JP4997152B2 - 電動モータおよびその製造方法 - Google Patents

電動モータおよびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、回転軸の回転を減速する減速ギヤに、出力軸の回転位置を検出するためのセンサマグネットを固定した電動モータに関する。
従来、自動車等の車両に搭載されるパワーウィンド装置やワイパ装置等の駆動源として、小型でありながら大きな出力が可能な減速機構付き電動モータ(電動モータ)を用いている。この電動モータとしては、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載された電動モータは、ウォームを有する回転軸を回転自在に収容する有底状のヨークと、ウォームと噛み合う樹脂製の減速ギヤ(ウォームホイール)と、減速ギヤを回転自在に収容する有底状のギヤケースと、制御基板が装着されてギヤケースの開口部を閉塞するカバーとを備えている。
また、減速ギヤの制御基板側には当該制御基板の磁気センサと対向するマグネット(センサマグネット)が固定され、減速ギヤの制御基板側とは反対側には出力軸が固定されている。そして、制御基板の磁気センサによって、減速ギヤの回転に伴うマグネットの磁極の変化を検出することで、出力軸の回転位置を検出するようになっている。出力軸の回転位置を検出するために用いるマグネットは、減速ギヤの一部に熱を加えて軟化(熱変形)させ、熱カシメによって減速ギヤの所定箇所に固定されている。
特開2005−094821号公報(図7)
ところで、磁気センサの検出精度を向上させて出力軸の回転位置を高精度で検出するには、希土類磁石の中でも比較的安価で磁束密度(磁力)の大きなネオジウムマグネットを用いることが望ましい。ネオジウムマグネットは、磁力が大きいことから小型化することができ、電動モータを軽量化する上でも有利である。その一方で、ネオジウムマグネットは、高温環境下に曝された場合の減磁率が大きく、特に、自動車等のエンジンルーム内に設置されるワイパモータ等に適用する場合には、熱による減磁率を見込んでの採用が不可欠となる。
しかしながら、上述の特許文献1に記載された電動モータによれば、ネオジウムマグネットの採用を想定して上記のような高温環境下での減磁率を見込んでいなかった。したがって、市場等において想定以上の高温環境下で電動モータが使用された場合には、マグネットに不可逆減磁が発生し、当該マグネットの磁束変動が不安定となる虞がある。その結果、磁気センサによる磁極変化の安定した検出が困難となり、例えば、電動モータをワイパモータ等に適用した場合には、ワイパブレードの停止位置や反転位置の位置精度が低下することになる。
本発明の目的は、電動モータの製造段階においてマグネットの熱カシメと加熱による磁力安定化処理を施すようにした電動モータおよびその製造方法を提供することにある。
本発明の電動モータは、回転軸を回転自在に収容する有底状のヨークと、前記回転軸の回転を減速する樹脂製の減速ギヤと、前記減速ギヤを回転自在に収容する有底状のギヤケースと、前記ギヤケースの開口部を閉塞するカバーとを有する電動モータであって、前記減速ギヤの一側面に設けられ、被駆動対象物を駆動する出力軸と、前記減速ギヤの他側面の中心部分に設けられ、底部と壁部とを有するマグネット固定部と、不可逆減磁を呈する温度以上で、かつ、前記壁部が液体化して融解する温度以下に加熱した加熱ヘッドのヘッド凹部により、前記壁部を熱カシメして直径寸法を小さくすることで前記マグネット固定部に固定されるとともに磁力安定化処理され、前記出力軸の回転位置を検出するために用いるセンサマグネットと、前記カバーに装着され、前記減速ギヤの他側面と対向する制御基板と、前記制御基板の前記センサマグネットとの対向部に設けられ、前記センサマグネットの磁極の変化に応じて前記出力軸の回転位置を検出する磁気センサとを備えることを特徴とする。
本発明の電動モータは、前記センサマグネットは、ネオジウムマグネットからなることを特徴とする。
