JPWO2016039121A1 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

空気入りタイヤ(10)は樹脂製のタイヤ骨格部材(20)により構成されている。タイヤ骨格部材(20)の内面には取付部(42)が設けられている。取付部(42)はタイヤ骨格部材(20)の内部に吸音材(44)を取付ける構成とされている。吸音材(44)には例えばスポンジ材が使用されており、吸音材(44)は吸音可能である。

Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。
下記特許文献1には、タイヤ骨格部材が樹脂材料により形成され、タイヤ骨格部材の外周面にゴム製のトレッドを設けた樹脂製の空気入りタイヤが開示されている。
特開平03−143701号公報
上記樹脂製の空気入りタイヤでは、車両走行時の路面の凹凸による内部空気の振動を抑制して、空洞共鳴音を減少させることが望まれていた。空洞共鳴音の減少には吸音材の採用が好ましいが、吸音材の採用には工夫が必要であった。
本発明は上記事実を考慮し、吸音材が簡単に取付可能な樹脂製の空気入りタイヤを得ることが目的である。
本発明の第1実施態様に係る空気入りタイヤは、樹脂製のタイヤ骨格部材と、タイヤ骨格部材の内面に設けられ、吸音可能な吸音材が取付けられる取付部と、を備えている。
第1実施態様に係る空気入りタイヤでは、タイヤ骨格部材が樹脂製とされる。このタイヤ骨格部材の内面には取付部が設けられる。
ここで、取付部が設けられるので、タイヤ骨格部材の内部に吸音可能な吸音材が簡単に取付けられる。このため、タイヤ骨格部材の内部に吸音材が取付けられると、吸音材により空洞共鳴音を減少させることができる。
本発明の第2実施態様に係る空気入りタイヤでは、第1実施態様に係る空気入りタイヤにおいて、取付部はそれぞれタイヤ骨格部材の内周面からタイヤ径方向内側へ突出され、かつタイヤ幅方向に離間された複数の突壁により構成され、突壁間の寸法が突壁の突出高さ寸法よりも大きくされている。
第2実施態様に係る空気入りタイヤによれば、取付部が複数の突壁により構成される。それぞれの突壁は、タイヤ骨格部材の内周面からタイヤ径方向内側へ突出され、かつタイヤ幅方向に離間される。ここで、突壁間の寸法が突壁の突出高さ寸法よりも大きくされる。表現を代えれば、突壁のタイヤ骨格部材の内周面からの突出高さが低くされる。このため、例えば、ホイールへの空気入りタイヤの装着作業や空気入りタイヤの交換作業において、タイヤレバーと取付部又は吸音材との接触が回避され、取付部又は吸音材の損傷を抑制することができる。
本発明の第3実施態様に係る空気入りタイヤでは、第1実施態様に係る空気入りタイヤにおいて、取付部は、タイヤ骨格部材のサイドウォール部からタイヤ幅方向内側へ突出された突壁により構成されている。
第3実施態様に係る空気入りタイヤによれば、取付部がタイヤ骨格部材のサイドウォール部からタイヤ幅方向内側へ突出された突壁により構成されるので、突壁の突出方向がタイヤ骨格部材のクラウン部の延在方向と一致される。このため、タイヤ骨格部材を成形する樹脂成形金型の抜き方向がクラウン部と取付部とで同一方向となるので、取付部がタイヤ骨格部材の成形の際に同時にかつ一体に成形可能となる。
本発明の第4実施態様に係る空気入りタイヤは、第1実施態様〜第3実施態様のいずれか1つに係る空気入りタイヤにおいて、取付部に吸音可能な吸音材が取付けられている。
第4実施態様に係る空気入りタイヤでは、取付部に吸音材が取付けられているので、吸音材により空洞共鳴音を減少させることができる。
本発明の第5実施態様に係る空気入りタイヤでは、第2実施態様に係る空気入りタイヤにおいて、突壁間の寸法よりも大きな幅寸法を有する帯状の吸音可能な吸音材が突壁間に嵌込まれている。
第5実施態様に係る空気入りタイヤによれば、突壁間に帯状の吸音材が嵌込まれる。ここで、吸音材の幅寸法が突壁間の寸法よりも大きくされる。このため、吸音材を幅方向に圧縮して(縮めて)その復元力により、突壁間に吸音材を簡易に嵌込むことができる。
本発明の第6実施態様に係る空気入りタイヤでは、第1実施態様に係る空気入りタイヤにおいて、取付部はタイヤ骨格部材の内周面においてタイヤ径方向外側へ窪む凹部により構成され、凹部のタイヤ幅方向の幅寸法が凹部の深さ寸法よりも大きくされている。
第6実施態様に係る空気入りタイヤによれば、取付部がタイヤ骨格部材の内周面においてタイヤ径方向外側へ窪む凹部により構成される。この凹部のタイヤ幅方向の幅寸法は凹部の深さ寸法よりも大きくされる。表現を代えれば、凹部の深さが浅くされる。このため、例えば、ホイールへの空気入りタイヤの装着作業や空気入りタイヤの交換作業において、タイヤレバーと取付部又は吸音材との接触が回避され、取付部又は吸音材の損傷を抑制させることができる。
