JP2002131306A - 飲料製造工程における酸素濃度監視方法及び酸素濃度監視装置 - Google Patents

飲料製造工程における酸素濃度監視方法及び酸素濃度監視装置

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JP2002131306A
JP2002131306A JP2000326126A JP2000326126A JP2002131306A JP 2002131306 A JP2002131306 A JP 2002131306A JP 2000326126 A JP2000326126 A JP 2000326126A JP 2000326126 A JP2000326126 A JP 2000326126A JP 2002131306 A JP2002131306 A JP 2002131306A
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storage tank
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gas
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Daisaku Kurokawa
大作 黒川
Satoshi Sekihashi
敏 関端
Jiyuushiro Saito
充司郎 斎藤
Rikiya Goto
力也 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】飲料充填機における飲料貯蔵タンク中の飲料の
溶存酸素量を連続して監視する。 【解決手段】 飲料充填機の飲料貯蔵タンク1内の空寸
部からガスを排気口28、排気管29を介して連続して
採取し、酸素測定装置40に供給する。酸素測定装置4
0は酸素測定器45を有し、送られたガスの酸素ガス濃
度を測定する。酸素ガスの濃度に基づき、貯蔵タンク内
のビール中の溶存酸素量が所定レベル以下かどうかを監
視する。また、飲料貯蔵タンクへ飲料を供給する供給路
より飲料を採取し、飲料中の酸素濃度を測定し監視す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、茶類飲料やビール
等のアルコール飲料の製造工程における酸素濃度を監視
する方法及びそれを行うための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】緑茶や紅茶などの茶類飲料や、ビール、
発泡酒などのアルコール飲料は、製造後の時間経過に伴
って酸化が進み、その香味が徐々に劣化してくる。これ
は、これらの飲料の製造工程中において混入した酸素が
主な原因である。たとえば、ビールの場合、製造工程中
で、極微量の酸素が混入した場合であっても、酸素分子
はビールの保存状態においてビール中に存在する金属イ
オン(Fe,Cu)から電子を移転されて部分還元さ
れ、活性酸素を生成する。この活性酸素はビール中のイ
ソフムロン、アルコール類などの様々な成分を酸化し、
老化臭の原因であるアルデヒト類の生成をもたらし、香
味の劣化を来す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この飲料の酸化を防止
するための対策の一つとして、製造工程における酸素の
混入を極力少なくする方策が種々検討されているが、こ
のためには製造工程における酸素濃度を常に把握してお
く必要があり、効果的な把握時期、把握方法が種々検討
されている。
【0004】本発明は、飲料の製造工程中で常時、リア
ルタイムに酸素濃度を監視する監視方法及び装置を提供
することを目的とするもので、充填直前の飲料の溶存酸
素量及び充填直前の飲料が貯蔵されている貯蔵タンク中
の気相の酸素濃度を測定・監視することにより、双方の