本発明の電動モータの製造方法は、回転軸を回転自在に収容する有底状のヨークと、前記回転軸の回転を減速する樹脂製の減速ギヤと、前記減速ギヤを回転自在に収容する有底状のギヤケースと、前記ギヤケースの開口部を閉塞するカバーとを有する電動モータの製造方法であって、被駆動対象物を駆動する出力軸を一側面に備え、底部と壁部とを有するマグネット固定部を他側面の中心部分に備える前記減速ギヤを準備する第1工程と、前記出力軸の回転位置を検出するために用いるセンサマグネットを、前記マグネット固定部に装着する第2工程と、前記センサマグネットが不可逆減磁を呈する温度以上で、かつ、前記壁部が液体化して融解する温度以下に加熱ヘッドを加熱し、当該加熱ヘッドのヘッド凹部により前記壁部を熱カシメして直径寸法を小さくすることで前記センサマグネットを前記マグネット固定部に固定するとともに磁力安定化処理を行う第3工程と、前記センサマグネットの磁極の変化に応じて前記出力軸の回転位置を検出する磁気センサを有する制御基板を前記カバーに装着し、前記磁気センサと前記センサマグネットとが対向するよう前記カバーを前記ギヤケースに装着する第4工程とを備えることを特徴とする。
本発明の電動モータの製造方法は、前記センサマグネットは、ネオジウムマグネットからなることを特徴とする。
本発明の電動モータによれば、センサマグネットをマグネット固定部の壁部を加熱ヘッドのヘッド凹部により熱カシメして直径寸法を小さくすることで固定する際、その熱カシメの加熱温度を、センサマグネットが不可逆減磁を呈する温度以上で、かつ、壁部が液体化して融解する温度以下とするので、センサマグネットをマグネット固定部に固定することができ、さらに、センサマグネットを不可逆減磁させてその磁力を減磁させた状態で安定させることができる。したがって、加熱による減磁率を見込んで所定の初期磁力を有するセンサマグネットを選定することにより、想定以上の高温環境下で電動モータが使用された場合であっても、磁気センサが反応し得るセンサマグネットの発生磁力が保証され、雰囲気温度によらず安定した磁極変化を検出することができる。
本発明の電動モータによれば、センサマグネットは、ネオジウムマグネットからなるので、センサマグネットを小型化することができ、ひいては、電動モータの軽量化を図ることが可能となる。
本発明の電動モータの製造方法によれば、減速ギヤを準備する第1工程と、センサマグネットをマグネット固定部に装着する第2工程と、センサマグネットが不可逆減磁を呈する温度以上で、かつ、壁部が液体化して融解する温度以下に加熱ヘッドを加熱し、加熱ヘッドのヘッド凹部により壁部を熱カシメして直径寸法を小さくすることでセンサマグネットをマグネット固定部に固定するとともに磁力安定化処理を行う第3工程と、磁気センサを有する制御基板をカバーに装着し、カバーをギヤケースに装着する第4工程とを備えるので、第3工程における加熱ヘッドの設定温度を調整することのみで、製造工程を増やすことなく電動モータを製造することができる。したがって、電動モータの製造コストの上昇を抑制することができる。
以下、本発明の一実施の形態に係る電動モータについて、図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明に係る電動モータのギヤケースの内部構造を説明する説明図を、図2は図1のギヤケースに収容されるウォームホイールの部分拡大断面図を、図3は図1のウォームホイールを示す正面図を、図4は図3のウォームホイールに装着されるセンサマグネットを示す正面図を、図5は図1のギヤケースに装着されるカバーの内部構造を説明する説明図をそれぞれ表している。
図1に示す電動モータ10は、自動車等の車両に設けられるウィンドシールドを払拭するワイパブレード(図示せず)を揺動駆動するものであり、電動モータ10は、モータ部20と減速機構部30とを備えている。モータ部20および減速機構部30は、それぞれ図示しない締結ネジにより連結されている。
モータ部20は、有底筒状のモータケース(ヨーク)21を有しており、このモータケース21は、磁性材料としての鋼板を深絞り加工(プレス加工)することにより、底部側(図中右側)が段付き形状となるよう形成されている。モータケース21の内側には、断面が略円弧形状の一対の永久磁石22が対向するよう配置されている。各永久磁石22の内側には、図示しないコイルが巻装されたアマチュア23が回転自在に設けられており、このアマチュア23の回転中心には、アマチュア軸(回転軸)24が貫通して固定されている。アマチュア軸24のアマチュア23寄りには、対向配置された一対のブラシ25が摺接する整流子26が設けられ、アマチュア軸24の先端側(図中左側)には、ウォーム27が一体に設けられている。
