JP5059021B2 - ブラシレスモータ - Google Patents

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Description

本発明は、電動パワーステアリング装置等に使用されるブラシレスモータに関し、特に、ロータマグネットを保持するマグネットホルダの構造に関する。
自動車等の操舵力補助のため、近年多くの車両にいわゆるパワーステアリング装置が装備されている。このようなパワーステアリング装置としては、近年、エンジン負荷軽減や重量低減等の観点から、電気式の動力操舵装置(いわゆる電動パワーステアリング装置)を搭載した車両が増大している。この電動パワーステアリング装置(以下、EPSと略記する)では、狭いボンネット空間内などに装置を配置する関係から、その駆動源であるモータにも小型化、高性能化が要求されている。従来、このようなモータとしては、ブラシ付のDCモータが多く用いられてきたが、昨今では、制御技術の向上も相俟って、小型高性能化の点で優れたブラシレスモータの採用が増大している。
一方、ブラシレスモータでは、ロータを回転駆動させるには、ロータの回転位置を検出し、検出したロータ回転位置に基づいて、ステータ側のコイル(ステータコイル)を順次励磁する必要がある。ロータの回転位置検出には、従来より、エンコーダやホールIC等を用いた検出装置が使用されている。近年、ブラシレスモータの高性能化・低騒音化の要請から、回転位置検出にも分解能の高いセンサが求められ、非接触回転センサのひとつであるレゾルバの使用も増加している。レゾルバは、高温や振動環境下に強く、構造がシンプルで故障にくいことから、車載用のモータ、特に、EPSへの使用が増大している。
このレゾルバに使用に際しては、高い精度でのロータ回転位置の検出が求められており、レゾルバ精度向上のためには、モータ部とレゾルバの磁気回路が同期することが重要となる。そして、両者の磁気回路が同期するには、モータ部分とレゾルバとの間の位置精度が重要である。このため、モータ−レゾルバ間の位置精度を決めるレゾルバロータとモータ部分のロータマグネットとの間の位置関係には、高い精度が求められる。特に、コスト低減の観点から、ロータにセグメントマグネットを使用したタイプのモータでは、まず、ロータコアに対するマグネットの位置決めを行う必要があり、マグネットの固定を兼ねたマグネットホルダが使用されている。
図7は、ラック軸タイプのEPS用モータの概略構成を示す説明図である。図7に示すように、マグネット101は、シャフト102に圧入固定されたロータコア103に取り付けられる。ロータコア103には、マグネットホルダ104が固定されている。マグネット101は、マグネットホルダ104によって、ロータコア103の外周面に保持・固定される。一方、レゾルバロータ105は、通常、シャフト102に固定されている。レゾルバロータ105の軸方向の両側には、軸方向の抜け止めのため、スペーサ106,107が配置されている。各スペーサ106,107は、シャフト102に固定されている。レゾルバロータ105は、スペーサ106,107によって軸方向に抜け止めされる。
また、レゾルバロータの回転方向の位置決めは、シャフト102,スペーサ106,レゾルバロータ105のそれぞれに位置決め指標Pを設け、それらを合わせることによって行われる。すなわち、まず、互いの指標Pを合せつつ、シャフト102にスペーサ106を圧入する。次に、スペーサ106とレゾルバロータ105の指標Pを合わせ、レゾルバロータ105をシャフト102に接着固定する。さらに、シャフト102にスペーサ107を圧入し、レゾルバロータ105をスペーサ106,107にて挟み込み、軸方向の抜け止めを行う。
この場合、シャフト102に設けられた位置決め指標Pは、ロータの基準位置を示している。そこで、この指標Pを基準として、ロータコア103はシャフト102に、マグネットホルダ104はロータコア103にそれぞれ固定される。また、レゾルバロータ105の位置決め指標Pも、レゾルバ単体としての基準位置を示している。従って、指標Pを合わせる形でマグネットホルダ104やレゾルバロータ105を取り付けることにより、マグネットホルダ104に保持・固定されたマグネット101とレゾルバロータ105が、所定の角度位置関係にて位置決め固定される。これにより、モータ部とレゾルバの磁気回路が同期し、レゾルバを用いたロータ回転位置の検出が可能となる。
特開2006-87277号公報 特開2005-20887号公報
しかしながら、前述のようなモータ構成の場合、レゾルバロータの取り付けに当たり、スペーサが2個必要となる。このため、部品点数が多くなり、コストアップの要因となるという問題があった。また、モータ部分とレゾルバとの間の位置精度を高めるには、各部品ごとに高い寸法精度が求められる。特に、部品点数が多い構成の場合、組み付け工程も増大し、その都度高い組付精度が要求されるため、コスト的にも不利となるという問題があった。