酸素濃度値から酸素による影響を総合的に判断するよう
にすることにある。
【0005】本発明者は、常時、リアルタイムに酸素量
を監視する時期及び対象として、充填前の製造工程中に
おける飲料中の溶存酸素量と充填直前に飲料を貯蔵する
貯蔵タンク内に形成されている気相に含まれる酸素の濃
度について着目した。
【0006】この貯蔵タンク内は、充填すべき飲料と空
寸部分の気相で占められており、気相中の酸素濃度によ
り、飲料中の溶存酸素量が影響を受ける。
【0007】即ち、この場合、飲料の占める液相と空寸
部分の気相とは気・液平衡関係が成立するから、夫々の
相中の酸素濃度に差を有する場合には、その濃度差を解
消すべく濃度の高い方から低い相に酸素が移行して濃度
平衡状態に収束する。従って、貯蔵タンクの気相の酸素
濃度が飲料の酸素濃度よりも高ければ、空気相から飲料
中に酸素が移行し、溶存酸素量を高めることとなる。
【0008】通常、この空寸部分には炭酸ガスあるいは
窒素ガス等飲料の香味に影響を与えない気体で置換す
る。従って、供給すべき気体の品質の良し悪しが空寸部
分の酸素濃度に大きく影響する。気体供給システムの不
備や故障で酸素が混入してしまうことも有り得る。
【0009】また、容器に飲料を充填する場合、炭酸ガ
スあるいは窒素ガスを容器に充填させておき、この充填
ガスを排気しつつ容器内に飲料を充填して行く。このと
き、排気される充填ガスは貯留タンク内に供給される構
造が一般的である。この場合、充填装置の動作不良によ
り、充填ガスで容器内が十分置換されなかった場合に
は、酸素残存量の高い充填ガスが貯蔵タンク内に送出さ
れてしまう。
【0010】また、この貯蔵タンク内の空寸部分の酸素
濃度が低くても、それ以前の、飲料そのものの製造時に
酸素の混入があって、飲料の溶存酸素濃度の上昇と言う
形で現れる可能性も考えられる。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、貯
蔵タンク内の気相相部分の酸素濃度及び貯蔵タンク内の
飲料の溶存酸素濃度を測定し、双方の酸素濃度値から飲
料に対する酸素の影響を判断する。
【0012】さらに、本発明では、貯蔵タンク中の気相
部分の酸素濃度及び貯蔵タンクに飲料を供給する供給路
を流れる飲料に含有される酸素濃度を測定・監視し、双
方の酸素濃度値から飲料に対する酸素の影響を判断す
る。これにより、充填工程よりも上流の、飲料そのもの
の製造工程において飲料中に溶け込んだ溶存酸素濃度と
貯蔵タンクの空寸部分の酸素濃度をそれぞれ監視するこ
とができ、酸素混入に問題のある工程を特定することが
可能となる。
【0013】また、貯蔵タンク内の空寸部分の気相中の
酸素濃度を常時、リアルタイムに測定・監視するシステ
ムとして、貯蔵タンクに直接酸素センサーを取り付け、
タンク内の空寸部分の酸素濃度を測定し、その測定デー
タ(電気信号)を別途外部に設けた判定装置や表示装置
にて表示しても良く、貯蔵タンク内の空寸部分の気体を
外部に排気し、その排気気体中の酸素濃度を測定器で測
定し、判定、表示しても良い。この場合に用いられる酸
素濃度計は、ガルバニ電池型センサー、ジルコニア型セ
ンンサーあるいは熱磁気風式酸素センサーを用いた測定
装置を使用することができる。
【0014】また、飲料の溶存酸素濃度を測定するもの
としては、先に述べたガルバニ電池型センサーあるいは
ジルコニア型センサーを用いたセンサーを用いた酸素濃
度測定装置を用い、これらセンサーを貯蔵タンクあるい
は貯蔵タンクに飲料を供給する配管路に取り付ける。
【0015】また、酸素濃度測定の結果、酸素濃度が所
定の許容値を超えていることが確認された場合には、測
定装置の測定情報に基づき飲料の充填作業を停止し、警
告を出力する。あるいは、酸素濃度所定値オーバーが例
えば貯蔵タンク内の空寸部分の酸素濃度が原因であるこ
