸に動力を伝達する回転軸を備えた電動モータと、前記回転軸の回転を制御する制御部と、を備えたモータ装置であって、前記電動モータ、前記回転軸の回転速度に対して前記出力軸の回転速度を減速させる減速機構部、及び前記制御部を収容したハウジングと、前記ハウジングに一体に設けられ、かつ、前記車両に固定される複数の固定部と、を有し、前記減速機構部は、前記回転軸に形成されたウォームと、前記出力軸と同心状に配置され、かつ、前記ウォームに噛み合うギヤが形成されたウォームホイールと、を有し、前記複数の固定部は、それぞれ前記出力軸の軸線方向で、前記ワイパアーム装着部と前記電動モータの前記回転軸との間に配置され、前記複数の固定部に含まれる第1固定部及び第2固定部は、前記軸線に対して垂直な平面視で、前記ハウジングから前記回転軸の中心線に対して交差する方向に突出し、前記複数の固定部に含まれる第3固定部は、弾性体が嵌め込まれる支持孔を有し、前記支持孔の中心軸線は、前記軸線に対して垂直な平面視で、前記中心線と、前記ワイパアーム装着部を通り、かつ、前記中心線と互いに平行な直線と、の間に配置され、前記回転軸及び前記出力軸は、前記軸線に対して垂直な平面視で、前記第1固定部と前記第2固定部との間に配置され、前記ギヤと前記ウォームとの噛み合い箇所は、前記軸線に対して垂直な平面視で、前記中心線と前記直線との間に配置されている。
本発明のモータ装置は、前記第1固定部及び前記第2固定部及び前記第3固定部は、前記軸線方向で同じ位置に配置されている。
本発明のモータ装置は、前記出力軸は、前記軸線に対して垂直な平面視で、前記第1固定部及び前記第2固定部及び前記第3固定部により形成される三角形の領域内に配置されている。
本発明のモータ装置は、前記第1固定部は、前記車両に設けた第1ブラケットの孔に差し込んで固定され、前記第2固定部は、前記車両に設けた第2ブラケットにボルトで固定され、前記第3固定部は、前記車両に設けた第3ブラケットにボルトで固定される。
本発明のモータ装置は、前記ワイパアームの動作を検出し、かつ、前記制御部へ信号を出力する第1検出機構が、前記ハウジング内に設けられている。
本発明のモータ装置は、前記第1検出機構は、前記出力軸に取り付けられた第1磁石と、前記第1磁石の磁界を検出して信号を出力する第1磁気センサと、を備えている。
本発明は、前記回転軸の回転速度を検出し、かつ、前記制御部へ信号を出力する第2検出機構が、前記ハウジング内に設けられている。
本発明のモータ装置は、前記第2検出機構は、前記回転軸に設けられた第2磁石と、前記第2磁石の磁界を検出して信号を出力する第2磁気センサと、を備えている。
本発明のモータ装置は、前記ウォームの両側で前記回転軸を回転可能に支持する第1軸受と第2軸受とが、前記ハウジング内に設けられ、前記電動モータは、前記回転軸の第1端部と前記第1軸受との間に配置され、かつ、前記回転軸と共に回転するロータコアを備え、前記第2磁気センサは、前記回転軸の中心線方向で前記第1軸受と前記ウォームとの間に配置されている。
本発明のモータ装置は、前記中心線方向における前記ロータコアの長さは、前記第1軸受から前記回転軸の第2端部までの長さよりも短い。
本発明のモータ装置は、前記電動モータは、ブラシレスモータである。
本発明のワイパ装置は、車両のウィンドシールドを払拭する第1ワイパアームを動作する第1モータ装置と、前記ウィンドシールドを払拭する第2ワイパアームを動作する第2モータ装置と、を備えたワイパ装置であって、前記第1モータ装置及び前記第2モータ装置は、前記車両の幅方向に間隔をおいて配置され、前記第1モータ装置及び前記第2モータ装置は、共に上記したモータ装置のいずれかである。
本発明のワイパ装置は、車両のウィンドシールドを払拭する第1ワイパアームを動作する第1モータ装置と、前記ウィンドシールドを払拭する第2ワイパアームを動作する第2モータ装置と、を備えたワイパ装置であって、前記第1モータ装置は、前記第1ワイパアームが取り付けられる第1出力軸と、前記第1出力軸に動力を伝達する第1回転軸を備えた第1電動モータと、前記第1回転軸の回転速度に対して前記第1出力軸の回転速度を減速させる第1減速機構部と、前記第1電動モータ及び前記第1減速機構部を収容した第1ハウジングと、前記第1ハウジングに一体に設けられ、かつ、前記車両に固定される第1固定部及び第2固定部及び第3固定部と、を有し、前記第1減速機構部は、前記第1回転軸に形成された第1ウォームと、前記第1出力軸と同心状に配置され、かつ、前記第1ウォームに噛み合う第1ギヤが形成された第1ウォームホイールと、を有し、前記第1固定部及び前記第2固定部及び前記第3固定部は、前記第1出力軸の軸線方向で、