さらに、各部品の組み付けに際し、位置決め指標を基準として、目視にて作業を行うため、組み付け精度が低くなるという問題があった。加えて、目視による手作業のため、量産性向上の妨げともなるという問題もあった。特に、部品点数が多い構成の場合、組み付け誤差が積み上がるため、モータ部分とレゾルバとの間の位置精度向上が難しく、作業工数も増大する。このため、ロータ位置検出精度向上や製造コスト削減の足かせとなるという問題あり、その改善が求められていた。
本発明の目的は、レゾルバを用いたブラシレスモータにおいて、レゾルバロータ周りの部品点数を削減しつつ、モータ部分とレゾルバとの間の位置精度の向上を図ることにある。
本発明のブラシレスモータは、ステータコアと、前記ステータコアに巻装されたコイルとを備えるステータと、前記ステータに対し回転自在に配置され、ロータシャフトと、前記ロータシャフトに固定されたロータコアと、前記ロータコアの外周に取り付けられたマグネットとを備えるロータと、前記ロータシャフトに取り付けられたレゾルバロータと、前記レゾルバロータの外側に配置されたレゾルバステータとを備えるレゾルバと、前記ロータに取り付けられ、前記マグネットを前記ロータコアの外周に保持・固定するマグネット保持部と、前記レゾルバロータと接続されるレゾルバロータ接続部とを備えるマグネットホルダとを有することを特徴とする。
本発明にあっては、ステータ、ロータ及びレゾルバを備えたブラシレスモータに、マグネットを保持・固定するマグネット保持部と、レゾルバロータと接続されるレゾルバロータ接続部とを備えるマグネットホルダを設けることにより、マグネットとレゾルバロータを所定の角度位置関係にて機械的に接続できる。このため、目視にて指標を合わせる方式に比して、マグネット−レゾルバロータ間の位置決め精度が向上する。また、目視作業が不要なため、組付作業性も向上し、その分、工数の削減も図られる。
前記ブラシレスモータにおいて、前記レゾルバロータ接続部と前記レゾルバロータとの間に、前記レゾルバロータ接続部と前記レゾルバロータを結合するレゾルバ結合部を設けても良い。この場合、前記レゾルバ結合部に、前記レゾルバロータ接続部に形成され軸方向に延びるレゾルバロータ接続片と、前記レゾルバロータに形成され前記レゾルバロータ接続片が嵌合する嵌合部とを設けても良い。また、前記レゾルバロータ接続片と前記マグネットとを所定の角度位置関係に設定すると共に、前記嵌合部とレゾルバロータの外周に形成された凸部とを所定の角度位置関係に設定しても良い。
加えて、前記ロータシャフトに、前記レゾルバロータが当接し、前記レゾルバロータの軸方向への移動を規制するフランジ部を設けても良い。これにより、レゾルバロータがフランジ部によって抜け止めされ、ロータシャフトにスペーサを配する必要がなくなり、その分、部品点数や組付工数が削減される。また、前記フランジ部を前記ロータシャフトと一体的に形成し、前記レゾルバロータを前記レゾルバロータ接続部に取り付けたとき、前記レゾルバロータの一端側が当接して前記レゾルバロータの軸方向への移動が規制されるようにしても良い。
一方、前記レゾルバロータ接続部と前記マグネット保持部を分離可能に設けても良い。これにより、通電タイミングの変更等の仕様変更に際し、マグネット保持部を変更することなく、レゾルバロータ接続部の変更のみで対応できる。このため、大型で複雑な新規金型が不要となり、より安価な部品にて多くの車体ラインナップに柔軟に対応可能となる。この場合、前記レゾルバロータ接続部と前記マグネット保持部との間に、前記レゾルバロータ接続部と前記マグネット保持部を接合するホルダ接合部を設けても良い。また、前記ホルダ接合部に、前記レゾルバロータ接続部に形成され軸方向に延びる嵌合片と、前記マグネット保持に形成され前記嵌合片が嵌合する嵌合とを設けても良い。
本発明のブラシレスモータによれば、ステータ、ロータ及びレゾルバを備えたブラシレスモータにて、マグネットを保持・固定するマグネット保持部と、レゾルバロータと接続されるレゾルバロータ接続部とを備えるマグネットホルダを設けたので、マグネットとレゾルバロータを、所定の角度位置関係にて機械的に接続することができ、マグネットとレゾルバロータの間を高精度に位置決めすることができる。また、目視作業が不要なため、組付作業性も向上し、その分、工数の削減を図ることも可能となり、製造コストを低減させることが可能となる。
