JP2009173670A5

JP2009173670A5 -

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Publication number: JP2009173670A5
Application number: JP2009075330A
Authority: JP
Filing date: 2009-03-26
Publication date: 2011-09-29
Anticipated expiration: 2023-10-29

Claims

バニリンを０．００５μｇ／ｍＬ以上２０μｇ／ｍＬ以下含有することを特徴とする飲食物。
バニリンの含有量が０．００５μｇ／ｍＬ以上１μｇ／ｍＬ以下である請求項１に記載の飲食物。
飲食物が、酒類または清涼飲料である請求項１または２に記載の飲食物。
酒類が、ビール、ビール様飲料、ウイスキー、焼酎、および果実酒類のいずれかである請求項１〜３のいずれか１項に記載の飲食物。
酒類が、ビールまたはビール様飲料である請求項３または４に記載の飲食物。
清涼飲料が、ジュース、コーヒー、茶、および麦芽飲料のいずれかである請求項３に記載の飲食物。
０．０５ｍｇ／１００ｇ以上のバニリンを含有する植物加工品を、水以外の原料に対して０．１〜５０重量％添加してなることを特徴とする請求項１〜６のいずれか１項に記載の飲食物。
植物加工品が、０．０５ｍｇ／１００ｇ〜１５０ｍｇ／１００ｇのバニリンを含有するものである請求項７に記載の飲食物。
植物加工品が、さらに、ｐ−クマル酸、バニリン酸、フェルラ酸、シリンガアルデヒドおよびプロトカテキュアルデヒドからなる群より選択される少なくとも１種のフェノール化合物を含むものである請求項７または８に記載の飲食物。
植物加工品を、水以外の原料に対して０．１〜５０重量％添加してなり、該植物加工品が、リグニンを含有する、植物又はその処理物（竹類又はその処理物を除く）を、０μｇ／ｍＬ以上１μｇ／ｍＬ以下の酸素濃度下にて、温度１４０℃以上２５０℃以下および圧力０．２５ＭＰａ以上４．５ＭＰａ以下の、水蒸気を含む気体で、高温高圧処理することにより、ｐ−クマル酸、バニリン、バニリン酸、フェルラ酸、シリンガアルデヒドおよびプロトカテキュアルデヒドからなる群より選択される少なくとも１種のフェノール化合物含有量を増加させることにより得られる、前記フェノール化合物含有量が増加した、植物又はその処理物の加工品であることを特徴とする請求項１〜６のいずれか１項に記載の飲食物。
植物加工品を、植物系原料の０．１〜４０重量％使用してなることを特徴とする請求項７〜１０のいずれか１項に記載の飲食物。
植物加工品が、麦芽加工品、麦芽穀皮加工品、コーヒー豆加工品、および茶類加工品の１または２種以上である請求項７〜１１のいずれか１項に記載の飲食物。
植物加工品が、麦芽加工品および／または麦芽穀皮加工品である請求項７〜１２のいずれか１項に記載の飲食物。
植物加工品が、ｐ−クマル酸、バニリン、バニリン酸、フェルラ酸、シリンガアルデヒドおよびプロトカテキュアルデヒドを含むものである請求項７〜１３のいずれか１項に記載の飲食物。
リグニンを含有する、植物又はその処理物を、０〜１μｇ／ｍＬの酸素濃度下、温度１４０℃以上２５０℃以下および圧力０．２５ＭＰａ以上４．５ＭＰａ以下の、水蒸気を含む気体で高温高圧処理することを特徴とする該植物又はその処理物に香味を付与する方法。
リグニンを含有する、植物又はその処理物中の脂質又はアルデヒドの酸化を抑えつつ、該植物又はその処理物に香味を付与する方法である、請求項１５に記載の方法。
リグニンを含有する植物又はその処理物が、穀類、樹木、茶類、コーヒー豆、豆類およびそれらの処理物、ならびに糖化かすから選ばれる１種以上であることを特徴とする請求項１５または１６のいずれか１項に記載の方法。
樹木が、落葉広葉樹又は常緑針葉樹である請求項１７に記載の方法。
水蒸気を含む気体が、温度１６０〜２５０℃および圧力０．５〜４．５ＭＰａの気体であることを特徴とする請求項１５〜１８のいずれか１項に記載の方法。
水蒸気を含む気体の温度が、１８０〜２５０℃であることを特徴とする請求項１５〜１９のいずれか１項に記載の方法。
高温高圧処理の時間が、１〜１２００秒間である請求項１５〜２０のいずれか１項に記載の方法。
水蒸気を含む気体が、脱気した液体由来であることを特徴とする請求項１５〜２１のいずれか１項に記載の方法。
処理前に、酸素濃度０〜１μｇ／ｍＬの気体で処理容器内を置換することを特徴とする請求項１５〜２２のいずれか１項に記載の方法。
酸素濃度０〜１μｇ／ｍＬの気体が、不活性ガス、二酸化炭素または脱酸素した気体であることを特徴とする請求項１５〜２３のいずれか１項に記載の方法。
水蒸気を含む気体が、水蒸気である請求項１５〜２４のいずれか１項に記載の方法。
請求項１５〜２５のいずれか１項に記載の方法により香味を付与された植物又はその処理物を、飲食物に含有させることを特徴とする飲食物に香味を付与する方法。
飲食物が、酒類および清涼飲料から選ばれる飲料または製菓および飯類から選ばれる食品であることを特徴とする請求項２６に記載の方法。
飲食物が、ビール、ビール様飲料、ウイスキー、焼酎、および果実酒類のいずれかである請求項２６または２７に記載の方法。
飲食物が、ビール又はビール様飲料である請求項２６〜２８のいずれか１項に記載の方法。
リグニンを含有する、植物又はその処理物を、０〜１μｇ／ｍＬの酸素濃度下、温度１４０℃以上２５０℃以下および圧力０．２５ＭＰａ以上４．５ＭＰａ以下の、水蒸気を含む気体で高温高圧処理する工程を含むことを特徴とする飲食物の香味改善方法。
リグニンを含有する、植物又はその処理物を、０〜１μｇ／ｍＬの酸素濃度下、温度１４０℃以上２５０℃以下および圧力０．２５ＭＰａ以上４．５ＭＰａ以下の、水蒸気を含む気体で高温高圧処理する工程を含むことを特徴とする香味が改善された飲食物の製造方法。
リグニンを含有する植物又はその処理物が、穀類、樹木、茶類、コーヒー豆、豆類およびそれらの処理物、ならびに糖化かすから選ばれる１種以上であることを特徴とする請求項３０または３１に記載の方法。
樹木が、落葉広葉樹又は常緑針葉樹である請求項３２に記載の方法。
飲食物が、酒類および清涼飲料から選ばれる飲料または製菓および飯類から選ばれる食品である請求項３０〜３３のいずれか１項に記載の方法。
飲食物が、ビール、ビール様飲料、コーヒー飲料、および茶飲料から選ばれる飲料である請求項３０〜３４のいずれか１項に記載の方法。
水蒸気を含む気体が、温度１６０〜２５０℃および圧力０．５〜４．５ＭＰａの気体であることを特徴とする請求項３０〜３５のいずれか１項に記載の方法。
水蒸気を含む気体の温度が、１８０〜２５０℃であることを特徴とする請求項３０〜３６のいずれか１項に記載の方法。
水蒸気を含む気体が、水蒸気である請求項３０〜３７のいずれか１項に記載の方法。