本発明の第7実施態様に係る空気入りタイヤでは、第6実施態様に係る空気入りタイヤにおいて、凹部の幅寸法よりも大きな幅寸法を有する帯状の吸音可能な吸音材が凹部に嵌込まれている。
第7実施態様に係る空気入りタイヤによれば、取付部としての凹部に帯状の吸音材が嵌込まれる。ここで、吸音材の幅寸法が凹部の幅寸法よりも大きくされる。このため、吸音材を幅方向に圧縮して(縮めて)その復元力により、凹部に吸音材を簡易に嵌込むことができる。
本発明の第8実施態様に係る空気入りタイヤでは、第1実施態様〜第7実施態様のいずれか1つに係る空気入りタイヤにおいて、取付部はタイヤ骨格部材に一体に成形されている。
第8実施態様に係る空気入りタイヤによれば、取付部がタイヤ骨格部材に一体に成形されるので、部品点数を削減することができると共に、簡単な構造とすることができる。
本発明は、吸音材が簡単に取付可能な樹脂製の空気入りタイヤを得ることができるという優れた効果を有する。
本発明の第1実施の形態に係る空気入りタイヤの全体構成を示す径方向から見た断面図である。 図1に示される空気入りタイヤの上側断面部分を拡大した斜視図である。 図2に示される空気入りタイヤの分解斜視図である。 本発明の第2実施の形態に係る空気入りタイヤの図2に対応する斜視図である。 図4に示される空気入りタイヤのタイヤ骨格部材の一部とその成形に使用される樹脂成形金型の概要を示す断面図である。 第2実施の形態の変形例に係る空気入りタイヤの図4に対応する斜視図である。 本発明の第3実施の形態に係る空気入りタイヤの要部を径方向から見た拡大断面図である。
以下、図1〜図7を用いて、本発明の実施の形態に係る空気入りタイヤを説明する。なお、図中、適宜示される符号Aはタイヤ軸方向を示している。タイヤ軸方向Aは空気入りタイヤが装着される車両の車幅方向と一致されている。また、符号Cはタイヤ径方向を示している。
[第1実施の形態]
図1〜図3を用いて、本発明の第1実施の形態に係る空気入りタイヤを説明する。図1に示されるように、本実施の形態に係る空気入りタイヤ10は、図示を省略した車両の車軸12の端部に取付けられたホイール14のリム14Aに組付けられている。空気入りタイヤ10は車幅方向外側の一方のビード部22と車幅方向内側の他方のビード部22とをトロイド状に跨る樹脂製のタイヤ骨格部材20を備えている。タイヤ骨格部材20の外周面にはトレッド層30が設けられている。また、タイヤ骨格部材20の外側面にはサイド被覆層32Bが設けられている。そして、空気入りタイヤ10では、タイヤ骨格部材20の内周面に取付部42が設けられている。この取付部42により取付領域40が区画され、取付領域40には吸音可能とされる吸音材44が取付部42により取付けられている。
(タイヤ骨格部材の構成)
図1〜図3に示されるように、本実施の形態のタイヤ骨格部材20は樹脂材を用いた射出成形により成形されている。詳しく構造を説明すると、タイヤ骨格部材20は、クラウン部26、サイドウォール部28及びビード部22を備えている。クラウン部26はタイヤ骨格部材20の外周面に設けられている。サイドウォール部28は、クラウン部26のタイヤ軸方向両端部からそれぞれタイヤ径方向内側に延在され、クラウン部26と一体に形成されている。ビード部22は、サイドウォール部28のタイヤ径方向内側にそれぞれ設けられ、サイドウォール部28に一体に形成されている。
ビード部22にはビードコア34が埋設されている。ビードコア34として、金属製ビードコア、有機繊維製ビードコア、有機繊維材を樹脂材により被覆した樹脂製ビードコア、硬質樹脂製ビードコア等が使用可能とされている。なお、ビード部22の剛性が確保されて、ホイール14のリム14A(図1参照)に適切にビード部22が嵌合される場合には、ビードコア34は省略可能とされている。
樹脂材として、ゴム様の弾性を有する熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱硬化性樹脂等の樹脂材が使用可能とされている。走行時の弾性と製造時の成形性とを考慮すると、熱可塑性エラストマーが樹脂材として最適である。
熱可塑性エラストマーとして、日本工業規格(JIS)K6418に規定されるアミド系熱可塑性エラストマー(TPA)、エステル系熱可塑性エラストマー(TPC)、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、スチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)、ウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)、熱可塑性ゴム架橋体(TPV)、若しくはその他の熱可塑性エラストマー(TPZ)等が使用可能である。