また、ロータシャフトに、レゾルバロータの軸方向への移動を規制するフランジ部を設けることにより、レゾルバロータがフランジ部によって抜け止めされ、ロータシャフトにスペーサを配する必要がなくなり、その分、部品点数や組付工数を削減することが可能となる。また、ロータシャフトのスペーサを固定していた部位の寸法精度も緩和されるため、ロータシャフトの製造コストも削減できる。
さらに、レゾルバロータ接続部とマグネット保持部を分離可能に設けることにより、通電タイミングの変更等の仕様変更に際し、マグネット保持部を変更することなく、レゾルバロータ接続部の変更のみで対応することが可能となる。このため、金型を新規に製造する場合も、マグネット保持部用のものだけで足り、大型で複雑な新規金型を製作する必要がなく、より安価な部品にて多くの車体ラインナップに柔軟に対応することが可能となる。
本発明の実施例1であるブラシレスモータの構成を示す断面図である。 マグネットホルダの斜視図である。 (a)は(b)のA−A線に沿ったマグネットホルダの断面図、(b)はマグネットホルダの右側面図である。 (a)はレゾルバロータの側面図、(b)はその断面図である。 本発明の実施例2であるブラシレスモータのマグネット保持部の構成を示しており、(a)はその断面図、(b)は側面図である。 本発明の実施例2であるブラシレスモータのレゾルバロータ接続部の構成を示しており、(a)はその正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図である。 ラック軸タイプのEPS用モータの概略構成を示す説明図である。
符号の説明
1 ブラシレスモータ 2 ラック軸
3 ボールねじ機構 11 ステータ
12 ハウジング 13 ステータコア
14 コイル 15 インシュレータ
15a インシュレータ 16 ターミナルユニット
17 コイル給電端子 18 外部接続端子
19 リード線 21 ロータ
22 ロータシャフト 23 ロータコア
24 マグネット 25 マグネットカバー
31 ハウジング 32 ベアリング
33 レゾルバ 34 レゾルバステータ
35 レゾルバロータ 36 コイル
41 ハウジング 42 ナット部
43 スクリュー部 44 ボール
45 アンギュラーベアリング 46a,46b ベアリング固定用リング
47 段部 48 ベアリング固定用リング
49 段部 51 マグネットホルダ
52 マグネット保持部 53 ロータシャフト固定部
53a 端面 54 レゾルバロータ接続部
55 ベース部 56 ホルダアーム
57 レゾルバロータ接続片 58 基片部
59 嵌合爪 61 テーパ部
62 凸部 63 レゾルバ結合部
64 フランジ部 65 シャフト挿通孔
66 嵌合溝(嵌合部) 71 ブラシレスモータ
72 マグネットホルダ 73 マグネット保持部
74 レゾルバロータ接続部 75 ホルダ接合部
76 ベース部 77 ホルダアーム
78 シャフト挿通孔 79 嵌合溝
81 嵌合片 101 マグネット
102 シャフト 103 ロータコア
104 マグネットホルダ 105 レゾルバロータ
106 スペーサ 107 スペーサ
P 位置決め指標
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施例1であるブラシレスモータの構成を示す断面図である。図1のモータ1は、ラックアシスト式のEPSの動力源として使用され、モータ1の内部をラック軸2が貫通する構成となっている。モータ1の回転は、ボールねじ機構3を介してラック軸2に伝達され、操舵補助力となる。モータ1は、外側にステータ11、内側にロータ21を配したインナーロータ型の装置構成となっている。ロータ21の回転位置の検出には、レゾルバ33が使用されている。
ステータ11は、ハウジング12と、ハウジング12の内周側に固定されたステータコア13及びステータコア13に巻装されたコイル14とを備えた構成となっている。ハウジング12は鉄等にて形成されている。ハウジング12の図中左端側には、アルミダイカスト製のハウジング41が取り付けられている。ステータコア13は鋼板を多数積層した構成となっている。ステータコア13の内周側には、複数個(ここでは9個)のティースが突設されている。ティース間に形成されたスロット(同9個)には、合成樹脂製のインシュレータ15を介してコイル14が巻装されている。
ステータコア13の両端には、インシュレータ15が取り付けられている。インシュレータ15のうち、図1において左側のもの(インシュレータ15a)の左端部には、ターミナルユニット16が取り付けられている。ターミナルユニット16には、径方向に向かってコイル給電端子17が多数突設されている。各コイル給電端子17には、コイル14の端末部(コイル14の巻き始め部分や巻き終わり部分)が接続されている。ターミナルユニット16にはさらに、コイル給電端子17と電気的に接続された外部接続端子18が設けられている。外部接続端子18には、リード線19が接続されている。各コイル14には、外部電源と接続されたリード線19から、ターミナルユニット16を介して適宜電力が供給される。