前記第1ワイパアームが前記第1出力軸に固定される箇所と、前記第1電動モータの第1回転軸との間に配置され、前記第1固定部及び前記第2固定部は、前記軸線に対して垂直な平面視で、前記第1ハウジングから前記第1回転軸の中心線に対して交差する方向に突出し、前記第3固定部は、弾性体が嵌め込まれる支持孔を有し、前記支持孔の中心軸線は、前記軸線に対して垂直な平面視で、前記中心線と、前記第1ワイパアームが前記第1出力軸に固定される箇所を通り、かつ、前記中心線と互いに平行な直線と、の間に配置され、前記第1回転軸及び前記第1出力軸は、前記軸線に対して垂直な平面視で、前記第1固定部と前記第2固定部との間に配置され、前記第1ギヤと前記第1ウォームとの噛み合い箇所は、前記軸線に対して垂直な平面視で、前記中心線と前記直線との間に配置され、前記第2モータ装置は、前記第2ワイパアームが取り付けられる第2出力軸と、前記第2出力軸に動力を伝達する第2回転軸を備えた第2電動モータと、前記第2回転軸の回転速度に対して前記第2出力軸の回転速度を減速させる第2減速機構部と、前記第2電動モータ及び前記第2減速機構部を収容した第2ハウジングと、前記第2ハウジングに一体に設けられ、かつ、前記車両に固定される第4固定部及び第5固定部及び第6固定部と、を有し、前記第2減速機構部は、前記第2回転軸に形成された第2ウォームと、前記第2出力軸と同心状に配置され、かつ、前記第2ウォームに噛み合う第2ギヤが形成された第2ウォームホイールと、を有し、前記第4固定部及び前記第5固定部及び前記第6固定部は、前記第2出力軸の軸線方向で、前記第2ワイパアームが前記第2出力軸に固定される箇所と、前記第2電動モータの第2回転軸との間に配置され、前記第4固定部及び前記第5固定部は、前記第2出力軸の軸線に対して垂直な平面視で、前記第2ハウジングから前記第2回転軸の中心線に対して交差する方向に突出し、前記第6固定部は、前記第2出力軸の軸線に対して垂直な平面視で、前記第2回転軸の中心線と、前記第2ワイパアームが前記第2出力軸に固定される箇所を通り、かつ、前記第2回転軸の中心線と互いに平行な直線と、の間に配置され、前記第2回転軸及び前記第2出力軸は、前記第2出力軸の軸線に対して垂直な平面視で、前記第4固定部と前記第5固定部との間に配置され、前記第2ギヤと前記第2ウォームとの噛み合い箇所は、前記軸線に対して垂直な平面視で、前記中心線と前記直線との間に配置されている。
本発明のワイパ装置は、前記第1固定部は、前記車両に設けた第1ブラケットの孔に差し込んで固定され、前記第2固定部は、前記車両に設けた第2ブラケットにボルトで固定され、前記第3固定部は、前記車両に設けた第3ブラケットにボルトで固定され、前記第4固定部は、前記車両に設けた第4ブラケットの孔に差し込んで固定され、前記第5固定部は、前記車両に設けた第5ブラケットにボルトで固定され、前記第6固定部は、前記車両に設けた第6ブラケットにボルトで固定される。
本発明のワイパ装置は、前記第1固定部は、前記車両の前後方向で、前記第2固定部及び前記第3固定部よりも後方に配置され、前記第6固定部は、前記車両の前後方向で、前記第4固定部及び前記第5固定部よりも後方に配置されている。
本発明のワイパ装置は、前記第1電動モータを制御する第1制御部が、前記第1ハウジング内に設けられ、前記第2電動モータを制御する第2制御部が、前記第2ハウジング内に設けられ、前記第1制御部が前記第1電動モータを制御するプログラムと、前記第2制御部が前記第2電動モータを制御するプログラムと、が互いに異なる。
本発明によれば、ワイパアームに外力が加わった場合に、出力軸が振動することを抑制できる。
本発明に係るワイパ装置及びモータ装置を取り付けた車両の模式的な平面図である。 図2の部分的な平面図である。 図1に示すモータ装置の正面図である。 図3のモータ装置の模式的な平面図である。 図3のモータ装置の平面図である。 図3のモータ装置の他の例を示す平面図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1に示すように、車両の一部である車体10にウィンドシールドとしてのフロントガラス11が設けられている。フロントガラス11を払拭するワイパ装置として、2組のワイパユニット12,13が設けられている。2組のワイパユニット12,13は、車体10の幅方向、具体的には、図1の左右方向に間隔をおいて配置されている。つまり、運転席側と助手席側とに対応して2組のワイパユニット12,13が設けられている。2組のワイパユニット12,13は、基本的な構造が同じであるため、1組のワイパユニット13を例として説明する。