また、樹脂材として熱可塑性樹脂が使用される場合、熱可塑性樹脂として、ウレタン樹脂、オレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂等が使用可能である。詳しく説明すると、国際標準化機構(ISO)75−2又はアメリカ材料試験協会(ASTM)D648に規定される荷重たわみ温度(0.45MPa荷重時)が78℃以上、JISのK7113に規定される引張降伏強さ、引張降伏点伸び、引張破壊伸びがそれぞれ10MPa以上、10%以上、50%以上、JISのK7206に規定されるビカット軟化温度(A法)が130℃以上の特性を有する熱可塑性樹脂が最適である。
本実施の形態では、タイヤ骨格部材20は、空気入りタイヤ10のタイヤ幅方向の中心部、すなわちタイヤ赤道面CL又はその近傍面を中心として左右対称の半割り形状により成形された半骨格部材20A、20Bを備えている。半骨格部材20A、20Bのクラウン部26のタイヤ幅方向の中心部側の端部同士が接合されて、タイヤ骨格部材20が構成されている。接合には接合材36が使用されている。また、接合には、タイヤ骨格部材20と同種又は異種の樹脂材を接合材36として使用する溶接法が使用可能である。また、接合には、クラウン部26の端部間に熱板を挟込み、端部同士を接近する方向に押付けながら熱板を除去して、溶融状態の端部同士を接合する熱板溶着法が使用可能である。この場合、溶融後に硬化した樹脂材が接合材36となる。更に、上記溶接法又は熱板溶着法に併用して、接合材36の一部として接着剤が使用されてもよい。
クラウン部26には例えば螺旋状に巻回された補強用のコード38が設けられている。コード38として、スチールコード、又は金属繊維や有機繊維により形成されたモノフィラメント(単線)、或いはこれらの繊維を撚ったマルチフィラメント(撚り線)が使用可能である。スチールコードの場合、クラウン部26のタイヤ径方向外側にシート状の熱可塑性樹脂材が貼付けられ、スチールコードは加熱されながら熱可塑性樹脂材に埋設される。なお、スチールコードが加熱されると共に、熱可塑性樹脂材が加熱されてもよい。
コード38がクラウン部26に設けられると、クラウン部26のタイヤ周方向の剛性を向上させることができると共に、クラウン部26の耐破壊性を向上させることができる。更に、空気入りタイヤ10では、クラウン部26において耐パンク性を高めることができる。なお、コード38はタイヤ幅方向において不連続に設けられてもよい。また、タイヤ骨格部材20のビード部22、クラウン部26、サイドウォール部28の少なくとも1つの部位に更なる補強材を設けて、タイヤ骨格部材20が補強されてもよい。補強材として、高分子材、金属製の繊維材、コード材、不織布材、織布材等が実用的に使用可能である。
(トレッド層の構成)
トレッド層30はタイヤ骨格部材20の外周面にクッションゴム32Aを介して設けられている。本実施の形態では、トレッド層30として、一般のゴム製の空気入りタイヤのトレッドゴムや、更生タイヤのトレッドゴムと同様のゴムが使用されている。また、クッションゴム32Aとして、予めトレッド面が成形された加硫済みのゴムを貼付けるプレキュア方式(コールド)更生タイヤのクッションゴムと同様のクッションゴムが使用可能である。なお、トレッド層30の踏面には、一般のゴム製の空気入りタイヤと同様に、排水用の溝30Aが形成されている。また、トレッド層30のトレッドパターンとしては、特に限定されず、公知のトレッドパターンが使用可能とされている。
(サイド被覆層の構成)
サイド被覆層32Bは一般のゴム製の空気入りタイヤのサイドウォール部及びビード部に使用されるゴムと同様のゴムにより形成されている。本実施の形態では、サイド被覆層32Bは、トレッド層30のタイヤ幅方向両端部からそれぞれサイドウォール部28の外面、ビード部22の外面及びビード部22の内面に沿って連続して形成されている。
サイド被覆層32Bの厚さは、ここではクッションゴム32Aの厚さと実質的に同一に設定されている。また、図3に示されるように、サイド被覆層32Bのクッションゴム32A側の端部にテーパ状の接合部32Dが設けられ、クッションゴム32Aのサイド被覆層32B側の端部にテーパ状の接合部32Cが設けられている。テーパ状とされているので、接合面積が増加されて接合部32Cと接合部32Dとが接合されている。
本実施の形態に係る空気入りタイヤ10では、タイヤ骨格部材20の外面全体がクッションゴム32A及びサイド被覆層32Bにより、すなわち加硫ゴムにより完全に覆われている。
(取付部の構成)
図1〜図3に示されるように、本実施の形態において、取付部42は、それぞれタイヤ骨格部材20の内周面からタイヤ径方向内側へ突出され、かつタイヤ幅方向に離間された一対の(複数の)第1突壁42A及び第2突壁42Bにより構成されている。
