JP2011160636A - モータ、及び、これを用いた電動パワーステアリング装置 - Google Patents

モータ、及び、これを用いた電動パワーステアリング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】マグネットの欠けや割れを防止し、誤作動を防止するモータを提供する。
【解決手段】モータのシャフト31の先端部31aに固定されるホルダ41の収容穴41cにマグネット42が収容される。マグネット42はシャフト31と共に回転する。回路基板801に備えられた磁気検出素子73がマグネット42の発生する磁気の変化を検出することで、モータの回転角を検出する。ここで、マグネット42の側面42bの頂面42a側の端となる保持限界位置42eは、ホルダ41の開口端部41fよりも収容穴41cの底側に配置される。これにより保持限界位置42eがホルダ41の外壁41eによって保護されるため、マグネット42の欠けや割れを防止でき、マグネット42の磁極のバランス不良や欠落した破片の混入に起因するモータの誤作動を防止することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ロータと共に回転するマグネットを備えるモータ、及び、これを用いた電動パワーステアリング装置に関する。
従来より、ロータの回転角度に応じてコイルに流す電流を制御するブラシレスモータなどのモータには、回転角度を検出するための位置センサが備えられる。位置センサは、ロータと共に回転する部位にマグネットを取り付け、そのマグネットが発生する磁気をホール素子や磁気抵抗素子などの磁気検出素子が検出するタイプのものが一般に用いられる。マグネットは、例えば特許文献1のように保持装置を介してロータシャフトに取り付けられる。
特許文献1では、図8に示すように、ロータシャフト16に保持装置34が押し嵌められ、環状磁石36は保持装置34に保持されている。ここで、Q部に示すように保持装置34の凹部深さは環状磁石36の厚みよりも浅く、環状磁石36の頂面と側面との境界である「角」は、保持装置36の縁よりも凸になっている。
特表2004−537048号公報
以下、略直方体もしくは略円柱の「頂面と側面との境界となる稜線」を「角」という。頂面と側面との境界が面取りされている場合は、面取りの両端の境界を「角」という。
マグネットが保持部材に保持されている場合において、「角」が保持部材の縁よりも凸になっていると、(1)製造工程での搬送中に物が「角」に当たる、(2)マグネットの保持にがたつきがあり、振動によってマグネットと保持部材とが衝突する、(3)モータ内部に混入した異物、またはモータ内部で脱落した別部品が「角」に当たる、などの原因により、マグネットの「欠け」や「割れ」が生じるおそれがある。
マグネットの欠けや割れが生じると、磁極のバランスが崩れ検出誤差が生じることで、モータの誤作動を招くおそれがある。また、欠落した破片がモータ内部に異物として混入し、他の部品を損傷したり、モータの正常回転を妨げ誤作動を起こしたりするおそれがある。
特に、自動車用の電動パワーステアリング装置において操舵アシストトルクを発生するためのモータとして使用される場合、モータの誤作動により運転者の意図しない動作が起こると、事故につながるなどの危険な状態に陥るおそれがある。
本発明は、上記従来技術の未解決の課題に着目してなされたものであり、マグネットの欠けや割れを防止し、誤作動を防止するモータを提供することを目的とする。
請求項1に記載のモータは、ステータ、ロータ、シャフト、ホルダ、マグネット、及び、磁気検出素子を備える。
ステータは、複数の巻線が巻回される。ロータは、ステータの径方向内側に回転可能に配置される。シャフトは、ロータと共に回転する。
ホルダは、シャフトの一端に設けられて共に回転し、シャフトと反対側に開口する有底の収容穴を有する。
マグネットは、シャフトと反対側に面する第一面と、シャフト側に面する第二面と、収容穴に嵌合する側面とを有する。また、側面の第一面側の端である保持限界位置がホルダの開口端部よりも収容穴の底側に配置されて前記ホルダに保持される。
磁気検出素子は、マグネットの第一面に対向して配置され、マグネットが発生する磁気を検出することでロータの回転角を検出する。
この構成により、マグネットの保持限界位置が収容穴の開口端部よりも収容穴の底側に配置されるため、マグネットの角がホルダの外壁によって保護される。よって、マグネットの欠けや割れを防止でき、マグネットの磁極のバランス不良や欠落した破片の混入に起因するモータの誤作動を防止することができる。