ワイパユニット13は、モータ装置14及びワイパアーム15を備えている。モータ装置14は、ハウジング16と、ハウジング16内に設けたブラシレスモータ17と、ハウジング16内に設けられた減速機構部18と、ハウジング16内に設けた制御基板19と、を備えている。ハウジング16は、ギヤケース20と、ギヤケース20の筒部21に固定されたモータカバー22と、ギヤケース20の開口部を覆うボトムカバー23と、を備えている。
ブラシレスモータ17は、ワイパアーム15に動力を伝達する動力源であり、ブラシレスモータ17は、モータカバー22内に固定して設けられたステータ24と、モータカバー22内からギヤケース20内に亘って設けられたロータ25と、を有する。ステータ24は、鉄心に通電用のコイルを巻き付けたものである。コイルは、U相、V相、W相に対応して3種類巻き付けられている。ロータ25は、回転軸26と、回転軸26と共に一体回転するロータコア27と、を備えている。ロータコア27には永久磁石が固定されている。
ギヤケース20内には2個の軸受(ベアリング)28,29が配置されており、回転軸26は2個の軸受28,29により回転可能に支持されている。2個の軸受28,29は、回転軸26の回転中心である中心線A1の軸線方向で、互いに異なる位置に配置されている。回転軸26の第1端部26Aと第2端部26Bとの間に、軸受29が配置され、第2端部26Bと軸受29との間に軸受28が配置されている。また、中心線A1の軸線方向でウォーム30の両側に軸受28,29が配置されている。ステータ24及びロータコア27は、モータカバー22内及びギヤケース20の筒部21内に亘って配置されている。2個の軸受28,29のうち、1個の軸受29は、中心線A1の軸線方向で軸受28とロータコア27との間に配置されている。
また、回転軸26のうち、軸受28と軸受29との間に位置する箇所の外周面にウォーム30が形成されている。さらに、回転軸26のうち、軸受29とウォーム30との間に永久磁石31が取り付けられている。永久磁石31は、回転軸26の回転方向に沿って互いに異なる磁極が交互に配置されている。中心線A1の軸線方向で、ロータコア27の長さL1は、永久磁石31から第2端部26Bまでの長さL2よりも短い。
さらに、ギヤケース20内に環状のウォームホイール32が設けられており、ウォームホイール32は出力軸33と共に一体回転する。ウォームホイール32と出力軸33とは同心状に配置されており、ウォームホイール32の外周面に形成されたギヤ34が、ウォーム30に噛み合っている。ウォーム30及びギヤ34は、減速機構部18を構成している。減速機構部18は、ブラシレスモータ17の動力を出力軸33に伝達する場合に、回転軸26の回転速度に対して出力軸33の回転速度を減速させる。出力軸33は、軸線B1を中心として回転可能であり、モータ装置14の正面視で、中心線A1と軸線B1とが互いに直角である。
出力軸33の長さ方向の一部は、ギヤケース20の外に配置されており、出力軸33のうちギヤケース20の外に配置された箇所にワイパアーム15が取り付けられている。出力軸33の先端に雄ねじが設けられており、ナットを締め付けてワイパアーム15が固定されている。出力軸33の回転軸線上に、円筒状の永久磁石49が設けられている。円筒状の永久磁石49は、回転方向に沿って互いに異なる磁極が配置されている。永久磁石49は、出力軸33と共に一体回転する。
図3に示すように、制御基板19は、モータ装置14の正面視で、中心線A1と平行に配置されている。制御基板19は、軸線B1方向で回転軸26とボトムカバー23との間に配置されている。制御基板19に電気部品、例えば、コントローラ35、磁気センサ36,37、インバータ回路等が設けられている。
磁気センサ36は、U相、V相、W相に対応して3個設けられている。磁気センサ36は、永久磁石31により形成される磁界の変化を検出し、かつ、検出結果に応じた信号を出力する。磁気センサ37は、永久磁石49により形成される磁界の変化を検出し、かつ、検出結果に応じた信号を出力する。磁気センサ36,37から出力された信号は、コントローラ35に入力される。
コントローラ35は、ブラシレスモータ17を制御するプログラム、データ、演算式を記憶している。コントローラ35は、入力される信号を処理して回転軸26の実際の回転速度を検出し、かつ、ワイパアーム15の実際の揺動位置を検出する。また、コントローラ35は、回転軸26の目標回転速度を算出し、かつ、回転軸26の回転方向を制御する。インバータ回路は、電源からコイルに至る電流の供給経路をオンまたはオフするスイッチング素子を備えている。