アマチュア軸24の長手方向に沿うウォーム27と整流子26との間には、リング状マグネット28が固定されており、このリング状マグネット28は、アマチュア軸24の周方向に向けて、N極,S極,N極・・・と交互に着磁されている。リング状マグネット28は、制御基板43に設けられる一対の第1磁気センサ46と対向するようになっている。そして、各第1磁気センサ46がリング状マグネット28の磁極の変化を検出することによって、アマチュア軸24の回転数や回転方向等を検出するようになっている。
このように、電動モータ10は、所謂ブラシ付き電動モータを採用しており、図示しない車両に搭載されたバッテリ(電源)から各ブラシ25に供給される駆動電流により作動し、これによりアマチュア軸24がモータケース21内で回転するようになっている。ただし、電動モータ10としては、上記のようなブラシ付き電動モータに限らず、ブラシを備えないブラシレス電動モータ等、他の形式の電動モータを採用することもできる。
減速機構部30は、有底状のギヤケース31を有しており、このギヤケース31の内部には、減速機32が収容されている。減速機32は、アマチュア軸24のウォーム27と、このウォーム27と噛み合う歯部33aを備えたウォームホイール(減速ギヤ)33とから構成されている。ウォームホイール33は、ウォーム27の回転、つまり、アマチュア軸24の回転を所定の速度にまで減速し、この減速されて高トルク化された回転を、ギヤケース31の外部に出力するようになっている。
図2に示すように、ウォームホイール33は、例えば、POMプラスチック(ポリオキシメチレン等を主成分とするアセタールプラスチック)等の樹脂材料を、出力軸35を中心にして射出成形(インサート成形)することにより所定形状に形成されている。
出力軸35の一端側には、図中上下方向に延びる複数の微小凹凸よりなるセレーション部35aが一体に形成されており、このセレーション部35aによって、ウォームホイール33に対して出力軸35を強固に固定できるようになっている。
出力軸35の他端側(図中下側)は、ウォームホイール33の出力軸装着部34から図中下方に突出されており、その先端側には、ネジ部35bが一体に形成されている。ネジ部35bには、ワイパブレードを揺動駆動するための図示しないリンク機構(モータクランク)がナット(図示せず)により固定されるようになっている。したがって、出力軸35は、リンク機構を介して被駆動対象物としてのワイパブレードを駆動するようになっている。
ウォームホイール33の一側面には、出力軸装着部34を中心に、径方向外側に向けて放射状に延びる複数の第1補強リブ36が一体に形成されている。これらの第1補強リブ36は、ウォームホイール33の軽量化に伴って薄肉化された部分を補強するようになっている。
ウォームホイール33の他側面(図中上側)の中心部分には、出力軸装着部34と対向して有底状のマグネット固定部37が一体に形成されており、出力軸装着部34およびマグネット固定部37は、相互に薄肉部38を共通部分として相反する方向に開口している。マグネット固定部37は、底部37aと複数の壁部37bとを有している。各壁部37bは、図3に示すように、ウォームホイール33の周方向に沿って等間隔で6つ設けられており、各壁部37bは薄肉に形成されて径方向に弾性変形するようになっている。
マグネット固定部37には、薄型円注形状(タブレット形状)に形成された焼結金属よりなるセンサマグネット39が装着されており、このセンサマグネット39は、出力軸35の回転位置を検出するために用いられるものである。センサマグネット39は、希土類磁石としてのネオジウムマグネットとなっており、大径の本体部39aと本体部よりも小径の先端部39bとを備えている。また、本体部39aと先端部39bとの間には、先端側(図中上側)に向けて徐々に縮径するテーパ部39cが設けられ、本体部39aには、図4に示すように周方向に沿って一対の凹部39dが対向配置されている。センサマグネット39は、各凹部39dを結ぶ線分(図中破線)を境界として、半径方向に対向するようN極およびS極(2極)に着磁されている。