とが測定により判明した場合、貯蔵タンクへの炭酸ガス
あるいは窒素ガスの供給を増加させて、酸素濃度上昇の
要因を改善することができる。
【0016】請求項1の発明は、飲料充填機に備えられ
た充填すべき飲料を貯蔵する飲料貯蔵タンク内の空寸部
の気体を連続して採取する工程と、採取した気体中の酸
素濃度を測定する工程と、当該測定値と予め設定した第
1基準濃度値と比較する工程と、測定した前記酸素濃度
値が前記第1基準値を超えたときに警報信号を発する第
1判定工程と、前記飲料貯蔵タンク内の飲料に含有され
る酸素濃度を連続して測定する工程と、測定された前記
飲料酸素濃度を予め設定した第2基準値と比較する第2
の比較工程と、前記第2基準値を超えたときに警報信号
を発する第2の判定工程とを有することを特徴とする飲
料製造工程における酸素濃度監視方法である。
【0017】請求項2の発明は、飲料充填機に備えられ
た充填すべき飲料を貯蔵する飲料貯蔵タンク内の空寸部
の気体を連続して採取する工程と、採取した気体中の酸
素濃度を測定する工程と、当該測定値と予め設定した第
1基準濃度値と比較する工程と、測定した前記酸素濃度
値が前記第1基準値を超えたときに警報信号を発する第
1判定工程と、飲料充填機に備えられた充填すべき飲料
を貯蔵する飲料貯蔵タンクに飲料を供給する飲料供給路
に流れる飲料に含有される酸素濃度を連続して測定する
工程と、測定された前記飲料酸素濃度を予め設定した第
2基準値と比較する第2比較工程と、前記第2基準値を
超えたときに警報信号を発する第2判定工程とを有する
ことを特徴とする飲料製造工程における酸素濃度監視方
法である。
【0018】請求項3の発明は、飲料充填機に備えられ
た充填すべき飲料を貯蔵する飲料貯蔵タンク内の空寸部
の気体を連続して採取する採取手段と、採取した気体中
の酸素濃度を測定する測定手段と、当該測定値と予め設
定した第1基準濃度値と比較する比較手段と、測定した
前記酸素濃度値が前記第1基準値を超えたときに警報信
号を発する第1判定手段と、前記飲料貯蔵タンク内の飲
料に含有される酸素濃度を連続して測定する測定手段
と、測定された前記飲料酸素濃度を予め設定した第2基
準値と比較する比較手段と、前記第2基準値を超えたと
きに警報信号を発する第2判定手段とを有することを特
徴とする飲料製造工程における酸素濃度監視装置であ
る。
【0019】請求項4の発明は、飲料充填機に備えられ
た充填すべき飲料を貯蔵する飲料貯蔵タンク内の空寸部
の気体を連続して採取する採取手段と、採取した気体中
の酸素濃度を測定する測定手段と、当該測定値と予め設
定した第1基準濃度値と比較する第1比較手段と、測定
した前記酸素濃度値が前記第1基準値を超えたときに警
報信号を発する第1判定手段と、飲料充填機に備えられ
た充填すべき飲料を貯蔵する飲料貯蔵タンクに飲料を供
給する飲料供給路に流れる飲料に含有される酸素濃度を
連続して測定する測定手段と、測定された前記飲料酸素
濃度を予め設定した第2基準値と比較する第2比較手段
と、前記第2基準値を超えたときに警報信号を発する第
2判定手段とを有することを特徴とする飲料製造工程に
おける酸素濃度監視装置である。
【0020】請求項5の発明は、ロータリー式飲料充填
機において、該飲料充填機に備えられた充填すべき飲料
を貯蔵する飲料貯蔵タンク内の空寸部の気体を飲料貯蔵
タンク外に流通させるための流通路と、該流通路からの
気体を受け取り飲料充填機外に送出するための前記飲料
貯蔵タンクの回転中心軸部に設けられたディストリビュ
ータと、該ディストリビュータより送出された気体中の
酸素濃度を常時測定する酸素測定器と、前記空寸部の気
体を前記流通路、前記ディストリビュータを介して前記
前記酸素濃度測定器に送出するための送出機と、前記酸
素濃度測定器からの酸素濃度を予め設定した基準値と比
較して当該測定値が前記基準値を超えた時に警報信号を