詳しく説明すると、第1突壁42Aは、車幅方向外側に配置され、タイヤ骨格部材20の周方向の全域にタイヤ軸方向から見て円環状に設けられている。第1突壁42Aの断面形状は径方向から見てU字状とされている。第1突壁42Aは、タイヤ骨格部材20と一体に成形されており、タイヤ骨格部材20と同様に樹脂製とされている。第2突壁42Bは、車幅方向内側に配置され、タイヤ骨格部材20の周方向の全域に同様に円環状に設けられている。第2突壁42Bは、第1突壁42Aと同様にU字状の断面形状とされ、タイヤ骨格部材20と一体に成形された樹脂製とされている。なお、第1突壁42A及び第2突壁42Bの断面形状は、U字状に限定されるものではなく、半円状、半楕円状、多角形状、台形状等により構成されてもよい。また、第1突壁42A、第2突壁42Bは周方向に断続的に設けられてもよい。また、第1突壁42Aの断続ピッチ(連続性が途切れる間隔)と第2突壁42Bの断続ピッチとが異なっていてもよい。更に、第1突壁42A、第2突壁42Bは、いずれか一方を連続的に設け、いずれか他方を断続的に設けてもよい。
図3に示されるように、本実施の形態では、タイヤ骨格部材20の内周面からの第1突壁42A、第2突壁42Bのそれぞれの突出高さHは同一とされている。例えば、突出高さHは10mm〜10cmとされている。この突出高さHはクラウン部26の厚さに比べて大きい設定とされている。第1突壁42Aと第2突壁42Bとの離間距離(第1突壁42Aの第2突壁42B側の壁面と第2突壁42Bの第1突壁42A側の壁面との距離)L1は、丁度、取付領域40の幅寸法と同一寸法とされており、突出高さHよりも大きい設定とされている。表現を代えれば、第1突壁42A、第2突壁42Bの突出高さHは、吸音材44を取付けられる程度に低く設定されている。さらに好ましくは、突壁の高さHは、吸音材44の高さの1/4以上である。
(吸音材の構成)
図1〜図3に示されるように、タイヤ骨格部材20の内周面の取付領域40には、取付部42の第1突壁42Aと第2突壁42Bとの間に嵌込まれた吸音材44が取付けられている。すなわち、吸音材44は取付部42により取付領域40に取付けられている。
吸音材44は、タイヤ幅方向に一定幅を有し、かつ長手方向をタイヤ骨格部材20の内周面に沿って延在させた帯状又は筒状により構成されている。吸音材44は海綿状の多孔構造体であり、ゴム、合成樹脂等の材料を発泡させたいわゆるスポンジ材が吸音材44として使用されている。詳しく説明すると、樹脂材として、熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱硬化性樹脂等の樹脂材が使用可能とされている。本実施の形態では、吸音材44のスポンジ材は、独立気泡(単独気泡)、連続気泡のいずれのタイプでも使用可能である。また、スポンジ材は、上記材料に動物繊維、植物繊維、合成繊維の少なくとも1つを絡合わせて一体的に形成されてもよい。本実施の形態において使用される吸音材44は、音のエネルギを効果的に熱エネルギに変換させ、音を減衰させている。また、吸音材44は防振性の点でも優れている。なお、本実施の形態では、音の反射性に優れたグラスウール材、フェルト材、発泡ゴム材等の材料が吸音材44に含まれてもよい。
ここで、図3に示されるように、吸音材44の厚さtは、10mm〜10cmに設定され、第1突壁42A及び第2突壁42Bの突出高さHと同等か、突出高さHよりも厚い構成とされている。更に、吸音材44のタイヤ幅方向の幅寸法L2は、第1突壁42Aと第2突壁42Bとの離間寸法L1(取付領域40のタイヤ幅方向の寸法)に対して大きい設定とされている。すなわち、吸音材44は、タイヤ幅方向に圧縮して(縮めて)第1突壁42Aと第2突壁42Bとの間に嵌込まれる構成とされている。なお、本実施の形態では、嵌込みと併せて、吸音材44は接着剤を用いて取付領域40に接着されてもよい。この場合、吸音材44が取付領域40に強固に取付けられる。
なお、本実施の形態に係る空気入りタイヤ10では、加硫成形において使用されるシリコン等の離型剤(内面液層)が少なくとも取付領域40に付着されていない。これは、タイヤ骨格部材20が樹脂製とされ、加硫成形に使用されるブラダーが一般的にブチルゴム製とされているので、タイヤ骨格部材20の内周面とブラダーとが密着し難く、離型剤が必要とされない。また、タイヤ骨格部材のトレッドゴム側をエンベロープで覆って仮組品を構成し加硫すると離型剤が必要とされない。このため、タイヤ骨格部材20の内周面に離型剤が必要とされない。従って、空気入りタイヤ10では、離型剤が付着されていないので、又離型剤を除去する工程を必要とせずに、取付領域40に接着剤が塗布可能である。このため、嵌込みと併せて、吸音材44の取付けに接着剤が使用可能である。
(空気入りタイヤの製造方法)
図1〜図3を用いて、本実施の形態に係る空気入りタイヤ10の製造方法を簡単に説明する。