請求項2に記載のモータは、請求項1に記載のモータにおいて、マグネットの第一面と側面との境界に面取り部が形成され、当該面取り部の側面側の端が保持限界位置を構成する。
請求項3に記載のモータは、請求項1に記載のモータにおいて、マグネットの第一面と側面との境界に角丸め部が形成され、当該角丸め部の側面側の端が保持限界位置を構成する。
面取り部の端は鈍角で形成されるため、マグネットの欠けや割れが生じにくい。また、角丸め部の端は滑らかに連続するため、実質的に角がない。したがって、マグネットの磁極のバランス不良や欠落した破片の混入に起因するモータの誤作動を防止することができる。
また、この構成により、マグネットの第一面は、保持限界位置よりも開口端部側に位置することができる。あるいは開口端部の位置を越えてさらに先端側、すなわち磁気検出素子寄りに位置することができる。そのため、マグネットと磁気検出素子との距離が近くなり、磁気検出素子の検出精度が向上する。
請求項4に記載のモータは、さらに、マグネットの側面とホルダの外壁との間に接着剤が充填される。
これにより、マグネットとホルダとの金属同士の接触が防止される。したがって、例えば、振動によってマグネットとホルダとが当たることによるマグネットの欠けや割れを防止できる。すなわち、接着剤がマグネットを保護する効果を有する。
請求項5に記載のモータは、請求項4に記載のモータにおいて、接着剤が保持限界位置よりも開口端部側にはみ出して充填され、保持限界位置を覆う。
この構成により、接着剤が保持限界位置を覆って保護するため、マグネットの角がさらに欠けや割れが生じにくくなる。よって、モータの誤作動をさらに確実に防止することができる。
請求項6に記載のモータは、請求項5に記載のモータにおいて、保持限界位置よりも開口端部側にあるホルダの外壁がマグネット側に曲げられることにより、接着剤が保持限界位置を覆う。
ホルダの外壁がマグネット側、すなわち内側に曲げられることで、接着剤が収容部の外にまで漏出することを防ぐことができる。よって、接着剤の消耗を抑制するとともに、漏出した接着剤が他部品などに付着することによる弊害を防止することができる。
請求項7に記載の電動パワーステアリング装置は、請求項1〜6のいずれか一項に記載のモータを用いたものである。電動パワーステアリング装置において、モータは、自動車のハンドル操舵を補助するための操舵アシストトルクを発生する。本発明のモータは、誤作動を防止することができるため、誤作動が運転者の安全に関わる電動パワーステアリング装置において、より大きな効果を奏する。
本発明の第1実施形態によるモータを示す断面図である。 本発明の第1実施形態によるモータが適用される電動パワーステアリング装置の構成図である。 本発明の第1実施形態によるモータの要部模式図であり、図1のP部を示す。 (a):図3のZ方向から視た平面図である。(b):第1実施形態の変形例のモータの、図4(a)に相当する平面図である。 (a):本発明の第2実施形態によるモータの要部模式図である。(b):本発明の第3実施形態によるモータの要部模式図である。 本発明の第4実施形態によるモータの要部模式図である。 比較例のモータの要部模式図である。 従来技術のモータの要部断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態によるモータを図1〜図4に基づいて説明する。
図2は、本発明を適用した電動パワーステアリング装置を備えたステアリングシステムの全体構成を示す。ステアリングシステム90に備えられる電動パワーステアリング装置1は、ハンドル91に接続されたステアリングシャフト92に操舵トルクを検出するためのトルクセンサ94を設置している。ステアリングシャフト92の先端にはピニオンギア96が設けられており、ピニオンギア96はラック軸97に噛み合っている。ラック軸97の両端には、タイロッド等を介して一対の車輪98が回転可能に連結されている。ステアリングシャフト92の回転運動は、ピニオンギア96によってラック軸97の直線運動に変換され、ラック軸97の直線運動変位に応じた角度について一対の車輪98が操舵される。
電動パワーステアリング装置1は、モータ10と減速ギア89とを備える。モータ10は、減速ギア89を正逆回転させる。減速ギア89は、モータ10の回転を減速してステアリングシャフト92に伝える。
この構成により、電動パワーステアリング装置1は、ハンドル91の操舵を補助するための操舵アシストトルクを発生し、ステアリングシャフト92に伝達する。