発する判定器とを有する飲料工程における酸素濃度監視
装置である。
【0021】請求項1乃至請求項4の発明においては、
飲料貯蔵タンク内の空寸部の気相中の酸素濃度と、飲料
貯蔵タンク中の飲料に含有される酸素濃度をそれぞれ常
時監視し、所定の基準値を超えたときに警報を信号が発
せられる。これにより充填される飲料の品質を常に高め
ることが可能となる。
【0022】また、請求項5の発明は、飲料貯蔵タンク
内の空寸部分の気相中の酸素濃度を測定、監視するにあ
たり、空寸部分のガスを連続的に採取し、所定の基準値
を超えたときに警報信号を発生する。
【発明の実施の形態】以下、本発明をより詳細に説明す
るために図面を参照して本願発明をビールの製造工程の
ビール充填工程に適用した実施例を説明する。
【0023】図1は、本発明が適用されるビールの充填
機1を示すもので、充填機1は環状の貯蔵タンク(フィ
ラーボウル)2を備え、この貯蔵タンク2の底部には複
数の充填バルブ3が等間隔で設けられている。充填バル
ブ3は液バルブ4、ベントチューブ5を有し、バルブ4
の作動により供給口6に当接する瓶10に液が注入され
るをようになっている。
【0024】液が注入される瓶10は貯蔵タンク2の下
方に設けられた昇降台11に移送されて載置され、昇降
台11を上昇させて瓶口を上記供給口6に密着させよう
にしている。なお、12は瓶10を供給口6に位置決め
するための支持部材であり、シール部材13を介して瓶
口を位置決めするようになっている。支持部材12は上
下に摺動する摺動棒13に支持されており、瓶10の上
下動に従い上下に動くようになっている。なお、図示さ
れていないが、本実施例はロータリー式飲料充填機であ
り、図示されていない回転軸を中心に図1を示す構成全
体が回転しつつ容器への充填が行われる。
【0025】図2はビール充填機1の上部構造を示し、
貯蔵タンク2の上部及び貯蔵タンク2に対してビールや
気体の給排を行うため、ディストリビュータ21を介し
て各種配管が接続されている。上述したように、本例の
飲料充填機は、ロータリー式充填機であり、貯蔵タンク
2も回転する。図2には詳細に示していないが、ディス
トリビュータ21を含む中心軸Mを回転中心として矢印
A方向に回転する。上記各種配管も貯蔵タンク2ととも
に回転するため、この配管内に流通するビールや気体を
充填機外から取り入れ、あるいは充填機外に排出するた
めには回転移動する各配管から流通物を受け取り、固定
の排出管に供給する(あるいは、その逆に固定の供給配
管から外部より供給されるビール、気体を回転移動する
各配管に供給する)介在手段が必要である。その介在手
段としてディストリビュータ21が設けられている。
【0026】ディストリビュータ21は環状の貯蔵タン
ク2の中央部に設けられ、ディストリビュータ21には
ビールを供給する供給管23が下方より、また、炭酸ガ
ス又は窒素ガスを供給する給気管24がディストリビュ
ータ21の上部に接続されている。ディストリビュータ
21に供給されたビールは12本の配管25を通して貯
蔵タンク2に供給される。また、給気管24を通して供
給される炭酸ガス、窒素等の気体は、2本の給気用の配
管26を通じて貯蔵タンク2の上部壁より貯蔵タンク2
内に接続されている。また、貯蔵タンク2の内周壁には
4本のバキューム用配管27が貫通し、ビールの充填さ
れる容器(瓶)内の気体を排気するために使用される。
【0027】貯蔵タンク2の上部壁には、貯蔵タンク2
内の上部空間より気体を排気するための排気口28が2
本設けられている。そして、排気口28はディストリビ
ュータ21を介して排気管29が接続され、排気管29
は後述する酸素ガス濃度測定装置に接続される。また、
ビールを供給する供給管23の管路内には溶存酸素計5
1が取付けられており、供給されるビールの溶存酸素量
を測定するようにしている。