ロータ21はステータ11の内側に配置されている。ロータ21は、円筒状のロータシャフト22と、ロータコア23、マグネット24及びマグネットカバー25を同軸状に配した構成となっている。ロータシャフト22の内側には、ラック軸2が挿通される。ロータシャフト22の外周には、円筒形状のロータコア23が外装されている。ロータコア23の外周には、合成樹脂製のマグネットホルダ51によって、6極構成のマグネット24が保持・固定されている。図2はマグネットホルダ51の斜視図、図3(a)は(b)のA−A線に沿ったマグネットホルダ51の断面図、(b)はマグネットホルダ51の右側面図である。
図2〜4に示すように、マグネットホルダ51は、マグネット保持部52と、ロータシャフト固定部53、及び、レゾルバロータ接続部54とを備えた構成となっている。マグネット保持部52には、ロータシャフト固定部53と共にロータシャフト22に固定されるベース部55と、ベース部55から軸方向に突出形成されたホルダアーム56が設けられている。ホルダアーム56は、ベース部55の一端側から軸方向に延びる片持ち梁構造となっている。また、ホルダアーム56の断面は略T字形になっている。隣接するホルダアーム56の間には、ホルダアーム56の自由端側(図3において左端側)に、軸方向からマグネット24が圧入される。これにより、マグネット24は、ロータコア23の外周面とホルダアーム56との間に保持・固定される。マグネット24を装着した後、マグネットホルダ51の外側にはマグネットカバー25が外装される。これにより、マグネット24を径方向から押さえると共に、マグネット24の軸方向への移動を規制する(抜け止め)。
ロータシャフト固定部53は円筒形状に形成されており、ベース部55と一体に成形されている。ロータシャフト固定部53の内径は、ロータシャフト22の外径よりも若干小さく形成されている。マグネットホルダ51は、このロータシャフト固定部53によって、ロータシャフト22の外周に圧入固定される。
ロータシャフト固定部53の端部(図1において右端側、図2において上端側)には、レゾルバ33のレゾルバロータ35と接続されるレゾルバロータ接続片57が設けられている。レゾルバロータ接続片57は、ロータシャフト固定部53の端部から軸方向に向かって突出形成されており、周方向に等分に3個形成されている。レゾルバロータ接続片57は、マグネット保持部52に保持・固定されたマグネット24との間に、所定の角度位置関係を有している。レゾルバロータ接続片57は、ロータシャフト固定部53の端面53aに突設された基片部58と、基片部58からさらに軸方向に突設された嵌合爪59とから構成されている。嵌合爪59は、基片部58よりも周方向の寸法が小さくなっている。また、嵌合爪59の先端部にはテーパ部61が形成されている。
ハウジング12の図中右端側には、アルミダイカスト製のハウジング31が取り付けられている。ハウジング31内には、ロータ21の右端側を支持するベアリング32と、ロータ21の回転を検知するレゾルバ33が収容されている。レゾルバ33は、ハウジング31側に固定されたレゾルバステータ34と、ロータ21側に固定されたレゾルバロータ35とから構成されている。レゾルバステータ34にはコイル36が巻装されており、励磁コイルと検出コイルが設けられている。
レゾルバステータ34の内側には、ロータシャフト22に固定されたレゾルバロータ35が配置される。図4(a)はレゾルバロータ35の側面図、(b)はその断面図である。レゾルバロータ35は、図4(b)に示すように、金属板を積層した構成となっており、三方向に凸部62が形成されている。ロータシャフト22が回転すると、レゾルバロータ35もまたレゾルバステータ34内にて回転する。レゾルバステータ34の励磁コイルには高周波信号が付与されており、凸部62の近接離反により検出コイルから出力される信号の位相が変化する。この検出信号と基準信号とを比較することにより、ロータ21の回転位置が検出される。そして、ロータ21の回転位置に基づき、コイル14への電流が適宜切り替えられ、ロータ21が回転駆動される。
ここで、従来のブラシレスモータにおいては、前述のように、レゾルバロータを目視作業にて取り付けると共に、その前後にスペーサを配して抜け止めを行っているため、精度的にも作業効率的にも問題があった。これに対し、本発明によるモータ1では、マグネットホルダ51とレゾルバロータ35との間に、両者を結合するレゾルバ結合部63が設けられており、レゾルバロータ35を高精度に位置決めできるようになっている。また、ロータシャフト22にはフランジ部64が形成されており、スペーサを用いることなく、レゾルバロータ35の抜け止めができるようになっている。