ギヤケース20はソケット部38を備え、ソケット部38に端子が設けられており、端子はインバータ回路に接続されている。ソケット部38に、コネクタが接続され、車体10に設けられた電源の電流をコイルに供給できるようになっている。
ギヤケース20は、モータ装置14を車体10に取り付ける複数の固定部、具体的には、3個の固定部39,40,41を備えている。固定部39,40,41は、ギヤケース20に一体に設けられている。つまり、固定部39,40,41は、ギヤケース20と同じ材質、例えば、アルミニウムで一体に設けられている。
モータ装置14を平面視した図5において、固定部39は、ギヤケース20から中心線A1に対して交差する方向に突出し、固定部40は、ギヤケース20から中心線A1に対して交差する方向に突出し、固定部41は、ギヤケース20から中心線A1に沿った方向に突出している。固定部39と固定部40とは、中心線A1を隔てて逆向きに突出されている。
また、中心線A1を隔てた一方に固定部39が配置され、他方に固定部40,41が配置されている。固定部39,40,41は、それぞれ支持孔42を有している。支持孔42の中心線C1は、軸線B1と平行である。出力軸33は、モータ装置14の平面視で、3つの支持孔42の中心同士を結ぶ三角形の領域内に配置されている。
さらに、モータ装置14を正面視した図3において、固定部39,40,41は、軸線B1方向で同じ位置に配置されている。また、モータ装置14を正面視した図3において、固定部39,40,41は、直線D1と、中心線A1との間に配置されている。直線D1は、ワイパアーム15が出力軸33に固定されるワイパアーム装着部E1を通り、かつ、軸線B1方向でワイパアーム15の中心を通る。なお、ワイパアーム装着部E1は、図3において、便宜上、部分的な中心点で表しているが、実際には、軸線B1に沿った方向で所定の幅がある。
また、固定部40,41の支持孔42には、それぞれ環状の弾性体43が嵌め込まれている。さらに、固定部39は環状の弾性体44内に嵌め込まれている。一方、図2に示すように、車体10にブラケット45が2個設けられており、固定部40,41は、ボルト46を締め付けてブラケット45にそれぞれ固定されている。車体10にブラケット47が設けられており、ブラケット47に設けた孔48に弾性体44が嵌め込まれている。弾性体43,44は、いずれもゴム状弾性体、例えば、合成ゴムである。また、弾性体44は、固定部39,40,41に対して選択的に取り付け可能である。
ワイパユニット13のモータ装置14が車体10に取り付けられた場合、固定部39,40,41のうち、固定部39は、車体10の前後方向で固定部40,41よりも後方に配置される。これに対して、ワイパユニット12のモータ装置14が車体10に取り付けられた場合、固定部39,40,41のうち、固定部40は、車体10の前後方向で固定部39,41よりも後方に配置される。ワイパユニット12は、固定部39,41がボルト46を用いてそれぞれブラケット45に固定される。また、固定部40に弾性体44が取り付けられ、弾性体44はブラケット47の孔48へ嵌め込まれる。
次に、ワイパユニット13の作用を説明する。乗員がワイパスイッチをオンにすると、その信号がコントローラ35へ送られてインバータ回路がオンまたはオフされ、ステータ24のコイルへ電流が流れるとともに、コイルへ流れる電流の向きが切り替えられて、ブラシレスモータ17のロータ25が正回転する作用と、逆回転する作用とを交互に繰り返す。ロータ25の回転軸26のトルクは、減速機構部18及びウォームホイール32を介して出力軸33に伝達されて、ワイパアーム15が所定の角度範囲内で揺動する。したがって、フロントガラス11の表面がワイパアーム15により払拭される。
コントローラ35は、磁気センサ36の信号により回転軸26の回転速度及び回転方向の位相を検出し、インバータ回路のスイッチング素子をオンまたはオフするタイミングを制御する。また、コントローラ35は、磁気センサ37の信号によりワイパアーム15の揺動位置を検出し、ワイパアーム15の動作速度、ワイパアーム15の動作方向を制御する。
ワイパユニット12の作用は、ワイパユニット13の作用と同じである。また、ワイパユニット12のモータ装置14と、ワイパユニット13のモータ装置14とは、車体10の幅方向に間隔をおいて配置されている。ワイパユニット12とワイパユニット13とを比べると、モータ装置14を車体10に取り付ける向きが、互いに異なる。