図1は、モータ10を示す断面図である。モータ10は、略円筒状であり、その外郭として、円筒状のモータケース103と、モータケース103に対し出力側(図1の下側)に螺着されるフレームエンド102と、出力側と反対側に取り付けられる有底円筒状のカバー104とを備えている。
モータ10は、内部に、ECU5およびモータ部30を一体に備えている。
ECU5は制御部70とパワー部50とから構成される。制御部70は、トルクセンサ94によるトルク検出値、図示しない車速センサによる車速検出値、及び、モータ部30からフィードバックされる回転角検出値から電流指令値を演算する。パワー部50は、制御部70からの電流指令値に基づき、直流電源の電力をインバータ60で交流電力に変換してモータ部30に供給する。
モータ部30は、3相ブラシレスモータ構造である。モータ部30は、パワー部50から電力を供給されて回転し、操舵アシストトルクを発生する。また、モータ部30の回転角が回転角センサ85によって検出され、制御部70にフィードバックされる。
以下、各部の構成を詳しく説明する。
制御部70は、回路基板801上に形成される。回路基板801にはエッチング処理などにより配線パターンが形成され、制御部70を構成するICなどが実装される。回路基板801はカバー104に覆われ、カバー104の底部近くに、パワー部50およびモータ部30から分離されて配置される。そのため、回路基板801上の制御回路は、大電流による発熱や磁気ノイズの影響を受けにくくなっている。
回路基板801の中央には、モータ部30のシャフト31の先端に対向して磁気検出素子73が備えられている。磁気検出素子73としては、磁気抵抗素子(MRセンサ)、ホール素子などが用いられる。磁気検出素子73は、シャフト31の先端にホルダ42を介して取り付けられるマグネット42の磁気の変化を検出し、制御回路の中にある回転角検出回路に検出信号を出力する。回転角検出回路は検出信号からシャフト31の回転角を検出する。ここで、マグネット42、磁気検出素子73、及び、回転角検出回路が回転角センサ85を構成する。
パワー部50は、チョークコイル52、2系統のインバータ60、ヒートシンク601などから構成される。
チョークコイル52は、直流電源からの電源ラインに介在する。チョークコイル52は、コア521とコイル巻線522とを備える。コア521は、中心部に穴523を有する。チョークコイル52は、穴523にシャフト31が挿通した状態で、シャフト31の径方向外側に配置されている。
チョークコイル52は、半導体モジュール501の電源ラインに介在することにより、半導体モジュール501のスイッチングにより発生するノイズを平滑化する。なお、チョークコイル52の磁界がマグネット42の磁界に与える影響を抑制するため、チョークコイル52は、マグネット42から離して配置されている。
インバータ60は、1系統につき3個の半導体モジュール501、3個のコンデンサ701、及び、その他の比較的小さな電子部品を含む。
半導体モジュール501は略直方体形状であり、相対的に面積の大きな面の一方が放熱面となっている。半導体モジュール501は、2〜3個の半導体チップを一体に樹脂モールドしたものである。半導体チップは、スイッチング素子として用いられるMOSFETである。スイッチング素子のオン/オフによって、モータ部30のコイル線205に供給される電流が切り換えられる。
コンデンサ701は略円筒形状である。コンデンサ701は、半導体モジュール501の電源ラインとグランドとの間に並列に接続され、サージ電圧などのノイズ成分を抑制したり、スイッチング素子への電力供給を補助したりする。
本実施形態のモータ10は、インバータ60を2系統備える。そのため、6個のコンデンサ701が、チョークコイル52の径方向外側で周方向をほぼ6等分する位置に配置される。また、各コンデンサ701の径方向外側および周方向の両側を囲むようにヒートシンク601が配置され、さらにヒートシンク601の径方向外側に接して6個の半導体モジュール501が配置される。
ヒートシンク601は、後述するモータケース103の隔離壁1031から、回路基板801の方(図1の上方)へ延びて設けられている。ヒートシンク601は、周方向をほぼ2等分するように2つのブロックに分かれて構成され、それぞれのブロックが、3個のコンデンサ701および3個の半導体モジュール501に対応する。
ヒートシンク601の径方向外側を向く側壁面605は、シャフト31の中心軸を基点とする法線方向に対して垂直に配置されている。すなわち、ヒートシンク601の2つのブロックをあわせて6つの側壁面605が略六角形を描くように配置されている。