センサマグネット39の厚み寸法tは、マグネット固定部37の各壁部37bの高さ寸法hよりも大きい寸法に設定されており(t>h)、各壁部37bの先端側(図中上側)は、センサマグネット39のテーパ部39cに対向している。ここで、各壁部37bは、電動モータ10の製造過程において、後述する熱カシメ装置50の加熱ヘッド52により軟化(熱変形)されて、センサマグネット39側に変形されている。このように、熱カシメによって各壁部37bをテーパ部39cおよび各凹部39dの形状に沿わせて変形させることで、センサマグネット39をマグネット固定部37に固定するようにしている。したがって、センサマグネット39は、マグネット固定部37の底部37aと各壁部37bにより囲まれて、ウォームホイール33に対して精度良く位置決めされるとともに、充分な強度で固定されることになる。
ウォームホイール33の他側面には、マグネット固定部37に加えて、当該マグネット固定部37を中心に、周方向に延びる環状の第2補強リブ40が一体に形成されている。この第2補強リブ40は、第1補強リブ36の反対側に配置されて、第1補強リブ36とともにウォームホイール33を補強するようになっている。
ギヤケース31は、図5に示すカバー41によって、その開口部が閉塞されるようになっている。ギヤケース31およびカバー41は、それぞれの開口部が閉塞される部位の外形形状が略同じ形状に形成されており、ギヤケース31とカバー41との間には、その外周部分を囲うようにして、減速機構部30内への雨水や埃等の進入を阻止するシール部材42が装着されている。
カバー41の内側には、ギヤケース31内のウォームホイール33の他側面と対向する制御基板43が、複数の固定ネジ44により装着されている。この制御基板43は、カバー41の外形形状と相似する形状に形成されており、その表面部45(図中手前側)には、所定の配線パターンを有する銅箔(図示せず)がプリントされている。
表面部45のアマチュア軸24と対向する第1対向部45aには、一対の第1磁気センサ46が設けられている。各第1磁気センサ46は、アマチュア軸24のリング状マグネット28と対向され、リング状マグネット28の磁極の変化を検出するようになっている。また、表面部45のウォームホイール33と対向する第2対向部45bには、一対の第2磁気センサ47が装着されている。各第2磁気センサ47は、ウォームホイール33の中心部分のセンサマグネット39と対向され、センサマグネット39の磁極の変化を検出するようになっている。各第2磁気センサ47は、センサマグネット39およびウォームホイール33を介して、出力軸35の回転位置を検出するようになっている。
ここで、第2対向部45bは本発明における対向部を、第2磁気センサ47は本発明における磁気センサをそれぞれ構成している。なお、第1磁気センサ46および第2磁気センサ47としては、磁極の変化に対応してその変化信号を出力できるものであれば良く、例えば、ホールICやMRセンサ等を用いることができる。
制御基板43の裏面部(図中奥側)には、電動モータ10を回転制御する制御部(CPU)48が設けられており、この制御部48には、各第1磁気センサ46および各第2磁気センサ47からの検出信号が入力されるようになっている。制御部48は、各第1磁気センサ46からの検出信号に基づいて、アマチュア軸24の回転方向や回転速度等を演算するとともに、各第2磁気センサ47からの検出信号に基づいて、出力軸35の回転位置、つまり、ワイパブレードのウィンドシールドに対する払拭位置を演算するようになっている。そして、制御部48は、これらの演算結果に基づいて所定の駆動電流を電動モータ10に供給し、電動モータ10を回転制御するようになっている。
なお、制御基板43には、各第1磁気センサ46,各第2磁気センサ47および制御部48の他に、コンデンサやチョークコイル等の電子部品(図示せず)も装着されている。
次に、電動モータ10の製造方法について、図面を用いて詳細に説明する。
図6はセンサマグネットのウォームホイールへの装着の手順を説明する説明図を、図7はウォームホイールの熱カシメ装置へのセットの手順を説明する説明図を、図8は熱カシメ装置による熱カシメの手順を説明する説明図を、図9は図8の破線円A部分を拡大して示す部分拡大図を、図10はセンサマグネットの加熱による磁力安定化(減磁)処理を説明する温度−磁束グラフをそれぞれ表している。