また、ワイパユニット12のワイパアーム15と、ワイパユニット13のワイパアーム15とを比べると、フロントガラス11を払拭する箇所、動作角度、動作速度が異なる。さらに、ワイパユニット12のワイパアーム15と、ワイパユニット13のワイパアーム15とが、互いに接触しないように制御される。このため、ワイパユニット12のモータ装置14のコントローラ35に記憶されているプログラムと、ワイパユニット13のモータ装置14のコントローラ35に記憶されているプログラムと、が互いに異なる。
ワイパアーム15は、中心線A1を中心として所定の角度範囲内で揺動、つまり、往復動作する。ワイパアーム15が外力を受けると出力軸33を振動させるようなモーメントが生じる。これに対して、本実施形態では、モータ装置14を正面視した図3において、ギヤ34とウォーム30との噛み合い箇所を通る中心線A1と、ワイパアーム装着部E1を含む直線D1との間に、固定部39,40,41が配置されている。直線D1と中心線A1とは、互いに平行である。また、軸線B1に沿った方向で、箇所E1から固定部39,40,41までの距離は、ワイパアーム装着部E1から中心線A1までの距離よりも短い。したがって、出力軸33が径方向に振動することを抑制できる。
また、固定部39,40,41は、ギヤケース20に対して一体に設けられており、専用のブラケットをギヤケース20に取り付ける必要がない。したがって、部品点数が低減され、モータ装置14の構造の簡略化、軽量化を図ることができる。さらに、固定部39をブラケット47の孔48へ挿入し、かつ、ボルト46を締め付けて固定部40,41をブラケット45へ固定すると、モータ装置14は、中心線A1に対して垂直な方向に位置決め固定される。このため、モータ装置14を車体10に取り付ける作業を容易に行うことができる。
また、3個の固定部39,40,41のうち、1個の固定部39はブラケット47の孔48に差し込めばよい。つまり、ボルト46を締め付けて固定する箇所を2箇所の固定部40,41にすることができ、作業工数を低減できる。したがって、モータ装置14の取り付け作業を容易とすることができる。
さらに、固定部39,40,41の表面は、中心線A1に沿った方向である。このため、アルミニウムを用い、鋳造によってギヤケース20を成形する場合に、金型の構造を簡易化できる。また、2組のワイパユニット12,13に用いるハウジング16は、形状及び構造が同じであり、部品を共用化することができる。したがって、2組のワイパユニット12,13の製造コストを低減できる。
また、モータ装置14は、ブラシレスモータ17を用いるため、ブラシ及びブラシホルダを設けずに済む。したがって、モータ装置14が中心線A1の軸線方向に大型化することを抑制でき、モータ装置14を車体10に取り付ける場合のレイアウト性が向上する。
さらに、モータ装置14は、固定部39,40,41を介して3点で車体10に支持されており、少なくとも1点は車体10のサイドメンバにより支持される。そして、固定部39,40,41は弾性体43,44を介して車体10に取り付けられるため、モータ装置14の振動を減衰することができる。
次に、モータ装置14の他の例を、図6を参照して説明する。図6に示すモータ装置14は、ワイパユニット12及びワイパユニット13のそれぞれに用いられる。図6のモータ装置14は、固定部39に弾性体43が取り付けられている。このため、固定部39は、ボルトを用いて車体のブラケットに固定される。図6のモータ装置14においても、図3〜図5のモータ装置14と同様の効果を得ることができる。
ここで、実施の形態で説明した構成と、本発明の構成との対応関係を説明すると、ワイパアーム15が、本発明のワイパアームに相当し、出力軸33が、本発明の出力軸に相当し、ブラシレスモータ17が、本発明の電動モータに相当し、モータ装置14が、本発明のモータ装置に相当し、ハウジング16が、本発明のハウジングに相当し、固定部39,40,41が、本発明の固定部に相当し、軸線B1が、本発明の軸線に相当する。
また、固定部39が、本発明の第1固定部に相当し、固定部40が、本発明の第2固定部に相当し、固定部41が、本発明の第3固定部に相当する。ブラケット47が、本発明の第1ブラケットに相当し、2つのブラケット45が、本発明の第2ブラケット及び第3ブラケットに相当し、ボルト46が、本発明のボルトに相当する。さらに、減速機構部18が、本発明の減速機構部に相当し、ウォーム30が、本発明のウォームに相当し、ウォームホイール32が、本発明のウォームホイールに相当し、ギヤ34が、本発明のギヤに相当し、コントローラ35が、本発明の制御部に相当する。
ワイパアーム15の動作速度、動作方向、ワイパアーム15の動作及び停止が、本発明におけるワイパアームの動作状態に相当する。