ヒートシンク601の側壁面605には、6個の半導体モジュール501が1個ずつ、放熱面が接触するように設置される。そのため、半導体モジュール501の発熱がヒートシンク601に放熱される。よって、半導体モジュール501の発熱による性能劣化を抑制し、故障を防止できる。
次にモータ部30について説明する。
モータ部30は、モータケース103と、モータケース103の径方向内側に配置されるステータ201と、ステータ201の径方向内側に配置されるロータ301と、ロータ301と共に回転するシャフト31とを有している。
モータケース103は、ステータ201を固定する筒状の筒部1032と、筒部1032の一端部から径方向内側に延びる隔離壁1031とを備える。隔離壁1031は、モータ部30をパワー部50から隔離する。
ステータ201は、筒部1032の内壁から径方向内側に突出する3相2系統、計6組の突極202を有している。突極202は、筒部1032の周方向に所定間隔で設けられている。突極202は、磁性材料の薄板を積層してなる積層鉄心203と、積層鉄心203の軸方向外側に嵌合するインシュレータ204とを有している。インシュレータ204にはコイル線205が巻回されている。コイル線205は3相巻線を構成している。また、コイル線205へ電流を供給するための取出線206は、隔離壁1031に設けられた穴を通ってパワー部50側へ引き出される。
ロータ301は、例えば鉄などの磁性体材料で筒状に形成されている。ロータ301は、ロータコア302と、当該ロータコア302の径方向外側に設けられた永久磁石303とを有している。永久磁石303は、N極とS極とを周方向に交互に備えている。
シャフト31は、ロータコア302の中心軸上に形成された軸穴304に圧入固定されている。また、シャフト31は、隔離壁1031に設けられた軸受け105と、フレームエンド102に設けられた軸受け106とによって、回転可能に支持されている。これにより、シャフト31はロータ301と共に回転可能となっている。
シャフト31は、チョークコイル52を挿通して回路基板801側へ延びている。シャフト31の先端には、ホルダ42を介してマグネット42が取り付けられている。
次に、マグネット42の取り付け部分の詳細について、図3、図4(a)を参照して説明する。図3は、図1のP部を示す要部模式図である。図4(a)は、図3のZ方向から視た平面図である。図3において、ホルダ41および接着剤39の厚みは、実際よりも誇張して図示されている。
ホルダ41は、鋼材などから製作される。ホルダ41は、軸方向の一方の端部が円筒状の嵌合部41aを形成し、他方の端部が四角柱状の保持部41bを形成する。保持部41bの断面は、嵌合部41aの断面よりも大きい。保持部41bには、嵌合部41aと反対側に開口する収容穴41cが設けられる。収容穴41cの軸方向と平行の側方は外壁41eに囲まれており、収容穴41cの嵌合部41a側には底部41dが形成されている。また、外壁41eの端部は開口端部41fを構成する。
嵌合部41aの内径には、シャフト31の先端部31aが圧入される。これにより、シャフト31とホルダ41とは一体に回転可能である。なお、シャフトの先端面31bがホルダの底部41dよりも手前の位置になるように圧入される。
マグネット42は略直方体形状であり、頂面42a、底面42d、及び、4面の側面42bを有する。頂面42aは特許請求の範囲に記載の「第一面」を具現したものであり、底面42dは特許請求の範囲に記載の「第二面」を具現したものである。
マグネット42は、保持部41bの収容穴41cに側面42bが勘合して収容される。底面42dは、収容穴41cの底部41dに当接する。このとき、マグネット42の側面42bとホルダ41の外壁41eとの間には接着剤39が充填される。
また、側面42bの頂面42aに近い側の端を「保持限界位置42e」という。第1実施形態では、頂面42aと側面42bとが直接接しているため、頂面42aと側面42bとの稜線が保持限界位置42eを構成する。さらに、収容穴41cの深さがマグネット42の高さよりも深いため、保持限界位置42eは開口端部41fよりも収容穴41cの底側に配置される。
マグネット42の頂面42aは、磁気検出素子73に対向する。図4(a)に示すように、マグネット42は、保持部41bの長手方向の一方側にN極、他方側にS極の磁極を備えている。したがって、マグネット42がシャフト31およびホルダ41と共に回転することで磁極が入れ替わり、マグネット42が発生する磁気が連続的に変化する。