図4(a)に示すように、レゾルバロータ35には、ロータシャフト22が挿通されるシャフト挿通孔65が形成されている。このシャフト挿通孔65には、嵌合溝(嵌合部)66が軸方向に沿って切欠形成されている。嵌合溝66は、レゾルバロータ接続片57に対応して、周方向に3カ所等分に配置されている。レゾルバロータ接続片57とこの嵌合溝66により、レゾルバ結合部63が形成される。また、嵌合溝66は、レゾルバロータ35の凸部62と所定の角度位置関係となるように形成されている。嵌合溝66の周方向の寸法は、嵌合爪59の周方向の寸法よりも若干小さくなっており、嵌合爪59は嵌合溝66内に軽圧入される形で取り付けられる。
一方、ロータシャフト22の右端寄りには、図1に示すように、フランジ部64が形成されている。フランジ部64は、ロータシャフト22の他の部位よりも大径に形成されている。レゾルバロータ35をロータシャフト22に取り付けると、レゾルバロータ35の一端側がフランジ部64に当接するようになっている。これにより、レゾルバロータ35の軸方向への移動が規制され、ロータシャフト22上にてレゾルバロータ35が軸方向に抜け止めされる。
このような構成からなるモータ1では、まず、ロータシャフト22にレゾルバロータ35が取り付けられる。レゾルバロータ35は、シャフト挿通孔65にロータシャフト22を挿入し、レゾルバロータ35をロータシャフト22に圧入する形で取り付けられる。レゾルバロータ35は、フランジ部64に当接する位置まで圧入される。その後、ロータシャフト22に、マグネットホルダ51が圧入固定される。この際、レゾルバロータ35の嵌合溝66には、レゾルバロータ接続片57の嵌合爪59が軽圧入される。
嵌合爪59は、マグネットホルダ51に保持・固定されたマグネット24に対し、所定の角度位置関係を有している。また、嵌合溝66は、レゾルバロータ35の凸部62と所定の角度位置関係を有している。従って、嵌合爪59を嵌合溝66に取り付けることにより、マグネット24とレゾルバロータ35は、所定の角度位置関係にて接続される。すなわち、マグネット24とレゾルバロータ35は、嵌合爪59と嵌合溝66により、その位置関係が機械的に設定される。このため、当該モータ1では、目視にて指標を合わせる方式に比して、位置決め精度を飛躍的に向上させることができる。また、目視作業が不要なため、組付作業性も向上し、その分、工数の削減を図ることも可能となる。
さらに、マグネット24とレゾルバロータ35の周方向の位置決めが高精度になされているため、レゾルバ33の最終的な位置調整の際のレゾルバステータ34の調整角度が小さくなり、レゾルバ33の調整作業が容易となる。また、レゾルバ調整用に設ける長孔も小さくすることができ、長孔形成用のブラケット等の寸法も削減できる。長孔形成用のブラケットは、モータ内において他の部品・部位と干渉し易い位置にあるため、この部分はできるだけ小さい方が好ましい。従って、長孔の周方向寸法が削減されブラケットが小さくなれば、その分、周方向にスペースが生じ、モータ内のレイアウト性が向上すると共に、全体的に見てモータの小型化を図ることが可能となる。
また、レゾルバロータ35は、フランジ部64とレゾルバロータ接続片57の基片部58との間に挟まれる形で、ロータシャフト22上に取り付けられる。従って、当該モータ1では、特別なスペーサを用いることなく、レゾルバロータ35を軸方向に抜け止めすることが可能となる。このため、従来のブラシレスモータに比して、部品点数を削減できると共に、スペーサ組付作業も不要となるため、生産性も向上し、コスト低減を図ることが可能となる。さらに、ロータシャフト22のスペーサを固定していた部位の寸法精度も緩和されるため、その分のコストも削減できる。
加えて、スペーサ分の重量やイナーシャも低減でき、モータの軽量化が図られると共に、制御応答性も向上する。このため、EPS用モータとしての商品価値も向上する。また、スペーサによる抜け止めを廃したことにより、ロータシャフト22に対し、レゾルバロータ35やマグネットホルダ51、ロータコア23などを同一方向から組み付けることができ、この点においても作業性の向上が図られる。なお、フランジ部64の外形寸法精度は比較的ラフで良いため、フランジ部64形成に伴うコスト増よりも、スペーサ固定部の寸法精度緩和によるコスト減の方が大きい。
ハウジング12の左端側には、ハウジング41が取り付けられている。ハウジング41内には、ボールねじ機構3が組み込まれている。ボールねじ機構3は、ナット部42と、ラック軸2の外周に形成されたスクリュー部43と、ナット部42とスクリュー部43との間に介装された多数のボール44とから構成されている。ラック軸2は、軸回りの回転が規制された状態で、ナット部42によって、左右方向に往復動自在支持され、ナット部42の回転に伴って左右方向に移動する。