永久磁石49が、本発明の第1磁石に相当し、磁気センサ37が、本発明の第1磁気センサに相当し、永久磁石49及び磁気センサ37が、本発明の第1検出機構に相当する。永久磁石31が、本発明の第2磁石に相当し、磁気センサ36が、本発明の第2磁気センサに相当し、永久磁石31及び磁気センサ36が、本発明の第2検出機構に相当する。
軸受29が、本発明の第1軸受に相当し、軸受28が、本発明の第2軸受に相当し、ロータ25が、本発明のロータに相当し、ブラシレスモータ17が、本発明の電動モータに相当する。
ワイパユニット13のモータ装置14が、第1モータ装置に相当し、ワイパユニット13のワイパアーム15が、本発明の第1ワイパアームに相当し、ワイパユニット12のモータ装置14が、第2モータ装置に相当し、ワイパユニット12のワイパアーム15が、本発明の第2ワイパアームに相当する。ワイパユニット13のブラシレスモータが、本発明の第1電動モータに相当し、ワイパユニット12のブラシレスモータが、本発明の第2電動モータに相当する。ワイパユニット13の回転軸26が、本発明の第1回転軸に相当し、ワイパユニット12の回転軸26が、本発明の第2回転軸に相当する。
ワイパユニット13のワイパアーム15が取り付けられる出力軸33が、本発明の第1出力軸に相当し、ワイパユニット13のブラシレスモータ17を収容したハウジング16が、本発明の第1ハウジングに相当する。また、ワイパユニット12のワイパアーム15が取り付けられる出力軸33が、本発明の第2出力軸に相当し、ワイパユニット13のブラシレスモータ17を収容したハウジング16が、本発明の第2ハウジングに相当する。
ワイパユニット12のハウジング16に設けられた固定部39が、本発明の第4固定部に相当し、ワイパユニット12のハウジング16に設けられた固定部40が、本発明の第5固定部に相当し、ワイパユニット12のハウジング16に設けられた固定部41が、本発明の第6固定部に相当する。
ワイパユニット13の固定部39が固定されるブラケット47が、本発明の第1ブラケットに相当し、ワイパユニット13の固定部41が固定されるブラケット45が、本発明の第2ブラケットに相当し、ワイパユニット13の固定部40が固定されるブラケット45が、本発明の第3ブラケットに相当する。
ワイパユニット12の固定部39が固定されるブラケット47が、本発明の第4ブラケットに相当し、ワイパユニット12の固定部41が固定されるブラケット45が、本発明の第5ブラケットに相当し、ワイパユニット12の固定部40が固定されるブラケット45が、本発明の第6ブラケットに相当する。ワイパユニット13のブラシレスモータ17を制御するコントローラ35が、本発明の第1制御部に相当し、ワイパユニット12のブラシレスモータ17を制御するコントローラ35が、本発明の第2制御部に相当する。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、電動モータは、回転軸に整流子が取り付けられ、かつ、整流子に接触するブラシを備えた電動モータを採用することもできる。
10 車体
11 フロントガラス
12,13 ワイパユニット
14 モータ装置
15 ワイパアーム
16 ハウジング
17 ブラシレスモータ
18 減速機構部
19 制御基板
20 ギヤケース
21 筒部
22 モータカバー
23 ボトムカバー
24 ステータ
25 ロータ
26 回転軸
26A 第1端部
26B 第2端部
27 ロータコア
28,29 軸受
30 ウォーム
31,49 永久磁石
32 ウォームホイール
33 出力軸
34 ギヤ
35 コントローラ
36,37 磁気センサ
38 ソケット部
39,40,41 固定部
42 支持孔
43,44 弾性体
45,47 ブラケット
46 ボルト
48 孔
A1 回転軸の中心線
B1 出力軸の軸線
C1 支持孔の中心線
D1 ワイパアームが出力軸に固定された箇所を通る直線
E1 ワイパアーム装着部

Claims (16)

  1. 車両のウィンドシールドを払拭するワイパアームが取り付けられるワイパアーム装着部を有する出力軸と、
    前記出力軸に動力を伝達する回転軸を備えた電動モータと、
    前記回転軸の回転を制御する制御部と、
    を備えたモータ装置であって、
    前記電動モータ、前記回転軸の回転速度に対して前記出力軸の回転速度を減速させる減速機構部、及び前記制御部を収容したハウジングと、
    前記ハウジングに一体に設けられ、かつ、前記車両に固定される複数の固定部と、
    を有し、
    前記減速機構部は、
    前記回転軸に形成されたウォームと、
    前記出力軸と同心状に配置され、かつ、前記ウォームに噛み合うギヤが形成されたウォームホイールと、
    を有し、