(作用)
次に、モータ10の作用について説明する。
制御部70からの電流指令値に基づき、パワー部50がモータ部30に電力を供給すると、ステータ201のコイル線205に電流が流れ、電磁石を構成する。すると、永久磁石303の磁力によりロータ301が回転する。ロータ301が回転すると、シャフト31、ホルダ41、マグネット42が共に回転する。回転に伴い、マグネット42のN極、S極の磁極が入れ替わり、マグネット42が発生する磁気が変化する。この磁気の変化を磁気検出素子73が検出することで、回転角センサ85がロータの回転角を検出し、制御部70へフィードバックする。制御部70は、回転角検出値に応じて、ステータ201のコイル線205へ供給する電流を順次切り替えるようパワー部50に指令する。これにより、ロータ301は回転し続ける。
(効果)
第1実施形態のモータ10では、マグネット42の保持限界位置42eが開口端部41fよりも収容穴41cの底側に配置されるため、マグネット42の角がホルダ41の外壁41cによって保護される。したがって、マグネット42の欠けや割れを防止でき、マグネット42の磁極のバランス不良や欠落した破片の混入に起因するモータ10の誤作動を防止することができる。
また、マグネット42の側面42bとホルダ41の外壁41eとの間に接着剤39が充填されるため、マグネット42とホルダ41との金属同士の接触が防止される。したがって、例えば、振動によってマグネット42とホルダ41とが当たることによるマグネット42の欠けや割れを防止できる。そのため、モータ10の誤作動をより確実に防止することができる。
(比較例)
次に、本発明と比較するための比較例を図7に基づいて説明する。
比較例において、ホルダ41は、第1実施形態と同様である。マグネット49は、底面49dが収容穴41cの底部41dに当接するよう収容穴41cに収容される。ここで、収容穴41cの深さは、略直方体のマグネット49の高さよりも浅い。したがって、保持限界位置49eは開口端部41fを越えて磁気検出素子73寄りに配置され、マグネット49の角が開口端部41fよりも凸になっている。また、マグネット49の側面49bとホルダ41の外壁41eとの間には接着剤が充填されていない。
マグネット49の角が開口端部41fよりも凸になっているため、(1)製造工程での搬送中に物が角に当たる、(2)マグネット49の保持にがたつきがあり、振動によってマグネット49とホルダ41とが衝突する、(3)モータ10内部に混入した異物、またはモータ10内部で脱落した別部品が角に当たる、などの原因により、マグネット49の欠けや割れが生じるおそれがある。
また、マグネット49の側面49bとホルダ41の外壁41eとの間に接着剤が充填されていないため、例えば、上記の原因(2)の場合、振動によってマグネット49とホルダ41とが金属同士直接当たり、欠けや割れが生じやすくなる。
マグネット49の欠けや割れが生じると、磁極のバランスが崩れ検出誤差が生じることで、モータ10の誤作動を招くおそれがある。また、欠落した破片がモータ10内部に異物として混入し、他の部品を損傷したり、モータ10の正常回転を妨げ誤作動を起こしたりするおそれがある。
(第1実施形態の変形例)
第1実施形態の変形例を、図4(b)を参照して説明する。
本変形例では、図3のZ方向から視たホルダ43の平面形状は略円形である。すなわち、保持部43bは円筒形状をしている。またマグネット44の側面には円筒面44bの二箇所がカットされて略平行な平坦面44fが設けられている。マグネット44は、平坦面44fと平行な方向の一方側にN極、他方側にS極の磁極を備えている。
この変形例では、第1実施形態と同様、マグネット42の欠けや割れを防止でき、モータ10の誤作動を防止することができる。また、ホルダ43は、旋盤工程のみで切削加工できるため、製造工数が削減できる。さらに、平坦面44fが設けられていることにより、モータ10の組付け時に、磁極の方向を一見して容易に把握できる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態によるモータを図5(a)に基づいて説明する。第2実施形態は、マグネットを除く構成については第1実施形態と同様である。また、マグネット45の側面45bが収容穴41cに勘合して収容され、底面45dが収容穴41cの底部41dに当接する点も同様である。頂面45aは特許請求の範囲に記載の「第一面」を具現したものであり、底面45dは特許請求の範囲に記載の「第二面」を具現したものである。