【0028】図3は、本発明に係る溶存酸素監視システ
ムの概要を説明する系統図である。図2において説明し
た充填機1の貯蔵タンク2に設けられた排気口ト28に
接続される排気管29は貯蔵タンク内の空寸部分の気体
中に含まれる酸素濃度を測定するために酸素測定装置4
0に接続されている。なお、貯蔵タンク2には配管26
より置換ガスである炭酸ガスが供給され上部空間は炭酸
ガスで満たされている。
【0029】酸素測定装置40は、貯蔵タンク2からの
排気管29に接続されるガス通路41を有し、ガス通路
41に沿って、順次、流量調整弁42、フィルタ43、
流量計44、酸素測定器45、流量調整弁46、ポンプ
47を備えている。
【0030】上記構成の酸素測定装置40を貯蔵タンク
2からの排気管29に接続することにより、貯蔵タンク
2の上部空間のガスを酸素測定装置40に連続的に導入
して、そのガス中に含まれる酸素濃度の測定が可能とな
る。酸素測定器45で得られる測定結果は酸素測定器4
5の表示装置(図示せず)で常時監視することは可能で
あるが、本実施例では、測定結果をデータ処理装置45
1に送り、演算処理を行い必要とする情報が得られるよ
うにしている。すなわち、予め、炭酸ガスに含まれる酸
素ガス濃度の許容レベルを基準値として設定しておき、
酸素測定器45で測定された測定値と比較し、基準値を
超えたときに、貯蔵タンク2内空寸部に含まれる酸素量
が許容レベルを超えたものと判断し、その判断結果を表
示装置452に表示するようにしている。なお、本実施
例では、視覚的な警告方法を示したが、その他、データ
処理装置451からの警告信号に基づいて音など聴覚的
な警告を与えたり、製造ラインを停止するよにするよう
にしてもよい。
【0031】データ処理装置451は、また、炭酸ガス
に含まれる酸素ガスの濃度により、貯蔵タンク2内の炭
酸ガス濃度、即ち、貯蔵タンク内空寸部の炭酸ガスによ
る置換率を演算できるようにしてもよい。この場合、炭
酸ガスの置換率を貯蔵タンク内空寸部に含まれる酸素量
の監視の指標とすることができる。ここで、酸素濃度よ
り炭酸ガス濃度を算出するのは下記の式による。
【0032】酸素濃度÷0.209=空気量 (1) 100―空気量=炭酸ガス (2) また、溶存酸素測定センサ51は供給管23を流通する
ビール中の溶存酸素濃度を測定するもので、得られる測
定値はデータ処理装置451に送出され、そこで所定レ
ベルと比較される。そして、所定レベルを超えたとき警
報信号を表示装置452に出力するようにしている。
【0033】酸素測定装置40で使用される酸素測定器
45としては、本実施例においては熱磁気風式酸素セン
サーを使用している。ここで、熱磁気風式酸素センサー
の測定原理について説明する。
【0034】熱磁気風式酸素センサーは、磁気風の原理
で作動する。酸素は他のほとんどのガスと異なり、磁界
の影響を強く受け、磁界の中心部に引き寄せられる。
【0035】磁界の影響は温度に反比例するため、酸素
を含んだサンプルガスを加熱すると、磁界の影響が減少
する。したがって、磁界の中心部を加熱することによ
り、引き寄せられたサンプルガスは後から引きつけられ
たサンプルガスによって、磁界の中心部から追い出され
る。この繰り返しにより流れ(磁気風)が発生し、この
流れ(流量)は酸素濃度に左右される。
【0036】図4は熱磁気風式酸素センサーの測定チェ
ンバー内でのガスの流れを説明する図である。測定チェ
ンバー内のマグネット上には発風側及び受風側の一対の
サーミスタが設けられ、各サーミスタは加熱されてお
り、一定の温度となるように電流が制御されている。磁
石による磁界に引きつけられた酸素は加熱されたサーミ
スタにより磁界の影響力が低下し流れが生じる。内側
(発風側)のサーミスタは、この流れにより熱が奪われ
冷やされる。外側(受風側)のサーミスタは、熱を奪っ
た風により温められる。各サーミスタはブリッジ回路を