    前記複数の固定部は、それぞれ前記出力軸の軸線方向で、前記ワイパアーム装着部と前記電動モータの前記回転軸との間に配置され、
    前記複数の固定部に含まれる第1固定部及び第2固定部は、前記軸線に対して垂直な平面視で、前記ハウジングから前記回転軸の中心線に対して交差する方向に突出し、
    前記複数の固定部に含まれる第3固定部は、弾性体が嵌め込まれる支持孔を有し、前記支持孔の中心軸線は、前記軸線に対して垂直な平面視で、前記中心線と、前記ワイパアーム装着部を通り、かつ、前記中心線と互いに平行な直線と、の間に配置され、
    前記回転軸及び前記出力軸は、前記軸線に対して垂直な平面視で、前記第1固定部と前記第2固定部との間に配置され、
    前記ギヤと前記ウォームとの噛み合い箇所は、前記軸線に対して垂直な平面視で、前記中心線と前記直線との間に配置されている、モータ装置。
  2. 請求項1記載のモータ装置であって、
    記第1固定部及び前記第2固定部及び前記第3固定部は、前記軸線方向で同じ位置に配置されている、モータ装置。
  3. 請求項2記載のモータ装置であって、
    前記出力軸は、前記軸線に対して垂直な平面視で、前記第1固定部及び前記第2固定部及び前記第3固定部により形成される三角形の領域内に配置されている、モータ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータ装置であって、
    前記第1固定部は、前記車両に設けた第1ブラケットの孔に差し込んで固定され、
    前記第2固定部は、前記車両に設けた第2ブラケットにボルトで固定され、
    前記第3固定部は、前記車両に設けた第3ブラケットにボルトで固定される、モータ装置。
  5. 請求項4記載のモータ装置であって、
    前記ワイパアームの動作を検出し、かつ、前記制御部へ信号を出力する第1検出機構が、前記ハウジング内に設けられている、モータ装置。
  6. 請求項5記載のモータ装置であって、
    前記第1検出機構は、
    前記出力軸に取り付けられた第1磁石と、
    前記第1磁石の磁界を検出して信号を出力する第1磁気センサと、
    を備えている、モータ装置。
  7. 請求項5または6記載のモータ装置であって、
    前記回転軸の回転速度を検出し、かつ、前記制御部へ信号を出力する第2検出機構が、前記ハウジング内に設けられている、モータ装置。
  8. 請求項7記載のモータ装置であって、
    前記第2検出機構は、
    前記回転軸に設けられた第2磁石と、
    前記第2磁石の磁界を検出して信号を出力する第2磁気センサと、
    を備えている、モータ装置。
  9. 請求項8記載のモータ装置であって、
    記ウォームの両側で前記回転軸を回転可能に支持する第1軸受と第2軸受とが、前記ハウジング内に設けられ、
    前記電動モータは、前記回転軸の第1端部と前記第1軸受との間に配置され、かつ、前記回転軸と共に回転するロータコアを備え、
    前記第2磁気センサは、前記回転軸の中心線方向で前記第1軸受と前記ウォームとの間に配置されている、モータ装置。
  10. 請求項9記載のモータ装置であって、
    前記中心線方向における前記ロータコアの長さは、
    前記第1軸受から前記回転軸の第2端部までの長さよりも短い、モータ装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載のモータ装置であって、
    前記電動モータは、ブラシレスモータである、モータ装置。
  12. 車両のウィンドシールドを払拭する第1ワイパアームを動作する第1モータ装置と、前記ウィンドシールドを払拭する第2ワイパアームを動作する第2モータ装置と、を備えたワイパ装置であって、
    前記第1モータ装置及び前記第2モータ装置は、前記車両の幅方向に間隔をおいて配置され、
    前記第1モータ装置及び前記第2モータ装置は、共に請求項1〜11のいずれか1項に記載されたモータ装置である、ワイパ装置。
  13. 車両のウィンドシールドを払拭する第1ワイパアームを動作する第1モータ装置と、前記ウィンドシールドを払拭する第2ワイパアームを動作する第2モータ装置と、を備えたワイパ装置であって、
    前記第1モータ装置は、
    前記第1ワイパアームが取り付けられる第1出力軸と、
    前記第1出力軸に動力を伝達する第1回転軸を備えた第1電動モータと、
    前記第1回転軸の回転速度に対して前記第1出力軸の回転速度を減速させる第1減速機構部と、
    前記第1電動モータ及び前記第1減速機構部を収容した第1ハウジングと、