ナット部42は、ロータシャフト22の左端部に固定されており、ハウジング41に固定されたアンギュラーベアリング45によって回転自在に保持されている。アンギュラーベアリング45は、ハウジング41の開口部にねじ込まれたベアリング固定用リング46a,46bと、ハウジング41の内部に形成された段部47との間で、軸方向の動きが規制された状態で固定されている。また、ナット部42とアンギュラーベアリング45との間の軸方向の動きは、ナット部42の左端にねじ込まれたベアリング固定用リング48と、ナット部42の外周に形成された段部49とによって規制される。
このようなモータ1を備えたEPSでは、まず操向ハンドルが操作されてステアリング軸が回転し、この回転に応じた方向にラック軸2が移動して転舵操作がなされる。この操作により、図示しないステアリングトルクセンサが作動すると、検出トルクに応じて、バッテリからリード線を介してコイル14に電力が供給される。コイル14に電力が供給されるとモータ1が作動し、ロータシャフト22が回転する。ロータシャフト22が回転すると、これと結合されたナット部42が回転し、ボールねじ機構3の作用により、ラック軸2に対し軸方向の操舵補助力が伝達される。これにより、ラック軸2の移動が促進され、操舵力が補助される。
次に、本発明の実施例2であるブラシレスモータについて説明する。実施例2のブラシレスモータ71(以下、モータ71と略記する)は、基本構成は実施例1のモータ1と同様であるが、マグネットホルダ72が分割構造となっており、設計自由度の向上が図られている。なお、実施例2では、実施例1と同様の部材、部分については同一の符号を付し、その説明は省略する。
ここで、EPS用のブラシレスモータでは、多種多様な車体ラインナップに対応できる柔軟性の高い製品が求められている。しかしながら、ブラシレスモータは、ブラシ付モータに比べて未だ高価であり、単品部品の加工方法を含め、多種多様な仕様のモータを如何に安価に製造するかが大きな課題となっている。例えば、モータの通電タイミングに関しても、種々の仕様に応じてその設定を適宜変更する必要がある。特にEPS用モータに関しては、車体の仕様(ハンドルの左右等)が、多様化してしまうので、極力、部品の共用化を図るため、通電タイミングの変更によって各種の仕様に対応することが多い。
このような通電タイミングの変更は、設計上、ステータ側やロータ側の構成によって任意に行うことが可能であり、次のような変更方法が知られている。まず、ステータ側にて通電タイミングを変更する方法としては、レゾルバステータとステータコアの周方向の角度位置関係を変更する方法がある。この場合、位置関係の変更には、レゾルバステータの角度位置を変更するやり方と、ステータコアの角度位置を変更するやり方がある。前者の場合、レゾルバステータは、センサ線を接続するコネクタと一体化されているため、センサコネクタの引き出し位置を変更しないためには、レゾルバステータの構造を変更する必要がある。
一方、後者の場合、ステータコアは、ターミナルユニットを介して外部接続端子(パワーコネクタ)と一体になっているため、外部接続端子の引き出し位置を変更しないためには、ターミナルユニットの構造を変更する必要がある。すなわち、ステータ側にて通電タイミングを変更する場合は、レゾルバステータやターミナルユニットについて大掛かりな変更を余儀なくされる。
次に、ロータ側にて通電タイミングを変更する方法としては、ロータマグネットとレゾルバロータの周方向の角度位置関係を変更する方法がある。この場合、実施例1のモータ1では、マグネットホルダ51に形成されたレゾルバロータ接続片57の位置を、周方向に変更することにより、マグネット24とレゾルバロータ35の角度位置関係を容易に変更することができる。従って、ステータ側の変更とロータ側の変更とを比較すると、ロータ側の変更の方が、より容易に仕様を変更することができる。
ところが、ロータ側の設定を変更するには、レゾルバロータ接続片57の位置を変更する必要があり、設定変更に際し、専用のマグネットホルダ51を個別に設計する必要がある。このため、マグネットホルダ51に関しては、仕様に応じて、その都度、新規な金型を作製しなければならない。しかしながら、マグネットホルダ51の金型は比較的大きく、しかも、マグネット24を保持・固定する部分の形状が複雑なため金型構造も複雑となる。従って、金型製作に要する費用が嵩み、マグネットホルダが廉価な部品にならず、通電タイミングの変更に伴って相当のコスト増は避けられないという問題があった。