[モータサブアッシ準備工程]
まず、図1に示すように、各永久磁石22,アマチュア23等を組み付けたモータケース21にギヤケース31を接続した組立体(モータサブアッシ)、つまり、図1に示すものからウォームホイール33を除いた組立体を準備する。
[ウォームホイール準備工程(第1工程)]
モータサブアッシ準備工程に引き続き、図6に示すように、マグネット固定部37を備えるとともに、出力軸35が固定されたウォームホイール33を準備する。
[マグネット装着工程(第2工程)]
ウォームホイール準備工程に引き続き、図6の矢印に示すように、センサマグネット39の本体部39aをウォームホイール33のマグネット固定部37に臨ませ、この状態のもとでセンサマグネット39をマグネット固定部37に装着(仮装着)する。
なお、センサマグネット39は、図示しないマグネットディスペンサ(磁石供給装置)によって、マグネット固定部37に自動的に装着されるようになっている。
マグネット装着工程に引き続き、図7に示す熱カシメ装置50による熱カシメ/磁力安定化処理工程が行われる。ここで、熱カシメ/磁力安定化処理工程の説明に先立ち、熱カシメ装置50の構成について説明する。
熱カシメ装置50は基台51を有しており、この基台51は、図中左右方向に近接または離間可能な一対の把持アーム51a,51bを備えている。各把持アーム51a,51bは、ウォームホイール33に装着された出力軸35を径方向から把持するようになっている。各把持アーム51a,51bは、図示しない駆動機構により駆動されるようになっており、この駆動機構としては、油圧駆動の油圧シリンダ,空圧駆動の空圧シリンダ,電動モータ駆動の直動アクチュエータ等を用いることができる。
熱カシメ装置50は、基台51に加えて、図示しない駆動機構により図中上下方向に昇降可能な加熱ヘッド(加熱治具)52を備えている。ただし、加熱ヘッド52の駆動機構としては、各把持アーム51a,51bの駆動機構と同様のものを用いることができる。加熱ヘッド52の先端部(図中下方)には、マグネット固定部37の各壁部37bの先端側(図中上方)が入り込むヘッド凹部52aが一体に設けられており、このヘッド凹部52aは、加熱ヘッド52の下降に伴い各壁部37bをセンサマグネット39側に押圧するようになっている。
加熱ヘッド52は、コントローラ(図示せず)を操作することにより任意の加熱温度に調整可能となっており、本実施の形態においては、センサマグネット39が不可逆減磁を呈する温度以上で、かつ、各壁部37bが液体化して溶解する温度以下に設定され、例えば、100℃から140℃(加工温度)に設定される。
[熱カシメ/磁力安定化処理工程(第3工程)]
マグネット装着工程に引き続き、センサマグネット39をマグネット固定部37に仮装着した状態のもとで、図7に示すように、ウォームホイール33を熱カシメ装置50の基台51にセットする。このとき、出力軸35を各把持アーム51a,51b間に入り込むようセットする。その後、コントローラを操作して加熱ヘッド52を加工温度(約140℃)となるよう加熱するとともに、各把持アーム51a,51bおよび加熱ヘッド52を図中矢印の方向に移動させる。
すると、図8に示すように、各把持アーム51a,51bが出力軸35を把持してウォームホイール33をセンタリングするとともに、加工温度に昇温された加熱ヘッド52のヘッド凹部52aに、各壁部37bの先端側が入り込む。その後、図9に示すように、ヘッド凹部52aが各壁部37bに接触するのと略同時に、各壁部37bが加熱によって軟化し、図中矢印(1)に示すように各壁部37bがセンサマグネット39側に移動する。その後、さらに各壁部37bがセンサマグネット39側に移動して、その一部がセンサマグネット39の各凹部39dに入り込むとともに、図中矢印(2)に示すようにテーパ部39cの形状に倣って移動する。
これにより、各壁部37bの先端側の直径寸法がセンサマグネット39の本体部39aの直径寸法より小さい直径寸法となり、センサマグネット39の熱カシメ(本装着)が終了する。
加熱ヘッド52は、上記のような熱カシメを行うと同時に、センサマグネット39に熱履歴を与え、センサマグネット39の磁力を安定化させる磁力安定化処理を実施するようになっている。