    前記第1ハウジングに一体に設けられ、かつ、前記車両に固定される第1固定部及び第2固定部及び第3固定部と、
    を有し、
    前記第1減速機構部は、
    前記第1回転軸に形成された第1ウォームと、
    前記第1出力軸と同心状に配置され、かつ、前記第1ウォームに噛み合う第1ギヤが形成された第1ウォームホイールと、
    を有し、
    前記第1固定部及び前記第2固定部及び前記第3固定部は、前記第1出力軸の軸線方向で、前記第1ワイパアームが前記第1出力軸に固定される箇所と、前記第1電動モータの第1回転軸との間に配置され、
    前記第1固定部及び前記第2固定部は、前記軸線に対して垂直な平面視で、前記第1ハウジングから前記第1回転軸の中心線に対して交差する方向に突出し、
    前記第3固定部は、弾性体が嵌め込まれる支持孔を有し、前記支持孔の中心軸線は、前記軸線に対して垂直な平面視で、前記中心線と、前記第1ワイパアームが前記第1出力軸に固定される箇所を通り、かつ、前記中心線と互いに平行な直線と、の間に配置され、
    前記第1回転軸及び前記第1出力軸は、前記軸線に対して垂直な平面視で、前記第1固定部と前記第2固定部との間に配置され、
    前記第1ギヤと前記第1ウォームとの噛み合い箇所は、前記軸線に対して垂直な平面視で、前記中心線と前記直線との間に配置され、
    前記第2モータ装置は、
    前記第2ワイパアームが取り付けられる第2出力軸と、
    前記第2出力軸に動力を伝達する第2回転軸を備えた第2電動モータと、
    前記第2回転軸の回転速度に対して前記第2出力軸の回転速度を減速させる第2減速機構部と、
    前記第2電動モータ及び前記第2減速機構部を収容した第2ハウジングと、
    前記第2ハウジングに一体に設けられ、かつ、前記車両に固定される第4固定部及び第5固定部及び第6固定部と、
    を有し、
    前記第2減速機構部は、
    前記第2回転軸に形成された第2ウォームと、
    前記第2出力軸と同心状に配置され、かつ、前記第2ウォームに噛み合う第2ギヤが形成された第2ウォームホイールと、
    を有し、
    前記第4固定部及び前記第5固定部及び前記第6固定部は、前記第2出力軸の軸線方向で、前記第2ワイパアームが前記第2出力軸に固定される箇所と、前記第2電動モータの第2回転軸との間に配置され、
    前記第4固定部及び前記第5固定部は、前記第2出力軸の軸線に対して垂直な平面視で、前記第2ハウジングから前記第2回転軸の中心線に対して交差する方向に突出し、
    前記第6固定部は、前記第2出力軸の軸線に対して垂直な平面視で、前記第2回転軸の中心線と、前記第2ワイパアームが前記第2出力軸に固定される箇所を通り、かつ、前記第2回転軸の中心線と互いに平行な直線と、の間に配置され、
    前記第2回転軸及び前記第2出力軸は、前記第2出力軸の軸線に対して垂直な平面視で、前記第4固定部と前記第5固定部との間に配置され、
    前記第2ギヤと前記第2ウォームとの噛み合い箇所は、前記軸線に対して垂直な平面視で、前記中心線と前記直線との間に配置されている、ワイパ装置。
  14. 請求項13記載のワイパ装置であって、
    前記第1固定部は、前記車両に設けた第1ブラケットの孔に差し込んで固定され、
    前記第2固定部は、前記車両に設けた第2ブラケットにボルトで固定され、
    前記第3固定部は、前記車両に設けた第3ブラケットにボルトで固定され、
    前記第4固定部は、前記車両に設けた第4ブラケットの孔に差し込んで固定され、
    前記第5固定部は、前記車両に設けた第5ブラケットにボルトで固定され、
    前記第6固定部は、前記車両に設けた第6ブラケットにボルトで固定される、ワイパ装置。
  15. 請求項14記載のワイパ装置であって、
    前記第1固定部は、前記車両の前後方向で、前記第2固定部及び前記第3固定部よりも後方に配置され、
    前記第6固定部は、前記車両の前後方向で、前記第4固定部及び前記第5固定部よりも後方に配置されている、ワイパ装置。
  16. 請求項14または15に記載のワイパ装置であって、
    前記第1電動モータを制御する第1制御部が、前記第1ハウジング内に設けられ、
    前記第2電動モータを制御する第2制御部が、前記第2ハウジング内に設けられ、
    前記第1制御部が前記第1電動モータを制御するプログラムと、前記第2制御部が前記第2電動モータを制御するプログラムと、が互いに異なる、ワイパ装置。
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