形成しており、流れによりバランスが変化する。このバ
ランスの変化を測定することにより、酸素濃度を測定す
ることが可能となる。したがって、酸素測定装置40に
上記の熱磁気風式酸素センサーを用いることにより、ガ
スを連続して導入しながらガス中の酸素濃度の測定が可
能となる。
【0037】図5は本実施例で使用される溶存酸素測定
センサー51の一例を示す。ここで使用される溶存酸素
測定センサー51は陰極、陽極にて構成される電極を電
解液で結合したポーラロ型アンぺロメトリック方式を採
用したものである。溶存酸素センサー51は、図示のよ
うに、本体511、ガラス管512、陽極513、陰極
514、電解液515及び先端の隔膜515により構成
されている。陽極513と陰極514とは電解液515
で結合され、被検液と電極とはガス透過膜である隔膜5
15で仕切られており、この透過膜515を透過してき
た酸素分子が、陰極514に加えられているポーラロ電
位によって還元される。このとき、酸素分圧に比例した
電流が生じる。この電流を測定することにより被検液中
の溶存酸素量を測定することが可能となる。次に、図2
及び図3に基づいて、本実施例の充填機1に酸素濃度測
定監視システムについて説明する。
【0038】貯蔵タンク2にはディストリビュータ21
よりビール配管25を経て瓶に充填するビールが供給さ
れる。
【0039】さて、本充填機は先に説明したように、ロ
ータリー式の充填機であり、図1、2に示すとおり中心
軸Mを回転中心として貯蔵タンク2を含む充填機1全体
が回転し、それに伴って容器10も回転しながら、充填
バルブ3を介して貯蔵タンク2内の飲料が充填される。
また、この間、貯蔵タンク2内の空寸部には給気管26
を通じて炭酸ガスが供給されており、空寸部中の空気
(酸素)を置換する。
【0040】なお、ビールの充填手順については、先
ず、容器内の空気をバキューム用配管27を通じて排気
し、続いて炭酸ガスを容器内に充填し、容器内の空気を
炭酸ガスで置換する。炭酸ガス充填後、容器内にビール
を充填する。この時排気される炭酸ガスは貯蔵タンク2
内に送出される。
【0041】上記一連のビール充填動作において、貯蔵
タンク2内の空寸部の気体を採取して、酸素濃度を測定
すると共に貯蔵タンク2に供給されるビール中の溶存酸
素濃度を測定し、双方の測定値に基づき、酸素によるビ
ールの香味劣化を防止するよう監視する。
【0042】上記構成からなる酸素濃度測定監視システ
ムによる酸素濃度の監視にあたり、貯蔵タンク2の空寸
部分のガス中酸素濃度の監視については、貯蔵タンク2
の上部空間のガスは排気口28より排気管29を経由し
て図3に示した酸素測定装置40に供給される。酸素測
定装置40に導入されたガスは流量調整弁41により所
定の流量に調整されてフィルタ43、流量計44を経て
酸素測定器45に送られる。酸素測定器45は、本実施
例では熱磁気風式酸素測定器が使用され、連続的に供給
してくるガス中の酸素ガスの濃度を測定する。そして酸
素測定値45の測定値を監視するとともに、データ処理
装置451における基準値との比較結果を示す表示装置
452により常に気体中の酸素濃度を監視する。
【0043】また、ビール中の酸素濃度の測定は、溶存
酸素測定センサー51で溶存酸素濃度を常時測定し、デ
ータ処理部451にて基準値と比較し、常時ビール中の
溶存酸素量を監視する。
【0044】このように、本実施例の酸素濃度測定監視
システムにおいては、貯蔵タンク内のビールに接する空
寸部の気相中に含まれる酸素を含有量を連続して測定、
監視するとともに、充填直前のビール中の酸素濃度をリ
アルタイムで監視することが可能となる。
【0045】上記実施例では、ビール中の酸素濃度の監
視にあたり、貯蔵タンク2にビールを供給する供給管2
3中のビールから溶存酸素量を測定する。これにより、