まず最初に、図3に示される樹脂製のタイヤ骨格部材20、加硫済み又は半加硫状態のトレッド層30、加硫済み又は半加硫状態のサイド被覆層32Bが予め成形される。ここでは、タイヤ骨格部材20の貼付け部位に沿った形状にサイド被覆層32Bが成形されている。
タイヤ骨格部材20の外周面に未加硫ゴムのクッションゴム32Aが配置され、クッションゴム32Aのタイヤ径方向外側にトレッド層30が配置される。トレッド層30は帯状とされ、このトレッド層30がクッションゴム32Aの外周に円環状に巻付けられる。また、トレッド層30は予め円環状に形成され、このトレッド層30がクッションゴム32Aの外周に嵌込まれてもよい。トレッド層30の表面にはトレッドパターンが設けられている。
ここで、図3に示されるように、クッションゴム32Aはタイヤ骨格部材20の外周面に接着剤50を介して接着され、同様にトレッド層30はクッションゴム32Aの外周に接着剤52を介して接着される。本実施の形態では、接着剤50、52としてトリアジンチオール系接着剤が使用され、この接着剤は湿度70%以下の雰囲気中において塗布される。また、接着剤50、52として、塩化ゴム系接着剤、フェノール樹脂系接着剤、イソシアネート系接着剤、ハロゲン化ゴム系接着剤等が使用可能である。
また、接着剤50の塗布前にタイヤ骨格部材20の外周面にバフ掛け処理が行われ、同様に接着剤52の塗布前にクッションゴム32Aの表面にバフ掛け処理が行われる。バフ掛け処理はサンドペーパ、グラインダ等を用いて最表皮の少なくとも一部を取除く処理である。バフ掛け処理により、タイヤ骨格部材20の外周面への接着剤50の接着力が高められ、又クッションゴム32Aの表面への接着剤52の接着力が高められる。更に、バフ掛け処理の後に、タイヤ骨格部材20の外周面、クッションゴム32Aの表面に、それぞれアルコール液等を用いた洗浄による脱脂処理を行うことが好ましい。更に、バフ掛け処理の後に、タイヤ骨格部材20の外周面、クッションゴム32Aの表面に、それぞれコロナ放電処理、紫外線照射処理等の表面改質処理を行うことが好ましい。これらの処理により、接着力を高めることができる。
また、トレッド層30の裏面やクッションゴム32Aの表面にはゴムセメント組成物等の粘着材が予め塗布されることが好ましい。粘着材は仮止め作業に使用することができるので、作業性を向上させることができる。トレッド層30としてスチレン−ブタジエンゴム(SBR)が使用される場合、ゴムセメント組成物としてSBR系のスプライスセメントが使用されている。また、トレッド層30として天然ゴム(NR)の配合比が高いSBR系ゴムが使用される場合、ゴムセメント組成物としてブタジエンゴム(BR)を配合したSBR系のスプライスセメントが使用されている。更に、ゴムセメント組成物としては、液状BR等の液状エラストマーが配合された無溶剤セメント、イソプレンゴム(IR)とSBRとのブレンドを主成分とするセメント等が使用可能とされている。
次に、図3に示されるように、タイヤ骨格部材20の外側面(サイドウォール部28及びビード部22の外面)にサイド被覆層32Bが配置される。サイド被覆層32Bはタイヤ骨格部材20の外側面に接着剤54(又はゴムセメント組成物)を介して接着されている。接着剤54の塗布前に、タイヤ骨格部材20の外側面又はサイド被覆層32Bの裏面には上記と同様にバフ掛け処理等が行われる。なお、サイド被覆層32Bの外面にはメーカー名、商品名、タイヤサイズ等の記号、文字、数字等が設けられている。
トレッド層30及びサイド被覆層32Bが配置されたタイヤ骨格部材20の外面全体が図示を省略したエンベロープにより覆われ、このタイヤ骨格部材20がリムに近い構造を有する環状の一対の支持部材に組付けら、仮組品が形成される。エンベロープのタイヤ径方向内側の端縁は、ビード部22と支持部材のフランジ部との間に挟込まれる。また、トレッド層30の溝30Aにはゴム等の弾性体により形成された押付材が一時的に埋込まれる。この押付材は加硫成形後に取外される。エンベロープは、気密性及び伸縮性を有し、熱的及び化学的な安定性を有し、更に適度な強度を有するゴム製の被覆部材である。本実施の形態では、エンベロープとしてブチルゴムが使用されている。エンベロープには図示を省略したバルブが設けられ、バルブは図示を省略した真空装置に接続される構成とされている。真空装置によりエンベロープの内部が真空引きされると、エンベロープはトレッド層30及びサイド被覆層32Bをタイヤ骨格部材20側へ押付ける力を発生させる。
次に、仮組品が図示を省略した加硫成形装置内に搬入され、加硫成形装置内において加熱及び加圧されて仮組品が加硫成形される。加硫成形されると、仮組品は空気入りタイヤ10としてほぼ完成する。加硫成形後には、エンベロープ及び支持部材が取除かれる。