第2実施形態では、マグネット45の頂面45aと側面45bとの境界に面取り部45cが形成されている。面取り部45cは、いわゆる「C面」であり、約45°の傾斜面である。面取り部45cの側面45b側の端が「保持限界位置45e」を構成する。
保持限界位置45eは、開口端部41fよりも収容穴41cの底側に配置される。また、接着剤39は、保持限界位置45eよりも開口端部41f側にはみ出して、保持限界位置45eを覆うように充填されている。
頂面45aは、開口端部41fを越えて磁気検出素子73寄りに配置されている。
第2実施形態では、保持限界位置45eは、さらに接着剤39で覆われて保護される。また、頂面45a側の面取り端45fは約135°の鈍角で形成されるため、マグネット45の欠けや割れが生じにくい。したがって、マグネット45の磁極のバランス不良や欠落した破片の混入に起因するモータ10の誤作動を防止することができる。
また、この構成により、マグネットの頂面45aは、開口端部41fの位置を越えて磁気検出素子73寄りに位置するため、マグネット45と磁気検出素子73との距離が近くなり、磁気検出素子73の検出精度が向上する。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態によるモータを図5(b)に基づいて説明する。第3実施形態は、マグネットを除く構成については第1、第2実施形態と同様である。また、マグネット46の側面46bが収容穴41cに勘合して収容され、底面46dが収容穴41cの底部41dに当接する点も同様である。頂面46aは特許請求の範囲に記載の「第一面」を具現したものであり、底面46dは特許請求の範囲に記載の「第二面」を具現したものである。
第3実施形態では、マグネット46の頂面46aと側面46bとの境界に角丸め部46cが形成されている。角丸め部46cは、いわゆる「R」であり、断面が略円弧の曲面である。角丸め部46cの側面46b側の端が「保持限界位置46e」を構成する。
保持限界位置46eは、開口端部41fよりも収容穴41cの底側に配置される。また、接着剤39は、保持限界位置46eよりも開口端部41f側にはみ出して、保持限界位置46eを覆うように充填されている。
頂面46aは、開口端部41fを越えて磁気検出素子73寄りに配置されている。
第3実施形態では、保持限界位置46eは、さらに接着剤39で覆われて保護される。また、頂面46a側の角丸め端46fは滑らかに連続するため、実質的に角がない。よって、マグネット46の欠けや割れの防止に有効であり、モータ10の誤作動をより確実に防止することができる。
また、この構成により、マグネットの頂面46aは、開口端部41fの位置を越えて磁気検出素子73寄りに位置するため、マグネット46と磁気検出素子73との距離が近くなり、磁気検出素子73の検出精度が向上する。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態によるモータを図6に基づいて説明する。第4実施形態は、ホルダ、接着剤を除く構成については第1実施形態と同様である。
第4実施形態では、ホルダ47の嵌合部47a、保持部47b、収容穴47c、底部47d、外壁47eの形状は第1実施形態と類似している。収容穴47cの深さはマグネット42の高さよりも深く、かつ、収容穴47cの深さとマグネット42の高さとの差は、第1実施形態における差よりも大きい。そして、保持限界位置42eよりも開口端部47f側に延びた外壁47eは、曲げ部47gにて収容穴47cの内側に曲げられている。
また、接着剤39は、マグネット42の側面42bから保持限界位置42eよりも開口端部47f側にはみ出して充填される。はみ出した接着剤39は、外壁47eが内側に曲げられることによって内側へ押し込まれ、保持限界位置42eを覆うような状態となる。
この構成により、接着剤39が保持限界位置42eを覆って保護するため、マグネット47の欠けや割れがさらに生じにくくなる。よって、モータ10の誤作動をより確実に防止することができる。
加えて、収容部47bの外壁47eが内側に曲げられることで、接着剤39が収容部47bの外にまで漏出することを防ぐことができる。よって、接着剤39の消耗を抑制するとともに、漏出した接着剤39が他部品などに付着することによる弊害を防止することができる。
(その他の実施形態)
(ア)上記の実施形態では、ホルダはシャフト31と別の部品として製作され、圧入により組み立てられた。しかし、ホルダとシャフトは一体に製作されてもかまわない。