ビール中の酸素濃度が基準レベル以上の値を示した場合
は、充填工程より前の工程において酸素が溶け込む原因
があったことを知ることができる。なお、貯蔵タンク内
のビール中の酸素濃度の測定にあたっては、貯蔵タンク
内よりビールを採取することも可能である。
【0046】以上のように、本発明では、容器に充填す
る前のビール製造工程における酸素の影響を測定・監視
することができ、酸素の影響によって香味の劣化したビ
ールの製造を未然に防ぐことができ、常に、最良の香味
耐久性の優れた製品を製造することができる。
【0047】上述の実施例においては、酸素測定装置の
酸素センサーとして熱磁気風式酸素センサーを使用した
例について述べたが、他の形式の酸素センサー、例え
ば、ガルバニ電池型センサーのようなセンサーを用いる
ことができる。しかしながら、測定するガスが上述の実
施例のように炭酸ガスを主成分とするガスの場合、セン
サーが炭酸ガスにより劣化しづらい熱磁気風式酸素セン
サーが優れている。
【0048】また、溶存酸素計についても、図5に示し
た方式以外の方式も使用可能である。また、上述の実施
例は、ビールの充填機の貯蔵タンク内のビール中の溶存
酸素量を監視する装置について説明したが、本発明は、
ビールに限らず、緑茶、紅茶などの茶飲料や、発泡酒な
ど他のアルコール飲料等の他の飲料の充填機に適用でき
ることは言うまでもない。また、貯蔵タンク内の空気の
置換ガスとして炭酸ガスを例に述べたが、他のガス、例
えば、窒素ガスが置換ガスである場合も適用できる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したところから明らかなよう
に、本発明によれば、飲料容器に充填する直前で飲料の
香味に影響を与える酸素の量を常時、測定・監視し、影
響が無視できない酸素量に達したことを判断して警告す
るようにしたので、酸素を含有する飲料を充填すること
を未然に防ぐことができ、香味耐久性の優れた飲料製品
を提供することが可能となる。
【0050】また、ロータリー式飲料充填機におい飲料
貯蔵タンクの回転中心部に設けたディストリビュータを
介して回転する飲料貯蔵タンクより連続して空寸部内の
ガスの採取が可能となりガス中の酸素濃度の連続監視が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビール充填機の充填機構を説明する図である。
【図2】ビール充填機の貯蔵タンクを説明する図であ
る。
【図3】本発明による溶存酸素量監視システムのブロッ
ク図である。
【図4】熱磁気風式酸素測定器の説明図である。
【図5】溶存酸素計を示す図である。
【符号の説明】
1 ビール充填機 2 貯蔵タンク 23 ビール供給管 28 排気口 29 排気管 40 酸素測定装置 45 酸素測定器 451 データ処理装置 452 表示装置 51 溶存酸素計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 充司郎 宮城県名取市手倉田字八幡310−1 サッ ポロビール株式会社仙台工場内 (72)発明者 後藤 力也 東京都渋谷区恵比寿西一丁目12番14号 サ ッポロビール飲料株式会社内 Fターム(参考) 3E079 AA02 AB01 CC04 DD44 DD50 FF03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料充填機に備えられた充填すべき飲料
    を貯蔵する飲料貯蔵タンク内の空寸部の気体を連続して
    採取する工程と、採取した気体中の酸素濃度を測定する
    工程と、当該測定値と予め設定した第1基準濃度値と比
    較する工程と、測定した前記酸素濃度値が前記第1基準
    値を超えたときに警報信号を発する第1判定工程と、 前記飲料貯蔵タンク内の飲料に含有される酸素濃度を連