次に、図1〜図3に示されるように、空気入りタイヤ10においてタイヤ骨格部材20の内周面の取付領域40に、取付部42を用いて吸音材44が取付けられる。詳しく説明すると、吸音材44がタイヤ幅方向において圧縮され、このまま第1突壁42Aと第2突壁42Bとの間に嵌込まれる。吸音材44の復元力により、第1突壁42Aと第2突壁42Bとの間に吸音材44が保持される。また、接着剤が使用される場合には、吸音材44が取付領域40に取付けられる前に、予め取付領域40に接着剤が塗布される。吸音材44は接着剤を介して取付領域40に接着される。
上記一連の工程が完了すると、図1〜図3に示される本実施の形態に係る空気入りタイヤ10が完成する。
(本実施の形態の作用及び効果)
本実施の形態に係る空気入りタイヤ10では、図1〜図3に示されるように、タイヤ骨格部材20が樹脂製とされる。このタイヤ骨格部材20の内面には取付部42が設けられる。
ここで、取付部42が設けられるので、タイヤ骨格部材20の内部に吸音材44を簡単に取付けられる。このため、タイヤ骨格部材20の内部に吸音材44が取付けられると、吸音材44により空洞共鳴音を減少させることができる。
また、本実施の形態に係る空気入りタイヤ10では、タイヤ骨格部材20の内部に吸音材44が取付けられているので、吸音材44により空洞共鳴音を減少させることができる。
更に、本実施の形態に係る空気入りタイヤ10では、図1〜図3に示されるように、取付部42が複数の第1突壁42A及び第2突壁42Bにより構成される。第1突壁42A及び第2突壁42Bは、タイヤ骨格部材20の内周面からタイヤ径方向内側へ突出され、かつタイヤ幅方向に離間される。ここで、図3に示されるように、第1突壁42Aと第2突壁42Bとの離間距離L1が少なくとも第1突壁42A又は第2突壁42Bの突出高さHよりも大きくされる。表現を代えれば、少なくとも第1突壁42A又は第2突壁42Bのタイヤ骨格部材20の内周面からの突出高さHが低くされる。このため、例えば、ホイール14への空気入りタイヤ10の装着作業や空気入りタイヤ10の交換作業において、図1に一点鎖線により一部が示されるタイヤレバー72と第1突壁42A又は第2突壁42Bとの接触が回避され、取付部42又は吸音材44の損傷を抑制することができる。
また、本実施の形態に係る空気入りタイヤ10では、第1突壁42Aと第2突壁42Bとの間に帯状の吸音材44が嵌込まれる。ここで、吸音材44の幅寸法L2が第1突壁42Aと第2突壁42Bとの離間寸法L1よりも大きくされる。このため、吸音材44を幅方向に圧縮して(縮めて)その復元力により、第1突壁42Aと第2突壁42Bとの間に吸音材44を簡易に嵌込むことができる。
更に、本実施の形態に係る空気入りタイヤ10では、取付部42がタイヤ骨格部材20に一体に形成されるので、部品点数を削減することができると共に、簡単な構造とすることができる。
[第2実施の形態]
図4〜図6を用いて、本発明の第2実施の形態に係る空気入りタイヤを説明する。なお、本実施の形態及び後述する本発明の第3実施の形態において、前述の第1実施の形態に係る空気入りタイヤ10の構成と同一又は同等の構成には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(取付部の構成)
図4に示されるように、本実施の形態に係る空気入りタイヤ10は、第1実施の形態に係る空気入りタイヤ10の取付部42と異なる構成の取付部46を備えている。詳しく説明すると、取付部46はタイヤ骨格部材20の内面に設けられた一対の(複数の)第1突壁46A及び第2突壁46Bにより構成されている。第1突壁46Aは、タイヤ骨格部材20の半骨格部材20Aのサイドウォール部28からタイヤ幅方向内側へ突出され、周方向の全域に設けられている。第1突壁46Aの断面形状は径方向から見て細長い矩形状とされているので、第1突壁46Aは周方向を長手方向とする板状部位として構成されている。第1突壁46Aは半骨格部材20Aと一体に成形されており、半骨格部材20Aと同様の樹脂製とされている。第2突壁46Bは、半骨格部材20Bのサイドウォール部28からタイヤ幅方向内側へ突出され、周方向の全域に設けられている。第2突壁46Bは、第1突壁46Aと同様に細長い矩形状とされているので、板状部位として構成されている。更に、第2突壁46Bは半骨格部材20Bと一体に成形された樹脂製とされている。第1突壁46A及び第2突壁46Bとクラウン部26との間には吸音材44が嵌込まれる取付空間46Cが形成されている。
前述の第1実施の形態における第1突壁42A及び第2突壁42Bと同様に、第1突壁46A及び第2突壁46Bの断面形状は矩形状には限定されない。また、第1突壁46A及び第2突壁46Bは断続的に設けられてもよいし、第1突壁46Aの断続ピッチと第2突壁46Bの断続ピッチとが異なっていてもよい。また、第1突壁46A、第2突壁46Bは、いずれか一方を連続的に設け、いずれか他方を断続的に設けてもよい。