図10の二点鎖線矢印に示すように、センサマグネット39は、常温T1(約15℃)において磁束φ7の磁力(初期磁力)を発生し、常温T1以上の温度領域で温度の上昇に伴い徐々に磁束が減少(減磁)していく。加熱ヘッド52によって、センサマグネット39が不可逆減磁を呈する温度以上の加工温度T4(約140℃)まで加熱すると、その後、センサマグネット39は、常温T1まで冷却しても元の磁束φ7の磁力を発生することができず、それよりも小さな磁束φ6の磁力を発生するようになる(φ6<φ7)。
これにより、センサマグネット39には磁力安定化処理が施されて、その結果、センサマグネット39は、常温T1から加工温度T4の温度領域で、図中実線矢印に示す安定した磁束変化(φ4〜φ6)を呈するようになる。したがって、市場等で電動モータ10が想定以上の高温環境下(例えば、加工温度T4付近の温度)に曝された場合であっても、その後の温度低下時において、センサマグネット39は磁束φ6(常温T1)から磁束φ4(加工温度T4)の間で磁束が変化するようになる。
ここで、ワイパモータとして用いられる電動モータ10の作動領域(想定温度領域)は、エンジンルーム内への設置や夏季での使用等を考慮して、常温T1から高温T3(約90℃)に設定されている。このワイパモータ作動領域内においては、センサマグネット39の磁束が、各第2磁気センサ47(図5参照)の最低動作保証磁束φ2以上となる(図中網掛範囲内)ため、磁力安定化処理が施されたセンサマグネット39は、雰囲気温度によらず各第2磁気センサ47を確実に動作(反応)させる磁力を発生することができる。
仮に、センサマグネットの加熱による減磁率を考慮せずに、初期磁力が磁束φ5(φ5<φ7)であるものを選定した場合には、図10の比較例(図中破線)に示すような特性を呈することになる。つまり、常温T1から高温T3におけるワイパモータ作動領域内で電動モータ10を使用した場合には、センサマグネット(比較例)は可逆減磁を呈して、常に各第2磁気センサ47(図5参照)の最低動作保証磁束φ2以上の磁束となる。したがって、電動モータ10は何ら支障無く精度良く動作することができる。ところが、電動モータ10が想定以上の高温環境下(例えば、加工温度T4付近の温度)に曝された場合には、センサマグネット(比較例)が不可逆減磁を呈するようになり、常温T1まで冷却しても元の磁束φ5の磁力を発生することができず、それよりも小さな磁束φ3の磁力を発生するようになる(φ3<φ5)。
センサマグネット(比較例)は、常温T1から加工温度T4の温度領域で、磁束変化(φ1〜φ3)を呈するようになる。この場合、例えば、電動モータ10が作動してそれ自身の温度上昇で温度T2(約30℃)以上になった場合には、センサマグネット(比較例)の磁束が、各第2磁気センサ47の最低動作保証磁束φ2未満となり、温度T2から高温T3の作動領域で、各第2磁気センサ47によるセンサマグネット(比較例)の磁極変化の安定した検出が困難となる。
このように、センサマグネットの加熱による減磁率を考慮しない場合には、上記のような不具合が発生する虞がある。このため、本実施の形態においては、電動モータ10の製造段階で、予めセンサマグネットに熱履歴を与えて磁力安定化処理を実施するようにしており、適切な初期磁力を有するセンサマグネットを選定することでセンサマグネットの市場での減磁を未然に防ぐことが可能となっている。
[組み立て工程(第4工程)]
熱カシメ/磁力安定化処理工程に引き続き、図5に示すように、制御基板43を、各固定ネジ44によりカバー41に装着する。次いで、完成したウォームホイール33を、その歯部33aがウォーム27に噛み合うようギヤケース31(モータサブアッシ)に収容(図1参照)する。その後、制御基板43の各第2磁気センサ47とウォームホイール33のセンサマグネット39とが対向するよう、ギヤケース31の開口部に向けてカバー41を臨ませ、カバー41をギヤケース31装着する。これにより電動モータ10が完成する。