そこで、本発明の実施例2であるブラシレスモータ71では、マグネットホルダ72を軸方向に2分割し、マグネット保持部を共用化して金型費用の削減を実現している。すなわち、当該ブラシレスモータ71では、マグネットホルダ72は、マグネット保持部73と、レゾルバロータ接続部74の2部品から構成されており、両者はホルダ接合部75にて一体に接合されている。図5はマグネット保持部73、図6はレゾルバロータ接続部74の構成をそれぞれ示している。図5に示すように、マグネット保持部73は、図2のマグネットホルダ51における下半分を独立させた構成となっており、ベース部76とホルダアーム77が形成されている。
ホルダアーム77は、マグネットホルダ51と同様に、ベース部76から軸方向に延設されている。また、ホルダアーム77の断面は、略T字形になっている。隣接するホルダアーム77の間には、軸方向からマグネット24が圧入される。これにより、マグネット24は、ロータコア23の外周面とホルダアーム77との間に保持・固定される。ベース部76は、リング状に形成されている。ベース部76には、ロータシャフト22が挿通されるシャフト挿通孔78が形成されている。シャフト挿通孔78の周囲には、嵌合溝79が軸方向に沿って形成されている。嵌合溝79は、周方向に3カ所等分に配置されている。
一方、レゾルバロータ接続部74の図6(a)において右端側には、レゾルバロータ接続片57が設けられている。レゾルバロータ接続片57は、レゾルバロータ接続部74の端部から軸方向に向かって突設されており、周方向に等分に3個形成されている。前述同様、レゾルバロータ接続片57は、基片部58と嵌合爪59とから構成されており、レゾルバロータ35の嵌合溝66に軽圧入される。また、レゾルバロータ接続部74の左端側にも、マグネット保持部73との接続に使用される嵌合片81が突設されている。嵌合片81は、マグネット保持部73の嵌合溝79に対応して、周方向に3カ所等分に配置されている。嵌合溝79とこの嵌合片81によって、ホルダ接合部75が形成される。嵌合片81の周方向の寸法は、嵌合溝79の周方向の寸法よりも若干大きくなっている。レゾルバロータ接続部74は、嵌合片81を嵌合溝79内に軽圧入する形でマグネット保持部73に取り付けられる。
このようなマグネットホルダ72では、嵌合片81の周方向の位置を変更すると、マグネット24とレゾルバロータ接続片57の周方向の位置関係が変化する。すなわち、嵌合片81の位置設定により、マグネット24とレゾルバロータ35の角度位置関係を適宜変更することができる。この場合、図2のようなマグネットホルダ51では、前述のように、マグネットホルダ51全体を設計変更する必要があり、そのため、大型で複雑な金型を新規に作成する必要があった。これに対し、実施例2のモータ71では、マグネット24とレゾルバロータ35の角度位置関係を変更するには、レゾルバロータ接続部74の設計変更のみで足り、複雑な形状のマグネット保持部73はそのまま共用することができる。
すなわち、当該モータ71では、マグネット保持部73の形状は変更せずに、レゾルバロータ接続部74におけるレゾルバロータ接続片57の位置を周方向に角度調整するだけで通電タイミングの変更を行うことができる。従って、多種多様な仕様に対し、レゾルバロータ接続部74の変更のみで対応でき、仕様変更に際して大型で複雑な新規金型が不要となり、より安価な部品にて多くの車体ラインナップに柔軟に対応することが可能となる。また、新規に金型を製作するレゾルバロータ接続部74に関しても、アンダーカット部のない単純な形状のため、上下2分割の単純な金型で成形可能である。従って、本発明のモータによれば、金型費を抑えたコストパフォーマンスに優れる商品を提供することが可能となる。
さらに、レゾルバロータ接続部74は、金型を作製せずに切削加工にて製作可能であるため、試作等の少量生産を考えた場合、試作品作製のリードタイムを短縮することも可能となる。なお、ブラシレスモータでは、磁気回路長の違う仕様も存在するが、ラインナップ上、磁気回路長が短い仕様のマグネットホルダにより、長い仕様のモータのマグネット保持が十分可能であれば、短い仕様のマグネットホルダだけを作製すれば足りる。従って、その分、部品仕様を少なくでき、更なるコスト低減が可能となる。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前述の実施例では、レゾルバロータ接続片57と嵌合溝66によってレゾルバ結合部63を、また、嵌合溝79と嵌合片81によってホルダ接合部75をそれぞれ形成した構成を示したが、結合部63,接合部75において何れの側に凹凸を配置するかは適宜変更することが可能である。例えば、レゾルバ結合部63において、レゾルバロータ35側にピンを植設し、このピンが嵌合可能な切欠や孔、溝等をマグネットホルダ51に設けても良い。また、ホルダ接合部75における凹凸関係を逆に設定しても良い。