(吸音材の構成)
吸音材44は第1実施の形態における吸音材44と同様の構成とされている。図4に示されるように、吸音材44の車幅方向外側の一端部は、半骨格部材20Aのクラウン部26と第1突壁46Aとの間の取付空間46Cに嵌込まれている。径方向から見て、第1突壁46Aは、サイドウォール部28と一体に成形された箇所を支持点とする片持ち梁とされており、タイヤ幅方向内側の自由端では適度な撓みを許容されている。吸音材44自体も適度な弾力性を備えているので、吸音材44の嵌込みが容易に行える。一方、吸音材44の車幅方向内側の他端部は、半骨格部材20Bのクラウン部26と第2突壁46Bとの間の取付空間46Cに嵌込まれている。第1突壁46Aと同様に第2突壁46Bも片持ち梁とされているので、吸音材44の嵌込みが容易に行える。このように、吸音材44は取付部46によりタイヤ骨格部材20の内面に取付けられている。なお、吸音材44は、嵌込みに併せて、取付領域40又は第1突壁46A及び第2突壁46Bに接着剤により接着されてしてもよい。
(樹脂成形金型の構成)
ここで、図5を用いて、タイヤ骨格部材20の半骨格部材20Aの成形に使用される樹脂成形金型70について簡単に説明する。樹脂成形金型70は第1成形金型70Aと第2成形金型70Bとにより構成され、第1成形金型70Aと第2成形金型70Bとにより形成されるキャビティ内部において半骨格部材20Aが成形されている。半骨格部材20Aに一体に成形される第1突壁46Aは、前述の通り、タイヤ幅方向へ突出された断面形状により形成されており、クラウン部26の延在方向と一致されている。すなわち、第1成形金型70Aからの第1突壁46Aの抜き方向Rが、第1成形金型70Aからのクラウン部26の抜き方向Rと一致されている。なお、タイヤ骨格部材20の半骨格部材20B及び取付部46の第2突壁46Bは、同様の樹脂成形金型により成形されている。
(本実施の形態の作用及び効果)
本実施の形態に係る空気入りタイヤ10では、第1実施の形態に係る空気入りタイヤ10により得られる作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
また、本実施の形態に係る空気入りタイヤ10では、取付部46がタイヤ骨格部材20のサイドウォール部28からタイヤ幅方向内側へ突出されて形成されるので、取付部46の突出方向がタイヤ骨格部材20のクラウン部26の突出方向と一致される。このため、タイヤ骨格部材20を成形する樹脂成形金型70の抜き方向Rがクラウン部26と取付部46とで同一方向となるので、取付部46がタイヤ骨格部材20の成形の際に同時にかつ一体に成形可能となる。
(変形例)
第2実施の形態の変形例に係る空気入りタイヤ10は、図6に示されるように、取付領域40において、第1突壁46Aと第2突壁46Bとの間に吸音材44を嵌合させる構成とされている。
少し詳しく説明すると、吸音材44は、第1突壁46Aの第2突壁46B側の端部46Dと、第2突壁46Bの第1突壁46A側の端部46Eとの間に嵌込まれている。
ここで、図3に示される第1実施の形態に係る空気入りタイヤ10の離間寸法L1及び幅寸法L2の関係と同様に、吸音材44のタイヤ幅方向の幅寸法は第1突壁46Aの端部46Dと第2突壁46Bの端部46Eとの離間寸法よりも大きい設定とされている。また、吸音材44は、嵌込みと併せて、接着剤を用いて取付領域40に接着されてもよい。
本実施の形態の変形例に係る空気入りタイヤ10では、第2実施の形態に係る空気入りタイヤ10により得られる作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
[第3実施の形態]
図7を用いて、本発明の第3実施の形態に係る空気入りタイヤを説明する。
(取付部の構成)
図7に示されるように、本実施の形態に係る空気入りタイヤ10は、第1実施の形態に係る空気入りタイヤ10における取付部42と異なる構成の取付部48を備えている。詳しく説明すると、取付部48はタイヤ骨格部材20の内周面においてタイヤ径方向外側へ窪む凹部により構成され、周方向の全域に又は周方向に断続的に設けられている。なお、取付部48は、タイヤ骨格部材20のタイヤ幅方向の中間部においてクラウン部26に設けられてもよいし、半骨格部材20A、半骨格部材20Bのそれぞれのクラウン部26に設けられてもよい。
取付部48の凹部は、タイヤ幅方向に対向する側壁48A及び側壁48Bと、タイヤ骨格部材20の取付領域40となる底面48Cとを備えている。タイヤ幅方向において取付部48の側壁48Aと側壁48Bとの離間寸法(取付部48の幅方向)L1は、取付領域40の幅寸法と同一である。取付部48の深さDはタイヤ骨格部材20の内周面から底面48Cまでの寸法である。表現を代えれば、底面48Cを基準とすれば、深さDは取付部48の側壁48A及び48Bのタイヤ径方向内側への突出高さとなる。取付部48には、取付部48の離間寸法L1よりも大きい設定とされた幅寸法L2を有する帯状の吸音材44が嵌込まれている。