(イ)第1実施形態の変形例として、平面形状が略円形であるホルダ43およびマグネット44の実施例を図4(b)に示した。第2〜弟4実施形態についても同様に、ホルダおよびマグネットの平面形状は略円形であってもよい。特に第4実施形態では、ホルダが略円形であることにより、内側への曲げが均一にできる。
(ウ)第2または第3実施形態では、マグネットの頂面と側面との境界に面取り部または角丸め部が単独で形成された。しかし、頂面と側面との境界は、多段の面取り部、面取り部と角丸め部の組み合わせ、または、断面が円弧以外の曲線で構成される形状などで形成されてもかまわない。
(エ)第1〜第3実施形態において、マグネットの側面とホルダの外壁との間に、保護となる接着剤が充填されることが望ましい。しかし、接着剤は必ずしも必須ではない。その場合、マグネットを収容穴に挿入後、収容部の外壁をかしめる、または、外壁からマグネットの側面を貫通して抜け止めピンを貫入するなどの方法によってマグネットを保持することができる。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
例えば、自動車用のモータ以外にエアコン用送風機のモータなどにも使用することができる。
1:電動パワーステアリング装置、5:ECU、10:モータ、102:フレームエンド、103:モータケース、104:カバー、201:ステータ、202:突極、205:コイル線、30:モータ部、301:ロータ
31:シャフト、31a:先端部、31b:先端面、39:接着剤
41、43、47:ホルダ、41a、47a:嵌合部、41b、43b、47b:保持部、41c、47c:収容穴、41d、47d:底部、41e、47e:外壁、41f、47f:開口端部、47g:曲げ部
42、44、45、46:マグネット、42a、45a、46a:頂面(第一面)、
42b、44b、45b、46b:側面、42d、45d、46d:底面(第二面)、
42e、45e、46e:保持限界位置、44f:平坦面、45c:面取り部、45f:面取り端、46c:角丸め部、46f:角丸め端
50:パワー部、501:半導体モジュール、52:チョークコイル、60:インバータ、601:ヒートシンク、70:制御部、701:コンデンサ、73:磁気検出素子、801:回路基板、85:回転角センサ、90:ステアリングシステム、

Claims (7)

  1. 複数の巻線が巻回されるステータと、
    前記ステータの径方向内側に回転可能に配置されるロータと、
    前記ロータと共に回転するシャフトと、
    前記シャフトの一端に設けられて共に回転し、前記シャフトと反対側に開口する有底の収容穴を有するホルダと、
    前記シャフトと反対側に面する第一面と、前記シャフト側に面する第二面と、前記収容穴に嵌合する側面とを有し、前記側面の第一面側の端である保持限界位置が前記ホルダの開口端部よりも前記収容穴の底側に配置されて前記ホルダに保持されるマグネットと、
    前記マグネットの第一面に対向して配置され、前記マグネットが発生する磁気を検出することで前記ロータの回転角を検出する磁気検出素子と、
    を備えるモータ。
  2. 前記マグネットの第一面と側面との境界に面取り部が形成され、当該面取り部の側面側の端が前記保持限界位置を構成することを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 前記マグネットの第一面と側面との境界に角丸め部が形成され、当該角丸め部の側面側の端が前記保持限界位置を構成することを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  4. 前記マグネットの側面と前記ホルダの外壁との間に接着剤が充填されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のモータ。
  5. 前記接着剤は前記保持限界位置よりも前記開口端部側にはみ出して充填され、前記保持限界位置を覆うことを特徴とする請求項4に記載のモータ。
  6. 前記保持限界位置よりも前記開口端部側にある前記ホルダの外壁が前記マグネット側に曲げられることにより、前記接着剤が前記保持限界位置を覆うことを特徴とする請求項5に記載のモータ。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のモータを用いた電動パワーステアリング装置。
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