以上詳述したように本実施の形態に係る電動モータ10によれば、センサマグネット39をマグネット固定部37の各壁部37bを熱カシメして固定する際、その熱カシメの加熱温度を、センサマグネット39が不可逆減磁を呈する温度以上で、かつ、各壁部37bが液体化して融解する温度以下としたので、センサマグネット39をマグネット固定部37に固定することができ、さらに、センサマグネット39を不可逆減磁させてその磁力を減磁させた状態で安定させることができる。
したがって、加熱による減磁率を見込んで所定の初期磁力を有するセンサマグネット39を選定することにより、想定以上の高温環境下で電動モータ10が使用された場合であっても、各第2磁気センサ47が反応し得るセンサマグネット39の発生磁力が保証され、雰囲気温度によらず安定した磁極変化を検出することができる。
また、本実施の形態に係る電動モータ10によれば、センサマグネット39は、ネオジウムマグネットからなるので、センサマグネット39を小型化することができ、ひいては、電動モータ10の軽量化を図ることが可能となる。
さらに、本実施の形態に係る電動モータ10の製造方法によれば、ウォームホイール33を準備するウォームホイール準備工程と、センサマグネット39をマグネット固定部37に装着するマグネット装着工程と、センサマグネット39が不可逆減磁を呈する温度以上で、かつ、各壁部37bが液体化して融解する温度以下に加熱ヘッド52を加熱し、加熱ヘッド52により各壁部37bを熱カシメしてセンサマグネット39をマグネット固定部37に固定する熱カシメ/磁力安定化処理工程と、各第2磁気センサ47を有する制御基板43をカバー41に装着し、カバー41をギヤケース31に装着する組み立て工程とを備えている。
したがって、熱カシメ/磁力安定化処理工程における加熱ヘッド52の設定温度を調整することのみで、製造工程を増やすことなく電動モータ10を製造することができ、ひいては、電動モータ10の製造コストの上昇を抑制することができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態においては、センサマグネットとして、焼結金属よりなるネオジウムマグネットを採用したものを示したが、本発明はこれに限らず、ネオジウムの金属粉をゴムやプラスチック等に練り込んだボンド磁石(プラスチック磁石)を採用することもできる。ただし、ボンド磁石は磁性材料の金属粉以外に他の素材を含有しているため、不可逆減磁を呈する温度(所謂クリック点)が不明確となる場合がある。本発明は、電動モータ10の製造段階で加熱温度を任意に設定して磁力安定化処理を施すことができ、ボンド磁石を容易に採用することができる。
また、上記実施の形態においては、センサマグネット39をネオジウムマグネットとし、また、ウォームホイール33をPOMプラスチック製としたものを示したが、本発明はこれに限らず、ウォームホイールが軟化する温度とセンサマグネットが不可逆減磁を呈する温度とが近ければ、他の素材のセンサマグネットおよびウォームホイールの組み合わせを採用することもできる。
さらに、上記実施の形態においては、各第2磁気センサ47として、図10に示すように磁束φ2以上の磁力で作動するもの(ホールICやMRセンサ等)を示したが、本発明はこれに限らず、例えば、図10における磁束φ2から磁束φn(φn<φ7)の間でのみ作動する磁気センサ(ロータリエンコーダIC等)にも有効である。この場合、磁束φ2から磁束φnの領域に収まるよう磁力安定化処理を施すことで、作動磁束が限定された磁気センサを確実に作動させて、その検出精度を向上させることができる。
また、上記実施の形態においては、電動モータ10を、車両のワイパブレードを揺動駆動する駆動源として用いたものを示したが、本発明はこれに限らず、車両のスライドドア開閉装置やパワーウィンド装置等、減速ギヤを有する他の駆動源としても用いることができる。
さらに、上記実施の形態においては、電動モータ10の減速機32を、ウォーム27とウォームホイール33とによって構成したものを示したが、本発明はこれに限らず、ウォーム27に代えて平歯車を採用し、当該平歯車とウォームホイール33とによって構成される減速歯車列の減速機を用いることもできる。