なお、本実施の形態では、タイヤ骨格部材20の径方向内側から径方向外側へ向かって見た取付部48の平面形状(凹部の開口形状)は矩形状とされているが、必ずしもこの形状に限定されない。例えば、取付部48の平面形状は、円形状、楕円形状、多角形状等の形状を周方向に連続的、かつ規則的に配列した幾何学的形状とされてもよい。
(本実施の形態の作用及び効果)
本実施の形態に係る空気入りタイヤ10では、第1実施の形態に係る空気入りタイヤ10により得られる作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
また、本実施の形態に係る空気入りタイヤ10では、取付部48がタイヤ骨格部材20の内周面においてタイヤ径方向外側へ窪む凹部により構成される。この取付部48の離間寸法L1は取付部48の深さDよりも大きくされる。表現を代えれば、取付部48の深さDが浅くされる。このため、例えば、前述の図1に示されるホイール14への空気入りタイヤ10の装着作業や空気入りタイヤ10の交換作業において、タイヤレバー72と取付部48との接触が回避され、取付部48又は吸音材44の損傷を抑制させることができる。
更に、本実施の形態に係る空気入りタイヤ10では、取付部48としての凹部に帯状の吸音材44が嵌込まれる。ここで、吸音材44の幅寸法L2が取付部48の離間寸法L1よりも大きくされる。このため、吸音材44を幅方向に圧縮して(縮めて)その復元力により、取付部48に吸音材44を簡易に嵌込むことができる。
[その他の実施形態]
上記実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、本発明は、タイヤ骨格部材のサイドウォール部に取付部を設けて、この取付部によりサイドウォール部に吸音材を取付けてもよい。また、本発明は、タイヤ骨格部材のクラウン部に第1突壁を設けると共にサイドウォール部に第2突壁を設け、第1突壁と第2突壁との間に吸音材を嵌込んでもよい。
また、上記実施の形態では、取付部がタイヤ骨格部材に一体に成形されているが、本発明は、タイヤ骨格部材に接着剤等により取付部を一体的に設けてもよい。
10 空気入りタイヤ
20 タイヤ骨格部材
22 ビード部
26 クラウン部
28 サイドウォール部
30 トレッド層
32A クッションゴム
32B サイド被覆層
40 取付領域
42、46、48 取付部
42A、46A 第1突壁
42B、46B 第2突壁
44 吸音材

Claims (8)

  1. 樹脂製のタイヤ骨格部材と、
    当該タイヤ骨格部材の内面に設けられ、吸音可能な吸音材が取付けられる取付部と、
    を備えた空気入りタイヤ。
  2. 前記取付部はそれぞれ前記タイヤ骨格部材の内周面からタイヤ径方向内側へ突出され、かつタイヤ幅方向に離間された複数の突壁により構成され、当該突壁間の寸法が当該突壁の突出高さ寸法よりも大きくされている請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記取付部は、前記タイヤ骨格部材のサイドウォール部からタイヤ幅方向内側へ突出された突壁により構成されている請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記取付部に吸音可能な吸音材が取付けられた請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記突壁間の寸法よりも大きな幅寸法を有する帯状の吸音可能な吸音材が前記突壁間に嵌込まれている請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記取付部は前記タイヤ骨格部材の内周面においてタイヤ径方向外側へ窪む凹部により構成され、当該凹部のタイヤ幅方向の幅寸法が当該凹部の深さ寸法よりも大きくされている請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記凹部の幅寸法よりも大きな幅寸法を有する帯状の吸音可能な吸音材が前記凹部に嵌込まれている請求項6に記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記取付部は前記タイヤ骨格部材に一体に成形されている請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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