さらに、前述の実施例では、レゾルバロータ両側のスペーサを2個とも廃した構成を示したが、フランジ部64を設けることなく、レゾルバロータ35の図1において右側のみスペーサを配置するようにしても良い。加えて、マグネットホルダ51,71は、ロータシャフト22に固定される構成としたが、マグネットホルダ51,71をロータコア23に固定する構成としても良い。
一方、前述の実施例では、本発明によるステータをEPSの駆動源として用いられるブラシレスモータに使用した例を示したが、当該ステータは、EPS用ブラシレスモータには限定されず、他の用途のブラシレスモータにも広く適用可能である。また、EPSや各種車載電動品用のモータのみならず、本発明は、広くブラシレスモータ一般にも適用可能である。さらに、前述の実施例では、ラックアシスト式のEPSに使用されるブラシレスモータを示したが、コラムアシスト式等、他の方式のEPS用モータにも本発明は適用可能である。

Claims (8)

  1. ステータコアと、前記ステータコアに巻装されたコイルとを備えるステータと、
    前記ステータに対し回転自在に配置され、ロータシャフトと、前記ロータシャフトに固定されたロータコアと、前記ロータコアの外周に取り付けられたマグネットとを備えるロータと、
    前記ロータシャフトに取り付けられたレゾルバロータと、前記レゾルバロータの外側に配置されたレゾルバステータとを備えるレゾルバと、
    前記ロータに取り付けられ、前記マグネットを前記ロータコアの外周に保持・固定するマグネット保持部と、前記レゾルバロータと接続されるレゾルバロータ接続部とを備えるマグネットホルダと、を有し、
    前記レゾルバロータ接続部と前記マグネット保持部が分離可能であることを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 請求項1記載のブラシレスモータにおいて、前記レゾルバロータ接続部と前記レゾルバロータとの間に、前記レゾルバロータ接続部と前記レゾルバロータを結合するレゾルバ結合部を設けたことを特徴とするブラシレスモータ。
  3. 請求項2記載のブラシレスモータにおいて、前記レゾルバ結合部は、前記レゾルバロータ接続部に形成され軸方向に延びるレゾルバロータ接続片と、前記レゾルバロータに形成され前記レゾルバロータ接続片が嵌合する嵌合部とを有することを特徴とするブラシレスモータ。
  4. 請求項3記載のブラシレスモータにおいて、前記レゾルバロータ接続片は、前記マグネットに対し所定の角度位置関係を有し、前記嵌合部はレゾルバロータの外周に形成された凸部と所定の角度位置関係を有することを特徴とするブラシレスモータ。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載のブラシレスモータにおいて、前記ロータシャフトは、前記レゾルバロータが当接し、前記レゾルバロータの軸方向への移動を規制するフランジ部を有することを特徴とするブラシレスモータ。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載のブラシレスモータにおいて、前記レゾルバロータ接続部と前記マグネット保持部との間に、前記レゾルバロータ接続部と前記マグネット保持部を接合するホルダ接合部を設けたことを特徴とするブラシレスモータ。
  7. 請求項6記載のブラシレスモータにおいて、前記ホルダ接合部は、前記レゾルバロータ接続部に形成され軸方向に延びる嵌合片と、前記マグネット保持部に形成され前記嵌合片が嵌合する嵌合溝とを有することを特徴とするブラシレスモータ。
  8. ステータコアと、前記ステータコアに巻装されたコイルとを備えるステータと、
    前記ステータに対し回転自在に配置され、ロータシャフトと、前記ロータシャフトに固定されたロータコアと、前記ロータコアの外周に取り付けられたマグネットとを備えるロータと、
    前記ロータシャフトに取り付けられたレゾルバロータと、前記レゾルバロータの外側に配置されたレゾルバステータとを備えるレゾルバと、
    前記ロータに取り付けられ、前記マグネットを前記ロータコアの外周に保持・固定するマグネット保持部と、前記レゾルバロータと接続されるレゾルバロータ接続部とを備えるマグネットホルダと、
    前記ロータシャフトと一体的に形成され、前記レゾルバロータを前記レゾルバロータ接続部に取り付けたとき、前記レゾルバロータの一端側が当接して前記レゾルバロータの軸方向への移動が規制されるフランジ部と、を有することを特徴とするブラシレスモータ。
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