本発明に係る電動モータのギヤケースの内部構造を説明する説明図である。 図1のギヤケースに収容されるウォームホイールの部分拡大断面図である。 図1のウォームホイールを示す正面図である。 図3のウォームホイールに装着されるセンサマグネットを示す正面図である。 図1のギヤケースに装着されるカバーの内部構造を説明する説明図である。 センサマグネットのウォームホイールへの装着の手順を説明する説明図である。 ウォームホイールの熱カシメ装置へのセットの手順を説明する説明図である。 熱カシメ装置による熱カシメの手順を説明する説明図である。 図8の破線円A部分を拡大して示す部分拡大図である。 センサマグネットの加熱による磁力安定化(減磁)処理を説明する温度−磁束グラフである。
符号の説明
10 電動モータ
20 モータ部
21 モータケース(ヨーク)
22 永久磁石
23 アマチュア
24 アマチュア軸(回転軸)
25 ブラシ
26 整流子
27 ウォーム
28 リング状マグネット
30 減速機構部
31 ギヤケース
32 減速機
33 ウォームホイール(減速ギヤ)
33a 歯部
34 出力軸装着部
35 出力軸
35a セレーション部
35b ネジ部
36 第1補強リブ
37 マグネット固定部
37a 底部
37b 壁部
38 薄肉部
39 センサマグネット(ネオジウムマグネット)
39a 本体部
39b 先端部
39c テーパ部
39d 凹部
40 第2補強リブ
41 カバー
42 シール部材
43 制御基板
44 固定ネジ
45 表面部
45a 第1対向部
45b 第2対向部(対向部)
46 第1磁気センサ
47 第2磁気センサ(磁気センサ)
48 制御部
50 熱カシメ装置
51 基台
51a,51b 把持アーム
52 加熱ヘッド(加熱治具)
52a ヘッド凹部

Claims (4)

  1. 回転軸を回転自在に収容する有底状のヨークと、前記回転軸の回転を減速する樹脂製の減速ギヤと、前記減速ギヤを回転自在に収容する有底状のギヤケースと、前記ギヤケースの開口部を閉塞するカバーとを有する電動モータであって、
    前記減速ギヤの一側面に設けられ、被駆動対象物を駆動する出力軸と、
    前記減速ギヤの他側面の中心部分に設けられ、底部と壁部とを有するマグネット固定部と、
    不可逆減磁を呈する温度以上で、かつ、前記壁部が液体化して融解する温度以下に加熱した加熱ヘッドのヘッド凹部により、前記壁部を熱カシメして直径寸法を小さくすることで前記マグネット固定部に固定されるとともに磁力安定化処理され、前記出力軸の回転位置を検出するために用いるセンサマグネットと、
    前記カバーに装着され、前記減速ギヤの他側面と対向する制御基板と、
    前記制御基板の前記センサマグネットとの対向部に設けられ、前記センサマグネットの磁極の変化に応じて前記出力軸の回転位置を検出する磁気センサとを備えることを特徴とする電動モータ。
  2. 請求項1記載の電動モータにおいて、前記センサマグネットは、ネオジウムマグネットからなることを特徴とする電動モータ。
  3. 回転軸を回転自在に収容する有底状のヨークと、前記回転軸の回転を減速する樹脂製の減速ギヤと、前記減速ギヤを回転自在に収容する有底状のギヤケースと、前記ギヤケースの開口部を閉塞するカバーとを有する電動モータの製造方法であって、
    被駆動対象物を駆動する出力軸を一側面に備え、底部と壁部とを有するマグネット固定部を他側面の中心部分に備える前記減速ギヤを準備する第1工程と、
    前記出力軸の回転位置を検出するために用いるセンサマグネットを、前記マグネット固定部に装着する第2工程と、
    前記センサマグネットが不可逆減磁を呈する温度以上で、かつ、前記壁部が液体化して融解する温度以下に加熱ヘッドを加熱し、当該加熱ヘッドのヘッド凹部により前記壁部を熱カシメして直径寸法を小さくすることで前記センサマグネットを前記マグネット固定部に固定するとともに磁力安定化処理を行う第3工程と、
    前記センサマグネットの磁極の変化に応じて前記出力軸の回転位置を検出する磁気センサを有する制御基板を前記カバーに装着し、前記磁気センサと前記センサマグネットとが対向するよう前記カバーを前記ギヤケースに装着する第4工程とを備えることを特徴とする電動モータの製造方法。
  4. 請求項3記載の電動モータの製造方法において、前記センサマグネットは、ネオジウムマグネットからなることを特徴とする電動モータの製造方法。
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