    続して測定する工程と、測定された前記飲料酸素濃度を
    予め設定した第2基準値と比較する第2の比較工程と、
    前記第2基準値を超えたときに警報信号を発する第2の
    判定工程とを有することを特徴とする飲料製造工程にお
    ける酸素濃度監視方法。
  2. 【請求項2】 飲料充填機に備えられた充填すべき飲
    料を貯蔵する飲料貯蔵タンク内の空寸部の気体を連続し
    て採取する工程と、採取した気体中の酸素濃度を測定す
    る工程と、当該測定値と予め設定した第1基準濃度値と
    比較する工程と、測定した前記酸素濃度値が前記第1基
    準値を超えたときに警報信号を発する第1判定工程と、 飲料充填機に備えられた充填すべき飲料を貯蔵する飲料
    貯蔵タンクに飲料を供給する飲料供給路に流れる飲料に
    含有される酸素濃度を連続して測定する工程と、測定さ
    れた前記飲料酸素濃度を予め設定した第2基準値と比較
    する第2比較工程と、前記第2基準値を超えたときに警
    報信号を発する第2判定工程とを有することを特徴とす
    る飲料製造工程における酸素濃度監視方法。
  3. 【請求項3】 飲料充填機に備えられた充填すべき飲
    料を貯蔵する飲料貯蔵タンク内の空寸部の気体を連続し
    て採取する採取手段と、採取した気体中の酸素濃度を測
    定する測定手段と、当該測定値と予め設定した第1基準
    濃度値と比較する比較手段と、測定した前記酸素濃度値
    が前記第1基準値を超えたときに警報信号を発する第1
    判定手段と、 前記飲料貯蔵タンク内の飲料に含有される酸素濃度を連
    続して測定する測定手段と、測定された前記飲料酸素濃
    度を予め設定した第2基準値と比較する比較手段と、前
    記第2基準値を超えたときに警報信号を発する第2判定
    手段とを有することを特徴とする飲料製造工程における
    酸素濃度監視装置。
  4. 【請求項4】 飲料充填機に備えられた充填すべき飲料
    を貯蔵する飲料貯蔵タンク内の空寸部の気体を連続して
    採取する採取手段と、採取した気体中の酸素濃度を測定
    する測定手段と、当該測定値と予め設定した第1基準濃
    度値と比較する第1比較手段と、測定した前記酸素濃度
    値が前記第1基準値を超えたときに警報信号を発する第
    1判定手段と、 飲料充填機に備えられた充填すべき飲料を貯蔵する飲料
    貯蔵タンクに飲料を供給する飲料供給路に流れる飲料に
    含有される酸素濃度を連続して測定する測定手段と、測
    定された前記飲料酸素濃度を予め設定した第2基準値と
    比較する第2比較手段と、前記第2基準値を超えたとき
    に警報信号を発する第2判定手段とを有することを特徴
    とする飲料製造工程における酸素濃度監視装置。
  5. 【請求項5】ロータリー式飲料充填機において、該飲料
    充填機に備えられた充填すべき飲料を貯蔵する飲料貯蔵
    タンク内の空寸部の気体を飲料貯蔵タンク外に流通させ
    るための流通路と、 該流通路からの気体を受け取り飲料充填機外に送出する
    ための前記飲料貯蔵タンクの回転中心軸部に設けられた
    ディストリビュータと、該ディストリビュータより送出
    された気体中の酸素濃度を常時測定する酸素測定器と、
    前記空寸部の気体を前記流通路、前記ディストリビュー
    タを介して前記前記酸素濃度測定器に送出するための送
    出機と、前記酸素濃度測定器からの酸素濃度を予め設定
    した基準値と比較して当該測定値が前記基準値を超えた
    時に警報信号を発する判定器とを有する飲料工程におけ
    る酸素濃度監視装置。
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